JP3516139B2 - エンターテイメントシステム - Google Patents

エンターテイメントシステム

Info

Publication number
JP3516139B2
JP3516139B2 JP2000376387A JP2000376387A JP3516139B2 JP 3516139 B2 JP3516139 B2 JP 3516139B2 JP 2000376387 A JP2000376387 A JP 2000376387A JP 2000376387 A JP2000376387 A JP 2000376387A JP 3516139 B2 JP3516139 B2 JP 3516139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
video
program
user
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000376387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002177641A (ja
Inventor
宏行 長洲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to JP2000376387A priority Critical patent/JP3516139B2/ja
Publication of JP2002177641A publication Critical patent/JP2002177641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516139B2 publication Critical patent/JP3516139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビに表示され
るキャラクターとのコミュニケーションを楽しむエンタ
ーテイメントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビにキャラクターを表示し、
そのキャラクターをテレビ上で動作させるシステムとし
て、制御装置に設けられたコントローラ等を操作してテ
レビ2上に現れたキャラクターをオペレータの意思の通
りに動かすゲームシステムや、水槽の中を魚などが遊泳
している状態をテレビに表示させて餌をあげたり、水を
入れ替えたりする必要のないメンテナンスフリーの癒し
システムなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムはテレビに現れたキャラクターを制御装置に設
けられたコントローラ等を操作してオペレータの意思の
通りに動かすか、使用者の意思には関係なく動作するも
のなどで、テレビに表示されるキャラクターが恰も意思
を持ってオペレータとの間にコミュニケーションをとっ
ているような動作態様をさせるものではなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、ユーザーが
テレビに表示されるキャラクターとのコミュニケーショ
ンを楽しむことができるエンターテイメントシステムを
提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るエンターテイメントシステムは、テレ
に映像信号及び音声信号を送信し、該テレビに動物や
ロボット、人形等のキャラクターの映像を表示させると
ともに該キャラクターの音声を出力させる、以下の要件
を備えることを特徴とする。 (イ)システム本体には、上記キャラクターの映像デー
タと音声データ及びキャラクターの動作態様とその動作
態様に対応する音声を制御する制御プログラムを記憶す
る記憶手段と、上記制御プログラムに従って上記記憶手
段から読み出した映像データ及び音声データに基づいて
映像信号及び音声信号を生成し上記テレビに送信する制
御手段とを備えること(ロ)上記テレビは電源のオン・オフやチャンネルの選
択、音量がシステム本体を介してリモートコントローラ
で制御され、該リモートコントローラの操作時には上記
制御手段は映像信号及び音声信号を生成し、生成した映
像信号及び音声信号を上記テレビに送信すること (ハ)上記システム本体には上記キャラクターに関する
情報や、ユーザーの個人情報などのシステム運用情報が
上記リモートコントローラによって入力され、入力され
たシステム運用情報は上記記憶手段に記憶されること (ニ)上記システム本体には、上記制御プログラムから
所定の処理ルーチンを所定の条件に従って上記制御手段
に選択させる条件設定手段が設けられていること (ホ)上記制御手段は上記選択された処理ルーチンを上
記システム運用情報にしたがって映像信号及び音声信号
を生成し、生成した映像信号及び音声信号を上記テレビ
に送信すること
【0006】 そして、前記制御手段は前記リモートコン
トローラから入力されるテレビのチャンネルコードを認
識し、認識したチャンネルコードを前記記憶手段に記憶
させるとともに、チャンネルコードの入力をトリガにし
て前記制御プログラムの処理ルーチンを選択するように
してもよい。
【0007】 なお、前記制御手段は前記受信部が受信し
たチャンネルコードと、タイマー機能及びカレンダー機
能とから、チャンネル別、時間別 曜日別に集計をし、
その集計結果からテレビ番組がいかなるジャンルの番組
であるかを判断してユーザーの番組嗜好を決定し、前記
キャラクターの性格や態度に反映させるようにしてもか
まわない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るエンターテ
イメントシステムの基本的な構成の一例を示すもので、
このエンターテイメントシステムはシステム本体1に
続されたテレビ2に動物やロボット、人形等のキャラク
ターの映像aを表示させるとともに、表示されたキャラ
クターaの音声をスピーカから出力させるものであっ
て、システム本体1には、図2のブロック図に示すよう
に、上記キャラクターの映像データ、音声データ及びシ
ステム全体を制御する制御プログラムを記憶する記憶手
段3と、上記制御プログラムに従って上記記憶手段3か
ら読み出した映像データ及び音声データに基づいて映像
信号処理部4及び音声信号処理部5に映像信号及び音声
信号を生成させて上記テレビ2に送信させるとともにシ
ステム全体を制御する制御手段6と、リモートコントロ
ーラ(以下、リモコンという)7とを備えている。
【0009】 制御手段6であるCPUにはバスライン1
0を介して、キャラクターの映像データ、音声データ及
びキャラクターの動作態様とその動作態様に対応する音
声を制御する制御プログラムを記憶する記憶手段3であ
るメモリと、テレビ2に送信する映像信号を生成する映
像信号処理部4と、音声信号を生成する音声信号処理部
5とが接続され、映像信号処理部4と音声信号処理部5
とは出力部11を介して接続用ケーブル(AVケーブ
ル)12に映像信号と音声信号とを出力するようになっ
ている。
【0010】 そして、バスライン10には、条件設定手
段であるタイマー機能とカレンダー機能とを有するタイ
マー部13と、音、光、赤外線等の外的刺激を検出する
センサ14の検出信号をデジタル信号に変換するアナロ
グ/デジタル変換部15が接続されるとともに、外部記
憶装置であるROMカートリッジ16を接続するための
カートリッジI/F17が接続され、このカートリッジ
I/F17にはカートリッジ接続用コネクタ18が接続
されている。
【0011】 さらに、上記バスライン10には、受信部
20が接続されている。この受信部20は、リモコン
の発信する赤外線信号を受信する赤外線受光部21が受
信した赤外線信号を制御信号に変換するもので、制御信
号からリモコン7の各種操作ボタンのボタン信号やチャ
ンネルコード信号を抽出し、ボタン信号に応じてプログ
ラムの進行を制御したり、チャンネルコード信号に対応
してタイマー部の日付・時間情報を入手し、チャンネル
コードとともに日付・時間データをメモリ3上のデータ
ベースに格納される。このデータベースは適宜に閲覧さ
れ、閲覧したデータからチャンネル別、時間別、曜日別
に集計がなされ、その集計結果から所有者の番組嗜好
(例えば、チャンネル1で夜10:00であればNHK
ニュースが好き、チャンネル12で木曜の夜9:00で
あれば木曜映画劇場が好きなど)が判断できるようにな
っている。
【0012】 なお、上記タイマー部13が予め設定され
た日時や、時間経過に基づいて処理プログラムへの割り
込みを発生すると、この割り込みに基づいて上記CPU
6は、タイマー処理ルーチン(例えば、3月3日になれ
ばひな祭りの映像(キャラクターがお雛様)と音楽(ひ
な祭り)、12月24日になればクリスマスの映像(キ
ャラクターがサンタクロース)と音楽(ジングルベル)
をテレビ2に出力させる)を実行するようになってい
る。
【0013】 また、上記CPU6は検出手段であるセン
サ14の検出信号による割り込みが発生すると、この割
り込みに基づいて上記CPU6は、センサ処理ルーチン
を実行するようになっている。
【0014】 さらに、上記CPU6は音声を認識する音
声認識部(条件設定手段)22を備え、マイク23に入
力された音声が予め設定されている音声であると音声認
識部22が認識した時に割り込みを発生し、この割り込
みに基づいて上記CPU6は、音声認識処理ルーチンを
実行するようになっている。
【0015】 次に、エンターテイメントシステムの作動
態様の一例を、図3〜図6のフローチャート図で説明す
る。
【0016】 リモコン7の電源ONボタン30を押す
と、システム本体1とテレビ2との電源が自動的に入
り、初期設定が済んでいればステップST6に進み、初
期設定されていなければ、ステップST3に進んで、テ
レビ2に初期設定画面が表示されるので、システム運用
情報であるユーザーの個人情報を入力する。この個人情
報はシステムを運用していく上で適宜に利用されるもの
で、ユーザーの名前、年齢、性別、生年月日、家族(続
柄)、住所、記念日などである。文字入力に関しては画
面上に文字テーブル(数字、アルファベットを含む)が
表示されるのでリモコン7のカーソルボタン31の上下
