JP3521702B2 - 車両用情報提示システム - Google Patents

車両用情報提示システム

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JP3521702B2
JP3521702B2 JP23872597A JP23872597A JP3521702B2 JP 3521702 B2 JP3521702 B2 JP 3521702B2 JP 23872597 A JP23872597 A JP 23872597A JP 23872597 A JP23872597 A JP 23872597A JP 3521702 B2 JP3521702 B2 JP 3521702B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用情報提示シ
ステムに関し、特に、車両内の映像信号及び音声信号を
複数扱う情報機器を通信バスに接続する場合に利用する
ことができる車両用情報提示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通情報提供システムや各種情報
機器等を予め車両に搭載し、各機器を多重伝送ネットワ
ークを介して接続し、必要に応じて機器を選択して利用
できるように構成されたシステムが提案されている。
【0003】例えば、特開平4−326896号公報記
載の「車載用データ通信システム」は、スピーカに接続
されたディジタルアンプを一系統分有し、セレクタに入
力されるテープデッキやチューナやマルチCDプレーヤ
等からの音声信号を切り替えて選択し、選択後の音声信
号をディジタルアンプで増幅してスピーカから出力する
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで例えば、複数の
音声信号をセレクタに接続しておき、その中から1つを
選択するシステムの構成方法を、映像信号の選択方法に
応用して考えることとする。しかしながら、セレクタに
複数の映像信号を接続する場合には、一般に、チャネル
番号が表記された複数の「Video In」端子に接
続するようになっているので、映像機器から出力される
映像信号をどの端子に接続したかその都度覚えておく必
要があり、オペレータに複雑な設定操作を強いるといっ
た問題の発生が考えられる。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的として、複数の情報信号が入力されるチャネル
番号を自動的に識別することができる車両用情報提示シ
ステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、映像信号及び音声信号のうち
少なくとも一つの情報信号を出力可能な複数の出力機器
と、これらの情報信号を各チャネルに入力していずれか
1つを選択する選択機器と、選択機器からの情報信号を
提示するとともに全機器の動作を管理する管理機器と、
選択機器からの情報信号を提示する提示機器とを通信バ
スを介して接続する車両用情報提示システムであって、
前記管理機器は、前記複数の出力機器の通信アドレス及
び機能名称を登録するアドレス登録手段と、情報信号を
出力させるための出力要求情報を前記複数の出力機器の
うちの1つに送信する一方、情報信号を停止させるため
の停止要求情報を他の出力機器に送信する第1の送信手
段と、選択すべきチャネル番号を指定するチャネル指定
情報を前記選択機器に送信する第2の送信手段と、前記
選択機器から出力信号が出力される場合には、指定され
たチャネル番号に対応する通信アドレス及び機能名称か
らなる管理テーブルを生成する管理テーブル生成手段
と、チャネル番号が入力された場合には、管理テーブル
に対応させて当該チャネル番号の情報信号を提示するよ
うに制御する制御手段と、生成された管理テーブルの管
理情報を提示機器に転送する転送手段と、を有し、前記
提示機器は、受信された管理情報に基づいて管理テーブ
ルを再生する管理テーブル再生手段と、チャネル番号が
入力された場合には、該管理テーブルに対応させて当該
チャネル番号の情報信号を提示する提示手段とを有する
ことを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記制御手段は、チャネル番号が入力された場
合には、管理テーブルに対応させて、当該チャネル番号
を有する出力機器に出力要求情報を送信するように制御
する一方、他の出力機器に停止要求情報を送信するよう
に制御し、さらに、当該チャネル番号を表すチャネル指
定情報を前記選択機器に送信するように制御することを
要旨とする。
【0008】
【0009】請求項記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記複数の出力機器は、それぞれ受信された出
力要求情報又は停止要求情報に応じて、情報信号を出力
又は停止するように切り替える切替手段を有することを
要旨とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、管理機
器は、複数の出力機器の通信アドレス及び機能名称を登
録し、情報信号を出力させるための出力要求情報を複数
の出力機器のうちの1つに送信する一方、情報信号を停
止させるための停止要求情報を他の出力機器に送信す
る。次に、選択すべきチャネル番号を指定するチャネル
指定情報を選択機器に送信し、選択機器から出力信号が
出力される場合には、指定されたチャネル番号に対応す
る通信アドレス及び機能名称からなる管理テーブルを生
成する。ここで、チャネル番号が入力された場合には、
管理テーブルに対応させて当該チャネル番号の情報信号
を提示するように制御することで、複数の情報信号が入
力されるチャネル番号を自動的に識別することができ、
容易に所望のチャネル番号の情報信号を提示することが
できる。また、管理機器は、生成された管理テーブルの
管理情報を提示機器に転送し、提示機器は、受信された
管理情報に基づいて管理テーブルを再生する。ここで、
チャネル番号が入力された場合には、この管理テーブル
に対応させて当該チャネル番号の情報信号を提示するこ
とで、提示機器でも、容易に所望のチャネル番号の情報
信号を提示することができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明によれば、チ
ャネル番号が入力された場合には、管理テーブルに対応
させて、当該チャネル番号を有する出力機器に出力要求
情報を送信するように制御する一方、他の出力機器に停
止要求情報を送信するように制御し、さらに、当該チャ
ネル番号を表すチャネル指定情報を前記選択機器に送信
するように制御することで、容易に所望のチャネル番号
の情報信号を提示することができる。
【0015】
【0016】また、請求項記載の本発明によれば、複
数の出力機器は、それぞれ受信された出力要求情報又は
停止要求情報に応じて、情報信号を出力又は停止するよ
うに切り替えるようにしているので、管理機器は任意の
出力機器に情報信号を出力又は停止させることができ、
この結果、選択機器に入力される情報信号の出力元を限
定することができるので、選択機器に入力されるチャネ
ル番号を自動的に識別することができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る車両用情報提示システムの構成を示す図であ
る。図1において、前席モニタ装置11は、ディスプレ
イ13と画面のチャネル番号を切り替えるためのスイッ
チ15とを接続し、システム全体のノード管理機能を有
する装置である。
【0021】後席モニタ装置21は、ディスプレイ13
と同一構成のディスプレイ23と画面のチャネル番号を
切り替えるためのスイッチ25とを接続し、前席モニタ
装置11から転送された管理情報に応じて自装置を管理
する装置である。なお、画面のチャネル番号を切り替え
るためのスイッチ15,25は、リモコン装置で構成す
ることも可能である。
【0022】マルチプレクサ装置31は、映像信号入力
端子に接続して選択する2つのマルチプレクサ33,3
5と、マルチプレクサ33,35の切り替えを制御する
マルチプレクサ制御部37とを有する装置である。マル
チプレクサ装置31の出力は、前席モニタ装置11と後
席モニタ装置21に接続されている。なお、本実施の形
態においては、マルチプレクサ装置31は、便宜上、映
像信号を切り替える場合について説明するが、音声信号
の切り替えについても同様に動作するものである。
【0023】ナビゲーション装置41は、映像信号を切
り替える機能を有する映像信号切り替え器43を有する
ナビゲーション装置である。TVチューナー装置51
は、映像信号を切り替える機能を有する映像信号切り替
え器53を有するTVチューナー装置である。ナビゲー
ション装置41とTVチューナ装置51の出力はマルチ
プレクサ装置31に入力されている。また、ナビゲーシ
ョン装置41とTVチューナ装置51とが有する映像信
号切り替え器43,53は、例えば図2に示すように、
自装置が有する映像信号出力部45からの映像信号とG
ND信号とを切り替えるアナログスイッチ47と、通信
バス61を介して受信される指示情報に基づいてアナロ
グスイッチ47の切り替えを制御する制御部49から構
成されている。
【0024】次に、図3を用いて、通信バス61に接続
される各装置の基本構成と動作を説明する。各装置は、
図3に示すような基本構成71を有しており、マイクロ
プロセッサCPU73と、実行プログラムや各種データ
を保存するROM75と、実行プログラムによって通信
用バッファや管理テーブル等に使用されるRAM77
と、通信バス61を介して各装置との間で通信を行うた
めの集積回路である多重通信用IC79、信号レベルを
変換する通信ドライバ81からなる。なお、ROM7
5、RAM77は、電気的に書き換え可能なフラッシュ
型メモリを用いても同様の機能を有する装置を構成する
ことができる。
【0025】この基本構成に対して、ナビゲーション装
置41には、表示のために描画して映像信号を出力する
描画回路83と、操作系スイッチを接続するためのスイ
ッチ入力回路85等が内蔵されている。これらの基本構
成に対して、各ノードの機能を実現するためのソフトウ
エアがROM75に内蔵されており、その実行プログラ
ムによりシステム全体の動作が規定される。通信バス6
1に接続されている機器が多重通信IC79を介して他
の機器と情報の授受を行うためには、その初期化プログ
ラムにおいて内部バス87を介して接続されている多重
通信用IC79の設定を行うことになる。
【0026】次に、図4(a)に示すフローチャートを
用いて前席モニタ装置11で行われる一連の処理につい
て説明する。前席モニタ装置11における管理ノード処
理の場合、図4(a)において、まず、ステップS10
では、自装置のハードウェアを初期化する。この場合、
描画回路83やスイッチ入力回路85を初期化する。次
に、多重通信用IC79の初期化として、ROM75に
予め記憶してある自装置の通信アドレス「255」を読
み出して多重通信用IC79に設定する。なお、前席モ
ニタ装置11は管理ノードとしての機能を有するので、
最優先の管理アドレス「255」が割り付けられてい
る。
【0027】なお、通信アドレスが255の場合には、
管理ノードの管理アドレスに対応することになる。ま
た、通信アドレスが1〜100の場合には、例えば、ア
ドレス固定型ノードの固定アドレス領域に対応すること
になり、さらに、通信アドレスが101〜254の場合
には、アドレス可変型ノードの可変アドレス領域に対応
することになる。
【0028】また、多重通信用IC79では非同期通信
を行うため、CPU73を割り込み処理に設定して初期
化し、その後行われる通信タスクを割り込み処理として
設定する。次に、ステップS20では、多重通信用IC
79に通信許可を与え、初期化処理を終了する。初期化
処理を終了した後に、ステップS25では、自装置のア
プリケーションとして搭載されているモニタ機能の実行
を開始する。なお、本実施の形態では、アプリケーショ
ンとして簡単のためループ処理を実行するようにした
が、実際には、通信処理と同様に操作処理や、自車位置
情報の更新による処理等に分割され別タスクとなる。
【0029】また、後席モニタ装置21、マルチプレク
サ装置31、ナビゲーション装置41及びTVチューナ
装置51における非管理ノード処理の場合は、図4
(b)において、ステップS55では、自装置のハード
ウェアを初期化する。この場合、ステップS15と同様
に、多重通信用IC79を初期化して、ROM75に予
め記憶してある自装置の通信アドレス等を読み出して多
重通信用IC79に設定する。なお、後席モニタ装置2
1及びマルチプレクサ装置31はアドレス固定型ノード
としての機能を有するので、それぞれ固定アドレス「2
54」,「253」が割り付けられている。
【0030】また、多重通信用IC79では非同期通信
が行われるため、CPU73を割り込み処理に設定して
初期化し、その後行われる通信タスクを割り込み処理と
して設定する。次に、ステップS60では、多重通信用
IC79に通信許可を与え、初期化処理を終了する。
【0031】次に、ステップS65では、管理ノードと
して機能する前席モニタ装置11へ自装置の通信アドレ
ス及び機能を登録する。即ち、多重通信用IC79に設
定されている固定通信アドレスを通信バス61を介して
マスタ装置に送信する。初期化処理を終了した後に、ス
テップS70では、自装置のアプリケーションとして搭
載されているソフトウエアの実行を開始する。
【0032】以上、各装置における初期化処理の手順に
ついて説明したが、実際にネットワークを構成して各装
置に初期化処理を施す場合には、種々の設定を必要とす
る。また、トークンパッシング方式を用いて通信アドレ
スを設定するので、活線状態でのネットワークへの参加
が可能になる。なお、このような用途の多重通信用IC
39として、例えば米国STANDARD MAICR
OSYSTEMS社製のARCNETプロトコルIC、
COM20020Bが知られており、このような形態の
ネットワークを構築することができる。この多重通信用
ICの詳細な初期化設定方法については、同社の取り扱
い説明書に記載されているので、その説明を省略する。
【0033】次に、図5に示すフローチャートを用いて
管理ノードにおける初期化処理を終了した後の通信処理
について説明する。なお、初期化処理においては、割り
込み処理について説明したが、図5に示すフローチャー
トは通信に関する割り込み処理が終了した後に処理され
る手順であり、特に、送受信が必要な場合に呼び出され
る処理を示すものである。まず、各装置の初期化が終了
した後の処理について説明する。なお、以下においては
便宜上、管理ノードや非管理ノード等の機能的名称を用
いて説明する。また、管理ノードの通信処理は受信処理
となる。
【0034】そこで、ステップS105では、まず、こ
の呼び出しが送信処理か否かを判断する。送信処理の場
合にはステップS135に進む。一方、送信処理ではな
い場合、即ち、受信処理の場合にはステップS110に
進む。ステップS110では、受信処理と判断されたの
で、多重通信用IC79内に用意されている受信バッフ
ァから受信データを読み取り、次に、ステップS115
では、受信データの内容を解析するコマンド解析処理を
施す。
【0035】ここで、例えば図6に示すように、各装置
における通信アドレスをマスタ装置に登録するための通
信プロトコルは、set_node_adressコマ
ンドを先頭に置き、次に、デリミタとして“.”を付加
し、次に、自装置の機能名、自装置の通信アドレスを順
次記述することで、汎用化と拡張性を考慮した可変長テ
キスト形式のフォーマットを用意することができる。一
方、マスタ装置では、このようなテキスト列の構文を解
釈することでコマンド解析処理を施すものである。な
お、本実施の形態においては、通信プロトコルの詳細に
ついてはその説明を省略する。
【0036】次に、ステップS120では、コマンド解
析処理の結果としてアドレス登録コマンドを受け付けた
か否かを判断する。アドレス登録コマンドの場合には、
ステップS125に進む。一方、アドレス登録コマンド
ではない場合にはステップS130に進む。次に、ステ
ップS125では、アドレス登録コマンドを受け付けた
場合には、図6に示すように、機能名称と装置の通信ア
ドレスを対応付けして、RAM37上の管理テーブルに
保存する。この結果、図7に示すような管理テーブルが
生成される。
【0037】一方、ステップS130では、アドレス登
録コマンドではない場合に、管理ノードによる処理依頼
コマンドの解析処理としてテキスト列の構文解釈を行
う。なお、この処理については後述することとする。ま
た、送信処理の場合に、ステップS135では、多重通
信用IC79内に用意されている送信バッファへのデー
タ転送を行う。次に、ステップS140では、多重通信
用IC79内の送信バッファから送信データを順次に読
み出し、多重通信用IC79から通信バス61を介して
各装置にデータを送信する。
【0038】こうして、図7に示すように、管理ノード
に、非管理ノードの通信アドレスを登録するための管理
テーブルをRAM77上に用意することで、通信バスを
介して接続されるそれぞれの装置の通信アドレスを登録
することができる。なお、管理ノードにおける通信処理
では、管理テーブルに通信アドレスを登録するようにし
たが、管理テーブルには後述するように、各ノードのチ
ャネル番号や機能名称等も登録できるように構成されて
いる。
【0039】次に、図8に示す通信シーケンスを用い
て、管理ノードと非管理ノードとの間でなされる映像信
号の自動認識方法について説明する。手順T200,T
202,T204,T206では、各非管理ノードは、
初期化時に管理ノードである前席モニタ装置11に対し
て、自装置の通信アドレスの番号と機能名称をRAM上
の管理テーブルに登録する。なお、この登録処理は、図
5に示すステップS125に対応する。
【0040】また、この時点でTVチューナ装置51と
ナビゲーション装置41がマルチプレクサ装置31に接
続され、さらに、前席モニタ装置11以外にもう一つモ
ニタ装置を有する後席モニタ装置21が接続されている
ことが判断できる。その後、前席モニタ装置は、マルチ
プレクサ装置31に映像信号を入力しているチャネルに
対して、どのチャネルにナビゲーション装置41、TV
チューナ装置51が接続されているかを確認するための
手順を以下に実行する。まず、手順T210では、前席
モニタ装置11は、通信バス61を介してナビゲーショ
ン装置41に映像信号を出力させるための映像信号出力
要求情報を出力する。一方、ナビゲーション装置41は
この映像信号出力要求情報を受信すると、図2に示す映
像信号切り替え器43において、自装置の映像信号を出
力するようにアナログスイッチ47を設定する。
【0041】同時に、手順T212では、TVチューナ
装置51には映像信号の出力を停止しているように映像
信号停止要求情報を送信する。この映像信号停止要求情
報を受信したTVチューナ装置51は、図2に示す映像
信号切り替え器43において、自装置の映像信号を停止
するようにアナログスイッチ47を設定する。次に、手
順T214では、マルチプレクサ装置31にチャネルC
H1を選択するようにCH1選択要求情報を送信する。
ここで、手順T220では、管理ノードである前席モニ
タ装置11は、自装置に入力される映像信号があるか否
かを判断し、その確認結果をRAM77上の管理テーブ
ルに登録する。
【0042】次に、手順T222では、マルチプレクサ
装置31にチャネルCH2を選択するようにCH2選択
要求情報を送信する。ここで、手順T230では、前席
モニタ装置11は、自装置に入力される映像信号がある
か否かを判断し、その確認結果をRAM77上の管理テ
ーブルに登録する。この時、物理的にナビゲーション装
置41、TVチューナ装置51がマルチプレクサ装置3
1に確実に接続されている場合には、チャネルCH1か
CH2を選択したときに、映像信号を検出することがで
きる。図1においては、ナビゲーション装置41がチャ
ネルCH1に接続されているので、手順T220では、
ナビゲーション装置41がチャネルCH1に接続されて
いることが確認できる。なお、手順T222,T230
では、上述したような処理を再度行うことで、二重に確
認することを意味している。
【0043】次に、手順T232では、ナビゲーション
装置41に映像信号出力停止要求情報を送信し、手順T
234では、TVチューナ装置51に映像信号出力要求
情報を送信する。次に、手順T236〜T250では、
手順T214〜T230で行った処理と同様の処理を行
うことで、TVチューナ装置51がマルチプレクサ装置
31のチャネルCH2に接続されていることを確認でき
る。
【0044】この結果、図9に示すように、チャネル番
号に対応する通信アドレス及び機能名称からなる管理テ
ーブルを生成することができる。最後に、手順T252
では、初期化時に登録されているモニタ装置付きの非管
理ノードである後席モニタ装置21に、管理テーブルに
登録された内容を転送することで、映像信号を接続して
あるチャネル番号を自動的に認識できる。同時に、確実
にアナログ映像信号の接続関係が認識できる。さらに、
前席モニタ装置11又は後席モニタ装置において、ナビ
ゲーション装置41かTVチューナ装置51かのチャネ
ル選択を誤りなく操作選択することができる。
【0045】このように、前席モニタ装置11は、ナビ
ゲーション装置41やTVチューナ装置51の通信アド
レス及び機能名称を登録し、映像信号や音声信号等の情
報信号を出力させるための出力要求情報を複数の出力機
器のうちの1つに送信する一方、情報信号を停止させる
ための停止要求情報を他の出力機器に送信する。次に、
選択すべきチャネル番号を指定するチャネル指定情報を
マルチプレクサ装置31に送信し、マルチプレクサ装置
31から出力信号が出力される場合には、指定されたチ
ャネル番号に対応する通信アドレス及び機能名称からな
る管理テーブルをRAM77上に生成する。ここで、ス
イッチ15を用いてチャネル番号が入力された場合に
は、管理テーブルに対応させて当該チャネル番号の情報
信号を提示するようにCPU73で制御することで、複
数の情報信号が入力されるチャネル番号を自動的に識別
することができ、容易に所望のチャネル番号の情報信号
を提示することができる。
【0046】また、スイッチ15を用いてチャネル番号
が入力された場合には、RAM77上に生成された管理
テーブルに対応させて、当該チャネル番号を有する装置
に出力要求情報を送信するようにCPU73で制御する
一方、他の装置に停止要求情報を送信するように制御
し、さらに、当該チャネル番号を表すチャネル指定情報
をマルチプレクサ装置31に送信するように制御するこ
とで、容易に所望のチャネル番号の情報信号を提示する
ことができる。
【0047】また、前席モニタ装置11は、生成された
管理テーブルの管理情報を後席モニタ装置21に転送
し、後席モニタ装置21は、通信バス61を介して受信
された管理情報に基づいて管理テーブルをRAM77上
に再生する。ここで、スイッチ25を用いてチャネル番
号が入力された場合には、このRAM77上に再生され
た管理テーブルに対応させて当該チャネル番号を有する
装置に出力要求信号を送信し、マルチプレクサ装置31
に当該チャネル番号を送信して、マルチプレクサ装置3
1を経由して装置の情報信号を後席モニタ装置21に提
示することで、後席モニタ装置21でも、容易に所望の
チャネル番号の情報信号を提示することができる。
【0048】また、ナビゲーション装置41やTVチュ
ーナ装置51等の出力機器は、それぞれ通信バス61を
介して受信された出力要求情報又は停止要求情報に応じ
て、情報信号を出力又は停止するように切り替えるよう
にしているので、前席モニタ装置11は任意の出力機器
に情報信号を出力又は停止させることができ、この結
果、マルチプレクサ装置31に入力される情報信号の出
力元を限定することができるので、マルチプレクサ装置
31に入力されるチャネル番号を自動的に識別すること
ができる。
【0049】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係る車両用情報提示システムの構成
を示す図である。図10において、カメラ301は、対
象物を撮影して映像信号を出力するとともに、周囲の音
声を収集して音声信号を出力するビデオカメラである。
ビデオプレイヤ装置303は、ビデオテープ等の記録媒
体を再生して記録されている映像信号及び音声信号を出
力する装置である。TVチューナ装置305は、車両に
設けられたアンテナから入力されるTV電波を映像信号
及び音声信号に復調する装置である。後席モニタ装置3
07は、ディスプレイ309と画面のチャネル番号を切
り替えるためのスイッチ311とを接続し、システム全
体を管理する装置である。
【0050】また、カメラ301とビデオプレイヤ装置
303及びTVチューナ装置305とが有する映像信号
切り替え器351は、例えば図11に示すように、自装
置が有する映像信号出力部353からの映像信号と他装
置からの映像信号とを切り替えるアナログスイッチ35
7と、通信バス313を介して受信される指示情報に基
づいてアナログスイッチ357の切り替えを制御する制
御部355から構成されている。
【0051】さらに、TVチューナ装置305とビデオ
プレイヤ装置303とカメラ301とは、一方のIN端
子から入力された映像信号を他方のOUT端子に出力す
るように順次にカスケード接続されている。
【0052】次に、図10に示す管理ノードである後席
モニタ装置307の動作を説明する。まず、後席モニタ
装置307は、図4(a)に示す管理ノード処理で行わ
れる初期化処理と同様の処理を行う。また、カメラ30
1とビデオプレイヤ装置303及びTVチューナ装置3
05は、図4(b)に示す非管理ノード処理で行われる
初期化処理と同様の処理を行う。さらに、図5に示す管
理ノードにおける通信処理と同様の処理を行う。この結
果、図12に示すように、通信アドレス及び機能名称か
らなる管理テーブルをRAM77上に生成することがで
きる。
【0053】次に、後席モニタ装置307は、RAM7
7上に生成された通信アドレス及び機能名称からなる管
理テーブルに複数の入出力機器のチャネル番号を付加す
る。即ち、TVチューナ装置305とビデオプレイヤ装
置303とカメラ301等の入出力機器のうち通信アド
レスの小さい機器から順に、映像信号を出力させるため
の出力要求情報と、他の入出力機器に入力される映像信
号を通過させるための通過要求情報とを送信する。その
結果、後席モニタ装置307によって映像信号が検出さ
れる場合には、図12に示すように、チャネル番号をC
H1から順次に上昇するように設定する。
【0054】ここで、スイッチ311を用いてチャネル
番号が入力された場合には、RAM77上の管理テーブ
ルに対応させて、当該入出力機器に映像信号を出力させ
るための出力要求情報と、他の入出力機器に入力される
映像信号を通過させるための通過要求情報とを送信す
る。この結果、所望の入出力機器から映像信号を出力さ
せることができ、容易に所望のチャネル番号の情報信号
を後席モニタ装置307に提示することができる。
【0055】このように、後席モニタ装置307は、複
数の出力機器の通信アドレス及び機能名称を登録してお
き、映像信号や音声信号等の情報信号を出力させるため
の出力要求情報を複数の出力機器のうちの1つに送信す
る一方、情報信号を通過させるための通過要求情報を他
の出力機器に送信する。次に、出力機器から情報信号が
出力される場合には、指定されたチャネル番号に対応す
る通信アドレス及び機能名称からなる管理テーブルをR
AM77上に生成する。ここで、スイッチ311を用い
てチャネル番号が入力された場合には、管理テーブルに
対応させて当該チャネル番号の情報信号を提示するよう
に制御することで、複数の情報信号が入力されるチャネ
ル番号を自動的に識別することができ、容易に所望のチ
ャネル番号の情報信号を提示することができる。
【0056】また、スイッチ311を用いてチャネル番
号が入力された場合には、管理テーブルに対応させて、
当該チャネル番号を有する入出力機器に出力要求情報を
送信するようにCPU73で制御する一方、他の入出力
機器に通過要求情報を送信するように制御することで、
容易に所望のチャネル番号の情報信号を後席モニタ装置
307に提示することができる。
【0057】また、TVチューナ装置305やビデオプ
レイヤ装置303やカメラ301等の入出力機器は、そ
れぞれ通信バス313を介して受信された出力要求情報
又は通過要求情報に応じて、情報信号を出力又は通過す
るように切り替えるようにしているので、後席モニタ装
置307は任意の入出力機器に情報信号を出力又は通過
させることができ、この結果、後席モニタ装置307に
入力される情報信号の出力元を限定することができるの
で、後席モニタ装置307に入力されるチャネル番号を
自動的に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両用情報提
示システムの構成を示す図である。
【図2】映像信号切り替え器の構成を表す図である。
【図3】各装置の基本構成を説明するための図である。
【図4】管理ノード処理を表すフローチャート(a)
と、非管理ノード処理を表すフローチャート(b)であ
る。
【図5】管理ノードの通信処理を表すフローチャートで
ある。
【図6】非管理ノードの通信アドレスを管理ノードに登
録するための通信プロトコルを表す図である。
【図7】生成された管理テーブルを表す図である。
【図8】管理ノードと非管理ノードとの間でなされる通
信シーケンスである。
【図9】管理テーブルにチャネル番号が付加されたこと
を表す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る車両用情報
提示システムの構成を示す図である。
【図11】映像信号切り替え器の構成を表す図である。
【図12】管理テーブルにチャネル番号が付加されたこ
とを表す図である。
【符号の説明】
11 前席モニタ装置 15 スイッチ 31 マルチプレクサ装置 41 ナビゲーション装置 51 TVチューナ装置 77 RAM 73 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤塚 健 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−326896(JP,A) 特開 平5−205455(JP,A) 特開 平9−135396(JP,A) 特開 平8−317379(JP,A) 特開 平7−311052(JP,A) 特開 平5−182433(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び音声信号のうち少なくとも
    一つの情報信号を出力可能な複数の出力機器と、これら
    の情報信号を各チャネルに入力していずれか1つを選択
    する選択機器と、選択機器からの情報信号を提示すると
    ともに全機器の動作を管理する管理機器と、選択機器か
    らの情報信号を提示する提示機器とを通信バスを介して
    接続する車両用情報提示システムであって、 前記管理機器は、 前記複数の出力機器の通信アドレス及び機能名称を登録
    するアドレス登録手段と、 情報信号を出力させるための出力要求情報を前記複数の
    出力機器のうちの1つに送信する一方、情報信号を停止
    させるための停止要求情報を他の出力機器に送信する第
    1の送信手段と、 選択すべきチャネル番号を指定するチャネル指定情報を
    前記選択機器に送信する第2の送信手段と、 前記選択機器から出力信号が出力される場合には、指定
    されたチャネル番号に対応する通信アドレス及び機能名
    称からなる管理テーブルを生成する管理テーブル生成手
    段と、 チャネル番号が入力された場合には、管理テーブルに対
    応させて当該チャネル番号の情報信号を提示するように
    制御する制御手段と 生成された管理テーブルの管理情報を提示機器に転送す
    る転送手段と、を有し、 前記提示機器は、 受信された管理情報に基づいて管理テーブルを再生する
    管理テーブル再生手段と、チャネル番号が入力された場
    合には、該管理テーブルに対応させて当該チャネル番号
    の情報信号を提示する提示手段と を有することを特徴と
    する車両用情報提示システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 チャネル番号が入力された場合には、管理テーブルに対
    応させて、当該チャネル番号を有する出力機器に出力要
    求情報を送信するように制御する一方、他の出力機器に
    停止要求情報を送信するように制御し、さらに、当該チ
    ャネル番号を表すチャネル指定情報を前記選択機器に送
    信するように制御することを特徴とする請求項1記載の
    車両用情報提示システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の出力機器は、それぞれ受信さ
    れた出力要求情報又は停止要求情報に応じて、情報信号
    を出力又は停止するように切り替える切替手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用情報提示システ
    ム。
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