JP3518564B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JP3518564B2
JP3518564B2 JP15862795A JP15862795A JP3518564B2 JP 3518564 B2 JP3518564 B2 JP 3518564B2 JP 15862795 A JP15862795 A JP 15862795A JP 15862795 A JP15862795 A JP 15862795A JP 3518564 B2 JP3518564 B2 JP 3518564B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図16〜図20) 発明が解決しようとする課題(図19) 課題を解決するための手段(図1及び図7) 作用(図1及び図7) 実施例 (1)第1の実施例(図1〜図4) (2)第2の実施例(図5〜図11) (3)他の実施例(図12〜図15) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法及
び半導体装置に関し、例えば半導体集積回路における回
路素子としてのバイポーラトランジスタのサイドウオー
ルを形成する工程を有する半導体装置を製造する際に適
用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路においては、その集積密度の向上
がはかられるにつれ、微小面積をもつて形成された、従
つて浅い例えばベース領域上に、限定的にエミツタ領域
を形成することが必要であつた。この場合、エミツタ領
域の形成において、先に形成したベース領域と自己整合
いわゆるセルフアラインして形成される方法をとること
が必要となつてくる。
【0004】図16〜図20の各工程における要部の断
面図を参照して、従来のバイポーラトランジスタの製法
の一例を説明する。この場合図16に示すように、シリ
コン基板1に形成された第1導電型例えばN型のコレク
タ領域2上に、第2導電型の例えばP型の不純物がドー
プされてグラフトベース領域形成の不純物源となり、更
に最終的にベース電極の少なくとも一部となる多結晶半
導体層3例えば多結晶シリコン層を選択的に形成し、こ
れを覆つて例えばSiO2 による絶縁層4を全面的に形
成する。
【0005】図17に示すように、絶縁層4とこれの下
の多結晶半導体層3の全厚さを横切つてベース動作領域
の形成部に開口5を形成し、絶縁層4及び多結晶半導体
層3等をマスクとしてその開口5を通じて選択的に第2
導電型の不純物を例えばイオン注入によつてドープして
ベース動作領域6を形成するとともに、多結晶半導体層
3からP型不純物をコレクタ領域2中に拡散させてグラ
フトベース領域7すなわち低比抵抗のベース電極取出し
領域を形成する。この場合、基板1上には、多結晶半導
体層3とこれの上に形成された絶縁層4とによつて段部
8が生じる。
【0006】図18に示すように、SiO2 による酸化
膜9を、開口5を閉塞するように基板1上に全面的に形
成する。この酸化膜9の形成は、段部8の側面すなわち
この例では開口5の内側面にも良く被着させるいわゆる
カバレージにすぐれた方法をもつて形成する。このよう
にして形成した酸化膜9の、基板1の板面と直交する方
向の厚さは、開口5の底面に対して堆積した厚さTbに
比し、開口5の側面に被着された部分における厚さTs
が大となる。
【0007】図19に示すように、酸化膜9を、その表
面から全面的に基板1の板面と直交する方向に大なるエ
ツチングレートを有する異方性ドライエツチング例えば
マグネトロンRIE(反応性イオンエツチング)によつ
て厚さTbに相当する厚さにエツチングして、ベース動
作領域6の一部を外部に露呈させる開口10を形成す
る。このようにすると、酸化膜9の、大なる厚さTsと
された開口5の内側面に被着された酸化膜を残存させる
ことができ、これによつて段部8の側面すなわち開口5
の側面にサイドウオール11が形成される。この場合の
エツチングは、開口10の形成を確実に行うこと等の目
的をもつて多少オーバーエツチングによつて行うが、こ
のとき開口10下にシリコン基板1の表面すなわちベー
ス動作領域6内に一部入り込んでエツチングがなされて
凹部12が生じる。
【0008】図20に示すように、サイドウオール11
によつて囲まれた開口10を通じて不純物ドーピングし
てエミツタ領域13が形成される。このエミツタ領域1
3の形成は、例えば開口10を通じてベース動作領域6
上にこのベース動作領域6とは異なる導電型の不純物が
ドープされエミツタ電極を構成し得る多結晶半導体層1
4を形成し、これからの不純物を開口10を通じてベー
ス動作領域6の一部に拡散させてエミツタ領域13の形
成を行う。
【0009】このようにして、コレクタ領域2、ベース
動作領域6及びエミツタ領域13が形成され、グラフト
ベース領域7上及びエミツタ領域13上にはそれぞれ多
結晶半導体層3及び14よりなるベース電極15B及び
エミツタ電極15Eが形成されたバイポーラトランジス
タが形成される。
【0010】このようにして形成されたトランジスタ
は、サイドウオール11によつてベース電極15Bと、
エミツタ電極15E及びエミツタ領域13とが電気的に
分離されかつエミツタ領域13がベース動作領域と自己
整合して形成されることから、確実に充分微小面積をも
つて形成できる。すなわち、バイポーラトランジスタを
回路素子とする半導体集積回路において、高い信頼性を
もつて高密度化できることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法に
よる場合、上述したようにサイドウオール11の形成に
おいて、オーバーエツチングがなされる。このためシリ
コンSi基板1の表面すなわちベース動作領域6に比較
的深く凹部12が彫り込まれる。従つて、半導体集積回
路のより高密度化の要求によつてその回路素子としての
例えばこのトランジスタの、より微細化によつて、ベー
ス動作領域6がより微細化され、これに伴つてベース・
コレクタ間接合が浅くなるとエミツタ領域の突き抜けが
発生し、信頼性が低下するという問題があつた。
【0012】ところで、このシリコンSi基板1におけ
る比較的深い凹部12の発生は、上述のRIEによる全
面エツチングを行うとき、酸化膜SiO2 と、下地すな
わちSi基板1のSiとの選択比が低いことによる。す
なわち、この場合、SiO2 のエツチングによつてラジ
カルな酸素O* が発生するが、このラジカルな酸素O*
が存在するとエツチングガス中のふつ素の活性化を進行
させたり、フロロカーボン系のデポジシヨンを低減させ
ることで、エツチングの選択性の低下を来すことによ
る。
【0013】従来技術は全面エツチングに際して、下地
Siの開口面積が少ないため、終点検出機構が使えな
い。またSi掘れ量がばらつき易いという問題があつ
た。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、半導体装置、例えばバイポーラトランジスタやこれ
を回路素子とする半導体集積回路のSi下地上に形成さ
れた段部の側面に酸化膜サイドウオールを形成する工程
で、低選択比により下地Siに対してオーバエツチング
して凹部が発生することを減少させ得る半導体装置の製
造方法及び半導体装置を提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明においては、シリコン下地の上に形成された
段部の側面にサイドウオールを形成する工程を有する半
導体装置の製造方法において、段部の側面を含んで全面
的に酸化膜を形成する第1の工程と、酸化膜をその一部
の厚さに渡つて全面的エツチングする第2の工程と、第
2の工程後、サイドウオールの形成部に開口を有するマ
スク層を酸化膜のほぼ全域を覆つて形成する第3の工程
と、開口を通じて酸化膜を異方性ドライエツチングする
ことにより、段部の側面にサイドウオールを形成する第
4の工程と設け、マスク層としては、異方性ドライエツ
チングに際して酸素を放出することがなく、かつ少なく
とも異方性ドライエツチングがシリコン下地に達する時
点で酸化膜のほぼ全域を覆つて残存するものとした。
【0016】この結果、異方性ドライエツチングを行う
際、酸化膜からの酸素放出を効果的に回避できるので、
酸化膜及びシリコン下地に対するエツチングの低選択性
を改善することができる。
【0017】また本発明においては、シリコン下地の上
に形成された段部の側面にサイドウオールを形成する工
程を有する半導体装置の製造方法において、絶縁膜をシ
リコン下地の全域を覆つて形成する第1の工程と、異方
性ドライエツチングされる際に酸素を放出しない多結晶
シリコンからなる多結晶シリコン層を絶縁膜の全域を覆
つて形成する第2の工程と、絶縁膜及び多結晶シリコン
層の全厚さを横切る開口によつてシリコン下地に達する
段部を形成する第3の工程と、段部の側面を含んで全面
的に酸化膜を形成する第4の工程と、酸化膜を異方性ド
ライエツチングすることにより、段部の側面にサイドウ
オールを形成する第5の工程とを設け、第5の工程で
は、異方性ドライエツチングによつて、酸化膜の下に存
在する多結晶シリコン層をオーバエツチングするとき
に、開口下のシリコン下地をオーバエツチングするよう
にした。
【0018】このように、異方性ドライエツチングによ
つて、シリコン下地と同種の材質でなる多結晶シリコン
