JP3521962B2 - Catvシステムにおける再送信用ユニット - Google Patents

Catvシステムにおける再送信用ユニット

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JP3521962B2 JP15916494A JP15916494A JP3521962B2 JP 3521962 B2 JP3521962 B2 JP 3521962B2 JP 15916494 A JP15916494 A JP 15916494A JP 15916494 A JP15916494 A JP 15916494A JP 3521962 B2 JP3521962 B2 JP 3521962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、スクランブル処理され
たテレビジョン信号を受信して、音声及び映像信号のレ
ベル調整及びチャンネル変換を行ってCATV伝送路に
送出するCATVシステムにおける再送信用ユニットに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、CATVシステムでは、CATV
システムのセンターにおいて、放送局等から送られてく
るテレビジョン信号を受信して、その中から1チャネル
分のテレビジョン信号を抽出し、音声中間周波信号と映
像中間周波信号とを分離した後、独立にレベル調整のた
めに増幅した後、両信号を混合し、所定のチャネルに変
換して、伝送路に送出することが行われいる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、最近、有料
視聴のために、スクランブル処理されたテレビジョン信
号が、放送局から送られてくることがある。この場合に
は、各家庭のテレビジョン受像機でスクランブル処理さ
れた信号を元の映像信号に復元、即ち、ディスクランブ
ルすることが必要である。復元に必要な映像信号の同期
信号が音声信号に重畳されており、復元過程では、音声
信号からこの同期信号を抽出して、映像信号の同期をと
ることが行われている。 【0004】しかし、上記の再送信用ユニットにおいて
は、音声中間周波信号増幅回路と映像中間周波信号増幅
回路とにおいて、使用されるフィルタの特性の相違によ
り、遅延時間が異なる。即ち、映像信号は、音声信号よ
りより遅延することになる。この遅延は、スクランブル
処理されていない通常のテレビジョン信号の場合には問
題にならない。しかし、テレビジョン信号がスクランブ
ル処理されている場合には、音声信号に重畳されている
映像の同期信号の映像信号に対するタイミングが速くな
る結果、各家庭でディスクランブル処理する場合に、映
像の復元ができないという問題がある。 【0005】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、CATVシステムにおい
て、スクランブル処理されたテレビジョン信号の復元を
可能とすることである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 【0007】上記課題を解決するための発明の構成は、
映像信号から水平同期信号を除去し、当該水平同期信号
を音声信号に重畳させることでスクランブル処理された
テレビジョン信号を受信し、当該受信テレビジョン信号
から1チャネルの信号を取出し、その信号から音声中間
周波信号と映像中間周波信号とを分離し、音声中間周波
信号に対して所定の送出レベルを得るために音声中間周
信号を増幅する音声中間周波信号増幅回路と、映像
間周波信号に対して所定の送出レベルを得るために映像
中間周波信号を増幅する映像中間周波信号増幅回路とを
有し、増幅された音声中間周波信号と増幅された映像
間周波信号とを混合して、所定の周波数に変換して、伝
送路に送出するCATVシステムにおける再送信用ユニ
ットにおいて、音声中間周波信号と映像中間周波信号の
分離から混合までのそれぞれの信号の遅延時間を等しく
する遅延補償回路を音声中間周波信号増幅回路に挿入し
たことを特徴とする。 【0008】 【作用及び発明の効果】上記の遅延補償回路により、音
中間周波信号の遅延時間と映像中間周波信号の遅延時
とが等しくなり、音声中間周波信号と映像中間周波
号の混合後において、音声中間周波信号に重畳されてい
る映像中間周波信号の同期信号は、スクランブル処理時
の同期信号と映像中間周波信号との関係に全く等しくな
る。 【0009】従って、スクランブル処理されたテレビジ
ョン信号を受信して、CATVの伝送路に再送信する場
合にも、各端末において、同期のとれた映像信号の復元
が可能となる。 【0010】 【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1はCATVシステムの再送信ユニット10
0を示している。CATVシステムのヘッドエッドにお
いて、放送衛星からスクランブル処理されたテレビジョ
ン信号が受信される。本実施例では、このスクランブル
処理は、同期圧縮方式であり、映像信号から水平同期信
