JP3519198B2 - テープ印字装置のカッタ機構 - Google Patents
テープ印字装置のカッタ機構Info
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- JP3519198B2 JP3519198B2 JP01527896A JP1527896A JP3519198B2 JP 3519198 B2 JP3519198 B2 JP 3519198B2 JP 01527896 A JP01527896 A JP 01527896A JP 1527896 A JP1527896 A JP 1527896A JP 3519198 B2 JP3519198 B2 JP 3519198B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープ印字装置のカ
ッタ機構に係り、特に、テープ印字装置により、比較的
簡単な文字、図形、記号等が印字されたラベル等のテー
プ状記録媒体を切断するためのテープ印字装置のカッタ
機構に関する。
ッタ機構に係り、特に、テープ印字装置により、比較的
簡単な文字、図形、記号等が印字されたラベル等のテー
プ状記録媒体を切断するためのテープ印字装置のカッタ
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、感熱紙あるいは樹脂フィ
ルム等からなるラベルと称されるテープ状記録媒体に、
名称等の比較的簡単な文字、記号、図形等を印字するこ
とのできるテープ印字装置が提案されている。
ルム等からなるラベルと称されるテープ状記録媒体に、
名称等の比較的簡単な文字、記号、図形等を印字するこ
とのできるテープ印字装置が提案されている。
【0003】このような従来からあるテープ印字装置と
しては、例えば、特開平5−185707号公報に記載
されているように、文字、記号、図形等を入力するため
の文字入力キー、印字キー、各種のファンクションキー
等が設けられた操作部、入力された文字等を表示するた
めの液晶素子等からなる表示部およびテープ状記録媒体
を内部に収納したテープカセットを収納するカセット収
納部を具備しており、入力された印字データに基づい
て、サーマルヘッド等の印字ヘッドを用いてテープ状記
録媒体を搬送しながら記録媒体に印字を施すように構成
されている。
しては、例えば、特開平5−185707号公報に記載
されているように、文字、記号、図形等を入力するため
の文字入力キー、印字キー、各種のファンクションキー
等が設けられた操作部、入力された文字等を表示するた
めの液晶素子等からなる表示部およびテープ状記録媒体
を内部に収納したテープカセットを収納するカセット収
納部を具備しており、入力された印字データに基づい
て、サーマルヘッド等の印字ヘッドを用いてテープ状記
録媒体を搬送しながら記録媒体に印字を施すように構成
されている。
【0004】そして、印字の終了したテープ状記録媒体
は、テープ印字装置の外部に送出され、カッタ機構によ
り切断されることにより、所望の文字、記号、図形等を
印字した記録媒体が得られるようになっている。この印
字が終了して切断されたテープ状記録媒体は、ビデオカ
セットの背部あるいは表面に貼着され、ビデオカセット
のインデックス等として用いるものである。
は、テープ印字装置の外部に送出され、カッタ機構によ
り切断されることにより、所望の文字、記号、図形等を
印字した記録媒体が得られるようになっている。この印
字が終了して切断されたテープ状記録媒体は、ビデオカ
セットの背部あるいは表面に貼着され、ビデオカセット
のインデックス等として用いるものである。
【0005】このようなテープ印字装置に用いられるカ
ッタ機構としては、従来から、例えば、回転自在とされ
た基体の周面に平刃状のカッタ刃を一体に取付け、この
基体に揺動自在とされたカッタレバーをギア機構を介し
て接続するようにしたものがある。
ッタ機構としては、従来から、例えば、回転自在とされ
た基体の周面に平刃状のカッタ刃を一体に取付け、この
基体に揺動自在とされたカッタレバーをギア機構を介し
て接続するようにしたものがある。
【0006】このようなカッタ機構においては、テープ
印字装置により印字を行なう場合は、前記カッタ刃はテ
ープ状記録媒体の走行を妨げないように退避されてお
り、印字が終了してテープ状記録媒体を切断する場合
は、操作者が前記カッタレバーを揺動操作することによ
り、前記ギア機構を介して基体を回転動作させ、これに
より、カッタ刃がテープ状記録媒体に対して直交する方
向に押し当てられ、所望の切断動作が行なわれるように
なっている。
印字装置により印字を行なう場合は、前記カッタ刃はテ
ープ状記録媒体の走行を妨げないように退避されてお
り、印字が終了してテープ状記録媒体を切断する場合
は、操作者が前記カッタレバーを揺動操作することによ
り、前記ギア機構を介して基体を回転動作させ、これに
より、カッタ刃がテープ状記録媒体に対して直交する方
向に押し当てられ、所望の切断動作が行なわれるように
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のテープ印字装置のカッタ機構においては、平刃
状のカッタ刃をテープ状記録媒体に対して直交する方向
に押し当てることにより、切断を行なうものであるた
め、切断操作に多くの力が必要で、しかも、テープ状記
録媒体の切断面もきたないものとなってしまう。さら
に、カッタ刃の押し当てにより切断するものであるた
め、カッタ刃の刃先の劣化が著しく、カッタ刃の耐久性
が著しく低くなってしまうという問題を有している。
た従来のテープ印字装置のカッタ機構においては、平刃
状のカッタ刃をテープ状記録媒体に対して直交する方向
に押し当てることにより、切断を行なうものであるた
め、切断操作に多くの力が必要で、しかも、テープ状記
録媒体の切断面もきたないものとなってしまう。さら
に、カッタ刃の押し当てにより切断するものであるた
め、カッタ刃の刃先の劣化が著しく、カッタ刃の耐久性
が著しく低くなってしまうという問題を有している。
【0008】また、基体の回転動作によりカッタ刃がテ
ープ状記録媒体に押し当てられる構成であるため、テー
プカセットが装着されていない状態でも、基体の回転動
作によりカッタ刃が突出してしまい、この突出したカッ
タ刃により操作者が損傷を受けるおそれがあり、極めて
危険性が高いという問題をも有している。
ープ状記録媒体に押し当てられる構成であるため、テー
プカセットが装着されていない状態でも、基体の回転動
作によりカッタ刃が突出してしまい、この突出したカッ
タ刃により操作者が損傷を受けるおそれがあり、極めて
危険性が高いという問題をも有している。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、テープ状記録媒体を少ない力できれいに切断す
ることができ、しかも、安全性の高いテープ印字装置の
カッタ機構を提供することを目的とするものである。
であり、テープ状記録媒体を少ない力できれいに切断す
ることができ、しかも、安全性の高いテープ印字装置の
カッタ機構を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るテープ印字装置のカッタ機
構は、テープカセットに収納されたテープ状記録媒体を
走行させながら、印字ヘッドにより所望の印字を行なう
テープ印字装置の印字終了後の前記テープ状記録媒体を
切断するためのテープ印字装置のカッタ機構であって、
ほぼ扇状に形成されたカッタガイドをその要部を中心と
してテープ状記録媒体に対して直交するように上下に回
動自在に配設し、このカッタガイドにカッタ刃をその刃
部が前記カッタガイドの弧状部分から突出するように取
付け、前記カッタガイドを回動させながら上下方向に移
動させる作動レバーを配設し、当該作動レバーを下方向
に押動することで前記カッタガイドを回動させながら下
方向に移動させて前記カッタ刃により前記テープ状記録
媒体を切断するように構成するとともに、前記作動レバ
ーの近傍にロックアームを回動自在に配設し、このロッ
クアームに前記作動レバーの下方に位置するロック爪を
一体に形成し、テープカセット装着時に回動動作されて
前記ロックアームを前記ロック爪が前記作動レバーの下
方から退避するように回動させるロックアーム駆動レバ
ーを回動自在に配設したことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明に係るテープ印字装置のカッタ機
構は、テープカセットに収納されたテープ状記録媒体を
走行させながら、印字ヘッドにより所望の印字を行なう
テープ印字装置の印字終了後の前記テープ状記録媒体を
切断するためのテープ印字装置のカッタ機構であって、
ほぼ扇状に形成されたカッタガイドをその要部を中心と
してテープ状記録媒体に対して直交するように上下に回
動自在に配設し、このカッタガイドにカッタ刃をその刃
部が前記カッタガイドの弧状部分から突出するように取
付け、前記カッタガイドを回動させながら上下方向に移
動させる作動レバーを配設し、当該作動レバーを下方向
に押動することで前記カッタガイドを回動させながら下
方向に移動させて前記カッタ刃により前記テープ状記録
媒体を切断するように構成するとともに、前記作動レバ
ーの近傍にロックアームを回動自在に配設し、このロッ
クアームに前記作動レバーの下方に位置するロック爪を
一体に形成し、テープカセット装着時に回動動作されて
前記ロックアームを前記ロック爪が前記作動レバーの下
方から退避するように回動させるロックアーム駆動レバ
ーを回動自在に配設したことを特徴とするものである。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、操作者が
作動レバーを下方に押動させることにより、カッタガイ
ドが回動しながら下方に移動され、このカッタガイドの
移動により、カッタ刃がテープ状記録媒体にころがり接
触しながら押圧されてテープ状記録媒体の切断が行なわ
れるものであり、従来のように、平刃状のカッタ刃をテ
ープ状記録媒体に押し当てて切断する場合に比較して、
少ない力でかつきれいに切断することができ、カッタ刃
の耐久性を高めることができるものである。更に、テー
プカセットが装着されていない状態では、ロックアーム
のロック爪が作動レバーの下方に位置され、前記作動レ
バーの下方への移動を阻止するようになっており、カセ
ットを装着した場合は、ロックアーム駆動レバーが回動
されて前記ロックアームを前記ロック爪が前記作動レバ
ーの下方から退避するように回動されることにより、作
動レバーの下方への移動が可能となる。このように、カ
セットを装着しない状態では、作動レバーを移動させる
ことができないので、誤ってカッタ刃が動作されてしま
うことがなく、安全性を著しく高めることができるもの
である。
作動レバーを下方に押動させることにより、カッタガイ
ドが回動しながら下方に移動され、このカッタガイドの
移動により、カッタ刃がテープ状記録媒体にころがり接
触しながら押圧されてテープ状記録媒体の切断が行なわ
れるものであり、従来のように、平刃状のカッタ刃をテ
ープ状記録媒体に押し当てて切断する場合に比較して、
少ない力でかつきれいに切断することができ、カッタ刃
の耐久性を高めることができるものである。更に、テー
プカセットが装着されていない状態では、ロックアーム
のロック爪が作動レバーの下方に位置され、前記作動レ
バーの下方への移動を阻止するようになっており、カセ
ットを装着した場合は、ロックアーム駆動レバーが回動
されて前記ロックアームを前記ロック爪が前記作動レバ
ーの下方から退避するように回動されることにより、作
動レバーの下方への移動が可能となる。このように、カ
セットを装着しない状態では、作動レバーを移動させる
ことができないので、誤ってカッタ刃が動作されてしま
うことがなく、安全性を著しく高めることができるもの
である。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、互いに対
向する面に前記カッタガイドの移動方向に延在するほぼ
長方形のカム経路を有するカム溝が形成されたガイド板
を配設し、前記カッタガイドの回動中心に前記ガイド板
のカム溝に係合されるとともに前記作動レバーの先端部
に係合されるカムピンを固着し、前記カッタガイドを常
に作動レバー側に付勢する解除ばねを配設するととも
に、前記作動レバーを上方に付勢する復帰ばねを配設
し、前記カム溝の作動レバー側に位置するカム経路の上
部を閉塞する逆転防止ばねを配設したことを特徴とする
ものである。
向する面に前記カッタガイドの移動方向に延在するほぼ
長方形のカム経路を有するカム溝が形成されたガイド板
を配設し、前記カッタガイドの回動中心に前記ガイド板
のカム溝に係合されるとともに前記作動レバーの先端部
に係合されるカムピンを固着し、前記カッタガイドを常
に作動レバー側に付勢する解除ばねを配設するととも
に、前記作動レバーを上方に付勢する復帰ばねを配設
し、前記カム溝の作動レバー側に位置するカム経路の上
部を閉塞する逆転防止ばねを配設したことを特徴とする
ものである。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、操作者が
前記作動レバーを復帰ばねの付勢力に抗して下方に押動
させることにより、カムピンがカム溝の長方形状のカム
経路および逆転防止ばねに案内されてテープ状記録媒体
側に移動されてカッタガイドのカッタ刃がテープ状記録
媒体に押付けられ、作動レバーをさらに下方に押動させ
ることにより、カムピンがカム経路に沿って下方に案内
され、これに伴って、カッタガイドがカムピンを中心と
して回動しながら下方に移動され、テープ状記録媒体の
切断が行なわれる。
前記作動レバーを復帰ばねの付勢力に抗して下方に押動
させることにより、カムピンがカム溝の長方形状のカム
経路および逆転防止ばねに案内されてテープ状記録媒体
側に移動されてカッタガイドのカッタ刃がテープ状記録
媒体に押付けられ、作動レバーをさらに下方に押動させ
ることにより、カムピンがカム経路に沿って下方に案内
され、これに伴って、カッタガイドがカムピンを中心と
して回動しながら下方に移動され、テープ状記録媒体の
切断が行なわれる。
【0014】そして、作動レバーが下端部まで押動され
ると、解除ばねの付勢力によりカムピンがカム溝のカム
経路を通って作動レバー側に移動されることにより、カ
ッタガイドが後方に移動され、カッタ刃がテープ状記録
媒体から離間される。その後、復帰ばねの付勢力により
作動レバーが上方に移動されると、カムピンがカム溝の
カム経路に沿って上方に移動され、これに伴って、カッ
タガイドも上方に移動される。このカムピンの上方への
移動により、カムピンが逆転防止ばねに当接すると、こ
のカムピンの上方への移動により逆転防止ばねが撓み、
カムピンは、カム経路の基準位置に位置されるようにな
っている。
ると、解除ばねの付勢力によりカムピンがカム溝のカム
経路を通って作動レバー側に移動されることにより、カ
ッタガイドが後方に移動され、カッタ刃がテープ状記録
媒体から離間される。その後、復帰ばねの付勢力により
作動レバーが上方に移動されると、カムピンがカム溝の
カム経路に沿って上方に移動され、これに伴って、カッ
タガイドも上方に移動される。このカムピンの上方への
移動により、カムピンが逆転防止ばねに当接すると、こ
のカムピンの上方への移動により逆転防止ばねが撓み、
カムピンは、カム経路の基準位置に位置されるようにな
っている。
【0015】このようにカムピンがカム溝のカム経路に
沿って移動され、これに伴ってカッタガイドも移動され
るので、テープ状記録媒体を切断する場合にのみカッタ
刃を突出させ、カッタ刃の戻り動作のときはカッタ刃が
引き込まれるように動作させることができるものであ
る。
沿って移動され、これに伴ってカッタガイドも移動され
るので、テープ状記録媒体を切断する場合にのみカッタ
刃を突出させ、カッタ刃の戻り動作のときはカッタ刃が
引き込まれるように動作させることができるものであ
