JP3520471B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP3520471B2
JP3520471B2 JP2000372610A JP2000372610A JP3520471B2 JP 3520471 B2 JP3520471 B2 JP 3520471B2 JP 2000372610 A JP2000372610 A JP 2000372610A JP 2000372610 A JP2000372610 A JP 2000372610A JP 3520471 B2 JP3520471 B2 JP 3520471B2
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ink droplet
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droplet ejection
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの各ノ
ズル開口からのインク滴の吐出有無を検証して不動作ノ
ズルを検出する吐出状態検出器およびこの検出器のイン
ク滴吐出領域からのインク滴を回収するインク回収ユニ
ットを具備したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のインクジェット式記録
装置は、キャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に
移動するインクジェット式の記録ヘッドと、この記録ヘ
ッドの移動方向に対して直交する方向に記録用紙を相対
的に移動させる紙送り手段とを備えている。このような
インクジェット式記録装置において、記録用紙に対する
印刷は、印刷データに基づき、例えば圧力発生室で加圧
したインクを記録ヘッドのノズル開口からインク滴とし
て記録用紙に吐出させることにより行われる。
【0003】このため、ノズル開口からのインク溶媒の
蒸発に起因するインク粘度の上昇やインクの固化によ
り、さらにはノズル開口への気泡の混入などにより、イ
ンク滴の吐出不良を起こすという問題を抱えている。こ
のような状況が発生した場合には、印刷画像にいわゆる
ドット抜けが発生して印刷画像を劣化させる原因となる
ため、ドット抜けが発生しているか否かを光学的に検証
するインク滴吐出状態検証手段(インク滴吐出状態検出
器)を備えた記録装置が提案されている。
【0004】このように、光学的にインク滴の吐出状態
を検出する手段は、光ビームを投射する発光素子と、こ
の発光素子からの光ビームを受光する受光素子との組み
合わせにより構成されており、記録ヘッドのノズル開口
から吐出されるインク滴の飛翔軌跡を横切るようにし
て、前記光ビームを順次投射するようになされる。そし
て、記録ヘッドのノズル開口から時系列的にインク滴を
吐出制御しながら、受光素子において光量を検知するこ
とによって、それぞれのノズル開口におけるインク滴の
吐出不良状態を特定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな光学的な検出器(インク滴吐出状態検出器)におい
ては、多数個配列された各ノズル開口に対応して、それ
ぞれインク滴の吐出状態を検証するものであるため、発
光モジュールから受光モジュールに向かって出射される
光を、微小径(1mm以下)の光に収束させることが行
われている。一方、各ノズル開口(ノズル形成面)から
吐出されたインク滴の一部は、インク滴吐出状態検出器
(インク滴吐出領域)内を重力方向に落下してインク回
収ユニット内に回収される。
【0006】しかし、インク滴の大部分は、インク回収
ユニット内に到達する前に空気抵抗によってインクミス
ト(霧状インク)となり、インク滴吐出状検出器内を浮
遊していた。この結果、発光モジュールおよび受光モジ
ュールがインクミストによって汚染され易くなり、イン
ク吐出状態検出上の信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、発光モジュールおよび受光モジュールの
インクミストによる汚染発生を防止することができ、も
ってインク滴吐出状態検出上の信頼性を高めることがで
きるインクジェット式記録装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明に係るインクジェット式記録装置
は、往復可能なキャリッジと、このキャリッジに装着さ
れ、印刷データに対応してノズル形成面からインク滴を
吐出するインクジェット式の記録ヘッドと、この記録ヘ
ッドの移動経路近傍に配設され、前記ノズル形成面から
のインク滴の吐出状態を検出するための受・発光モジュ
ールをその内部に有するインク滴吐出状態検出器とを備
え、このインク滴吐出状態検出器に、前記発光モジュー
ルから前記受光モジュールへの投射光が透過する光透過
口を有する複数のインク遮蔽壁を設け、前記少なくても
2つのインク遮蔽壁によってインク滴吐出領域を形成す
ると共に、他のインク遮蔽壁によって、前記インク滴吐
出領域の外側に複数の内部空間を設け、かつこれら各内
部空間のインク滴を外部に排出するためのインク滴排出
口を設けたことを特徴としている。
【0009】このように構成されているため、インク滴
吐出状態検出時に記録ヘッドのノズル形成面からインク
滴が吐出されたインク滴が、インクミストとしてインク
滴吐出状態検出器の内部空間に流入すると、この内部空
間からインク滴排出口を経て外部に排出される。したが
って、インクミストがインク滴吐出状態検出器内を浮遊
しないため、両モジュールのインクミストによる汚染発
生を防止することができ、インク滴吐出状態検出上の信
頼性を高めることができる。
【0010】この場合、前記内部空間が、前記発光モジ
ュールの近傍に配置されていることが望ましい。このよ
うに構成されているため、発光モジュール近傍の内部空
間に光透過口からインクミストが流入すると、この内部
空間からインク滴排出口を経て外部に排出される。
【0011】また、前記光透過口の幅方向寸法が、反重
力方向位置に位置する光透過口から重力方向位置に位置
する光透過口に向かって漸次小さくなるような寸法に設
定されている構成とされる。このように構成されている
ため、記録ヘッドのノズル形成面から吐出されたインク
滴の光透過口内への流入が重力方向に沿って徐々に抑制
される。
【0012】さらに、前記インク滴吐出状態検出器内
に、前記インク遮蔽壁のうちインク滴吐出領域を形成す
るための二つのインク遮蔽壁間に介在する仕切壁が設け
られていることが望ましい。このように構成されている
ため、仕切壁およびインク遮蔽壁によってインク流通用
のダクトが形成され、このダクト内をインク滴が下方に
流動する。
【0013】この場合、前記仕切壁に、ヘッド側端面に
開口する凹部が設けられている構成も採用し得る。この
ように構成されているため、記録ヘッドから吐出された
インク滴が凹部内に流入して下方に落下すると、両モジ
ュール近傍における光透過口内へのインク滴の流入が阻
止される。
【0014】また、前記インク滴吐出状態検出器の反ヘ
ッド移動経路側に、前記インク滴吐出領域内のインク滴
を回収するためのインク回収ユニットが配設されている
ことが望ましい。このように構成されているため、記録
ヘッドからインク滴吐出領域内に吐出されたインク滴
が、インク滴吐出領域内を下方に落下してインク回収ユ
ニット内に回収される。
【0015】さらに、前記仕切壁のヘッド側端縁に、前
記光透過口近傍に空気流を形成するための切り欠きが設
けられていることが望ましい。このように構成されてい
るため、記録ヘッドのノズル形成面から吐出されたイン
ク滴が光透過口近傍の空気流に乗り、さらに切り欠き内
を通過してインク滴吐出領域内に流入する。
【0016】そして、前記仕切壁に、インク滴吐出領域
外のインク滴をインク滴吐出領域内に誘導するためのイ
ンクガイドが配設されている構成とされる。このように
構成されているため、インク滴吐出領域外のインク滴が
インク滴領域内にインクガイドに沿って誘導される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたインク
ジェット式記録装置につき、図に示す実施の形態に基づ
いて説明する。図1は記録装置本体の基本構成を斜視図
によって示したものである。同図において、符号1で示
すキャリッジは、キャリッジモータ2により駆動される
タイミングベルト3の一部に結合されており、平行状態
に配置された2本のガイド部材4に案内されて、主走査
方向(矢印A方向)に往復移動し得るように構成されて
いる。
【0018】前記キャリッジ1上にはインクジェット式
の記録ヘッド5が装着されており、キャリッジ下方には
キャリッジ移動動作に伴う記録ヘッド5の走査方向に沿
ってプラテン板6が配置されている。そして、記録用紙
7は、用紙スタッカ8から紙送りローラ9によって巻き
取られてプラテン板6の上面に沿うようにして搬送され
る。すなわち、前記記録用紙7は、矢印Bで示す副走査
方向に順次搬送される。これにより、印刷データに基づ
