JP3524573B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

Info

Publication number
JP3524573B2
JP3524573B2 JP02778694A JP2778694A JP3524573B2 JP 3524573 B2 JP3524573 B2 JP 3524573B2 JP 02778694 A JP02778694 A JP 02778694A JP 2778694 A JP2778694 A JP 2778694A JP 3524573 B2 JP3524573 B2 JP 3524573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
noise
line
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02778694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07236157A (ja
Inventor
健浩 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP02778694A priority Critical patent/JP3524573B2/ja
Publication of JPH07236157A publication Critical patent/JPH07236157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3524573B2 publication Critical patent/JP3524573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はビデオテープレコーダ
に関し、特にたとえば再生された輝度信号からコムフィ
ルタによって所定の成分を除去するとともに、再生され
た色信号から色ノイズ除去回路によって色ノイズ成分を
除去する、ビデオテープレコーダに関する。 【0002】 【従来の技術】図6を参照して、従来のSVHS(登録
商標)方式のビデオテープレコーダ1では、磁気テープ
2から再生された輝度信号(帯域:0MHz〜5MH
z)を、輝度信号処理回路3で処理し、3ラインロジカ
ルコムフィルタ4で3.58MHzの信号成分を除去し
て、加算器5に与える。また、再生された色信号を色信
号処理回路6に入力し、色信号処理回路6に含まれるク
ロストーク除去回路7でクロストークを除去するととも
に、カラーノイズリダクション(以下「CNR」)回路
8で色ノイズを除去する。そして、色信号処理回路6か
らの出力を加算器5に与えていた。ここで、CNR回路
8では、以下で述べるようにして色ノイズが除去されて
いた。すなわち、図7を参照して、入力された現ライン
の色差信号と加算器8aから出力され1H遅延回路8b
で遅延された色差信号すなわち1ライン前の色差信号と
を加算器8cで加算し、これによって得られたノイズ成
分をリミッタアンプ8dで処理し、加算器8aで現ライ
ンの色差信号とリミッタアンプ8dから出力された色差
信号とを減算していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のビデオテープレコーダ1では、CNR回路8を動作
させる場合に、輝度信号処理回路3に含まれるラインノ
イズキャンセラ(図示せず)で作成される非相関パルス
を用いないため、図3(A)および(H)からわかるよ
うに、映像信号に色成分が含まれる状態から含まれない
状態に移行する際に色だれが発生するという問題があっ
た。 【0004】このような問題を解決するために、従来か
らあるように、図7に示すリミッタアンプ8dの次段に
スイッチを設け、非相関パルスによってこれを開閉させ
ることも考えられるが、輝度信号は3ラインロジカルコ
ムフィルタ4を通すことによって1ライン遅れるため、
加算器5で輝度信号と色信号とを加算したとき、非相関
パルスによって色ノイズ除去がなされなかった部分と輝
度信号の非相関部分とが一致せず、色だれを防止できな
いという問題が生じる。 【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、色
だれを防止することができる、ビデオテープレコーダ
提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は、映像信号に
含まれる第1輝度信号からノイズを除去するかつノイズ
が除去された第2輝度信号を1ライン遅れで出力する第
1除去手段、映像信号に含まれる第1色信号からノイズ
を除去するかつノイズが除去された第2色信号を出力す
る第2除去手段、第2輝度信号および第2色信号を互い
に加算する加算手段、およびライン相関がないことを示
す非相関パルスを第1輝度信号に基づいて検出する検出
手段を備え、第2除去手段は、第2色信号を1ライン期
間にわたって遅延させる遅延手段、遅延手段によって遅
延された第2色信号に基づいて第1色信号からノイズを
除去するノイズ除去手段、および非相関パルスが検出さ
れたとき遅延手段への第2色信号の入力を禁止する禁止
手段を含む、ビデオテープレコーダである。 【0007】 【作用】色ノイズ除去回路において、1ライン遅延回路
の前段にスイッチが設けられる。そして、非相関パルス
が出力されたときこのスイッチがオフされ、非相関パル
スが出力されないときはスイッチはオンされたままとな
る。したがって、1ライン遅延回路からはスイッチがオ
フされた後も1ラインの色信号が出力され、この信号と
現ラインの色信号とに基づいて現ラインの色信号から色
ノイズが除去される。すなわち、色ノイズ除去動作が、
輝度信号処理回路における非相関の検出後さらに1ライ
ン行われる。これによって、色成分が含まれる状態から
含まれない状態に移行する際に非相関パルスによって色
成分がなくなった部分と、コムフィルタから出力される
輝度信号の非相関部分とが一致する。 【0008】 【発明の効果】この発明によれば、色信号の色成分がな
くなる部分と輝度信号の非相関部分とが一致するため、
色だれを防止することができる。この発明の上述の目