号を除去して、この水平同期信号を音声信号に重畳させ
ることでスクランブル処理する方式である。よって、ス
クランブル処理された信号の復元は、音声信号から水平
同期信号を抽出することで実行される。テレビジョン信
号は入力端子INから入力し、帯域通過フィルタ10によ
り、信号処理される。帯域通過フィルタ10を通過した
信号は、周波数変換器11により中間周波信号に変換さ
れる。次に、この中間周波信号は、分岐器13により、
2つの信号に分岐される。一方の信号は映像中間周波信
号増幅回路Aに入力し、他方の信号は音声中間周波信号
増幅器Bに入力する。 【0011】映像中間周波信号増幅回路Aに入力した信
号はSAWフィルタ(超音波弾性波フィルタ)21によ
り映像中間周波信号が抽出され、映像中間周波増幅器2
2で増幅された後、混合器14に入力する。一方、音声
中間周波信号増幅回路Bに入力した信号はSAWフィル
タ31に入力により音声中間周波信号が抽出され、中間
周波増幅器32に入力する。この中間周波増幅器32の
出力信号は、本願発明の特徴部であるSAW遅延回路3
3に入力する。 【0012】SAW遅延回路33の出力信号は、中間周
波増幅器34、自動利得調整器35、中間周波増幅器3
6、帯域通過フィルタ37、中間周波増幅器38を介し
て、混合器14に入力する。混合器14で結合された映
像中間周波信号と音声中間周波信号は、周波数変換器1
6にて所定周波数帯のテレビジョン信号に変換され、帯
域通過フィルタ17を介してCATVシステムの伝送路
に送出される。 【0013】上記の回路において、映像中間周波信号増
幅回路AのSAWフィルタ21の遅延時間は3.1μs
であり、音声中間周波信号増幅器BのSAWフィルタ3
1、帯域通過フィルタ37の遅延時間は、それぞれ、
1.7μs、0.3μsである。よって、中間周波増幅
器22、32、34、36、37、自動利得調整器35
の遅延時間を無視すれば、音声中間周波信号増幅回路B
に、遅延時間が1.1μsのSAW遅延回路33を挿入
することで、映像中間周波信号増幅器Aにおける遅延時
間と音声中間周波信号増幅器Bにおける遅延時間とを等
しくすることができる。 【0014】この結果、混合器14において、音声信号
に重畳されている水平同期信号の存在位置は、映像信号
に対して正規の位置となり、正確な映像信号の復元が可
能となる。 【0015】尚、上記の実施例において、スクランブル
処理の方式は、同期圧縮方式の他、音声信号に映像信号
の解読するに必要なキー信号を挿入し、そのキー信号の
存在位置が映像信号の復元に関係のある場合の暗号化方
式であれば、他の方式でも採用できる。 【0016】又、音声中間周波増幅回路Bの遅延回路は
SAW遅延回路33の他、他の遅延回路を用いても良
い。さらに、中間周波増幅器等の遅延時間も考慮した遅
延時間の補償を行っても良い。 【0017】さらに、遅延補償は音声、映像共に中間周
波数で行っているが、ベースバンドの音声信号、映像信
号に対して実行しても良い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の具体的な実施例にかかるCATVシス
テムにおける再送信ユニットの構成を示したブロック
図。 【符号の説明】 A…映像中間周波信号増幅回路 B…音声中間周波信号増幅回路 10…帯域通過フィルタ 11…周波数変換器 13…分岐器 14…混合器 16…周波数変換器 21…SAWフィルタ 31…SAWフィルタ 33…SAW遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04K 1/04 H04H 1/02 H04N 5/00 H04N 7/10 H04N 7/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】映像信号から水平同期信号を除去し、当該
    水平同期信号を音声信号に重畳させることでスクランブ
    ル処理されたテレビジョン信号を受信し、当該受信テレ
    ビジョン信号から1チャネル分の信号を取出し、その
    信号から音声中間周波信号と映像中間周波信号とを生成
    し、分離し、前記音声中間周波信号に対して所定の送出
    レベルを得るために前記音声中間周波信号を増幅する音
    中間周波信号増幅回路と、前記映像中間周波信号に対
    して所定の送出レベルを得るために前記映像中間周波
    号を増幅する映像中間周波信号増幅回路とを有し、増幅
    された音声中間周波信号と増幅された映像中間周波信号
    とを混合して、所定の周波数に変換して、伝送路に送出
    するCATVシステムにおける再送信用ユニットにおい
    て、 前記音声中間周波信号と前記映像中間周波信号の分離か
    ら混合までのそれぞれの信号の遅延時間を等しくする遅
    延補償回路を前記音声中間周波信号増幅回路に挿入した
    ことを特徴とするCATVシステムにおける再送信用ユ
    ニット。
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