る。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図14を参照して説明する。
至図14を参照して説明する。
【0019】図1乃至図3は本発明に係るカッタ機構を
適用したテープ印字装置の実施の一形態を示したもの
で、本実施形態のテープ印字装置は、箱型の本体1を有
しており、この本体1の内部の図1において右側には、
前面にカセット装着用のカセット挿入口2が形成された
内ケース3が配設されている。さらに、前記本体1の前
方側部には、印字後のテープ状記録媒体を切断するため
のカッタ機構4が配設されている。
適用したテープ印字装置の実施の一形態を示したもの
で、本実施形態のテープ印字装置は、箱型の本体1を有
しており、この本体1の内部の図1において右側には、
前面にカセット装着用のカセット挿入口2が形成された
内ケース3が配設されている。さらに、前記本体1の前
方側部には、印字後のテープ状記録媒体を切断するため
のカッタ機構4が配設されている。
【0020】本実施形態においては、カッタ機構4は、
図1乃至図5に示すように、本体1の前記内ケース3の
図1において左側の前後位置に立設された一対のガイド
板5,5を有しており、これら各ガイド板5の互いに対
向する面には、カム溝6がそれぞれ対称に形成されてい
る。このカム溝6は、上下方向に延在する第1カム経路
7、第2カム経路8、第1カム経路7と第2カム経路8
との上端部および下端部をそれぞれ連通させる上部カム
経路9および下部カム経路10とからなり、ほぼ長方形
のカム経路を形成するように構成されている。また、前
記上部カム経路9の上方は、前記本体1の上板11によ
り被覆されており、この上板11の下面には、前記第1
カム経路7側が下方に突出するように傾斜するガイド突
起12が形成されている。
図1乃至図5に示すように、本体1の前記内ケース3の
図1において左側の前後位置に立設された一対のガイド
板5,5を有しており、これら各ガイド板5の互いに対
向する面には、カム溝6がそれぞれ対称に形成されてい
る。このカム溝6は、上下方向に延在する第1カム経路
7、第2カム経路8、第1カム経路7と第2カム経路8
との上端部および下端部をそれぞれ連通させる上部カム
経路9および下部カム経路10とからなり、ほぼ長方形
のカム経路を形成するように構成されている。また、前
記上部カム経路9の上方は、前記本体1の上板11によ
り被覆されており、この上板11の下面には、前記第1
カム経路7側が下方に突出するように傾斜するガイド突
起12が形成されている。
【0021】また、前記本体1の上記ガイド板5より左
側には、作動レバー13が基端部を支持する回動軸14
を中心として上下に回動自在に配設されており、この作
動レバー13は、復帰ばね15の付勢力により常に上方
に付勢されるようになされている。この作動レバー13
の先端部には、先端部が二股に形成され前記各ガイド板
5の内側に位置する作動板16が一体に固着されてお
り、この作動板16の前記カム溝6の上端部に対応する
位置には、ほぼ円弧状を有する長孔17が形成されてい
る。さらに、前記作動板16の先端部上面には、わずか
にくぼむように位置決め凹部18が形成されている。
側には、作動レバー13が基端部を支持する回動軸14
を中心として上下に回動自在に配設されており、この作
動レバー13は、復帰ばね15の付勢力により常に上方
に付勢されるようになされている。この作動レバー13
の先端部には、先端部が二股に形成され前記各ガイド板
5の内側に位置する作動板16が一体に固着されてお
り、この作動板16の前記カム溝6の上端部に対応する
位置には、ほぼ円弧状を有する長孔17が形成されてい
る。さらに、前記作動板16の先端部上面には、わずか
にくぼむように位置決め凹部18が形成されている。
【0022】また、前記作動板16の間には、ほぼ扇状
に形成されたカッタガイド19が配設されており、この
カッタガイド19の間には、カッタ刃20がその刃部が
前記カッタガイド19の弧状部分から突出するように保
持されている。また、前記カッタガイド19の要部分に
は、このカッタガイド19を上下に回動自在に支持する
ためのカムピン21が固着されており、このカムピン2
1の両端部は、前記作動板16の長孔17を貫通して前
記カム溝6に係合するようになされている。さらに、前
記カッタガイド19の下端縁には、付勢用突起22が下
方に突出するように一体に形成されており、このカッタ
ガイド19の付勢用突起22と前記作動レバー13との
間には、カッタガイド19を常に下方に付勢する解除ば
ね23が連結されている。また、カッタガイド19の上
端縁両側には、側方に延在する位置決めピン24が突出
形成されており、この位置決めピン24は、前記カッタ
ガイド19が基準位置に位置している状態で、前記作動
板16の位置決め凹部18に係合されるようになされて
いる。
に形成されたカッタガイド19が配設されており、この
カッタガイド19の間には、カッタ刃20がその刃部が
前記カッタガイド19の弧状部分から突出するように保
持されている。また、前記カッタガイド19の要部分に
は、このカッタガイド19を上下に回動自在に支持する
ためのカムピン21が固着されており、このカムピン2
1の両端部は、前記作動板16の長孔17を貫通して前
記カム溝6に係合するようになされている。さらに、前
記カッタガイド19の下端縁には、付勢用突起22が下
方に突出するように一体に形成されており、このカッタ
ガイド19の付勢用突起22と前記作動レバー13との
間には、カッタガイド19を常に下方に付勢する解除ば
ね23が連結されている。また、カッタガイド19の上
端縁両側には、側方に延在する位置決めピン24が突出
形成されており、この位置決めピン24は、前記カッタ
ガイド19が基準位置に位置している状態で、前記作動
板16の位置決め凹部18に係合されるようになされて
いる。
【0023】さらに、前記ガイド板5の作動レバー13
の配設側面上部には、カム溝6の第2カム経路8の上端
部分を閉塞するようにクランク状に折曲形成された逆転
防止ばね25が配設されており、この逆転防止ばね25
により、前記カムピン21がカム溝6に沿って下方に移
動する際に、必ず第1カム経路7に案内されるようにな
されている。
の配設側面上部には、カム溝6の第2カム経路8の上端
部分を閉塞するようにクランク状に折曲形成された逆転
防止ばね25が配設されており、この逆転防止ばね25
により、前記カムピン21がカム溝6に沿って下方に移
動する際に、必ず第1カム経路7に案内されるようにな
されている。
【0024】また、前記作動レバー13の後方には、ロ
ックアーム26がそのほぼ中央部を支持する支軸27を
中心として回動自在に配設されており、このロックアー
ム26の一端部には、下端部が本体1の下面側に延在す
る駆動用ピン28が一体に形成されている。また、前記
ロックアーム26の一端部には、上方に立上げ形成され
たロック爪29が一体に形成されており、前記作動レバ
ー13の下面には、前記ロックアーム26の回動により
ロック爪29が作動レバー13の下面側に位置したとき
にこのロック爪29を受入れるロック用凹部30が形成
されている。
ックアーム26がそのほぼ中央部を支持する支軸27を
中心として回動自在に配設されており、このロックアー
ム26の一端部には、下端部が本体1の下面側に延在す
る駆動用ピン28が一体に形成されている。また、前記
ロックアーム26の一端部には、上方に立上げ形成され
たロック爪29が一体に形成されており、前記作動レバ
ー13の下面には、前記ロックアーム26の回動により
ロック爪29が作動レバー13の下面側に位置したとき
にこのロック爪29を受入れるロック用凹部30が形成
されている。
【0025】また、前記本体1の下面側には、ロックア
ーム駆動レバー31がそのほぼ中央部を支持する支軸3
2を中心として回動自在に配設されており、このロック
アーム駆動レバー31の基端部には、前記ロックアーム
26の駆動用ピン28が係合されるほぼU字状を有する
係合凹部33が形成されている。また、ロックアーム駆
動レバー31の先端部には、上端部が前記内ケース3の
内側に位置するように上方に延在する押動板34が一体
に形成されており、前記内ケース3へのカセット挿入時
に前記押動板34を後方に押動させるようになされてい
る。さらに、前記ロックアーム駆動レバー31の支軸3
2の基端側には、他端部が本体1の外側面に接続された
付勢ばね35の一端部が接続されており、この付勢ばね
35の付勢力により、前記ロックアーム駆動レバー31
を常に図1において時計方向に付勢するようになされて
いる。
ーム駆動レバー31がそのほぼ中央部を支持する支軸3
2を中心として回動自在に配設されており、このロック
アーム駆動レバー31の基端部には、前記ロックアーム
26の駆動用ピン28が係合されるほぼU字状を有する
係合凹部33が形成されている。また、ロックアーム駆
動レバー31の先端部には、上端部が前記内ケース3の
内側に位置するように上方に延在する押動板34が一体
に形成されており、前記内ケース3へのカセット挿入時
に前記押動板34を後方に押動させるようになされてい
る。さらに、前記ロックアーム駆動レバー31の支軸3
2の基端側には、他端部が本体1の外側面に接続された
付勢ばね35の一端部が接続されており、この付勢ばね
35の付勢力により、前記ロックアーム駆動レバー31
を常に図1において時計方向に付勢するようになされて
いる。
【0026】そして、カセットが未装着の場合には、ロ
ックアーム駆動レバー31が付勢ばね35の付勢力によ
り時計方向に回動され、これにより、ロックアーム26
が時計方向に回動されてロックアーム26のロック爪2
9が作動レバー13のロック用凹部30に位置され、こ
の状態で、前記作動レバー13の下方への押動が阻止さ
れている。また、カセットが装着された状態では、ロッ
クアーム駆動レバー31の押動板34がカセットにより
後方に押動されて、ロックアーム駆動レバー31が付勢
ばね35の付勢力に抗して反時計方向に回動され、この
ロックアーム駆動レバー31の回動動作により、駆動用
ピン28を介してロックアーム26が反時計方向に回動
され、ロックアーム26のロック爪29が作動レバー1
3のロック用凹部30から外れ、作動レバー13の下方
への押動が可能となる。
ックアーム駆動レバー31が付勢ばね35の付勢力によ
り時計方向に回動され、これにより、ロックアーム26
が時計方向に回動されてロックアーム26のロック爪2
9が作動レバー13のロック用凹部30に位置され、こ
の状態で、前記作動レバー13の下方への押動が阻止さ
れている。また、カセットが装着された状態では、ロッ
クアーム駆動レバー31の押動板34がカセットにより
後方に押動されて、ロックアーム駆動レバー31が付勢
ばね35の付勢力に抗して反時計方向に回動され、この
ロックアーム駆動レバー31の回動動作により、駆動用
ピン28を介してロックアーム26が反時計方向に回動
され、ロックアーム26のロック爪29が作動レバー1
3のロック用凹部30から外れ、作動レバー13の下方
への押動が可能となる。
【0027】また、図1乃至図3に示すように、前記本
体1の内部後方には、駆動モータ36がその出力軸37
を下方に向けて配設されており、この出力軸37には、
駆動ギア38が取付けられている。この駆動ギア38に
は、内ケース3の下側にほぼ直線状に配置された複数の
伝達ギア39,39…をそれぞれ介して出力ギア40が
接続されており、前記駆動モータ36の回転駆動により
前記伝達ギア39を介して出力ギア40を回転駆動させ
るようになされている。
体1の内部後方には、駆動モータ36がその出力軸37
を下方に向けて配設されており、この出力軸37には、
駆動ギア38が取付けられている。この駆動ギア38に
は、内ケース3の下側にほぼ直線状に配置された複数の
伝達ギア39,39…をそれぞれ介して出力ギア40が
接続されており、前記駆動モータ36の回転駆動により
前記伝達ギア39を介して出力ギア40を回転駆動させ
るようになされている。
【0028】また、前記内ケース3の図1において左側
部には、平板状のヘッドレバー駆動アーム41がその後
端部を支持する回転支軸42を中心として回動自在に配
設されており、このヘッドレバー駆動アーム41の前端
部には、略円弧状の長孔43が形成されている。前記ヘ
ッドレバー駆動アーム41の基端部近傍には、貫通孔4
3が形成されており、この貫通孔43には、ヘッドレバ
ー駆動アーム41を回転支軸42を中心として常に反時
計方向に付勢する付勢ばね44の一端が接続されてい
る。また、この付勢ばね44の他端は、底面に配設され
たばね係止体45に接続されている。
部には、平板状のヘッドレバー駆動アーム41がその後
端部を支持する回転支軸42を中心として回動自在に配
設されており、このヘッドレバー駆動アーム41の前端
部には、略円弧状の長孔43が形成されている。前記ヘ
ッドレバー駆動アーム41の基端部近傍には、貫通孔4
3が形成されており、この貫通孔43には、ヘッドレバ
ー駆動アーム41を回転支軸42を中心として常に反時
計方向に付勢する付勢ばね44の一端が接続されてい
る。また、この付勢ばね44の他端は、底面に配設され
たばね係止体45に接続されている。
【0029】また、ヘッドレバー駆動アーム41の長手
方向ほぼ中央部には、内ケース3側に延出するサブアー
ム46が一体に形成されており、このサブアーム46の
先端部上面には、コロ状のカムフォロア47が回転自在
に取付けられている。そして、このカムフォロア47に
より、カセットを装着した状態で、ヘッドレバー駆動ア
ーム41を回転支軸42を中心として付勢ばね44の付
勢力に抗して時計方向に回動動作させるようになされて
いる。また、ヘッドレバー駆動アーム41の長手方向ほ
ぼ中央部のサブアーム46の反対側上面には、ばね支持
部48が立設されており、このばね支持部48には、ね
じりコイルばね49がその前方端縁に当接するように係
止されている。さらに、前記ねじりコイルばね49の後
方端は、ヘッドレバー駆動アーム41のサブアーム46
の基端部より本体1の後側に立設された係止突起50の
前方端縁に当接するように係止されている。
方向ほぼ中央部には、内ケース3側に延出するサブアー
ム46が一体に形成されており、このサブアーム46の
先端部上面には、コロ状のカムフォロア47が回転自在
に取付けられている。そして、このカムフォロア47に
より、カセットを装着した状態で、ヘッドレバー駆動ア
ーム41を回転支軸42を中心として付勢ばね44の付
勢力に抗して時計方向に回動動作させるようになされて
いる。また、ヘッドレバー駆動アーム41の長手方向ほ
ぼ中央部のサブアーム46の反対側上面には、ばね支持
部48が立設されており、このばね支持部48には、ね
じりコイルばね49がその前方端縁に当接するように係
止されている。さらに、前記ねじりコイルばね49の後
方端は、ヘッドレバー駆動アーム41のサブアーム46
の基端部より本体1の後側に立設された係止突起50の
前方端縁に当接するように係止されている。
【0030】また、前記ヘッドレバー駆動アーム41の
前方には、平板状のヘッドレバー51がそのほぼ中央部
を支持する支軸52を中心として回動自在に配設されて
おり、このヘッドレバー51は、支軸52に対して本体
1の前面側に位置する前アーム53と、本体1の後側に
位置する後アーム54とを有している。ヘッドレバー5
1の後アーム54の先端部右側には、前記ねじりコイル
ばね49の前方端が当接するように係止されており、こ
のねじりコイルばね49の付勢力により、ヘッドレバー
51を常に時計方向に付勢するようになされている。
前方には、平板状のヘッドレバー51がそのほぼ中央部
を支持する支軸52を中心として回動自在に配設されて
おり、このヘッドレバー51は、支軸52に対して本体
1の前面側に位置する前アーム53と、本体1の後側に
位置する後アーム54とを有している。ヘッドレバー5
1の後アーム54の先端部右側には、前記ねじりコイル
ばね49の前方端が当接するように係止されており、こ
のねじりコイルばね49の付勢力により、ヘッドレバー
51を常に時計方向に付勢するようになされている。
【0031】また、前記ヘッドレバー51の前アーム5
