JP3518030B2 - 光センサ装置 - Google Patents

光センサ装置

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JP3518030B2
JP3518030B2 JP05944795A JP5944795A JP3518030B2 JP 3518030 B2 JP3518030 B2 JP 3518030B2 JP 05944795 A JP05944795 A JP 05944795A JP 5944795 A JP5944795 A JP 5944795A JP 3518030 B2 JP3518030 B2 JP 3518030B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光センサ装置に係
り、例えば、日射センサや照度センサとして用いられる
光センサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用空調装置の日射センサは
一般的に車室内のインパネ部に取り付けられており、太
陽光の強さを検知し、空調制御に必要な電気信号を出力
している。その日射センサの構造としては、特開平4−
95728号公報や特開平6−160180号公報のよ
うに、光センサチップを一旦樹脂モールドないしハーメ
チックシールし、このように実装されたセンサチップを
ハウジング内に収納している。この場合、樹脂モールド
されたセンサチップは、ハーメチックシール品より安
価、小型であるが、モールド樹脂とセンサチップ(例え
ば、シリコン)との熱膨張率の違いにより温度サイクル
に対する信頼性が低い。又、ハーメチックシール品は高
い信頼性が保証されるが、高価、大型である。
【0003】これら実装構造に代わる他の方法として、
特開平5−79907号公報に示されているように、シ
リコーンゲルによるコーティグ実装方法がある。これ
は、基台の上面に受光素子を配置し、その受光素子をキ
ャップ材にて覆うとともに、キャップ材の内部をシリコ
ーンゲルで満杯(満充填)にする。このようにキャップ
材の内部をシリコーンゲルで満杯にすることにより、キ
ャップ材の内部から空気を排除して空気の存在によるシ
リコーンゲルの表面の凹凸による受光素子の特性のバラ
ツキを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、キャップ材
の内部をシリコーンゲルで満杯にすることは次のような
不具合が発生する。(1)シリコーンゲルの充填量の管
理が難しい。つまり、満充填に足らないと空気層や気泡
ができ、多量に入れると隙間よりしみ出してキャップ材
の表面に付着するので美観を損なう。(2)作業性が悪
く、作業時間が長くなってしまう。つまり、上記(1)
のためゲル量の管理、作業の複雑化により作業性が悪
く、加工時間が長くなる。
【0005】そこで、キャップ材の内部をシリコーンゲ
ルで満杯にすることなく、所定量だけシリコーンゲルを
注入することが考えられる。ところが、このようにする
と、シリコーンゲルの表面が平坦でなく波打った形状に
なってしまう。つまり、従来のものは受光素子が水平面
(平坦面)上に載置されているに過ぎず、受光素子の厚
み分だけの段差が生じているので、この段差に起因して
シリコーシゲルの表面が波打ち状態となる。又、シリコ
ーンゲルは流動性を有するが故に、毛細管現象によりシ
リコーンゲルがハウジングの外周を上昇してセンサチッ
プを中心に湾曲した形状となり、表面は波打ち状態とな
る。この状態にて光が入射した場合、ゲル表面にて乱反
射を起こし、センサ感度が光入射方向によりバラつく。
換言すれば、シリコーンゲルの表面における波打った形
状がセンサ毎(製品毎)に異なるためセンサ特性もセン
サ毎にバラついてしまう。
【0006】そこで、この発明の目的は、同一センサで
の光入射方向での特性のバラツキを抑制することができ
るとともにセンサ毎の特性のバラツキを抑制することが
できる光センサ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、センサ信号を外部に出力するための外部出力端子
と、凹部が設けられた水平方向に広がるベース面を有
し、前記外部出力端子が埋設されるとともに、その外部
出力端子の一端を所定の長さだけ突出させてコネクタ部
とし、かつ、外部出力端子の一部表面を前記ベース面の
凹部内に露出させたコネクタ兼用ハウジングと、前記露
出した外部出力端子の一部表面に直接載置され、光の入
射量に応じた信号を前記外部出力端子に対して出力する
受光素子と、透光性を有し、前記受光素子を薄膜状に被
覆するゲル状防湿剤とを備える光センサ装置をその要旨
とする。
【0008】
【0009】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の発明における前記露出した外部出力端子の一部表面に
第2の凹部が形成されており、この第2の凹部に前記受
光素子が嵌挿されている光センサ装置をその要旨とす
る。
【0010】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の発明における前記受光素子の上方にはレンズが配置さ
れており、このレンズの光軸上に前記第2の凹部が形成
されている光センサ装置をその要旨とする。
【0011】請求項に記載の発明は、請求項1〜
いずれか1項の発明における前記受光素子はその受光面
が前記ベース面以下に設定されるように前記凹部内に載
置されている光センサ装置をその要旨とする。
【0012】請求項に記載の発明は、請求項1〜
いずれか1項の発明における前記ゲル状防湿剤は、受光
素子を被覆するのに必要最低限の膜厚とした光センサ装
置をその要旨とする。
【0013】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の発明における前記外部出力端子はコネクタ兼用ハウジ
ング内において複数の折り曲げ部を有する光センサ装置
をその要旨とする。
【0014】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の発明における前記コネクタ兼用ハウジングは、前記ベ
ース面が形成されるとともに前記外部出力端子が埋設さ
れ前記ゲル状防湿剤が塗布される第1部材と、センサ取
付部が形成された第2部材とからなり、この第2部材は
前記第1部材に対して選択的に組付け固定される光セン
サ装置をその要旨とする。
【0015】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の発明における前記ゲル状防湿剤は着色されている光セ
ンサ装置をその要旨とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、ハウジングに
おける水平方向に広がるベース面における凹部内に受光
素子が配置され、この受光素子が薄膜状のゲル状防湿剤
にて被覆される。その結果、凹部内に受光素子を配置し
ているので、平坦な面に受光素子を配置する場合に比べ
受光素子の上面位置を下げてベース面位置と受光素子の
上面位置とを接近させることができ、ゲル状防湿剤の表
面の平滑化が図られる。その結果、同一センサにおける
各光入射方向での感度特性のバラツキが抑制されるとと
もに、センサ毎の感度特性のバラツキが抑制される。
【0017】更に、請求項に記載の発明によれば、コ
ネクタ兼用ハウジングにおいては外部出力端子が埋設さ
れ、この外部出力端子に受光素子が接続され、かつ、一
端がコネクタ部となる。つまり、コネクタとハウジング
を兼用したものとなる。よって、ハウジングとは別体に
コネクタを設けハーネス等にてつないだ場合に比べ、構
造が簡素化される。
【0018】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加え、外部出力端子の第2の凹部
に受光素子が嵌挿されているので、この第2の凹部によ
り受光素子の位置決めが容易に行われる。
【0019】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加え、受光素子の上方に配置され
たレンズの光軸上に第2の凹部を形成したので、レンズ
の光軸上に受光素子が正確に配置される。
【0020】請求項に記載の発明によれば、請求項1
のいずれか1項の発明の作用に加え、受光素子の受
光面がベース面以下に設定され、ゲル状防湿剤の表面の
平滑化が容易に図られる。
【0021】請求項に記載の発明によれば、請求項1
のいずれか1項の発明の作用に加え、ゲル状防湿剤
は受光素子を被覆するのに必要最低限の膜厚としたの
で、ゲル状防湿剤の表面がより平滑化される。
【0022】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加え、外部出力端子はコネクタ兼
用ハウジング内において複数の折り曲げ部を有するの
で、ゲル状防湿剤が外部出力端子とハウジングとの間の
隙間を通して外部にしみ出すことが防止される。
【0023】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加え、コネクタ兼用ハウジングに
おいては、ベース面が形成されるとともに外部出力端子
が埋設されゲル状防湿剤が塗布される第1部材と、セン
サ取付部が形成された第2部材とからなり、この第2部
材は第1部材に対して選択的に組付け固定されるので、
センサの取付け相手に応じた第2部材を用いることによ
り、第1部材を共通化できる。
【0024】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加え、ゲル状防湿剤を着色するこ
とにより、所望のセンサ特性が得られる。
【0025】
【実施例】以下、この発明を日射センサに具体化した一
実施例を図面に従って説明する。本実施例の日射センサ
は自動車用空調システムに用いられるものであって、日
射量に応じた空調を実現するためのものである。
【0026】図1には日射センサの平面図を示す。ただ
し、キャップ材である外装フィルタ2は取り外してい
る。図2は図1のA方向から見た日射センサの側面図で
ある。図3は図1のB−B断面図であり、図4は図1の
C−C断面図であり、図5は図1のD−D断面図であ
る。図2〜図5はいずれも外装フィルタ2を装着してい
る。
【0027】日射センサは、コネクタを兼ねるセンサハ
ウジング1と、レンズ及びキャップ材として機能する外
装フィルタ2と、センサチップ3と、ターミナル4,5
を備えており、センサハウジング1と外装フィルタ2に
て受光素子収納室としてのチップ収納室6が形成され、
このチップ収納室6にセンサチップ3が配置されるとと
もに、外部出力端子となるターミナル4,5がセンサチ
ップ3と電気接続されている。
【0028】以下、各構成部品について詳細に説明して
いく。センサハウジング1はポリアミド系樹脂よりな
り、本体部7と鍔部9,10と係合爪11,12とセン
サ取付爪13,14とガイド部23とを備えている。セ
ンサハウジング1の本体部7は円柱状をなし、立った状
態で配置される。この本体部7の上端外周部にはフィル
タ載置台となる鍔部9,10が横方向(水平方向)に突
設されている。同様に、本体部7の上端部には係合爪1
1,12が横方向(水平方向)に突設されている。又、
本体部7の上端部からは斜め下方向にセンサ取付爪1
3,14が延びている。このセンサ取付爪13,14
は、外方に、かつ、斜め下方向に延びる第1爪部13
a,14aと、第1爪部13a,14aの先端から内方
に、かつ、斜め下方向に延びる第2爪部13b,14b
からなる。そして、図8に示すように、センサハウジン
グ1がインストルメントパネルの取付孔15に対し図中
X方向に挿入され、センサ取付爪13,14の第1爪部
13a,14aの外方への付勢力によりセンサが固定さ
れるとともに、第2爪部13b,14bにより脱落が阻
止される。
【0029】又、図6に示すように、センサハウジング
1のベース面としての上面16は平坦な状態で、かつ水
平方向に広がっており、上面16における中央部には凹
部17が形成されている。
【0030】図1に示すように、センサハウジング1に
は、センサ信号を外部に出力するための外部出力端子と
しての2本のターミナル4,5がインサート形成され、
センサハウジング1の中にターミナル4,5が埋設した
構造となっている。ターミナル4,5の材質としては、
C2600(黄銅)等が用いられている。
【0031】ターミナル4は所定厚さの板材を所定の形
状に加工したものであり、図4に示すように、方形状の
電極部4aと帯状のリード部4bとを有する。方形状の
電極部4aがセンサハウジング1の上面16に露出し、
かつ、電極部4aの上面とセンサハウジング1の上面1
6とは同一高さとなっている(面一となっている)。帯
状のリード部4bはセンサハウジング1の上面16から
センサハウジング1の内部を下方に延び、本体部7の下
面から所定長さ分だけ突出している。このターミナル4
の突出部がコネクタ部となる。
【0032】ターミナル5は所定厚さの板材を所定の形
状に加工したものであり、図3に示すように、帯状の電
極部5aと帯状のリード部5bとを有する。電極部5a
がセンサハウジング1の凹部17に露出し、かつ、電極
部5aの上面と凹部17の底面とは同一高さとなってい
る(面一となっている)。リード部5bはセンサハウジ
ング1の凹部17からセンサハウジング1の内部を下方
に延び、本体部7の下面から所定長さ分だけ突出してい
る。このターミナル5の突出部がコネクタ部となる。
【0033】又、図3,4に示すように、リード部4
b,5bはその一部がコ字状に折り曲げ形成され、ター
ミナル4,5がセンサハウジング1に強固に固定されて
いる。電極部4a,5aの一端部は下方に折り曲げら
れ、この折り曲げ部分がセンサハウジング1内に埋設さ
れ、ターミナル4,5がセンサハウジング1に強固に固
定されている。さらに、この電極部4a,5aにおける
下方への折り曲げ部には楔部18,19が形成され、電
極部4a,5aがセンサハウジング1から抜ける力が加
わってとしても抜けにくい構造となっている。
【0034】又、図7に示すように、電極部5aの上面
には凹部20が形成されている。この凹部20はプレス
加工により形成したものである。図7に示すように、凹
部20内における電極部5aの凹部20には受光素子と
してのセンサチップ3が嵌入されている。センサチップ
3の上面(受光面)とセンサハウジング1の上面16と
は同じ高さとなっている(面一となっている)。このセ
ンサチップ3にはフォトダイオードが形成され、フォト
ダイオードは受光面(上面)に入射する光の入射量に応
じた信号を出力するようになっている。又、センサチッ
プ3は表面よりアノード電極が、また、裏面からカソー
ド電極が取り出せる構造となっている。そして、ターミ
ナル5の上にセンサチップ3の裏面側が導電性ペースト
(接着剤)21にてダイマウントされ、センサチップ3
の裏面側電極がターミナル5と電気的に接続されてい
る。本実施例では、導電性ペースト21として銀(A
g)ペーストを用いている。
【0035】ここで、センサチップ3を凹部17の底面
にてダイマウントすることにより、後述のシリコーンゲ
ル29の表面の波打ち状態低減の効果とともに、導電性
ペースト(Agペースト)21に対するダムの効果が得
られ、ターミナル4,5間のショートが防止される。即
ち、図14に示すように、FWにて示すルートにより導
電性ペースト(Agペースト)21がターミナル4側に
流出することが防止できる。尚、凹部17の全周を凸状
の堤防にて囲むことによりターミナル4,5間のショー
トを防止することも可能である。
【0036】尚、導電性ペースト21のはみ出しによる
ターミナル4,5間のショート防止対策として、ターミ
ナル4,5間の距離を長くとることが望ましい。センサ
チップ3の表面電極はアルミワイヤ22にてターミナル
4の電極部4aとボンディングされ、電気的に接続され
ている。
【0037】ここで、前にも述べたように図4にて示す
ようにアルミワイヤ22がボンディングされるターミナ
ル4はセンサハウジング1との密着性を向上するため、
先端側がセンサハウジング1中に埋め込んであり、ター
ミナル4の電極部4aの密着力が弱く浮いた場合には、
ワイヤボンディグ時の超音波エネルギーの逃げが起こり
接合不良となるのが、これにて防止される。さらに、図
3,4に示すように、ターミナル4,5に楔部18,1
9が設けられているのでワイヤボンディグ時の接合不良
が防止される。
【0038】尚、ターミナル4,5の電極部4a,5a
におけるセンサハウジング1との接触面に(裏面に)ロ
ーレット加工を施すことにより、密着力を向上させても
よい。
【0039】図2,3等に示すように、センサハウジン
グ1の本体部7の下面にはターミナル4,5の突出部の
外周部を囲うようにガイド部23が形成され、図8に示
すコネクタソケット24がガイド部23に案内されなが
ら挿入支持されるようになっている。
【0040】このようにセンサハウジング1にターミナ
ル4,5を埋設するとともにそのターミナル4,5にセ
ンサチップ3をダイボンディングすることにより、セン
サハウジング1がコネクタとして機能して、別途コネク
タを用意することなく空調制御ユニットに接続できる。
よって、工数、部品数の少ない日射センサが構成され、
低コスト、小型化が実現できる。即ち、図15に示すよ
うに、センサチップ3を収容したセンサハウジング25
に対しハーネス26を介してコネクタ27を接続した場
合に比べ、センサチップ3を中継用のハーネス26等を
用いずに直接、出力端子に実装した構造とすることがで
きる。
【0041】一方、図6に示すように、センサハウジン
グ1の上面16の外周には環状の突条28が形成されて
いる。センサハウジング1の上面16における環状の突
条28の内方にはゲル状防湿剤としてのシリコーンゲル
29が薄膜状に充填され、このシリコーンゲル29によ
りシリコンチップ3およびアルミワイヤ22が被覆され
ている。センサハウジング1の上面16およびシリコン
チップ3の上面におけるシリコーンゲル29の厚さは1
00μmとなっている。このシリコーンゲル29により
センサチップ底面の導電性ペースト(Agペースト)2
1およびターミナル4,5の露出部が覆われ、この部分
が防湿でき、信頼性の向上が図られている。さらに、ア
ルミワイヤ22もシリコーンゲル29にて保護され、温
度サイクル等の衝撃が緩和され、長寿命化が図られてい
る。
【0042】ここで、センサハウジング1に埋め込まれ
るターミナル4,5の形状として複数折り曲げた形状と
なっているので(図3,4参照)、シリコーンゲル29
がターミナル4,5とセンサハウジング1との間の隙間
を通して外部にしみ出すことが防止されている。
【0043】シリコーンゲル29の配置工程としては、
センサチップ3をダイマウントしワイヤボンディングを
行った後において常温でシリコーンゲル29を注入し、
120℃に加熱し、120℃で60分の熱硬化処理を行
っている。
【0044】図3,4に示すように、外装フィルタ2は
透光性の樹脂やガラス等よりなり、その外周部に取付孔
30が形成されている。この取付孔30内にセンサハウ
ジング1の係合爪11,12を挿入することにより、セ
ンサハウジング1の鍔部9,10上に外装フィルタ2を
載置した状態で外装フィルタ2が移動不能に取り付けら
れている。外装フィルタ2はその上面が円弧形状をなす
とともに下面にフレネル加工が施されている。このフレ
ネル加工部31により外装フィルタ2はレンズとして機
能する。尚、フレネル加工の代わりに凹レンズ加工を施
すことにより外装フィルタ2にレンズ機能を持たせても
よい。
【0045】図6に示すように、この外装フィルタ2
(フレネル加工部31)の光軸L1上にセンサチップ3
が配置されている。次に、シリコーンゲル29の表面が
波打つことによる悪影響について述べる。
【0046】シリコーンゲル29は流動性を有するが故
に、毛細管現象によりセンサハウジング1の外周の突条
28を上昇してセンサチップ3を中心に湾曲した形状と
なり、表面は波打ち状態となる。又、例えば、センサチ
ップ3を水平面上に載置した所にシリコーンゲル29を
塗布した場合、センサチップ3の厚み分水平面より突出
しているので、シリコーンゲル29の表面の波打ち状態
をよりいっそう悪化させることになる。その状態にて光
が入射した場合、ゲル表面にて乱反射を起こし、センサ
感度が光入射方向によりバラつく。
【0047】本実施例ではシリコーンゲル29を必要最
小限の量とすることで、感度の不均一性を回避してい
る。この感度特性に影響の現れないシリコーンゲル量は
センサチップ3の表面より100μm以下の厚みにする
ことが必要である。つまり、センサチップ3を凹部17
内に配置することにより、凹部17の深さ分だけセンサ
チップ3の上面をより下側にもっていきシリコーンゲル
29の膜厚を薄くするとともに、極力シリコーンゲル2
9の波打ち状態を少なくしている。
【0048】特に、ハウジング1の径(突条28の内方
での面積)が小さくなればシリコーンゲル29の突条2
8への上昇によるシリコーンゲル29の湾曲部がセンサ
チップ3への光の入射面に至ることとなるが、シリコー
ンゲル29の膜厚を薄くすることによりチップ入射面に
おいてはシリコーンゲル29の表面を平坦化できる。
【0049】又、シリコーンゲル29の厚さによってセ
ンサ特性が変わるが、センサチップ3の上面にはシリコ
ーンゲル29が厚さ100μmにわたり配設されている
にすぎず、次のような効果がある。太陽光が外装フィル
タ2を通して入射した際においてシリコーンゲル29の
表面において屈折してセンサチップ3に至るわけである
が、屈折後の光路長が極めて短くなり屈折による影響を
極力小さくできる。即ち、センサチップ3の上のシリコ
ーンゲル29の厚さが厚いと空気とゲルとの界面での屈
折後に大幅に光路ズレが生じるがシリコーンゲル29の
厚さが薄いので光路ズレが極力抑えられる。その結果、
シリコーンゲル29の厚さを極力薄くすることにより、
光屈折の影響を無視できる程度にしてシリコーンゲル2
9の厚さを考慮することなく外装フィルタ2のレンズ設
計(光学設計)を容易に行うことができる。
【0050】尚、本実施例ではシリコーンゲル29を
0.1g注入しており、そのシリコーンゲル29の少量
の管理はディスペンサー等の定量管理塗布機により制御
可能である。
【0051】次に、外装フィルタ2とセンサチップ3と
の位置関係について述べる。外装フィルタ2の裏面にレ
ンズ機能を持たせて日射センサの感度特性を所望の指向
性に変えようとした場合、通常レンズ部にはフレネル加
工や凹レンズ加工を行い、光の集光、拡散作用にてセン
サチップ3に到達する光の量をコントロールする。日射
センサの感度・指向特性をセンサ全周方向で同一特性を
得るにはレンズ中心とセンサチップ中心とを合わせるこ
とが必要である。
【0052】これを具体的に説明すると、図9に示すよ
うに、センサチップ3に対し、左水平面を0度とし、時
計回りにセンサチップ3への入射角θをとる。即ち、真
上方向を90度とし、右水平面を180度とする。そし
て、図10に示すように、レンズ光軸上にセンサチップ
が配置され、かつ40度付近で最大出力値を得るセンサ
特性を有するセンサを用意する。そして、中心(光軸)
からセンサチップ3の位置が右側に0.5mmズレた場
合の入射角θに対する出力の測定結果を、図11に示
す。又、中心(光軸)からセンサチップ3の位置が左に
0.5mmズレた場合の入射角θに対する出力の測定結
果を、図12に示す。
【0053】図11,12から分かるようにレンズの光
軸からセンサチップがズレると出力特性の対称性(θ=
90°に対する左右の対称性)が悪くなる。即ち、図1
0においては対称性が確保されているが、図11,12
では対称性を失い日射センサとして好ましくない。この
ようにレンズ中心(光軸)とセンサチップ中心とを合わ
せることが必要であることが分かる。
【0054】本実施例ではセンサチップ3のマウント位
置が決まるよう、外装フィルタ2の光軸L1上において
マウントするターミナル5に凹部20を設け、導電性ペ
ースト21での接着時の位置合わせが正確に行えるよう
になっている。
【0055】又、本実施例ではシリコーンゲル29を着
色している。センサチップ3の単体の分光感度特性は図
13のT1にて示すように長波長側の900nm前後に
感度ピークをもつ。人体の温感(波長別吸収特性)を考
慮すると、日射量の検出に必要な分光感度は図13のT
2にて示すように600〜800nmの範囲にピークを
もつ特性としたい。そのため、外装フィルタ2に着色し
た分光フィルタを使用して本特性T2を得ることができ
るわけであるが、600〜800nmの範囲にピークを
もつ分光フィルタは赤色が強いためデザイン上、日射セ
ンサに使用することは不向きである。そこで、センサチ
ップ3の保護のためのシリコーンゲル29に着色して、
分光フィルタと同様な機能を持たせることにより所望の
分光特性を得ることができる。つまり、シリコーンゲル
29の膜厚は100μm以下のため色は目立つことがな
い。
【0056】このように本実施例では、水平方向に広が
る上面16(ベース面)を有し、この上面16に凹部1
7が設けられたセンサハウジング1と、上面16の凹部
17内に載置され、受光面に入射する光の入射量に応じ
た信号を出力するセンサチップ3(受光素子)と、透光
性を有し、センサチップ3を薄膜状に被覆するシリコー
ンゲル29(ゲル状防湿剤)とを備えた。よって、凹部
17内にセンサチップ3を配置しているので、平坦な面
にセンサチップ3(受光素子)を配置する場合に比べセ
ンサチップ3の上面位置を下げてセンサハウジング1の
上面16とセンサチップ3の上面位置とを接近させる
(一致させる)ことができ、シリコーンゲル29の薄膜
化を図ることができ、シリコーンゲル29の表面の平滑
化が図られる。その結果、同一センサにおける各光入射
方向での感度特性のバラツキが抑制されるとともに、セ
ンサ毎の感度特性のバラツキが抑制される。
【0057】又、センサ信号を外部に出力するためのタ
ーミナル4,5(外部出力端子)とを、センサハウジン
グ1に埋設するとともに、そのターミナル4,5の一端
を所定の長さだけ突出させてコネクタ部とし、かつ、タ
ーミナル5の一部表面を上面16(ベース面)の凹部1
7内に露出させてコネクタ兼用ハウジングを構成した。
よって、ハウンジングとは別体にコネクタを設けハーネ
ス等にてつないだ場合に比べ、構造が簡素化される。
【0058】さらに、露出したターミナル4,5(外部
出力端子)の一部表面に第2の凹部20を形成し、この
第2の凹部20にセンサチップ3を嵌挿したので、この
第2の凹部20によりセンサチップ3の位置決めが容易
に行われる。
【0059】さらには、センサチップ3の上方にはレン
ズ機能を有する外装フィルタ2が配置し、この外装フィ
ルタ2の光軸L1上に第2の凹部20を形成したので、
光軸L1上にセンサチップ3が正確に配置される。
【0060】又、センサチップ3はその受光面が上面1
6(ベース面)以下に設定されるように凹部17内に載
置したので、シリコーンゲル29の表面の平滑化が容易
に図られる。
【0061】さらに、シリコーンゲル29はセンサチッ
プ3を被覆するのに必要最低限の膜厚としたので、シリ
コーンゲル29の表面がより平滑化される。さらには、
ターミナル4,5はセンサハウジング1内において複数
の折り曲げ部を有するので、シリコーンゲル29がター
ミナル4,5とセンサハウジング1との間の隙間を通し
て外部にしみ出すことが防止できる。
【0062】さらに、シリコーンゲル29は着色されて
いるので、シリコーンゲル29を所望に着色することに
より所望のセンサ特性を得ることができる。本実施例の
応用例としては、図16に示すように、センサチップ3
の上面はセンサハウジング1の上面16よりも所定高さ
H1だけ下方に位置させてもよい。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0063】本実施例では、図17に示すように、セン
サハウジング1は、センサチップ3(受光素子)を配置
した第1部材32と、センサ取付部としてのセンサ取付
爪34が形成された第2部材33とからなり、第1部材
32と第2部材33とが嵌合固定されている。
【0064】センサハウジング1は車両インパネ取付け
爪(図8でのセンサ取付爪13,14)を有しているが
車両毎に取付け状態が変わる場合、例えば、軟質性材料
よりなる取付け部に取り付ける場合(例えば、発泡樹脂
製のパッド(例えば塩ビパッド))と硬質性材料よりな
る取付け部に取り付ける場合(例えば、デフグリル)で
は爪形状を変えなければ強固な取付けはできない。即
ち、取り付けようとする相手側部材の強度や取付け穴の
形状により爪形状を変える必要がある。そのため、セン
サハウジング1は爪形状の異なる数種類が必要となる
が、インサート形成金型は構造が複雑で金型費用も高
い。そのため本実施例では、センサハウジング1を2部
品に分けたアッセンブリ構造としている。
【0065】センサチップ3をマウントする第1部材3
2を汎用形状ホルダとして標準化し、第2部材33(イ
ンパネ取付けケース)を専用とすることでセンサチップ
3の実装後の工程の標準化ができ、段取り替え等が不要
となるため作業コストも低減可能である。
【0066】このように本実施例では、センサハウジン
グ1においては、上面16(ベース面)が形成されると
ともにターミナル4,5が埋設されシリコーンゲル29
が塗布される第1部材32と、センサ取付爪34(セン
サ取付部)が形成された第2部材33とからなり、この
第2部材33は第1部材32に対して選択的に組付け固
定されるので、センサの取付け相手に応じた第2部材3
3を用いることにより、第1部材32を共通化できる。
【0067】この発明の他の態様として、センサハウジ
ング1はPBT等の他の材料を用いてもよい。又、日射
センサの他にも照度センサに具体化してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、同一センサでの光入射方向での特性のバラ
ツキを抑制することができるとともにセンサ毎の特性の
バラツキを抑制することができる。
【0069】更に、請求項に記載の発明によれば、ハ
ウジングとは別体にコネクタを設けハーネス等にてつな
いだ場合に比べ、構造を簡素化することができる。
【0070】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の効果に加え、受光素子を容易に位置決め
することができる。請求項に記載の発明によれば、請
求項に記載の発明の効果に加え、レンズの光軸上に受
光素子を正確に配置することができる。
【0071】請求項に記載の発明によれば、請求項1
のいずれか1項の発明の効果に加え、容易にゲル状
防湿剤の表面を平滑化することができる。請求項に記
載の発明によれば、請求項1〜のいずれか1項の発明
の効果に加え、更に容易にゲル状防湿剤の表面を平滑化
することができる。
【0072】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の効果に加え、ゲル状防湿剤の外部へのし
み出しを防止することができる。請求項に記載の発明
によれば、請求項に記載の発明の効果に加え、センサ
の取付け相手が異なってもそれに容易に対応できる。
【0073】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の効果に加え、ゲル状防湿剤の着色により
所望のセンサ特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の日射センサの平面図。
【図2】図1においてA方向から見た日射センサの側面
図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図1のC−C断面図。
【図5】図1のD−D断面図。
【図6】図5の要部拡大図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】日射センサを取付けた状態を示す断面図。
【図9】測定条件を説明するための説明図。
【図10】入射角度と出力相対比との関係を示すセンサ
特性図。
【図11】入射角度と出力相対比との関係を示すセンサ
特性図。
【図12】入射角度と出力相対比との関係を示すセンサ
特性図。
【図13】波長と感度との関係を示す特性図。
【図14】日射センサの要部拡大図。
【図15】比較のための日射センサの正面図。
【図16】第1実施例の応用例の日射センサの要部拡大
図。
【図17】第2実施例の日射センサの分解斜視図。
【符号の説明】
1…センサハウジング、2…レンズとしての外装フィル
タ、3…受光素子としてのセンサチップ、4…外部出力
端子としてのターミナル、5…外部出力端子としてのタ
ーミナル、16…ベース面としての上面、17…凹部、
20…凹部(第2の凹部)、29…ゲル状防湿剤として
のシリコーンゲル、32…第1部材、、33…第2部
材、34…センサ取付部としてのセンサ取付爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−240700(JP,A) 特開 平6−160180(JP,A) 実開 平5−77733(JP,U) 実開 昭62−51242(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/00 - 1/60 G01J 5/00 - 5/62

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ信号を外部に出力するための外部
    出力端子と、 凹部が設けられた水平方向に広がるベース面を有し、前
    記外部出力端子が埋設されるとともに、その外部出力端
    子の一端を所定の長さだけ突出させてコネクタ部とし、
    かつ、外部出力端子の一部表面を前記ベース面の凹部内
    に露出させたコネクタ兼用ハウジングと、 前記露出した外部出力端子の一部表面に直接載置され、
    光の入射量に応じた信号を前記外部出力端子に対して
    力する受光素子と、 透光性を有し、前記受光素子を薄膜状に被覆するゲル状
    防湿剤とを備えることを特徴とする光センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記露出した外部出力端子の一部表面に
    第2の凹部が形成されており、この第2の凹部に前記受
    光素子が嵌挿されていることを特徴とする請求項1に記
    載の光センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記受光素子の上方にはレンズが配置さ
    れており、このレンズの光軸上に前記第2の凹部が形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の光センサ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記受光素子はその受光面が前記ベース
    面以下に設定されるように前記凹部内に載置されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    光センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲル状防湿剤は、受光素子を被覆す
    るのに必要最低限の膜厚としたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の光センサ装置。
  6. 【請求項6】 前記外部出力端子はコネクタ兼用ハウジ
    ング内において複数の折り曲げ部を有することを特徴と
    する請求項に記載の光センサ装置。
  7. 【請求項7】 前記コネクタ兼用ハウジングは、前記ベ
    ース面が形成されるとともに前記外部出力端子が埋設さ
    れ前記ゲル状防湿剤が塗布される第1部材と、センサ取
    付部が形成された第2部材とからなり、この第2部材は
    前記第1部材に対して選択的に組付け固定されることを
    特徴とする請求項に記載の光センサ装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲル状防湿剤は着色されていること
    を特徴とする請求項に記載の光センサ装置
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