JP3514769B2 - 光ファイバーの保持装置 - Google Patents

光ファイバーの保持装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバー或いは光ファイバーケーブ
ルの端部又は一部分を処理する分野に係わるものであっ
て、光ファイバーの端部側において露出するように被覆
を剥がした光ファイバーケーブルの端部が挿入される入
口開口と、光ファイバーが半径方向に自由に動けるよう
に固定剤に触れることなく導出される出口開口とを備え
た保持容器と、少なくとも部分的にケーブル被覆の端部
に挿入されている開脚体と、保持容器に装着されて光フ
ァイバーの一部分を固定する固定剤とを備えた保持装置
に関する。
【従来の技術】
このような保持装置は、例えば光ファイバーの端部を
電気光学モジュールに接続するために、或いは対応する
プラグコネクタと連結するために使用される。保持装置
は連結可能な端部部材として保護被覆により被覆された
光ファイバーを直接閉鎖し、或いは光ファイバーの端部
前の一部分を包囲し、その結果光ファイバーは保持装置
の両側にさらに延びる。いずれの場合にも保持装置は光
ファイバーが導出される、少なくとも1つの、以下出口
開口と称する貫通通路の出口端を有している。 米国特許第4984865号明細書から、光ファイバーの保
持装置で、光ファイバーがケーブル被覆端からロープ状
のひずみ取り部材(アラミド繊維)の端部と共に導出さ
れているものが公知である。この場合ケーブル被覆端は
熱可塑剤で満たされたプラグコネクタケースに導入され
ている。この公知の保持装置においては、光ファイバー
が熱可塑剤で完全に包囲され、保持部分の内部に固定さ
れて延びているから、光ファイバーの許容できない極小
さな曲げ半径が生ずることはない。 ドイツ特許第2722670号明細書から、分解可能なプラ
グコネクタの形の保持装置が公知である。この装置にお
いては連結すべき2つの光ファイバーがそれぞれその端
部範囲においてセンタリングインサートに貼り付けられ
ている。このセンタリングインサートは管の端部に嵌め
られ、この管は案内体として作用し、かつ対応する連結
相手と共に端面接触のため調整毛管中に挿入可能であ
る。 冒頭に挙げた型の公知の保持装置(ドイツ特許出願公
開第4303737号明細書)においては、それぞれ保護被覆
(バッファ)で被覆された2つの光ファイバー端部及び
ひずみ取り部材端部を露出するようにそのケーブル被覆
を端部側で剥がされたケーブル端部が保持容器の入口開
口に導入されている。ケーブル被覆端には、この被覆を
入口開口の幅を越えて広げる拡幅スリーブが挿入されて
いる。光ファイバーは入口開口から出口開口まで延びる
貫通通路を通り、半径方向に自由に運動可能に保持容器
から導出されている。保持容器は部分的に固定剤で満た
される。出口開口の近くの硬化した固定剤の表面(充填
レベル)は、保持装置が長手軸方向に縦型に配置される
場合、出口開口の下方に垂直方向に距離をおいて位置し
ている。 既に保持装置に装着されたケーブル端をその後の製造
或いは組み立てプロセスで不適切に或いは不注意に取り
扱うと、光ファイバーが固定剤の表面に対する比較的鋭
角の縁部を持つ接触線を越えて曲げられるという危険が
ある。この問題は使用される固定剤が光ファイバーにお
ける粘着効果と毛管力に基づいて上昇するような場合に
いっそうきびしくなる。即ち、実際には、被覆された光
ファイバーの断面よりごく僅か大きく設定された断面を
持つ貫通通路においては、固定剤が流動状態において毛
管作用により所望の充填レベル以上に望ましくなく高く
上昇し、これにより出口開口のすぐ下で光ファイバーに
接する鋭いエッジを形成することが示されている。その
臨界曲げ半径以下に曲がることによって光ファイバーは
回復不能に損傷されることがある。このような損傷は、
不都合なことに、保護被覆によって暫定的に覆い隠され
ており、最終チェック或いは使用して初めて検出される
ことがある。他方、充分な接着力を得ること、必要な固
定剤の量及びその硬化時間の点で貫通通路は比較的狭い
ことが望まれる。 この問題に対処するために、従来は製造及び組み立て
は特別に注意深く行われ、光ファイバーは一時的に適当
に構成された製造用の保持部に、少なくとも、付加され
た永続的な構造要素(例えば、別体の折り曲げ防止要
素)或いはガイドを備えた対応するケースが組み立てら
れるまでの間固定されねばならない。
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、それ故、固定剤を投入し硬化した
直後でも付加的な装置なしで、被覆された光ファイバー
