JP2004525716A - 放射線透過性の開創器および関連部材 - Google Patents

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チャールズ・イー・ディンクラー
ケビン・アール・イーストン
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Abstract

本発明は、放射線透過性のハロータイプの開創器(20)に関するものであって、放射線透過性曲線的固定部材(32)と、この固定部材に対して連結された放射線透過性曲線的可動部材(34)と、を具備している。固定部材および可動部材の各々は、開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう、凸面(40,42)から外向きに突出する放射線透過性オス型連結部材(44,46)を備えている。可動部材の両端部(60,68)は、固定部材の両端部(56,64)の離間間隔よりも小さな離間間隔でもって離間している。放射線透過性の星形コネクタ(58,62)が、固定部材および可動部材の各第1端部上に配置されていて、所望角度配向でもってこれら固定部材および可動部材を固定している。放射線透過性の星形コネクタ(66,70)が、同様にして、固定部材および可動部材の各第2端部上に配置されている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、広義には、手術器具の分野に関するものであり、より詳細には、ハロー(あるいは、暈)スタイルの手術用開創器に関するものであって、生体組織や膜や管腔やあるいは頭の手術時における手術部位の掛止を容易とし得るような手術用開創器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばハロースタイルの開創器や支持部材やフレキシブルな開創器アームといったように、多様な様々な手術用開創器部材が公知である。ハロースタイルの開創器は、多くの場合、全体的に半円形の2つの半リングをヒンジ結合させることによって形成され、その場合、第1の半リングが、支持構造に対して固定される。第2の半リングは、第1の半リングに対して、略直径をなす回転軸回りに回転可能とされ調節可能とされる。複数の開創器アームおよび他の取付部材を、各半リングの外面に沿って延在する鳩尾形状内向きスロットを介して、半リングに対して取り付けることができる。ハロースタイルの開創器は、例えば頭蓋骨クランプデバイスといったような頭部固定デバイス上に取り付けることができる。開創器の位置および向きは、手術時の要求を満たし得るように調節することができる。多くの場合、頭蓋骨クランプデバイスは、放射線透過性であって、例えば手術台延長場所といったようなところにおいて、放射線透過性患者支持構造上に取り付けることができる。
【0003】
そのようなハロースタイルの開創器をなす各部材は、通常は、ステンレススチールや他の金属から製造される。そのようなハロースタイルの開創器に関する1つの問題点は、金属が放射線や他の画像形成プローブに対して不透明であることである。そのような金属部材は、得られる画像に対して『ノイズ』を生成してしまう。このようなノイズは、画像化プロセスの有効性を劣化させてしまう。それは、そのようなノイズが、多くの場合、通常なら見えるはずの患者部分を妨害し、放射線に対して不透明な開創器アームやハロータイプのアームや支持部材が情報欠損をもたらすからである。さらに、手術手順においては、有効な走査手順が要求されることが多くなってきており、放射線不透明な開創器部材の使用は、そのような走査手順を複雑化する。例えば、1つの手法においては、走査プロセスに先立って、放射線不透明部材を除去する。理解されるように、この手法は、手術手順においては、利用できないことが多い。他の手法は、放射線不透明開創器部材の位置および向きを、所望の機能は維持しつつも、外科医が必要としている走査画像部分内におけるノイズや干渉を最小化し得るようなものとすることである。この手法は、うまくいったにしても、困難なものであって、時間のかかる作業であり、利点が制限されている。うまくいかなかった場合には、この手法は、極めて役に立たないものとなる。なお、本出願人の知る限りにおいては、本出願に関連性を有する先行技術文献は存在しない。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、画像化プロセスにおけるノイズを最小化させ得るような、放射線透過性開創器アームや、放射線透過性ハロータイプ手術用開創器や、放射線に対して透明な開創器支持構造、が要望されている。
【0005】
本発明は、画像内におけるノイズを最小化するような、放射線透過性のフレキシブルな開創器アームと、放射線透過性のハロースタイルの開創器と、放射線透過性の支持構造と、を提供する。本発明による放射線透過性開創器の各構成要素は、走査を行う場合に特に有効である。さらに、本発明による放射線透過性ハロースタイル開創器は、使用する部材数が最小であって、製造コスト的に有利であり、容易に使用することができる。
【0006】
本発明の原理に基づき、本発明の実施形態によれば、本発明は、放射線透過性のハロータイプの開創器であって、放射線透過性曲線的固定部材と、放射線透過性曲線的可動部材と、を具備した開創器を提供する。固定部材および可動部材の各々は、それぞれの凸面から径方向外向きに突出する放射線透過性オス型連結部材を備えている。さらに、ピンが、固定部材および可動部材の各第1端部どうしを回転可能に連結しており、ロックシャフトが、固定部材および可動部材の各第2端部どうしを回転可能に連結している。ロックシャフトは、固定部材および可動部材を、所望の相対角度配向でロックすることができる。固定部材および可動部材に対してのオス型連結部材の適用は、固定部材および可動部材の成型プロセスを実質的に単純化し、これにより、これら部材の製造コストを低減することを補助することができる。
【0007】
本発明の他の実施形態においては、放射線透過性ハロータイプ開創器は、放射線透過性曲線的固定部材と、放射線透過性曲線的可動部材と、を具備している。第1および第2放射線透過性星形コネクタが、固定部材および可動部材の各第1端部上に配置されている。第1および第2星形コネクタは、所望角度配向でもってこれら固定部材および可動部材を固定する。第3および第4放射線透過性星形コネクタが、固定部材および可動部材の各第2端部上に配置されている。第3および第4星形コネクタは、所望角度配向でもってこれら固定部材および可動部材を固定する。放射線透過性ピンが、第1および第2星形コネクタの一方に対して固定されているとともに、第1および第2星形コネクタの他方を挿通して延在している。このピンは、固定部材および可動部材の両第1端部に関しての回転軸をもたらす。放射線透過性ロックシャフトが、第3および第4星形コネクタの一方に対して取り付けられているとともに、第3および第4星形コネクタの他方に対して螺着的に係合している。このロックシャフトは、固定部材および可動部材の両第2端部に関しての回転軸をもたらす。固定部材および可動部材のオーバーラップ端部上における4個の星形コネクタの使用は、両部材を互いにロックした場合の剛直性を減少させることなく、開創器の構造を単純化する。
【0008】
本発明の他の実施形態においては、放射線透過性ハロータイプ開創器は、放射線透過性曲線的固定部材と、放射線透過性曲線的可動部材と、を具備している。固定部材の第1端部と第2端部とは、可動部材の第1端部と第2端部との間の離間間隔とは異なる離間間隔でもって、離間されている。第1ピンが、固定部材および可動部材の両第1端部を回転可能に連結しているとともに、ロックシャフトが、固定部材および可動部材の両第2端部を回転可能に連結している。ロックシャフトは、固定部材と可動部材とを所望の配向関係でもってロックすることができる。
【0009】
本発明の一見地においては、可動部材の両端部間の離間間隔は、固定部材の両端部間の離間間隔よりも小さい。したがって、ロックシャフトが、固定部材と可動部材とを互いにロックした際には、可動部材は、弾性的に広がり、可動部材の第1端部と第2端部との間の離間間隔は、固定部材の第1端部と第2端部との間の離間間隔と等しいものとなる。このような構成により、可動部材を、単一のロックシャフトの締付緩和によって制御することができる。さらに、可動部材の弾性により、外科医は、星形コネクタの1つの歯ごとの『クリック感』や『スナップ感』を、感覚的に感じることができる。これにより、本発明による手術用開創器は、公知のハロースタイル開創器よりも、実質的に使い勝手の良いものとなる。加えて、固定部材に対して可動部材を調節してロックすることができるという可能性は、ロックシャフトという1つの部材を付加することだけによって達成される。公知のハロースタイルの開創器よりも、このようにして部材数を低減できることは、製造コストの低減化を補助するとともに、手術の信頼性を高めて、手術トラブルの回避を補助する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の上記のあるいは利点は、添付図面を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより、明瞭となるであろう。
【0011】
図1に示すように、放射線透過性のハロースタイルの手術用開創器(20)は、放射線透過性の開創器リング(22)を備えている。開創器リング(22)は、放射線透過性の支持ブラケット(24,26)の各上端に、取り付けられている。支持ブラケットは、それぞれの下端のところにおいて、放射線透過性の取付クランプ部材(28,30)に対して取り付けられている。開創器リング(22)は、曲線をなす放射線透過性の固定部材すなわち半リング(32)と、曲線をなす放射線透過性の可動部材すなわち半リング(34)と、を備えて構成されている。図2に示すように、固定部材(32)と可動部材(34)とは、それぞれ、内側凹面(36,38)と、外側凸面(40,42)と、を有している。さらに、固定部材(32)と可動部材(34)とは、それぞれ、放射線透過性のオス型結合部材(44,46)を有している。オス型結合部材(44,46)は、各凸面(40,42)から外向きに径方向に突出している。オス型結合部材(44,46)は、構成と横断面形状とにおいて、互いに実質的に同じである。
【0012】
図4に示すように、オス型結合部材(44)は、曲線をなす放射線透過性の脚(48)を備えている。この脚(48)は、凸面(40)に対して連結された内側端部すなわち基端部を有している。脚(48)の外側端部すなわち先端部は、曲線をなす放射線透過性のロック部材(50)に対して連結されている。オス型連結部材(44)には、曲線をなすとともに互いに反対側に位置した上チャネル(52)および下チャネル(54)が形成されている。よって、オス型連結部材(44)は、開創器ブレードすなわち開創器アーム(59)のためのホルダ(57)のメス型連結部材(55)を受領することができる。メス型連結部材(55)は、各チャネル(52,54)内に延在する上側および下側突出部(61,63)を有しているとともに、さらに、内部開口(65)を有している。この内部開口(65)は、ロック部材(50)をスライド可能に受領し得るような横断面形状およびサイズとされている。ホルダ(57)は、ロック部材(50)の外側凸面に対して接触しているロックネジ(67)を締め付けることによって、固定部材(32)上に固定される。図2に示すように、オス型連結部材(44,46)のロック部材(50)の各々は、メス型連結部材(55)を受領し得るサイズとされた不連続性すなわち開口(51)を有している。これら開口(51)は、固定部材(32)および可動部材(34)のうちの所望の一方に対してホルダを取り付けることを可能とする。
【0013】
図3に示すように、放射線透過性の固定部材(32)は、第1端部(56)を備えている。この第1端部(56)上には、放射線透過性の第1星形コネクタ(58)が配置されている。同様に、放射線透過性の可動部材(34)は、第1端部(60)を備えていて、この第1端部(60)上には、放射線透過性の第2星形コネクタ(62)が配置されている。よって、第1星形コネクタ(58)と第2星形コネクタ(62)とを係合させることによって、固定部材(32)および可動部材(34)のそれぞれの第1端部(56,60)どうしを、所望の角度関係に効果的に維持することができる。固定部材(32)は、第2端部(64)を備えている。この第2端部(64)上には、第3星形コネクタ(66)が配置されている。可動部材(34)は、第2端部(68)を備えていて、この第2端部(68)上には、放射線透過性の第4星形コネクタ(70)が配置されている。よって、第3星形コネクタ(66)と第4星形コネクタ(70)とを係合させることによって、固定部材(32)および可動部材(34)のそれぞれの第2端部(64,68)どうしを、所望の角度関係に効果的に維持することができる。
【0014】
図5に示すように、固定部材(32)の第1端部(56)は、放射線透過性のピン(72)を有している。ピン(72)は、第1端部(56)から突出している。ピン(72)は、第1星形コネクタ(58)の中央に配置されているとともに、第2星形コネクタ(62)の中央に配置された穴(74)を貫通して延在している。よって、ピン(72)は、固定部材(32)および可動部材(34)の各第1端部(56,60)間における回転軸(75)を構成している。
【0015】
図6に示すように、放射線透過性のロックシャフト(76)が、固定部材(32)の第2端部(64)上の第3星形コネクタ(66)の中央に配置されているクリアランス穴(78)を貫通して延在している。ロックシャフト(76)は、ネジ山付き端部(80)を有している。このネジ山付き端部(80)は、可動部材(34)の第2端部(68)上の第4星形コネクタ(70)の中央に配置されたネジ山付き穴(82)と係合する。ロックシャフト(76)は、肩部(84)を有している。この肩部(84)は、クリアランス穴(78)に隣接した肩部(86)に対して当接しており、これにより、クリアランス穴(78)を通してのロックシャフト(76)の移動が制限されるようになっている。放射線透過性のロックノブ(88)が、ロックシャフト(76)の反対側端部上に配置されている。使用者がロックノブ(88)を回転させたときには、ロックシャフト(76)が、第3および第4星形コネクタ(66,70)どうしを互いに引き寄せることによってこれらを係合させ、これにより、固定部材(32)および可動部材(34)の各第2端部(64,68)を、所望角度位置にロックする。
【0016】
図3を再度参照すると、ある実施形態においては、固定部材(32)の第1および第2端部(56,64)間の距離は、可動部材(34)の第1および第2端部(60,68)間の距離とは相違している。言い換えれば、第1および第3星形コネクタ(58,66)の中心間距離は、第2および第4星形コネクタ(62,70)の中心間距離とは相違している。第2および第4星形コネクタ(62,70)の中心間距離は、例えば、第1および第3星形コネクタ(58,66)の中心間距離と比較して、約3.175mm(約0.125インチ)だけ、小さい。したがって、ロックシャフト(76)を緩めたときには、第3および第4星形コネクタ(66,70)間には、の中心間距離は、約3.175mm(約0.125インチ)というギャップすなわち間隔(90)が存在することとなる。ロックシャフト(76)をロック方向に回転させたときには、可動部材の第2端部(68)が、弾性的に拡張し、固定部材の第2端部(64)に向けて移動する。可動部材(34)の拡がりすなわち拡張は、第4星形コネクタ(70)を、第3星形コネクタ(66)に対してのロック係合をもたらす。可動部材(34)の拡がりすなわち拡張は、また、図3において右から左へと向かうとともに実質的に回転軸(75)と平行な向きの力ベクトルによって、第2星形コネクタ(62)を、第1星形コネクタ(58)に対して係合させる。
【0017】
ロックシャフト(76)を、逆向きをなすロック解除方向に回転させたときには、可動部材(34)が、自動的に、非拡張状態に向けて復帰する。すなわち、可動部材の第2端部(68)が、第1端部(60)に向けて自動的に移動する。このプロセスにおいては、可動部材の第2端部(68)が、固定部材の第2端部(64)から自動的に離間し、第4星形コネクタ(70)が、第3星形コネクタ(66)から係合解除されることとなる。よって、ロックシャフト(76)をロック解除方向に回転させることにより、可動部材(34)上の第2および第4星形コネクタ(62,70)を、固定部材(32)の第1および第3星形コネクタ(58,66)に対して、回転させることができる。
【0018】
図1に示すように、固定部材(32)は、第1および第2端部(56,64)のそれぞれから径方向外向きに突出する放射線透過性の耳(92,94)を備えている。これら耳(92,94)を使用することにより、取付ブラケット(24,26)に対しての固定部材(32)の取付を容易に行うことができる。取付ブラケット(24,26)およびクランプ部材(28,30)の構成および動作が互いに同じであることにより、以下においては、放射線透過性取付ブラケット(24)および放射線透過性クランプ部材(28)の構成および動作についてのみ、詳細に説明することとする。支持ブラケット(24)は、放射線透過性の角度付きボディ(96)を備えている。放射線不透過性の金属製ボール(98)が、このボディ(96)の上端に取り付けられている。放射線透過性の支持ロッド(100)の上端が、ボディ(96)の下端に対して、堅固に連結されている。
【0019】
図2および図8に示すように、耳(92)は、全体的にキー形状をなす開口(102)を備えている。このキー形状の開口(102)は、円形部分(104)と、スロット部分(106)と、を有している。円形部分(104)は、ボール(98)の直径よりも大きな直径を有しており、スロット部分(106)は、支持ロッド(100)の直径よりも大きなスロット幅を有している。よって、ボール(98)付きの支持ロッド(100)は、開口(102)内へと容易に挿入することができる。耳(92)は、さらに、ネジ山付き開口(108)を有している。このネジ山付き開口(108)の中心線は、開口(102)の中心線に対して実質的に垂直な向きとされている。放射線透過性のロックネジ(110)が、開口(108)に対して螺着的に係合している。ロックネジ(110)は、環状端部表面(112)を有している。この環状端部表面(112)は、ロックネジ(110)を締め付けたときに、ボール(98)に対して緊密に接触し得るような形状とされている。よって、固定部材(32)の角度配向は、放射線透過性のロックネジ(110)の締付および締付解除によって、調節することができる。
【0020】
図7に示すように、放射線透過性支持ロッド(100)の下端は、放射線透過性の圧縮ナット(114)と、放射線透過性のロッドホルダ(118)内に配置された放射線不透過性金属製圧縮ボール(116)と、の中を通して支持ロッド(100)を挿通させることによって、取付クランプ部材(28)に対して、取付可能とされている。よって、クランプ部材(28)に対しての支持ロッド(100)の位置および向きは、圧縮ナット(114)の締付および締付解除によって、調節可能である。ロッドホルダ(118)は、放射線透過性の星形コネクタ(120)を備えている。この星形コネクタ(120)は、取付クランプ部材(28)の放射線透過性固定ボディ(124)上に配置された放射線透過性星形コネクタ(122)に対して係合可能とされている。放射線透過性のロックネジ(126)は、ネジ山付き端部を有している。このネジ山付き端部は、星形コネクタ(122)の中央に位置したクリアランス穴(128)を挿通して延在するとともに、ロッドホルダ(118)に対して螺着的に係合することができる。ロックネジ(126)は、円形の逃げスロット(130)を有している。よって、ロックネジ(126)がクリアランス穴(128)を挿通して挿入されたときには、逃げスロット(130)は、径方向貫通穴(132)と位置合わせされる。放射線透過性の保持ピン(134)が、貫通穴(132)を挿通して挿入されるとともに、逃げスロット(あるいは、逃げチャネル)(130)内へと侵入する。これにより、ロックネジ(126)が、固定ボディ(124)内に保持される。よって、取付クランプ部材(28)に対しての支持ロッド(100)の角度配向は、ロックネジ(126)の締付および締付解除によって、調節可能である。
【0021】
放射線透過性の固定ボディ(124)は、放射線透過性のスライドボディ(138)を受領し得るようなサイズとされた開口(136)を備えている。放射線透過性のロックネジ(140)は、ネジ山付き端部を有している。このネジ山付き端部は、スライドボディ(138)に対して螺着的に係合することができる。ロックネジ(140)は、さらに、放射線透過性の保持ピン(142)を有している。この保持ピン(142)は、円形の逃げスロット(144)内へと侵入する。これにより、ロックネジ(140)が、固定ボディ(124)内に保持される。固定ボディ(124)は、放射線透過性の固定フック(146)を有している。この固定フック(146)は、スライドボディ(138)上のスライドフック(148)と対向している。よって、取付クランプ部材(28)は、ロックネジ(140)を緩めた後に締め付けることによって、頭蓋骨クランプデバイスのアームに対して取り付けることができる。
【0022】
特に断らない限り、ハロースタイル開創器(20)を構成するすべての部材は、例えば“DELRIN”(商標名)アセタールポリマーといったような、放射線透過性材料から形成される。他の放射線透過性材料を使用することもできる。金属製ボール(98)と圧縮ボール(116)とは、アルミニウムから形成される。上述した様々な放射線透過性部材は、機械加工によって、成型によって、あるいはこれら機械加工と成型との組合せによって、あるいは、放射線透過性材料に適合した他の任意のプロセスによって、形成することができる。
【0023】
使用時においては、放射線透過性の取付クランプ部材(28,30)(図1)を、まず最初に、例えば放射線透過性頭蓋骨クランプ部材(仮想線で図示されている)といったような放射線透過性頭蓋骨固定デバイスの両サイドアームに対して取り付ける。そのような頭蓋骨クランプ部材は、本出願人による米国特許第5,537,704号明細書において図示され開示されている。次に、支持ブラケット(24,26)の支持ロッド(100)を、取付クランプ部材(28,30)のロッドホルダ(118)を通して挿入する。患者の頭蓋骨に対しての所望高さ位置のところに、開創器リング(22)を位置させる。次に、開創器アーム(59)あるいは他のブレードホルダのための1つまたは複数のホルダ(57)を、複数のメス型連結部材(44,46)の一方上の開口(51)に対して隣接させつつ、その開口(51)上にわたってスライド可能に配置する。その後、開創器アームホルダ(57)を、所望位置のところにまで、チャネルまたは経路(52,54)に沿って移動させ、そして、ロックネジ(67)を使用することによって、その所望位置にロックする。また、固定部材(32)および可動部材(34)の位置および角度配向は、ロックシャフト(76)およびロックネジ(110)の締付解除および締付によって、調節することができる。
【0024】
図3に示すように、開創器アーム(59)は、使い捨て可能な放射線透過性のフレキシブルな開創器アームである。開創器アーム(59)は、開創器アーム(59)の外側端部すなわち先端部のところに配置された連結部材(69)内において終端しているような、放射線透過性の複数のボール・ソケット機構を備えている。連結部材(69)は、Colder
Products Company によって製造され、米国特許第5,052,725号明細書に開示されている。この連結部材(69)により、開創器ブレードを、フレキシブルな開創器アーム(59)の先端部のところに着脱可能に保持することができる。さらに、内部ストリング(図示せず)が、開創器アーム(59)の長さ全体にわたって延在している。内部ストリングの先端のところにおいて、内部ストリングは、連結部材(69)に対して所定に保持されている。フレキシブルな開創器アーム(59)の内側端部すなわち基端部のところにおいては、内部ストリングは、ネジ山付きボルトおよびノブアセンブリ(71)によって、所定に保持されている。ネジ山付きボルトおよびノブアセンブリ(71)により、内部ストリングを締め付けたりあるいは緩めたりすることができ、ハロー開創器(20)に対しての開創器アーム(59)の位置および向きを変更することができる。これにより、脳外科手術時には、脳外科医の所望に応じて、フレキシブルな開創器アーム(59)を、患者の頭部に対して再配置することができる。
【0025】
本発明による放射線透過性ハロースタイル開創器(20)は、公知の開創器と比較して、いくつもの利点を有している。第1に、放射線に対して透明であることにより、画像化プロセスにおいて走査を行う際に、ノイズを実質的に低減させることができる。これは、走査が手術時に行われる場合に、特に有利である。ハロータイプの開創器の放射線透過品質により、また、この開創器の形状により、さらに、この開創器に対して他の部材を連結することができることにより、小さな空間内において、患者に対して開創器を固定することができる。このため、開創器アームやハロータイプ開創器や他の支持部材を取り外すことなく、患者に対して走査を行うことができる。さらに、実質的にすべての部材が放射線透過性であり、そのため、得られる画像から、開創器に起因したほとんどすべてのノイズを無くすことができる。
【0026】
第2に、固定部材(32)および可動部材(34)のそれぞれの凸面(40,42)に対して、オス型連結部材(44,46)を適用することにより、固定部材(32)および可動部材(34)の成型プロセスを実質的に単純化することができる。これにより、これら部材(32,34)の製造コストを低減することを補助することができる。
【0027】
上述したように、可動部材は、わずかに小さな幅を有しており、ロックシャフト(76)を締め付けたときには、弾性的に拡張する。そのような構成により、可動部材を、ロックシャフト(76)だけの締付解除によって制御することができる。さらに、ロックシャフト(76)を緩めたときには、弾性的可動部材(34)によって各星形コネクタ(58,62,66,60)に対して印加される力により、可動部材を、星形コネクタの1つの歯単位でもって正確に調節することができる。可動部材(34)の弾性により、外科医は、星形コネクタの1つの歯ごとの『クリック感』や『スナップ感』を、感覚的に感じることができる。この特徴点と、ロックデバイス(76)だけによる操作という特徴点と、を組み合わせることにより、公知のハロースタイル開創器よりも、本発明による開創器(20)の方が、実質的に使い勝手の良いものとされる。
【0028】
加えて、固定部材(32)に対して可動部材(34)を調節してロックすることができるという可能性は、ロックシャフト(76)という1つの部材を付加することだけによって達成される。公知のハロースタイルの開創器よりも、このようにして部材数を低減できることは、製造コストの低減化を補助するとともに、手術の信頼性を高めて、手術トラブルの回避を補助する。
【0029】
1つの実施形態に関する説明によって本発明を例示し、その実施形態について詳細に説明したけれども、本発明の範囲は、上記実施形態によって限定されるものではない。当業者であれば、付加的な利点や変形を付加し得ることは、自明である。例えば、図4における脚(48)およびロック部材(50)は、実質的にT字形状の横断面形状を有している。明らかなように、他の実施形態においては、オス型連結部材(44,46)の横断面形状は、例えばL字形状や鳩尾形状といったような他の形状とすることができる。さらに他の実施形態においては、ロック部材(50)は、円形横断面形状を有することができる。
【0030】
したがって、最も広義での本発明は、上記各細部に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲に基づく精神および範囲を逸脱することなく、上記各細部を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の原理に基づき、放射線透過性支持ブラケットと放射線透過性取付クランプ部材とを備えた放射線透過性ハロースタイルの開創器を示す斜視図である。
【図2】図1のハロースタイル開創器を示す斜視図であって、フレキシブルな開創器アームと支持ブラケットとの図示は省略されている。
【図3】図1のハロースタイル開創器を示す平面図であって、フレキシブルな開創器アームが、開創器上に取り付けられている。
【図4】図3における4−4線に沿った矢視断面図であって、図1のハロースタイル開創器上への開創器アームの取付状況を示している。
【図5】図3における回転軸(75)に沿った断面図であって、図1のハロースタイル開創器に関しての、固定部材と可動部材との間の連結状況を示している。
【図6】図3における回転軸(75)に沿った断面図であって、図1のハロースタイル開創器に関しての、固定部材と可動部材との間の他の連結状況を示している。
【図7】図1のハロースタイル開創器に関して使用されている支持ブラケットと取付クランプ部材とを示す分解斜視図である。
【図8】図3における8−8線に沿った矢視断面図であって、支持ブラケットと、図1のハロースタイル開創器との間の連結状況を示している。
【符号の説明】
【0032】
20 放射線透過性ハロースタイル開創器
22 開創器リング
24 支持ブラケット
26 支持ブラケット
28 取付クランプ部材
30 取付クランプ部材
32 固定部材
34 可動部材
40 凸面
42 凸面
44 オス型結合部材
46 オス型結合部材
48 脚
50 ロック部材
55 メス型連結部材
56 第1端部
58 第1星形コネクタ
59 開創器アーム
60 第1端部
62 第2星形コネクタ
64 第2端部
66 第3星形コネクタ
68 第2端部
70 第4星形コネクタ
72 ピン
75 回転軸
76 ロックシャフト
80 ネジ山付き端部
96 ボディ
98 ボール
100 支持ロッド
102 開口
104 円形部分
106 スロット部分
110 ロックネジ

Claims (29)

  1. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    第1端部および第2端部を有するとともに、径方向外向きに突出しておりかつ開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう構成された第1放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的固定部材と;
    第1端部および第2端部を有するとともに、径方向外向きに突出しておりかつ開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう構成された第2放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的可動部材と;
    前記第1端部および前記第2端部の一方に対して回転可能に連結された第1ピンと;
    前記第1端部および前記第2端部の他方に対して回転可能に連結されたロックシャフトであるとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の配向関係でもってロックし得るロックシャフトと;
    を具備することを特徴とする開創器。
  2. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    第1端部および第2端部を有するとともに、第1凸面を有し、さらに、この第1凸面から外向きに突出しておりかつ開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう構成された第1放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的固定部材と;
    第1端部および第2端部を有するとともに、第2凸面を有し、さらに、この第2凸面から外向きに突出した第2放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的可動部材と;
    前記第1端部および前記第2端部の一方に対して回転可能に連結された第1ピンと;
    前記第1端部および前記第2端部の他方に対して回転可能に連結されたロックシャフトであるとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の配向関係でもってロックし得るロックシャフトと;
    を具備することを特徴とする開創器。
  3. 請求項2記載の開創器において、
    前記第1および第2放射線透過性オス型連結部材の各々が、それぞれ対応する前記凸面に対してのチャネルを形成していることを特徴とする開創器。
  4. 請求項2記載の開創器において、
    前記第1および第2放射線透過性オス型連結部材の各々が、それぞれ対応する前記凸面に対しての、一対をなすチャネルを形成していることを特徴とする開創器。
  5. 請求項2記載の開創器において、
    前記第1および第2放射線透過性オス型連結部材の各々が、脚部材とロック部材とを備えていることを特徴とする開創器。
  6. 請求項5記載の開創器において、
    前記脚部材が、前記凸面の一方に対して固定された基端部と、前記ロック部材に対して連結された先端部と、を有していることを特徴とする開創器。
  7. 請求項6記載の開創器において、
    前記ロック部材が、前記凸面の一方に対してのチャネルを形成していることを特徴とする開創器。
  8. 請求項7記載の開創器において、
    前記脚部材と前記ロック部材とが、実質的にT字形状であることを特徴とする開創器。
  9. 請求項8記載の開創器において、
    前記脚部材と前記ロック部材とが、前記凸面に対しての、一対をなすチャネルを形成していることを特徴とする開創器。
  10. 請求項2記載の開創器において、
    前記ロックシャフトが、放射線透過性材料から形成されていることを特徴とする開創器。
  11. 請求項2記載の開創器において、
    前記ピンが、放射線透過性材料から形成されていることを特徴とする開創器。
  12. 請求項2記載の開創器において、
    前記固定部材および前記可動部材が、実質的に半円形であることを特徴とする開創器。
  13. 請求項2記載の開創器において、
    さらに、放射線透過性の開創器アームを具備し、
    この開創器アームが、前記第1および第2オス型連結部材の一方に対して連結可能とされた放射線透過性メス型連結部材を備えていることを特徴とする開創器。
  14. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    第1端部および第2端部を有した放射線透過性曲線的固定部材と;
    第1端部および第2端部を有した放射線透過性曲線的可動部材と;
    前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第1端部上に配置されているとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の角度配向関係でもって固定する、第1および第2放射線透過性星形コネクタと;
    前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第2端部上に配置されているとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の角度配向関係でもって固定する、第3および第4放射線透過性星形コネクタと;
    前記第1および第2星形コネクタの一方に対して固定されているとともに、前記第1および第2星形コネクタの他方を挿通して延在しており、さらに、前記固定部材および前記可動部材の前記第1端部に関しての回転軸をもたらしている、放射線透過性のピンと;
    前記第3および第4星形コネクタの一方に対して取り付けられているとともに、前記第3および第4星形コネクタの他方に対して螺着的に係合しており、さらに、前記固定部材および前記可動部材の前記第2端部に関しての回転軸をもたらしている、放射線透過性のロックシャフトと;
    を具備することを特徴とする開創器。
  15. 請求項14記載の開創器において、
    前記固定部材および前記可動部材が、それぞれ、互いに対向している凸面と凹面とを備え、
    前記第1星形コネクタが、前記固定部材の前記凹面上に配置され、
    前記第2星形コネクタが、前記可動部材の前記凸面上に配置されていることを特徴とする開創器。
  16. 請求項15記載の開創器において、
    前記第3星形コネクタが、前記固定部材の前記凸面上に配置され、
    前記第4星形コネクタが、前記可動部材の前記凹面上に配置されていることを特徴とする開創器。
  17. 請求項16記載の開創器において、
    前記放射線透過性ロックシャフトが、前記固定部材上の前記第1星形コネクタに対して取り付けられているとともに、前記可動部材上の前記第2星形コネクタに対して螺着的に係合していることを特徴とする開創器。
  18. 請求項17記載の開創器において、
    前記放射線透過性ピンが、前記固定部材上の前記第3星形コネクタに対して固定されているとともに、前記第4星形コネクタを挿通して延在していることを特徴とする開創器。
  19. 請求項14記載の開創器において、
    さらに、放射線透過性の開創器アームを具備し、
    この開創器アームが、前記固定部材と前記可動部材との一方に対して連結可能とされていることを特徴とする開創器。
  20. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    第1端部および第2端部を有するとともに、第1凸面を有した、放射線透過性曲線的固定部材と;
    第1端部および第2端部を有するとともに、第2凸面を有した、放射線透過性曲線的可動部材と;
    を具備し、
    前記固定部材の前記第1端部と前記第2端部とが、前記可動部材の前記第1端部と前記第2端部との間の離間間隔とは異なる離間間隔を有し、
    さらに、
    前記第1端部および前記第2端部の一方に対して回転可能に連結された第1ピンと;
    前記第1端部および前記第2端部の他方に対して回転可能に連結されたロックシャフトであるとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の配向関係でもってロックし得るロックシャフトと;
    を具備し、
    前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを互いにロックする際には、前記固定部材の前記第1端部と前記第2端部との間の離間間隔が、前記可動部材の前記第1端部と前記第2端部との間の離間間隔と等しくなり、前記固定部材および前記可動部材の前記第1および第2端部が、弾性的に広がることを特徴とする開創器。
  21. 請求項20記載の開創器において、
    前記固定部材の前記第1端部および前記第2端部が、前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部の間の離間間隔よりも大きな離間間隔でもって離間していることを特徴とする開創器。
  22. 請求項21記載の開創器において、
    前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを互いにロックする際には、前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部が、弾性的に広がることを特徴とする開創器。
  23. 請求項22記載の開創器において、
    前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを緩めたときには、前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部が、自動的に互いに近接する向きに移動することを特徴とする開創器。
  24. 請求項23記載の開創器において、
    さらに、前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第1端部上に配置された第1および第2放射線透過性星形コネクタを具備し、
    これら第1および第2放射線透過性星形コネクタが、前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを互いにロックすることに応答して、前記固定部材および前記可動部材の前記第1端部どうしを、所望の角度配向関係でもって固定することを特徴とする開創器。
  25. 請求項24記載の開創器において、
    前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを緩めたときには、前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部が、自動的に互いに近接する向きに移動し、
    前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部に関してのこの近接移動により、前記第1および第2星形コネクタが、互いに離間移動することを特徴とする開創器。
  26. 請求項25記載の開創器において、
    さらに、前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第2端部上に配置された第3および第4放射線透過性星形コネクタを具備し、
    これら第3および第4放射線透過性星形コネクタが、前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを互いにロックすることに応答して、前記固定部材および前記可動部材の前記第2端部どうしを、所望の角度配向関係でもって固定することを特徴とする開創器。
  27. 請求項26記載の開創器において、
    前記ロックシャフトが前記固定部材と前記可動部材とを緩めたときには、前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部が、自動的に互いに近接する向きに移動し、
    前記可動部材の前記第1端部および前記第2端部に関してのこの近接移動により、前記第3および第4星形コネクタが、互いに離間移動することを特徴とする開創器。
  28. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    放射線透過性曲線的固定部材と;
    この固定部材に対して連結されているとともにこの固定部材に対して移動可能とされた放射線透過性曲線的可動部材と;
    前記固定部材に対して連結可能とされているとともに、放射線透過性支持ロッドを有している、実質的に放射線透過性の支持ブラケットと;
    前記支持ロッドに対して連結可能とされた実質的に放射線透過性のロッドホルダと、このロッドホルダに対して連結可能とされた放射線透過性の固定ボディと、この固定ボディ内においてスライド可能に取り付けられかつこの固定ボディに対して固定可能とされた放射線透過性の可動ボディと、を備えた実質的に放射線透過性の取付クランプ部材と;
    を具備し、
    前記固定ボディと前記可動ボディとが、頭蓋骨固定デバイス上に取り付け得るように構成されていることを特徴とする開創器。
  29. 放射線透過性のハロータイプの開創器であって、
    第1端部および第2端部を有するとともに、第1凸面を有し、さらに、この第1凸面から外向きに突出しておりかつ開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう構成された第1放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的固定部材と;
    第1端部および第2端部を有するとともに、第2凸面を有し、さらに、この第2凸面から外向きに突出しておりかつ開創器アームのメス型連結部材を受領し得るよう構成された第2放射線透過性オス型連結部材を有した、放射線透過性曲線的可動部材と;
    を具備し、
    前記固定部材の前記第1端部と前記第2端部とが、前記可動部材の前記第1端部と前記第2端部との間の離間間隔とは異なる離間間隔を有し、
    さらに、
    前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第1端部上に配置されているとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の角度配向関係でもって固定する、第1および第2放射線透過性星形コネクタと;
    前記固定部材および前記可動部材のそれぞれの前記第2端部上に配置されているとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の角度配向関係でもって固定する、第3および第4放射線透過性星形コネクタと;
    前記第1端部に対して回転可能に連結された第1ピンと;
    前記第2端部に対して回転可能に連結されたロックシャフトであるとともに、前記固定部材と前記可動部材とを所望の配向関係でもってロックし得るロックシャフトと;
    を具備していることを特徴とする開創器。
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