3の先端部上面には、印字ヘッドとしてのサーマルヘッ
ド55が配設されており、前記ヘッドレバー51の後ア
ーム54の先端部下面には、前記ヘッドレバー駆動アー
ム41の長孔43に係合される係止ピン56が下方に突
設されている。そして、前記ヘッドレバー駆動アーム4
1の長孔43と係止ピン56との係合により、ヘッドレ
バー駆動アーム41の回動動作により前記ヘッドレバー
51が支軸52を中心として回動動作され、前記サーマ
ルヘッド55が移動自在とされている。
3の先端部上面には、印字ヘッドとしてのサーマルヘッ
ド55が配設されており、前記ヘッドレバー51の後ア
ーム54の先端部下面には、前記ヘッドレバー駆動アー
ム41の長孔43に係合される係止ピン56が下方に突
設されている。そして、前記ヘッドレバー駆動アーム4
1の長孔43と係止ピン56との係合により、ヘッドレ
バー駆動アーム41の回動動作により前記ヘッドレバー
51が支軸52を中心として回動動作され、前記サーマ
ルヘッド55が移動自在とされている。
【0032】また、図6および図7は本実施形態のテー
プ印字装置に用いられるテープカセットの実施形態を示
したもので、このテープカセット57は、箱型のカセッ
ト本体58を有しており、このカセット本体58の一端
内部には、テープリール59が回転自在に収容されてい
る。
プ印字装置に用いられるテープカセットの実施形態を示
したもので、このテープカセット57は、箱型のカセッ
ト本体58を有しており、このカセット本体58の一端
内部には、テープリール59が回転自在に収容されてい
る。
【0033】このテープリール59は、円筒状に形成さ
れた装着基部60を有しており、この装着基部60の両
端部には、円板状のフランジ部61が装着基部60の軸
方向に対して直交するように固着されている。そして、
前記装着基部60の外周面の各フランジ部61の間にテ
ープ状記録媒体62を巻回することにより、このテープ
状記録媒体62をカセット本体58の内部に収容するよ
うになされている。
れた装着基部60を有しており、この装着基部60の両
端部には、円板状のフランジ部61が装着基部60の軸
方向に対して直交するように固着されている。そして、
前記装着基部60の外周面の各フランジ部61の間にテ
ープ状記録媒体62を巻回することにより、このテープ
状記録媒体62をカセット本体58の内部に収容するよ
うになされている。
【0034】前記カセット本体58の一側面前方には、
テープ状記録媒体62の自由端側をカセット本体58の
外部に排出するためのテープ出口63が形成されてお
り、このテープ出口63の後端部分には、テープ状記録
媒体62を案内する円筒状のテープガイド64が回転自
在に配設されている。さらに、前記テープ出口63の前
端部分には、カセット装着時に、前記サーマルヘッド5
5がテープ状記録媒体62を介して当接されるゴム等の
弾性体からなる円筒状のプラテンローラ65がその外周
面の一部がテープ出口63から外部に突出するように回
転自在に配設されており、このサーマルヘッド55とプ
ラテンローラ65との当接部位が印字位置とされてい
る。また、前記プラテンローラ65の下端部には、カセ
ット装着状態において、前記テープ印字装置の出力ギア
40と噛合されるプラテン駆動ギア66がプラテンロー
ラ65と同軸状にかつカセット本体58の下面側に位置
するようにに固着されており、前記カセット本体58の
下面には、前記プラテン駆動ギア66を被覆するカバー
部材67が一体に形成されている。
テープ状記録媒体62の自由端側をカセット本体58の
外部に排出するためのテープ出口63が形成されてお
り、このテープ出口63の後端部分には、テープ状記録
媒体62を案内する円筒状のテープガイド64が回転自
在に配設されている。さらに、前記テープ出口63の前
端部分には、カセット装着時に、前記サーマルヘッド5
5がテープ状記録媒体62を介して当接されるゴム等の
弾性体からなる円筒状のプラテンローラ65がその外周
面の一部がテープ出口63から外部に突出するように回
転自在に配設されており、このサーマルヘッド55とプ
ラテンローラ65との当接部位が印字位置とされてい
る。また、前記プラテンローラ65の下端部には、カセ
ット装着状態において、前記テープ印字装置の出力ギア
40と噛合されるプラテン駆動ギア66がプラテンロー
ラ65と同軸状にかつカセット本体58の下面側に位置
するようにに固着されており、前記カセット本体58の
下面には、前記プラテン駆動ギア66を被覆するカバー
部材67が一体に形成されている。
【0035】そして、テープリール59の外周面に巻回
されたテープ状記録媒体62は、テープガイド64の内
側を経由してテープ出口63から外部に引き出され、テ
ープ出口63から外部に突出しているプラテンローラ6
5の外側を通過してカセット本体58の前方に導出され
るようになっている。
されたテープ状記録媒体62は、テープガイド64の内
側を経由してテープ出口63から外部に引き出され、テ
ープ出口63から外部に突出しているプラテンローラ6
5の外側を通過してカセット本体58の前方に導出され
るようになっている。
【0036】また、前記カセット本体58の一側面後方
には、テープ印字装置のカムフォロア47を動作させる
ためこの側面に対して傾斜したカム面68が形成されて
おり、このカム面68は、テープカセット57をテープ
印字装置の内ケース3に挿入することにより、ヘッドレ
バー駆動アーム41のカムフォロア47を左方に移動さ
せるように形成されている。
には、テープ印字装置のカムフォロア47を動作させる
ためこの側面に対して傾斜したカム面68が形成されて
おり、このカム面68は、テープカセット57をテープ
印字装置の内ケース3に挿入することにより、ヘッドレ
バー駆動アーム41のカムフォロア47を左方に移動さ
せるように形成されている。
【0037】また、前記カセット本体58の側面の前記
テープ出口63より前方には、テープ切断時にカッタ機
構4のカッタ刃20を受けるゴムあるいはエラストマ等
の材料からなる刃受け部69が配設されている。
テープ出口63より前方には、テープ切断時にカッタ機
構4のカッタ刃20を受けるゴムあるいはエラストマ等
の材料からなる刃受け部69が配設されている。
【0038】さらに、前記カセット本体58の下面中央
部には、ほぼ馬蹄形状に形成された弾性を有する突起体
70が突出形成されており、この突起体70は、カセッ
ト装着状態において、テープ印字装置の本体1の底面に
形成された係合突起71の外周面に係合されて、テープ
カセット57の位置決めと、カセット装着部に対するテ
ープカセット57の装着終了を操作者に体感させるクリ
ック感を付与するように構成されている。さらに、前記
カセット本体58の上下面前端部分には、カセット装着
時に操作者が把持するための半円形状の操作用凹部72
が凹設されている。
部には、ほぼ馬蹄形状に形成された弾性を有する突起体
70が突出形成されており、この突起体70は、カセッ
ト装着状態において、テープ印字装置の本体1の底面に
形成された係合突起71の外周面に係合されて、テープ
カセット57の位置決めと、カセット装着部に対するテ
ープカセット57の装着終了を操作者に体感させるクリ
ック感を付与するように構成されている。さらに、前記
カセット本体58の上下面前端部分には、カセット装着
時に操作者が把持するための半円形状の操作用凹部72
が凹設されている。
【0039】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0040】まず、本実施形態において、テープカセッ
ト57を装着しない状態では、ヘッドレバー駆動アーム
41が付勢ばね44の付勢力により反時計方向に回動さ
れており、これにより、ヘッドレバー51が時計方向に
回動されてサーマルヘッド55が退避した状態に保持さ
れている。一方、ロックアーム駆動レバー31が付勢ば
ね35の付勢力により時計方向に回動され、これによ
り、ロックアーム26が時計方向に回動されてロックア
ーム26のロック爪29が作動レバー13のロック用凹
部30に位置され、この状態で、前記作動レバー13の
下方への押動が阻止されている。
ト57を装着しない状態では、ヘッドレバー駆動アーム
41が付勢ばね44の付勢力により反時計方向に回動さ
れており、これにより、ヘッドレバー51が時計方向に
回動されてサーマルヘッド55が退避した状態に保持さ
れている。一方、ロックアーム駆動レバー31が付勢ば
ね35の付勢力により時計方向に回動され、これによ
り、ロックアーム26が時計方向に回動されてロックア
ーム26のロック爪29が作動レバー13のロック用凹
部30に位置され、この状態で、前記作動レバー13の
下方への押動が阻止されている。
【0041】この状態から、まず、操作者がテープカセ
ット57の操作用凹部72を把持してこのテープカセッ
ト57をテープ印字装置のカセット挿入口2から内ケー
ス3に挿入することにより、テープカセット57のカム
面68がヘッドレバー駆動アーム41のカムフォロア4
7に当接し、カムフォロア47が左方に徐々に移動され
て、ヘッドレバー駆動アーム41が付勢ばね44の付勢
力に抗して回転支軸42を中心として時計方向に回動さ
れる。このヘッドレバー駆動アーム41が回動される
と、ねじりコイルばね49の付勢力により、ヘッドレバ
ー51が支軸52を中心として反時計方向へ回動され、
サーマルヘッド55がテープ状記録媒体62を介してテ
ープカセット57のプラテンローラ65の外周面に当接
される。
ット57の操作用凹部72を把持してこのテープカセッ
ト57をテープ印字装置のカセット挿入口2から内ケー
ス3に挿入することにより、テープカセット57のカム
面68がヘッドレバー駆動アーム41のカムフォロア4
7に当接し、カムフォロア47が左方に徐々に移動され
て、ヘッドレバー駆動アーム41が付勢ばね44の付勢
力に抗して回転支軸42を中心として時計方向に回動さ
れる。このヘッドレバー駆動アーム41が回動される
と、ねじりコイルばね49の付勢力により、ヘッドレバ
ー51が支軸52を中心として反時計方向へ回動され、
サーマルヘッド55がテープ状記録媒体62を介してテ
ープカセット57のプラテンローラ65の外周面に当接
される。
【0042】一方、前記テープカセット57を内ケース
3に挿入することにより、テープカセット57のカバー
部材67がロックアーム駆動レバー31の押動板34に
当接され、テープカセット57をさらに挿入すると、押
動板34が後方に押動されて、ロックアーム駆動レバー
31が付勢ばね35の付勢力に抗して反時計方向に回動
される。このロックアーム駆動レバー31の回動動作に
より、駆動用ピン28を介してロックアーム26が反時
計方向に回動され、ロックアーム26のロック爪29が
作動レバー13のロック用凹部30から外れ、作動レバ
ー13の下方への押動が可能となる。
3に挿入することにより、テープカセット57のカバー
部材67がロックアーム駆動レバー31の押動板34に
当接され、テープカセット57をさらに挿入すると、押
動板34が後方に押動されて、ロックアーム駆動レバー
31が付勢ばね35の付勢力に抗して反時計方向に回動
される。このロックアーム駆動レバー31の回動動作に
より、駆動用ピン28を介してロックアーム26が反時
計方向に回動され、ロックアーム26のロック爪29が
作動レバー13のロック用凹部30から外れ、作動レバ
ー13の下方への押動が可能となる。
【0043】そして、カセット本体58の突起体70が
テープ印字装置の本体1の係合突起71に係合すること
により、テープカセット57の装着が完了し、この状態
で、テープカセット57のプラテン駆動ギア66が本体
1に配設された出力ギア40に噛合されている。
テープ印字装置の本体1の係合突起71に係合すること
により、テープカセット57の装着が完了し、この状態
で、テープカセット57のプラテン駆動ギア66が本体
1に配設された出力ギア40に噛合されている。
【0044】次に、カセット装着状態において、印字を
行なう場合は、駆動モータ36を駆動することにより、
駆動モータ36の駆動力が駆動ギア38、伝達ギア3
9、出力ギア40をそれぞれ介してプラテン駆動ギア6
6に伝達され、これにより、プラテンローラ65が回転
され、サーマルヘッド55とプラテンローラ65との間
に挟持されているテープ状記録媒体62が走行される。
そして、テープ状記録媒体62を走行させた状態で、所
望の印字情報に基づいて、サーマルヘッド55を動作さ
せることにより、テープ状記録媒体62に所望の文字等
の印字が施される。その後、テープ状記録媒体62がテ
ープカセット57から所定の長さ繰り出されることによ
り印字動作が終了する。
行なう場合は、駆動モータ36を駆動することにより、
駆動モータ36の駆動力が駆動ギア38、伝達ギア3
9、出力ギア40をそれぞれ介してプラテン駆動ギア6
6に伝達され、これにより、プラテンローラ65が回転
され、サーマルヘッド55とプラテンローラ65との間
に挟持されているテープ状記録媒体62が走行される。
そして、テープ状記録媒体62を走行させた状態で、所
望の印字情報に基づいて、サーマルヘッド55を動作さ
せることにより、テープ状記録媒体62に所望の文字等
の印字が施される。その後、テープ状記録媒体62がテ
ープカセット57から所定の長さ繰り出されることによ
り印字動作が終了する。
【0045】次に、この印字の施されたテープ状記録媒
体62をカッタ機構4により切断する動作について図8
乃至図13を参照して説明する。
体62をカッタ機構4により切断する動作について図8
乃至図13を参照して説明する。
【0046】本実施形態においては、カッタ機構4を動
作させない状態では、図2および図8に示すように、作
動板16が解除ばね23の付勢力により、作動レバー1
3側に引き付けられているので、作動板16のカムピン
21は、上部カム経路9の作動レバー13側端部に位置
しており、カッタ刃20は、テープカセット57の刃受
け部69から離間した状態に保持されている。
作させない状態では、図2および図8に示すように、作
動板16が解除ばね23の付勢力により、作動レバー1
3側に引き付けられているので、作動板16のカムピン
21は、上部カム経路9の作動レバー13側端部に位置
しており、カッタ刃20は、テープカセット57の刃受
け部69から離間した状態に保持されている。
【0047】この状態から、操作者が前記作動レバー1
3を復帰ばね15の付勢力に抗して下方に押動させるこ
とにより、作動板16も下方に移動されようとするが、
カムピン21がカム溝6の上部カム経路9の作動レバー
13側端部に位置しているので、図9に示すように、前
記カムピン21は、カム溝6の上部カム経路9に沿って
前方に移動され、第1カム経路7の上部に移動される。
このカムピン21の移動により、カッタガイド19が前
方に移動し、カッタ刃20の上部がテープ状記録媒体6
2の上部に押圧される。この場合に、本実施形態におい
ては、逆転防止ばね25により第2カム経路8の上端部
を閉塞するようにしているので、カムピン21は、確実
に第1カム経路7に移動されることになる。
3を復帰ばね15の付勢力に抗して下方に押動させるこ
とにより、作動板16も下方に移動されようとするが、
カムピン21がカム溝6の上部カム経路9の作動レバー
13側端部に位置しているので、図9に示すように、前
記カムピン21は、カム溝6の上部カム経路9に沿って
前方に移動され、第1カム経路7の上部に移動される。
このカムピン21の移動により、カッタガイド19が前
方に移動し、カッタ刃20の上部がテープ状記録媒体6
2の上部に押圧される。この場合に、本実施形態におい
ては、逆転防止ばね25により第2カム経路8の上端部
を閉塞するようにしているので、カムピン21は、確実
に第1カム経路7に移動されることになる。
【0048】その後、図10に示すように、作動レバー
13をさらに下方に押動させると、カムピン21が第1
カム経路7に沿って下方に案内され、これに伴って、カ
ッタガイド19がカムピン21を中心として回動しなが
ら下方に移動され、このカッタガイド19の移動によ
り、図11に示すように、カッタ刃20がテープ状記録
媒体62にころがり接触しながら押圧されてテープ状記
録媒体62の切断が行なわれる。
13をさらに下方に押動させると、カムピン21が第1
カム経路7に沿って下方に案内され、これに伴って、カ
ッタガイド19がカムピン21を中心として回動しなが
ら下方に移動され、このカッタガイド19の移動によ
り、図11に示すように、カッタ刃20がテープ状記録
媒体62にころがり接触しながら押圧されてテープ状記
録媒体62の切断が行なわれる。
【0049】そして、図12に示すように、作動レバー
13が下端部まで押動されると、解除ばね23の付勢力
により、カムピン21がカム溝6の下部カム経路10を
通って第2カム経路8の下端部に移動され、カッタガイ
ド19が後方に移動され、カッタ刃20は刃受け部69
から離間される。そして、操作者が作動レバー13から
手を離すと、すなわち、作動レバー13の下方への押圧
を解除すると、作動レバー13は、復帰ばね15の付勢
力により上方に回動され、これにより、カムピン21が
カム溝6の第2カム経路8に沿って上方に移動され、こ
れに伴って、カッタガイド19も上方に移動される。こ
のカムピン21の上方への移動により、カムピン21が
逆転防止ばね25の下面に当接すると、図13に示すよ
うに、このカムピン21の上方への移動により逆転防止
ばね25が作動レバー13側に撓み、カムピン21は、
上部カム経路9に位置される。さらに、図8に示すよう
に、このカムピン21は、ガイド突起12に案内され
て、上部カム経路9の作動レバー13側に位置され、一
連の切断動作が終了する。
13が下端部まで押動されると、解除ばね23の付勢力
により、カムピン21がカム溝6の下部カム経路10を
通って第2カム経路8の下端部に移動され、カッタガイ
ド19が後方に移動され、カッタ刃20は刃受け部69
から離間される。そして、操作者が作動レバー13から
手を離すと、すなわち、作動レバー13の下方への押圧
を解除すると、作動レバー13は、復帰ばね15の付勢
力により上方に回動され、これにより、カムピン21が
カム溝6の第2カム経路8に沿って上方に移動され、こ
れに伴って、カッタガイド19も上方に移動される。こ
のカムピン21の上方への移動により、カムピン21が
逆転防止ばね25の下面に当接すると、図13に示すよ
うに、このカムピン21の上方への移動により逆転防止
ばね25が作動レバー13側に撓み、カムピン21は、
上部カム経路9に位置される。さらに、図8に示すよう
に、このカムピン21は、ガイド突起12に案内され
て、上部カム経路9の作動レバー13側に位置され、一
連の切断動作が終了する。
【0050】したがって、本実施形態においては、操作
者が作動レバー13を下方に押動させることにより、カ
ッタガイド19が回動しながら下方に移動され、このカ
ッタガイド19の移動により、カッタ刃20がテープ状
記録媒体62にころがり接触しながら押圧されてテープ
状記録媒体62の切断が行なわれるものであるため、従
来のように、平刃状のカッタ刃20をテープ状記録媒体
62に押し当てて切断する場合に比較して、少ない力で
切断することができるとともに、テープ状記録媒体62
の切断面をきれいにすることができ、しかも、カッタ刃
20の耐久性を著しく高めることができる。
者が作動レバー13を下方に押動させることにより、カ
ッタガイド19が回動しながら下方に移動され、このカ
ッタガイド19の移動により、カッタ刃20がテープ状
記録媒体62にころがり接触しながら押圧されてテープ
状記録媒体62の切断が行なわれるものであるため、従
来のように、平刃状のカッタ刃20をテープ状記録媒体
62に押し当てて切断する場合に比較して、少ない力で
切断することができるとともに、テープ状記録媒体62
の切断面をきれいにすることができ、しかも、カッタ刃
20の耐久性を著しく高めることができる。
【0051】また、テープ状記録媒体62を切断する場
合にのみカッタ刃20を突出させ、カッタ刃20の戻り
動作のときはカッタ刃20が引き込まれるように動作さ
せるようにしているので、復帰ばね15の荷重を低く設
定することができ、その結果、操作者が作動レバー13
に加える力が少なくて済み、作動レバー13を少ない力
で動作させることができる。例えば、カッタ刃20を刃
受け部69に圧接させた状態で戻り動作を行なう場合
は、2kg程度の荷重が必要となるが、本実施形態にお
いては、800g程度の荷重で動作させることが可能と
なる。
合にのみカッタ刃20を突出させ、カッタ刃20の戻り
動作のときはカッタ刃20が引き込まれるように動作さ
せるようにしているので、復帰ばね15の荷重を低く設
定することができ、その結果、操作者が作動レバー13
に加える力が少なくて済み、作動レバー13を少ない力
で動作させることができる。例えば、カッタ刃20を刃
受け部69に圧接させた状態で戻り動作を行なう場合
は、2kg程度の荷重が必要となるが、本実施形態にお
いては、800g程度の荷重で動作させることが可能と
なる。
【0052】さらに、ロックアーム26のロック爪29
により、テープカセット57を装着しない状態では、作
動レバー13を動作させることができないようにしてい
るので、誤ってカッタ刃20が動作されてしまうことが
なく、安全性を著しく高めることができる。
により、テープカセット57を装着しない状態では、作
動レバー13を動作させることができないようにしてい
るので、誤ってカッタ刃20が動作されてしまうことが
なく、安全性を著しく高めることができる。
【0053】なお、前記実施形態においては、作動レバ
ー13を上下に揺動自在に形成するようにしたが、例え
ば、図14に示すように、作動レバー13を昇降ガイド
73に沿って上下に平行移動自在に形成し、この作動レ
バー13の昇降動作により、カッタガイド19を動作さ
せるようにしても同様の効果を得ることができる。
ー13を上下に揺動自在に形成するようにしたが、例え
ば、図14に示すように、作動レバー13を昇降ガイド
73に沿って上下に平行移動自在に形成し、この作動レ
バー13の昇降動作により、カッタガイド19を動作さ
せるようにしても同様の効果を得ることができる。
【0054】また、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係るテープ印字装置のカッタ機構は、カッタ刃がテー
プ状記録媒体にころがり接触しながら押圧されてテープ
状記録媒体の切断が行なわれるものであるため、従来の
ように、平刃状のカッタ刃をテープ状記録媒体に押し当
てて切断する場合に比較して、少ない力で切断すること
ができるとともに、テープ状記録媒体の切断面をきれい
にすることができ、しかも、カッタ刃の耐久性を著しく
高めることができる。更に、テープカセットが装着され
ていない状態では、ロックアームのロック爪が作動レバ
ーの下方に位置され、前記作動レバーの下方への移動を
阻止するようになっており、カセットを装着した場合
は、ロックアーム駆動レバーが回動されて前記ロックア
ームを前記ロック爪が前記作動レバーの下方から退避す
るように回動されることにより、作動レバーの下方への
移動が可能となる。このように、カセットを装着しない
状態では、作動レバーを移動させることができないの
で、誤ってカッタ刃が動作されてしまうことがなく、安
全性を著しく高めることができるものである。
に係るテープ印字装置のカッタ機構は、カッタ刃がテー
プ状記録媒体にころがり接触しながら押圧されてテープ
状記録媒体の切断が行なわれるものであるため、従来の
ように、平刃状のカッタ刃をテープ状記録媒体に押し当
てて切断する場合に比較して、少ない力で切断すること
ができるとともに、テープ状記録媒体の切断面をきれい
にすることができ、しかも、カッタ刃の耐久性を著しく
高めることができる。更に、テープカセットが装着され
ていない状態では、ロックアームのロック爪が作動レバ
ーの下方に位置され、前記作動レバーの下方への移動を
阻止するようになっており、カセットを装着した場合
は、ロックアーム駆動レバーが回動されて前記ロックア
ームを前記ロック爪が前記作動レバーの下方から退避す
