JP3516670B2 - ディスク形状要素を保持するための解放タブを有するローゼット - Google Patents

ディスク形状要素を保持するための解放タブを有するローゼット

Info

Publication number
JP3516670B2
JP3516670B2 JP2001521633A JP2001521633A JP3516670B2 JP 3516670 B2 JP3516670 B2 JP 3516670B2 JP 2001521633 A JP2001521633 A JP 2001521633A JP 2001521633 A JP2001521633 A JP 2001521633A JP 3516670 B2 JP3516670 B2 JP 3516670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
base
rosette
disk
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001521633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003508322A (ja
Inventor
ルーフォ、ジョージ、エフ.、ジュニア.
Original Assignee
ウェストヴァコ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウェストヴァコ コーポレイション filed Critical ウェストヴァコ コーポレイション
Publication of JP2003508322A publication Critical patent/JP2003508322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516670B2 publication Critical patent/JP3516670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/04Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
    • G11B33/0405Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
    • G11B33/0411Single disc boxes
    • G11B33/0422Single disc boxes for discs without cartridge
    • G11B33/0427Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の背景) (発明の分野) 本発明は、一般的にはディジタル符号化されたディスク
を受け取り、格納するエンクロージャに関し、特に、こ
のようなエンクロージャ内にこのようなディスクを保持
するための改良型ディスク保持手段に関する。
【0002】(従来の技術の説明) 光学的手段あるいは磁気的手段など、様々な手段によっ
て検索される情報を記録し、格納するために、現在、様
々な種類のプレーナディスクが使用されている。レーザ
ビームを用いて情報がディジタル記録され、かつ、レー
ザビームによって光学的に読み出されるコンパクトディ
スク(CD)は、このようなディスクの典型である。こ
のようなディスクを用いて、音楽演奏などの音声情報、
視覚画像などのビデオ情報、およびディジタル情報が記
録され、コンピュータアプリケーションなど様々なアプ
リケーション用に、読出し専用記憶装置およびその他の
記憶装置として使用されている。現在、ほとんどの場
合、このようなディスクに既に情報が記録されたディス
クが販売されている。他のアプリケーションでは、何も
記録されていないブランクディスクも販売されており、
顧客が情報を記録することもできる。この場合、例え
ば、コンピュータ記憶媒体用として光ディスクが販売さ
れており、ハードディスク記憶システムの中で使用され
ている。いずれの場合においても、このようなディスク
の表面上の光の不完全性は、記録およびディスクに記憶
されている情報の検索の両方を妨害することになり、こ
のようなあらゆる不完全性の原因になることを避けるた
めに、これらのディスクの保管、移動、および取扱いに
ついては十分な注意が必要である。本明細書で使用して
いるコンパクトディスクすなわちCDという用語は、そ
のサイズに関係なく、全ての知られている、あるいは使
用が計画されている、このような全てのディスクを包含
することを意図している。
【0003】レーザ記録情報を含むコンパクトディスク
は、通常、保管中および出荷の間、ディスクを保護する
ために、一枚または複数枚のCDを保持するように設計
されたエンクロージャ内にパッケージされている。現
在、一般的に使用されているエンクロージャは、ベース
または底部要素、位置決めのためのベース/底部要素中
のインサート、および、ベース/底部要素中の、例え
ば、ディスク中央の開口部の周囲に嵌合する中央突起
(一般的に、「ローゼット」と呼ばれている)によるデ
ィスク支持部材の3片からなるアッセンブリと、ベース
/底部要素に丁番付けされ、ディスクがトレー上に取り
付けられた後、閉ざされる蓋すなわちカバーとを備えて
いる。他のエンクロージャでは、2片のアッセンブリの
みを利用しており、インサートを省略して、中央突起を
介して直接、ベース/底部要素上にディスクを位置決め
し、支持している。通常、エンクロージャの少なくとも
一部は透明で、ディスクに関してグラフィックであり、
商標を含み、かつ、エンクロージャを通して目で見える
ような方法で販売促進情報が挿入されているのが普通で
ある。CDのパッケージングにおける他の形態では、C
Dを受け取り、支持するための、ベースから突起したロ
ーゼットを有するトレーが、トレー上で折りたたんでC
Dを包む板紙に取り付けられている。
【0004】CDエンクロージャの少なくともCDを受
け取り、支持する要素を、射出成形で形成することが慣
例になっており、そのため、ローゼットは、一体として
成形されるベースあるいはトレーと同じプラスチック材
料で形成されている。ベースおよび/またはトレー要
素、および、したがってローゼットは、通常、出荷時お
よび取扱い時に受ける力ばかりでなく、CD取り付け時
および取外し時に付随する力に耐えるための十分な衝撃
抵抗を有する、着色された熱可塑性成形樹脂からできて
いる。
【0005】最も典型的な場合、ローゼットは、ベース
/底部要素あるいはトレーと一体で、好ましくは射出成
形で形成される、突起したハブを備えている。このハブ
は、CDの中央開口部と放射状に嵌合するための複数の
小さいグリップ歯、すなわちフィンガーを含んでいる。
通常、CDは、CDの中央開口部をローゼット上に位置
決めし、CDを僅かに押し付けることによってローゼッ
ト上に取り付けられる。中央開口部とローゼットとの相
対的な寸法により、このCDを僅かに押し付ける下向き
の力が、グリップ歯すなわちフィンガーを内側に放射状
に偏向させ、CDの中央開口部に弾性的に嵌合させてい
る。記憶中、ローゼットはこのように正しい位置でCD
と嵌合し、CDを確保している。CDをローゼットから
取り外す場合は、ローゼットの中央頂部を指で押し下
げ、グリップ歯すなわちフィンガーの嵌合を解放すると
同時にCDの周辺を持ち上げている。現在利用可能な多
くのエンクロージャの問題の1つは、CDの周辺を持ち
上げる際に、ローゼットの中央頂部を継続的に押し下げ
ることが困難であるため、しばしば、嵌合を解放させる
ためのローゼット頂部への解放力が、CDの周辺を持ち
上げる力の増加に伴って維持されないことである。その
結果、CDとローゼットとの間に無理な力が作用し、C
Dを曲げ、あるいは破損し、かつ、ローゼットにも損傷
を与えている。
【0006】ディスクの取外しを容易にし、損傷を少な
くするための多くの試みがなされてきた。例えば、大塚
らへの米国特許第4,793,479号は、嵌合を解放
させる構造を開示しており、それによれば、ローゼット
は、クランクフラップ片を有する中央プッシュ部を備
え、それを押し下げることによって、上記クランクフラ
ップ片がディスク嵌合構造からディスクを押出すように
配置されている。Gelardiらへの米国特許第5,
251,750号は、上端でディスクの中央開口部と嵌
合し、内側に放射状に延長して中央ボタンと接続する、
上方に延長した嵌合アームを有するローゼットを開示し
ている。上記嵌合アームはその下端に、一体で成形され
た、上方に延長した放出アームを有しており、ディスク
の下面と嵌合している。中央ボタンが押し下げられる
と、上方に延長した放出アームがディスクの下面を上方
に押し、嵌合アームの上端との嵌合が解放される。Fr
aserらへの米国特許第5,788,068号は、ベ
ース部分で片側のみが支えられ、その内側端で相互接続
される、中央ボタンと類似の部材を提供する、2本の内
側に延長した半径方向のアームを備えた中央ディスク保
持部材を開示している。上記アームは、ディスクを保持
する張出しリップと共に形成され、ディスクをその部材
上に保持している。ディスクを上記部材との嵌合から解
放するには、中央ボタンを押し下げ、アームを内側下方
へ回転させ、ディスクを張出しリップ上に持ち上げさせ
る。
【0007】しかし、ディスクを取り外す問題を解決す
る努力にもかかわらず、CDエンクロージャ内でローゼ
ットを使用するには不満足な、あるいは、特に望ましく
ない、1つまたは複数の欠点が有る。それは、従来技術
によるローゼットの構造が一般的に複雑であり、したが
って、製造費が高いことによるものであり、あるいは、
極めて壊れやすく、信頼性がないため、ディスク面に記
憶されている情報を損なう危険が大きいことによるもの
である。したがって、製造が簡単で、製造費が安く、デ
ィスクの取り付け、取外しが容易で安全であり、かつ、
ディスク面に記憶されている情報を損傷する危険のな
い、容易に使用できるCDエンクロージャ用ローゼット
が必要である。
【0008】(発明の概要) したがって本発明の主たる目的は、射出成形による製造
が可能で、ディスクの取り付け、取外しが容易で安全で
あり、かつ、ディスク面に記憶されている情報を損傷す
る危険のない、CDエンクロージャ用ローゼットを提供
することである。
【0009】本発明の他の目的は、製造が簡単で、製造
費が安く、かつ、簡単に使用できるCDエンクロージャ
用改良型ローゼットを提供することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、CDを正しい
位置に確実に保持し、かつ、CDを片手で取り外すこと
ができるCDエンクロージャ用ローゼットを提供するこ
とである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、2つの部分的
に円筒形のセクションに形成され、共に、一般的に円筒
形の縦型ローゼットを画定し、一方のセクションがベー
スに弾性取り付けされ、円筒壁に片側のみが支えられ、
内側に放射状に延長したタブへの下向きの指圧に応じ
て、放射状に導かれるアークに沿って、セクションの円
筒壁を内向きにピボット移動させ、それにより、ローゼ
ット上に取り付けられたディスクを片手で取り外すこと
ができるCDエンクロージャ用ローゼットを提供するこ
とである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、ローゼット上
にディスクが取り付けられる際に、ディスクをベース上
に支持し、かつ、ディスクが嵌合から解放される際に、
ローゼットからのディスクの取外しを促進するようにな
された弾性放出手段を含むローゼットを提供することで
ある。
【0013】上述の目的およびその他の目的は、本発明
にしたがって、中央開口部を有する、少なくとも1枚の
ディスク形状要素を確保するためのディスク保持手段を
提供することによって達成される。ディスク保持手段
は、a)実質的に円筒形の側壁を有し、平面ベースから
上方に突起し、一般的に、上記円筒形側壁に平行に延長
する中央軸を有する突起環状ハブと、b)第1および第
2の縦型環状セクションを備え、第1の環状セクション
が、上記環状ハブの少なくとも180?の円周に渡り、
第2の環状セクションが、実質的に上記ハブの残りの円
周に渡っているハブと、c)上記環状セクションの各々
は、上記環状セクションの円筒形側壁の外径を超えて外
部に飛び出した、少なくとも1個の放射状に延長したリ
ムを含み、d)上記第2の環状セクションをベース上に
支持し、第2の環状セクションを、放射状に内向き、か
つ、下向きにピボットさせ、上部ピボット位置に弾性復
帰させる手段と、f)上記ベース上の第2の環状セクシ
ョンに片側のみ支えられ、上記中央軸に向かって、放射
状に内向きに延長しているタブ手段とを備え、g)上記
タブ手段の自由端が、ベースに向かって下方に移動する
方向の指圧を、上記タブ手段に加えることによって上記
タブ手段を移動させ、上記第2の環状セクションの円筒
形側壁を、放射状に内向きに、かつ、下方にピボットさ
せることにより、ディスク中央開口部を、上記放射状に
延長したリム上を、上方にスライドさせ、それにより、
上記放射状に延長したリムとの嵌合から解放される際
に、ディスク形状要素がハブから持ち上げられ、上記デ
ィスク保持手段に取り付けられるディスク形状要素を片
手で取り外すことができる。
【0014】本発明の第1の実施形態では、実質的に円
筒形のハブの側壁は、第1および第2の実質的に円筒形
の側壁によって画定されており、また、上記第2の環状
セクションは、第2の環状セクションの円筒形側壁が、
上記第1の環状セクションの円筒形側壁の外側に、放射
状に位置付けされるように、上記中央軸から放射状にオ
フセットされている。本発明の第2の実施形態は、さら
に耐衝撃性および耐震動性を持たせた設計になってお
り、したがって、壊れにくい構造になっている。また、
ローゼットからCDを取り外す人が、CDを損傷させる
可能性を低減する手段を含んでいる。この第2の実施形
態では、第1の環状セクションが、第2の環状セクショ
ンと、第1の環状セクションの放射状に延長したリムと
の間の部分に沿った垂直の高さが低い、実質的に円筒形
の第1の側壁と、ベースとタブ手段を支持するタブ手段
との間に間隔を隔てて延長した、上記第2の環状セクシ
ョンをベース上に支持するための脚を備えた手段とを含
んでいる。さらに、好ましいことに、本発明のローゼッ
トを含むトレーが、CDの外縁周囲、特に、上記タブ手
段後方のアークの長さに沿って位置付けされたフィンガ
ーウェルを含んでいる。
【0015】上記ディスク保持手段はさらに、好ましい
ことに、ディスク形状要素がディスク保持部材に取り付
けられる際に、ディスク形状要素をベース上に支持し、
かつ、ディスク形状要素が、放射状に延長したリムとの
嵌合から解放される際に、ディスク保持部材からのディ
スク形状要素の取外しを促進するようになされた弾性放
出手段を含んでいる。上記弾性放出手段は、ベースに片
側のみが支持され、ディスク形状要素がディスク保持部
材に取り付けられる際に延長し、ディスク形状要素の下
面に接触する複数の弾性アームを備えることが好まし
い。
【0016】(好ましい実施形態の説明) 図1、2、3および4に本発明の好ましい実施形態を示
し、その中にCD格納容器用の改良型ローゼットすなわ
ち装着ハブ10を示す。ローゼット10は、一般に従来
技術によるローゼットと同じCD格納容器内部の位置に
配置され、すなわち一般に三個構成の格納容器の挿入物
上の中央、またはプラスチックと板紙による二個構成の
格納容器のベース上の中央に配置される。ローゼット1
0は、格納容器のベースまたはトレイと一体成形される
ことが望ましい。図1ないし4の実施形態では、ローゼ
ット10は、それ自体がトレイまたはベース14上に成
形されたCD台座部12上に成形されている。台座部1
2は、ディスク中央の開口に直接隣接するCDの環状範
囲をベース14の上で支持することができる円形の表面
を提供する。CDのこの領域は、典型的には記録された
情報を含んでおらず、したがってCDのこの領域と台座
部が接触してもCDを損傷することはない。任意選択
で、CDの記録領域とCD格納容器のベースまたはトレ
イとの、あるいはCD格納容器の蓋との接触をさらに確
実に回避するために、同様に典型的には記録情報を含ん
でいない外縁部(図示せず)でCDを支持することもで
きる。ローゼット10は、ディスク座部12から上方に
延びており、本質的に第1および第2の直立した環状セ
クション16および18を備える垂直の円筒形セクショ
ンであり、環状セクション16と環状セクション18が
あいまって一般に円筒形のローゼット10を画定する。
【0017】ベース14からほぼ堅固に支持された第1
の環状セクション16は、円周方向に配置され上縁部に
沿って半径方向に外側に突出した少なくとも1つ、好ま
しくは2つ以上(3つを図示)のリム・セクション20
を含む。第1の環状セクション16は、円筒形ローゼッ
トの180°以上の円周方向範囲を有する。第1の環状
セクション16の円周方向範囲は270°ないし315
°であることが好ましいが、選択範囲はローゼットのサ
イズ、ローゼットの成形材料などの要因によって異なる
ことを理解されたい。セクション16より堅固にではな
いものの、同様にベース14から支持された第2の環状
セクション18は、ローゼット円筒の約360°の円周
方向範囲の残りの部分を有する。第2の環状セクション
18は、セクション18が第1の環状セクション16の
半径方向に外側に延びるように、円筒形ローゼットの軸
26から半径方向にオフセットされている。第2の環状
セクション18は、セクション16と同様に、円周方向
に配置され上縁部に沿って半径方向に外側に突出した少
なくとも1つ、好ましくは2つ以上(2つを図示)のリ
ム・セクション28を含む。台座部12には、ワンショ
ット成形作業の間にリム・セクションを成形できるよう
にするために、各リム・セクション20および28の下
に複数の開口24が形成される。
【0018】各環状セクション16および18は、ロー
ゼット10の各セクション16および18の外側の円筒
形垂直壁の外径を超えて半径方向に外側に突出し、壁3
2および34に沿って円周方向に延びる少なくとも1つ
のリム・セクション20および28を含む。図1および
2を見るとわかるように、リム・セクションはそれぞれ
垂直壁32および34に沿ってごく短く円周方向に延び
ることが望ましいが、望ましい場合は各環状セクション
16および18の円周の全長を最大としてさらに長く延
びることができる。図3を参照すると、リム・セクショ
ン20および28は、環状セクションの垂直壁32およ
び34と環状セクションの上部壁36および38との結
合点から外側に下向きに延び、壁32および34の長さ
の中間点まで垂直壁32および34に沿ってそのまま下
向きに延び、そこでリム・セクション20および28は
内側に延びて垂直壁と結合することがわかる。上部壁3
6および38の半径方向の外縁部は、CDをローゼット
10に容易に着脱できるようにする案内の湾曲を設ける
ために面取りされるか、あるいは丸みがつけられてい
る。
【0019】垂直壁32と垂直壁34の間で測定したロ
ーゼット10の外径Dは、ディスク中央の開口の直径よ
り僅かに大きい。リム・セクション20および28は、
垂直壁32および34から半径方向に外側に延びてお
り、それによってリム・セクションの外径はローゼット
10の垂直壁32および34部分の外径よりさらに大き
くなっている。ディスクを装着するには、ローゼット1
0にディスク中央の開口の中心を合わせ、CD中央の開
口の周縁部が環状セクション16および18の面取りさ
れたまたは丸みがつけられた上縁部に接触し、より小さ
くかつ弾力的に取り付けられた第2の環状セクション1
8を、円筒形の壁34の下端34と台座部12が合一す
る領域によって画定される支点47を中心に半径方向へ
の内向きの弧に沿って内側に傾動させるように、CDを
垂直方向に下向きに押す。台座部12に形成され、第2
の環状セクション18の円筒形の壁34の端部34aお
よび34b付近から半径方向に外側に延びる一対のスリ
ット48は、セクション18が自由に支点47を中心に
全体として枢動したり、前述のとおり内側に下向きに傾
動したりすることを可能にする。その結果、円筒壁34
が傾動すると、ローゼットの有効最大径が一時的に減少
してディスク中央の開口の僅かに小さい直径に適応す
る。ディスク中央の開口が環状セクション16および1
8のリム・セクション20および28を通過した後、第
2の環状セクション18は弾性によって静止位置に向か
って戻る。ディスク開口がリム・セクション20および
28を完全に通過すると、ローゼット10の垂直壁32
および34はディスク中央の開口部の周縁部を係合し
て、ディスクを所定位置にしっかりと保持する。この時
点で、静止位置にある垂直壁32および34によって画
定される外径がディスク中央の開口の直径より僅かに大
きくなるため、第2の環状セクション18は静止位置に
完全には戻ることができず、したがって垂直壁32およ
び34は弾性によって偏向し、ディスク中央の開口の周
縁部に対して外向きの圧力を軽くしっかりと加える。図
3に透視図で示したように、ディスク(CD)は台座部
12に完全に着座すると、ディスク中央の開口の周縁部
付近のディスクの上側の表面に沿って、垂直壁32およ
び34の半径方向への外向きの圧力およびリム・セクシ
ョン20および28の裏面の圧力によって、ローゼット
10上の所定位置にしっかりと保持される。
【0020】第2の環状セクション18の円筒形の壁3
4から片持ちされた半径方向に内側に延びるアームは、
第2の環状セクション18と動作可能に連動し、垂直に
押されるとローゼット10との係合から装着されたディ
スクを直ちにかつ容易に解放するように適合されたディ
スク解放タブ42を画定する。ローゼット10からのデ
ィスクの解放は、タブ42の自由端に指で軽く圧力をか
けるだけで実施される。自由端40を押すと、第2の環
状セクション18がローゼット10の軸26に向かって
内側に下向きに傾動し、それによって第2の環状セクシ
ョン18のリム・セクション28も同様に内側に下向き
に移動する。その結果、先と同様にローゼットの有効径
が一時的に減少してディスク中央の開口の僅かに小さい
直径に適応し、それによってディスクは上方に滑動し、
リム・セクション20および28を通過する。タブ42
の自由端40は、一連のリッジ44により、タブを押す
際の加圧領域を画定することが好ましい。タブ42は、
そのリッジ付きの加圧領域がローゼット10の軸26を
中心とするか、あるいはローゼット10の軸26を越え
て半径方向に内側に延びるのに十分な半径方向の長さを
有することが望ましい。特に好ましい実施形態では、タ
ブ42は、その自由端40に対する垂直方向への下向き
の圧力が第2の環状セクション18の内側への下向きの
傾動に直ちに変換されるように、第2の環状セクション
18の円周の全長に沿って支持される。図4を参照する
と、本発明の一実施形態では、タブ42の自由端40の
動きの可撓性および自由を妨げることなくタブを補強す
るために、タブ42の裏面に成形リブ46が形成されて
いる。
【0021】図5に示す本発明のさらにもう1つの実施
形態では、ベース12の空きスペースおよび構造上の完
全性に調和し、ローゼット10とのディスクの係合が解
放されたときにディスクをベース14から離して上方に
移動する働きをする、2つ以上でもよいが少なくとも2
つの、ベース14から片持ちされ内側に延びる弾性のデ
ィスク排出アーム50がローゼット10と一体成形され
る。ディスク排出アーム50は、一般にL字型のディス
ク排出アームをそこに画定する連続するスリット52に
より、台座部12とベース14から形成される。各ディ
スク排出アーム50は、一方の端部54がベース14と
一体成形され、他方の端部が自由になっている。自由端
は、ローゼット10に装着されたディスクが部材58に
接触し、リム・セクション20および28を介して下方
に押されると弾性によってディスク排出アーム50を押
すように、そこから上方に突出し、台座部12の孔60
を通ってその高さより上に延びるディスク接触部材58
を有する。ディスクが完全に着座してその上側の表面が
リム・セクション20および28の裏面と接触すると、
ディスクは台座部12の上方でディスク排出アーム50
によって完全に支持され、ディスク排出アーム50はそ
の裏面に僅かな上方への圧力を加えながら、弾性によっ
てディスクを下方に押し続ける。この位置では、ディス
クは事実上ディスク排出アームに浮かんでおり、取扱中
または輸送中の急激な衝撃荷重から保護される。タブ4
2を押してローゼット10との係合からディスクを解放
すると、第2の環状セクションがローゼット10の軸2
6に向かって内側に傾動してローゼット10の有効径が
ディスク中央の開口の直径未満に一時的に減少した後、
ディスクがリム・セクション20および28の制約から
解放されたときに、ディスク排出アーム50によってデ
ィスクの裏面に加えられた上方への僅かな圧力により、
ディスクが上方に押されてローゼット10から外れる。
【0022】図6ないし9に、本発明による改良型ロー
ゼットのもう1つの実施形態を示し、さらに衝撃や震動
に耐え、そのため前述のローゼットより脆弱さが低く破
損しにくいCD格納容器用の改良型ローゼットすなわち
装着ハブ100をその中に示す。ローゼット100は、
一般に従来技術によるローゼットと同じCD格納容器内
部の位置に配置される。ローゼット100は、格納容器
のベースまたはトレイと一体成形されることが望まし
い。図6ないし9の実施形態では、ローゼット100
は、それ自体がトレイまたはベース114上に成形され
たCD台座部112上に成形されている。台座部112
は、ディスク中央の開口に直接隣接するCDの環状範囲
をベース114の上で支持することができる円形の表面
を提供する。ローゼット100は、ディスク座部112
から上方に延びており、本質的に第1および第2の直立
した環状セクション116および118を備える垂直の
円筒形セクションであり、環状セクション116と環状
セクション118があいまって一般に円筒形のローゼッ
ト100を画定する。
【0023】ベース114からほぼ堅固に支持された第
1の環状セクション116は、円周方向に配置され上縁
部に沿って半径方向に外側に突出した少なくとも1つ、
好ましくは2つ以上のリム・セクション120を含む。
第1の環状セクション116は、円筒形ローゼットの1
80°以上の円周方向範囲を有する。第1の環状セクシ
ョン116の円周方向範囲は270°ないし315°で
あることが好ましいが、選択範囲はローゼットのサイ
ズ、ローゼットの成形材料などの要因によって異なるこ
とを理解されたい。セクション116より堅固にではな
いものの、同様にベース114から支持された第2の環
状セクション118は、ローゼット円筒の約360°の
円周方向範囲の残りの部分を有する。第2の環状セクシ
ョン118は、セクション16と同様に、上縁部に沿っ
て半径方向に外側に突出した少なくとも1つリム・セク
ション128を含む。台座部112には、ワンショット
成形作業の間にリム・セクションを成形できるようにす
るために、各リム・セクション120および128の下
に複数の開口124が形成される。
【0024】各環状セクション116および118は、
ローゼット100のセクション116の外側の円筒形垂
直壁132およびセクション118の壁部分の外径を超
えて半径方向に外側に突出し、環状セクション116お
よび118に沿って円周方向に延びる少なくとも1つの
リム・セクション120および128を含む。図6およ
び8を見るとわかるように、リム・セクション120は
環状セクション116に沿ってごく短く円周方向に延び
ることが望ましいが、環状セクションの円周の全長未満
であればさらに長く延びることができる。リム・セクシ
ョン128は、図示したように、環状セクション118
の円周の全長に沿って延び、リム・セクション128の
外径を越えて半径方向に外側に突出する。図9を参照す
ると、リム・セクション120は、環状セクションの垂
直壁132と環状セクションの上部壁136との結合点
から外側に下向きに延び、壁132の長さの中間点まで
垂直壁132に沿ってそのまま下向きに延び、そこでリ
ム・セクション120は内側に延びて垂直壁と結合する
ことがわかる。リム・セクション128は、環状セクシ
ョンの上部壁138の垂直方向の全厚を有することが好
ましい。上部壁136および138の半径方向の外縁部
は、CDをローゼット10に容易に着脱できるようにす
る案内の湾曲を設けるために面取りされるか、あるいは
丸みがつけられている。
【0025】垂直壁132と垂直壁134の間で測定し
たローゼット100の外径Dは、ディスク中央の開口の
直径より僅かに小さく、そのためディスクはローゼット
100に装着されたときに自由に回転することができ
る。図6ないし9に示す好ましい実施形態では、壁部分
134は、円周方向に間隔を置いて配置され、環状セク
ション118の上部壁138とディスク解放タブ142
を支持するために台座部から上方に延びた一対の脚部1
34aおよび134bを備えることが望ましい。リム・
セクション120および128は、垂直壁132および
壁部分134から半径方向に外側に延びており、それに
よってリム・セクションの外径はローゼット100の垂
直壁132および壁部分134の外径よりさらに大きく
なっている。ディスクを装着するには、ローゼット10
0にディスク中央の開口の中心を合わせ、CD中央の開
口の周縁部が環状セクション116および118の面取
りされたまたは丸みがつけられた上縁部に接触し、より
小さくかつ弾力的に取り付けられた第2の環状セクショ
ン118を、支持脚部134aおよび134bと台座部
12が合一する領域によって画定される支点47を中心
に半径方向への内向きの弧に沿って内側に傾動させるよ
うに、CDを垂直方向に下向きに押す。台座部12に形
成され、支持脚部134aおよび134b付近から一般
に半径方向に外側に延びる一対のスリット148は、セ
クション118が自由に支点47を中心に全体として枢
動したり、前述のとおり内側に下向きに傾動したりする
ことを可能にする。その結果、環状セクション118が
傾動すると、ローゼットの有効最大径が一時的に減少し
てディスク中央の開口の僅かに小さい直径に適応する。
ディスク中央の開口が環状セクション116および11
8のリム・セクション120および128を通過した
後、第2の環状セクション118は弾性によって静止位
置に向かって戻る。ディスク開口がリム・セクション1
20および128を完全に通過すると、垂直壁132と
ローゼット10の脚部134aおよび134bによって
画定される壁部分134がディスク中央の開口の周縁部
からごく短い距離に配置されて、ディスクが台座部11
2上で自由に回転または空転でき、しかも垂直壁132
と支持脚部134aおよび134bに対するディスクの
著しい運動が効果的に回避される。ディスク中央の開口
の周縁部をローゼット100の垂直要素から間隔を置い
て配置すると、トレイが落下したときにトレイに側面か
ら衝撃が加わった場合に、ディスクとローゼット間のロ
ーゼットを破損する衝撃を回避するのに役立つことが判
明している。図9に透視図で示したように、ディスク
(CD)は台座部112に完全に着座すると、ディスク
中央の開口の周縁部付近のディスクの上側の表面に沿っ
て、リム・セクション120および128の裏面の圧力
によって、ローゼット100上の所定位置にしっかりと
保持される。
【0026】第2の環状セクション118から片持ちさ
れた半径方向に内側に延びるアームは、第2の環状セク
ション118と動作可能に連動し、垂直に押されるとロ
ーゼット100との係合から装着されたディスクを直ち
にかつ容易に解放するように適合されたディスク解放タ
ブ142を画定する。ローゼット100からのディスク
の解放は、タブ142の自由端に指で軽く圧力をかける
だけで実施される。自由端140を押すと、第2の環状
セクション118がローゼット100の軸126に向か
って内側に下向きに傾動し、それによって第2の環状セ
クション118のリム・セクション128も同様に内側
に下向きに移動する。タブ142の自由端140が直ち
に押されるようにするために、円筒形の壁132の端部
135および137すなわちスリット148からほぼリ
ム・セクション120までの環状の壁部分は、例えば壁
132の残りの部分の高さの半分まで、高さが大幅に低
くされている。端部135および137の高さは、ディ
スク中央の開口の装着要素を形成するのに十分でなけれ
ばならないが、その他の点では主として自由端140が
押される量によって決まる。第2の環状セクション11
8の運動の結果、先と同様にローゼットの有効径が一時
的に減少してディスク中央の開口の僅かに小さい直径に
適応し、それによってディスクは上方に滑動し、リム・
セクション120および128を通過する。タブ142
の自由端140は、タブを押す際の加圧領域(例えば、
語「PUSH」で示すタブの上側の表面に成形された)
を画定することが好ましい。タブ142は、その加圧領
域がローゼット100の軸126を中心とするか、ある
いはローゼット100の軸126を越えて半径方向に内
側に延びるのに十分な半径方向の長さを有することが望
ましい。タブ142は、その自由端140に対する垂直
方向への下向きの圧力が第2の環状セクション118の
内側への下向きの傾動に直ちに変換されるように、第2
の環状セクション118から支持される。図7を参照す
ると、本発明の一実施形態では、タブ142の自由端1
40の運動の可撓性および自由を妨げることなくタブを
補強するために、タブ142の裏面に間隔を置いて配置
された一対の成形リブ146aおよび146bが形成さ
れている。リブ146aおよび146bは、スリット1
48の内縁部に沿ってほぼ半径方向に延びることが好ま
しい。
【0027】本発明は、本明細書で記述する改良したロ
ーゼットだけでなく、1つまたは複数のCDを固定し格
納するための改良したインサートまたはトレイを対象と
する。このインサートまたはトレイは、CDのエンクロ
ージャとして特に有用である。通常、そのようなインサ
ートまたはトレイは、ほぼ平坦な表面を備え、本発明の
改良したローゼットは、そこから情報に突き出してい
る。インサートまたはトレイは、隆起した円形のシート
を含み、そこからローゼットが突き出し、またその上
で、中央ディスクの開口に直接隣接するCDの環状区域
を支持することができることが好ましい。このCDの区
域は、通常、記録された情報、したがってこの区域での
CD間のコンタクトを含まず、隆起したシートがCDを
損傷することはない。また、インサートまたはトレイ
は、CDの外縁に沿ってCDの周縁で支持するために、
支持隆起表面を含むことが可能である。またこの外縁
は、通常、記録された情報を含まず、トレーとのコンタ
クトによって損傷されることはない。通常、本発明のロ
ーゼットは、インサートまたはトレイの中央に配置され
る。しかし、インサートまたはトレイが、CDより著し
く大きく、他のCDまたはCD以外のアイテムを格納す
るように成形されている場合、ローゼットは、インサー
トまたはトレイの中央に配置する必要はない。また、C
Dの3つのエンクロージャは、一般に、インサートまた
はトレイを取外し可能なように固定することが可能であ
る基部または底部の要素と、蝶番で基部または底部の要
素に取り付けられ、ディスクがローゼット上でその内部
に取り付けられた後その上で閉じられるリッドまたはカ
バーとを含む。CDのエンクロージャが2種類である場
合、トレイまたはインサートは、一般に、リッドまたは
カバーが蝶番で取り付けられている、エンクロージャの
基部または底部の要素を備える。
【0028】図10と11を参照すると、本発明による
ローゼット204を含むCDトレイ202が、200で
示されている。トレイ202は、通常、4つの壁21
8、220、222、224でモールドされており、そ
の内部に、ディスクを受ける形状とサイズを有し、上で
ディスクが隆起シート210上で支持されているフロア
208を含む円形窪み206と、垂直な円形窪み壁21
1とを含む。円形窪み206内に開いているフィンガウ
エル212は、トレイ壁218、220と220、22
2の間で画定される一般に3角形のトレイ上面214、
216と、ローゼット204上のタブ42、142の後
部である弧の長さに沿った円形窪み206との一方また
は両方で形成されている。タブ42、142の後部によ
って、フィンガウエル212が、一般に対向する第2環
状セクション18、118である、円形窪み壁211の
弧の部分に沿って配置されていることを意味する。言い
換えれば、タブ42、142の後部は、フィンガウエル
212が、第2環状セクション18、118を含むトレ
イ部分内にある円形窪み壁211の弧の部分に沿って配
置され、トレイ部分が、壁221に平行(図10)で、
タブ42、142の自由端40、140を通過する想像
線(図示せず)によって画定されることを意味する。図
10で最も明瞭にわかるように、フィンガウエル212
は、3角形の表面214、216のそれぞれに配置され
ている。各フィンガウエルが、各フィンガウエル212
と隣接するフロア208に細長窪み226を含み、フィ
ンガウエル212内のフィンガの先端が、窪み226に
配置され、隆起シート210上に位置するディスクの周
縁の下にフィンガの先端が達することを容易にすること
が可能であることが特に望ましい。トレイ202は、タ
ブ42、142の前部である円形窪みの弧の部分に沿っ
て、フィンガウエルを省略することによって特徴付けら
れる。この理由は、ディスクをローゼットから取り外す
ことを試みるとき、ディスクの破損を防止することであ
る。通常、タブ42、142は、1つのフィンガで押し
下げられているので、他のフィンガは、フィンガウエル
内に位置し、ディスクの縁をつかみ、ディスクの中央が
ローゼットから外れるとき、縁を押し上げる。これによ
り、ディスクを安全に取り外すことが容易になる。しか
し、しばしば、タブ42、142に対する後部圧力が不
注意に解放され、ディスクの縁をつかんでいるフィンガ
がディスクの縁を上方に押し上げ続ける結果、ディスク
の中央がローゼットから外れないまま、ディスクの外縁
に対する押し上げる力のために、ディスクが破損、また
は湾曲、あるいは歪むことになる。つかまれているディ
スクの縁がプレス・タブの後部であるとき、ローゼット
からディスクの中央をはずさずに、ディスクの縁上で上
方に引張ることは非常に起こりにくいことが観察されて
いる。その結果、トレイ202の構成は、本発明のロー
ゼットからディスクを取り外すとき、ディスクを損傷す
ることを防止するように設計されている。
【0029】トレイが、その側面またはそのコーナに沿
ってジャーされるとき、例えば、縁上でドロップされる
とき、その衝撃のために、円形窪み壁211が十分な距
離動いて、それとディスクの外周縁との間のギャップを
閉じるまで、トレイの壁と円形窪み壁211を内側に動
かす傾向がある。外周縁の点では、円形窪み壁211
が、ディスクの縁に衝撃を与えるかまたはパンチする。
パンチの力の結果、今度はディスクが、その中央開口の
周辺縁がローゼットの円筒壁に衝撃を与えるまで内側に
動き、しばしばローゼットを損傷するという結果にな
る。本発明のローゼットとトレイの設計は、そのような
衝撃の結果としての損傷に対するローゼットの感受性を
最小限に抑えることを意図している。この点について
は、周辺窪み206内の円形窪み壁211に沿って、複
数の径方向内側に周辺で延びるスペーサ手段230を配
置することが有用であることがわかっている。各スペー
サ手段230は、リブの性質を帯び、周辺で非常にわず
かな短い距離、例えば0.040インチ延びている可能
性があるか、またはパッドの性質を帯び、周辺でかなり
より長い距離、例えば375インチまたはそれ以上延び
ている可能性がある。容易にモールドするために、スペ
ーサ手段230は、一般に、フロア208から円形窪み
壁211の高さ全体分延びている。スペーサ手段230
の目的は、円形窪み壁211とディスクの外周縁の間の
ギャップを低減し、トレイがその側面またはそのコーナ
に沿ってジャーされるとき、窪み壁211とディスクの
外周縁のコンタクトは、パンチではなく、プッシュの形
態である。これと、ローゼット壁とディスク開口の周縁
の間に小さな空間を共に提供することにより、トレイの
ジャーリングに由来するローゼットの損傷の可能性を著
しく低減する。この目的を達成するために、スペーサ手
段230は、円形窪み壁211の周囲の間隔を置いた位
置に配置することが好ましい。しかし、例えば、壁21
8、224、および222、224の交差によって画定
されるトレイのコーナに対向し、壁224の沿った円形
窪み壁211上など、タブ42、142の前部である円
形窪み壁211の弧の部分に沿って、スペーサ手段23
0をより局所的に配置することによって、同様の結果を
達成することができる。
【0030】しかし、トレイの壁と円形窪みの壁の間
に、強化リブを提供することによって、トレイの壁から
ディスクへ衝撃が伝送することを抑制することが有用で
あることもわかっている。図11で最も明瞭にわかるよ
うに、トレイ壁コーナと円形窪み壁211の間で画定さ
れた一般に3角形の区域のそれぞれの下側に沿って、お
よびトレイ壁の中央部分と円形窪み壁211の間の空間