左右を押圧して文字を順次選択して文字列を画面上に作
成し、カーソルボタン31の中央を押圧することによっ
て作成した文字列がそれぞれ確定された情報としてメモ
リ3に格納される。全ての個人情報の入力が完了する
と、ステップST4に進んで、画面上にキャラクターが
表示され、このキャラクターのニックネームを登録す
る。個人情報のときと同様に文字テーブルが表示される
のでリモコン7のカーソルボタン31で文字を選択して
ニックネームの文字列を作成し、カーソルボタン31を
押すことによって作成したニックネームが確定しメモリ
3に格納され、キャラクターが音声で自分のニックネー
ムを言う(例えば、私は「タロウ」です)ことにより、
ユーザーは個人情報が登録されたことを音声で確認する
ことができ、初期設定が終了し、ステップST5に進み
電源がOFFされなければ更にステップST6に進む。
【0017】 ステップST6では、スタートアップ画面
が表示される。ここでは、メモリ3に記憶されている個
人情報やタイマー部13のタイマー機能及びカレンダー
機能に基づいて、当日がどのような日(時間、季節、記
念日、行事日等)であるかが判断され、例えば結婚記念
日であれば、画面上に表示されたキャラクターが「結婚
XX周年、オメデトー」、12月24日であれば「メリ
ークリスマス」、特定な日でなければ季節や時間によっ
て「夏だねー」「オハヨー」等の音声が適宜に出力され
る。ここでリモコン7のテレビボタン32が押されれ
ば、テレビゾーンにおけるテレビオンエアモード、お役
立ちモードに進み、プレイボタン33が押されれば世話
ゾーンにおけるキャラクターとの対話モード、キャラク
ターの世話実行モードへとそれぞれ進む。
【0018】 また、テレビボタン32、プレイボタン3
3を操作しないで放置すればステップST12のサービ
スモード処理に進むことになる。
【0019】 オンエアモード(ステップST8)では、
リモコン7でチャンネルボタン35を押してチャンネル
を選択すれば、選択したチャンネルがオンエアされる。
チャンネルボタン35を押してチャンネルを選択した
り、音量ボタン36を押して音量を調整したりする時に
は、その都度キャラクターが画面上に現われ、合いの手
の音声(例えば「ハイッ」、「おっ、8チャンネルかい
!」、「ウホホーイ」等)が出力され、中間期(本発明
ではシステムスタートから5日間経過したときを中間期
と設定)になりユーザーとキャラクターの新密度が高ま
り、上述の初期時の音声に加えて合いの手の音声がユー
ザーの名前を入れて呼びかけるようになる(例えば、
「ハーイ、ヒロシくん」等)。
【0020】 そして、完結期(本発明では中間期から5
日間経過したときを完結期と設定)になりユーザーとキ
ャラクターの新密度がさらに高まると、操作毎にキャラ
クターが喋る言葉が増え(例えば、ユーザーの名前を入
れた歌を歌う、ユーザーの名前を呼んで先週見たチャン
ネルを「今日も9:00から8チャンネル見る?」、キ
ャラクターがユーザーとの親密さがさらに深まったこと
を表現するようになる。
【0021】 お役立ちモード(ステップST9)では、
時刻報知、アラーム、基本バイオリズム、お気に入り登
録等の機能が一覧で表示されるので適宜の機能をカーソ
ルボタン31で選択する。時刻報知を選択し時刻報知を
設定すると、設定を解除するまで時間が変わるたびにキ
ャラクターが画面上に現れて報知音(例えば「ピッ、ピ
ッ、ピー」と口笛音)を出力する。アラーム機能を選択
して時間を設定すると設定した時間を経過するとアラー
ム音を音声(例えば、インスタントのラーメンにお湯を
注いで3分に設定した場合、「できあがったよー」等)
で出力する。キャラクターとユーザーの親密度が高くな
ると、アラーム音はユーザーの名前を呼んで時間がきた
ことを知らせる(例えば、「おーいヒロシ、もう時間だ
ぞー」等)。
【0022】 お気に入り登録を選択すると、通常のテレ
ビリモコンと同様に、番組の予約操作ができる。画面
(図7(a)参照)の指示に従って番組の予約を行なう
と(ステップST100)、図7(b)に示すように、
画面にはジャンルメニュー(例えば、ホームドラマ、時
代劇、歌番組、プロ野球など)が表示されるので(ステ
ップST101)、メニューの中から予約した番組が属
すると思われるジャンルにカーソルボタン31を操作し
てカーソルを移動し、確定するジャンルにカーソルを移
動させたらカーソルボタン31を押す。カーソルボタン
31が押されると予約完了表示画面(図7(c)参照)
が表示され、お気に入り登録が完了する(ステップST
102)。
【0023】 お気に入り登録をした番組の開始時間直前
になるとテレビ予約割り込みが発生し(ステップST1
03)、テレビ2の電源がOFFであれば、ステップS
T105に進みテレビ2の電源を自動的にONして、図
7(d)に示すように、番組開始表示画面が出力され
(ステップST106)、表示されたキャラクターが音
声(例えば、ハーイ始まるよ〜!)を出力し、テレビ2
の電源がONであれば、ステップST107に進んで、
番組開始表示画面が出力され(図7(e)参照)、表示
されたキャラクターが音声(例えば、チャンネル変える