いて記録ヘッド5からインク滴が吐出されると、プラテ
ン板6上に沿って搬送される記録用紙7に対して印刷を
実行することができる。
【0019】図中符号10は、非印字領域(ホームポジ
ション)に配置されたキャッピング手段である。このキ
ャッピング手段10は、キャリッジ1に搭載された前記
記録ヘッド5が直上に移動した時に上昇し、前記記録ヘ
ッド5のノズル形成面を封止し得るように構成されてい
る。このキャッピング手段10のノズル形成面を封止す
る部分は、エラストマー等の弾性素材により形成されて
おり、記録装置の休止期間中における前記記録ヘッド5
のノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。こ
の他、図示せぬ吸引ポンプからの負圧を受け、前記記録
ヘッド5のノズル開口からインクを吸引排出させること
で、インク滴の吐出能力を回復させるクリーニング手段
としての機能も兼ね備えている。
【0020】一方、前記キャッピング手段10に隣接し
た印字領域側には、前記記録ヘッド5の各ノズル開口か
ら吐出されるインク滴の吐出状態を検証(検出)する吐
出状態検証手段(吐出状態検出器)15が、前記記録ヘ
ッド5の移動経路近傍(下方)に配置されている。この
インク滴吐出状態検出器15は、後で詳細に説明するよ
うに、ベース部材を構成するケース16内に配置されて
収束光を投射する発光モジュール17と、この発光モジ
ュール17からの収束光を受光する受光モジュール18
とを備えた光学的ユニットを構成している。
【0021】このインク滴吐出状態検出器15は、前記
記録ヘッド5の各ノズル開口から吐出されるインク滴の
飛翔軌跡を横切るようにして前記収束光が投射されるよ
うに構成されている。そして、前記記録ヘッド5のノズ
ル開口から時系列的にインク滴を吐出制御しながら、前
記受光モジュール18において受光量を検知することに
より、それぞれのノズル開口におけるインク滴の吐出不
良状態、すなわちドット抜けを特定し得るように構成さ
れている。
【0022】図2は、前記したインク滴吐出状態検出器
(ドット抜け検出部)15を構成する光学ユニットの基
本構成を模式的に示したものである。このドット抜け検
出部15の一部を構成する発光モジュール17には、レ
ーザ光を射出する発光部21と、前記レーザ光を収束す
る収束部としてのレンズ22と、このレンズ22によっ
て収束された前記レーザ光の照射範囲よりも開口面積が
狭い収束用開口23aを有する遮光板23とが備えられ
ている。そして、前記した発光モジュール17からのレ
ーザ光Lは、ノズル開口から吐出されるインク滴の飛翔
軌跡を横切って前記受光モジュール18に向かって投射
される。
【0023】前記受光モジュール18には、前記発光モ
ジュール17から投射されるレーザ光Lを受けて、これ
をさらに収束するレンズ24と、このレンズ24によっ
て収束されたレーザ光を受けて電気信号に変換するフォ
トダイオード等による受光部25とが備えられている。
したがって、前記記録ヘッド5のノズル開口から正常に
インク滴が吐出される場合においては、飛翔するインク
滴によって瞬間的に光路が遮られるため、受光部25に
よる電気的な出力は、瞬間的に所定の閾値未満に変化す
る。この場合には、当該ノズルに目詰まりは発生してい
ないと判定できる。一方、ノズルからのインク滴の吐出
時間内において、受光部25による電気的な出力が閾値
以上を継続する場合には、当該ノズルは目詰まり状態に
陥っていると判定される。
【0024】図2に示す実施の形態において、発光モジ
ュール17には、前記したように、レーザ光の照射範囲
よりも小さい収束用開口23aを有する遮光板23が備
えられている。したがって、レーザ光のうち、光軸付近
における一部のレーザ光が、前記収束用開口23aを通
過し、これによりレンズ22から出射されるレーザ光の
太さが絞られる。そして、同時に収束用開口23aによ
って収束する角度が浅くなるため、発光モジュール17
から受光モジュール18に至る光路のほぼ中間点に形成
されるビームウエストLwにおけるビーム径の太さは、
単にレンズ22のみによってレーザ光Lを収束させる場
合に比較して太くなる。この結果、発光モジュール17
から受光モジュール18に向かうレーザ光Lの太さは、
光軸方向において均一な状態により近くなる。
【0025】このような光学系を採用することにより、
ビームウエストLwの近辺に対応するノズル開口より吐
出されるインク滴に投射される光電出力と、ビームウエ
ストLwから離れた位置におけるノズル開口より吐出さ
れるインク滴に投射される光電出力との差を小さくする