るように回動されることにより、作動レバーの下方への
移動が可能となる。このように、カセットを装着しない
状態では、作動レバーを移動させることができないの
で、誤ってカッタ刃が動作されてしまうことがなく、安
全性を著しく高めることができるものである。
【0056】また、請求項2に記載の発明は、テープ状
記録媒体を切断する場合にのみカッタ刃を突出させ、カ
ッタ刃の戻り動作のときはカッタ刃が引き込まれるよう
に動作させるようにしているので、復帰ばねの荷重を低
く設定することができ、その結果、操作者が作動レバー
に加える力が少なくて済み、作動レバーを少ない力で動
作させることができる。
記録媒体を切断する場合にのみカッタ刃を突出させ、カ
ッタ刃の戻り動作のときはカッタ刃が引き込まれるよう
に動作させるようにしているので、復帰ばねの荷重を低
く設定することができ、その結果、操作者が作動レバー
に加える力が少なくて済み、作動レバーを少ない力で動
作させることができる。
【0057】
【図1】 本発明に係るカッタ機構を適用したテープ印
字装置の実施の一形態を示す平面図
字装置の実施の一形態を示す平面図
【図2】 図1の正面図
【図3】 図1のテープカセット装着状態を示す一部を
省略した平面図
省略した平面図
【図4】 本発明に係るカッタ機構の斜視図
【図5】 本発明に係るカッタ機構の一部の拡大正面図
【図6】 本発明に係るテープ印字装置に用いられるテ
ープカセットを示す平面図
ープカセットを示す平面図
【図7】 図7の左側面図
【図8】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒体
の切断動作を示す基準状態の説明図
の切断動作を示す基準状態の説明図
【図9】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒体
の切断動作を示すカッタ刃のテープ押圧状態の説明図
の切断動作を示すカッタ刃のテープ押圧状態の説明図
【図10】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒
体の切断動作を示す切断途中状態の説明図
体の切断動作を示す切断途中状態の説明図
【図11】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒
体の切断動作を示す切断終了状態の説明図
体の切断動作を示す切断終了状態の説明図
【図12】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒
体の切断動作を示すカッタ刃の離隔状態の説明図
体の切断動作を示すカッタ刃の離隔状態の説明図
【図13】 本発明のカッタ機構によるテープ状記録媒
体の切断動作を示すカッタ刃の戻り動作状態の説明図
体の切断動作を示すカッタ刃の戻り動作状態の説明図
【図14】 本発明に係るカッタ機構の他の実施形態を
示す正面図
示す正面図
4 カッタ機構
5 ガイド板
6 カム溝
7 第1カム経路
8 第2カム経路
9 上部カム経路
10 下部カム経路
12 ガイド突起
13 作動レバー
15 復帰ばね
16 作動板
19 カッタガイド
20 カッタ刃
21 カムピン
23 解除ばね
25 逆転防止ばね
26 ロックアーム
29 ロック爪
31 ロックアーム駆動レバー
34 押動板
41 ヘッドレバー駆動アーム
51 ヘッドレバー
55 サーマルヘッド
57 テープカセット
62 テープ状記録媒体
65 プラテンローラ
67 カバー部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B26D 1/14
B41J 11/70
Claims (2)
- 【請求項1】 テープカセットに収納されたテープ状記
録媒体を走行させながら、印字ヘッドにより所望の印字
を行なうテープ印字装置の印字終了後の前記テープ状記
録媒体を切断するためのテープ印字装置のカッタ機構で
あって、ほぼ扇状に形成されたカッタガイドをその要部
を中心としてテープ状記録媒体に対して直交するように
上下に回動自在に配設し、このカッタガイドにカッタ刃
をその刃部が前記カッタガイドの弧状部分から突出する
ように取付け、前記カッタガイドを回動させながら上下
方向に移動させる作動レバーを配設し、当該作動レバー
を下方向に押動することで前記カッタガイドを回動させ
ながら下方向に移動させて前記カッタ刃により前記テー
プ状記録媒体を切断するように構成するとともに、前記
作動レバーの近傍にロックアームを回動自在に配設し、
このロックアームに前記作動レバーの下方に位置するロ
ック爪を一体に形成し、テープカセット装着時に回動動
作されて前記ロックアームを前記ロック爪が前記作動レ
バーの下方から退避するように回動させるロックアーム
駆動レバーを回動自在に配設したことを特徴とするテー
プ印字装置のカッタ機構。 - 【請求項2】 互いに対向する面に前記カッタガイドの
移動方向に延在するほぼ長方形のカム経路を有するカム
溝が形成されたガイド板を配設し、前記カッタガイドの
回動中心に前記ガイド板のカム溝に係合されるとともに
前記作動レバーの先端部に係合されるカムピンを固着
し、前記カッタガイドを常に作動レバー側に付勢する解
除ばねを配設するとともに、前記作動レバーを上方に付
勢する復帰ばねを配設し、前記カム溝の作動レバー側に
位置するカム経路の上部を閉塞する逆転防止ばねを配設
したことを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装置
のカッタ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01527896A JP3519198B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | テープ印字装置のカッタ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01527896A JP3519198B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | テープ印字装置のカッタ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207094A JPH09207094A (ja) | 1997-08-12 |
JP3519198B2 true JP3519198B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=11884401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01527896A Expired - Fee Related JP3519198B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | テープ印字装置のカッタ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3519198B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202546A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Brother Ind Ltd | テープ印字装置 |
JP2023006245A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP01527896A patent/JP3519198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09207094A (ja) | 1997-08-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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