層をオーバエツチングするときに、開口下のシリコン下
地をオーバエツチングするようにしたことにより、当該
オーバエツチング時の酸素放出を抑制することができる
だけでなく、製造する半導体装置ごとに開口の面積が異
なつている場合であつても、開口下のシリコン下地のエ
ツチング量にばらつきが生じてしまうことを防止するこ
とができる。かくして、シリコン下地に深い凹部が形成
されてしまうことを防止し得る上に、当該形成される凹
部の深さが半導体装置ごとにばらついてしまうことを防
止することができる。
【0019】さらに本発明においては、シリコン下地の
上に形成された段部の側面にサイドウオールが形成され
る半導体装置において、シリコン下地の全域を覆つて形
成された絶縁膜と、絶縁膜の全域を覆つて形成された、
異方性ドライエツチングされた際に酸素を放出しない多
結晶シリコンからなる多結晶シリコン層と、絶縁膜及び
多結晶シリコン層の全厚さを横切る開口によつてシリコ
ン下地に達するように形成された段部と、段部の側面を
含んで全面的に形成された酸化膜が異方性ドライエツチ
ングされることにより段部の側面に形成されたサイドウ
オールと、異方性ドライエツチングによつて、酸化膜の
下に存在する多結晶シリコン層をオーバエツチングする
ときに、開口下のシリコン下地をオーバエツチングする
ことにより形成したシリコン下地上の凹部と、凹部上に
形成されたエミツタ電極とを設けるようにした。
【0020】このように、シリコン下地と同種の材質で
なる多結晶シリコン層をオーバエツチングするときに、
開口下のシリコン下地をオーバエツチングすることによ
り形成したシリコン下地上の凹部は、従来の製造方法に
よつて形成された凹部よりも深く形成されないことによ
り、エミツタ領域の突き抜けを防止することができる。
また、製造する半導体装置ごとに、形成される凹部の深
さがばらついてしまうことも防止することができる。
【0021】
【0022】
【作用】異方性ドライエツチングを行う際、酸化膜から
の酸素放出を効果的に回避できるので、酸化膜及びシリ
コン下地に対するエツチングの低選択性を改善すること
ができ、かくして、シリコン下地に深い凹部が形成され
てしまうことを防止し得る。さらに、異方性ドライエツ
チングによつて、シリコン下地と同種の材質でなる多結
晶シリコン層をオーバエツチングするときに、開口下の
シリコン下地をオーバエツチングするようにしたことに
より、製造する半導体装置ごとに開口の面積が異なつて
いる場合であつても、開口下のシリコン下地のエツチン
グ量にばらつきが生じてしまうことを防止することがで
きる。
【0023】
【0024】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0025】(1)第1の実施例 図20との対応部分に同一符号を付して示す図1〜図3
によつて、例えば回路素子としてバイポーラトランジス
タを有する半導体集積回路を製造する場合の製造方法を
説明する。図1に示すように、この例では、Si基板1
が用意され、これに第1導電型この例ではN型の低比抵
抗のコレクタ埋込み領域22が形成され、これの上に低
不純物濃度の同様にN型のコレクタ領域2が形成されて
なる。
【0026】このコレクタ領域2上に、第2導電型の例
えばP型の不純物がドープされてグラフトベース領域形
成の不純物源となり、更に最終的にベース電極の少なく
とも一部となる多結晶半導体層3例えば多結晶シリコン
層を選択的に形成し、これを覆つて例えばSiO2 によ
る絶縁層4を全面的に形成する。
【0027】そして図17及び図18で説明したと同様
に、絶縁層4とこれの下の多結晶半導体層3の全厚さを
横切つてベース動作領域の形成部に開口5を形成し、絶
縁層4及び多結晶半導体層3等をマスクとしてその開口
5を通じて選択的に第2導電型の不純物を例えばイオン
注入によつてドープしてベース動作領域6を形成すると
ともに、多結晶半導体層3からP型不純物をコレクタ領
域2中に拡散サセてグラフトベース領域7すなわち低比
抵抗のベース電極取出し領域を形成する。この場合、基
板1上には、多結晶半導体層3とこれの上に形成された
絶縁層4によつて段部8が生じる。
【0028】開口5を閉塞するように基板1上にSiO
2 酸化膜9を全面的に形成する。この酸化膜9の形成
は、段部8の側面すなわちこの例では開口5の内側面に
も良く被着させるいわゆるカバレージにすぐれた方法例
えばCVD(化学的気相成長)法によつて形成する。
【0029】そして、特に本実施例においては、サイド
ウオールの形成部に開口20を有するマスク層21を酸
化膜9のほぼ全域を覆つて形成する。マスク層21は、
この後に行う酸化膜9に対する異方性ドライエツチング
に際して酸素を放出することがない例えばいわゆるg線
もしくはi線露光のフオトレジスト層によつて構成する
ことができ開口20の形成は、フオトリソグラフイすな
わちパターン露光及び現像によつて行う。
【0030】図2に示すように、酸化膜9を、マスク層
21の開口20を通じてエツチングして、開口5の中心
部における酸化膜9の厚さないしはそれ以上の厚さのエ
ツチングを行つて開口10を形成し、その周縁すなわち
開口5内側面つまり段部8の側面にサイドウオール11
を形成する。この場合のエツチングは、基板1の板面と
直交する方向に大なるエツチングレートを有する例えば
CHF3 及びCOによるガスを用いてマグネトロンRI
Eによる異方性ドライエツチングによる。
【0031】この場合においても、多少オーバーエツチ
ングによつて開口10の形成及びサイドウオール11の
形成のためのエツチングを行うものであるが、この場
合、酸化膜9の殆どが、マスク層21によつて被覆され
ていることから、前述したように酸素ラジカルの発生が
抑制され、優れた選択性をもつてSiO2 のエツチング
がなされることから開口10下には殆ど凹部の発生は生
じない。
【0032】図3に示すように、必要に応じてマスク層
21を除去してサイドウオール11によつて囲まれた開
口10を通じて不純物ドーピングを行つてエミツタ領域
13の形成がなされる。このエミツタ領域13の形成
は、例えば開口10を通じてベース動作領域6上にこの
ベース動作領域6とは異なる導電型の例えばN型の不純
物がドープされエミツタ電極を構成し得る多結晶半導体
層14を形成し、これからの不純物を開口10を通じて
ベース動作領域6の一部に拡散させてエミツタ領域13
の形成を行う。
【0033】このようにして、コレクタ領域2、ベース
動作領域6及びエミツタ領域13が形成され、グラフト
ベース領域7上及びエミツタ領域13上にはそれぞれ多
結晶半導体層3及び14よりなるベース電極15B及び
エミツタ電極15Eが形成されたバイポーラトランジス
タが形成される。
【0034】因みに、Siウエハ上に、SiO2 酸化膜
を形成し、CHF3 及びCOガスを用いてマグネトロン
RIEによつてエツチングした場合のSiO2 とSiの
エツチング速度の比すなわち選択比を測定した結果を図
4に示す。図4において横軸は、ウエハの中心を0点と
し、これからの直径方向上の各位置での選択比を示した
ものである。同図中、白丸印(曲線41)は全面エツチ
ングによつた場合、四角黒丸印(曲線42)はフオトレ
ジストによるマスクの開口を通じてエツチングを行つた
場合の各測定結果をプロツトしたものである。
【0035】この図4の結果からも明らかなように、酸
化膜表面をマスク層によつて覆うことにより選択比の向
上が図られることが確認された。
【0036】このようにして形成されたトランジスタ
は、サイドウオール11によつて電気的に分離されてか
つ自己整合して形成されることにより、両者間の間隔を
短絡等を生じることなく確実に充分小に設定できる。ま
た特に本実施例では、サイドウオール11を形成する酸
化膜9の大部分をマスク層21によつて覆つた状態で異
方性ドライエツチングすなわちRIEがなされることに
より、優れた選択比をもつてすなわち下地のSi基板へ
のエツチングを殆ど生じさせることなく、開口20内の
SiO2 を選択的にエツチングできる。
【0037】従つて、図19及び図20で説明したよう
なベース動作領域6に入り込む深い凹部の発生を回避で
きる。結果として、エミツタ領域13の形成において、
ベース動作領域の突き抜けを生じるおそれを回避できる
ので、信頼性の高い目的とする半導体装置を構成でき
る。
【0038】(2)第2の実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図5〜図9に
よつて、例えば回路素子としてバイポーラトランジスタ
を有する半導体集積回路を製造する場合の製造方法を説
明する。図5に示すように、この例では、Si基板1が
用意され、これに第1導電型この例ではN型の低比抵抗
のコレクタ埋込み領域22が形成され、これの上に低不
純物濃度の同様にN型のコレクタ領域2が形成されてな
る。
【0039】このコレクタ領域2上に、第2導電型の例
えばP型の不純物がドープされてグラフトベース領域形
成の不純物源となり、更に最終的にベース電極の少なく
とも一部となる多結晶半導体層3、例えば多結晶シリコ
ン層を選択的に形成し、これを覆つて例えばSiO2
よる絶縁層4を全面的に形成する。
【0040】そして、特に本実施例においては、さらに
絶縁層4を覆つてSiO2 とは異種の絶縁層30、例え
ばSi3 4 又は多結晶Siを全面的に形成する。この
絶縁層30は、この後に行う全面エツチバツクのための
異方性ドライエツチングに際して酸素を放出することが
ない。
【0041】図6に示すように、絶縁層30とこれの下
の絶縁層4及び多結晶半導体層3の全厚さを横切つてベ
ース動作領域の形成部に開口31を形成する。続いて、
絶縁層30、絶縁層4及び多結晶半導体層3をマスクと
してその開口31を通じて選択的に第2導電型の不純物
を例えばイオン注入によつてドープしてベース動作領域
6を形成する。また多結晶半導体層3からP型不純物を
コレクタ領域2中に拡散させてグラフトベース領域32
すなわち低比抵抗のベース電極取出し領域を形成する。
この場合、基板1上には、多結晶半導体層3とこれの上
に形成された絶縁層4と絶縁層30とによつて段部33
が生じる。
【0042】図7に示すように、開口31を閉塞するよ
うに基板1上にSiO2 酸化膜9を全面的に形成する。
この酸化膜9の形成は、段部33の側面すなわちこの例
では開口31の内側面にも良く被着させるいわゆるカバ
レージにすぐれた方法、例えばCVD(化学的気相成
長)法によつて形成する。
【0043】図8に示すように、酸化膜9を、全面的に
エツチングして、開口31の中心部における酸化膜9の
厚さないしはそれ以上の厚さのエツチングを行つて開口
34を形成し、その周縁すなわち開口31内側面つまり
段部33の側面にサイドウオール35を形成する。この
場合のエツチングは、基板1の板面と直交する方向に大
なるエツチングレートを有する例えばCHF3 及びCO
によるガスを用いてマグネトロンRIEによつて異方性
ドライエツチングする。
【0044】この場合においても、多少オーバーエツチ
ングによつて開口34の形成及びサイドウオール35の
形成のためのエツチングを行うものであるが、本実施例
では、オーバエツチングに際しては、SiO2 とは異種
の絶縁層30が被エツチング領域となることにより、上
述したように、酸素ラジカルの発生が抑制され、優れた
選択性をもつてSiO2 のエツチングがなされる。これ
により、開口34下には殆ど凹部が発生しない。
【0045】また本実施例では、全面エツチングのとき
にSiO2 をエツチングし、オーバエツチング後にSi
2 と異種の膜をエツチングすることにより、反応生成
ガス、例えばCOやN2 の発光スペクトル強度を測定し
て終点を検出できる。従つて、酸化膜9の膜厚の不均
一、異方性ドライエツチング(全面エツチング)の際の
エツチングレートの不均一による開口34下のSiのエ
ツチング量の不均一をなくすことができる。
【0046】さらに、オーバエツチングのときに下地シ
リコンと同種の膜の多結晶シリコンをエツチングするこ
とによつて、開口34の面積(オーバエツチングのとき
の被エツチング面積)の違いによる開口34下のSiの
エツチング量の変動をなくすことができる。
【0047】図9に示すように、サイドウオール35に
よつて囲まれた開口34を通じて不純物をドーピングし
てエミツタ領域36が形成される。すなわちエミツタ領
域36の形成では、例えば開口34を通じてベース動作
領域6上にこのベース動作領域6とは異なる導電型の不
純物がドープされて、エミツタ電極を構成し得る多結晶
半導体層37を形成する。続いて、多結晶半導体層37
からの不純物を開口34を通じてベース動作領域6の一
部に拡散させてエミツタ領域36を形成する。
【0048】このようにして、コレクタ領域2、ベース
動作領域6及びエミツタ領域36が形成され、グラフト
ベース領域32上及びエミツタ領域36上にはそれぞれ
多結晶半導体層3及び37よりなるベース電極15B及
びエミツタ電極15Eが形成されたバイポーラトランジ
スタが形成される。
【0049】因みに、Siウエハ上に、SiO2 酸化膜
を形成し、CHF3 及びCOガスを用いてマグネトロン
RIEによつてエツチングした場合のSiのエツチング
率を測定した結果を図10に示し、SiO2 及びSiの
選択比を測定した結果を図11に示す。図10中、三角
印をつなぐ実線及び丸印をつなぐ実験は、それぞれ従来
及び本実施例の製造方法によるエツチング率の測定結果
をプロツトしたものである。図11中、三角印をつなぐ
実線及び丸印をつなぐ実験は、それぞれ従来及び本実施
例の製造方法による選択比の測定結果をプロツトしたも
のである。
【0050】この図11の結果からも明らかなように、
酸化膜表面を絶縁層30によつて覆うことにより選択比
の向上が図られることが確認された。
【0051】このようにして形成されたトランジスタ
は、サイドウオール35によつて電気的に分離されてか
つ自己整合して形成されることにより、両者間の間隔を
短絡等を生じることなく確実に充分小に設定できる。ま
た特に本実施例では、サイドウオール35を形成する酸
化膜9の大部分を酸化膜とは異種の絶縁物30によつて
覆つて異方性ドライエツチングすなわちRIEがなされ
ることにより、選択比が向上して下地のSi基板へのエ
ツチングを殆ど生じさせることなく、開口20内のSi
2 を選択的にエツチングできる。従つて、図19及び
図20で説明したようなベース動作領域6に入り込む深
い凹部の発生を回避できる。結果として、エミツタ領域
13の形成において、ベース動作領域の突き抜けを生じ
るおそれを回避できるので、信頼性の高い目的とする半
導体装置を構成できる。
【0052】因みに、上述の各例においては、コレクタ
電極の導出について、その説明及び図示を省略したもの
であるが、コレクタ電極についても基板1の、ベース説
明及びエミツタ電極15B及び15Eの導出側と同一側
から導出させることができる。また上述の実施例によつ
て、複数の同様のバイポーラトランジスタ、あるいは他
の回路素子を同一基板1上に形成した集積回路を構成で
きる。この場合には、例えばいわゆる LOCOS(Local Oxi
dation of Silicon )によつて分離絶縁層(基板1に図
示せず)が形成される。
【0053】(3)他の実施例 なお上述の第1の実施例では、マスク層21がサイドウ
オール11の形成における異方性ドライエツチングにお
いて、殆ど侵されることなくエツチング終了まで残存で
きる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
のマスク層21は、この異方性エツチングによつてエツ
チングされることがあつても、SiO2酸化膜9に比し
エツチング速度が充分低い材料によつて構成するとか、
厚さの選定によつて、少なくとも下地のSiが露呈する
時点でマスク層の機能が残つているようになされればよ
い。
【0054】また上述の第1の実施例においては、酸化
膜9に対するエツチングの初期からマスク層21を形成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば酸化膜9を先ず全面的に所望の厚さに異方性エツチ
ングし、その後の下地Siすなわち基板1の表面が露出
する前にマスク層21の形成を行つてサイドウオール形
成のエツチングを行うようにする場合にも適用できる。
この場合の一例を図12〜図15を参照して説明する。
【0055】図1との対応部分に同一符号を付した図1
2に示すように、例えば図1に示したと同様の方法によ
つてコレクタ埋込み領域22が形成され、その上にコレ
クタ領域2が形成され、そのコレクタ領域2上に選択的
器に多結晶半導体層3が形成され、絶縁層4が形成さ
れ、ベース動作領域形成部に開口5を形成して、この開
口5を通じて不純物ドープがなされてベース動作領域6
が形成されるとともに、多結晶半導体層3からの不純物
ドープによつてグラフトベース領域7が形成され、更に
ベース領域6が形成されたSi基板1か用意される。そ
して、これの上に全面的にサイドウオールを構成する酸
化膜9を形成する。
【0056】そして、この例ではこの状態で、図12の
マスク層21の形成を行うことなく、先ず、図13に示
すように、その表面から前述したと同様の例えばマグネ
トロンRIEによる異方性ドライエツチングによつて酸
化膜9を全面的にSi下地すなわちベース動作領域6が
外部に露出することのない厚さまでエツチングする。
【0057】図14に示すように、酸化膜9の表面に、
図1で説明したと同様のマスク層21を形成し、開口2
0を形成する。
【0058】そして、開口20を通じて酸化膜9を、図
2で説明したと同様にエツチングして、図3との対応部
分に同一符号を付した図15に示すように、開口10を
形成すると共にサイドウオール11を形成する。その後
は、図3で説明したと同様に、ベース動作領域6上にこ
のベース動作領域6とは異なる導電型の例えばN型の不
純物がドープされエミツタ電極を構成し得る多結晶半導
体層14を形成し、これからの不純物を開口10を通じ
てベース動作領域6の一部に拡散させてエミツタ領域1
3の形成を行う。
【0059】この場合においても、ベース動作領域6に
入り込む深い凹部の発生を回避できる。従つて、エミツ
タ領域13の形成において、ベース動作領域の突き抜け
を生じるおそれを回避できるので、信頼性の高い目的と
する半導体装置を構成できる。
【0060】さらに上述の実施例においては、NPN型
バイポーラトランジスタを得る場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、PNP型バイポーラトランジス
タを得る場合にも適用できる。
【0061】さらに上述の実施例においては、Si下地
がSi基板である場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、Si基板以外の、任意の基板上に形成された
Si半導体層を下地とする場合にも適用できる。
【0062】さらに上述の実施例においては、バイポー
ラトランジスタを形成する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えばLDD型MIS−FETを製
造する場合等のサイドウオール形成工程を有する半導体
装置を得る場合にも適用できる。すなわち、この場合に
は、例えばSi基板上に形成された例えば多結晶Siか
らなるゲート電極をマスクに、その両側に低不純物濃度
のソース領域及びドレイン領域を形成し、その後ゲート
電極すなわちこれによる段部の両側面にサイドウオール
を形成する。続いてこのサイドウオールとゲート電極を
マスクに高濃度のソース領域及びドレイン領域を形成す
る工程がとられる。本発明は、このようなサイドウオー
ルを形成する工程をとるLDD型MIS−FETを製造
する場合にも適用できるものである。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、異方性ド
ライエツチングを行う際、酸化膜からの酸素放出を効果
的に回避できるので、酸化膜及びシリコン下地に対する
エツチングの低選択性を改善することができる。かくし
て、半導体装置を微細化する場合であつても、エミツタ
領域の突き抜けが発生することを防止し得、この結果、
高い信頼性を有する半導体装置を製造することができ
る。
【0064】また本発明によれば、異方性ドライエツチ
ングによつて、シリコン下地と同種の材質でなる多結晶
シリコン層をオーバエツチングするときに、開口下のシ
リコン下地をオーバエツチングするようにしたことによ
り、当該オーバエツチング時の酸素放出を抑制すること
ができるだけでなく、製造する半導体装置ごとに開口の
面積が異なつている場合であつても、開口下のシリコン
下地のエツチング量にばらつきが生じてしまうことを防
止することができる。かくして、シリコン下地に深い凹
部が形成されてしまうことを防止し得る上に、当該形成
される凹部の深さが半導体装置ごとにばらついてしまう
ことを防止することができる。この結果、高い信頼性を
有する半導体装置を製造することができる。
【0065】
【0066】
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法、エツチン
グ終点検出方法及び半導体集積回路の一実施例による第
1の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第1の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第1の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図4】SiO2 とSiとのエツチングの選択比の測定
結果を示す図である。
【図5】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第2の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図6】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第2の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図7】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第2の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図8】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第2の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図9】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
による第2の製造方法の一工程の要部の断面図である。
【図10】オーバエツチング後のエツチング率の測定結
果を示す図である。
【図11】SiO2 とSiとのエツチングの選択比の測
定結果を示す図である。
【図12】他の実施例の一工程の要部の断面図である。
【図13】他の実施例の一工程の要部の断面図である。
【図14】他の実施例の一工程の要部の断面図である。
【図15】他の実施例の一工程の要部の断面図である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法の一工程の要部
の断面図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法の一工程の要部
の断面図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法の一工程の要部
の断面図である。
【図19】従来の半導体装置の製造方法の一工程の要部
の断面図である。
【図20】従来の半導体装置の製造方法の一工程の要部
の断面図である。
【符号の説明】
1……基板、2……コレクタ領域、3、37……多結晶
半導体層、4、30……絶縁層、5、10、20、3
1、34……開口、6……ベース動作領域、7、32…
…グラフトベース領域、8、33……段部、9……酸化
膜、11、35……サイドウオール、13、36……エ
ミツタ領域、21……マスク層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/73

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン下地の上に形成された段部の側面
    にサイドウオールを形成する工程を有する半導体装置の
    製造方法において、 上記段部の側面を含んで全面的に酸化膜を形成する第1
    工程と、上記酸化膜をその一部の厚さに渡つて全面的エツチング
    する第2の工程と、 上記第2の工程後、 サイドウオールの形成部に開口を有
    するマスク層を上記酸化膜のほぼ全域を覆つて形成する
    第3の工程と、 上記開口を通じて上記酸化膜を異方性ドライエツチング
    することにより、上記段部の側面にサイドウオールを形
    成する第4の工程とを具え、上記マスク層は、上記異方
    性ドライエツチングに際して酸素を放出することがな
    く、かつ少なくとも上記異方性ドライエツチングが上記
    シリコン下地に達する時点で上記酸化膜の上記ほぼ全域
    を覆つて残存することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】シリコン下地の上に形成された段部の側面
    にサイドウオールを形成する工程を有する半導体装置の
    製造方法において、 縁膜を上記シリコン下地の全域を覆つて形成する第1
    工程と、異方性ドライエツチングされる際に酸素を放出しない多
    結晶シリコンからなる多結晶シリコン層を 上記絶縁膜の
    全域を覆つて形成する第2の工程と、上記絶縁膜及び上記多結晶シリコン層 の全厚さを横切る
    開口によつて上記シリコン下地に達する上記段部を形成
    する第3の工程と、 上記段部の側面を含んで全面的に酸化膜を形成する第4
    工程と、 上記酸化膜を異方性ドライエツチングすることにより、
    上記段部の側面にサイドウオールを形成する第5の工程
    とを具え、 上記第5の工程では、上記異方性ドライエツチングによつて、上記酸化膜の下
    に存在する上記多結晶シリコン層をオーバエツチングす
    るときに、上記開口下の上記シリコン下地をオーバエツ
    チングする ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】上記第5の工程では、更に、 上記異方性ドライエツチングに際して上記酸化膜より発
    生する反応生成ガスの発光スペクトル強度を測定するこ
    とにより、上記サイドウオール形成の終点を検出する
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方
  4. 【請求項4】シリコン下地の上に形成された段部の側面
    にサイドウオールが形成される半導体装置において、上記シリコン下地の全域を覆つて形成された絶縁膜と、 上記絶縁膜の全域を覆つて形成された、異方性ドライエ
    ツチングされた際に酸素を放出しない多結晶シリコンか
    らなる多結晶シリコン層と、 上記絶縁膜及び上記多結晶シリコン層の全厚さを横切る
    開口によつて上記シリコン下地に達するように形成され
    た段部と、 上記段部の側面を含んで全面的に形成された酸化膜が、
    異方性ドライエツチングされることにより、上記段部の
    側面に形成されたサイドウオールと、 上記異方性ドライエツチングによつて、上記酸化膜の下
    に存在する上記多結晶シリコン層をオーバエツチングす
    るときに、上記開口下の上記シリコン下地をオーバエツ
    チングすることにより形成した上記シリコン下地上の凹
    部と、 上記凹部上に形成されたエミツタ電極と を具える ことを
    特徴とする半導体装置
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