を許容できない極小さな曲げ半径から確実に保護するこ
とを保証する保持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】 この課題は、この発明によれば、光ファイバーが露出
するように光ファイバーケーブルの端部の被覆を剥がし
た光ファイバーケーブルの端部が導入される入口開口及
び光ファイバーがその半径方向に自由に運動可能に固定
剤に触れることなく導出される出口開口を備えた保持容
器と、光ファイバーケーブルのケーブル被覆の端部によ
って囲まれる空間内に少なくとも部分的に挿入されてい
る開脚体と、保持容器内に装着され光ファイバーの一部
分を固定する固定剤とを備えた保持装置において、開脚
体が少なくとも部分的に貫通通路を形成し、この貫通通
路を介して、光ファイバーを密に包囲する第一の通路部
分に続き第一の通路部分より断面を広げられ出口開口に
連通する第二の通路部分が形成され、第二の通路部分の
断面は光ファイバー断面に関して第二の通路部分内にあ
る固定剤に毛管作用を生じないように設定されることに
より解決される。 第一の比較的狭い通路部分においては固定剤への毛管
力の作用は、固定剤がなお流動状である限り、光ファイ
バーを確実にかつその量を節約して固定することができ
るのに対し、貫通通路を目的のように広げることにより
第二の通路部分においては毛管作用を一定に制限するよ
うになる。これにより、好ましいことに、投入すべき固
定剤の量は、光ファイバーと第一の通路部分の壁との間
の比較的狭い間隙だけを満たせばよいので、著しく削減
される。この通路部分を広げることにより、他方ではな
お流動可能な固定剤が出口開口の方向に好ましくなくさ
らに流れること或いは上昇することが確実に阻止されて
いるから、固定剤の量は毛管効果を考慮することなくゆ
るく設定し、注入することができる。固定剤の量は、光
ファイバーが第二の通路部分において殆ど固定剤に触れ
ないように設定するのがよい。これにより光ファイバー
は広げられた通路部分の始まり部分において既に光ファ
イバーの半径方向の運動可能となり、出口開口の近く
の、光ファイバーの最後の固定点により定まる曲げ形状
が積極的に影響される。この通路の広がりにより固定点
と出口開口との間の距離を簡単に制御し、計画に合わせ
て調整することができる。 必要に応じて光ファイバーと接触する出口開口の縁部
或いはエッジを丸くすることと合わせて、製造及び組み
立てプロセス(強制的に曲げ過ぎることなく)の間に生
ずる光ファイバーの最大角度もしくは曲げ半径は自ずか
ら比較的僅かに保たれる。保持装置の長手軸と光ファイ
バーとの間の、強制作用なく自ずから最大生じる角度は
好ましくは45゜より小さい。 通路部分の特に好ましい断面積の関係は、第二の通路
部分が第一の通路部分のほぼ2倍の幅に広げられるとき
に生ずる。 毛管効果の特に定められた制御は、この発明の好まし
い構成によれば、第一の通路部分から第二の通路部分へ
の広がりが階段状に形成されるときに可能である。 この発明の好ましい構成によれば、開脚体がほぼ平行
な2つの部片を備え、それらが半径方向即ち開脚体の軸
線に直角の方向に外に向かってケースの縁部まで延びて
出口開口を制限する。開脚体の芯は保持容器と組み合わ
されてその部片により光ファイバー個別の出口開口を形
成し、その大きさ及び形状は最小の曲げ半径を下回るこ
とを確実に回避するような寸法とすることができる。 補足的な機能としてこの部片は、この発明の好ましい
構成によれば、開脚体の一定の位置及び捩じれ防止の作
用をする保持側の少なくとも1つの位置決め突起と共に
位置決め及び捻じれ防止を行う。 光ファイバーは、狭い通路部分が開脚体の軸方向の溝
によって形成されていることによって開脚体に沿って特
に正確に案内されるのがよい。 構造設計の点で、被覆を含めた光ファイバー直径と第
二の通路部分の幅及び広がり部と出口開口との間の距離
との比は凡そ1:2:5であることが特に有利であることが
実証されている。実際の試みでは被覆された光ファイバ
ーの直径が1mmであるとき広がり部と出口開口との間の
距離は少なくとも5mmであるのが特に好ましいことが示
されている。 少なくとも1つの被覆された光ファイバーの保持装置
は例えば次のように製造することができる。即ち、第一
の通路部分を備え、この部分が出口開口に至る第二の通
路部分に広がっている保持体が用意され、その出口開口
側に固定剤が広がり部に第一の通路部分に挿入された或
いは挿入されるべき光ファイバーの部分を固定するため
に投与され、その際第一の通路部分の幅は固定剤に光フ
ァイバーと第一の通路部分との間にある間隙を満たすの
に貢献する毛管力が及ぶように設定され、これに対して
第二の通路部分の幅は第二の通路部分にある固定剤が毛
管力が作用しないように設定され、光ファイバーがその
半径方向に自由に運動可能に固定剤に触れることなく丸
くなった縁部を備えた出口開口を通って導出されるよう
に固定剤が配量される。
【発明の実施の形態】
次にこの発明の実施例を図について詳細に説明する。
図はそれぞれ拡大して示すものであり、図1及び2はこ
の発明の保持装置を製造する方法の一例の説明図であ
り、図3及び4はこの発明による保持装置の部分断面図
である 先ず図1及び2により保持装置の1つの製造方法につ
いて説明する。保持装置は入口開口2と出口開口3とを
備えた保持体1を有し、これらの開口の間に貫通通路4
が光ファイバー5の一部分を収容するために延びてい
る。光ファイバー5は外側の保護被覆(「バッファ」)
6、内側の保護被覆(「コーティング」)7及び信号線
としての光ファイバー素線8からなり、その裸の端部9
は入口開口2を貫通している。使用例に応じて保持装置
は対応するプラグコネクタ部分を結合するための、或い
はモジュールケースに接続するためのプラグコネクタと
して形成され、それぞれ光ファイバー素線8の端部9は
保持装置により正確に位置決めかつ固定可能である。 貫通通路4は少なくとも2つの互いに相接する通路部
分10、11に分割されている。第一の部分10は狭く形成さ
れ、光ファイバー5の保護被覆6を、光ファイバーを挿
入し固定剤12を毛管現象により浸入させることができる
程度の僅かな間隙を残して包囲している。これに対して
第二の部分11はかなり広げられている。出口開口3から
投入された硬化性のモールド剤或いは固定剤12が入口開
口に近い狭い通路部分10及び広がり部14の範囲を包囲
し、光ファイバー5と通路部分10の内壁との間の間隙を
満たしている。特に、固定剤12は光ファイバーを挿入す
る前に投与されるのがよく、それにより光ファイバーを
挿入する際に固定剤は入口開口に近い前方の範囲15にも
達して内側の保護被覆7と光ファイバー素線8とを固定
する。 この製造方法の重要な側面は、貫通通路4が狭い通路
部分10から出口開口に近い第二の通路部分11に広げられ
ていることである。第二の通路部分11において光ファイ
バー5は固定剤12と触れることなく延びている。固定剤
12には通路部分11における広がり部14の後ろの出口開口
側では毛管力が作用しない。しかし粘着力により保護被
覆に沿って固定剤が出口開口方向に僅かに引っ張られ
る。貫通通路4は第二の通路部分11で特に第一の通路部
分10の幅wの少なくとも約2倍になるような幅Wに広げ
られているのがよい。これにより第二の通路部分11では
毛管作用が確実に回避され、その結果光ファイバー5が
第二の通路部分11で不所望に濡れたり固定されることが
確実に阻止される。これにより光ファイバー5は第二の
通路部分11では光ファイバーの半径方向に自由に動ける
ようになり、半径方向に動いた際に光ファイバー5もし
くはその外側の保護被膜6と固定剤12との間の出口開口
に近い接触位置18において光ファイバー素線8が折れ曲
がったりその最小曲げ半径23を下回ることが回避され
る。 光ファイバー5と接触する出口開口3の縁部20は丸め
られているので、光ファイバー5がその半径方向に動く
際に光ファイバー素線が最小曲げ半径を越えることは確
実に阻止される。(この場合光ファイバーが縁部20にお
いて入口2側に恣意的に強制的に折れ曲がることは考察
から除かれる)。貫通通路4の構成及び縁部20の湾曲形
成の作用が相まって、半径方向の運動性及び発生する曲
げ半径に対して臨界的な接触位置が制御されかつ予め設
定可能に出口開口3から充分な保持体内面側の距離22に
形成可能である。毛管効果を回避することによって接触
位置18は不所望に出口開口に近づくことはない。接触位
置18の位置は大きな公差をもって行われる固定剤の投与
量により調整可能である。 第一の通路部分10の幅wと第二の通路部分11の幅W及
び出口開口3と広がり部14との間の距離24との比はほぼ
1:2:5であるのがよい。 図3及び4は光ファイバーケーブルの端部の処理のた
めのこの発明による保持装置を示す。この保持装置は保
持容器30と開脚体31とを含み、これらが保持体32に補足
される形になっている。保持容器30内には光ファイバー
ケーブル34の端部33が挿入されている。光ファイバーケ
ーブルの端部はケーブル被覆35が剥がされており、これ
によりそれぞれ1つの個別の保護被覆36、37により包囲
された2つの光ファイバー40、42及びロープ状のひずみ
取り部材44(図4)(例えばアラミド繊維)の端部43が
剥き出しにされている。端部43及びケーブル被覆35の端
部は固定剤50で保持容器30の内部空間51において充填レ
ベル52までモールドされている。 ケーブル被覆35の端部内には開脚芯53を備えた開脚体
31が挿入され、その結果ケーブル被覆端が保持容器30の
入口開口54の幅以上に広げられ、これにより軸方向に抜
け止めされるようになっている。保持容器30の内部空間
51には入口開口近くに内側に向かって、保持容器の底部
まで高められたリブ56が設けられ、これによりケース内
部空間の内法幅が狭められている。この開脚体31と固定
剤50との共同作用によりケーブル被覆35の端部の支持が
補強され、保持容器30に対して回り止めされている。リ
ブ56はさらに入口開口54までモールド樹脂もしくは固定
剤が妨げられることなく流れるようにしている。保持容
器30はフランジ部58を備え、これにより保持装置はそれ
自体公知の方法(ドイツ特許出願公開第4303737号明細
書)で二重プラグケースにひずみ取り部材44によって引
っ張り荷重を吸収しながら回り止めされて取り付けられ
る。保持容器30及び開脚体31は、固定剤として光硬化性
物質の使用を可能とするように光透過性物質から構成す
るのがよい。 開脚体31は軸方向Aに延びる側面側の貫通溝60、61を
持っている。この溝60、61は保持容器30とケーブル被覆
35と関連して光ファイバー40、42のための貫通通路63の
それぞれ1つの第一の通路部分62を形成している。軸方
向溝60、61は各1つの広がり段部65を持っており、ここ
においてそれぞれの光ファイバー断面に適合した通路部
分62の幅w1がそれに続く第二の通路部分66の半径方向の
制限をしながら凡そ2倍の幅W1に広がっている。 開脚体31は各光ファイバーに対してそれぞれほぼ平行
な2つの部片70、71もしくは72を備えている(部片72に
平行して対向している部片は図面では見えていない)。
これらの部片は半径方向に外に向かって保持容器30の縁
部75を越えて延びている。光ファイバー40、42側の部片
縁部76、77、78はそれぞれ丸く形成されているので、光
ファイバーが鋭角に折れ曲がることはない。部片70、7
1、72は保持容器30の縁部75もしくは丸くなった縁部79
とで各光ファイバーに対して個別の出口開口80、81を形
成している。開脚体31の軸方向溝60はケーブル被覆35と
共に各光ファイバーに対してそれぞれ個別の入口開口8
4、85を定めている。 保持容器30はその縁部75に軸方向延長部に形成された
隆起部90、91を位置決め突起として備えている。この位
置決め突起90、91は開脚体の芯31を挿入する際部片(例
えば、70、71)の間に入り、これにより開脚体の芯31を
回り止めして位置決めしている。これによりケーブル被
覆35の捩じれ及び光ファイバー40、42の捩れが阻止され
る。取り扱いを容易にするために開脚体31は軸部96を有
し、この軸部96に沿って軸方向溝60、61が延びている。 広がり段部65において溝60を広げることによって、固
定剤50が軸方向Aに広がり部を越えて出口開口80、81に
向かって毛管効果により上昇することが阻止される。貫
通通路63の第二の通路部分66では充分な間隙によって固
定剤50には毛管力が作用しないからである。広がり段部
の下側の、光ファイバー、ひずみ取り部材及びケーブル
被覆を埋め込むための範囲を貫通する毛管作用は望まし
いのに対して、広がり段部の上側においては固定剤の光
ファイバーへの接触の形成が確実に阻止される。出口開
口80、81と広がり部もしくは充填レベルまでの距離aは
好ましくは幅w1の5倍に設定される。図4において示さ
れた、幅W1(図3)に対して直角の幅W2は幅W1に応じて
設定されるのがよい。 光ファイバー直径dを1mmで実際に実現する場合にお
いては、部片70、71の距離によって与えられる幅W1は好
ましくは2mmに設定される。幅w1は光ファイバー直径に
ほぼ等しく、従って約1mmに設定される。距離aは5mmで
ある。 固定剤としては、光により活性化する或いは光硬化性
の樹脂系が使用されるのが有利である。このような公知
の樹脂系(例えば、商品名カツィオボンド(KATIOBON
D)050として知られているデロ(DELO)社の光活性可能
樹脂系)はモールド剤を目的どおりに活性化することを
可能とする。これに代えて2成分エポキシ樹脂も使用で
きる。 [図面の簡単な説明]
【図1】 本発明の保持装置の製造に使用される方法の一例の説
明図である。
【図2】 本発明の保持装置の製造に使用される方法の一例の説
明図である。
【図3】 本発明の実施例の断面図である。
【図4】 本発明の実施例の断面図である。
【符号の説明】
30 保持容器 31 開脚体 32 保持体 33 光ファイバーケーブルの端部 34 光ファイバーケーブル 35 ケーブル被覆 40 光ファイバー 42 光ファイバー 43 光ファイバーの端部 44 ひずみ取り部材 50 固定剤 51 保持容器の内部空間 52 充填レベル 53 開脚芯 54 入口開口 56 リブ 60 貫通溝 61 貫通溝 62 第一の通路部分 63 貫通通路 65 広がり段部 66 第二の通路部分 70 部片 71 部片 72 部片 75 保持容器の縁部 76 部片縁部 77 部片縁部 78 部片縁部 79 縁部 80 出口開口 81 出口開口 84 入口開口 85 入口開口 90 位置決め突起 91 位置決め突起 96 軸部
フロントページの続き (56)参考文献 特表 平8−506190(JP,A) 特表 平9−502279(JP,A) 米国特許4699462(US,A) 米国特許4948222(US,A) 英国特許出願公開2046472(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバー(40)が露出するように光フ
    ァイバーケーブル(34)の端部の被覆を剥がした光ファ
    イバーケーブル(34)の端部(33)が導入される入口開
    口(54)及び光ファイバー(40)がその半径方向に自由
    に運動可能に固定剤に触れることなく導出される出口開
    口(80)を備えた保持容器(30)と、光ファイバーケー
    ブル(34)のケーブル被覆(35)の端部によって囲まれ
    る空間内に少なくとも部分的に挿入されている開脚体
    (31)と、保持容器(30)内に装着され光ファイバー
    (40)の一部分を固定する固定剤(50)とを備えた保持
    装置において、開脚体(31)が少なくとも部分的に貫通
    通路(63)を形成し、この貫通通路(63)を介して、光
    ファイバー(40)を密に包囲する第一の通路部分(62)
    に続き第一の通路部分(62)より断面を広げられ出口開
    口(80)に連通する第二の通路部分(66)が形成され、
    第二の通路部分(66)の断面は光ファイバー断面に関し
    て第二の通路部分(66)内にある固定剤(50)に毛管作
    用を生じないように設定されていることを特徴とする保
    持装置。
  2. 【請求項2】第二の通路部分(66)が第一の通路部分
    (62)のほぼ2倍の幅(w1)を有することを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】第一の通路部分(62)から第二の通路部分
    (66)への広がり部(65)が階段状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】開脚体(31)がほぼ平行な2つの部片(7
    0、71)を備え、これらの部片が出口開口(80)の内壁
    から保持容器(30)の縁部(75)まで延びていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の装
    置。
  5. 【請求項5】保持容器(30)が開脚体(31)の位置決め
    のための少なくとも1つの位置決め突起(91)を備えて
    いることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】開脚体(31)が操作用の軸部(96)を備え
    ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
    つに記載の装置。
  7. 【請求項7】第一の通路部分(62)が開脚体(31)の軸
    方向の溝(60、61)により形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか1つに記載の装置。
  8. 【請求項8】被覆を含む光ファイバーの直径(d)、第
    二の通路部分(66)の幅(W1)、第一の通路部分(62)
    から第二の通路部分(66)へ広がる広がり段部(65)と
    出口開口(80)との間の距離(a)の比がほぼ1:2:5で
    あることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つ
    に記載の装置。
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