よ〜!)を出力した後、ステップST108に進んで予
約した番組がオンエアされる(図7(f)参照)。そし
て、番組が終了する時間になると(ステップST10
9)、ステップST110に進んで、番組終了表示画面
が出力されるが、この画面に表示されるキャラクター
は、お気に入り登録で定義したジャンルに対応する表情
のキャラクターに変化し、キャラクターに対応した音声
(例えば、予約した番組のジャンルが時代劇に定義され
ている場合は、キャラクターは図7(g)に示すよう
に、侍の顔に表示され、音声は「これにて番組は終了で
ござる」)が出力され、オンエアが終了する。
【0024】 お世話ゾーンに進んだ場合は、ステップS
T10で、対話モードでユーザーとキャラクターとの対
話から、ユーザーに対するキャラクターの理解度、尊敬
度を変化させるもので、プロフィール細部チェックで
は、ユーザーの容姿や趣味を入力することによりユーザ
ーに対するキャラクターの理解度パラメータが変化し、
言葉遊びでは雑学クイズや、早口言葉等からユーザーに
対するキャラクターの尊敬度パラメータが変化する。ま
た、実行モード(ステップST11)ではキャラクター
に対するグルーミングやイタズラなどによって新密度パ
ラメータが変化する。
【0025】 各種パラメータの数値が向上すると、キャ
ラクターのユーザーに対する言葉遣いが変化する。例え
ば、初期段階ではユーザーを呼び捨てにしていたキャラ
クターの態度が変化し、言葉使いが態度の変化に従って
変わってくる。例えば、ユーザーの名前に敬称(さん、
ちゃん)を付ける。語尾に「です」「ます」を付けるよ
うになり、親近感のある呼びかけ(例えば「ねーヒロシ
くん、遊ぼうよ」等)をするようになる。
【0026】 また、対話モードの時間と実行モードの時
間とから成長度のパラメータがアップするようになる。
【0027】 そして、スタートアップ表示画面でリモコ
ンを何も操作しなければ、上述したように、ステップS
T12のサービスモード処理に入る。このサービスモー
ド処理では放置時間が設定時間経過すると、モードカウ
ンターがカウントアップされ、モードカウンターのカウ
ント値に対応したキャラクターの表情が、図8(a)〜
(f)に示すように、順次表示される(ステップST2
01〜204)。カウンターのカウント値が所定値にな
ると、ステップST205に進み、キャラクターは睡眠
状態になり(図8(g)参照)、よい夢を見ていれば、
ステップST206に進んで、図8(h)に示すよう
に、スクリーンセーバー上の画面に季節や時間帯により
変化するアニメーションが表示されるとともにBGM
(バックグラウンドミュージック)がリモコン7のボタ
ンが押されるまで出力される(ステップST207)。
【0028】 悪い夢を見ている場合は、ステップST2
08に進んで、図8(i)に示すように、スクリーンセ
ーバー上の画面にキャラクターが追いかけられているア
ニメーションが表示されBGM(バックグラウンドミュ
ージック)が出力され、リモコン7のボタンが押される
と(ステップST209)、ステップST210に進ん
で、悪夢から覚めユーザーに感謝する寝覚め画面が表示
され(図8(j)参照)、親密度パラメータが上昇し、
サービスモードが終了する。
【0029】 そして、ステップST13でエンディング
処理(本発明では、時間経過を監視して完結期から5日
間経過したときをエンディング処理時期と設定)をする
かどうか判断し、エンディング処理に入らなければステ
ップST7に戻り、エンディング処理に入った場合は現
在のキャラクターは卒業することになるが、お世話ゾー
ンにおける各種パラメータが所定値に達していれば、ス
テップST14のグッドエンディング処理で、新しいキ
ャラクターが登場し、旧キャラクターとの引継ぎが行な
われる。このとき初期設定における個人情報は新キャラ
クターに引き継がれるので、ステップST4に戻ってキ
ャラクターの新しい名前の設定をして、新たなキャラク
ターとのコミュニケーションを始めることができる。各
種パラメータが所定値に達していなければ、ステップS
T15のバッドエンディング処理で、図8(a)に示す
ようなドロップアウト系の表情のキャラクターが現われ
不良言葉で捨て台詞を残して画面から消えたり、図8
(b)に示すようなクラッシュ系の表情のキャラクター
が現われ無茶苦茶な言葉で捨て台詞を残して画面から消
え、新しいキャラクターが登場することになるが新しく
登場するキャラクターは以前のキャラクターと引継ぎを
行なっていないので個人情報などは全て消去され、ステ
ップST3に戻り、ユーザーはユーザーの個人情報の入
力から実行、いわゆる初期設定から実行しなければなら
ない。
【0030】 上述のように、ユーザーの個人情報を入力
することにより、画面上に現われるキャラクターがユー
ザーの個人情報を認識した上で言葉を発しているように
見え、しかもテレビを見る時間帯や番組のジャンルから
キャラクターの性格や態度が変化し、単に画面に表示さ
れるキャラクターが決められた台詞を決められたパター
ンで喋るのではなく、恰もキャラクターが意志を持って
表情や台詞を変えているように見え、テレビというハー
ドウエアがユーザーとコミュニケーションを取るロボッ
トのような存在になり、テレビが放送局の番組をオンエ
アするだけの電気機器から意志を持ったロボットのよう
な機器に変身し、ユーザーにとって欠くことのできない
話し相手になりユーザーの心を癒すエンターテイメント
システムを構築することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のエンターテイメントシステムに
よれば、コントローラを操作してテレビの電源をONす
ると、カレンダー機能と個人情報とにより当日に関連し
た画像と音声とが出力される。また、コントローラを操
作してテレビのチャンネルを選択したり、音量ボタンを
押したりするたびに画面上にキャラクターが表示され、
表示されたキャラクターがおしゃべりするように音声が
出力されるので、テレビに映し出されたキャラクターが
意志をもって話し掛けてくるようで、テレビというハー
ドウエアがユーザーとコミュニケーションを取るロボッ
トのような存在になり、テレビが放送局の番組をオンエ
アするだけの電気機器から意志を持ったロボットのよう
な機器に変身し、ユーザーにとって欠くことのできない
話し相手になりユーザーの心を癒すエンターテイメント
システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンターテイメントシステムの構
成を示す斜視図
【図2】上記エンターテイメントシステムの一例を説明
するブロック図
【図3】上記システムの作動態様を説明するフローチャ
ート図
【図4】上記システムの作動態様を説明するフローチャ
ート図
【図5】上記システムの作動態様を説明するフローチャ
ート図
【図6】(a)〜(g)キャラクターの表情の一例を示
す説明図
【図7】(a)〜(j)キャラクターの表情の一例を示
す説明図
【図8】(a)(b)はキャラクターの表情の一例を示
す説明図
【符号の説明】
1 システム本体 2 テレビ 3 記憶手段(メモリ) 6 制御手段 7 リモートコントローラ A エンターテイメントシステム a キャラクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G10K 15/04 302 G10K 15/04 302F 302G G10L 13/00 H04N 5/00 A 15/00 5/44 Z 21/06 G10L 3/00 S H04N 5/00 551H 5/44 551G (56)参考文献 特開 平9−200638(JP,A) 特開 平9−200640(JP,A) 特開2001−189896(JP,A) 特開 平10−149271(JP,A) 特開2001−8126(JP,A) エージェントテクノロジー最前線,日 本,共立出版株式会社,2000年 7月25 日,p39〜40、65〜73、133〜134 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/24 A63F 13/00 - 13/12 G06T 13/00 G10K 15/04 G10L 13/00 G10L 15/00 G10L 21/06 H04N 5/00 H04N 5/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビに映像信号及び音声信号を送信
    し、該テレビに動物やロボット、人形等のキャラクター
    の映像を表示させるとともに該キャラクターの音声を出
    力させる、以下の要件を備えることを特徴とするエンタ
    ーテイメントシステム。 (イ)システム本体には、上記キャラクターの映像デー
    タと音声データ及びキャラクターの動作態様とその動作
    態様に対応する音声を制御する制御プログラムを記憶す
    る記憶手段と、上記制御プログラムに従って上記記憶手
    段から読み出した映像データ及び音声データに基づいて
    映像信号及び音声信号を生成し上記テレビに送信する制
    御手段とを備えること(ロ)上記テレビは電源のオン・オフやチャンネルの選
    択、音量がシステム本体を介してリモートコントローラ
    で制御され、該リモートコントローラの操作時には上記
    制御手段は映像信号及び音声信号を生成し、生成した映
    像信号及び音声信号を上記テレビに送信すること (ハ)上記システム本体には上記キャラクターに関する
    情報や、ユーザーの個人情報などのシステム運用情報が
    上記リモートコントローラによって入力され、入力され
    たシステム運用情報は上記記憶手段に記憶されること (ニ)上記システム本体には、上記制御プログラムから
    所定の処理ルーチンを所定の条件に従って上記制御手段
    に選択させる条件設定手段が設けられていること (ホ)上記制御手段は上記選択された処理ルーチンを上
    記システム運用情報にしたがって映像信号及び音声信号
    を生成し、生成した映像信号及び音声信号を上記テレビ
    に送信すること(ヘ)上記条件設定手段が、タイマー機能及びカレンダ
    ー機能であること
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記リモートコントロー
    から入力されるテレビのチャンネルコードを認識し、
    認識したチャンネルコードを前記記憶手段に記憶させる
    とともに、チャンネルコードの入力をトリガにして前記
    制御プログラムの処理ルーチンを選択する、請求項1記
    載のエンターテイメントシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記受信部が受信したチ
    ャンネルコードと、タイマー機能及びカレンダー機能と
    から、チャンネル別、時間別 曜日別に集計をし、その
    集計結果からテレビ番組がいかなるジャンルの番組であ
    るかを判断してユーザーの番組嗜好を決定し、前記キャ
    ラクターの性格や態度に反映させる、請求項1又は2記
    載のエンターテイメントシステム。
JP2000376387A 2000-12-11 2000-12-11 エンターテイメントシステム Expired - Fee Related JP3516139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376387A JP3516139B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 エンターテイメントシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376387A JP3516139B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 エンターテイメントシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002177641A JP2002177641A (ja) 2002-06-25
JP3516139B2 true JP3516139B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=18845252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000376387A Expired - Fee Related JP3516139B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 エンターテイメントシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3516139B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013202420A (ja) * 2013-06-04 2013-10-07 Konami Digital Entertainment Co Ltd サーバ装置、ゲームシステム、ゲーム制御方法及びプログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4340837B2 (ja) * 2002-09-10 2009-10-07 ソニー株式会社 画像形成装置および画像形成方法
KR100834747B1 (ko) * 2003-09-17 2008-06-05 삼성전자주식회사 디지털 텔레비전 시청자에게 아바타를 이용한 사용자인터페이스 제공방법 및 장치
JP5966121B2 (ja) * 2011-10-03 2016-08-10 株式会社ユピテル 運転支援システムおよび運転支援プログラム
JP5701249B2 (ja) * 2012-05-31 2015-04-15 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム制御装置、ゲーム制御方法、プログラム、ゲームシステム
JP2018055590A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 トヨタ自動車株式会社 情報提供システムおよび情報提供方法
JP6626489B2 (ja) * 2017-12-25 2019-12-25 株式会社カプコン ゲームプログラムおよびゲーム装置
JP7302989B2 (ja) 2019-03-08 2023-07-04 株式会社コロプラ ゲームプログラム、方法、および情報処理装置
JP6807611B2 (ja) * 2019-10-15 2021-01-06 株式会社ユピテル システム及びプログラム
CN113784184A (zh) * 2021-09-17 2021-12-10 屈乔贵 一种影音娱乐系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6216264B1 (en) * 1995-11-17 2001-04-10 Thomson Licensing S.A. Scheduler apparatus employing a gopher agent
US5867226A (en) * 1995-11-17 1999-02-02 Thomson Consumer Electronics, Inc. Scheduler employing a predictive agent for use in a television receiver
JPH10149271A (ja) * 1996-11-19 1998-06-02 D M L:Kk ユーザーインターフェースシステム
JP2001008126A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Victor Co Of Japan Ltd 予約受信可能な画像信号受信装置
US7188355B1 (en) * 1999-09-30 2007-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Television program recommendation system

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
エージェントテクノロジー最前線,日本,共立出版株式会社,2000年 7月25日,p39〜40、65〜73、133〜134

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013202420A (ja) * 2013-06-04 2013-10-07 Konami Digital Entertainment Co Ltd サーバ装置、ゲームシステム、ゲーム制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002177641A (ja) 2002-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5657380A (en) Interactive door answering and messaging device with speech synthesis
CN110634483B (zh) 人机交互方法、装置、电子设备及存储介质
JP3516139B2 (ja) エンターテイメントシステム
JP3644955B2 (ja) 会話装置、会話親機装置、会話子機装置、会話制御方法、および会話制御プログラム
JP3000999B1 (ja) 音声認識方法および音声認識装置ならびに音声認識処理プログラムを記録した記録媒体
CN111343473B (zh) 直播应用的数据处理方法、装置、电子设备及存储介质
CN101945205B (zh) 一种电视机编辑开机音乐的方法及可编辑开机音乐的电视机
JP2015176058A (ja) 電子機器、方法及びプログラム
CN111429917B (zh) 一种设备唤醒方法及终端设备
US20050008342A1 (en) Multimedia player having the function of varying displayed contents in the suspending mode
US20040008584A1 (en) Human-resembled clock capable of bilateral conversations through telecommunication, data supplying system for it, and internet business method for it
CN116132699A (zh) 直播互动的方法、计算机设备及存储介质
CN112188226B (zh) 直播处理方法、装置、设备及计算机可读存储介质
US4449829A (en) Speech synthesizer timepiece
CN110070848B (zh) 基于自带音响麦克风的线上k歌方法、系统及存储介质
JP3001000B1 (ja) 音声認識装置における連続単語認識方法および音声認識装置における連続単語認識処理プログラムを記録した記録媒体
US6967902B1 (en) Voice feedback timer system
JP3696869B2 (ja) コンテンツ提供システム
JP2000089780A (ja) 音声認識方法および音声認識装置
JP2003337591A (ja) 子守りシステム
US20080207175A1 (en) Communication notification setting method
JP2004164589A (ja) コンテンツ提供システム
WO1999015249A1 (en) Electronic game
JP3045169B2 (ja) 音声認識装置における連続単語認識方法および音声認識装置における連続単語認識処理プログラムを記録した記録媒体
JP2001333335A (ja) 映像情報機器

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040106

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees