JP3519729B1 - データ送受信システム、サーバ装置、端末、時刻管理方法、ならびに、プログラム - Google Patents

データ送受信システム、サーバ装置、端末、時刻管理方法、ならびに、プログラム

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JP3519729B1
JP3519729B1 JP2003090424A JP2003090424A JP3519729B1 JP 3519729 B1 JP3519729 B1 JP 3519729B1 JP 2003090424 A JP2003090424 A JP 2003090424A JP 2003090424 A JP2003090424 A JP 2003090424A JP 3519729 B1 JP3519729 B1 JP 3519729B1
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Abstract

【要約】 【課題】 公平なサービスを提供できるデータ送受信シ
ステム等を提供する。 【解決手段】 各端末12は、有効時刻情報が付加され
た設問情報をサーバ装置11から受信すると、標準時刻
に基づいて、当該設問情報に付加された当該有効の経過
を判別し、当該有効時刻の経過が判別された場合に限
り、当該設問情報を表示する。そして、各端末12は、
当該設問情報の表示に応答して入力される回答情報を受
け付けると、受け付け時刻を示すタイムスタンプを当該
回答情報に付加してサーバ装置11に送信する。一方、
サーバ装置11は、各端末12から送られる回答情報を
受信すると、受信された当該回答情報に付加されたタイ
ムスタンプに基づいて、各端末12にて回答が行われた
順序を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送受信シス
テム、サーバ装置、端末、時刻管理方法、ならびに、プ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ADSL(Asymmetric Digital S
ubscriber Line)等の普及に伴い、パーソナルコンピュ
ータやゲーム装置など、種々の情報処理装置がインター
ネットに接続可能となっている。そして、利用者は、こ
れらの情報処理装置を使用して任意のサーバ(サイト)
にアクセスし、種々の情報を閲覧することができる。
【0003】最近では、インターネットを介した利用者
参加型のサービスも種々計画されている。たとえば、サ
ーバからクイズ等を各情報処理装置に送信し、情報処理
装置から返信された回答を集計するようなサービスが挙
げられる。このような、利用者参加型のサービスでは、
正解者の中から先着順で数名を選び、景品等を贈るよう
な試みもなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなサービスは、利用者の通信環境が異なるため、公平
に競うことができない場合が多い。たとえば、サーバか
ら各情報処理装置に向けて、クイズ等の送信を一斉に行
ったとしても、各情報処理装置にて実際に受信できるま
でには、物理的な経路の違い等により、所定の時間差が
生じてしまう。同様に、各情報処理装置からサーバに向
けて回答を返信する場合でも、所定の時間差が生じてし
まい、後から返信した回答が先の回答よりも早くサーバ
にて受信されることもある。つまり、通信を利用した競
争が公平に行えないため、利用者参加型のサービスの普
及が図れないという問題があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、共通に時刻を管理することにより、
公平なサービスを提供できるデータ送受信システム、サ
ーバ装置、端末、時刻管理方法、ならびに、これらをコ
ンピュータによって実現するプログラムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0007】本発明の第1の観点に係るデータ送受信シ
ステムは、サーバ装置(時刻設定部と、送信部とを備え
る)と、複数の端末(受信部と、時刻判別部と、制御部
とを備える)とがネットワークを介して接続されたシス
テムであって、以下のように構成する。
【0008】まず、サーバ装置において、時刻設定部
は、各端末にて使用可能となる時刻を定めた時刻情報
を、送信用のデータ(たとえば、設問情報等)に付加す
る。そして、送信部は、当該時刻情報が付加されたデー
タを、各端末に向けて送信する。一方、各端末におい
て、受信部は、サーバ装置から送信されたデータを受信
する。また、時刻判別部は、各端末間で共通に計時され
る標準時刻に基づいて、当該データに付加された時刻情
報に定められた時刻の経過を判別する。そして、制御部
は、当該時刻の経過が判別された場合に限り、当該デー
タを使用可能とする。
【0009】本発明を適用することにより、各端末にて
共通となる標準時刻が計時され、受信されたデータに付
加された時刻の経過が判別される。そして、当該時刻が
経過した場合に限り、当該データが使用可能となる(た
とえば、読み出しや表示等が可能となる)。この結果、
共通に時刻を管理することにより、公平なサービスを提
供することができる。
【0010】また、前記各端末は、時刻情報付加部と、
送信部とをさらに備え、前記時刻情報付加部は、前記各
端末間で共通に計時される標準時刻に基づいて、所定の
動作が行われた時刻を示す時刻情報を、当該受信された
データに対応する返信用のデータに付加し、前記送信部
は、当該時刻情報が付加されたデータを、前記サーバ装
置に向けて送信し、前記サーバ装置は、受信部と、順序
特定部とをさらに備え、前記受信部は、前記各端末から
送信されるデータをそれぞれ受信し、前記順序特定部
は、当該各データに付加された時刻情報に基づいて、前
記各端末にて動作が行われた順序を特定してもよい。こ
の場合、各端末にて共通となる標準時刻が計時され、所
定の動作が行われた時刻が返信用のデータ(たとえば、
回答情報等)に付加される。そして、端末からデータが
サーバ装置に送られた後に、データに付加された時刻に
基づいて、動作が行われた順序が特定される。この結
果、共通に時刻を管理することにより、公平なサービス
を提供することができる。
【0011】本発明の第2の観点に係るデータ送受信シ
ステムは、複数の端末(時刻情報付加部と、送信部とを
備える)と、サーバ装置(受信部と、順序特定部とを備
える)とがネットワークを介して接続されたシステムで
あって、以下のように構成する。
【0012】まず、各端末において、時刻情報付加部
は、各端末間で共通に計時される標準時刻に基づいて、
所定の動作が行われた時刻を示す時刻情報を、送信用の
データに付加する。そして、送信部は、当該時刻情報が
付加されたデータを、サーバ装置に向けて送信する。一
方、サーバ装置において、受信部は、各端末から送信さ
れるデータをそれぞれ受信する。そして、順序特定部
は、当該各データに付加された時刻情報に基づいて、各
端末にて動作が行われた順序を特定する。
【0013】本発明を適用することにより、各端末にて
共通となる標準時刻が計時され、所定の動作が行われた
時刻が送信用のデータ(たとえば、トラブル対応をサー
バ装置に要求するための要求情報等)に付加される。そ
して、端末からデータがサーバ装置に送られた後に、デ
ータに付加された時刻に基づいて、動作が行われた順序
が特定され、この順序に沿って、処理(たとえば、トラ
ブル対応)が行われる。この結果、共通に時刻を管理す
ることにより、公平なサービスを提供することができ
る。
【0014】本発明の第3の観点に係るデータ送受信シ
ステムは、サーバ装置(時刻設定部と、設問送信部と、
回答受信部と、回答順序特定部とを備える)と、複数の
端末(設問受信部と、標準時刻計時部と、時刻判別部
と、設問表示部と、回答受付部と、回答生成部と、回答
送信部とを備える)とがネットワークを介して接続され
たシステムであって、以下のように構成する。
【0015】まず、時刻設定部は、所定の設問情報に、
各端末にて使用可能となる有効時刻を定めた有効時刻情
報を付加する。そして、設問送信部は、当該有効時刻情
報が付加された設問情報を、各端末に向けて送信する。
また、回答受信部は、送信された当該設問情報に応答し
て、各端末から送られる回答情報を受信する。そして、
回答順序特定部は、当該回答情報に付加された回答時刻
情報に基づいて、各端末にて回答が行われた順序を特定
する。
【0016】一方、設問受信部は、サーバ装置から送信
された設問情報を受信する。標準時刻計時部は、各端末
間で共通となる標準時刻を計時する。また、時刻判別部
は、計時される当該標準時刻に基づいて、当該設問情報
に定められた当該有効時刻の経過を判別する。そして、
設問表示部は、当該有効時刻の経過を判別すると、当該
設問情報を表示する。また、回答受付部は、当該設問情
報の表示に応答して入力される回答情報を受け付る。回
答生成部は、計時される当該標準時刻に基づいて、当該
受け付け時刻を示す受付時刻情報を、当該回答情報に付
加する。そして、回答送信部は、当該受付時刻情報が付
加された回答情報を前記サーバ装置に送信する。
【0017】本発明を適用することにより、各端末にて
共通となる標準時刻が計時され、受信された設問情報に
付加された時刻の経過が判別される。そして、当該時刻
が経過した場合に限り、当該設問情報が表示可能とな
る。また、各端末にて共通となる標準時刻が計時され、
回答が受け付けられた時刻(タイムスタンプ)が回答情
報に付加される。そして、端末から回答情報がサーバ装
置に送られた後に、回答情報に付加されたタイムスタン
プに基づいて、回答された順序が特定される。この結
果、共通に時刻を管理することにより、公平なサービス
を提供することができる。
【0018】本発明の第4の観点に係るサーバ装置は、
時刻設定部と、設問送信部と、回答受信部と、回答順序
特定部と、を備え、以下のように構成する。
【0019】まず、時刻設定部は、所定の設問情報に、
各端末にて使用可能となる有効時刻を定めた有効時刻情
報を付加する。そして、設問送信部は、当該有効時刻情
報が付加された設問情報を、各端末に向けて送信する。
一方、回答受信部は、送信された当該設問情報に応答し
て、各端末から送られる、回答受付時刻を示す受付時刻
情報が付加された回答情報を受信する。そして、回答順
序特定部は、受信された当該回答情報に付加された回答
時刻情報に基づいて、各端末にて回答が行われた順序を
特定する。
【0020】本発明を適用することにより、各端末にて
回答受付時刻を示す受付時刻情報が付加された回答情報
を受信し、この回答受付時刻に基づいて、回答が行われ
た順序が特定される。この結果、共通に時刻を管理する
ことにより、公平なサービスを提供することができる。
【0021】また、上記のサーバ装置は、回答情報蓄積
部と、正解回答抽出部とをさらに備え、前記回答情報蓄
積部は、受信された当該回答情報を蓄積し、前記正解回
答抽出部は、蓄積された当該回答情報から、設問情報に
対応する正解情報に基づいて、正解回答となる回答情報
を抽出し、前記回答順序特定部は、抽出された当該回答
情報の内から、付加された回答時刻情報に基づいて、前
記各端末にて回答が行われた順序を特定してもよい。こ
の場合、正解回答として抽出された回答情報の中から、
回答時刻情報に基づいて、順序が特定されるため、効率
良く、正解が回答された順序を特定できる。
【0022】本発明の第5の観点に係る複数の端末は、
それぞれ、設問受信部と、標準時刻計時部と、時刻判別
部と、設問表示部と、を備え、以下のように構成する。
【0023】まず、設問受信部は、サーバ装置から送信
された、使用可能となる有効時刻を定めた有効時刻情報
が付加された設問情報を受信する。標準時刻計時部は、
各端末間で共通となる標準時刻を計時する。また、時刻
判別部は、計時される当該標準時刻に基づいて、当該設
問情報に付加された有効時刻情報に定められた有効時刻
の経過を判別する。そして、設問表示部は、当該有効時
刻の経過を判別すると、当該設問情報を表示する。
【0024】本発明を適用することにより、各端末にて
共通となる標準時刻が計時され、受信された設問情報に
付加された時刻の経過が判別される。そして、当該時刻
が経過した場合に限り、当該データを表示可能となる。
この結果、共通に時刻を管理することにより、公平なサ
ービスを提供することができる。
【0025】上記の各端末は、それぞれ、回答受付部
と、回答生成部と、回答送信部とを更に備え、前記回答
受付部は、前記設問表示部に表示された当該設問情報の
表示に応答して入力される回答情報を受け付け、前記回
答生成部は、前記標準時刻計時部により計時される当該
標準時刻に基づいて、当該受け付け時刻を示す受付時刻
情報を、当該回答情報に付加し、前記回答送信部は、当
該受付時刻情報が付加された回答情報を前記サーバ装置
に送信してもよい。
【0026】この場合、各端末にて共通となる標準時刻
が計時され、回答が行われた時刻が回答情報に付加され
る。そして、端末からデータがサーバ装置に送られた後
には、データに付加された時刻に基づいて、動作が行わ
れた順序が特定されうる。この結果、共通に時刻を管理
することにより、公平なサービスを提供することができ
る。
【0027】上記の各端末は、それぞれ、時刻補正部を
さらに備え、前記時刻補正部は、所定のタイミングで外
部から供給される補正情報(たとえば、補正電波)に従
って、前記標準時刻計時部により計時される当該標準時
刻を補正してもよい。この場合、各端末にて計時される
標準時刻が適切に補正され、端末間における共通性が維
持される。
【0028】本発明の第6の観点に係る時刻管理方法
は、複数の端末とネットワークを介して接続されたサー
バ装置の時刻管理方法(時刻設定工程と、設問送信工程
と、回答受信工程と、回答順序特定工程とを備える)で
あって、以下のように構成する。
【0029】まず、時刻設定工程では、所定の設問情報
に、前記各端末にて使用可能となる有効時刻を定めた有
効時刻情報を付加する。そして、設問送信工程では、当
該有効時刻情報が付加された設問情報を、各端末に向け
て送信する。また、回答受信工程では、送信された当該
設問情報に応答して、各端末から送られる回答情報を受
信する。そして、回答順序特定工程では、当該回答情報
に付加された回答時刻情報に基づいて、各端末にて回答
が行われた順序を特定する。
【0030】本発明を適用することにより、各端末にて
回答受付時刻を示す受付時刻情報が付加された回答情報
を受信し、この回答受付時刻に基づいて、回答が行われ
た順序が特定される。この結果、共通に時刻を管理する
ことにより、公平なサービスを提供することができる。
【0031】本発明の第7の観点に係る時刻管理方法
は、サーバ装置とネットワークを介して接続された複数
の端末の時刻管理方法(設問受信工程と、標準時刻計時
工程と、時刻判別工程と、設問表示工程とを備える)で
あって、以下のように構成する。
【0032】まず、設問受信工程では、サーバ装置から
送信された、使用可能となる有効時刻を定めた有効時刻
情報が付加された設問情報を受信する。標準時刻計時工
程では、各端末間で共通となる標準時刻を計時する。ま
た、時刻判別工程では、計時される当該標準時刻に基づ
いて、当該設問情報に付加された有効時刻情報に定めら
れた有効時刻の経過を判別する。そして、設問表示工程
では、当該有効時刻の経過を判別すると、当該設問情報
を表示する。
【0033】本発明を適用することにより、各端末にて
共通となる標準時刻が計時され、受信された設問情報に
付加された時刻の経過が判別される。そして、当該時刻
が経過した場合に限り、当該データを表示可能となる。
この結果、共通に時刻を管理することにより、公平なサ
ービスを提供することができる。
【0034】上記時刻管理方法は、回答受付工程と、回
答生成工程と、回答送信工程とを更に備え、前記回答受
付工程では、前記設問表示工程に表示された当該設問情
報の表示に応答して入力される回答情報を受け付け、前
記回答生成工程では、前記標準時刻計時工程により計時
される当該標準時刻に基づいて、当該受け付け時刻を示
す受付時刻情報を、当該回答情報に付加し、前記回答送
信工程では、当該受付時刻情報が付加された回答情報を
前記サーバ装置に送信してもよい。
【0035】この場合、各端末にて共通となる標準時刻
が計時され、回答が行われた時刻が回答情報に付加され
る。そして、端末からデータがサーバ装置に送られた後
には、データに付加された時刻に基づいて、動作が行わ
れた順序が特定されうる。この結果、共通に時刻を管理
することにより、公平なサービスを提供することができ
る。
【0036】本発明の第8の観点に係るプログラムは、
コンピュータ(ゲーム装置を含む。)を、上記のサーバ
装置や端末として機能させるように構成する。
【0037】このプログラムは、コンパクトディスク、
フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディス
ク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メ
モリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録す
ることができる。
【0038】上記プログラムは、当該プログラムが実行
されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網
を介して配布・販売することができる。また、上記情報
記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を説明す
る。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのもの
であり、本願発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲に
含まれる。
【0040】図1は、本発明の実施の形態に係るデータ
送受信システムの概要構成を示す模式図である。以下、
本図を参照して説明する。
【0041】データ送受信システム10は、サーバ装置
11と、複数の端末12とが、インターネット13を介
して通信可能に接続されている。各端末12は、サーバ
装置11から送られる設問情報を受信し、利用者により
入力される回答情報を受付け、その回答情報をサーバ装
置11に送信する。理解を容易にするため、以下では、
複数の端末12としてインターネットへの接続が可能な
ゲーム装置を一例にあげて、説明する。
【0042】図2は、本実施形態の端末12として機能
するゲーム装置の概要構成を示す模式図である。以下、
本図を参照して説明する。
【0043】ゲーム装置100は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)101と、ROM(Read Only Memor
y)102と、RAM(Random Access Memory)103
と、インターフェース104と、電波時計ユニット10
5と、コントローラ106と、外部メモリ107と、D
VD(Digital Versatile Disk)−ROMドライブ10
8と、画像処理部109と、音声処理部110と、NI
C(Network InterfaceCard)111と、を備える。
【0044】なお、ゲーム用のプログラムおよびデータ
を記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ1
08に装着して、ゲーム装置100の電源を投入するこ
とにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の端
末が実現される。
【0045】CPU 101は、ゲーム装置100全体
の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデー
タをやりとりする。
【0046】ROM 102には、電源投入直後に実行
されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、
これが実行されることにより、DVD−ROMに記録さ
れたプログラムをRAM 103に読み出してCPU
101による実行が開始される。また、ROM 102
には、ゲーム装置100全体の動作制御に必要なオペレ
ーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録
される。
【0047】RAM 103は、データやプログラムを
一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読
み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチ
ャット通信に必要なデータが保持される。
【0048】インターフェース104を介して接続され
た電波時計ユニット105は、各ゲーム装置100にて
共通となる標準時刻を計時するユニットである。なお、
電波時計ユニット105は、所定のタイミングで送信さ
れる補正電波(補正情報)を受信し、受信した補正情報
に従って、計時する標準時刻を補正する。
【0049】インターフェース104を介して接続され
たコントローラ106は、ユーザがゲーム実行の際に行
う操作入力を受け付ける。
【0050】インターフェース104を介して着脱自在
に接続された外部メモリ107には、ゲームの進行状態
を示すデータ、チャット通信のログ(記録)のデータな
どが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントロー
ラ106を介して指示入力を行うことにより、これらの
データを適宜外部メモリ107に記録することができ
る。
【0051】DVD−ROMドライブ108に装着され
るDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログ
ラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録
される。CPU 101の制御によって、DVD−RO
Mドライブ108は、これに装着されたDVD−ROM
に対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデ
ータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に
記憶される。
【0052】画像処理部109は、DVD−ROMから
読み出されたデータをCPU 101や画像処理部10
9が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加
工処理した後、これを画像処理部109が備えるフレー
ムメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記
録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信
号に変換され画像処理部109に接続されるモニタ(図
示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が
可能となる。
【0053】なお、画像演算プロセッサは、2次元の画
像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、
各種の飽和演算を高速に実行できる。また、仮想3次元
空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポ
リゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、
所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴ
ンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も
可能である。
【0054】音声処理部110は、DVD−ROMから
読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、こ
れに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。
また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で
発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対
応した音声をスピーカから出力させる。
【0055】NIC 111は、ゲーム装置100をイ
ンターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接
続するためのものであり、LAN(Local Area Networ
k)を構成する際に用いられる10BASE−T/10
0BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用い
てインターネットに接続するためのアナログモデム、I
SDN(Integraged Services Digital Network)モデ
ム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line M
odem)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてイン
ターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これ
らとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース
(図示せず)により構成される。NIC111を介し
て、ゲーム装置100は、サーバ装置11から送られる
情報を受信し、また、サーバ装置11に向けてデータを
送信できるようになる。
【0056】このほか、ゲーム装置100は、ハードデ
ィスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 10
2、RAM 103、外部メモリ107、DVD−RO
Mドライブ108に装着されるDVD−ROM等と同じ
機能を果たすように構成してもよい。また、ユーザから
の文字列の編集入力を受け付けるためのキーボードや、
各種の位置の指定および選択入力を受け付けるためのマ
ウスなどを接続する形態も採用することができる。ま
た、本実施形態のゲーム装置100にかえて、汎用のパ
ーソナルコンピュータを利用することもできる。
【0057】(サーバ装置)図3は、サーバ装置11の
概要構成を示す模式図である。図4(a)は、サーバ装
置11において実行される設問送信処理の流れを示すフ
ローチャートであり、また、(b)は、サーバ装置11
において実行される回答受信処理の流れを示すフローチ
ャートである。以下、これらの図を参照して説明する。
【0058】サーバ装置11は、設問情報記憶部301
と、設問選択部302と、時刻設定部303と、端末情
報記憶部304と、設問送信部305と、回答受信部3
06と、回答情報蓄積部307と、正解情報記憶部30
8と、正解回答抽出部309と、回答順序特定部310
とを備える。
【0059】まず、設問情報記憶部301は、各利用者
(各端末12)に向けて出題するための、例えば、クイ
ズ等の設問情報を記憶している。そして、設問選択部3
02は、設問情報記憶部301に記憶された複数の設問
情報から、所定の設問情報を選択する(ステップS40
1)。
【0060】時刻設定部303は、設問情報が各端末1
2で使用可能になる(たとえば、読み出すことができ
る)時刻を設定する。具体的には、設問情報が使用可能
となる有効時刻を定めた有効時刻情報を、設問情報に付
加する(ステップS402)。
【0061】端末情報記憶部304は、各端末12のア
ドレス等を含む端末情報を記憶している。そして、設問
送信部305は、有効時刻情報が付加された設問情報
を、当該端末情報に従って、各端末12に向けて送信す
る(ステップS403)。
【0062】また、回答受信部306は、送信した設問
情報に応答して、各端末12から送られる回答情報をそ
れぞれ受信する(ステップS411)。なお、各回答情
報には、それぞれ後述するタイムスタンプが付加されて
いる。回答情報蓄積部307は、当該各回答情報を逐次
蓄積する。
【0063】正解情報記憶部308は、設問情報記憶部
301に記憶される設問情報に対応付けられた正解情報
(たとえば、クイズの答え等)を記憶している。そし
て、各端末12から回答情報が送られ始めてから所定時
間経過後に、正解回答抽出部309は、正解情報記憶部
308に記憶された対応する正解情報を参照し、回答情
報蓄積部307に蓄積された回答情報から、正解回答と
なる回答情報を抽出する(ステップS412)。
【0064】回答順序特定部310は、抽出された各回
答情報を、タイムスタンプをキーとして昇順にソート
し、各端末12にて現実に行われた回答の順序を特定す
る(ステップS413)。なお、タイムスタンプが付加
されていない回答情報や、タイムスタンプの時刻が設問
情報の設定時刻よりも前の回答情報は、不正な回答情報
であるため、対象としない。
【0065】(端末)図5は、端末12の概要構成を示
す模式図である。図6は、端末12において実行される
回答処理の流れを示すフローチャートである。以下、こ
れらの図を参照して説明する。以下、理解を容易にする
ため、端末12は、上記のゲーム装置100によって実
現されるものとして説明する。
【0066】端末12は、設問受信部501と、設問情
報記憶部502と、有効時刻取得部503と、標準時刻
計時部504と、時刻補正部505と、時刻判別部50
6と、設問情報読み出し部507と、設問表示部508
と、回答受付部509と、回答情報生成部510と、回
答送信部511とを備える。
【0067】まず、設問受信部501は、サーバ装置1
1から送られた設問情報を受信する(ステップS60
1)。なお、受信した設問情報には、使用可能となる時
刻が定められた有効時刻情報が付加されている。なお、
NIC 111が設問受信部501として機能しうる。
設問情報記憶部502は、設問受信部501にて受信し
た設問情報を記憶する。なお、RAM103等が設問情
報記憶部502として機能しうる。
【0068】有効時刻取得部503は、記憶された設問
情報に付加されている有効時刻情報を取得する(ステッ
プS602)。なお、CPU 101が有効時刻取得部
503として機能しうる。
【0069】また、標準時刻計時部504は、各端末1
2にて共通となる標準時刻を計時する。また、時刻補正
部505は、所定のタイミングで送信される補正電波
(補正情報)に従って、標準時刻計時部504が計時す
る標準時刻を補正する。なお、電波時計ユニット105
が、これらの標準時刻計時部504、および時刻補正部
505として機能しうる。
【0070】そして、時刻判別部506は、標準時刻計
時部504にて計時される現在の標準時刻を取得し、設
問情報に付加されている有効時刻と比較する(ステップ
S603)。そして、時刻判別部506は、標準時刻の
計時により、有効時刻が経過したか否かを判別する(ス
テップS604)。時刻判別部506は、有効時刻が経
過していないと判別すると、上述のステップS603に
処理を戻す。そして、有効時刻が経過すると、時刻判別
部506は、設問情報読み出し部507に設問情報の読
み出しを指示する。なお、CPU101が時刻判別部5
06として機能しうる。
【0071】そして、読み出しを指示された設問情報読
み出し部507は、設問情報記憶部502から設問情報
を読み出し、設問表示部508に表示する(ステップS
605)。なお、CPU 101が設問情報読み出し部
507として機能しうる。また、画像処理部109に接
続されるモニタが、設問表示部508として機能しう
る。
【0072】回答受付部509は、設問表示部508に
表示した設問情報の回答が、利用者から入力されるまで
待機し(ステップS606)、回答が入力された場合
に、当該回答を受け付ける。なお、コントローラ106
が回答受付部509として機能しうる。
【0073】回答受付部509が回答を受け付けると、
回答情報生成部510は、標準時刻計時部504から現
在の標準時刻を取得し、タイムスタンプとして回答情報
に付加する(ステップS607)。つまり、回答情報を
受け付けた標準時刻が、タイムスタンプとして回答情報
に付加される。そして、回答送信部511は、タイムス
タンプが付加された回答情報をサーバ装置11に向けて
送信する(ステップS608)。
【0074】本実施形態により、各端末12にて共通と
なる標準時刻が計時され、設問情報の有効時刻が経過し
たかが判別される。そして、有効時刻が経過した場合に
限り、設問情報が使用可能となるため、各端末12の通
信環境が異なっていても、各端末12で同時に、設問情
報を表示させることができる。また、各端末12にて回
答が入力されると、そのタイミングが標準時刻により計
時され、タイムスタンプとして回答情報に付加される。
そして、各端末12から回答情報がサーバ装置11に送
られた後に、タイムスタンプに基づいて回答が行われた
順序が特定される。この結果、共通に時刻を管理するこ
とにより、公平なサービスを提供することができる。
【0075】(その他の実施形態)上記実施形態では、
サーバ装置11から各端末12に向けて設問情報を送る
場合について説明したが、送信する情報は、任意であ
る。たとえば、画像データ(映像データ)や音楽データ
といった、容量の大きい情報を送る場合に適用してもよ
い。この際、サーバ装置11は、通信負荷を考慮して、
各端末12に所定の時間差をあけながら、順次送信して
もよい。この場合も、画像データ等に有効時刻情報が付
加されているため、各端末12で画像データ等を使用可
能となるタイミングが公平となる。
【0076】また、上記の実施の形態では、利用者によ
り回答情報が入力された際に、各端末12が直ちに、回
答情報をサーバ装置11に向けて送信する場合について
説明したが、通信負荷を考慮して、各端末12が所定の
時間差をあけながら、サーバ装置11に送信してもよ
い。この場合も、回答情報には受付時刻情報が付加され
ているため、サーバ装置11は、付加された受付時刻情
報に基づいて、回答が行われた順序を適切に特定でき
る。この結果、共通に時刻を管理することにより、公平
なサービスを提供することができる。
【0077】また、上記の実施の形態では、設問情報を
受信した各端末12がサーバ装置11に向けて回答情報
を送信する場合について説明したが、送信する情報は、
任意である。その際、各端末12が起点となり、所定の
情報をサーバ装置11に送信してもよい。たとえば、何
らかのトラブル(ハード/ソフトに生じた障害等)が発
生した際に、各端末12は、トラブル対応を要求するた
めの要求情報をサーバ装置11に送信する。なお、要求
情報には、上記と同様に受付時刻情報が付加されるもの
とする。この場合も、サーバ装置11は、付加された受
付時刻情報に基づいて、要求された順序を特定でき、こ
の順序に沿って、トラブルの対応を行うことができる。
この結果、共通に時刻を管理することにより、公平なサ
ービスを提供することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共通に時刻を管理することにより、公平なサービスを提
供できるデータ送受信システム、時刻管理方法、ならび
に、これらをコンピュータによって実現するプログラム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムの概要構成を示す模式図である。
【図2】データ送受信システムの端末が実現される典型
的なゲーム装置の概要構成を示す模式図である。
【図3】サーバ装置の概要構成を示す模式図である。
【図4】当該サーバ装置において実行される設問送信処
理、および回答受信処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】端末の概要構成を示す模式図である。
【図6】当該端末において実行される回答処理の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ送受信システム 11 サーバ装置 12 端末 13 インターネット 100 ゲーム装置 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 インターフェース 105 電波時計ユニット 106 コントローラ 107 外部メモリ 108 DVD−ROMドライブ 109 画像処理部 110 音声処理部 111 NIC 301 設問情報記憶部 302 設問選択部 303 時刻設定部 304 端末情報記憶部 305 設問送信部 306 回答受信部 307 回答情報蓄積部 308 正解情報記憶部 309 正解回答抽出部 310 回答順序特定部 501 設問受信部 502 設問情報記憶部 503 有効時刻取得部 504 標準時刻計時部 505 時刻補正部 506 時刻判別部 507 設問情報読み出し部 508 設問表示部 509 回答受付部 510 回答情報生成部 511 回答送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 13/00 - 13/12 A63F 9/24 G06F 17/60 G06F 1/04 G04G 5/00 G06F 13/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ装置と、複数の端末とがネットワー
    クを介して接続されたデータ送受信システムであって、 前記サーバ装置は、 前記各端末にて使用可能となる時刻を定めた時刻情報
    を、送信用のデータに付加する時刻設定部と、 当該時刻情報が付加されたデータを前記各端末に順次送
    るために、前記各端末に対してそれぞれ所定の時間差を
    あけながら送信する送信部とを備え、 前記各端末は、それぞれ、 前記サーバ装置からそれぞれ所定の時間差をあけながら
    送信されるデータの内、自己宛に送信されたデータを受
    信するデータ受信部と、 前記各端末において共通する時刻として計時される標準
    時刻に基づいて、当該データに付加された時刻情報に定
    められた時刻の経過を判別する時刻判別部と、 当該時刻の経過が判別された場合に限り、当該データを
    使用可能とする制御部とを備える、 ことを特徴とするもの。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシステムであって、 前記各端末は、それぞれ、 前記各端末において共通する時刻として計時される標準
    時刻に基づいて、所定の動作が行われた時刻を示す時刻
    情報を、前記データ受信部が受信したデータに対応する
    返信用のデータに付加する時刻情報付加部と、 前記時刻情報付加部により時刻情報が付加された返信用
    のデータを、所定の時間差をあけて前記サーバ装置に向
    けて送信するデータ送信部とをさらに備え、 前記サーバ装置は、 前記各端末から所定の時間差をあけて送信されるデータ
    をそれぞれ受信する受信部と、 前記受信部が受信した各データに付加された時刻情報に
    基づいて、前記各端末にて動作が行われた順序を特定す
    る順序特定部とをさらに備える、 ことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】複数の端末と、サーバ装置とがネットワー
    クを介して接続されたデータ送受信システムであって、 前記各端末は、それぞれ、 前記各端末において共通する時刻として計時される標準
    時刻に基づいて、所定の動作が行われた時刻を示す時刻
    情報を、送信用のデータに付加する時刻情報付加部と、 当該時刻情報が付加されたデータを、所定の時間差をあ
    けて前記サーバ装置に向けて送信する送信部とを備え、 前記サーバ装置は、 前記各端末からそれぞれ所定の時間差をあけて送信され
    るデータを受信する受信部と、 前記受信部が受信した各データに付加された時刻情報に
    基づいて、前記各端末にて動作が行われた順序を特定す
    る順序特定部とを備える、 ことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】サーバ装置と、複数の端末とがネットワー
    クを介して接続されたデータ送受信システムであって、 前記サーバ装置は、 所定の設問情報に、前記各端末にて使用可能となる有効
    時刻を定めた有効時刻情報を付加する時刻設定部と、 当該有効時刻情報が付加された設問情報を前記各端末に
    順次送るために、前記各端末に対してそれぞれ所定の時
    間差をあけて送信する設問送信部と、 送信された当該設問情報に応答して、前記各端末から送
    られる回答情報を受信する回答受信部と、 当該回答情報に付加された受付時刻情報に基づいて、前
    記各端末にて回答が行われた順序を特定する回答順序特
    定部とを備え、 前記各端末は、それぞれ、 前記サーバ装置からそれぞれ所定の時間差をあけながら
    送信される設問情報の内、自己宛に送信された設問情報
    を受信する設問受信部と、 前記各端末において時刻の値が共通する標準時刻を計時
    する標準時刻計時部と、 計時される当該標準時刻に基づいて、当該設問情報に定
    められた当該有効時刻の経過を判別する時刻判別部と、 当該有効時刻の経過を判別すると、当該設問情報を表示
    する設問表示部と、 当該設問情報の表示に応答して入力される回答情報を受
    け付ける回答受付部と、 計時される当該標準時刻に基づいて、当該受け付け時刻
    を示す受付時刻情報を、当該回答情報に付加する回答生
    成部と、 当該受付時刻情報が付加された回答情報を、それぞれ
    定の時間差をあけて前記サーバ装置に送信する回答送信
    部とを備える、 ことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】複数の端末とネットワークを介して接続さ
    れたサーバ装置であって、 所定の設問情報に、前記各端末にて使用可能となる有効
    時刻を定めた有効時刻情報を付加する時刻設定部と、 当該有効時刻情報が付加された設問情報を前記各端末に
    順次送るために、前記各端末に対してそれぞれ所定の時
    間差をあけて送信する設問送信部と、 送信された当該設問情報に応答して、前記各端末から
    れぞれ所定の時間差をあけて送られる、回答受付時刻を
    示す受付時刻情報が付加された回答情報を受信する回答
    受信部と、 当該回答情報に付加された受付時刻情報に基づいて、前
    記各端末にて回答が行われた順序を特定する回答順序特
    定部とを備える、 ことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のサーバ装置であって、 受信された当該回答情報を蓄積する回答情報蓄積部と、 蓄積された当該回答情報から、設問情報に対応する正解
    情報に基づいて、正解回答となる回答情報を抽出する正
    解回答抽出部と、 抽出された当該回答情報の内から、付加された受付時刻
    情報に基づいて、前記各端末にて回答が行われた順序を
    特定する回答順序特定部とをさらに備える、 ことを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】サーバ装置とネットワークを介して接続さ
    れた複数の端末であって、 前記各端末は、それぞれ、 前記サーバ装置からそれぞれ所定の時間差をあけて送信
    される設問情報の内、使用可能となる有効時刻を定めた
    有効時刻情報が付加された自己宛の設問情報を受信する
    設問受信部と、 前記各端末において時刻の値が共通する標準時刻を計時
    する標準時刻計時部と、 計時される当該標準時刻に基づいて、当該設問情報に付
    加された有効時刻情報に定められた有効時刻の経過を判
    別する時刻判別部と、 当該有効時刻の経過を判別すると、当該設問情報を表示
    する設問表示部とを備える、 ことを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の端末であって、 前記各端末は、それぞれ、 前記設問表示部に表示された当該設問情報の表示に応答
    して入力される回答情報を受け付ける回答受付部と、 前記標準時刻計時部により計時される当該標準時刻に基
    づいて、当該受け付け時刻を示す受付時刻情報を、当該
    回答情報に付加する回答生成部と、 当該受付時刻情報が付加された回答情報を所定の時間差
    をあけて前記サーバ装置に送信する回答送信部とをさら
    に備える、 ことを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載の端末であって、 前記各端末は、それぞれ、 所定のタイミングで外部から供給される補正情報に従っ
    て、前記標準時刻計時部により計時される当該標準時刻
    を補正する時刻補正部をさらに備える、 ことを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】複数の端末とネットワークを介して接続
    され、時刻設定部、設問送信部、回答受信部、および、
    回答順序特定部を備えるサーバ装置の時刻管理方法であ
    って、 前記時刻設定部が、所定の設問情報に、前記各端末にて
    使用可能となる有効時刻を定めた有効時刻情報を付加す
    る時刻設定工程と、 前記設問送信部が、当該有効時刻情報が付加された設問
    情報を前記各端末に順次送るために、前記各端末に対し
    てそれぞれ所定の時間差をあけて送信する設問送信工程
    と、 前記回答受信部が、送信された当該設問情報に応答し
    て、記各端末からそれぞれ所定の時間差をあけて送られ
    る、回答受付時刻を示す受付時刻情報が付加された回答
    情報を受信する回答受信工程と、 前記回答順序特定部が、当該回答情報に付加された受付
    時刻情報に基づいて、前記各端末にて回答が行われた順
    序を特定する回答順序特定工程とを備える、 ことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】サーバ装置とネットワークを介して接続
    され、設問受信部、標準時刻計時部、時刻判別部、およ
    び、設問表示部をそれぞれ備えた複数の端末の時刻管理
    方法であって、 前記設問受信部が、前記サーバ装置からそれぞれ所定の
    時間差をあけて送信される設問情報の内、使用可能とな
    る有効時刻を定めた有効時刻情報が付加された自己宛の
    設問情報を受信する設問受信工程と、 前記標準時刻計時部が、前記各端末において時刻の値が
    共通する標準時刻を計時する標準時刻計時工程と、 前記時刻判別部が、計時される当該標準時刻に基づい
    て、当該設問情報に付加された有効時刻情報に定められ
    た有効時刻の経過を判別する時刻判別工程と、 前記設問表示部が、当該有効時刻の経過を判別すると、
    当該設問情報を表示する設問表示工程とを備える、 ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の時刻管理方法であっ
    て、 複数の端末が、それぞれ、回答受付部、回答生成部、お
    よび、回答送信部をさらに備え、 前記回答受付部が、前記設問表示部に表示された当該設
    問情報の表示に応答して入力される回答情報を受け付け
    る回答受付工程と、 前記回答生成部が、前記標準時刻計時部により計時され
    る当該標準時刻に基づいて、当該受け付け時刻を示す受
    付時刻情報を、当該回答情報に付加する回答生成工程
    と、 前記回答送信部が、当該受付時刻情報が付加された回答
    情報を所定の時間差をあけて前記サーバ装置に送信する
    回答送信工程とをさらに備える、 ことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】複数の端末とネットワークを介して接続
    されたコンピュータを、 所定の設問情報に、前記各端末にて使用可能となる有効
    時刻を定めた有効時刻情報を付加する時刻設定部、当該
    有効時刻情報が付加された設問情報を前記各端末に順次
    送るために、前記各端末に対してそれぞれ所定の時間差
    をあけて送信する設問送信部、送信された当該設問情報
    に応答して、前記各端末からそれぞれ所定の時間差をあ
    けて送られる、回答受付時刻を示す受付時刻情報が付加
    された回答情報を受信する回答受信部、当該回答情報に
    付加された受付時刻情報に基づいて、前記各端末にて回
    答が行われた順序を特定する回答順序特定部、 として機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】サーバ装置とネットワークを介して接続
    された複数のコンピュータを、それぞれ、 前記サーバ装置からそれぞれ所定の時間差をあけて送信
    される設問情報の内、使用可能となる有効時刻を定めた
    有効時刻情報が付加された自己宛の設問情報を受信する
    設問受信部、前記各コンピュータにおいて時刻の値が共
    通する標準時刻を計時する標準時刻計時部、計時される
    当該標準時刻に基づいて、当該設問情報に付加された有
    効時刻情報に定められた有効時刻の経過を判別する時刻
    判別部、当該有効時刻の経過を判別すると、当該設問情
    報を表示する設問表示部、 として機能させることを特徴とするプログラム。
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