的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。 【0009】 【実施例】図1を参照して、この実施例のSVHS方式
のビデオテープレコーダ10は、映像再生ヘッド12を
含み、これによって磁気テープ14から映像信号が再生
される。再生された映像信号はプリアンプ16によって
増幅され、その後再生輝度信号および再生色信号が、そ
れぞれ輝度信号処理回路18および色信号処理回路20
に入力される。そして、輝度信号処理回路18で所定の
処理がなされた信号が、3ラインロジカルコムフィルタ
22に与えられ、ここで3.58MHzの輝度信号成分
が除去され、この成分が除去された輝度信号が加算器2
4に与えられる。色信号処理回路20では、クロストー
ク除去回路26でクロストークが除去された後、CNR
回路28で色差信号に含まれる色ノイズが除去される。 【0010】なお、このCNR回路28には、輝度信号
処理回路18に含まれるラインノイズキャンセラ30か
ら非相関パルスが与えられ、このパルスの有無によって
CNR回路28の動作が変化する。CNR回路28から
出力された色差信号は、その後加算器24に与えられ、
加算器24から輝度信号および色差信号が加算された信
号が出力される。 【0011】CNR回路28は、図2に示すように構成
される。すなわち、1ライン遅延回路30の前段に、非
相関パルスによってオン/オフされるスイッチ32が配
置される。このスイッチ32がオンされていれば、加算
器34から出力された色差信号が1ライン遅延回路30
に入力される。1ライン遅延回路30から出力された色
差信号(1ライン前)は、その後加算器36に与えら
れ、入力端子38からこの加算器32に与えられた現ラ
インの色差信号と加算される。これによって、加算器3
6からはノイズ成分が出力され、このノイズ成分がリミ
ッタアンプ40でリミッタをかけられるとともに所定の
重み付けをかけられる。そして、リミッタアンプ40か
ら出力されたノイズ成分が加算器34に与えられ、加算
器34に与えられた現フレームの色差信号から色ノイズ
成分が除去される。 【0012】一方、スイッチ32がオフされると、その
後1水平期間は1ライン遅延回路30から色差信号が出
力され、上述の処理がなされるが、それ以降はスイッチ
32がオンされてから1水平期間経過するまで、1ライ
ン遅延回路30から何も出力されない。このように1ラ
イン遅延回路30から信号が出力されない間は、入力端
子38から入力された色差信号が加算器36から出力さ
れ、リミッタアンプ40を経て加算器34に与えられ
る。したがって、入力端子38からの色差信号に色成分
が含まれるときは、加算器34からは、多少色レベルが
減少した色差信号が出力される。ただし、入力端子38
からの色差信号に色成分が含まれないときは、演算すべ
き要素がないので、加算器34からは、入力信号がその
まま出力される。 【0013】動作においてプリアンプ16からは図3
(A)に示すような映像信号が出力される。そして、こ
れに含まれる図3(B)に示すような輝度信号成分が輝
度信号処理回路18に入力され、図3(C)に示すよう
な色差信号成分が色信号処理回路20に入力される。輝
度信号処理回路18で所定の処理が施された輝度信号
は、その後3ラインロジカルコムフィルタ22で3.5
8MHzの成分を除去されるが、入力信号が1ライン分
遅延されるため、この3ラインロジカルコムフィルタ2
2からは図3(E)に示す信号が出力される。一方、色
信号処理回路20では、クロストーク除去回路26によ
って色信号のクロストークが除去されるため、クロスト
ーク除去回路26からは図3(F)に示すような色信号
が出力される。そして、この信号がCNR回路28に与
えられる。CNR回路28にはまた、ラインノイズキャ
ンセラ30から出力された非相関パルスが与えられる。
図3(B)に示す輝度信号からわかるように、レベルが
立ち上がるときおよび立ち下がるときにライン相関がと
れていないため、非相関パルスは図3(D)に示すよう
な波形となる。 【0014】このような非相関パルスが入力されること
によって、CNR回路28からは図3(G)に示すよう
な色差信号が出力される。輝度信号が立ち下がるときに
出力される非相関パルスによってCNR回路28のスイ
ッチ32がオフされるため、非相関パルス出力時までは
1ライン遅延回路30から色差信号が出力され、入力端
子38からの色信号から色ノイズ成分が除去されるが、
非相関パルスが出力された次の1水平期間は、1ライン
遅延回路30から信号が出力されない。ただし、このと
き入力端子38から入力される色差信号には色成分がな
いため、加算器34からは入力された色差信号がそのま
ま出力される。そして、これ以降は入力信号に色成分が
含まれていないため、CNR回路28から色成分を含ま
ない信号が出力され続ける。 【0015】この実施例によれば、図3(E)および
(G)からわかるように、ラインノイズキャンセラ30
から非相関パルスが出力されることによって色差信号に
色成分が含まれなくなった部分と、輝度信号の非相関部
分とが一致するため、色だれを防止することができる。
なお、この実施例では、図2に示すように加算器34か
ら出力されたすなわち色ノイズ成分が除去された色差信
号を1ライン遅延回路30に与えるようにしたが、この
発明は、この場合に限らず、図4に示すCNR回路42
の入力信号をそのままスイッチ32を介して1ライン遅
延回路30に与えるようにしてもよい。ただし、このよ
うな構成にすると、加算器36からは入力された色差信
号のノイズ成分および1ライン遅延回路30から出力さ
れた色差信号のノイズ成分が出力されるため、リミッタ
アンプ38の増幅率を、図2に示すCNR回路28に含
まれるリミッタアンプ38の増幅率よりも小さくする必
要がある。 【0016】また、この実施例では、ノイズ成分を抽出
するために加算器36を用いて説明したが、この発明
は、この場合に限らず、図5に示すCNR回路42のよ
うに、加算器36の代わりに2ラインロジカルコムフィ
ルタ44を用いるようにしても、ノイズ成分を抽出する
ことができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。 【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。 【図3】(A)は映像信号を示す波形図であり、(B)
は輝度信号を示す波形図であり、(C)は色差信号を示
す波形図であり、(D)は非相関パルスを示す波形図で
あり、(E)は3ラインロジカルコムフィルタの出力を
示す波形図であり、(F)はクロストーク除去回路の出
力を示す波形図であり、(G)はCNR回路の出力を示
す波形図であり、(H)は従来のCNR回路の出力を示
す波形図である。 【図4】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。 【図5】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。 【図6】従来技術を示すブロック図である。 【図7】図6に示す従来技術の一部を示すブロック図で
ある。 【符号の説明】 10 …ビデオテープレコーダ 18 …輝度信号処理回路 20 …色信号処理回路 22 …3ラインロジカルコムフィルタ 28 …CNR回路 30 …ラインノイズキャンセラ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】映像信号に含まれる第1輝度信号からノイ
    ズを除去するかつノイズが除去された第2輝度信号を1
    ライン遅れで出力する第1除去手段、 前記映像信号に含まれる第1色信号からノイズを除去す
    るかつノイズが除去された第2色信号を出力する第2除
    去手段、 前記第2輝度信号および前記第2色信号を互いに加算す
    る加算手段、およびライン相関がないことを示す非相関
    パルスを前記第1輝度信号に基づいて検出する検出手段
    を備え、 前記第2除去手段は、前記第2色信号を1ライン期間に
    わたって遅延させる遅延手段、前記遅延手段によって遅
    延された第2色信号に基づいて前記第1色信号からノイ
    ズを除去するノイズ除去手段、および前記非相関パルス
    が検出されたとき前記遅延手段への前記第2色信号の入
    力を禁止する禁止手段を含む、ビデオテープレコーダ
JP02778694A 1994-02-25 1994-02-25 ビデオテープレコーダ Expired - Fee Related JP3524573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02778694A JP3524573B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 ビデオテープレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02778694A JP3524573B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 ビデオテープレコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07236157A JPH07236157A (ja) 1995-09-05
JP3524573B2 true JP3524573B2 (ja) 2004-05-10

Family

ID=12230667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02778694A Expired - Fee Related JP3524573B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 ビデオテープレコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3524573B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07236157A (ja) 1995-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4241363A (en) Comb filter circuit
EP0618738B1 (en) Comb filter capable of reducing cross-color phenomena and noises
JP3524573B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2859526B2 (ja) 映像信号のノイズ除去回路
KR0178382B1 (ko) 콤필터를 사용한 휘도신호/칼라신호 분리회로 및 잡음 감소회로
JPH05328174A (ja) 動き適応ノイズリダクション回路
JP3139798B2 (ja) 信号ノイズ低減装置
JP2600544B2 (ja) 映像信号のy/c分離装置
JPH0724862Y2 (ja) ノイズキヤンセル回路
JP2537933B2 (ja) 映像信号分離装置
EP0420184B1 (en) Video signal processing circuit
JPH06133335A (ja) くし形フィルタ回路
JP3021194B2 (ja) 映像機器におけるクシ型フィルタ
JPS59186474A (ja) 映像信号処理回路
JP2744163B2 (ja) Pal色信号ノイズ除去回路
JP3077163B2 (ja) 波形歪み成分の除去回路
KR0156850B1 (ko) 레이저 디스크 플레이어 시스템의 엔티에스시/팔겸용 노이즈 제거회로
KR930011979B1 (ko) 영상신호의 휘도 및 색신호 분리회로
JP2986169B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP2669019B2 (ja) 非標準検出回路
JP2558087B2 (ja) 動き部分検出方法
JP2614638B2 (ja) ゴースト除去装置
JPH01212975A (ja) ノイズ除去回路
JPS62196987A (ja) 映像信号処理回路
JPS634754B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees