JPH11111691A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11111691A
JPH11111691A JP27010397A JP27010397A JPH11111691A JP H11111691 A JPH11111691 A JP H11111691A JP 27010397 A JP27010397 A JP 27010397A JP 27010397 A JP27010397 A JP 27010397A JP H11111691 A JPH11111691 A JP H11111691A
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JP
Japan
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insulating film
forming
conductive layer
layer
conductive
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JP27010397A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Kimura
忠之 木村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エッチストップ、配線ショートなどの問題を引
き起こさず、安定で信頼性の高い自己整合コンタクトを
有する半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】半導体基板10に第1導電層30aを形成
し、その上層に第1絶縁膜21aを形成し、第1導電層
および第1絶縁膜の側壁面と対向して第2絶縁膜22a
を形成し、第1絶縁膜および第2絶縁膜をマスクとして
第1導電層の側部領域の半導体基板中に拡散層12を形
成し、第1導電層と絶縁するように拡散層に接続する第
2導電層31を形成し、第1絶縁膜と第2導電層の上層
に第3絶縁膜23を形成し、その上層に第3絶縁膜とエ
ッチング選択比を有する第4絶縁膜24を形成し、第3
絶縁膜に達するコンタクトホールCHを第4絶縁膜に開
口し、コンタクトホール内に露出した部分の第3絶縁膜
を除去し、露出させた第2導電層と接続させてコンタク
トホール内に第3導電層32を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に自己整合コンタクトによる接合を有する
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のVLSIの高集積化は3年で次世
代へ進み、デザインルールは前世代の7割の縮小化が行
われ、縮小化に伴い半導体装置の高速化も実現してき
た。特に微細なデザインルールが適用されるMOS(Me
tal-Oxide-Semiconductor )デバイスなどの加工におい
ては、この高集積化は半導体装置の製造工程における微
細加工技術の進歩、特に光露光技術の高解像力化により
達成されてきた。光露光技術の高解像力化は、デザイン
ルールに対応した寸法精度、重ね合わせ精度を満足しつ
つ、露光装置、レジスト材料、レジストプロセスの高性
能化により達成されてきた。
【0003】しかし、上記のうちで露光装置について
は、ステッパの位置合わせのばらつきの改善が困難とな
っており、位置合わせのばらつきが大きいために位置合
わせの設計余裕を大きくせざるを得ないため、結果的に
セルサイズの縮小化が困難となっている。従って、位置
合わせの設計余裕を小さくでき、セルサイズの縮小化を
可能とする技術が求められている。
【0004】その一つとして、コンタクトホール開口工
程の位置合わせのためのマスク上の設計余裕を不要にで
きる自己整合コンタクト(Self Aligned Contact; 以下
SACと略)技術が注目されている。
【0005】上記のSACのを有する半導体装置につい
て、図7を参照して説明する。例えばLOCOS法によ
り形成された図示しない素子分離絶縁膜により分離され
たシリコン半導体基板10の活性領域(チャネル形成領
域)にゲート絶縁膜20aが形成されており、その上層
に例えばポリシリコンからなるゲート電極30aが形成
されている。ゲート電極30aの上層には、例えば酸化
シリコン(TEOS膜;Tetraethylorthosilicate を原
料に用いてCVD法により形成した酸化シリコン膜)の
オフセット絶縁膜21aが形成され、さらにゲート電極
30aおよびオフセット絶縁膜21aの側壁面に例えば
酸化シリコン(TEOS膜)のサイドウォール絶縁膜2
2aが形成されており、ゲート電極30aはオフセット
絶縁膜21aおよびサイドウォール絶縁膜22aにより
被覆されている。また、ゲート電極30aの両側部の半
導体基板10中には低濃度に導電性不純物を含有するL
DD拡散層11および高濃度に含有するソース・ドレイ
ン拡散層12が形成されており、半導体基板10中のチ
ャネル形成領域、その上層のゲート絶縁膜20a、ゲー
ト電極30a、およびチャネル形成領域に接続するLD
D(Lightly DopedDrain )拡散層11およびソース・
ドレイン拡散層12とから、電界効果MOSトランジス
タが形成されている。
【0006】オフセット絶縁膜21aおよびサイドウォ
ール絶縁膜22aの上層を被覆して全面に例えば窒化シ
リコンからなるエッチングストッパ25が形成されてい
る。その上層に例えばBPSG(ホウ素およびリンを含
有する酸化シリコン膜)からなる層間絶縁膜26が形成
されている。エッチングストッパ25および層間絶縁膜
26を貫通してソース・ドレイン拡散層12に達するコ
ンタクトホールCHが開口されており、その内壁面にソ
ース・ドレイン拡散層12に接続して上層配線33が形
成されている。
【0007】上記の半導体装置の製造方法について説明
する。まず、図8(a)に示すように、シリコン半導体
基板10に、例えばLOCOS法により図示しない素子
分離絶縁膜を形成し、分離された活性領域において、例
えば熱酸化法によりゲート絶縁膜20を形成する。次
に、例えばCVD法によりゲート絶縁膜20の上層を被
覆して全面にポリシリコンを堆積させ、ゲート電極用層
30を形成する。次に、ゲート電極用層30の上層に例
えばTEOSを原料としたCVD法により酸化シリコン
を堆積させ、オフセット絶縁膜21を形成する。
【0008】次に、図8(b)に示すように、オフセッ
ト絶縁膜21の上層にゲート電極パターンを有するレジ
スト膜R1をフォトリソグラフィー工程により形成し、
RIE(反応性イオンエッチング)などの異方性エッチ
ングを施して、ゲート絶縁膜20a、ポリシリコンから
なるゲート電極30aおよびオフセット絶縁膜21aを
パターニング加工する。
【0009】次に、図8(c)に示すように、レジスト
膜R1を除去した後、オフセット絶縁膜21aをマスク
としてシリコン半導体基板10中に低濃度に導電性不純
物I1をイオン注入し、LDD拡散層(低濃度拡散層)
11を形成する。
【0010】次に、図9(d)に示すように、オフセッ
ト絶縁膜21aを被覆して全面に例えばTEOSを原料
としたCVD法により酸化シリコンを堆積させ、サイド
ウォール絶縁膜用層22を形成する。
【0011】次に、図9(e)に示すように、例えばR
IEなどのエッチングにより、ゲート電極30aおよび
オフセット絶縁膜21aの側壁面にサイドウォール絶縁
膜22aを残して全面にエッチバックする。
【0012】次に、図9(f)に示すように、サイドウ
ォール絶縁膜22aをマスクとしてシリコン半導体基板
10中に高濃度に導電性不純物I2をイオン注入し、ソ
ース・ドレイン拡散層(高濃度拡散層)12を形成す
る。
【0013】次に、図10(g)に示すように、例えば
CVD法により全面に窒化シリコンを堆積させ、エッチ
ングストッパ膜25を形成する。
【0014】次に、図10(h)に示すように、エッチ
ングストッパ膜25の上層に全面に例えばBPSGを堆
積させ、層間絶縁膜26を形成し、その上層にコンタク
トホールパターンを有するレジスト膜R2をフォトリソ
グラフィー工程により形成する。
【0015】次に、図11(i)に示すように、レジス
ト膜R2をマスクとして例えばRIEなどのエッチング
を施し、層間絶縁膜26を貫通してエッチングストッパ
膜25の上面を露出させるコンタクトホールCHを開口
する。このとき、エッチングの条件として、例えば(エ
ッチャントガス種および流量:C48 /CO/Ar=
15/300/400sccm、圧力:5.3Pa、R
Fバイアス(13.56MHz):1500W)とする
ことで、エッチングストッパ膜25(窒化シリコン)に
対する層間絶縁膜26(BPSG)の選択比を10程度
にとることができる。
【0016】次に、図11(j)に示すように、上記の
エッチングストッパ膜25を露出させるエッチングに引
き続いてエッチング条件を変えてエッチングを施し、上
記のコンタクトホールCH内に露出した部分のエッチン
グストッパ膜25を除去し、半導体基板10中のソース
・ドレイン拡散層12の表面を露出させる。このとき、
エッチングの条件として、例えば(エッチャントガス種
および流量:CHF3/O2 /AR=10/10/50
sccm、圧力:5.3Pa、RFバイアス(13.5
6MHz):600W)とする。
【0017】次に、レジスト膜R2を除去した後、アル
ミニウムなどの導電体によりコンタクトホール内壁面を
被覆してソース・ドレイン拡散層12に接続する上層配
線33を形成し、図7に示す半導体装置に至る。
【0018】上記の半導体装置の製造方法においては、
レジスト膜R2の形成工程において合わせずれが発生し
ても、コンタクトホール開口のエッチングがエッチング
ストッパ膜25上面で一度停止するので、ゲート電極3
0aは露出せず、従ってゲート電極30aと上層配線3
3との配線ショートは生じない。また、条件を変更した
エッチングによりコンタクトホールCH内に露出したエ
ッチングストッパ膜25を除去してソース・ドレイン拡
散層12を露出させる際にも、ゲート電極30aがオフ
セット絶縁膜21aおよびサイドウォール絶縁膜22a
に被覆されていることから、ゲート電極30aを露出さ
せずにコンタクトホールCHを開口することが可能とな
る。このため、コンタクトホール開口工程の位置合わせ
のためのマスク上の設計余裕を不要にすることができ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術を用いてコンタクトホールを開口する場合、以下に
示すような問題が生じることがある。図10(h)に示
すように、エッチングストッパ膜25の上面を露出させ
るまでのエッチングとしては、ゲート電極30aの上層
のエッチングストッパ膜25上面までの深さD1と、ゲ
ート電極30aの上層のエッチングストッパ膜25上面
からゲート電極30a間のエッチングストッパ膜25上
面までの深さD2を合わせたD1+D2の深さ分をエッ
チングする必要がある。特に、深さD2分をエッチング
する際には、エッチングストッパ膜25の一部が露出し
ており、エッチングストッパ膜25に対して選択比を有
するエッチング条件で層間絶縁膜26をエッチングする
必要がある。
【0020】ところが、現実には、エッチングストッパ
膜25(窒化シリコン)に対する層間絶縁膜26(BP
SG)の選択比は、十分な値ではない10程度である。
このため、エッチングストッパ膜25としては、(D2
/10)の膜厚が必要となる。例えば、D2=400n
mとすると、必要なエッチングストッパ膜25(窒化シ
リコン)の膜厚は40nmとなる。実際には、層間絶縁
膜26(BPSG)の、膜厚にはばらつきがあるので、
40nm以上の膜厚が必要となる。例えば、エッチング
ストッパ膜25として100nmの膜厚があれば問題の
ないレベルであると考えられるが、そうすると図12
(a)に示すように、エッチングストッパ膜の膜厚が厚
くなってゲート電極30aの間隔が狭くなり、除去すべ
き層間絶縁膜26部分が高アスペクト比となってしま
い、図12(b)に示すように、エッチングストッパ膜
25の上面を露出させるまでのエッチングを行っても、
途中でエッチストップが生じて層間絶縁膜の一部26a
が残ってしまい、次工程のソース・ドレイン拡散層の表
面を露出させるエッチングが行えなくなるという問題が
生じてしまう。
【0021】上記の問題を回避する方法として、エッチ
ングストッパ膜25の上面を露出させるまでのエッチン
グのエッチャントガスに、例えば3〜5sccmの微量
の酸素を添加する方法が考えられる。これにより、上記
のようなエッチストップは防止できるが、同時に対窒化
シリコン選択比を低下させることとなる。極端な場合に
は、図13(a)に示すように、エッチングストッパ膜
25の上面を露出させるまでのエッチングにおいて、ゲ
ート電極30aの上部のエッチングストッパ膜25の一
部がなくなってしまうこととなり、次工程のソース・ド
レイン拡散層の表面を露出させるエッチングにおいては
ゲート電極30aの上部のオフセット絶縁膜21aの一
部がなくなってしまい、ゲート電極30aの一部が露出
してしまうこととなる。この場合、コンタクトホールC
H内に上層配線を形成しても、ゲート電極30aと上層
配線がショートして、デバイスとして正常に動作できな
くなってしまう。
【0022】また、エッチング条件を最適に調整するこ
とにより、ゲート電極30aを露出させることなくソー
ス・ドレイン拡散層の表面を露出させるコンタクトホー
ルが開口できたとしても、ゲート電極の間隔が狭いため
に、コンタクトホール内に露出するソース・ドレイン拡
散層の表面積は狭く、コンタクト抵抗が高くなるという
問題が生じる。
【0023】また、ゲート電極30aを被覆するオフセ
ット絶縁膜21aおよびサイドウォール絶縁膜22aを
窒化シリコンにより形成することで、上記のようにゲー
ト電極の間隔を狭くすることなく、エッチングストッパ
膜に相当する窒化シリコン膜の膜厚を実効的に厚くする
ことが可能であるが、その場合、トランジスタのホット
キャリア耐性が低下し、トランジスタ特性が劣化するの
で使いづらいという問題が生じる。
【0024】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、従って、本発明の目的は、エッチストップ、
配線ショート、あるいはコンタクト抵抗の増加などの問
題を引き起こすことがなく、安定で信頼性の高い自己整
合コンタクトを有する半導体装置の製造方法を提供する
ことである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板に第
1導電層を形成する工程と、前記第1導電層の上層に第
1絶縁膜を形成する工程と、前記第1導電層および第1
絶縁膜の側壁面と対向して第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜をマスクとす
るイオン注入により前記第1導電層の側部領域の前記半
導体基板中に導電性不純物の拡散層を形成する工程と、
前記第1導電層と絶縁するように前記拡散層と接続する
第2導電層を形成する工程と、前記第1絶縁膜および前
記第2導電層を被覆して第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第3絶縁膜の上層に前記第3絶縁膜とエッチング選
択比を有する第4絶縁膜を形成する工程と、前記第3絶
縁膜に達するコンタクトホールを前記第4絶縁膜に開口
する工程と、前記コンタクトホール内に露出した部分の
前記第3絶縁膜を除去して前記第2導電層を露出させる
工程と、前記第2導電層と接続させて前記コンタクトホ
ール内に第3導電層を形成する工程とを有する。
【0026】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板に第1導電層を形成し、第1導電層の上層に
第1絶縁膜を形成し、第1導電層および第1絶縁膜の側
壁面と対向して第2絶縁膜を形成し、第1絶縁膜および
第2絶縁膜をマスクとするイオン注入により第1導電層
の側部領域の半導体基板中に導電性不純物の拡散層を形
成する。次に、第1導電層と絶縁するように拡散層と接
続する第2導電層を形成し、第1絶縁膜および第2導電
層を被覆して第3絶縁膜を形成し、第3絶縁膜の上層に
第3絶縁膜とエッチング選択比を有する第4絶縁膜を形
成する。次に、第3絶縁膜に達するコンタクトホールを
第4絶縁膜に開口し、コンタクトホール内に露出した部
分の第3絶縁膜を除去して第2導電層を露出させ、第2
導電層と接続させてコンタクトホール内に第3導電層を
形成する。
【0027】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、第4絶縁膜は第3絶縁膜とエッチング選択比を有
しているから、コンタクトホールの開口の際に、開口部
が第3絶縁膜に達した時点で開口工程を停止させ、コン
タクトホール内に露出した第3絶縁膜を除去することで
第2導電層を露出させ、第3導電層を接続形成するの
で、第1絶縁膜および第2絶縁膜に被覆された第1導電
層を露出させずにコンタクトホールを開口することがで
きる。また、第1導電層は第2導電層と絶縁されている
ので、第1導電層とショートさせずに第3導電層を形成
することができる。このためコンタクトホール開口工程
の位置合わせのためのマスク上の設計余裕を不要にする
ことができる。また、第2導電層を形成することから、
第3絶縁膜をより平坦化して形成することが可能となっ
て、第3絶縁膜に達するコンタクトホールを開口すると
きのオーバーエッチング量を低減でき、第3絶縁膜の膜
厚を薄くして形成することができる。また、コンタクト
ホールとしては第2導電層を露出させていればよいの
で、間隔の狭い第1導電層の間を開口して半導体基板に
まで開口させる必要はなく、エッチストップを発生させ
ずに開口でき、第1導電層の露出の可能性があるエッチ
ャントガスへの酸素の添加なしに開口可能である。第3
絶縁膜の膜厚を薄くできるので、コンタクトの面積も確
保できコンタクト抵抗を増加させず、さらにトランジス
タのホットキャリア耐性を確保できる酸化シリコンを第
1導電層を被覆する第1絶縁膜および第2絶縁膜材料に
使用することが可能である。以上のように、エッチスト
ップ、配線ショート、あるいはコンタクト抵抗の増加な
どの問題を引き起こすことがなく、安定で信頼性の高い
自己整合コンタクトを有する半導体装置を製造すること
ができる。
【0028】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1導電層を形成する工程においては、
前記半導体基板に複数の第1導電層を形成し、前記第2
導電層を形成する工程においては、前記複数の第1導電
層の側壁面と対向して形成された第2絶縁膜の間を導電
体で埋め込んで形成する。これにより、間隔の狭い第1
導電層の間を開口して半導体基板にまで開口させる必要
はなく、エッチストップを発生させずにコンタクトホー
ルを開口できる。
【0029】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第3絶縁膜を形成する工程においては、
前記第3絶縁膜を窒化シリコン、窒化酸化シリコン、あ
るいは酸化アルミニウムから選択した材料により形成す
る。また、好適には、前記第4絶縁膜を形成する工程に
おいては、前記第4絶縁膜を酸化シリコンにより形成す
る。第3絶縁膜に対する第4絶縁膜の選択比をとること
ができるので、第3絶縁膜に達するコンタクトホールを
開口するときのオーバーエッチング量を低減でき、第3
絶縁膜の膜厚を薄くして形成することができる。
【0030】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第2導電層を形成する工程においては、
前記第2導電層をシリコン層の選択成長により形成す
る。これにより、配線ショートの原因となるような不要
な導電層を形成することがない。また、シリコン層は高
温プロセスに有利であって、プロセス温度の制約を受け
ない材料であるので好ましい。
【0031】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第2絶縁膜を形成する工程が、前記第1
絶縁膜の上層に全面に第2絶縁膜用層を形成する工程
と、前記第1導電層および前記第1絶縁膜の側壁面と対
向する部分の前記第2絶縁膜用層を残して前記第2絶縁
膜用層を全面にエッチバックする工程とを含む。これに
より、第1導電層および第1絶縁膜の側壁面と対向して
第2絶縁膜を形成することができる。
【0032】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1絶縁膜を形成する工程の後、前記第
2絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1絶縁膜をマス
クとするイオン注入により前記半導体基板中に導電性不
純物の低濃度拡散層を形成する工程をさらに有し、前記
第1絶縁膜および前記第2絶縁膜をマスクとするイオン
注入により前記半導体基板中に導電性不純物の拡散層を
形成する工程が、前記低濃度拡散層よりも高濃度に導電
性不純物を含有する拡散層を形成する工程である。これ
により、半導体基板中に、低濃度拡散層と高濃度拡散層
を有するLDD(Lightly Doped Drain )構造の不純物
拡散層を形成することができる。
【0033】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記半導体基板に第1導電層を形成する工程
の前に、前記半導体基板にチャネル形成領域を形成する
工程と、前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工
程とをさらに有し、前記半導体基板に第1導電層を形成
する工程においては、前記ゲート絶縁膜上に第1導電層
を形成する工程であり、前記第1導電層をゲート電極と
する電界効果トランジスタを形成する。チャネル形成領
域の上層のゲート絶縁膜、第1導電層(ゲート電極)、
およびチャネル形成領域に接続する拡散層(ソース・ド
レイン領域)とから、電界効果MOSトランジスタを形
成することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0035】本実施形態の製造方法により製造した自己
整合コンタクトを有する半導体装置の断面図を図1に示
す。例えばLOCOS法により形成された図示しない素
子分離絶縁膜により分離されたシリコン半導体基板10
の活性領域(チャネル形成領域)にゲート絶縁膜20a
が形成されており、その上層に例えばポリシリコンから
なるゲート電極(第1導電層)30aが形成されてい
る。ゲート電極30aの上層には、例えば酸化シリコン
(TEOS膜;Tetraethylorthosilicate を原料に用い
てCVD法により形成した酸化シリコン膜)のオフセッ
ト絶縁膜(第1絶縁膜)21aが形成され、さらにゲー
ト電極30aおよびオフセット絶縁膜21aの側壁面に
例えば酸化シリコン(TEOS膜)のサイドウォール絶
縁膜(第2絶縁膜)22aが形成されており、ゲート電
極30aはオフセット絶縁膜21aおよびサイドウォー
ル絶縁膜22aにより被覆されている。また、ゲート電
極30aの両側部の半導体基板10中には低濃度に導電
性不純物を含有するLDD拡散層11および高濃度に含
有するソース・ドレイン拡散層12が形成されており、
半導体基板10中のチャネル形成領域、その上層のゲー
ト絶縁膜20a、ゲート電極30a、およびチャネル形
成領域に接続するLDD(Lightly Doped Drain )拡散
層11およびソース・ドレイン拡散層12とから、電界
効果MOSトランジスタが形成されている。
【0036】ソース・ドレイン拡散層12に接続して、
その上層であってサイドウォール絶縁膜22aの側部
に、選択エピタキシャル成長法により形成された不純物
含有シリコンからなる拡散層接続導電層(第2導電層)
31が形成されている。オフセット絶縁膜21aおよび
拡散層接続導電層31の上層を被覆して全面に例えば窒
化シリコンからなるエッチングストッパ(第3絶縁膜)
23が形成されている。その上層に例えばBPSG(ホ
ウ素およびリンを含有する酸化シリコン膜)からなる層
間絶縁膜(第4絶縁膜)24が形成されている。エッチ
ングストッパ23および層間絶縁膜24を貫通して拡散
層接続導電層31に達するコンタクトホールCHが開口
されており、その内壁面に拡散層接続導電層31に接続
して上層配線(第3導電層)32が形成されている。
【0037】上記の半導体装置の製造方法について説明
する。まず、図2(a)に示すように、シリコン半導体
基板10に、例えばLOCOS法により図示しない素子
分離絶縁膜を形成し、分離された活性領域において、例
えば熱酸化法によりゲート絶縁膜20を形成する。次
に、例えばCVD法によりゲート絶縁膜20の上層を被
覆して全面にポリシリコンを堆積させ、ゲート電極用層
30を形成する。次に、ゲート電極用層30の上層に例
えばTEOSを原料としたCVD法により酸化シリコン
を堆積させ、オフセット絶縁膜21を形成する。
【0038】次に、図2(b)に示すように、オフセッ
ト絶縁膜21の上層にゲート電極パターンを有するレジ
スト膜R1をフォトリソグラフィー工程により形成し、
RIE(反応性イオンエッチング)などの異方性エッチ
ングを施して、ゲート絶縁膜20a、ポリシリコンから
なるゲート電極30aおよびオフセット絶縁膜21aを
パターニング加工する。
【0039】次に、図2(c)に示すように、レジスト
膜R1を除去した後、オフセット絶縁膜21aをマスク
としてシリコン半導体基板10中に低濃度に導電性不純
物I1をイオン注入し、LDD拡散層(低濃度拡散層)
11を形成する。
【0040】次に、図3(d)に示すように、オフセッ
ト絶縁膜21aを被覆して全面に例えばTEOSを原料
としたCVD法により酸化シリコンを堆積させ、サイド
ウォール絶縁膜用層22を形成する。
【0041】次に、図3(e)に示すように、例えばR
IEなどのエッチングにより、ゲート電極30aおよび
オフセット絶縁膜21aの側壁面にサイドウォール絶縁
膜22aを残して全面にエッチバックする。
【0042】次に、図3(f)に示すように、サイドウ
ォール絶縁膜22aをマスクとしてシリコン半導体基板
10中に高濃度に導電性不純物I2をイオン注入し、ソ
ース・ドレイン拡散層(高濃度拡散層)12を形成す
る。
【0043】次に、図4(g)に示すように、例えば選
択エピタキシャル成長法により、ソース・ドレイン拡散
層12の上層であってサイドウォール絶縁膜22aの側
部に、に不純物含有シリコンを堆積させ、拡散層接続導
電層31を形成する。
【0044】次に、図4(h)に示すように、例えば減
圧CVD(LPCVD)法により全面に窒化シリコンを
50nmの膜厚で堆積させ、エッチングストッパ膜23
を形成する。
【0045】次に、図5(i)に示すように、エッチン
グストッパ膜23の上層に全面に例えばBPSGを50
0nmの膜厚で堆積させ、リフロー、エッチバック、あ
るいはCMP(Chemical Mechanical Polishing )など
の方法により平坦化して、層間絶縁膜24を形成する。
【0046】次に、図5(j)に示すように、層間絶縁
膜24の上層にコンタクトホールパターンを有するレジ
スト膜R2をフォトリソグラフィー工程により形成す
る。
【0047】次に、図6(k)に示すように、レジスト
膜R2をマスクとして、例えばマグネトロン方式のRI
Eなどのエッチングを施し、層間絶縁膜24を貫通して
エッチングストッパ膜23の上面を露出させるコンタク
トホールCHを開口する。このとき、エッチングの条件
として、例えば(エッチャントガス種および流量:C4
8 /CO/Ar=15/300/400sccm、圧
力:5.3Pa、RFバイアス(13.56MHz):
1500W)とすることで、エッチングストッパ膜25
(窒化シリコン)に対する層間絶縁膜26(BPSG)
の選択比を10程度にとることができる。
【0048】次に、図6(l)に示すように、上記のエ
ッチングストッパ膜23を露出させるエッチングに引き
続いてエッチング条件を変えてエッチングを施し、上記
のコンタクトホールCH内に露出した部分のエッチング
ストッパ膜23を除去し、拡散層接続導電層31の表面
を露出させる。このとき、エッチングの条件として、例
えば(エッチャントガス種および流量:CHF3 /O2
/AR=10/10/50sccm、圧力:5.3P
a、RFバイアス(13.56MHz):1500W)
とする。
【0049】次に、レジスト膜R2を除去した後、アル
ミニウムなどの導電体によりコンタクトホール内壁面を
被覆して拡散層接続導電層31に接続する上層配線32
を形成し、図1に示す半導体装置に至る。
【0050】上記の半導体装置の製造方法においては、
エッチングストッパ膜23として窒化シリコンの他に、
窒化酸化シリコン、あるいは酸化アルミニウムなどを用
いることができる。これらの材料は、層間絶縁膜として
通常用いられるBPSGなどの酸化シリコン系材料に対
して選択比をとることができる。また、拡散層接続導電
層31としては、選択エピタキシャル成長法により形成
したシリコン層を用いる方法の他、CVD法によりポリ
シリコンを堆積させ、不要部分をエッチバックにより除
去する方法も使用できるが、この場合はエッチバック時
に配線ショートの原因となるようなポリシリコン残りが
発生する可能性があり、注意が必要となる。また、金属
層を選択成長により形成する方法もあるが、高温プロセ
スが適用できなくなるなどのプロセス温度の制約を受け
る可能性がある。
【0051】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
によれば、コンタクトホール開口工程の位置合わせのた
めのマスク上の設計余裕を不要にすることができ、エッ
チングストッパ膜(第3絶縁膜)に達するコンタクトホ
ールを開口するときのオーバーエッチング量を低減で
き、エッチングストッパ膜の膜厚を薄くして形成するこ
とができる。また、コンタクトホールとしては拡散層接
続導電層(第2導電層)を露出させていればよいので、
間隔の狭いゲート電極(第1導電層)の間を開口して半
導体基板にまで開口させる必要はなく、エッチストップ
を発生させずに開口でき、ゲート電極の露出の可能性が
あるエッチャントガスへの酸素の添加なしに開口可能で
ある。エッチングストッパ膜の膜厚を薄くできるので、
コンタクトの面積も確保できコンタクト抵抗を増加させ
ず、さらにトランジスタのホットキャリア耐性を確保で
きる酸化シリコンをゲート電極を被覆するオフセット絶
縁膜(第1絶縁膜)およびサイドウォール絶縁膜(第2
絶縁膜)材料に使用することが可能である。以上のよう
に、エッチストップ、配線ショート、あるいはコンタク
ト抵抗の増加などの問題を引き起こすことがなく、安定
で信頼性の高い自己整合コンタクトを有する半導体装置
を製造することができる。
【0052】本発明は、DRAMあるいはSRAMなど
のMOSトランジスタの半導体装置や、バイポーラ系の
半導体装置、あるいはA/Dコンバータなど、自己整合
的に形成するコンタクトホールを有する半導体装置であ
ればなんでも適用することができる。
【0053】本発明は、上記の実施の形態に限定されな
い。例えば、ゲート電極は単層構成としているが、ポリ
サイドの2層構成、あるいは3層以上の構成としてもよ
い。上層配線も多層構成としてよい。オフセット絶縁膜
や、サイドウォール絶縁膜も、多層以上の構成としてよ
い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、エッチストップ、配線
ショート、あるいはコンタクト抵抗の増加などの問題を
引き起こすことがなく、安定で信頼性の高い自己整合コ
ンタクトを有する半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態の半導体装置の製造方
法により製造した半導体装置の断面図である。
【図2】図2は本発明の実施形態の半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)はオフセット
絶縁膜の形成工程まで、(b)はゲート電極のパターン
加工工程まで、(c)はイオン注入によるLDD拡散層
(低濃度拡散層)の形成工程までを示す。
【図3】図3は図2の続きの工程を示し、(d)はサイ
ドウォール絶縁膜の形成工程まで、(e)はエッチバッ
クによるサイドウォール絶縁膜の形成工程まで、(f)
はイオン注入によるソース・ドレイン拡散層(高濃度拡
散層)の形成工程までを示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示し、(g)は拡散
層接続導電層の形成工程まで、(h)はエッチングスト
ッパ膜の形成工程までを示す。
【図5】図5は図4の続きの工程を示し、(i)は層間
絶縁膜の形成工程まで、(j)はコンタクトホールパタ
ーンを有するレジスト膜の形成工程までを示す。
【図6】図6は図5の続きの工程を示し、(k)はエッ
チングストッパ膜に達するコンタクトホールの開口工程
まで、(l)はコンタクトホール内のエッチングストッ
パを除去して拡散層接続導電層を露出させる工程までを
示す。
【図7】図7は従来例の半導体装置の製造方法により製
造した半導体装置の断面図である。
【図8】図8は本発明の実施形態の半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)はオフセット
絶縁膜の形成工程まで、(b)はゲート電極のパターン
加工工程まで、(c)はイオン注入によるLDD拡散層
(低濃度拡散層)の形成工程までを示す。
【図9】図9は図8の続きの工程を示し、(d)はサイ
ドウォール絶縁膜の形成工程まで、(e)はエッチバッ
クによるサイドウォール絶縁膜の形成工程まで、(f)
はイオン注入によるソース・ドレイン拡散層(高濃度拡
散層)の形成工程までを示す。
【図10】図10は図9の続きの工程を示し、(g)は
エッチングストッパ膜の形成工程まで、(h)はコンタ
クトホールパターンを有するレジスト膜の形成工程まで
を示す。
【図11】図11は図10の続きの工程を示し、(i)
はエッチングストッパ膜に達するコンタクトホールの開
口工程まで、(j)はコンタクトホール内のエッチング
ストッパを除去してソース・ドレイン拡散層を露出させ
る工程までを示す。
【図12】図12は従来方法によるエッチングストッパ
膜が厚膜である場合の製造工程を示し、(a)はコンタ
クトホールパターンを有するレジスト膜の形成工程ま
で、(b)はエッチングストッパ膜に達するコンタクト
ホールの開口工程までを示す。
【図13】図13は従来方法によるエッチャントガスと
して微量の酸素を添加した場合の製造工程を示し、
(a)はエッチングストッパ膜に達するコンタクトホー
ルの開口工程まで、(b)はソース・ドレイン拡散層を
露出させる工程までを示す。
【符号の説明】
10…半導体基板、11…低濃度拡散層、12…高濃度
拡散層、20、20a…ゲート絶縁膜、21、21a…
オフセット絶縁膜(第1絶縁膜)、22…サイドウォー
ル絶縁膜用層、22a…サイドウォール絶縁膜(第2絶
縁膜)、23、25…エッチングストッパ膜(第3絶縁
膜)、24、26…層間絶縁膜(第4絶縁膜)、26a
…層間絶縁膜の一部(層間絶縁膜のエッチ残り)、3
0、30a…ゲート電極(第1導電層)、31…拡散層
接続導電層(第2導電層)、32、33…上層配線(第
3導電層)、CH…コンタクトホール、I1、I2…導
電性不純物、R1、R2…レジスト膜、S…ゲート電極
露出部(配線ショート部)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に第1導電層を形成する工程
    と、 前記第1導電層の上層に第1絶縁膜を形成する工程と、 前記第1導電層および第1絶縁膜の側壁面と対向して第
    2絶縁膜を形成する工程と、 前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜をマスクとするイ
    オン注入により前記第1導電層の側部領域の前記半導体
    基板中に導電性不純物の拡散層を形成する工程と、 前記第1導電層と絶縁するように前記拡散層と接続する
    第2導電層を形成する工程と、 前記第1絶縁膜および前記第2導電層を被覆して第3絶
    縁膜を形成する工程と、 前記第3絶縁膜の上層に前記第3絶縁膜とエッチング選
    択比を有する第4絶縁膜を形成する工程と、 前記第3絶縁膜に達するコンタクトホールを前記第4絶
    縁膜に開口する工程と、 前記コンタクトホール内に露出した部分の前記第3絶縁
    膜を除去して前記第2導電層を露出させる工程と、 前記第2導電層と接続させて前記コンタクトホール内に
    第3導電層を形成する工程とを有する半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】前記第1導電層を形成する工程において
    は、前記半導体基板に複数の第1導電層を形成し、 前記第2導電層を形成する工程においては、前記複数の
    第1導電層の側壁面と対向して形成された第2絶縁膜の
    間を導電体で埋め込んで形成する請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第4絶縁膜を形成する工程において
    は、前記第4絶縁膜を酸化シリコンにより形成する請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第3絶縁膜を形成する工程において
    は、前記第3絶縁膜を窒化シリコン、窒化酸化シリコ
    ン、あるいは酸化アルミニウムから選択した材料により
    形成する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記第4絶縁膜を形成する工程において
    は、前記第4絶縁膜を酸化シリコンにより形成する請求
    項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第2導電層を形成する工程において
    は、前記第2導電層をシリコン層の選択成長により形成
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2絶縁膜を形成する工程が、前記第
    1絶縁膜の上層に全面に第2絶縁膜用層を形成する工程
    と、前記第1導電層および前記第1絶縁膜の側壁面と対
    向する部分の前記第2絶縁膜用層を残して前記第2絶縁
    膜用層を全面にエッチバックする工程とを含む請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1絶縁膜を形成する工程の後、前記
    第2絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1絶縁膜をマ
    スクとするイオン注入により前記半導体基板中に導電性
    不純物の低濃度拡散層を形成する工程をさらに有し、 前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜をマスクとするイ
    オン注入により前記半導体基板中に導電性不純物の拡散
    層を形成する工程が、前記低濃度拡散層よりも高濃度に
    導電性不純物を含有する拡散層を形成する工程である請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記半導体基板に第1導電層を形成する工
    程の前に、前記半導体基板にチャネル形成領域を形成す
    る工程と、前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
    工程とをさらに有し、 前記半導体基板に第1導電層を形成する工程において
    は、前記ゲート絶縁膜上に第1導電層を形成する工程で
    あり、 前記第1導電層をゲート電極とする電界効果トランジス
    タを形成する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6784552B2 (en) * 1995-12-22 2004-08-31 Cypress Semiconductor Corporation Structure having reduced lateral spacer erosion
US7494864B2 (en) 2005-11-04 2009-02-24 Elpida Memory, Inc. Method for production of semiconductor device

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US6784552B2 (en) * 1995-12-22 2004-08-31 Cypress Semiconductor Corporation Structure having reduced lateral spacer erosion
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