ことができる。このため、ノズル形成面に配置されたノ
ズルの位置に起因する検出精度のばらつきがより少ない
状態で、インク滴の吐出検査の結果を得ることができ
る。
【0026】図3は、前記した光学系を用いてドット抜
け検出を実行する状態を模式的に示したものである。符
号5として示す記録ヘッド5のノズル形成面5aには、
6色分のノズルアレイが配列されている。すなわち、図
3に示す実施の形態においては、ブラックインクを吐出
するためのノズル群KDと、濃シアンインクを吐出する
ためのノズル群CDと、淡シアンインクを吐出するため
のノズル群CLとが、それぞれ主走査方向に沿って並列
状態に配列されている。さらに、ノズル群CLの主走査
方向位置には、濃マゼンタインクを吐出するためのノズ
ル群MDと、淡マゼンタインクを吐出するためのノズル
群MLと、イエローインクを吐出するためのノズル群Y
Dとが、同じく主走査方向に沿って並列状態に配列され
ている。
【0027】これら各ノズル群における各ノズル開口か
らそれぞれ吐出されるインク滴の飛翔軌跡を横切るよう
に、前記発光モジュール17から前記受光モジュール1
8に向かうレーザ光Lが投射される。この実施形態にお
いて、発光モジュール17から受光モジュール18に向
かうレーザ光Lの投射角度は、副走査方向に対して約2
6度の角度をもって傾斜した状態に設定されている。そ
して、レーザ光Lは、前記キャリッジ1の移動動作に伴
う前記記録ヘッド5の矢印A方向への移動により、イエ
ローインクのノズル群YDを構成するノズル開口による
インク滴の飛翔軌跡を、一方端部から他方端部に向かっ
て順に横切るようになされる。すなわち、記録ヘッド5
の矢印A方向への移動動作に伴い、レーザ光Lは相対的
にa1方向に走査(スキャン)されるように作用する。
【0028】前記レーザ光Lが、イエローインクのノズ
ル群YDを構成する各ノズル開口によるインク滴の飛翔
軌跡の全てを横切った後には、イエローインクのノズル
群YDに隣接する淡マゼンタインクのノズル群MLに対
応するインク滴の飛翔軌跡の全てを、a2方向に沿って
順に横切るように作用する。同様に、レーザ光Lが順に
a3〜a6方向に沿って横切ることで、レーザ光Lは記
録ヘッド5に形成された全てのノズル開口に対応するイ
ンク滴の飛翔軌跡を横切ることになる。
【0029】そして、前記したようにレーザ光Lがそれ
ぞれのノズル開口に対応するインク滴の飛翔軌跡を横切
る状態において、当該ノズル開口に対応する記録ヘッド
5内に装填された図示せぬアクチェータに対して駆動信
号が供給される。したがって、受光モジュール18にお
ける受光部25の電気的な出力を検出し、前記した通り
所定の閾値との比較によって、それぞれのノズル開口が
目詰まり状態に陥っているか否かを個別に判定すること
ができる。
【0030】図4乃至図6は、前記した光学系を備えた
ドット抜け検出部の構成を示したものである。図4はド
ット抜け検出部を上部から視た状態の平面図であり、図
5は図4のドット抜け検出部における受・発光モジュー
ルを蓋体によって覆った状態を示す斜視図である。図6
(A)および(B)は、それぞれ図4におけるA−A線
とB−B線から矢印方向に視た状態を示す断面図であ
る。なお、図4乃至図6において、既に説明した各部に
対応する部分は同一符号で示している。
【0031】前記したドット抜け検出部15のベース部
材を構成するケース16は、上面部が開放された硬質合
成樹脂製の箱体によって形成されている。このケース1
6には、図4および図5に示すように、ケースほぼ中央
部を横切るようにして、矩形状の凹陥部31が設けられ
ている。そして、この凹陥部31を、前記キャリッジ1
に搭載された記録ヘッド5が、図4において紙面に沿う
方向に通過するように構成されている。また、この凹陥
部31を挟んだ両外側の位置には、前記発光モジュール
17および前記受光モジュール18がそれぞれ配設され
ている。
【0032】前記発光モジュール17から前記受光モジ
ュール18に至るレーザ光Lの通過位置に対応する凹陥
部31のほぼ中央部には、インク滴の吐出エリア(イン
ク滴吐出領域)32が設けられている。このインク滴吐
出領域32の底部は開口されており、この開口部は後述
する吸引ファンを備えたインク滴回収ユニットが接続さ
れるように形成されている。これにより、ドット抜け検
出を実行するに際して、インク滴吐出領域32に向かっ
て吐出されたインク滴は、前記回収ユニットによって回
収される。
【0033】また、インク滴吐出領域32に向かって吐
出されたインク滴は、往々にして空気の抵抗等を受けて
さらに微小滴に別れ、霧状(インクミスト)に分解され
る。このようなインクミストは、吸引ファン(後述)に
よってインク回収ユニット(後述)内に吸引され、この
インク回収ユニット内において捕捉される。
【0034】さらに、光学ユニットのベース部材を構成
する前記ケース16内には、発光モジュール17から受
光モジュール18に至る間において複数のインク遮蔽壁
33が設けられている。これらインク遮蔽壁33は、前
記したインクミストの発生による発光モジュール17お
よび受光モジュール18の汚染を有効に防止するように
機能する。また、これらインク遮蔽壁33のうち前記発
光モジュール17の近傍に位置するインク遮蔽壁33お
よび前記ケース16の底部によって、前記した光路に沿
って並列する二つの内部空間16a,16bが設けられ
ている。
【0035】そして、これらインク遮蔽壁33の一部に
凹形の切り欠き部(光透過口)34を形成することによ
り、レーザ光Lの光路が確保されている。これら各光透
過口34の幅方向寸法は、図4に示すように、反重力位
置に位置する光透過口から重力方向位置に位置する光透
過口に向かって漸次小さくなるような寸法に設定されて
いる。すなわち、前記インク滴吐出領域32における光
透過口から前記発光モジュール17近傍における光透過
口に向かって漸次小さくなるような寸法に設定されてい
る。これにより、記録ヘッド5のノズル形成面5aから
吐出されたインク滴の光透過口34内への流入が重力方
向に沿って徐々に抑制される。
【0036】そして、前記ケース16の底部(隅部)に
は、前記両内部空間16a,16bのインク滴をケース
外に排出するためのインク滴排出口bが設けられてい
る。これにより、インク滴吐出状態検出時に記録ヘッド
5のノズル形成面5aから吐出されたインク滴(インク
ミスト)が、内部空間16a,16bに流入すると、イ
ンク滴排出口bから外部に排出される。
【0037】したがって、本実施形態においては、イン
クミストがインク滴吐出領域32内を浮遊しないため、
両モジュール17,18のインクミストによる汚染発生
を防止することができ、インク滴吐出状態検出上の信頼
性を高めることができる。
【0038】また、前記ケース16内には、前記インク
遮蔽壁33のうち前記インク滴吐出領域32を形成する
ための二つのインク遮蔽壁間に介在する仕切壁16A〜
16Cが一体に設けられている。これら仕切壁16B,
16Cおよび前記インク遮蔽壁33によって記録ヘッド
5とインク滴吐出領域32間の空隙を短縮するようなイ
ンク流通用のダクトaが形成され、このダクトa内をイ
ンク滴(インクミスト)が流動する。また、仕切壁16
A〜16Cによってインク滴吐出状態検出器15のケー
ス16が補強される。
【0039】これら仕切壁16A〜16Cのうち中央部
の仕切壁16Bは、幅方向寸法が他の仕切壁16A,1
6Cの幅方向寸法より大きい寸法に設定されている。こ
の仕切壁16Bには、ヘッド側端面(上方端面)に開口
する凹部16Dが設けられている。これにより、記録ヘ
ッド5から仕切壁16Bのヘッド側端面に吐出された
(飛散した)インク滴が凹部16D内に流入して落下す
ると、このインク滴の両モジュール17,18近傍にお
ける光透過口34内への流入が阻止される。
【0040】また、前記仕切壁16B,16Cの上方端
縁には、前記光透過口34の近傍に空気流を形成するた
めの切り欠き71が設けられている。これにより、記録
ヘッド5のノズル形成面から吐出されたインク滴が各光
透過口34近傍の空気流に乗り、さらに各切り欠き71
内を通過してインク滴吐出領域32(ダクトa)内を下
方に流動する。このため、各切り欠き71の近傍を流動
するインク滴の両モジュール17,18近傍における光
透過口34内への流入が阻止される。
【0041】この場合、前記仕切壁16A〜16Cのう
ち仕切壁16B,16Cの各内面には、図7に示すよう
に、ダクトa外のインク滴をダクト32内に誘導するた
めの曲面72aを有するインクガイド72を設けること
が望ましい。これにより、ダクトa外のインク滴をダク
トa内にインクガイド72の曲面72aに沿って効果的
に誘導することができる。
【0042】図8および図9は、本発明に係るインクジ
ェット式記録装置に装備されたインク回収ユニットとド
ット抜け検出部を示す斜視図と断面図である。図8およ
び図9において、符号80で示すインク回収ユニット
は、前記記録ヘッド5のノズル形成面5aが斜め下方を
向いて配置される記録装置に採用される。すなわち、図
9において、前記キャリッジ1は、前記記録ヘッド5と
ともに紙面と垂直な方向に往復移動し得るように構成さ
れている。これにより、記録ヘッド5が斜め方向に紙送
りされる記録用紙7(図1に図示)の幅方向に走査され
る。
【0043】前記インク回収ユニット80は、前記ドッ
ト抜け検出部15の反ヘッド移動経路側に配置されてい
る。これにより、記録ヘッド5のノズル形成面5aから
インク滴が吐出されると、前記ドット抜け検出部15内
を通過してインク回収ユニット80内に回収される。
【0044】このインク回収ユニット80を構成するユ
ニットボックス81は、図8に示すように、ベースとし
ての端面壁81aおよびこの端面壁81aに連接する側
面壁81bを有し、全体が片側側方に開放する箱状部材
によって形成されている。このユニットボックス81に
は、後述する空気流路等を形成するための複数の内面壁
81cが例えばインジェクション成形によって一体に設
けられている。そして、ユニットボックス81の開放部
は、平板状の封止部材(図示せず)によって封止され
る。
【0045】この場合、封止部材としては、例えば透明
性樹脂素材によって形成された熱溶着フィルムが用いら
れる。この熱溶着フィルムを使用するにあたっては、フ
ィルム素材を側面壁81bの外形形状にほぼ一致するよ
うに予め裁断し、これを側面壁81bの開口端面に沿っ
て載置した後、ヒータチップ(図示せず)によって熱溶
着する。
【0046】なお、封止部材としては、この他に例えば
熱可塑性樹脂等が用いられる。この封止部材を使用する
にあたっては、振動溶着等の手段によってユニットボッ
クス81の開口端部に封止部材を熱溶着する。
【0047】また、前記ユニットボックス81には、図
8および図9に示すように、前記ドット抜け検出部15
(ダクトa)内を通過するインク滴(インクミスト)を
受け入れ可能な受け入れ開口部(インク吸引口)82が
設けられている。これにより、ドット抜け検出部15の
ダクトa内を通過するインク滴が、インク回収ユニット
80内に回収されるに際して、インク吸引口82からユ
ニットボックス81内に流入する。
【0048】このユニットボックス81内には、前記イ
ンク吸引口82に連通し、かつ重力方向すなわち下方に
位置するインク滴回収空間部83が設けられている。こ
れにより、記録ヘッド5より吐出された大部分のインク
滴は、ユニットボックス81内に流入すると、インク滴
回収空間部83を重力方向に落下し、その底部84に一
時的に貯留される。
【0049】そして、インク滴回収空間部83の底部8
4には、そのほぼ中央部に向かって下る勾配をもつ二つ
の傾斜面84aが設けられている。これら両傾斜面84
aの最も低い部位には、インク廃液をユニットボックス
81外に排出するための廃棄管86に接続する廃液排出
口85が設けられている。これにより、ユニットボック
ス81内に流入した大部分のインク滴は、インク滴回収
空間部83を落下して底部84の傾斜面84aに沿って
廃液排出口85に誘導され、この廃液排出口85から廃
棄管86を介してユニットボックス81外に排出され
る。
【0050】また、前記ユニットボックス81内には、
前記インク吸引口82に連通し、かつ前記内面壁81c
等によって上下に折り返すように水平方向に沿って蛇行
するジグザグ状の空気流路91が設けられている。この
空気流路91内には、図8および図9に示すように、流
路終端部に位置し、前記インク吸引口82から流路始端
部を介して流路終端部に向かう空気流を形成するための
吸引ファン92が配置されている。
【0051】この構成において、吸引ファン92が駆動
されることにより、ダクトaからユニットボックス81
のインク吸引口82および空気流路91の始端部を介し
て流路終端部に向かう空気流が形成される。この場合、
前記インク吸引口82における空気の流速すなわち吸い
込み流速が、1m/sec程度またはそれ以上の流速と
なるように調整される。
【0052】これにより、記録ヘッド5からダクトa内
に吐出されたインク滴が、その飛翔中にインクミストに
変化した場合、吸引ファン92による空気流に伴ってダ
クトa内を落下する。さらに、ダクトaからインク吸引
口82を通過してユニットボックス81内の空気流路9
1に流入する。
【0053】また、前記した空気流路91内には、イン
ク吸引方向に沿って左右交互に位置する多数の板状体
(壁部)93が設けられている。これにより、空気流路
91内の空気流が鉛直方向に沿って蛇行する。これら各
板状体93は、空気流路91の表面積を実質的に広くす
るように機能し、反重力方向位置から重力方向位置に向
かって下る勾配をもって傾斜した状態で配置されてい
る。
【0054】この構成により、空気流路91内において
は、空気流に乗ったインクミストが、鉛直方向および水
平方向に沿って蛇行する。この際、空気流路91の流路
壁または板状体93の表面に接触してインクミストが捕
捉される。そして、廃液として各板状体93の表面を下
方に落下し、その回収が促進される。
【0055】また、図8および図9に示すように、空気
流路91の最上流側に位置する板状体93近傍の底部9
4には、前記インク滴回収空間部83に連通する廃液誘
導孔95が設けられている。この底部94は、一方向に
重力方向位置に向かって下る勾配をもつ傾斜面94aで
形成されている。この傾斜面94aの最も低い部位に
は、前記廃液誘導孔95が設けられている。
【0056】これにより、各板状体93の表面に接触し
て捕捉され、かつ空気流路91における底部94に滴下
した廃液は、この底部94の傾斜面94aを下り、廃液
誘導孔95を通過してインク滴回収空間部83に導入さ
れる。そして、廃液排出口85に誘導され、この廃液排
出口85から廃棄管86を介して外部に排出される。
【0057】なお、本実施形態において、空気流路91
の最下流側(終端部)近傍に位置する底部94には、前
記したような廃液誘導孔95(廃液排出口)は設けられ
ていない。これは、空気流路91の終端部付近は、イン
クミストの濃度は極端に低くなり、当該底部においては
廃液が貯留されるに至らない理由による。しかし、空気
流路等の設計によっては、空気流路の終端部近傍におい
ても廃液が貯留される場合もあり、この場合には当該底
部に廃液誘導孔95を設け、廃液を排出し得るような構
成とすることが望ましい。
【0058】前記空気流路91の終端部に位置する吸引
ファン92の直前位置(直上流側位置)には、図8およ
び図9に示すように平面矩形状のエアフィルタ101が
配置されている。このエアフィルタ101は、全体が扁
平なフィルタからなり、リブ102によって形成された
空間部に嵌め込まれている。これにより、空気流路91
内で捕捉されない微小なインクミストが捕捉される。
【0059】なお、本実施形態においては、吸引ファン
92を空気流路91の終端部に配置する場合について説
明したが、本発明はこれに限定されず、空気流路91の
途中部に配置しても、実施形態とほぼ同様の効果を奏す
る。また、本実施形態においては、エアフィルタ101
を吸引ファン92の直上流側位置に配置する場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されず、空気流路9
1内であればいずれの部位に配置してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るインクジェット式記録装置によると、発光モジュー
ルおよび受光モジュールのインクミストによる汚染発生
を防止することができ、インク滴吐出状態検出上の信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録装置本体の構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に搭載されたドット抜け検
出部を構成する光学ユニットの基本構成を示した模式図
である。
【図3】図2に示す光学ユニットを用いてドット抜け検
出を実行する状態を示した模式図である。
【図4】本発明が適用されたインクジェット式記録装置
のドット抜け検出部を構成する光学ユニットを上方から
視た状態を示す平面図である。
【図5】ドット抜け検出部を構成する光学ユニットを斜
め上方から視た状態を示す斜視図である。
【図6】(A)および(B)は図4におけるドット抜け
検出部をそれぞれA−A線とB−B線から矢印方向に視
た状態を示す断面図である。
【図7】図6(A)における変形例について説明するた
めに示す断面図である。
【図8】本発明が適用されたインクジェット式記録装置
のドット抜け検出部とインク回収ユニットの連結状態を
示す斜視図である。
【図9】本発明が適用されたインクジェット式記録装置
のドット抜け検出部とインク回収ユニットの連結状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 キャリッジモータ 3 タイミングベルト 4 ガイド部材 5 記録ヘッド 5a ノズル形成面 6 プラテン板 7 記録用紙 10 キャッピング手段 15 インク滴吐出状態検出器(ドット抜
け検出部) 16 ケース(ベース部材) 16A〜16C 仕切壁 16D 凹部 16a,16b 内部空間 17 発光モジュール 18 受光モジュール 21 発光部 23 遮光板 23a 収束用開口 25 受光部 32 インク滴吐出領域 33 インク遮蔽壁 34 光透過口 71 切り欠き 72 インクガイド 72a 曲面 80 インク回収ユニット 81 ユニットボックス 82 受け入れ開口部(インク吸引口) 83 インク滴回収空間部 84 底部 85 廃液排出口 86 廃棄管 91 空気流路 92 吸引ファン 93 板状体(壁部) 94 底部 95 廃液誘導孔 101 エアフィルタ a ダクト b インク滴排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/04 - 2/055 B41J 2/17 - 2/185 G01B 11/00 G01N 21/00 G01N 21/85

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復可能なキャリッジと、 このキャリッジに装着され、印刷データに対応してノズ
    ル形成面からインク滴を吐出するインクジェット式の記
    録ヘッドと、 この記録ヘッドの移動経路近傍に配設され、前記ノズル
    形成面からのインク滴の吐出状態を検出するための受・
    発光モジュールをその内部に有するインク滴吐出状態検
    出器とを備え、 このインク滴吐出状態検出器に、前記発光モジュールか
    ら前記受光モジュールへの投射光が透過する光透過口を
    有する複数のインク遮蔽壁を設け、前記少なくても2つ
    のインク遮蔽壁によってインク滴吐出領域を形成すると
    共に、他のインク遮蔽壁によって、前記インク滴吐出領
    域の外側に複数の内部空間を設け、 かつこれら各内部空間のインク滴を外部に排出するため
    のインク滴排出口を設けたことを特徴とするインクジェ
    ット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記内部空間が、前記発光モジュールの
    近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    されたインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記光透過口の幅方向寸法が、反重力方
    向位置に位置する光透過口から重力方向位置に位置する
    光透過口に向かって漸次小さくなるような寸法に設定さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載されたインク
    ジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク滴吐出状態検出器内に、前記
    インク遮蔽壁のうちインク滴吐出領域を形成するための
    二つのインク遮蔽壁間に介在する仕切壁が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載されたインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】前記仕切壁に、ヘッド側端面に開口する凹
    部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載さ
    れたインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インク滴吐出状態検出器の反ヘッド
    移動経路側に、前記インク滴吐出領域内のインク滴を回
    収するためのインク回収ユニットが配設されていること
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載されたイン
    クジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記仕切壁のヘッド側端縁に、前記光透
    過口近傍に空気流を形成するための切り欠きが設けられ
    ていることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれ
    かに記載されたインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記仕切壁に、インク滴吐出領域外のイ
    ンク滴をインク滴吐出領域内に誘導するためのインクガ
    イドが配設されていることを特徴とする請求項4乃至請
    求項7のいずれかに記載されたインクジェット式記録装
    置。
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