JP3519435B2 - 展開可能なフレームを備えた内視鏡組織操作具 - Google Patents

展開可能なフレームを備えた内視鏡組織操作具

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JP3519435B2
JP3519435B2 JP24617493A JP24617493A JP3519435B2 JP 3519435 B2 JP3519435 B2 JP 3519435B2 JP 24617493 A JP24617493 A JP 24617493A JP 24617493 A JP24617493 A JP 24617493A JP 3519435 B2 JP3519435 B2 JP 3519435B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • A61B17/0218Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors for minimally invasive surgery

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体における組織を操
作するために適合された組織操作具に関し、さらに詳細
には、外科医が体腔内の組織を操作することができるよ
うに、トロカールスリーブを通して挿入可能な展開可能
フレームを備えた内視鏡組織操作具に関する。また、発
明は、外科医が所望の手術部位において手術を行うこと
ができるように、大きな身体器官、例えば、肝臓、肺、
胃又は腸を変位させるための外科医による使用のために
特に適する内視鏡組織操作具に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】内視鏡手順が、内部身体器官
を観察し処置するために開発された。そのような手順
は、自然身体孔又は身体における切開を通した内視鏡の
挿入に係わり、外科医は体腔内の組織を観察し処置する
ことができる。たわみ性内視鏡は、自然身体孔、例え
ば、口を通した、すなわち直腸への挿入のために開発さ
れた。また、剛性内視鏡は、身体表面における切開を通
した腹腔又は胸腔への挿入のために開発された。一般
に、トロカールは、切開を通したトロカールスリーブの
挿入又は内部身体組織の貫通を容易にするために、トロ
カールスリーブ又は管に挿入される。トロカールスリー
ブが所望の手術部位に位置付けられた後、トロカール
は、トロカールスリーブから除去され、内視鏡又は鉗子
の如く別の器械をトロカールスリーブに挿入させ、手術
部位における組織に接触するまで進められる。組織の観
察と処置は、手術部位への接近を設けるために変位され
なければならない、大きな身体器官、例えば、肝臓、肺
又は腸によって困難にされる。
【0003】先行技術において、内部身体組織を操作す
るために各種の形式の器械が公知である。例えば、米国
特許第4、909、789号は、通常さやに引込まれる
シャフトに取り付けた展開可能なワイヤの組を含む観察
補助鉗子を開示する。シャフトが進められる時、ワイヤ
はさやから突出し、同一平面において扇形構成に展開す
る。展開したワイヤは、腹腔内視鏡による観察を妨害す
る内部器官を傍らにおくために使用される。ワイヤは、
器官の損傷を防止する球形部材を先端において設けられ
る。
【0004】米国特許第4、654、028号は、吻合
の目的のために、血管移植片の切開を展開させるため
に、外側管から突出する時、3次元で展開される内側管
の端部において複数のワイヤを含む切開口展開保持器を
開示する。米国特許第4、705、041号は、膨張可
能な部材、例えば、バルーン又ははさみ状部材を支持す
るカテーテルを具備する組織拡張器を開示する。米国特
許第1、878、671号は、体腔に挿入される管に収
容されたワイヤに装着した卵形頭部を含む体腔を開くた
めの拡張器を開示する。米国特許第4、655、219
号は、組織検体を把持するための内視鏡器械で使用され
る複数のたわみ把持腕を含む組織把持付属品を開示す
る。米国特許第4、590、938号は、球形状に展開
可能であり、さやに引込まれた時崩壊される4つの外側
に湾曲した一般平坦バネ腕を具備するかごを含む内視鏡
の作動導管を通した腎石の除去のための装置を開示す
る。バネ条片の比較的広い平坦表面は、石を包囲する腎
組織を偏向させ、かごの遠位拡大容積により、外科医は
石を取り除き、捕捉することができる。
【0005】上記の装置はいずれも、所望の手術部位か
ら離れた大きな身体器官、例えば、肝臓、肺又は腸を操
作する使用のために特に適するものはない。さらに、装
置の中には、大きな身体器官を変位させるために使用し
ようとしたならば、組織を損傷させる傾向を有するもの
があるように思える。
【0006】従って、内部身体組織を安全に操作するた
めに適合された組織操作具を提供することが、本発明の
目的である。
【0007】発明の別の目的は、体腔における大きな身
体器官の如く組織を操作するために、内視鏡装置を通し
た挿入のための組織操作具を提供することである。
【0008】また、所望の手術部位から離れた大きな身
体器官、例えば、肝臓、肺又は腸を変位させる又は保持
するために、体腔へのトロカールスリーブを通した挿入
のために適する内視鏡組織操作具を提供することが、発
明の目的である。
【0009】体腔における所望の手術部位から離れた大
きな身体器官に係合して変位させるために、縦軸の回り
の支持管の回転により操作されるへら形状台を設け、支
持管における縦溝を通って側方外側に展開するように適
合された展開可能な組織操作フレームを含む内視鏡組織
操作具を提供することが、発明の別の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部身体組織
を操作するために体腔への内視鏡管又はカニューレを通
した挿入のために適合された改良組織操作具を達成す
る。組織操作具は、大きな身体器官、例えば、肝臓、肺
又は腸に損傷の危険なしに係合するために特に適する展
開可能なフレームを含む。展開可能なフレームは、大き
な身体器官を所望の手術部位から変位させ、所望の手術
部位への接近を妨害しない位置に拘束させる。フレーム
は、複数のたわみフレーム部材又はワイヤから成り、他
のフレーム部材又はワイヤに重なる弓状構成に支持管に
おける縦溝を横にたわむように適合され、組織を操作す
るためのへら形状台を設ける。器械は、組織に係合する
ための一対のへら形状台を設けるために、支持管におけ
る分離縦溝を側方に展開可能な単一組織操作フレーム又
は一対の組織操作フレームを設けられる。
【0011】発明により、内視鏡組織操作具は、取手
と、取手から延びていて、形成した伸長溝を含む支持管
と、溝に隣接して支持管内に装着した展開可能なフレー
ムと、組織を操作するためのへら形状台を設けるために
溝を通って支持管から横にフレームを展開させるための
手段とを具備する。フレームは、一つ以上の伸長たわみ
フレーム部材を具備し、各フレーム部材は、支持管に関
して側方にたわむように適合される。各フレーム部材
は、台の他のフレーム部材に重なる弓状構成に溝から側
方に曲がるように適合される。フレーム部材は、支持管
の縦軸と同一平面に位置する略平面台を形成するように
適合される。
【0012】組織操作フレームの好ましい実施態様にお
いて、フレーム部材は、組織に係合するための略平面構
成に支持管から側方外側に展開するように適合された一
連のワイヤを具備する。ワイヤは、支持管に沿って互い
違いにされ、互いに重なる関係において配置される。ワ
イヤは、組織の操作のために支持管内の崩壊構成から支
持管における溝から側方に突出する展開構成に展開可能
である。
【0013】発明の別の見地は、互いに独立に作動され
る一対の展開可能な組織操作フレームを含む内視鏡組織
操作具に関する。組織操作具は、取手と、取手から延び
ていて、支持管の対向側において形成した一対の伸長溝
を含む支持管と、支持管内に装着し、溝の一つに隣接し
て各々位置する一対の展開可能なフレームと、組織を操
作するためのへら形状台を設けるために、溝を通って支
持管から横にフレームを選択的に展開させるための手段
とを具備する。各フレームは、一つ以上の伸長たわみフ
レーム部材を具備し、各フレーム部材は、支持管に関し
て側方にたわむように適合される。各フレーム部材は、
溝の一つから側方に延びて、台の一つの他のフレーム部
材に重なる弓状構成に曲がるように適合される。フレー
ム部材は、支持管の縦軸と同一平面に位置する略平面台
を形成するように適合される。
【0014】組織操作具の二重フレームの実施態様にお
いて、各フレームのフレーム部材は、組織に係合するた
めの略平面構成に支持管から側方外側に展開するために
適合された一連のワイヤを具備する。各フレームのワイ
ヤは、支持管に沿って互い違いにされ、互いに重なる関
係において配置される。各フレームのワイヤは、組織の
操作のための略平面台を設けるために、支持管内の崩壊
構成から支持管における溝の一つから側方に突出してい
る展開構成に展開可能である。
【0015】発明の別の見地により、内視鏡組織操作具
は、取手と、取手から延びていて、縦軸を規定し、その
遠位端部に隣接して縦溝を形成した伸長中空支持管と、
支持管に関した縦移動のために装着した作動器部材と、
支持管と作動器部材にその対向端部において連結された
一組の伸長フレーム部材を有する展開可能フレームとを
具備し、フレーム部材は、組織を操作するためのへら形
状台を設けるために、支持管に関した作動器部材の移動
により、支持管における溝を通って縦軸に関して横にた
わむように適合される。フレーム部材の各々は、溝から
側方に延びていて、台の他のフレーム部材に重なる弓状
構成に曲がるように適合される。
【0016】好ましくは、組織操作具のフレーム部材
は、支持管内の崩壊構成から支持管における溝から側方
に突出している展開構成に展開するために適合される。
手動作動器スライドは、取手に装着され、フレーム部材
を展開及び崩壊させるために、支持管に関して縦に作動
器部材を移動させるように作動器部材に連結される。つ
め車機構は、展開又は崩壊構成においてフレーム部材を
保持するために、作動器スライドに解放可能に係合する
ように取手に設けられる。手動解放ボタンは、フレーム
部材を崩壊構成に戻りさせ、つめ車機構から作動器スラ
イドを解除するために、作動器スライドに設けられる。
【0017】好ましい実施態様において、内視鏡組織操
作具のフレーム部材は、組織に係合するための略平面構
成に支持管から側方外側に展開するように適合された一
連のワイヤを具備する。ワイヤは、支持管に沿って互い
違いにされ、互いに重なる関係において配置される。フ
レームは、各ワイヤの遠位端部を支持管に旋回可能に連
結するための手段と、各ワイヤの近位端部を作動器部材
に旋回可能に連結するための手段とを含む。
【0018】組織操作具の二重フレームの実施態様は、
独立に作動され、支持管の対向側における縦溝の一つを
通って横に展開された一組の伸長たわみフレーム部材を
各々具備する、一対の展開可能な組織操作フレームを設
けられる。一対の作動器部材は、展開可能な組織操作フ
レームの各々を作動させるために、支持管に関して縦移
動するように装着される。一対の手動作動器スライド
が、取手に装着され、そして各スライドは、一組のフレ
ーム部材を展開及び崩壊させるために、支持管に関して
作動器部材を移動させるように作動器部材の一つに連結
される。つめ車機構は、展開又は崩壊構成においてフレ
ーム部材の各組を保持するために、作動器スライドの各
々に解放可能に係合するように取手に設けられる。手動
解放ボタンは、フレーム部材の各組を崩壊構成に戻させ
るために、つめ車機構から作動器スライドを解除させる
ように各作動器スライドに設けられる。
【0019】前述と他の目的、見地、及び利点は、図面
を参照した発明の好ましい実施態様の次の詳細な説明か
らより良く理解されるであろう。
【0020】
【実施例】図1を参照すると、本発明は、外科医が体腔
内の組織を操作することができるようにトロカール管又
はカニューレを通して挿入することができる一般に50
の内視鏡組織操作具において具現される。内視鏡組織操
作具50は、大きな身体器官、例えば、肝臓、胃又は腸
を変位させるために外科医によって使用されるために特
に適し、外科医は所望の手術部位において手術を行うこ
とができる。組織操作具50は、近位取手組立体60を
含み、そこから伸長支持管70が延びている。支持管7
