JP3035495U - コンパクトディスクの収納ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、コンパクトディスク等の、ディ
スクを収納するケースで、ディスクを安定よく保持し、
しかも、ワンタッチで解除できる機構に関するものであ
る。 【構成】 収納ケース（１）の内面に、ディスク（７）
を固定するための突起（２）を設ける、突起（２）はデ
ィスク脱落防止の凸部（３）と弾性を得るためのバネ板
（４）で構成されている、その周囲に、ディスクの外縁
を、支える受けリブ（６）が設けられている、軽く小さ
いミニディスクを支える、クッション（５）を中心に近
く設けた。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、強い衝撃にも、固定保持されているディスクを、ワンタッチで 解除できる、コンパクトディスク等の、ディスク収納ケースに関するものである 。

これを、図面において説明すると、 （イ）一体成型した収納ケース（１）の内面に、ディスク（７）を固定す るための突起（２）を設ける。

（ロ）突起（２）は、同一の形に三分割されていて、その各にディスクが 抜け落ちないための凸部（３）を設ける。

（ハ）突起（２）を押した後必ず復帰するように、バネ板（４）を設ける （ニ）また、サイズの小さいミニディスク等の安定を良くするために、ク ッション（５）を設ける。

（ホ）コンパクトディスクの外周の縁を受ける、リブ（６）を設ける。

本考案はこのような構造であるから、ディスクを突起から抜こうと引張ると、 突起が外側に向かって広がるため、ディスクは益々堅く抜けにくくなる 半面、 図３のように指さき等で突起を押すと、付随する凸部とともに、突起は中心に向 かって径が小さくなるため、ディスクは浮上し解除される。

その、主因は、突起を押した際、ディスクは穴の縁が凸部で押され、同時に受 けリブに外周の縁があたるため、元に戻ろうする弾性が生じる、結果、ディスク は浮上し、突起をくぐり抜け固定は解除される。

また、ミニディスクのように、サイズの小さいディスクでも、クッションの、 上へ押上げる力が働いて、固定と解除が可能となる。

以上のように、収納ケースへのディスクの着脱は簡単で、確実で安定した保持 力が得られるだけでなく、単純化した構造と、一体成形による生産加工は、製品 コストや金型コストの軽減につながり、結果、堅牢で扱い易い、安価な製品を市 場に提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜図

【図２】本考案のディスクを固定収納した断面図

【図３】本考案のディスクを解除する時の説明断面図

【図４】本考案のディスク解除後を示す断面図

【符号の説明】

（１）はディスク収納ケース （２）はディスク固定突起 （３）はディスク脱落防止凸部 （４）は突起付きバネ （５）はクッション （６）はディスク受けリブ （７）はコンパクトディスク

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスクを確実に固定保持し、ワンタッ
   チで解除できる、一体成型による収納ケース。