JP3519883B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3519883B2
JP3519883B2 JP25966696A JP25966696A JP3519883B2 JP 3519883 B2 JP3519883 B2 JP 3519883B2 JP 25966696 A JP25966696 A JP 25966696A JP 25966696 A JP25966696 A JP 25966696A JP 3519883 B2 JP3519883 B2 JP 3519883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV受像機で視聴
できる映像情報であって、当該映像情報に含まれる映像
シーンを内容に応じて視聴可能又は視聴不可能とする画
像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TV受像機の放送情報は、時として、子
供の成長に良くも悪くも影響を与えることがある。そこ
で、米国においては、最近、子供の健全なる成長及び教
育を考慮し、TV受像機で或る番組を放送している最
中、子供の成長及び教育に不適切と考えられる映像シー
ン(例えば過度な暴力シーン、性描写シーン等)が放送
された期間だけは当該映像シーンを自動的に視聴不可能
とする機能を、13インチ以上のTV受像機に内蔵する
ことを義務づけるということが法案化された。
【0003】具体的には、TV放送局から送信される映
像信号又はVTR等で再生される映像信号の垂直帰線期
間の21番目の水平走査期間(21H)に重畳される文
字表示等の為のXDS情報の1つ(PROGRAM RATING)を
使用することによって、上記機能を実現可能である。T
V受像機で或る番組を視聴中、子供の成長及び教育に不
適切と考えられる映像シーンを視聴不可能とする場合、
不適切の度合いに応じて映像シーンを視聴可能又は視聴
不可能とできる様に、放送局側からは数種類の規制デー
タが垂直帰線期間の21Hに重畳されて送信されてく
る。当該規制データは、映像信号から抽出されて解読さ
れ、この解読結果に応じてTV画面が視聴不可能な状態
(例えば画面全体を所定色表示にしてしまう)となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、或る映像シ
ーンについて、放送局側が規制したいレベルが必ずしも
TV受像機の放送画面を視聴する者が希望する規制レベ
ルと一致するとは限らない。つまり、放送局側は規制し
た方が良いと思っていても、視聴する者は規制しなくて
も良いと思っている場合もある。又はその逆の場合もあ
り得る。従って、従来の技術のままでは、放送局側が設
定する規制レベルでのみ映像表示を規制しており、視聴
者の意志は何も反映されることはなかった。
【0005】そこで、本発明は、子供にとって不適切と
考えられる映像シーンに対する放送局側と視聴者側の規
制レベルを比較し、この比較結果に基づいて当該映像シ
ーンの視聴を可能又は不可能とできる画像表示装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、TV受像機にて視聴可能な映像情報の内、教育上
不適切と考えられる映像シーンを視聴不可能とする画像
表示装置であって、映像信号の所定の垂直帰線期間に重
畳された、教育上不適切と考えられる映像シーンを視聴
不可能とする為の、厳しい規制レベルから緩やかな規制
レベルまでの複数の規制レベルの内の何れか1つの規制
レベルを表す第1規制データを、当該映像信号から抜き
取る抜き取り回路と、前記複数の規制レベルの内の何れ
か1つの所定の規制レベルを表す第2規制データが設定
されるレジスタと、前記第1規制データと前記第2規制
データとの規制レベルを比較し、前記第1規制データが
前記第2規制データより規制レベルが厳しい時は、前記
TV画面上における映像情報の表示を禁止させ、且つ、
前記第1規制データが前記第2規制データより規制レベ
ルが緩い時は、前記TV画面上における映像情報の表示
を許可させる比較手段と、を備えた点である。
【0007】また、前記比較手段は、前記第1規制デー
タと前記第2規制データとを比較する比較部と、該比較
部から前記第1規制データが前記第2規制データより規
制レベルが厳しい出力が得られた時は当該出力に基づき
TV画面を所定色とするオンスクリーン回路と、を含む
ことを特徴とする。更に、前記比較手段は、前記比較部
から前記第1規制データが前記第2規制データより規制
レベルが厳しい出力が得られた時は当該出力に基づき前
記TV受像機の音声出力をミュートするミュート回路を
含むことを特徴とする。
【0008】また、前記比較部による前記第1及び第2
規制データの比較結果に基づき、前記第2規制データが
前記第1規制データに対して如何なる規制レベルにある
のかを画像表示させるべく前記オンスクリーン回路を制
御する制御手段を備えたことを特徴とする。また、前記
制御手段は、前記第1規制データが前記第2規制データ
より規制レベルが厳しい時は第1色を示すデータがセッ
トされ、前記第1規制データが前記第2規制データより
規制レベルが緩い時は第2色を示すデータがセットされ
るレジスタであり、前記オンスクリーン回路は、前記レ
ジスタにセットされた前記データに基づき、前記第1色
あるいは前記第2色のいずれかを前記規制レベルとして
前記TV画面上に表示させることを特徴とする。又は、
前記制御手段は、前記第1規制データが前記第2規制デ
ータに比べて規制レベルが厳しいか緩いかの何れか一方
の状態の時、TV画面上の所定文字を点滅させる様に前
記オンスクリーン回路を制御することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明の画像表示装置を示すブ
ロック図である。図1において、(1)は抜き取り回路
であり、映像信号の垂直帰線期間の21番目の水平走査
期間21Hに重畳された論理「1」(ハイレベル)又は
論理「0」(ローレベル)から成る情報を抜き取り、そ
の後、当該情報をそのハイ及びローレベル間の1/2レ
ベルでスライスして明らかなデジタル情報「1」「0」
として出力するものである。尚、映像信号の垂直帰線期
間の21Hの重畳データは、クローズドキャプションシ
ステムと同等の仕様となっており、重畳された例えば8
ビットデータの最上位ビットがパリティデータ、下位3
ビットが映像シーンの規制レベルの為の第1規制データ
に割り当てられている。当該第1規制データは、数十秒
から数分の間隔で映像信号と共に送信されるものであ
る。
【0010】(2)は4ビットのレジスタであり、該レ
ジスタ(2)の所定の3ビットは放送局側から送信され
てくる第1規制データと同じ8種類の第2規制データの
内の何れか1つが設定されるビット領域に割り当てら
れ、残りの1ビットには、子供の成長及び教育に不適切
と考えられる映像シーンが放送された場合に、視聴禁止
機能を働かせる場合は「1」がセットされ、上記機能を
働かせない場合は「0」がセットされる。
【0011】(3)は比較回路であり、抜き取り回路
(1)から抽出された第1規制データとレジスタ(2)
に設定された第2規制データとの規制レベルの大小を比
較するものである。具体的には、放送局側で設定する第
1規制データの方が視聴者が設定する第2規制データよ
り厳しい規制レベルの場合、比較回路(3)は論理
「1」を出力し、また、前記第1規制データの方が前記
第2規制データより規制レベルが緩い場合、比較回路
(3)は論理「0」を出力する。一例として、或る映像
シーンに対して前記第1規制データが「17才以下視聴
禁止」を指示しており、この時レジスタ(2)に設定さ
れた前記第2規制データが「13才以下視聴禁止」を指
示している場合、前記第1規制データの方が前記第2規
制データより規制が厳しいことから、視聴者の規制レベ
ルより放送局側の規制レベルが優先され、映像シーンに
視聴を禁止する規制がかかることになる。逆に、或る映
像シーンに対して前記第1規制データが上記例と同様に
「17才以下視聴禁止」を指示し、この時、レジスタ
(2)に設定されている前記第2規制データが「18才
以下視聴禁止」を指示している場合、前記第1規制デー
タの方が前記第2規制データより規制が緩いことから、
この時も視聴者の規制レベルより放送局側の規制レベル
が優先され、映像シーンに視聴禁止の規制をかけること
なく、当該映像シーンはそのまま放送される。
【0012】(4)はANDゲートであり、一方の入力
には比較回路(3)の出力が印加され、他方の入力には
レジスタ(2)に設定された1ビットデータ即ち映像シ
ーンに対する視聴禁止動作を行うか否かを制御する1ビ
ットデータ(制御する時ON、制御しないときOFFと
する)が印加される。即ち、ANDゲート(4)から
は、レジスタ(2)の1ビットデータが論理「1」でO
Nの状態で、前記第1規制データが前記第2規制データ
より規制レベルが厳しい時は論理「1」が出力される。
【0013】(5)はオンスクリーン回路(OSD)で
あり、ANDゲート(4)の論理「1」出力が印加され
ることにより、TV画面(6)を不適切な映像シーンに
代わり所定色表示とする様に動作するものである。例え
ば、所定色表示として、オンスクリーン回路(5)はT
V画面(6)をブルー1色とする。また、(7)はミュ
ート回路であり、ANDゲート(4)の論理「1」出力
が印加されることにより、音声信号のミュートを行い、
前記映像シーンに同期した音声がスピーカ(8)から出
力されるのを禁止するものである。
【0014】ここで、レジスタ(2)にデータ設定を行
う場合は、リモコン操作により、TV画面(6)には図
2に示す表示(PROGRAM ROCK)が現れる。この表示の中
には、パスワード(PASSWORD)、使用者がTV受像機側
で設定する第2規制データ(RATING)、1ビットデータ
(ON/OFF)が現れる。パスワードは子供が勝手に第2規
制データ及び1ビットデータを設定してしまわない為に
親又は保護者のみが知っておくべきデータである。仮
に、パスワードがないと、子供が第2規制データ及び1
ビットデータを自由に変更できてしまい、子供が子供自
身にとって不適切な映像シーンを視聴してしまうことに
なってしまう。この問題を防止する為にもパスワードは
必要である。そして、親又は保護者が正しいパスワード
をリモコン操作で入力すると、第2規制データ及び1ビ
ットデータの設定が可能となる。この設定も前記リモコ
ン操作で行われる。前記リモコンの赤外光出力は比較回
路(3)を含むマイクロコンピュータで判断されるもの
であり、第2規制データとして所定レベルを表す記号P
Gをリモコン操作すると、記号PGに対応する赤外光が
前記マイクロコンピュータで解読され、記号PGに対応
する3ビットの第2規制データがレジスタ(2)に設定
される。同様に、1ビットデータとしてONをリモコン
操作すると、このONに対応する赤外光が前記マイクロ
コンピュータで解読され、ONに対応する「1」がレジ
スタ(2)の残余ビットに設定される。
【0015】以上の様に、上記構成を設けることによ
り、放送局側のみの第1規制データで映像シーンの視聴
を可能又は不可能とする様な、視聴者の意志を無視した
従来の構成に比べて、放送局側の第1規制データと視聴
者側の第2規制データとの規制レベル比較を行った結果
に基づいて、映像シーンの視聴制御を行う様にした為、
各家庭の親又は保護者の意志に沿った映像シーンの視聴
制御が実行可能となる。
【0016】ここで、子供の成長及び教育に対して支障
を来すであろう映像シーンを視聴不可能にしようとし
て、放送局側が送信する第1規制データと親又は保護者
が設定する第2規制データとの間で、両規制データの規
制レベルがどの程度のレベル差を有しているのかを予め
知ることができれば、親又は保護者は、子供にとって視
聴は不適切と考えられる数々の個々の映像シーンに対す
る放送局側の規制レベル設定意志を理解することがで
き、言い換えれば上記個々の映像シーンに対する社会全
体の規制の考え方を理解することができる。そうすれ
ば、親又は保護者が第2規制データを設定する場合、放
送局側から送信される第1規制データに規制レベルが近
い第2規制データの設定が可能となり、両規制データの
整合性が取れることになる。これより、子供に対して、
その子供の家庭だけが社会的に厳しい規制をかけたり或
いは緩い規制をかけたりといった、社会的に偏った規制
を未然に防止できることになる。これを実現する為に、
図1には、上記構成の他に以下の構成が付加される。
【0017】(9)はアトリビュートレジスタであり、
比較回路(3)の比較結果に応じて、所定色(例えば赤
又は緑)を表すアトリビュートデータが設定されるもの
である。アトリビュートレジスタ(9)の設定データは
オンスクリーン回路(5)に入力されるが、アトリビュ
ートレジスタ(9)とオンスクリーン回路(5)との間
にはANDゲート(10)が設けられている。ANDゲ
ート(10)の一方の入力にはアトリビュートレジスタ
(9)の設定データが印加される。ここで、ANDゲー
ト(10)はアトリビュートレジスタ(9)の設定デー
タのビット数と同一個数設けられ、各ANDゲート(1
0)の一方の入力にアトリビュートレジスタ(9)の設
定データの各ビットが印加される。一方、TV画面
(6)には前記リモコンを操作することにより、図3に
示す規制レベル(例えばPG)を表す表示画面にするこ
とができる。この表示画面にする前記リモコン操作で発
生する信号RECALLは前記マイクロコンピュータで
解読され、論理「1」が複数のANDゲート(10)の
他方の入力端子に共通印加される。即ち、前記リモコン
からRECALL信号が発生して始めてアトリビュート
レジスタ(9)の設定データはオンスクリーン回路
(5)に取り込まれることになる。
【0018】以下、アトリビュートレジスタ(9)の内
容に基づくTV画面(6)における規制レベル表示につ
いて、前記マイクロコンピュータの動作である図4のフ
ローチャートを基に説明する。まず、放送局側から送信
されてきた第1規制データとTV受像機側で設定された
第2規制データとの規制レベルの差を比較回路(3)で
比較する(ステップ1)。例えば、第1規制データが第
2規制データに比べて規制レベルが緩い場合(ステップ
1NO)、レジスタ(2)に設定される1ビットデータ
に関わらず、アトリビュートレジスタ(9)には比較回
路(3)から図3画面の規制レベルPG表示を緑色とす
る為のアトリビュートデータがセットされる(ステップ
2)。その後、前記リモコン操作によって図3画面を表
示させるRECALL信号を発生させると(ステップ3
YES)、前記マイクロコンピュータの解読結果に基づ
いてTV画面(6)は図3の状態で表示される。そし
て、規制レベルを表すPGは、オンスクリーン回路
(5)の出力によって緑色表示され、第1規制データは
第2規制データに比べて規制が緩いことが確認できるこ
とになる(ステップ4)。第1規制データに対して第2
規制データがどの程度の規制レベルの差を持つのかを確
認するには、前記リモコン操作によって図2画面を表示
させ、第2規制データのレベルを変更してやればよい。
そうすると、第2規制データの規制レベルを何処まで緩
めれば第1規制データと同じになるのかが確認できる。
【0019】また、第1規制データが第2規制データに
比べて規制レベルが厳しい場合(ステップ1YES)、
レジスタ(2)の1ビットデータが論理「1」であれば
(ステップ5YES)、規制動作を実行させる指示(O
N)であることから、TV画面(6)は比較回路(3)
の出力に基づくオンスクリーン回路(5)の動作によっ
て所定の1色表示になると共に、この時の音声はミュー
ト回路(7)によりミュートされる(ステップ6)。一
方、第1規制データが第2規制データに比べて規制レベ
ルが厳しい場合(ステップ1YES)、レジスタ(2)
の1ビットデータを論理「0」に設定しておけば(ステ
ップ5NO)、規制動作を解除する指示(OFF)であ
ることから、ANDゲート(4)の「0」出力によって
オンスクリーン回路(5)はTV画面(6)を所定色1
色とする動作を行わなくなる。同時に、アトリビュート
レジスタ(9)には、比較回路(3)から図3画面の規
制レベルPG表示を赤色とする為のアトリビュートデー
タがセットされる(ステップ7)。その後、前記リモコ
ン操作によって図3画面を表示させるRECALL信号
を発生させると(ステップ3YES)、前記マイクロコ
ンピュータの解読結果に基づいてTV画面(6)は図3
の状態で表示される。そして、規制レベルを表すPG
は、オンスクリーン回路(5)の出力によって赤色表示
され、第1規制データは第2規制データに比べて規制が
厳しいことが確認できることになる(ステップ4)。第
1規制データに対して第2規制データがどの程度の規制
レベルの差を持つのかを確認するには、前記リモコン操
作によって図2画面を表示させ、第2規制データのレベ
ルを変更してやればよい。そうすると、第2規制データ
の規制レベルを何処まで厳しくすれば第1規制データと
同じになるのかが確認できる。
【0020】以上より、本発明の実施の形態によれば、
子供の成長及び教育に対して不適切と考えられる映像シ
ーンを視聴不可能とさせる場合、送信側の第1規制デー
タとTV受像機側で親又は保護者が設定する第2規制デ
ータとを比較し、その比較結果に基づいて規制動作を実
行するか否かが制御される様になった為、従来に比べて
受信側の意志の沿った規制動作を実行できることにな
る。更に、第1規制データがどの程度の規制レベルであ
るのかをTV画面(6)上で確認することができ、社会
的に偏った規制を未然に防止することができる。
【0021】尚、第1規制データが第2規制データに比
べて規制レベルが緩いか厳しいかを確認する為に、アト
リビュートレジスタ(9)には規制レベル表示の色を変
更する為のアトリビュートデータをセットする説明をし
たが、これに限定されることなく、第1規制データが第
2規制データに比べて規制レベルが緩いか厳しいかの何
れかの時に、規制レベル表示を点滅させるアトリビュー
トデータをアトリビュートレジスタ(9)にセットし、
オンスクリーン回路(5)を動作させる様にしても良
い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、子供の成長及び教育に
対して不適切と考えられる映像シーンを視聴不可能とさ
せる場合、送信側の第1規制データとTV受像機側で親
又は保護者が設定する第2規制データとを比較し、その
比較結果に基づいて規制動作を実行するか否かが制御さ
れる様になった為、従来に比べて受信側の意志の沿った
規制動作を実行できる利点が得られる。更に、第1規制
データがどの程度の規制レベルであるのかをTV画面上
で確認することができ、社会的に偏った規制を未然に防
止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置を示すブロック図であ
る。
【図2】TV受像機の1表示画面を示す図である。
【図3】TV受像機の他の表示画面を示す図である。
【図4】図1の動作を説明する為のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
(1) 抜き取り回路 (2) レジスタ (3) 比較回路 (5) オンスクリーン回路 (6) TV画面 (7) ミュート回路 (9) アトリビュートレジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−116495(JP,A) 特開 平8−251121(JP,A) 特開 平8−130688(JP,A) 特開 平5−308597(JP,A) 特開 平5−284477(JP,A) 特開 平6−14307(JP,A) 実開 平3−20583(JP,U) 特表 平6−504165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04N 5/38 - 5/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TV受像機にて視聴可能な映像情報の
    内、教育上不適切と考えられる映像シーンを視聴不可能
    とする画像表示装置であって、映像信号の所定の垂直帰
    線期間に重畳された、教育上不適切と考えられる映像シ
    ーンを視聴不可能とする為の、厳しい規制レベルから緩
    やかな規制レベルまでの複数の規制レベルの内の何れか
    1つの規制レベルを表す第1規制データを、当該映像信
    号から抜き取る抜き取り回路と、前記複数の規制レベル
    の内の何れか1つの所定の規制レベルを表す第2規制デ
    ータが設定されるレジスタと、前記第1規制データと前
    記第2規制データとの規制レベルを比較し、前記第1規
    制データが前記第2規制データより規制レベルが厳しい
    時は、前記TV画面上における映像情報の表示を禁止さ
    せ、且つ、前記第1規制データが前記第2規制データよ
    り規制レベルが緩い時は、前記TV画面上における映像
    情報の表示を許可させる比較手段と、を備え 前記比較手段は、前記第1規制データと前記第2規制デ
    ータとを比較する比較部と、該比較部から前記第1規制
    データが前記第2規制データより規制レベルが厳しい出
    力が得られた時は当該出力に基づきTV画面を所定色と
    するオンスクリーン回路と、を含んでいるのであって、 さらに、前記比較部による前記第1及び第2規制データ
    の比較結果に基づき、前記第2規制データが前記第1規
    制データに対して如何なる規制レベルにあるのかを画像
    表示させるべく前記オンスクリーン回路を制御する制御
    手段を備え、 前記制御手段は、前記第1規制データが前記第2規制デ
    ータより規制レベルが厳しい時は第1色を示すデータが
    セットされ、前記第1規制データが前記第2規制データ
    より規制レベルが緩い時は第2色を示すデータがセット
    されるレジスタであり、 前記オンスクリーン回路は、前記レジスタにセットされ
    た前記データに基づき、前記第1色あるいは前記第2色
    のいずれかを前記規制レベルとして前記TV画面上に表
    示させる、 ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記比較部から前記第
    1規制データが前記第2規制データより規制レベルが厳
    しい出力が得られた時は当該出力に基づき前記TV受像
    機の音声出力をミュートするミュート回路を含むことを
    特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1規制データが
    前記第2規制データに比べて規制レベルが厳しいか緩い
    かの何れか一方の状態の時、TV画面上の所定文字を点
    滅させる様に前記オンスクリーン回路を制御することを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
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