0は、その遠位端部に隣接して形成した伸長溝72を含
む。複数の伸長たわみフレーム部材81を有する展開可
能フレーム80は、溝72に隣接して支持管70内に装
着してある。フレーム部材81は、体腔において組織を
操作するためのへら形状台を設けるために、身体内の組
織操作具50の挿入後、溝72を通って側方外側に展開
可能である。作動器スライド100は、組織を操作する
ための所望の構成に台80を展開させるために、取手組
立体60の頂部の伸長溝62において移動するように滑
り可能に装着してある。展開された台80は、略平面構
成を有し、身体内の組織、例えば、大きな身体器官を操
作するために、レバーとして支持管70を使用するか、
又はその縦軸の回りで支持管70を回転させることによ
り、へら状様式で使用される。
【0021】図1〜図4に示された如く、取手組立体6
0は、中空伸長取手を設けるために嵌合う一対の取手区
分63と64を含む。円錐ノーズ片66は、取手区分6
3と64の前端部に装着される。ノーズ片66は、支持
管70を装着する中央開口68を有する。作動器スライ
ド100は、組織を操作するための所望の構成にフレー
ム80を展開させるために、取手区分63と64の間に
形成した溝62に沿って移動するように滑り可能に装着
される。作動器スライド100は、フレーム80が崩壊
した引込み位置(図3)とフレーム80がへら形状台に
展開された前進位置(図4)の間で可動である。
【0022】図1〜図5は、組織操作具50の単一側の
実施態様を示し、この場合支持管70は、例えば、5m
mの外径を有する。しかし、技術における当業者には、
他の小径及び大径も支持管70のために使用できること
が理解されるであろう。単一縦溝72は、支持管70の
頂部に沿って延びており、そして単一作動器スライド1
00は、溝72を通って組織操作フレーム80を展開及
び崩壊させるために取手組立体60に装着してある。
【0023】図5に示された如く、展開可能フレーム又
は台80は、複数の伸長たわみフレーム部材81から成
り、それらの各々は、台80の他のフレーム部材81と
重なる関係において支持管70における溝72を通って
側方外側に伸展している弓状構成に曲がるように適合さ
れる。好ましくは、各フレーム部材81は、伸長ステン
レス鋼ワイヤから成る。
【0024】図1〜図5の実施態様において、組織操作
フレーム80は、実質的に等長の4つの伸長たわみフレ
ーム部材又はワイヤ81から成り、互いに関して支持管
70に沿って縦に互い違いにされる。各ワイヤ81は、
その遠位端部において留め具82に固着され、留め具8
2は、支持管70の遠位端部に結合した一対の半円筒ク
ラムシェル部材83と84において旋回可能に装着され
る。遠位クラムシェル部材83と84は、横保持ピン8
5によって支持管70の遠位端部に固着した固定台支持
部材を一緒に設ける。また、保持ピン85は、溝72の
領域において支持管70の対向側を固着するために使用
される。さらに、各ワイヤ81は、その近位端部におい
て留め具86に固着され、留め具86は、半円筒クラム
シェル区分88と相合する半円筒クラムシェル部材87
に旋回可能に連結される。クラムシェル部材87とその
相合クラムシェル区分88は、支持管70内で縦移動す
るように装着したすべり台作動器部材を設ける。クラム
シェル部材88は、作動器スライド100に作動器棒7
5によって連結した伸長円筒拡張部分89を有する。
図5に示された如く、各遠位留め具82は、狭幅のワイ
ヤ収容体91を有し、一対の旋回ピン92が収容体91
の対向側から側方に出ている。ワイヤ81の遠位端部
は、平坦化され、ワイヤ収容体91に埋め込まれる。ワ
イヤ81の平坦化遠位端部は、留め具82の収容体91
を確実につかむために刻みを付けられる。旋回ピン92
は、遠位クラムシェル部材83と84において形成した
一連の一様間隔の穴に旋回可能に収容される。
【0025】近位留め具86は、遠位留め具82とほぼ
同一の構造を有する。各留め具86は、狭幅のワイヤ収
容体93を有し、一対の旋回ピン94が収容体93の対
向側から側方に出ている。ワイヤ81の近位端部は、平
坦化され、ワイヤ収容体93に埋め込まれる。ワイヤ8
1の平坦化近位端部は、留め具86の収容体93を確実
につかむために刻みを付けられる。旋回ピン94は、近
位クラムシェル部材87とその相合クラムシェル区分8
8において形成した一連の一様間隔の穴85に旋回可能
に収容される。
【0026】図5を参照すると、近位クラムシェル部材
87が、一連の縦離間締結柱96を有し、相合クラムシ
ェル区分88に形成した縦離間ボア97の対応組にはめ
られるように適合される。各締結柱96の基部は、留め
具86を収容するために、近位クラムシェル部材87と
相合クラムシェル区分88の間に十分な空間を維持する
ためのスペーサーとして役立つ拡大柱脚98を有する。
同様に、遠位クラムシェル部材83は、一対の縦離間締
結柱99を含み、他方の遠位クラムシェル部材84に形
成した一対の縦離間ボアにはめられるように適合され
る。各締結柱99は、拡大柱脚101を含む。単一側の
器械(図5)の締結柱96と99は、以下にさらに詳細
に記載される二重側の器械(図15)とほぼ同一の構造
である。一組の側方突出棚103と104は、それぞ
れ、遠位クラムシェル部材83と84の前端部に設けて
ある。遠位クラムシェル部材83と84が組み立てられ
る時、柱脚101と棚103と140は、留め具82を
収容するために、クラムシェル部材83と84の間に十
分な距離を維持するためのスペーサーとして役立つ。代
替的に、唯一の側方突出棚が、所望の間隔を維持するた
めに、クラムシェル部材83と84のいずれかの前部に
おいて形成される。
【0027】図4に示された如く、作動器スライド10
0は、取手組立体60の頂部における溝62に滑り可能
に収容された狭幅の伸長ネック106を有する。作動器
100のネック106は、取手組立体60の縦軸に沿っ
ている水平仕切り65によって滑り可能に支持された伸
長基部108の前面に弾性ヒンジ107によって連結し
てある。作動器棒75の近位端部はまた、基部108の
前面に固着してある。作動器スライド100は、取手区
分63と64の各内側に形成したつめ車90との係合に
弾性ヒンジ107によって通常片寄らされる一つ以上の
つめ109を含み、作動器スライド100を取手組立体
60における選択位置において保持する。つめ車90
(図7)は、溝62の対向側に沿って縦に形成してあ
る。つめ109とつめ車90は、外側に展開又は内側に
崩壊した構成においてフレーム部材又はワイヤ81を保
持するためのつめ車機構を設ける。
【0028】好ましくは、ワイヤ81を除いて、留め具
82と86を含む他のフレーム構成要素、遠位クラムシ
ェル部材83と84、近位クラムシェル部材87及びそ
の相合クラムシェル区分88は、プラスチック材料製で
ある。支持管70と作動器棒75は、ステンレス鋼から
成る。取手組立体60の構成要素と作動器スライド10
0は、プラスチック材料製である。
【0029】図1〜図5の単一側面の実施態様の動作に
おいて、内視鏡組織操作具50は、身体壁に据えられた
トロカール管又はカニューレを通して体腔に挿入され
る。内視鏡は、手術部位の観察のために分離トロカール
管又はカニューレを通して体腔に挿入される。組織操作
具50は、トロカール管又はカニューレを通して支持棒
70を滑らせるために、取手組立体60を押すことによ
り、手術部位の方に前進される。支持管70は、その遠
位端部が所望の手術部位に隣接して位置付けられるまで
前進される。
【0030】台80を展開させることが望まれる時、外
科医は、片手の親指で作動器スライド100に係合し、
残りの指で取手組立体60を保持する。図4に示された
如く、作動器スライド100を遠位に前進させることに
より、作動器棒75は、遠位方向において前進され、近
位クラムシェル部材87とその相合クラムシェル区分8
8を遠位クラムシェル部材83と84の方にすべらせ
る。結果として、留め具82と86は、溝72を通して
外側に旋回され、そしてフレーム部材又はワイヤ81
は、弓状構成に側方外側に展開される。弓状ワイヤ81
は、支持管70の縦軸と同一平面に位置する略平面台8
0を設ける。各弓状ワイヤ81は、台80の残りの弓状
ワイヤに重なる。台80が十分に展開されると、ワイヤ
81の近位及び遠位端部は、支持棒70にほぼ垂直であ
る。作動器スライド100は、つめ車90に係合するつ
め109によって完全前進位置において維持される。結
果として、フレーム部材又はワイヤ81は、完全展開構
成において保持される。台80は、作動器スライド10
0を取手組立体60における中間位置まで移動させるこ
とにより、所望ならば、部分的に展開される。
【0031】台80が所望のサイズ及び形状まで展開さ
れた後、組織操作具は、体腔における所望の手術部位に
隣接した大きな身体器官、例えば、肝臓、胃又は腸に係
合するためのへら状の様式で使用される。展開された台
80は、その対向側の各々において平坦組織操作面を設
ける。へら形状台80は、平坦面の一方が大きな身体器
官に係合するように方向付けられる。それから、その縦
軸の回りで支持管70を回転させるように取手組立体6
0を操作することにより、平面台80は、大きな身体器
官を手術部位から離れた所望の位置に変位又は保持する
ために、へらの使用と同様の方法において、大きな身体
器官に対して駆り立てられる。
【0032】トロカール管又はカニューレから組織操作
具50を除去することが望まれる時、台80は、作動器
スライド100を押下し、取手組立体60において後方
にすべらせることにより崩壊される。結果として、作動
器棒75は、遠位クラムシェル部材83と84から後方
に、近位クラムシェル部材87とその相合クラムシェル
区分88をすべらせるために引込められる。弓状ワイヤ
81は、溝72に引込められ、そして台80は、その崩
壊構成(図2)に戻される。それから、取手組立体60
を把持し、引張ることにより、組織操作具50は、トロ
カール管又はカニューレから除去される。
【0033】図8〜図10を参照すると、取手組立体6
0の代替態様が、取手組立体60における縦溝62にす
べり可能に収容された狭幅の伸長ネック112を有する
作動器スライド110を含む。ネック112は、取手組
立体60の縦軸に沿っている水平仕切り65によってす
べり可能に支持した伸長基部114の前面に連結してあ
る。作動器棒75の近位端部はまた、基部114の前面
に連結してある。弾性ヒンジ116は、基部114の後
部において装着され、作動器スライド110を取手組立
体60の選択位置に保持するために、取手区分63と6
4の各つめ車90との係合に弾性ヒンジ116によって
通常片寄らされた一組のつめ118を設けてある。つめ
118とつめ車90は、外側に展開した構成又は内側に
崩壊した構成においてフレーム部材又はワイヤ181を
保持するためにつめ車機構を設ける。手動解放ボタン1
20は、作動器スライド110における開口を通って弾
性ヒンジ16から上方に出ている。解放ボタン120
は、つめ車90からつめ118を解除するために押下さ
れ、フレーム部材81を崩壊構成に戻させる。解放ボタ
ン120が押下される時、外科医の親指はまた、作動器
スライド110に係合し、つめ118がつめ車90から
解除される時、フレーム部材81の突然の崩壊を防止す
る。
【0034】図11〜図15は、取手組立体160と、
10mmの外径の中空伸長支持管170とを有する組織
操作具の二重側の実施態様を示す。しかし、技術におけ
る当業者には、他の小径及び大径も支持管170のため
に使用されることが理解される。取手組立体160は、
中空伸長取手を設ける一対の取手区分163と164を
含む。円錐ノーズ片166は、取手区分163と164
の前端部において装着される。ノーズ片166は、支持
管170が装着された中央開口168を有する。一対の
縦溝172は、その遠位端部に隣接した支持管の頂部と
底部に沿って延びている。組織操作具150は、溝17
2に隣接して位置する上方及び下方組織操作具180を
含む。一対の作動器スライド200は、溝172を通し
て組織操作フレーム180を選択的に展開及び崩壊させ
るために、取手組立体160に形成した一対の溝162
において滑り可能に装着してある。
【0035】図13に示された如く、各展開可能なフレ
ーム又は台180は、複数の伸長たわみフレーム部材1
81を含み、それらの各々は、台180の他のフレーム
部材181と重なる関係において支持管170の溝17
2の一つを通って側方外側に伸展する弓状構成に曲がる
ように適合される。好ましくは、各フレーム部材181
は、伸長ステンレス鋼ワイヤから成る。
【0036】図11〜図15の実施態様において、各フ
レーム180は、ほぼ等長の5つの伸長たわみフレーム
部材又はワイヤ181から成り、互いに関して支持管1
70に沿って縦に互い違いにされる。各ワイヤ181
は、その遠位端部において留め具182に固着され、留
め具182は、支持管170の遠位端部に結合した一対
の半円筒クラムシェル部材183と184の間に旋回可
能に装着してある。遠位クラムシェル部材183と18
4は、横保持ピン185によって支持管170の遠位端
部に固着した固定台支持部材を一緒に設ける。また、保
持ピン185は、溝172の領域において支持管170
の対向側を固着するために使用される。さらに、各ワイ
ヤ181は、その近位端部において留め具186に固着
され、留め具186は、クラムシェル区分188と相合
する半円筒クラムシェル部材187に旋回可能に連結さ
れる。伸長クラムシェル部材187とその相合クラムシ
ェル区分188は、支持管170内で縦移動するように
装着したすべり台作動器部材を一緒に設ける。クラムシ
ェル部材188は、作動器棒175によって作動器スラ
イド200に連結した伸長半円筒拡張部分189を有す
る。
【0037】図23と図24に示された如く、各留め具
182は、狭幅のワイヤ収容体190を有し、本体19
0の対向側から側方に出ている一対の旋回ピン191を
設けている。ワイヤ181の遠位端部は、平坦化され、
ワイヤ収容体190に埋め込まれる。ワイヤ181の平
坦化遠位端部は、留め具182の収容体191を確実に
つかむために刻みを付けられる。
【0038】図16と図19を参照すると、遠位クラム
シェル部材183と184は、各々、それぞれ、等間隔
に縦に離間した一連の穴192と193を含み、支持棒
170の遠位端部において留め具182を旋回可能に装
着するための旋回ピン191を収容する。また、遠位ク
ラムシェル部材184は、一連の縦離間締結柱194
(図20)を含み、他の遠位クラムシェル部材183に
形成した縦離間ボア195の対応組にはめられるように
適合される。各締結柱194は、対応ボア195へ締結
柱194をはめ合わせるために、その自由端部において
外側に突出する環状リップ196を含む。図17に示さ
れた如く、各ボア195は、その対向端部においてわず
かに拡大され、ボア195への締結柱194の侵入を容
易にし、かつ、環状リップ196を固定させる。また、
各締結柱194の基部は、拡大柱脚197(図20)を
含む。側方に突出する棚198が、遠位クラムシェル部
材184の前端部において設けてある。図22に示され
た如く、遠位クラムシェル部材183と184が組み立
てられた時、柱脚197と棚198は、留め具182を
収容するために、クラムシェル部材183と184の間
に十分な空間を維持するためのスペーサーとして役立
つ。開口199は、横保持ピン185を収容するために
クラムシェル部材183と184の各々において形成し
てある。
【0039】図15を参照すると、近位留め具186
は、遠位留め具182にほぼ同一の構成である。各留め
具186は、狭幅のワイヤ収容体201を有し、本体2
01の対向側から側方に出ている一対の旋回ピン202
を設けている。ワイヤ181の近位端部は、平坦化さ
れ、ワイヤ収容体201に埋め込まれる。ワイヤ181
の平坦化近位端部は、留め具186の収容体201を確
実につかむために刻みを付けられる。
【0040】図29に示された如く、クラムシェル部材
187は、ワイヤ181の近位端部において留め具18
6の旋回ピン202を収容する一連の縦離間穴203を
含む。同様に、嵌合クラムシェル区分188は、ワイヤ
181の近位端部において留め具186の旋回ピン20
2を収容するための一連の縦離間穴204を含む。
【0041】図28に示された如く、伸長近位クラムシ
ェル部材187は、一連の縦離間締結柱205を含み、
相合クラムシェル区分188において形成した対応組の
ボア206にはめられるために適合される。各締結柱2
05は、ボア206への締結柱205のはめ込みを設け
るために、各ボア206において環状溝208(図2
7)に係合する外側に突出する環状リップ207をその
自由端部において含む。各締結柱205は、留め具18
6を収容するために、伸長近位クラムシェル部材187
と相合クラムシェル区分188の間に十分な空間を維持
するためのスペーサーとして役立つ拡大柱脚209を含
む。伸長クラムシェル部材187はまた、作動器スライ
ド200の一つに連結された作動器棒175を収容する
ために、その半円筒拡張部分189において形成した縦
ボア210を含む。上方及び下方台180は、ほぼ同一
構成であり、取手組立体160の頂部と底部において作
動器スライド200によって独立に動作可能である。
【0042】好ましくは、ワイヤ181を除いて、留め
具182と186を含む他のフレーム構成要素、遠位ク
ラムシェル部材183と184、近位クラムシェル部材
187及びその相合クラムシェル区分188は、プラス
チック材料製である。支持管170と作動器棒175
は、ステンレス鋼から成る。取手組立体160の構成要
素と作動器スライド200は、プラスチック材料製であ
る。
【0043】図12〜図14を参照すると、二重側の組
織操作具150の作動器スライド200は、上記の作動
器スライド110(図6)にほぼ同一構成である。各作
動器スライド200は、取手組立体160における溝1
62の一つにすべり可能に収容された狭幅の伸長ネック
212を有する。ネック212は、取手組立体160の
縦軸に沿っている水平仕切り165によってすべり可能
に支持された伸長基部214の前面に連結してある。作
動器棒175の近位端部はまた、基部214の前面に連
結される。弾性ヒンジ216は、基部214の後部に取
り付けられ、作動器スライド200を取手組立体160
の選択位置に保持するために、取手区分163と164
の各内側におけるつめ車220との係合に弾性ヒンジ2
16によって通常片寄らされた一組のつめ218を設け
てある。つめ218とつめ車220は、外側に展開した
構成又は内側に崩壊した構成において、フレーム部材又
はワイヤ181を保持するためのつめ車機構を設ける。
手動解放ボタン222は、作動器スライド200におけ
る開口を通って弾性ヒンジ216から上方に出ている。
解放ボタン222は、つめ車220からつめ118を解
除するために押下され、フレーム部材181を崩壊構成
に戻させる。解放ボタン222が押下される時、外科医
の親指はまた、作動器スライド200に係合し、つめ2
18がつめ車から解除される時、フレーム部材181の
突然の崩壊を防止する。
【0044】図7〜図11の二重側の組織操作器150
の動作において、2つの作動器スライド200により、
外科医は、展開可能なフレーム180の一方又は両方を
選択的に展開させることができる。図12に示された如
く、組織操作フレーム180の一方は、展開され、他方
のフレームは、崩壊されている。また、図13を参照す
ると、フレーム180の一方は、完全に展開されるが、
他方のフレームは、部分的に展開される。さらに、図1
4に示された如く、両フレーム180は、完全に展開さ
れる。フレーム180は、支持管170の縦軸と同一平
面に位置する略平面台を設ける。二重側の組織操作具1
50は、前述の単一側の組織操作具とほぼ同じ方法で組
織を操作するために使用される。
【0045】発明は、その広い見地において、示され記
載された好ましい実施態様の特定の詳細に限定されるこ
とはなく、技術における当業者は、発明が添付のクレイ
ムの精神と範囲内で修正を行うことができることを認識
するであろう。
【0046】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0047】1.取手と、該取手から延びていて、形成
した伸長溝を含む支持管と、該溝に隣接して該支持管内
に装着した展開可能フレームと、組織を操作するための
へら形状台を提供するために、該溝を通って該支持管か
ら横に該フレームを展開させるための手段とを具備する
内視鏡組織操作具。
【0048】2.該フレームが、一つ以上の伸長たわみ
フレーム部材を具備し、各フレーム部材は、該支持管に
関して側方にたわむように適合される上記1に記載の組
織操作具。
【0049】3.各フレーム部材が、該溝から延びてい
て、該台の他のフレーム部材に重なる弓状構成に曲がる
ように適合される上記2に記載の組織操作具。
【0050】4.該フレーム部材が、該支持管の縦軸と
同一平面に位置する略平面台を形成するように適合され
る上記3に記載の組織操作具。
【0051】5.該フレーム部材を展開構成において保
持するための手段を含む上記3に記載の組織操作具。
【0052】6.該フレーム部材が、組織に係合するた
めの略平面構成に該支持管から側方外側に展開するよう
に適合された一連のワイヤを具備する上記2に記載の組
織操作具。
【0053】7.該ワイヤが、該支持管に沿って互い違
いにされ、互いに関して重なり関係において配置される
上記6に記載の組織操作具。
【0054】8.取手と、該取手から延びていて、該支
持管の対向側において形成した一対の伸長溝を含む支持
管と、該支持管内に装着され、該溝の一つに各々隣接し
て位置する一対の展開可能なフレームと、組織を操作す
るためのへら形状台を提供するために、該溝を通って該
支持管から横に該フレームを選択的に展開させるための
手段とを具備する内視鏡組織操作具。
【0055】9.各フレームが、一つ以上の伸長たわみ
フレーム部材を具備し、各フレーム部材は、該支持管に
関して側方にたわむように適合される上記8に記載の組
織操作具。
【0056】10.各フレーム部材が、該溝の一つから
延びていて、台の一つの他のフレーム部材に重なる弓状
構成に曲がるように適合される上記9に記載の組織操作
具。 11.該フレーム部材が、該支持管の縦軸と同一平面に
位置する略平面台を形成するように適合される上記10
に記載の組織操作具。
【0057】12.各台の該フレーム部材を展開構成に
おいて保持するための手段を含む上記10に記載の組織
操作具。
【0058】13.該フレーム部材が、組織に係合する
ための略平面構成に該支持管から側方外側に展開するた
めに適合された一連のワイヤを具備する上記9に記載の
組織操作具。
【0059】14.該ワイヤが、該支持管に沿って互い
違いにされ、互いに関して重なり関係において配置され
る上記13に記載の組織操作具。
【0060】15.取手と、該取手から延びていて、縦
軸を規定し、その遠位端部に隣接して縦溝を形成した伸
長中空支持管と、該支持管に関して縦移動するように装
着した作動器部材と、該支持管と該作動器部材にその対
向端部において連結された一組の伸長たわみフレーム部
材を有する展開可能フレームとを具備し、該フレーム部
材が、組織を操作するためのへら形状台を提供するため
に、該支持管に関した該作動器部材の移動により、該支
持管における該溝を通って該縦軸に関して横にたわむよ
うになっている内視鏡組織操作具。
【0061】16.各フレーム部材が、該溝から側方に
延びていて、該台の他のフレーム部材に重なる弓状構成
に曲がるように適合される上記15に記載の組織操作
具。
【0062】17.該フレーム部材が、該支持管内の崩
壊構成から、組織に係合するための略平面展開構成に側
方外側に展開するために適合された一連のワイヤを具備
する上記16に記載の組織操作具。
【0063】18.該ワイヤが、該支持管に沿って互い
違いにされ、互いに関して重なり関係において配置され
る上記17に記載の組織操作具。
【0064】19.各ワイヤの遠位端部を該支持管に旋
回可能に連結するための手段を含む上記18に記載の組
織操作具。
【0065】20.各ワイヤの近位端部を該作動器部材
に旋回可能に連結するための手段を含む上記19に記載
の組織操作具。
【0066】21.該フレーム部材が、該支持管内の崩
壊構成から、該支持管における該溝から側方に突出する
展開構成に展開するように適合される上記15に記載の
組織操作具。
【0067】22.該フレーム部材を展開及び崩壊させ
るために、該取手に装着され、該支持管に関して該作動
器部材を移動させるように該作動器部材に連結された手
動作動器スライドを含む上記21に記載の組織操作具。
【0068】23.該フレームを展開又は崩壊構成にお
いて保持するために、該作動器スライドに解放可能に係
合するための該取手におけるつめ車手段を含む上記22
に記載の組織操作具。
【0069】24.該フレーム部材を崩壊構成に戻させ
るために、該つめ車手段から該作動器スライドを解除す
るための該作動器スライドにおける手動解放ボタンを含
む上記23に記載の組織操作具。
【0070】25.取手と、該取手から延びていて、縦
軸を規定し、その遠位端部に隣接して対向側に一対の縦
溝を形成した伸長中空支持管と、該支持管に関して縦移
動するように装着した一対の作動器部材と、該支持管と
該作動器部材の一つにその対向端部において連結された
一組の伸長たわみフレーム部材を各々有する一対の展開
可能フレームとを具備し、フレーム部材の各組は、組織
を操作するための一対のへら形状台を提供するために、
該支持管に関した該作動器部材の一つの移動により、該
溝の一つを通って該縦軸に関して横にたわむようになっ
ている内視鏡組織操作具。
【0071】26.各フレーム部材が、該溝の一方から
側方に延びていて、台の一方の他のフレーム部材に重な
る弓状構成に曲がるように適合される上記25に記載の
組織操作具。
【0072】27.フレーム部材の各組が、該支持管内
の崩壊構成から組織に係合するための略平面展開構成に
側方外側に展開するために適合された一連のワイヤを具
備する上記26に記載の組織操作具。
【0073】28.該ワイヤが、該支持管に沿って互い
違いにされ、互いに関して重なり関係において配置され
る上記27に記載の組織操作具。
【0074】29.各ワイヤの遠位端部を該支持管に旋
回可能に連結するための手段を含む上記28に記載の組
織操作具。
【0075】30.各ワイヤの近位端部を該作動器部材
の一方に旋回可能に連結するための手段を含む上記29
に記載の組織操作具。
【0076】31.フレーム部材の各組が、該支持管内
の崩壊構成から該支持管における該溝から側方に突出す
る展開構成に展開するように適合される上記24に記載
の組織操作具。
【0077】32.該取手に装着した一対の手動作動器
スライドを含み、各スライドは、一組の該フレーム部材
を展開及び崩壊させるために、該支持管に関して該作動
器部材を移動させるように該作動器部材の一方に連結さ
れる上記31に記載の組織操作具。
【0078】33.該フレーム部材の各組を展開又は崩
壊構成において保持するために該作動器スライドの各々
に解放可能に係合するための該取手におけるつめ車手段
を含む上記32に記載の組織操作具。
【0079】34.フレーム部材の各組を崩壊構成に戻
させるために、該つめ車手段から該作動器スライドを解
除するための各作動器スライドにおける手動解放ボトン
を含む上記33に記載の組織操作具。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明により構成された内視鏡組織操作具の
斜視図である。
【図2】図1の組織操作具の部分切欠き頂面図である。
【図3】組織操作フレームが崩壊された、図1の組織操
作具の部分切欠き側面図である。
【図4】組織操作フレームが展開された、図1の組織操
作具の部分切欠き側面図である。
【図5】組織操作フレームの構成要素を示す、図1の組
織操作具の部分切欠き斜視図である。
【図6】図1の組織操作具の取手組立体の別の実施態様
を示す、拡大部分切欠き側面図である。
【図7】図6の線7−7に沿って取った取手組立体の垂
直断面図である。
【図8】図6の取手組立体における作動器スライドの前
面図である。
【図9】図6の作動器スライドの側面図である。
【図10】図6の作動器スライドの背面図である。
【図11】一対の組織操作フレームを有する組織操作具
の別の実施態様の部分切欠き側面図である。
【図12】フレームの一方が展開され、他方が崩壊され
た、図11の組織操作具の部分切欠き側面図である。
【図13】フレームの一方が完全に展開され、他方が部
分的に展開された、図11の組織操作具の部分切欠き側
面図である。
【図14】フレームの両方が展開された、図11の組織
操作具の部分切欠き斜視図である。
【図15】組織操作フレームの構成要素を示す、図11
の組織操作具の部分切欠き斜視図である。
【図16】図15のフレーム支持部材の部分を示す側面
図である。
【図17】図16のフレーム支持部材の頂面図である。
【図18】図17のフレーム支持部材の端面図である。
【図19】図15のフレーム支持部材の別の部分の側面
図である。
【図20】図19のフレーム支持部材の頂面図である。
【図21】図20のフレーム支持部材の端面図である。
【図22】フレーム支持部材を組み立てて示す頂面図で
ある。
【図23】図15の組織操作具の一部を形成する旋回留
め具を示す。
【図24】図15の組織操作具の一部を形成する旋回留
め具を示す。
【図25】図15のフレーム作動器部材の部分を示す側
面図である。
【図26】図25のフレーム作動器部材の底面図であ
る。
【図27】図26の線27−27に沿ったフレーム作動
器部材の垂直断面図である。
【図28】図15のフレーム作動器部材の別の部分の側
面図である。
【図29】図28のフレーム作動器部材の底面図であ
る。
【図30】図29のフレーム作動器部材の端面図であ
る。
【符号の説明】
50 内視鏡組織操作具 60 近位取付組立体 70 指示管 80 フレーム 100 作動器スライド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エム・ジヨシユア・トルコフ アメリカ合衆国マサチユセツツ州02146 ブルツクライン・ジヨーダンロード39 (72)発明者 ロバート・シー・オールマン アメリカ合衆国マサチユセツツ州01880 ウエイクフイールド・フエアーマウント テラス1 (72)発明者 フエルナンド・アルバレス・デ・トレド アメリカ合衆国マサチユセツツ州01742 コンコード・フエアーヘブンヒル229 (56)参考文献 実開 昭50−15189(JP,U) 国際公開92/11811(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/02 A61B 17/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取手と、 該取手から延びていて、縦軸を規定し、形成した伸長
    溝を含む支持管と、ここで、該溝は該縦軸に垂直な面
    を有し、 該溝に隣接して該支持管内に装着した展開可能フレーム
    と、 組織を操作するための展開構成においてへら形状台を
    提供するために、該溝を通って該支持管から横に該フレ
    ームを展開させるための手段とを具備し、 ここで該フレームは、複数の伸長たわみフレーム部材を
    具備し、各フレーム部材は、該支持管に関して共通の横
    方向において該溝を通って延びるために側方にたわむよ
    うに適合される、 内視鏡組織操作具。
  2. 【請求項2】 取手と、 該取手から延びていて、形成した伸長溝を含む支持管
    と、 該溝に隣接して該支持管内に装着した展開可能フレーム
    と、 組織を操作するためのへら形状台を提供するために、該
    溝を通って該支持管から横に該フレームを展開させるた
    めの手段とを具備し、 ここで該フレームは、複数の伸長たわみフレーム部材を
    具備し、各フレーム部材は、該支持管に関して側方にた
    わむように適合され、 ここで該複数のフレーム部材が、該支持管から側方外側
    に展開するように適合された一連のワイヤを備え、そし
    ここで該ワイヤが、該支持管に沿って互い違いにされ、
    互いに関して重なり関係において配置される、 内視鏡組織操作具。
  3. 【請求項3】 取手と、 該取手から延びていて、縦軸を規定し、該支持管の該溝
    の該対のいずれか1つに共通でない縦軸に垂直ないずれ
    かの面に関する対向側において形成した一対の伸長溝を
    含む支持管と、ここで伸長溝の該対の各は該縦軸に垂直な面を有し、 該支持管内に装着され、該溝の一つに各々隣接して位置
    する一対の展開可能なフレームと、 組織を操作するための一対のへら形状台を提供するため
    に、該溝を通って該支持 管から横に該フレームを選択的に展開させるための手段
    とを具備し、ここでフレームの該対の各は複数の伸長た
    わみフレーム部材を具備し、各フレーム部材は、該支持
    管に関して側方にたわむように適合される、 内視鏡組織操作具。
  4. 【請求項4】 取手と、 該取手から延びていて、該支持管の対向側において(形
    成した)一対の伸長溝を含む支持管と、 該支持管内に装着され、該溝の一つに各々隣接して位置
    する一対の展開可能なフレームと、 組織を操作するための一対のへら形状台を展開構成にお
    いて提供するために、該溝を通って該支持管から横に該
    フレームを選択的に展開させるための手段とを具備し、 ここでフレームの該対の各は複数の伸長たわみフレーム
    部材を具備し、各フレーム部材は、該支持管に関して側
    方にたわむように適合され、そして、 ここで各フレーム部材が、該溝の1つから延びていて、
    弓状構成に曲がるように適合され、そしてその結果該各
    フレーム部材が、該台の1つの他のフレーム部材の少な
    くとも1つに重なるようにされる、 内視鏡組織操作具。
  5. 【請求項5】 取手と、 該取手から延びていて、該支持管の対向側において形成
    した一対の伸長溝を含む支持管と、 該支持管内に装着され、該溝の一つに各々隣接して位置
    する一対の展開可能なフレームと、 組織を操作するための一対のへら形状台を提供するため
    に、該溝を通って該支持管から横に該フレームを選択的
    に展開させるための手段とを具備し、 ここでフレームの該対の各は複数の伸長たわみフレーム
    部材を具備し、各フレーム部材は、該支持管に関して側
    方にたわむように適合され、 ここで該複数のフレーム部材が、該支持管から側方外側
    に展開するように適合された一連のワイヤを備え、そし
    ここで該ワイヤが、該支持管に沿って互い違いにされ、
    互いに関して重なり関係において配置される、 内視鏡組織操作具。
  6. 【請求項6】 取手と、 該取手から延びていて、縦軸を規定し、その遠位端部に
    隣接して縦連続溝を形成した伸長中空支持管と、ここで、該溝は該縦軸に垂直な面を有し、 該支持管に関して縦移動するように装着した作動器部材
    と、 該支持管と該作動器部材にその対向端部において各々
    結された複数の伸長たわみフレーム部材を有する展開可
    能フレームとを具備し、 該フレーム部材が、組織を操作するためのへら形状台を
    展開構成において提供するために、該支持管に関した該
    作動器部材の移動により、該支持管における該溝を通っ
    て該縦軸に関して共通の横方向でたわむようになってい
    る内視鏡組織操作具。
  7. 【請求項7】 取手と、 該取手から延びていて、縦軸を規定し、その遠位端部に
    隣接して縦溝を形成した伸長中空支持管と、 該支持管に関して縦移動するように装着した作動器部材
    と、 該支持管と該作動器部材にその対向端部において各々連
    結された複数の伸長たわみフレーム部材を有する展開可
    能フレームとを具備し、 該フレーム部材が、組織を操作するためのへら形状台を
    展開構成において提供するために、該支持管に関した該
    作動器部材の移動により、該支持管における該溝を通っ
    て該縦軸に関して横にたわむようになっており、 ここで各フレーム部材が、該溝から側方に延びていて、
    弓状構成に曲がるように適合され、そしてその結果該各
    フレーム部材が、該台の他のフレーム部材の少なくとも
    1つに重なるようにされる、 内視鏡組織操作具。
  8. 【請求項8】 取手と、 該取手から延びていて、縦軸を規定し、その遠位端部に
    隣接して対向側に一対の縦溝を形成した伸長中空支持管
    と、 該支持管に関して縦移動するように装着した一対の作動
    器部材と、 該支持管と該作動器部材の一つにその対向端部において
    各々連結された一組の伸長たわみフレーム部材を有する
    一対の展開可能フレームとを具備し、 フレーム部材の各組は、組織を操作するための一対のへ
    ら形状台を展開構成において提供するために、該支持管
    に関した該作動器部材の一つの移動により、該溝の一つ
    を通って該縦軸に関して横にたわむようになっている内
    視鏡組織操作具。
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