JP3519328B2 - 医療器具保持装置 - Google Patents

医療器具保持装置

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JP3519328B2
JP3519328B2 JP32376899A JP32376899A JP3519328B2 JP 3519328 B2 JP3519328 B2 JP 3519328B2 JP 32376899 A JP32376899 A JP 32376899A JP 32376899 A JP32376899 A JP 32376899A JP 3519328 B2 JP3519328 B2 JP 3519328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持した内視鏡、
圧排鈎などの医療機器を所望に選択した位置及び姿勢で
固定保持し得る医療器具保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、執刃医により例えば患者の腹部の
手術部位を執刃開腹し、手術するに当たり、所望の手術
視野を確保し且つ手術の邪魔にならないように助手が例
えば、圧排鈎(リトラクター)を用い、その把持部を把
持して牽引し傷口を開き、更に手術中その開創状態を維
持するべくその位置と姿勢で長時間牽引保持することが
行われていたが、助手の疲労により、当初の牽引保持が
困難となり、その結果、当初の位置と姿勢が維持でき
ず、所要の開創状態を維持できず、手術を迅速且つ円滑
に行うことが困難となり、また、思わぬ障害を生じ兼ね
ない不安があった。かゝる不都合を解消するため、助手
がリトラクターで傷口を開いた後、助手に代わり機械力
でその位置と姿勢状態に入るリトラクターを保持するリ
トラクター保持装置が開発され、使用されて来た。その
なかに、「オクトパス万能開創器」と称する三関節自在
のリトラクター保持装置がある。この保持装置は、その
本体支持棒と第2アームとを連結するジョイント部及び
アーム間を連結するジョイント部は夫々ボールから成る
ユニバーサルジョイントで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の三関節自在の保持装置を長期間使用していると、ボー
ルが点接触で圧接しているアームの端面と接触するボー
ルの球面部は摩滅して窪みを生ずるので、当初の円滑な
ボールによるユニバーサルジョイントの作動が阻害さ
れ、その結果、リトラクターを所望の位置と姿勢で保持
できなくなる不都合を生じた。そこで、かゝる従来の不
都合を解決し、長期に亘り使用しても摩滅することな
く、リトラクター、内視鏡、その他の所望の医療器具を
所望の位置と姿勢で固定保持し得る医療器具保持装置の
開発が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の要望を満足する本発明の医療機器保持装置を提供する
もので、支持杆の先端杆部に嵌合した円筒体に設けたス
リットを介し対向する可撓性の左右の半割り筒壁と、左
右のブロックと、左右の上下一対のリンク杆の後端部
と、左右の連結板とを順次積層して成る左右の積層体を
該左右の半割り筒壁の上方及び下方に位置する上下の連
結ピンにより互いに連結して積層型連結体に構成すると
共に、ハンドルの操作用螺杆を該左右の半割り筒壁と該
左右の積層体を挿通螺着し、更に、該左右の上下一対の
リンク杆の先端部間に渡した上下のピンに医療器具保持
体の保持本体を枢設し、該ハンドルの一方向への捻回に
より左右の積層体の該先端杆部の周面への圧締めをもた
らすことにより、該左右の上下一対のリンク杆の該先端
杆部の廻りの回動自在の阻止と該連結ピンを軸とする上
下方向の揺動自在の阻止と、互いに接近した該左右の上
下一対のリンク杆による医療器具保持体の該上下のピン
を枢軸とする上下方向の首振り自在の阻止とを一挙にも
たらす一方、該ハンドルの他方向への捻回により該左右
の積層体の該先端杆部の外周面に対する圧締めからの解
除弛緩をもたらすことにより、該先端杆部の廻りの回動
自在の許容と、該左右の上下一対のリンク杆の上下の連
結ピンを軸とした上下方向の揺動自在の許容と互いに離
れた該左右の上下一対のリンク杆による医療器具保持体
の該ピンを枢軸とする首振り自在の許容とを一挙にもた
らすようにしたことを特徴とする。更に本発明は、上記
の医療器具保持装置において、該左右の上下一対のリン
ク杆の後端部に、該積層体を枢設する上下の連結ピンを
挿通する孔を長孔に形成し、該左右の上下一対のリンク
杆を前記の弛緩状態では、前記の上下方向の揺動自 在に
加え、該長孔の範囲で前進後退動自在としたことを特徴
とする。更に本発明は、上記の医療機器保持装置におい
て、該左右の上下一対のリンク杆の先端部間に存せしめ
た医療器具保持体Cのブロックから成る保持本体に設け
た上部突起と下部突起に夫々挿通した上下のピンの両端
部を、該左右の上下一対のリンク杆の先端部間を跨ぐ左
右の連結板とその外側の該先端部を挿通し、その外端の
螺条部にナットを螺着したことを特徴とする。更に本発
明は、上記の医療機器保持装置において、該医療器具保
持体は、その左右両側面に上下一対のリンク杆の先端部
にピンに枢設されたブロックから成る保持本体と、該保
持本体の前端の前方に医療器具の柄を挿入するスペース
を存して対向する抱持部を有する抱持部材と、該抱持部
材を前進後退動せしめるネジ装置とから成ることを特徴
とする
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態例を
添付図面に基づいて説明する。図1乃至図9は、本発明
の実施の1例を示す。図面で1は、支持杆2の先端部2
aに着脱自在に取り付けられた本発明の医療器具保持装
置を示す。本発明装置1は、大きく分けて支持杆2
該先端部2aの廻りを回動自在に取り付けた左右の積
A1とA1′を連結ピン9,9により互いに連結して
成る積層型連結体Aと、該積層体A1及びA1′の一部
の構成部材である前方に平行に延び且つ上下方向に揺動
自在に配設された左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′と、該左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′の先端部B2,B2′間に枢設されて上下方
向に首振り自在に連結された医療器具保持体Cと該支持
杆2の該先端部2aと該左右の積層体A1及びA2に挿
通螺着した操作用螺杆D1を具備したハンドルDとから
成る。該ハンドルDを一方向へ捻回するときは、該積層
型連結体Aの該左右の積層体A1及びA1′は弛緩さ
れ、該支持杆2の該先端部2aの廻りの回動自在と、従
って、該左右の上下一対のリンク杆B,B,B′,B′
同様の回動自在と、該連結ピン9,9を中心とする上
下方向の揺動自在と該医療器具保持体Cのピン11,1
1を中心とする首振り自在とを一挙に許容するが、該ハ
ンドルDを他方へ捻回するときは、該積層型連結体
の該左右の積 層体A1及びA1′は、該支持杆2の先端
杆部2aの周面に圧締めされてその回動自在の阻止と、
従って、該左右の上下一対のリンク杆B,B,B′,
B′の該回動自在の阻止と該揺動自在の阻止と、互いに
接近した該左右の上下一対のリンク杆B,B,B′,
B′の挟持による該医療器具保持体Cの首振り自在の阻
一挙にもたらされる。このようにして、該医療器
具保持体Cに保持された医療器具Eを所望の選定した位
置と姿勢にハンドルDの前記の捻回操作で簡単に固定し
得るようにした。かくして、該医療器具保持体Cのブロ
ックから成る保持本体C1の先端の挟持部C2にアダプ
ターFを介し或いは介することなく保持した圧排鈎、内
視鏡などの各種の医療器具Eを所要の位置や姿勢とした
状態で固定保持するように用いるようにしたものであ
る。本装置1の上記の構成部材は、メッキを施された鋼
材などの耐腐食性の金属材料で作製されることが好まし
い。更に詳細には、本発明の医療器具保持装置1は、該
左右の積層体A1及びA1′の構成部材である左右一対
のリンク杆B,B,B′,B′は、その夫々のリンク杆
の後端部B1,B1,B1′,B1′において、該積層
体A1及びA1をその上端部と下端部において挿通した
上下の連結ピン9,9に枢設されており、該左右一対の
リンク杆B,B,B′,B′はこの連結ピン9,9を軸
として上下方向に揺同自在である。上下一対のリンク杆
B,B,B′,B′として、好ましくは、その後端部
1,B1,B1′,B1′に長孔3,3,3′,3′を
形成したものを使用する。然るときは、その左右の上下
一対のリンク杆B,B,B′,B′の上下方向の揺動
は、更に大きい範囲での揺動が可能となり、その先端部
B2,B2,B2′,B2′に取り付けた医療器具保持
体Cに上下方向の大きな角度の首振り揺動を可能とする
と共に、その長孔3,3,3′,3′の長さ範囲で、左
右の上下一対のリンク杆B,B,B′,B′の前進、後
退動を可能とし、且つ該医療器具保持体Cのこれに応じ
た前進後退位置の微調節を可能とする。
【0006】該積層型連結体Aは次のように構成され
ている。即ち、円柱状の支持杆2の先端杆部2aに嵌合
するに適した内径の中空孔を有し、その長さ方向の後端
部側4aで、所望の長さ該先端杆部2aに嵌合したと
き、その先端部側4bが該先端杆部2aより所望の長さ
突出するに足る長さを有する肉薄の円筒4の周壁にその
径方向に、図示においては、上下方向に先端に開口し後
端近傍までの長さのスリット5,5を形成してこのスリ
ット5,5により左右に分割された先端が遊離し可撓性
を生じた半円筒の半割り壁6,6′と左右の半割り
壁6,6′の外面に内面を円弧状凹面7a,7a′で
重ねた該円筒4の径よりも広幅の略直方体のブロック
7,7′とその左右のブロック7,7′の平坦な外面
の上端部と下端部に長孔3,3,3′,3′を夫々有す
る後端部B1,B1,B1′,B1′で重ねた左右上下
一対のリンク杆B,B,B′,B′と、その左右の上下
の後端部B,B,B′,B′の上面間に跨る左
右の短矩形状の連結板8,8′とから成る左右の積層体
A1及びA1′その上端部及び下端部において挿通
した上下の連結ピン9,9の夫々の両外端部のねじ部に
ナット10,10′,10,10′を螺着して抜け止め
し、かくして、該左右の層体A1,A1′を互いに
連結して該積層型連結体Aを構成した。
【0007】更に、該積層型連結体A、その1側に、
次のようにハンドルDを具備せしめた。即ち、図面で右
側に配置したハンドルDの操作用螺杆D1を対向する左
右の積層体A1及びA1′の中央部を挿通し、その先端
部に形成した螺条部Dをこれに対応する左側の積層体
A1の少なくとも連結板8の中心部に設けた螺孔8aに
螺入した(図6示参照)。かくして、ハンドルDを一方
向に捻回することにより、作動を分かり易く説明するた
め拡大図で示した図6(a)に明らかなように、該左
の積層体A1,A1′は、該支持杆2の先端杆部2aの
周面に圧締されることなく弛緩状態にあるので、該先端
杆部2aの周りを、ハンドルDと共に回動自在であり、
従って、また左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′も回動自在であると共に上下の連結ピン9,
9を中心にして、上下方向に揺動自在で更にはその連結
ピン9,9が挿通する長孔3,3,3′,3′の範囲内
で前進後退動自在であり、また該左右の上下一対のリン
ク杆B,B,B′,B′の先端部B2,B2間設け
該医療保持体Cも後記に詳述するように首振り自在であ
るが、ハンドルDを他方向に捻回しその操作用螺杆D2
を前進させるときは、図6(b)に明示のように、該左
右の左右の積層体A1,A1′は、互いに接近すると共
、該先端杆部2aの周面に圧着し締め付けられるの
前記の該先端杆部2aの周りの回動自在は阻止さ
れ、従って、該左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′の回動自在と上下方向の揺動自在を阻止さ
れ、その位置に固定され、従ってまた、互いに接近した
該左右の上下一対のリンク杆B,B,B′,B′によ
り、これらの先端部B2,B2,B2′,B2′後記
に詳述するようにピン11,11に枢設された該医療器
具保持体Cはその両側面を挟持され、その首振り自在も
同時に阻止され、その位置に固定される。
【0008】更に、本発明装置1につき詳述すれば、上
記のように構成した左右の積層体A1,A1′の夫々
の上端部及び下端部から前方に延びる上下一対の平行す
るリンク杆B,B,B′,B′は、その夫々の先端部B
2,B2,B2′,B2′間に、長方体のブロックから
成る医療器具保持体Cの保持本体C1をピン11,11
枢設した。即ち、左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′の先端部B2,B2,B2′,B2′間に、
該医療器具保持体Cの保持本体C1を、その上部及び下
部において挿通され且つその左右両側面に突出する上下
一対のピン11,11に枢設し、更にその各ピン11
外端の螺条部11a,11a′,11a,11a′にナ
ット12,12′,12,12′を施し、その抜け止め
を防止した。好ましくは、その左側のリンク杆B,Bの
先端部B2B2間及び右側のリンク杆B′,B′の
端部B2′,B2′間に夫々跨り且つ該ピン11,11
その挿通孔13a,13a′,13a,13a′で嵌
した短矩形状の連結板13,13′を介して枢設し、
左右に上下一対のリンク杆B,B,B′,B′を平行に
配設するようにすると共に、該左右の連結板13,1
3′が該医療器具保持体Cの保持本体C1の左右両側面
に対面するようにし、該左右の積層体A1,A1′の圧
締され且つ互いに接近したとき、該連結板13,13′
により該保持本体C1を両側から挟持するようにした。
図示の例では、特に図7に示すように、該医療器具保持
体Cの上下面に断面方形で且つその幅方向に延びる上部
突起C11及び下部突起C11を一体に設け、その両突
起11C,11Cの左右端面に左右の連結板13,1
3′の上端部及び下端部を対向させ、該上部突起C2及
び下部突起C2に夫々設けた貫通孔14,14に、該貫
通孔14,14より両側に突出するに足る長手のピン1
5,15を挿通し、その上下長手のピン15,15の
突出端部に左右の連結板13,13′の夫々の上端部及
び下端部に設けた挿通孔13a,13a′,13a,1
3a′を嵌め、更にその左右の上下一対のリンク杆B,
B,B′,B′の先端部B2,B2,B2′,B2′を
これに穿設した孔B21,B21,B21′,B21′
で嵌めて枢設し、その夫々の外端の螺条部11a,11
a′,11a,11a′にナット12,12′,12,
12′を螺着して、該左右の上下一対のリンク杆B,B
及びB′,B′が夫々その上下方向において平行に配設
されるようにした。かくして、該左右の積層体A1,A
1′が弛緩状態にあるときは、上記したように左右の上
下のリンク杆B,B,B′,B′が連結ピン9,9を中
心に上下方向に揺動自在であり且つ上記の長孔3,3,
3′,3′内を前進後退自在であり、これに伴い、その
先端部B2,B2,B2′,B2′間設けられた該医
療器具保持体Cは、該支持杆2の廻りを回動自在であ
り、且つその上下の長手のピン15,15を中心に上下
方向に首振り自在に取り付けられた本発明の医療器具保
持装置1を構成した。
【0009】該医療器具保持体Cの1例は、特に、図7
に示す分解図から明らかなように、その左右両側面に前
記の左右の連結板13,13′を介して左右に上下一対
のリンク杆B,B,B′,B′が上下方向に回動自在に
取り付けられて有する略直方体のブロックから成る保持
本体C1と該保持本体C1の先端に対向しその前方にア
ダプターFを介し又は介することなく医療器具を挟持
自在とする抱持部材C3と該抱持部材C3を操作するネ
ジ装置C4とから成り、該保持本体C1の前端C12
該抱持部材C3との間に、医療器具を挟持自在の挟持部
C2を形成するようにした。更に詳細には、該保持本体
C1の先端は医療器具Eの円柱状の柄eの側面に直接又
は円筒状のアダプターFの周側面を抱持当接するに適し
た円弧状の前端縁C12に形成する。一方、該抱持部材
C3は、その先端部を医療器具Eの柄eを直接又はアダ
プターFを介し当接するに適した円弧状に弯曲した抱持
部C31に形成された長手板状の抱持部材から成り、該
保持本体C1の1側面に前後方向に延び且つ断面コ字状
の挿通溝C13内に収容挿通され、その後端部は、後記
に詳述するように、該保持本体C1の後方に位置し、そ
の後端面に圧接自在に操作用のネジ装置C4に連結し
た。該ネジ装置C4は、操作用つまみC41とその螺杆
C4を螺挿する螺孔C431を前後面に貫通して有す
る立方体の後部ブロック片C43と該後部ブロック片C
43の前方に位置する前記の操作用つまみC41の螺杆
C42を螺挿する螺孔C441を前後面に貫通して有す
る立方体の前部ブロック片44とから成る。C434
は、操作用つまみC41の螺杆C42の基部に形成した
環状凹溝C421に挿入されて係合するネジを示す。更
に、該前部及び後部ブロック片C43及びC44の1側
には、前記の抱持部材C3の後端部側を収容する断面コ
字状の収容溝C432,C442を形成し、これに収容
した抱持部材C3の後部に上下方向に穿設したピン孔1
7と該後部ブロック片C43の隅角部に該ピン孔17と
整合して穿設したピン孔18とに連結ピン19を挿通
し、そのピン19の上下端の螺条部19a,19aにナ
ット20,20を螺着し、該後部ブロック片43は、
該ピン19を軸として90度回動自在とし、更に、該前
部ブロック片C44の後面に案内ピンC43を突設し
これを該後部ブロック片C43の前面に設けた案内孔C
433に該案内ピンC443を挿入し、該操作用つまみ
C41を一方向又は他方向に捻回することにより、該前
部ブロック片44を前進又は後退させ、該保持本体C
1の後面に圧接自在と、これに伴い、該抱持部材C3の
抱持部C31と該保持本体C1の前端縁C12との間に
医療器具Eを挟持し或いはその操作を解くようにした。
【0010】このように構成した医療器具保持体Cは、
次のように作動する。先ず、これに医療器具Eを取り付
けるには、該医療器具保持体Cを上方又は下方に傾動
、その操作用ネジ装置C4を左右の上下一対のリンク
杆B,B,B′,B′間よりその外側に出した後、図8
に示すように、該ネジ装置C4を保持本体C1に対し9
0度回動せしめ、この状態から、抱持部材C3を前進さ
せ、その先端の抱持部C3と該保持本体C1の円弧状の
先端縁との間に1側面が開放21されたスペース22を
存せしめる。然るときは、該スペース22は、その1側
開放面が開放21しているので、アダプターFや医療器
具Eの柄eをその開放面21からスペース22内に挿入
し易い。アダプターFとしては、図示のように、上下端
に係合用鍔F1,F1を設けた短い円筒体にその両端に
開放するスリットF2を設けて該円筒体を圧縮自在と
し、その上下方向に貫通する中空孔F3に医療器具Eの
柄eを挿通し、後記するように外側から挟持圧がかゝっ
たとき、その該アダプターFの円筒体は圧縮されて該柄
eを強固に保持し得るように構成したものを用意するの
が一般である。而して、該アダプターFを前記の開放側
面21を介しスペース22内に挿入し、その上,下のい
ずれかの鍔F1又はF2で、該保持本体C1の円弧状前
端縁C12の上面に係合させ、次で前記の操作用つまみ
C41を手前に引き、該抱持部材C3を後退させてその
先端の円弧状の抱持部C31を該アダプターFに当接さ
せると共に、該保持本体C1の円弧状前端縁C12との
間で軽く挟持保持する。次で、該ネジ装置C4を90度
回動してその前方の保持本体C1と同一軸線上に整列す
る元の位置に戻し、該アダプターFの中空孔F3に所望
の医療器具E、図示の例では圧排鈎Eの柄eを挿通した
状態で、該ネジ装置C4の該操作用つまみC41を捻回
し、これに連動する前部ブロック片C44を前進させて
該保持本体C1の後面に圧接させると共に、後退する該
抱持部C31との協働作業によりその円弧状前端縁C1
3との間に該アダプターFを介して該柄eを挟持して強
固に保持せしめられ、かくして、該医療器具保持体Cに
よる該医療器具Eの取り付けを完了する。(図9参
照)。取り付けられた該医療器具Eを取り脱し、別の医
療器具と交換するには、該ネジ装置C4の該操作用つま
みC41を前記とは反対の方向に捻回することにより挟
持は緩むので、該医療器具Eは、該医療器具保持体Cか
ら取り脱すことができ、新しい医療器具の柄を該アダプ
ターFに挿し込み、つまみC41を締め付け側に捻回す
ることにより挟持でき、取り付け交換できる。
【0011】このように構成した本発明装置1は、図示
の例では、該支持杆2の先端杆部2aに次のように着脱
自在に取り付けられるようにした。即ち、図5に明示の
ように、該装置1の左右の積層体A1,A1′から成る
該積層型連結体Aの中心から後方に適当な長さに延びた
円筒4の後端部側4bの外周面に緩く嵌合して内周面に
螺条23aを施された円筒継手23を設ける一方、該先
端杆部2aの外周面に該螺条2a1を設け、該円筒4の
後端部側4bを該先端杆部2aに嵌合した状態で、該円
筒継手23で該先端杆部2aの外周面の螺条2a1に螺
着することにより、本発明の装置1を該支持杆2に対し
着脱自在に取り付けられるようにした。尚、該円筒4の
後端の外周面に係合用の環状突起4cを設ける一方、該
円筒継手23の先端の内周面に係合用環状突起23bを
設け、該円筒継手23が該円筒4から脱落しないように
すると共に、その螺合結着を完了したとき、その環状突
起23bが該環状突起4cに丁度互いに係合するように
した。また、該先端杆部2aの後部側2a2は、先端部
側より大径の膨出部に形成し、該先端部側の外周面との
間に段差のある環状の段差端面2a3を設け、該先端杆
部2aに該円筒継手23を螺着したとき、該円筒継手2
3の端面が該環状の段差端面2a3に当たり、該先端杆
部2aが該筒体4内にそれ以上挿入されることを阻止
し、その先端が該左右の積層体A1,A1′の中心を横
断するハンドルDの螺杆D1に当たらないようにした。
先端杆部2aは、支持杆2の一部として一体成形により
形成することもできるが、図示の例では、支持杆2とは
別個に設け、これを該支持杆2に嵌合結着したものを示
した。図示の例では、該支持杆2は、該円筒4が嵌合さ
れる小径の円柱杆2Aの後部側にその外周面に嵌合され
且つ互いに螺合結着2Cされた大径の円筒体2Bとから
成り、該円筒体2Bの後端部で支持杆2に嵌合し、適宜
の固定手段で、例えば、螺子24により結着したもので
あり、その円筒体2Bの前端部側を後端部より小径とし
環状段差端面2a3を形成すると共にその前端部側の外
周面に円筒継手23が螺合される螺条2a1を形成した
ものである。
【0012】図10は、実際に、本装置1を手術台上に
取り付けた状態を示す。即ち、手術台の両側面に沿って
設けられているガイドレール(図示しない)の所望の個
所に設けた周知の取付金具に、L字状の本体支持棒25
の垂直柱25aの下部を挿通し、回転自在に且つ高さ調
節自在に取り付け、その手術台の上方に、所定の高さと
所定の回転角度にセットされたその水平棒25bの所望
位置に摺動自在に嵌合装着された取付具26を所定位置
に固定したものに、その取付具26の柱状部26aに水
平方向に貫通する貫通孔に支持杆2を挿通し、所定の位
置で、該取付具26の固定用螺杆のつまみ26bを捻回
し、支持杆2を上面から押圧固定し、該支持杆2の先端
杆部2aに本発明装置1を取り付け、その医療器具保持
体Cに前記の要領で所定の医療器具Eを挟持せしめる。
【0013】本発明の医療器具保持装置1により、保持
した医療器具Eを任意の方向に自由に回動、揺動させる
ことができると共に、必要な所定の位置と姿勢で固定維
持することができる。即ち、支持枠2の先端杆部2aに
上記のように取り付けられた本装置1の積層型連結体
A、即ち、互いに連結ピン9,9により連結された左右
層体,A′は、ハンドルDを一方向に捻回
し、その図6(a)に示す弛緩状態におくときは、図1
1に示すように、支持杆2の先端杆部2aの廻りを矢示
のように360度いずれの方向にも回動自在であり、
って、同時に左右の積層体A1,A1′の一部である該
左右上下一対のリンク杆B,B,B′,B′も同様に
回動自在であり、また、図1に示すように、上下方向
に揺動自在であり、更にた、該左右の上下一対のリン
ク杆B,B,B′,B′は、図13に示すように、その
長孔3,3,3′,3′の範囲を前進又は後退し、その
平行状態を保ち乍ら或いは崩し乍ら上下方向に揺動自在
であり、これにより左右の上下一対のリンク杆B,B,
B′,B′の先端部B2,B2,B2′,B2′の上下
の各ピン11(15)に枢設されている医療器具保持体
Cを大きく上下方向の首振り運動が可能である。従っ
て、これに保持された医療器具Eは、垂直方向から上方
又は下方に図13示のように略180度の水平方向の姿
勢をとることを可能にする。かくして、このような装置
の積層型連結体Aの前記の回動運動、左右の上下一
対のリンク杆B,B,B′,B′の回動、揺動運動、医
療器具保持体Cの首振り運動や前進、後退動を適宜組み
合わせることにより、医療器具保持体Cを、従ってこれ
に保持された医療器具Eを所望の位置と姿勢をとるよう
に自由に選定することができる。而して、この選定した
位置と姿勢において、ハンドルDを 方向に捻回すると
きは、図6(b)に示すように左右の積層体A1,A
1′該支持杆2の該先端杆部2aに圧締されると同
時に該左右の上下一対のリンク杆B,B,B′,B′は
互いに接近した状態でその選定した回動位置と揺動位置
に固定されると同時にその先端部に枢着している該医療
器具保持体Cは、その両側面から該左右の上下一対のリ
ンク杆B,B,B′,B′により挟持され、その選定し
た首振り位置と姿勢に固定されることが一挙に行われ
従って、その固定された医療器具保持体Cの先端に医
器具Eをその選定した位置と姿勢で保持したものが得ら
れる。医療器具Eとして圧排鈎を用いた場合には、所
定の圧排作用を維持することができ、手術を円滑良好に
行うことができる。また、長期に亘り繰り返し使用して
も、磨耗、損傷などのない安定良好な医療器具保持装置
を提供できる。
【0014】
【発明の効果】このように請求項1に係る発明によれ
ば、該医療器具保持装置該医療器具保持体に保持せし
めた医療器具を、使用者がそのハンドル操作によりその
位置と姿勢を自由に望み通り選定することができると共
に、その選定した位置と姿勢において、ハンドルを操作
することにより、直ちに、簡単にその選定した位置と姿
勢に固定維持することができ、従来のボールジョイント
式のものに見られる磨耗、損傷なく、長期に亘り円滑良
好に使用できる。請求項2に係る発明によれば、該左右
の上下一対のリンク杆の上下方向の揺動自在に加え、前
進後退動を行わせることができ、全体としてその揺動角
度を増大せしめることができる。 請求項3に係る発明に
よれば、該医療器具保持体を枢設せしめたピンの抜け止
めを防止すると共に、該左右の上下のリンク杆により該
医療器具保持体の両側面を、該左右の連結板を介し挟持
することができる。また、請求項4に係る発明によれ
ば、ネジ装置を操作することにより抱持部材を可動さ
せ、医療器具保持体に医療器具を簡単に挟持して保持さ
せることができ、また、必要によりその挟持を解き、取
り脱し交換自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療器具固定保持装置の1例の斜視
図。
【図2】 同装置の上面図。
【図3】 同装置の右側面図。
【図4】 同装置の左側面図。
【図5】 図2のA−A線裁断面図。
【図6】 図2のB−B線裁断面図を示し、図6(a)
はその弛緩状態の図、図6(b)は締付け状態の図を示
す。
【図7】 医療器具保持体の分解斜視図。
【図8】 同装置の医療器具保持体に医療器具を取り付
けるときのネジ装置の操作状態の1例を示す斜視図。
【図9】 同装置の医療器具保持体に医療器具を締付け
挟持したときのネジ装置の操作状態の1例を示す斜視
図。
【図10】 同装置を手術台の上方に所要の高さに設置
した状態の1例の一部を裁除した斜視図。
【図11】 同装置の医療器具保持体の支持杆に対し回
動する作動状態を示す正面図。
【図12】 上記装置の左右の上下一対のリンク杆の上
下方向に揺動する作動状態を示す左側面図。
【図13】 同装置の医療器具保持体の上下方向に首振
り傾動する作動を示す側面図。
【符号の説明】
1 医療器具保持装置 2 支持杆 2a 先端杆部 3,3′ 左右
の長孔 4 円筒 5 スリット 6,6′ 左右の半割り筒壁 7,7′ 左右
のブロック体 8,8′ 左右の連結板 9 連結ピン11 ピン 13,13′
左右の連結板15 長手のピン A 積層型連結
体 A1,A1′ 左右の積層体 B,B′ 左右
のリンク杆 C 医療器具本体 C1 保持本体 C2 挟持部 C3 抱持部材 D ハンドル D1 操作用
杆 E 医療器具 e 医療器具の
柄F アダプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/00 A61B 19/00 F16M 11/00 F21V 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持杆の先端杆部に嵌合した円筒体に設
    けたスリットを介し対向する可撓性の左右の半割り筒壁
    と、左右のブロックと、左右の上下一対のリンク杆の後
    端部と、左右の連結板とを順次積層して成る左右の積層
    体を該左右の半割り筒壁の上方及び下方に位置する上下
    の連結ピンにより互いに連結して積層型連結体に構成す
    ると共に、ハンドルの操作用螺杆を該左右の半割り筒壁
    と該左右の積層体を挿通螺着し、更に、該左右の上下一
    対のリンク杆の先端部間に渡した上下のピンに医療器具
    保持体の保持本体を枢設し、該ハンドルの一方向への捻
    回により左右の積層体の該先端杆部の周面への圧締めを
    もたらすことにより、該左右の上下一対のリンク杆の該
    先端杆部の廻りの回動自在の阻止と該連結ピンを軸とす
    る上下方向の揺動自在の阻止と、互いに接近した該左右
    の上下一対のリンク杆による医療器具保持体の該上下の
    ピンを枢軸とする上下方向の首振り自在の阻止とを一挙
    にもたらす一方、該ハンドルの他方向への捻回により該
    左右の積層体の該先端杆部の外周面に対する圧締めから
    の解除弛緩をもたらすことにより、該先端杆部の廻りの
    回動自在の許容と、該左右の上下一対のリンク杆の上下
    の連結ピンを軸とした上下方向の揺動自在の許容と互い
    に離れた該左右の上下一対のリンク杆による医療器具保
    持体の該ピンを枢軸とする首振り自在の許容とを一挙に
    もたらすようにしたことを特徴とする医療器具保持装
    置。
  2. 【請求項2】 該左右の上下一対のリンク杆の後端部
    に、該積層体を枢設する上下の連結ピンを挿通する孔を
    長孔に形成し、該左右の上下一対のリンク杆を前記の弛
    緩状態では、前記の上下方向の揺動自在に加え、該長孔
    の範囲で前進後退動自在としたことを特徴とする請求項
    1に記載の医療器具保持装置。
  3. 【請求項3】 該左右の上下一対のリンク杆の先端部間
    に存せしめた医療器具保持体のブロックから成る保持本
    体に設けた上部突起と下部突起に夫々挿通した上下のピ
    ンの両端部を、該左右の上下一対のリンク杆の先端部間
    を跨ぐ左右の連結板とその外側の該先端部を挿通し、そ
    の外端の螺条部にナットを螺着したことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の医療器具保持装置。
  4. 【請求項4】 該医療器具保持体は、その左右両側面に
    上下一対のリンク杆の先端部にピンに枢設されたブロッ
    クから成る保持本体と、該保持本体の前端の前方に医療
    器具の柄を挿入するスペースを存して対向する抱持部を
    有する抱持部材と、該抱持部材を前進後退動せしめるネ
    ジ装置とから成ることを特徴とする請求項1,2又は3
    に記載の医療器具保持装置。
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