において、トレイ壁と円形窪み壁211の間で1つまた
は複数の一般に径方向を向いた、または内側を向いたリ
ブ300を使用する。特に交差しているトレイ壁間のト
レイのコーナにおいて、トレイの下側に沿ってクロス・
リブ302を提供することによって、追加の強度を獲得
することができる。
【0031】本発明を、その特有の実施形態について説
明してきたが、添付の請求項で定義した以外の構成また
は設計の詳細に対し、何ら限定は意図されていないこと
を理解されたい。 [図面の簡単な説明]
【図1】本発明による改良型ローゼットの一実施形態の
斜視図である。
【図2】図1の改良型ローゼットの平面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って取った断面図である。
【図4】図1の改良型ローゼットの下面の斜視図であ
る。
【図5】本発明による改良型ローゼットの他の実施形態
の平面図である。
【図6】本発明による改良型ローゼットのさらに他の実
施形態の斜視図である。
【図7】図6の改良型ローゼットの下面の斜視図であ
る。
【図8】図6の改良型ローゼットの平面図である。
【図9】図8の線9−9に沿って取った断面図である。
【図10】本発明による改良型ローゼットを含む改良型
トレーの斜視図である。
【図11】図10の改良型トレーの下面の斜視図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−73756(JP,U) 実開 昭63−142075(JP,U) 登録実用新案3035495(JP,U) 登録実用新案3046440(JP,U) 米国特許5685427(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/57 G11B 23/03 601

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央開口を有するディスク状エレメント
    を固定するためのディスク保持部材であって、前記部材
    は、 a)ほぼ円筒状の側壁を有し、平面基部から上向きに突
    出し、前記円筒状側壁に対して概して平行に延びる中心
    軸を有する隆起円形ハブを有し、 b)前記ハブは、第1および第2側壁をそれぞれ有する
    第1および第2直立環状部分を含み、これらの側壁は共
    にほぼ円筒状のハブ側壁を画定し、前記第1環状部分は
    前記円形ハブの周辺範囲の少なくとも180°を含み、
    前記第2環状部分は前記ハブの360°周辺範囲の残り
    をほぼ含み、 c)前記環状部分の各々は、前記環状部分側壁の外側直
    径の先に外向きの突き出た少なくとも1つの半径方向に
    延びるリムを含み、 d)前記部材は、前記第2環状部分が半径方向内向きお
    よび下向きに旋回して、弾性的にその旋回しない位置に
    戻ることができるように、前記第2環状部分を前記基部
    の上に支持するための手段を含み、 e)前記部材は、前記第2環状部分から前記基部の上に
    片持ちばり状に突き出て、前記中心軸に向かって半径方
    向内向きに延びるタブ手段を含み、 f)前記ディスク保持部材の上に取り付けたディスク状
    エレメントは、前記タブ手段に対して一方向に指圧を加
    えて前記タブ手段の自由端を前記基部に向かって下向き
    に動かすことによって、前記保持部材から片手で除去す
    ることができ、前記タブ手段の動きは前記第2環状部分
    を半径方向に内向きおよび下向きに旋回させて、ディス
    クの中央開口が前記の半径方向に延びるリムの上を上向
    きに滑動できるようにし、前記のディスク状エレメント
    は前記の半径方向に延びるリムとの係合から解放され
    る、 ディスク保持部材。
  2. 【請求項2】 前記第1環状部分が、これから突き出て
    周辺方向に離間した3つのリムを含む請求項1に記載の
    ディスク保持部材。
  3. 【請求項3】 前記第1環状部分が、前記円形ハブの周
    辺範囲の180°〜315°を含む請求項1に記載のデ
    ィスク保持部材。
  4. 【請求項4】 前記第2環状部分の旋回運動を可能にす
    るために、前記基部において第1および第2環状部分の
    間に形成されて、基部から概して半径方向外向きに延び
    る少なくとも2つの細長いスリットを含む請求項1に記
    載のディスク保持部材。
  5. 【請求項5】 2つの細長いスリットが前記基部に形成
    され、前記スリットは概して前記第2環状部分の端部近
    くから半径方向外向きに延びている請求項4に記載のデ
    ィスク保持部材。
  6. 【請求項6】 前記タブ手段が、前記第2環状部分から
    片持ちばり状に突き出て半径方向内向きに延びる細長い
    アームを含み、前記アームはこの自由端の近くに加圧区
    域を含む請求項1に記載のディスク保持部材。
  7. 【請求項7】 前記アームが少なくとも、加圧区域が前
    記中心軸に少なくとも心合わせされるのに十分な半径方
    向長さを有する請求項6に記載のディスク保持部材。
  8. 【請求項8】 前記アームが前記第2環状部分の周辺長
    に沿って支持されている請求項6に記載のディスク保持
    部材。
  9. 【請求項9】 前記アームの下側に一体に形成されたリ
    ブをさらに含む請求項6に記載のディスク保持部材。
  10. 【請求項10】 前記リブが、前記第2環状部分の側壁
    から、前記アームの長さより短い距離だけ前記アームの
    下側に沿って半径方向内向きに延びる請求項9に記載の
    ディスク保持部材。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2側壁がほぼ円筒状
    の側壁である請求項1に記載のディスク保持部材。
  12. 【請求項12】 前記第2環状部分が、前記第2環状部
    分の円筒状側壁が前記第1環状部分の円筒状側壁の半径
    方向外向きに位置するように、前記中心軸から半径方向
    に外れている請求項11に記載のディスク保持部材。
  13. 【請求項13】 前記ディスク状エレメントが前記ディ
    スク保持部材の上に取り付けられると、前記エレメント
    を前記基部の上に支持し、前記エレメントが前記の半径
    方向に延びるリムとの係合から解放されると、前記ディ
    スク状エレメントを前記ディスク保持部材から離れるよ
    うに駆使するために配置された弾性排出手段をさらに含
    む請求項1に記載のディスク保持部材。
  14. 【請求項14】 前記弾性排出手段が複数の弾性アーム
    を含み、前記アームは前記基部から片持ちばり状に突き
    出ており、前記エレメントが前記ディスク保持部材の上
    に取り付けられると、延びて前記ディスク状エレメント
    の下側に接触する請求項13に記載のディスク保持部
    材。
  15. 【請求項15】 前記複数の弾性アームが少なくとも2
    つのそのようなアームからなる請求項14に記載のディ
    スク保持部材。
  16. 【請求項16】 前記の少なくとも2つのアームが前記
    基部上の周辺部に等間隔で離間している請求項17に記
    載のディスク保持部材。
  17. 【請求項17】 前記第1環状部分が、これから突き出
    て周辺に離間した2つのリムを含む請求項1に記載のデ
    ィスク保持部材。
  18. 【請求項18】 前記第1側壁が前記中心軸に対して直
    角な平面内で概してC字形をしており、その自由端の各
    々において垂直高さが減った部分を含む請求項1に記載
    のディスク保持部材。
  19. 【請求項19】 前記の垂直高さが減った部分が、前記
    第1側壁の自由端から、前記自由端に最も近接する半径
    方向に延びるリムを含む前記第1側壁の部分にまで延び
    ているが、これを含まない請求項18に記載のディスク
    保持部材。
  20. 【請求項20】 前記第1環状部分の前記側壁がほぼ円
    筒状であり、前記第2環状部分は環状頂壁および前記頂
    壁と前記基部との間に延びる側壁を含み、前記第2環状
    部分の側壁は少なくとも一対の離間した脚を含む請求項
    1に記載のディスク保持部材。
  21. 【請求項21】 前記第2環状部分上の前記の少なくと
    も1つの半径方向に延びるリムは、前記頂壁から外向き
    に突き出ており、前記タブ手段は前記頂壁から片持ちば
    り状に突き出ている請求項20に記載のディスク保持部
    材。
  22. 【請求項22】 前記基部において、前記タブ手段の背
    後にある前記ディスク状エレメントの外周縁の円弧長に
    沿って位置する少なくとも1つの指穴をさらに含む請求
    項1に記載のディスク保持部材
  23. 【請求項23】 前記基部において前記ディスク状エレ
    メントを中にぴったり受け入れるために適した寸法を有
    する円形くぼみと、前記くぼみの床とを含み、前記くぼ
    みの上には前記ディスク状エレメントが前記隆起円形ハ
    ブの上に支持され、前記円形くぼみはその周りに前記基
    部の隆起部分を画定し、前記基部の前記隆起部分と共に
    前記くぼみを囲む垂直周辺壁を画定し、前記垂直周辺壁
    は前記ディスク状エレメントの外周縁に密接して位置す
    請求項1に記載のディスク保持部材
  24. 【請求項24】 前記ディスク状エレメントの外周縁と
    前記垂直周辺壁との間の隙間を減らすために、前記くぼ
    み内で前記垂直周辺壁に沿って周辺に離間し、前記垂直
    周辺壁から半径方向内向きに延びる複数の周辺に延びる
    スペーサ手段をさらに含む請求項23に記載のディスク
    保持部材
  25. 【請求項25】 前記くぼみと連絡して、前記タブ手段
    の背後にある前記ディスク状エレメントの前記垂直周辺
    壁の円弧長に沿って位置する、前記基部の上り部分にお
    ける少なくとも1つの指穴をさらに含む請求項23に記
    載のディスク保持部材
  26. 【請求項26】 各指穴と前記基部の隣接床に細長いく
    ぼみをさらに含む請求項25に記載のディスク保持部
  27. 【請求項27】 前記基部が懸架側壁を含み、前記側壁
    と垂直周辺壁との間で前記基部の前記円形ハブが取り付
    けられている側とは反対側に沿って延びるリブ手段を含
    請求項23に記載のディスク保持部材
JP2001521633A 1999-09-08 2000-09-08 ディスク形状要素を保持するための解放タブを有するローゼット Expired - Fee Related JP3516670B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/391,525 1999-09-08
US09/391,525 US6123192A (en) 1999-09-08 1999-09-08 Rosette with release tab for holding disc shaped elements
PCT/US2000/024564 WO2001017879A1 (en) 1999-09-08 2000-09-08 Disc rosette with release tab

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003508322A JP2003508322A (ja) 2003-03-04
JP3516670B2 true JP3516670B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=23546955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001521633A Expired - Fee Related JP3516670B2 (ja) 1999-09-08 2000-09-08 ディスク形状要素を保持するための解放タブを有するローゼット

Country Status (11)

Country Link
US (2) US6123192A (ja)
EP (1) EP1137582B8 (ja)
JP (1) JP3516670B2 (ja)
CN (1) CN1149167C (ja)
AT (1) ATE295606T1 (ja)
AU (1) AU7122300A (ja)
CA (1) CA2350042C (ja)
DE (2) DE60020073T2 (ja)
HK (1) HK1045292B (ja)
MX (1) MXPA01004606A (ja)
WO (1) WO2001017879A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6123192A (en) * 1999-09-08 2000-09-26 Lakewood Industries, Inc. Rosette with release tab for holding disc shaped elements
US6561347B1 (en) 1999-11-02 2003-05-13 Autronic Plastics, Inc. Case and lock with improved disc protection
JP3496627B2 (ja) * 2000-05-30 2004-02-16 日本ビクター株式会社 ディスク収納ケース
TW472773U (en) * 2000-06-19 2002-01-11 Cmc Magnetics Corp CD cassette
GB0024496D0 (en) 2000-10-05 2000-11-22 Pettigrew Michael New compact disc case
JP3874722B2 (ja) * 2000-10-11 2007-01-31 デュボアス・リミテッド 改良ディスクホルダ
US6464073B1 (en) * 2000-11-13 2002-10-15 Triple Keen Industrial Ltd. Compact disc holder
WO2002066342A1 (en) 2001-02-20 2002-08-29 Nexpak Corporation Storage container for recorded media
JP3701880B2 (ja) * 2001-05-01 2005-10-05 実 田島 ディスク保持装置
US6805238B2 (en) 2001-07-27 2004-10-19 Cammy Magnetech Company, Ltd. Apparatus for holding a media storage disk
US6779659B2 (en) * 2001-11-30 2004-08-24 Nexpak Corporation Hub for holding disc-shaped item of recorded media
FR2841033B1 (fr) * 2002-06-14 2006-07-21 Moulage Ind De Perseigne Mip Dispositif de maintien pour disque numerique a verrouillage
US6681930B1 (en) * 2002-07-24 2004-01-27 Yuan Tang Yang Multimedia storage case
US7028835B1 (en) 2002-11-07 2006-04-18 Rock-Tenn Shared Services, Llc Disk packaging
US8054194B2 (en) 2003-02-10 2011-11-08 Autronic Plastics, Inc. System and method for verifying a security status of a lockable container
US7108129B2 (en) * 2003-10-10 2006-09-19 Enxnet, Inc. Optical disk storage case with blocking tongue
NL1026482C2 (nl) * 2004-06-01 2005-12-05 Fountain Tech Bv Verpakking voor informatiedragers.
DE102005007116B3 (de) * 2005-02-16 2006-07-06 Gerhard Conze Kg Speicherschale für flächigen Gegenstand
US20070158218A1 (en) * 2006-01-12 2007-07-12 Hsun-Cheng Chan Disc box structure
US7721883B2 (en) * 2006-07-10 2010-05-25 Finest Products Limited Disk protective enclosure
US7721882B2 (en) * 2006-08-18 2010-05-25 Finest Products Limited Disk protective enclosure
US20080041742A1 (en) * 2006-08-18 2008-02-21 Finest Products Limited Security Disk Protective Enclosure
US20080202957A1 (en) * 2007-02-27 2008-08-28 Mark Lacko Paperboard CD or DVD tray with paper hub
US10477936B2 (en) * 2014-06-10 2019-11-19 Vanessa Bernadette Doff Integrated, manicure-pedicure station apparatus and method
US9985122B2 (en) * 2015-05-19 2018-05-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Semiconductor structures
US10577165B2 (en) * 2017-09-25 2020-03-03 SEE Forming L.L.C. Key retention system for product packaging
US11155381B1 (en) 2018-10-08 2021-10-26 SEE Forming L.L.C. Joinable thermoform product packaging

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3035495U (ja) 1996-09-05 1997-03-18 株式会社ダイコー コンパクトディスクの収納ケース
US5685427A (en) 1996-05-03 1997-11-11 Ultrapac, Inc. Holder for removably supporting a compact disk
JP3046440U (ja) 1997-08-22 1998-03-10 明和アペックス株式会社 円盤状記録媒体保持トレー

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712313Y2 (ja) * 1987-04-02 1995-03-22 信越ポリマ−株式会社 コンパクトデイスクトレ−のデイスク係止構造
US5251750A (en) * 1992-04-22 1993-10-12 Paul J. Gelardi Molded CD tray and pop up rosette therefor
EP0648369B1 (de) * 1993-04-29 1998-07-29 Deja-Accessoires GmbH Aufbewahrungskassette für cd-platten
NO179848C (no) * 1993-12-22 1996-12-27 Dynoplast As Kassett for CD-plater og liknende objekter
GB2291640B (en) * 1994-11-03 1996-07-24 Dubois Plc Apparatus for holding a compact disk
US5651458A (en) * 1996-01-04 1997-07-29 Brosmith; Sean B. Compact disc storage device
DE69714034T2 (de) * 1996-04-30 2003-03-06 Dubois Ltd., Corby Cd-haltevorrichtung
US5896986A (en) * 1997-03-03 1999-04-27 Lakewood Industries, Inc. Rosette having radially deflectable finger ends for holding disc shaped elements
US5829582A (en) * 1997-03-24 1998-11-03 Ippolito; Peter M. Laser disk holder with one touch disk demounting
US6196384B1 (en) * 1998-04-01 2001-03-06 Alpha Enterprises, Inc. Storage container for recorded media
US5996788A (en) * 1998-04-01 1999-12-07 Alpha Enterprises, Inc. Storage container for recorded media
US5944181A (en) * 1998-09-09 1999-08-31 Finest Industrial Co., Ltd. Disk protective enclosure
US6085900A (en) * 1999-02-24 2000-07-11 Concord Continental Ltd. Optical disc holder
US5988375A (en) * 1999-03-26 1999-11-23 Snyr Yih Metallic Co., Ltd. Disc box structure
US6123192A (en) * 1999-09-08 2000-09-26 Lakewood Industries, Inc. Rosette with release tab for holding disc shaped elements

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5685427A (en) 1996-05-03 1997-11-11 Ultrapac, Inc. Holder for removably supporting a compact disk
JP3035495U (ja) 1996-09-05 1997-03-18 株式会社ダイコー コンパクトディスクの収納ケース
JP3046440U (ja) 1997-08-22 1998-03-10 明和アペックス株式会社 円盤状記録媒体保持トレー

Also Published As

Publication number Publication date
DE1137582T1 (de) 2003-05-28
JP2003508322A (ja) 2003-03-04
MXPA01004606A (es) 2002-09-18
DE60020073D1 (de) 2005-06-16
AU7122300A (en) 2001-04-10
CA2350042A1 (en) 2001-03-15
CA2350042C (en) 2006-03-14
ATE295606T1 (de) 2005-05-15
HK1045292B (zh) 2005-03-04
US6123192A (en) 2000-09-26
CN1336894A (zh) 2002-02-20
EP1137582B8 (en) 2005-11-09
EP1137582A4 (en) 2003-07-23
DE60020073T2 (de) 2006-03-16
CN1149167C (zh) 2004-05-12
EP1137582A1 (en) 2001-10-04
US6523685B1 (en) 2003-02-25
HK1045292A1 (en) 2002-11-22
WO2001017879A1 (en) 2001-03-15
EP1137582B1 (en) 2005-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516670B2 (ja) ディスク形状要素を保持するための解放タブを有するローゼット
US5896986A (en) Rosette having radially deflectable finger ends for holding disc shaped elements
EP1144274B1 (en) Storage container for recorded media
EP0789914B2 (en) Apparatus for holding a compact disk
EP1170748B1 (en) Apparatus for holding a compact disk
EP1361989B1 (en) Storage container for recorded media
US6772882B2 (en) Disc storage container
WO2002068294A1 (en) Cd jewel case
US6464073B1 (en) Compact disc holder
US6997311B2 (en) Storage container for disc-shaped items of recorded media
US6779659B2 (en) Hub for holding disc-shaped item of recorded media
US6651811B2 (en) Anti-pilferage device for optical disc holder
KR20040028764A (ko) 박형 콤팩트 디스크 홀더
US7708139B2 (en) Recording medium storage package having improved rosette
EP1165402B1 (en) Rosette having radially deflectable finger ends for holding disc shaped elements
AU723326B3 (en) Apparatus for holding a compact disk
US20040011684A1 (en) Compact disc container
AU722737B3 (en) Apparatus for holding a compact disk
JP3015661U (ja) ミニディスク用ラック
WO2006052987A2 (en) Disk retainer for package
US20060042974A1 (en) Storage device for CD's, DVD's, CD-ROM's and similar media

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3516670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees