JP3521396B2 - 工作機械のモータ内蔵型主軸装置 - Google Patents

工作機械のモータ内蔵型主軸装置

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JP3521396B2
JP3521396B2 JP18119298A JP18119298A JP3521396B2 JP 3521396 B2 JP3521396 B2 JP 3521396B2 JP 18119298 A JP18119298 A JP 18119298A JP 18119298 A JP18119298 A JP 18119298A JP 3521396 B2 JP3521396 B2 JP 3521396B2
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直弘 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸を回転駆動す
る駆動モータを内蔵した工作機械のモータ内蔵型主軸装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工作機械、特にマシニングセンタ
の主軸回転速度が高速になり、高出力で小形のビルトイ
ンモータが要求されるようになって来た。モータは高出
力で小形化される程発熱量は大きくなり、また主軸の軸
受も高速になると発熱量が大きくなる。このように発熱
量が増すと、熱変形等の悪影響が出るため、特許第25
10621号公報、特許第2677505号公報、特開
平9−150345号公報において次のような対策が提
案されている。
【0003】(特許第2510621号公報)モータの
ロータに嵌挿された主軸が、モータの前側と後側に配設
された前側軸受と後側軸受に回転自在に支持され、該主
軸の中心孔に、工具を装着孔に固定する工具固定機構が
内装された工作機械のモータ内蔵型主軸装置において、
複数の円形の前側軸受冷却路(孔)と、複数の円形のロ
ータ冷却路(孔)を主軸にその軸方向に沿って穿設し、
主軸の中心孔に送り込まれた冷却液を、前側軸受とモー
タとの間で前後に分岐して上記両冷却路に流し、前側軸
受とモータとの間に設けられた排出孔と、モータと後側
軸受との間に設けられた排出孔から冷却液を排出するこ
とにより、前側軸受とロータとを冷却する構造となって
いる。
【0004】(特許第2677505号公報)前側軸受
と後側軸受の内輪に通じる貫通孔を主軸に設け、潤滑油
を、各軸受に主軸中心孔の工具固定機構と上記貫通孔を
介して送り、それらを潤滑しながら冷却(アンダレース
ジェット潤滑)するとともに、モータのロータとステー
タの隙間に冷却空気を流してそれらを冷却する構造とさ
れている。
【0005】(特開平9−150345号公報)ロータ
スリーブ部分の主軸の外周面に螺旋溝を設け、その螺旋
溝に冷却媒体を流してロータを冷却する構造となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のモータ
内蔵型主軸装置には次のような問題点がある。 (特許第251062号公報)比較的長い前側軸受冷却
路とロータ冷却路とを主軸の軸方向に沿って多数穿設し
なければならないため、主軸の加工に手間がかかり、コ
スト高になる。また、冷却液を分岐して二つの冷却路に
流す構成とされているので、冷却液の流れが一方に片寄
り易く、前側軸受とロータの両方を効率よく冷却するこ
とができない。後側軸受の冷却について配慮されていな
いことも欠点といえる。
【0007】(特許第2677505公報)アンダレー
スジェット潤滑は多量の潤滑油が必要で、主軸の回転抵
抗が増大して消費電力が大きくなる欠点がある。また、
空気冷却だけではモータを十分に冷却することができな
い。
【0008】(特開平9−150345号公報)モータ
のロータが冷却されるだけで、他の発熱源である主軸の
軸受が冷却されないので、発熱を十分に抑えることがで
きない。
【0009】本発明は、モータと主軸の軸受を効率的に
冷却することができる工作機械のモータ内蔵型主軸装置
を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、製
作コストを低減することができる工作機械のモータ内蔵
型主軸装置を提供することである。本発明の別の目的
は、消費エネルギを低減することができる工作機械のモ
ータ内蔵型主軸装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、モータ
のロータに嵌挿された主軸が、モータの前側と後側に配
設された前側軸受と後側軸受に回転自在に支持され、該
主軸の中心孔に、工具を装着孔に固定する工具固定機構
が内装された工作機械のモータ内蔵型主軸装置におい
て、上記主軸の後端に、冷却液の供給孔と排出孔を有す
るカバーを嵌合し、上記ロータと主軸との間に、ロータ
スリーブを主軸との間にロータ冷却路を形成して嵌着
し、上記前側軸受部分の工具固定機構の外面と主軸の内
面との間に、前側軸受冷却路を形成するとともに、上記
後側軸受部分の工具固定機構の外面と主軸の内面との間
に、後側軸受冷却路を形成し、上記供給孔と排出孔のい
ずれか一方を、上記前側軸受冷却路の一端に、上記工具
固定機構に設けられた端部通路を介して連絡し、上記前
側軸受冷却路の他端を、上記ロータ冷却路の前端に、上
記工具固定機構に設けられた連絡通路と、半径方向に貫
通して主軸に設けられた前部貫通孔を介して連絡し、上
記ロータ冷却路の後端を、半径方向に貫通して主軸に設
けられた後部貫通孔を介して上記後側軸受冷却路の前端
に連絡し、上記供給孔と排出孔の他方を、上記後側軸受
冷却路の後端に、端部流路を介して連絡した構成とし
た。
【0011】この手段では、供給孔に端部通路が連絡さ
れている場合、供給孔に供給された冷却液は、端部通
路、前側軸受冷却路、連絡通路、前部貫通孔、ロータ冷
却路、後部貫通孔、後側軸受冷却路、端部流路の順に流
れ、また供給孔に端部流路が連絡されている場合は上記
の逆に流れて、前側軸受とロータ及び後側軸受を冷却し
て排出孔から排出される。主軸には、冷却液の通路孔を
その軸方向に沿って穿設する必要がない。また供給孔に
供給された冷却液の全量が、他に分流することなく各冷
却路に流れる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の工
作機械のモータ内蔵型主軸装置において、工具固定機構
を、プッシュロッドの先端に先端部材を介して取り付け
られたコレットを、ドローバによる上記プッシュロッド
の移動により縮径させて工具を主軸に固定する構成と
し、上記コレットと先端部材の部分に前部筒体を嵌合す
るとともに、上記プッシュロッドの前側部分に後部筒体
を嵌合し、前側軸受冷却路を、上記前部筒体の外面と主
軸の内面との間に形成し、後側軸受冷却路を、上記ドロ
ーバの外面と主軸の内面との間に形成した構成とした。
【0013】この手段では、前部筒体の外面とドローバ
の外面に溝を加工することにより、前側軸受冷却路と後
側軸受冷却路を、主軸の内面と協働して簡単に形成する
ことができる。また、後部筒体は主軸に比べて短いの
で、その軸方向に沿う連絡通路の穿設が容易である。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の工作機械のモータ内蔵型主軸装置において、端部通
路を供給孔に連絡させるとともに、端部流路を排出孔に
連絡し、冷却液を上記排出孔に導く端部流路の連絡端
を、主軸の半径方向に設けられた放出孔とした構成とし
た。
【0015】この手段は、前側軸受とロータ及び後側軸
受の各冷却路を通って端部流路に流れてきた冷却液は、
主軸の回転によって生じる遠心力で放出孔から排出孔に
放出される。この際、放出冷却液によって吸引力が生
じ、各冷却路内の冷却液の流通を促進して冷却液の滞留
を防止する。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装
置において、ロータ冷却路を形成した主軸の外面とロー
タスリーブの内面の少なくとも一方に冷却液の流れを促
進する螺旋溝を形成した構成とした。この手段では、螺
旋溝が冷却液の流通を促進する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装
置において、ロータ冷却路を、前端から後端に近づくに
したがって径が大きくなるテーパ状とした構成とした。
この手段では、主軸の回転によって生じる遠心力で、冷
却液はロータ冷却路の前端から後端に円滑に流れるよう
になる。
【0018】上記工作機械のモータ内蔵型主軸装置にお
いて、請求項6記載の発明は、前部貫通孔を、その内周
端が外周端に対して先行するように傾斜させた構成と
し、また請求項7記載の発明は、後部貫通孔を、その外
周端が内周端に対して先行するように傾斜させた構成と
した。上記の手段では、主軸の回転に伴ってポンプ効果
が生じ、前部貫通孔においては、冷却液は連絡通路から
ロータ冷却路に勢いよく流れ、また後部貫通孔において
は、冷却液はロータ冷却路から後側軸受冷却路に勢いよ
く流れる。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項3ないし7
のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装
置において、放出孔を、内周端が外周端に対して先行す
るように傾斜させた構成とした。この手段においては、
遠心力にポンプ作用が加わって冷却液の排出を円滑に
し、また各冷却路における冷却液の流動を良好にする。
【0020】請求項9の発明は、請求項1ないし8のい
ずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装置に
おいて、モータを覆ったハウジングに、モータのロータ
とステータの隙間に冷却空気を送る送気ノズルを設け、
該送気ノズルとモータの間に、送気ノズルから送り出さ
れた冷却空気の流動を促進する回転翼を、ロータスリー
ブに取り付けて設けた構成とした。
【0021】この手段では、ロータスリーブに取り付け
られた回転翼が主軸と一緒に回転し、送気ノズルから送
り出された冷却空気のモータへの流れを促進する。
【0022】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
工作機械のモータ内蔵型主軸装置において、工具の装着
孔に連通される空気孔を主軸に形成し、該空気孔に送気
ノズルを連通自在とした構成とした。この手段において
は、空気孔と工具装着孔の連通が断たれるとともに、空
気孔から送気ノズルが離された状態では、送気ノズルか
ら噴出された空気の全量がロータとステータの隙間に流
れてそれらを冷却する。また送気ノズルが空気孔に連通
されるとともに、空気孔が装着孔に連通された状態で
は、送気ノズルの空気は装着孔に噴出され、装着孔を掃
除する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る工作機械のモータ内
蔵型主軸装置の実施の形態を図1ないし図10を参照し
て説明する。図において符号1は主軸である。主軸1は
前側軸受2(図1で左側を前とする。)と後側軸受3と
に回転自在に支持されてハウジング5内に設けられてお
り、工具Tの装着孔1aと中心孔1bを有する。装着孔
1aは主軸1の前側の先端に設けられ、中心孔1bは、
主軸1の後端から装着孔1aにかけて設けられている。
【0024】主軸1の後端には、筒部材7とリング部材
8とが一体に取り付けられ、またカバー9が主軸1に対
し相対的に回転自在に嵌合されている。カバー9は、ハ
ウジング5の端板10に固定されている。
【0025】符号12はモータである。モータ12は主
軸1を回転させるものであり、ステータ13によって回
転させるロータ14のロータスリーブ15に主軸1を嵌
挿して、ハウジング5内の前側軸受2と後側軸受3との
間に設けられている。
【0026】また符号17は工具固定機構である。工具
固定機構17は、主軸1の装着孔1aに工具Tを固定す
るもので、主軸1の中心孔1bに装入されており、ドロ
ーバ18と、プッシュロッド19と、先端部材20と、
コレット21と、前部筒体22と、後部筒体23及びク
ランプ用バネ24とを主体とする。
【0027】ドローバ18は、その中心に流通孔18a
を、また流通孔18aの周りに複数(図のものは8
個)の通路孔18bをそれぞれ有し、また外面に、図1
6,17に示すように、外周溝18e,18fによって
両端を互いに連絡された複数(図のものは8個)の通
路溝18dを有し、主軸1の中心1bの後端部に挿入さ
れている。
【0028】プッシュロッド19は、図8に示すよう
に、その中心に流通孔19aと流路孔19dを、また前
端部の外面に複数の流路溝19e,19fと、傾斜周溝
19g及び遮断部19hをそれぞれ有し、流通孔19a
をドローバ18の流通孔18a(図2)に連通させてド
ローバ18(図1,2)に一体に螺入されている。流通
孔19aは透孔19c(図1)によってプッシュロッド
19の外面に開放され、図でT字状に描かれた流路孔
19dは流路溝19eに連通されている。また、傾斜周
溝19gは流路溝19eの前後の中間部分に形成され、
遮断部19hは流路溝19e,19fの間に設けられて
いる。
【0029】先端部材20は、流路孔20eと係止溝2
0f及び複数(図のもの5個)の挿入孔20gを有し、
挿入孔20gが形成された筒部をプッシュロッド先端の
流路溝19eの部分に嵌合させ、各挿入孔20gから傾
斜周溝19gにそれぞれ挿入された鋼球26によってプ
ッシュロッド19に前後に移動自在に取り付けられてい
る。
【0030】コレット21は、先端の内面と外面に固定
部21aと傾斜面21bをそれぞれ有し、また後端の内
面に係止部21cを有する。コレット21は、工具Tの
突起Taを固定部21aで固定するものであり、コイル
バネ27によって複数環状に束ねられ、係止部21cを
係止溝20fに係止して先端部材20に縮径自在に取り
付けられている。
【0031】前部筒体22は、外面に、複数(図のもの
6個宛)の通路溝22c,22dと、該通路溝22c,
22dの前端を互いに連通した外周溝22eを有すると
ともに、後部の内面に鋼球26の押え面22gを持ち、
先端部材20及びコレット21と主軸1の内面との間に
介装されている。先端部材20とコレット21は、前部
筒体22に対して前後に移動自在である。なお、通路溝
22c,22dは交互に設けられており、通路溝22c
の後端は小孔22h(図1,図8)によって前部筒体2
2の内面に開放されている。
【0032】後部筒体23は、外周溝23eによって互
いに連通された複数(図のものは5個)の通路孔23
aと、外周溝23f,23g(図16)によって互いに
連通された複数(図のものは5個)の通路孔23bを
有し、外周溝23eを前部筒体22の小孔22hに連通
させるとともに前部筒体22の通路孔22dに外周溝2
3fを連通させて、主軸1の内面とプッシュロッド19
との間に介装されている。流通孔23aと通路孔23b
とは交互に設けられている。
【0033】クランプ用バネ24は、皿バネからなり、
プッシュロッド19に嵌合されてドローバ18と後部筒
体23との間に、ドローバ18を後方に付勢して設けら
れている。
【0034】工具固定機構17は、ドローバ18をシリ
ンダ29のピストン30でクランプ用バネ24の弾力に
抗して図1及び図2の状態から左に動かすと、プッシュ
ロッド19を介して先端部材20とコレット21が前進
し、コイルバネ27によるコレット21の拡径作動によ
って工具Tの固定が解除されるとともに、遮断部19h
が後部筒体23内から離脱して流路溝19fに流路溝1
9eを連通させ(図8参照)、また図8の状態からシリ
ンダ29の作動を止めると、クランプ用バネ24の働き
により、ドローバ18及びプッシュロッド19と一緒に
先端部材20がコレット21を伴って後退移動し、主軸
1の内面1cに沿う傾斜面21bの移動でコレット21
が縮径して固定部21aで工具Tの突起Taをクランプ
するとともに、遮断部19hが後部筒体23内に嵌入し
て流路溝19eと流路溝19fとの連絡を遮断し、また
鋼球26が前部筒体22の押え面22gに係合して、外
力による先端部材20の引き抜き移動を阻止するように
なっている。
【0035】シリンダ29は、カバー9に固定され、ド
ローバ18はピストン30に挿通さてれいる。カバー9
は、冷却液の供給孔9aと排出孔9bを有する。供給孔
9aは、ピストン30に設けられた通路孔30aを介し
てドローバ18の通路孔18bに連絡され、排出孔9b
は、リング部材8に半径方向に設けられた放出孔8aを
介して外周溝18fに連絡されている。
【0036】ロータスリーブ15には内周溝15aが設
けられ、その前端を、半径方向に貫通して主軸1に設け
られた前部貫通孔1dによって後部筒体23の外周溝2
3gに連通されるとともに、後端を、半径方向に貫通し
て主軸1に設けられた後部貫通孔1eによってドローバ
18の外周溝18eに連通されている(図16,17参
照)
【0037】また、主軸1には、切削液の流通孔1fと
空気孔1gが設けられている。流通孔1fの一端は、主
軸1の前端面に開口され、他端は、後部筒体23の貫通
孔23hを介してプッシュロッド19の透孔19cに連
絡されている。空気孔1gは、その一端を主軸1の外面
に開口させ、他端を後部筒体23の外周溝23iに連絡
している。外周溝23iは後部筒体23に設けられた貫
通孔23d(図8)を介して内周溝23jに連絡され、
内周溝23jはプッシュロッド19の流路溝19fに連
絡されている。
【0038】ハウジング5には、空気を噴出する送気ノ
ズル32が設けられている。送気ノズル32はシリンダ
33により図1で上下させることができ、遮断部19h
が、図8のように流路溝19e,19fを連通させてい
る場合に、送気ノズル32を下降させて空気孔1gに連
通させると、送気ノズル32の噴出空気が、空気孔1
g、外周溝23i、貫通孔23d、内周溝23j、流路
溝19f,19e、流路孔19dを通って先端部材20
の流路孔20eから装着孔1aに吹き出され、また遮断
部19hが図1のように後部筒体23に嵌め入れられて
いる場合に、送気ノズル32を上昇させて空気孔1gか
ら離すと、噴出空気がステータ13とロータ14の隙間
gを通ってそれらを冷却し、端板10に設けられた排気
孔10aから大気に放出されるようになっている。
【0039】ロータスリーブ15の前端外周には回転翼
34が取り付けられている。回転翼34は、送気ノズル
32から噴出されてステータ13とロータ14の隙間g
に向う空気の流れを促進する。
【0040】また、ハウジング5には、液体や空気等の
冷却流体の送込口5a,5bと出口5c,5dが設けら
れており、ハウジング5の内面と前側軸受2及びモータ
12の外面との間に形成された環状路Ka,Kbに冷却
流体を流して前側軸受2とモータ12を冷却することが
できるようになっている。
【0041】図2の符号SaとSbは加圧空気によるエ
アシール部であり、エアシール部Saはカバー9とリン
グ部材8との間を塞さぎ、またエアシール部Sbはピス
トン(ロッド)30とカバー9及びドローバ18の間を
塞いでいる。
【0042】次に上記の構成とされた本発明に係る工作
機械のモータ内蔵型主軸装置の作用を説明する。図1と
図2は工具Tを工具固定機構17で装着孔1aに固定し
た状態を示すもので、工作機械の運転時には、切削液を
工具Tに送るとともに、発熱源である前側軸受2と後側
軸受3及びモータ12を冷却する。
【0043】すなわち、切削液は、ドローバ18の流通
孔18aに送り込まれ、プッシュロッド19の流通孔1
9a,19cを通って主軸1の流通孔1fから工具Tに
供給される。また、供給孔9aに供給された冷却液は、
通路孔30a,18b、クランプ用バネ24の空間、通
路孔23a、外周溝23e、小孔22h、通路溝22
c、外周溝22e、通路溝22d、外周溝23f、通路
孔23b、外周溝23g、前部貫通孔1d、内周溝15
a、後部貫通孔1e、外周溝18e、通路孔18d、外
周溝18f、放出孔8aを上記の順に流れ、前側軸受2
とロータ14及び後側軸受3を冷却して排出孔9bから
排出される。
【0044】なお、通路孔30a,18bと、クランプ
用バネ27の空間と、通路孔23aと、外周溝23e及
び小孔22hは端部通路を構成している。また、通路溝
22cと、外周溝22eと、通路溝22d及び外周溝2
3fは前側軸受冷却路を構成している。更に、通路孔2
3bと外周溝23g及び前部貫通孔1dは連絡通路を構
成している。内周溝15aはロータ冷却路を構成し、後
部貫通孔1eと、外周溝18e及び通路孔18dは後側
軸受冷却路を構成している。更にまた、外周溝18fと
放出孔8aは端部流路を構成している。
【0045】上記において、大径のリング部材8が主軸
1と一緒に回転して冷却液を遠心力で放出孔8aから放
出するので、上記冷却路中の冷却液に吸引力が作用され
ることとなり、冷却液の流れが良くなって滞留が防止さ
れる。また、供給孔9aと排出孔9bは後側軸受3から
後方に十分離れているので、後側軸受3への冷却液の侵
入が確実に防止される。
【0046】また、送気ノズル32から噴出された空気
は、回転翼34により勢いを増してステータ13とロー
タ14の隙間gを通り、それらを冷却して排気孔10a
から大気に放出される。前側軸受2とモータ12は、上
記の外に、送込口5a,5bから環状路Ka,Kbに送
り込まれた冷却流体によっても冷却される。
【0047】図8に示す工具Tの固定解除状態では、プ
ッシュロッド19の前進により遮断部19hが後部筒体
23から抜け出し、流通溝19e,19fどうしが互い
に連通している。したがって、送気ノズル32を下降さ
せて空気孔1gに連絡すると、空気が先端部材20の流
路孔20eから吹き出され、装着孔1aを掃除する。
【0048】図11は本発明の第2の実施の形態を示
す。この主軸装置の場合は、ロータスリーブ15部分の
主軸小径部1hの外面に螺旋溝1iが形成されている。
この螺旋溝1iは、小径部1hの外面とロータスリーブ
15の内面との間、つまりロータ冷却路を通る冷却液の
流れを良好にして滞留を防ぎ、冷却効率を高める。ロー
タスリーブ15の内面に螺旋溝を形成して上記の効果を
得ることも可能である。
【0049】図12は本発明の第3の実施の形態を示
す。この主軸装置においては、主軸1の外面に外周溝1
jが形成され、ロータスリーブ15の内周溝15aと協
働して、前端から後端に近づくにしたがって径が大きく
なるテーパ状のロータ冷却路を形成している。この例で
は、主軸1の回転で生じる遠心力により、冷却液はロー
タ冷却路を図12で左から右に円滑に流れる。したがっ
て、この場合も冷却液の滞留が防止され、冷却効率が高
められる。
【0050】図13は本発明の第4の実施の形態を示
す。この主軸装置においては、前部貫通孔1dは、その
内周端が外周端に対し先行して回転するように傾斜させ
られている。このため、主軸1の回転に伴ってポンプ効
果が生じるようになり、冷却液は、前部貫通孔1dを勢
いよく流れて主軸1の内側から外側に出る。
【0051】図14は本発明の第5の実施の形態を示
す。この主軸装置の場合は、後部貫通孔1eは、その外
周端が内周端に対し先行して回転するように傾斜させら
れている。したがって、主軸1の回転に伴ってこの場合
もポンプ効果が生じるようになり、冷却液は後部貫通孔
1eを円滑に流れて主軸1の外側から内側に入る。
【0052】図15は本発明の第6の実施の形態を示
す。この主軸装置においては、放出孔8aは、その内周
端が外周端に対して先行して回転するように傾斜させら
れている。したがって、リング部材8の回転に伴ってポ
ンプ効果が生じ、冷却液は、このポンプ作用と前述の遠
心力とによって一層勢いよく排出孔9bに放出されるこ
ととなる。
【0053】上記第2以下の実施の形態は、1つに限ら
ず、2以上を図1ないし図10の工作機械のモータ内蔵
型主軸装置に適用することができる。また、冷却液は、
前記の逆、つまり後側軸受冷却路、ロータ冷却路、前側
軸受冷却路の順に流すこともできる。但し、この場合
は、供給孔9a側と排出孔9b側の構造、図11の螺旋
溝1iの傾斜方向、図12の内周溝15aと外周溝1i
の傾斜方向、図13と図4の貫通孔1d,1eの傾斜方
向、図15の放出孔8aの傾斜方向などが、同一の効果
が生じるように上記に対応して変更される。また通路孔
や通路溝などの数は図のものに限らず任意である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、特許第2510621号公報の主軸装置と
違って、長大な主軸に冷却液の通路孔をその軸方向に沿
って穿設する必要がなく、それだけ装置の製造コストを
低下させることができる。また、上記公報の装置と違っ
て、冷却液の全量が分流することなく、前側軸受冷却路
とロータ冷却路及び後側軸受冷却路に流れるため、前側
軸受とロータ及び後側軸受を設計通りに確実に冷却する
ことができる。したがって、熱変形の悪影響をなくして
加工精度を高めることができる。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、前部
筒体の外面とドローバの外面に溝を加工するだけで、前
側軸受冷却路と後側軸受冷却路を主軸の内面と協働して
形成することができることになり、製造コストを一層低
下させることができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、放出孔の遠
心作用によって冷却液が排出孔に確実に放出され、また
各冷却路内の冷却液に吸引力が作用するので、冷却液の
流通が促進されて滞留が防止されるようになり、軸受と
ロータの冷却効率が向上して消費エネルギが低下する。
【0057】請求項4ないし請求項8記載の発明によれ
ば、冷却液の流通を円滑にして滞留を防止し、軸受とロ
ータの冷却を効率的に行って消費エネルギを低減するこ
とができる。
【0058】また請求項9記載の発明によれば、モータ
のステータとロータを空気によって効率良く冷却するこ
とができる。
【0059】請求項10記載の発明によれば、1つの空
気供給系を送気ノズルの部分で2系統に分け、機械の運
転中はモータを冷却し、また工具の交換時に装着孔を掃
除することができるようになり、構造の合理化によって
コストを下げることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る工作機械のモータ内蔵型主軸装
置の実施の形態を示すもので、前部の断面図である。
【図2】 同じく、後部の断面図である。
【図3】 図1の(III−III)部分の断面図である。
【図4】 図1の(IV−IV)部分の断面図である。
【図5】 図2の(V−V)部分の断面図である。
【図6】 図2の(VI−VI)部分の断面図である。
【図7】 図2の(VII−VII)部分の断面図である。
【図8】 工具の固定解除状態示す工具固定機構の主要
部の断面図である。
【図9】 回転翼の部分の外観図である。
【図10】 モータのステータとロータを冷却する空気
の流れを示す断面図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図12】 本発明の第3の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図13】 本発明の第4の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図14】 本発明の第5の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図15】 本発明の第6の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図16】 図1の要部の拡大図である。
【図17】 図2の拡大図である。
【符号の説明】
1 主軸 1a 装着孔 1b 中心孔 1d 前部貫通孔 1e 後部貫通孔 1f 流通孔 1i 螺旋溝 1j,18e,18f,22e,23e,23f,23
g,23i 外周溝 2 前側軸受 3 後側軸受 5 ハウジング 8 リング部材 8a 放出孔 9 カバー 9a 供給孔 9b 排出孔 12 モータ 13 ステータ 14 ロータ 15 ロータスリー
ブ 15a,23j 内周溝 17 工具固定機構 18 ドローバ 18b,23a,2
3b,30a 通路孔 18d,22c,22d 通路溝 19 プッシュロッ
ド 19d,20e 流路孔 19e,19f 流
路溝 19h 遮断部 20 先端部材 21 コレット 21a 固定部 21c 係止部 22 前部筒体 23 後部筒体 23j 内周溝 24 クランプ用バネ 29,33 シリン
ダ 32 送気ノズル 34 回転翼 T 工具 Ta 突起 g 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−92048(JP,A) 特開 平8−71888(JP,A) 実開 平3−100051(JP,U) 実開 平4−2438(JP,U) 実開 平4−70452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 11/12 B23B 19/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのロータに嵌挿された主軸が、モ
    ータの前側と後側に配設された前側軸受と後側軸受に回
    転自在に支持され、該主軸の中心孔に、工具を装着孔に
    固定する工具固定機構が内装された工作機械のモータ内
    蔵型主軸装置において、 上記主軸の後端に、冷却液の供給孔と排出孔を有するカ
    バーが嵌合され、 上記ロータと主軸との間に、ロータスリーブが主軸との
    間にロータ冷却路を形成して嵌着され、 上記前側軸受部分の工具固定機構の外面と主軸の内面と
    の間に、前側軸受冷却路が形成されるとともに、 上記後側軸受部分の工具固定機構の外面と主軸の内面と
    の間に、後側軸受冷却路が形成され、 上記供給孔と排出孔のいずれか一方は、上記前側軸受冷
    却路の一端に、上記工具固定機構に設けられた端部通路
    を介して連絡され、 上記前側軸受冷却路の他端は、上記ロータ冷却路の前端
    に、上記工具固定機構に設けられた連絡通路と、半径方
    向に貫通して主軸に設けられた前部貫通孔を介して連絡
    され、 上記ロータ冷却路の後端は、半径方向に貫通して主軸に
    設けられた後部貫通孔を介して上記後側軸受冷却路の前
    端に連絡され、 上記供給孔と排出孔の他方は、上記後側軸受冷却路の後
    端に、端部流路を介して連絡されたことを特徴とする工
    作機械のモータ内蔵型主軸装置。
  2. 【請求項2】 工具固定機構は、プッシュロッドの先端
    に先端部材を介して取り付けられたコレットを、ドロー
    バによる上記プッシュロッドの移動により縮径させて工
    具を主軸に固定する構成とされ、 上記コレットと先端部材の部分に前部筒体が嵌合される
    とともに、 上記プッシュロッドの前側部分に後部筒体が嵌合され、 前側軸受冷却路は、上記前部筒体の外面と主軸の内面と
    の間に形成され、 後側軸受冷却路は、上記ドローバの外面と主軸の内面と
    の間に形成されたことを特徴とする請求項1記載の工作
    機械のモータ内蔵型主軸装置。
  3. 【請求項3】 端部通路は供給孔に連絡されるととも
    に、 端部流路は排出孔に連絡され、 冷却液を上記排出孔に導く端部流路の連絡端は、主軸の
    半径方向に設けられた放出孔とされたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装
    置。
  4. 【請求項4】 ロータ冷却路を形成した主軸の外面とロ
    ータスリーブの内面の少なくとも一方に冷却液の流れを
    促進する螺旋溝が形成されたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵
    型主軸装置。
  5. 【請求項5】 ロータ冷却路は、前端から後端に近づく
    にしたがって径が大きくなるテーパ状とされたことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の工作
    機械のモータ内蔵型主軸装置。
  6. 【請求項6】 前部貫通孔は、その内周端が外周端に対
    して先行するように傾斜させられたことを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれか1つに記載の工作機械のモー
    タ内蔵型主軸装置。
  7. 【請求項7】 後部貫通孔は、その外周端が内周端に対
    して先行するように傾斜させられたことを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか1つに記載の工作機械のモー
    タ内蔵型主軸装置。
  8. 【請求項8】 放出孔は、内周端が外周端に対して先行
    するように傾斜させられたことを特徴とする請求項3な
    いし7のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型
    主軸装置。
  9. 【請求項9】 モータを覆ったハウジングに、モータの
    ロータとステータの隙間に冷却空気を送る送気ノズルが
    設けられ、 該送気ノズルとモータの間に、送気ノズルから送り出さ
    れた冷却空気の流動を促進する回転翼が、ロータスリー
    ブに取り付けて設けられたことを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれか1つに記載の工作機械のモータ内蔵型
    主軸装置。
  10. 【請求項10】 工具の装着孔に連通される空気孔が主
    軸に形成され、 該空気孔に送気ノズルが連通自在とされた特徴とする請
    求項9記載の工作機械のモータ内蔵型主軸装置。
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