JP3513607B2 - 生体電極用導電性組成物 - Google Patents

生体電極用導電性組成物

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JP3513607B2 JP17474995A JP17474995A JP3513607B2 JP 3513607 B2 JP3513607 B2 JP 3513607B2 JP 17474995 A JP17474995 A JP 17474995A JP 17474995 A JP17474995 A JP 17474995A JP 3513607 B2 JP3513607 B2 JP 3513607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体電極の装着時に
皮膚と電極素子の間に介在させる導電性組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生体電極とは銀や銀/塩化銀、カーボン
等で作られた電極素子と、この電極素子と皮膚の間を連
絡するなんらかの導電性組成物で構成されており、心電
図や筋電図等の生体電気現象を導出したり、生体に電気
的刺激を与える場合等に、体表面上に装着して用いられ
るものである。
【0003】人間の正常な皮膚の外層は角質と呼ばれる
層があり、様々な外的因子の侵入から生体を防御してい
る。皮膚は乾燥した外気に触れると角質層から水分が失
われたり、加齢とともに角質層中の含有水分が減少し、
電気的には角質層の抵抗が高くなる。また、皮膚表面は
平坦ではなく、凹凸があり、さらには湾曲しているなど
複雑な形状をしている。
【0004】このように角質層の水分が欠乏した皮膚表
面に電極素子を直接接触させると、電極素子と皮膚との
密着が阻害されやすく、有効な接触面積が減少するため
接触抵抗が増大し、さらに上記のように角質層の抵抗が
高くなっているため、全体の電気抵抗も高くなる。この
ため、導出した生体電気信号に雑音が混入しやすくな
り、記録が不安定になったり、ときには記録ができなく
なる等の障害が発生する。また、電極を介して体表面よ
り電気的刺激を与える場合はその接触面で高抵抗とな
り、電流密度が高くなり、やけどを起こす等生体に損傷
を与える原因となる。
【0005】これらの問題を解決するため、生体電極で
は一般に生体と電極素子間の皮膚抵抗を低減する目的で
液体状やゼリー状またはゲル状の導電性組成物が用いら
れている。これらの導電性組成物は、多量の水分やNa
Cl、KCl等の電解質を含有し、これらが皮膚外部か
ら皮膚角質層に吸収されることによって皮膚抵抗を減少
させるように作用する。しかしこれらの導電性組成物は
その成分特性により、それ自体では粘性は低く流動性が
あるため、電極素子と皮膚の間に長時間安定して保持さ
せることは難しい。そのため電極素子に導電性組成物を
維持させる格納スペースやスポンジ等の保持手段が必要
となる。さらには電極素子を体表面上に固定するために
粘着テープが必要となっている。しかし粘着テープが使
用されると電極素子の装着離脱が繰り返し行なわれた場
合、皮膚に機械的な損傷を与えることになる。
【0006】ICUやホルター心電図測定等で電極素子
がこのような導電性組成物を介して体表面に長時間装着
され使用されると、導電性組成物は体動や外部から圧迫
され、機械的負荷を受ける。このため導電性組成物が電
極素子の周囲へ漏れ、電極剥がれが生じたり、導電性組
成物の流出により電極素子と皮膚間の接触が不安定とな
り生体信号の記録が不可能になる。
【0007】またこのような導電性組成物は使用中に水
分が蒸発し、乾燥するため皮膚抵抗が高くなり、生体信
号の記録が不安定となる。また、導電性組成物から水分
が蒸発すると、導電性組成物中の塩素イオン濃度が高く
なり、皮膚刺激が発生する。さらには、これらの導電性
組成物は電極素子を取り除いても皮膚上に残留するため
皮膚のカブレの原因となる。
【0008】また、電極には繰り返し使用できる電極
と、1回使用した後廃棄するいわゆる使い捨ての電極が
ある。前者は使用直前に皮膚に導電性組成物を塗布し使
用するが、後者の多くは簡単に装着することができるよ
うにすでに電極に導電性組成物が充填、または組み込ま
れている。このため後者の電極は、使用直前まで導電性
組成物が乾燥しないような構造とすることや、製造後の
保管中に導電性組成物が乾燥しないように密閉包装する
ことが必要となる。従って、後者の電極はその使用、保
管を考慮すると全体に複雑な構造となる。
【0009】現在ではこれら液体状の導電性組成物の問
題を解決するものとして、流動性がなくソフトでしかも
粘着力のあるソリッドゲル状の導電性組成物があらわれ
てきた(例えば特公昭62−44933、特公昭63−
43646、特公昭63−59334、特公平2−32
892号公報参照)。ソリッドゲル状の導電性組成物は
それ自体に粘着力を持たせることができるため、液体状
の導電性組成物を用いた電極では必須であった固定用粘
着テープを省略できるので、生体電極に用いるには好都
合のものである。
【0010】しかし、この種のソリッドゲル状の導電性
組成物の最大の欠点は、電極と皮膚間のインピーダンス
を十分に低減させることができない点である。
【0011】このソリッドゲル状の導電性組成物におけ
る角質層のインピーダンス低減はそれ自身が有している
水分やKClやNaCl等の電解質を皮膚外部から角質
層中へ吸収させることにより行なわれている。一般にソ
リッドゲル中における水分には自由に動くことができる
自由水と自由に動くことができない結合水の2種類があ
る。角質層のインピーダンス低減に大きく働くのは自由
水であり、自由水の含有量が多いほどその効果がある。
しかし、この自由水の含有量を多くすると、ソリッドゲ
ル表面に水がしみだしたり、さらには粘着性を失う等ソ
リッドゲル特有の機能を失うことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のソリッドゲルに
は可塑剤として、グリセリンやプロピレングリコールな
どの多価アルコールが添加されている場合が多いが、こ
れらの可塑剤は非イオン性物質であるので導電性に関与
せず、導電性組成物自体の電気抵抗が高い原因になって
いる。
【0013】電気抵抗を下げるには、KClやNaCl
等の電解質を添加しさらに電解質の移動をスムーズにす
るために水分の添加も必要となってくる。しかし、電解
質の移動をスムーズにするため水分含有量を増加する
と、前記したごとく粘着力が失われて使用できなくな
る。さらに、体外から経皮的に過剰な水分や電解質を吸
収させるとカブレ等の皮膚障害が発生する。そのため水
分含有量には上限があり、十分に対皮膚インピーダンス
を低下させることができない。
【0014】本発明の目的は、水分量の増加あるいはK
ClやNaCl等の電解質にたよることなく、低刺激性
で角質層の含有水分量を増加させ、電極と皮膚間のイン
ピーダンスを低減することができる生体電極用導電性組
成物を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ゲル状の生体電極用導電性組成物であって、生体と電極
素子とを電気的および物理的に結ぶ機能を持ち、少なく
とも1.遊離基重合可能な不飽和化合物、2.可塑剤と
しての機能および皮膚の角質層の生理的保湿機能を補
助、増進させる機能を持つ保湿剤、3.重合開始剤、
4.架橋剤の各成分から組成され、前記保湿剤は、少な
くとも1重量%〜25重量%の尿素、1重量%〜50重
量%のピロリドンカルボン酸ソーダ、1重量%〜40重
量%の乳酸ソーダ、1重量%〜50重量%のピロリドン
カルボン酸カリ、1重量%〜50重量%の乳酸カリのい
ずれかであることを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1記載の生
体電極用導電性組成物において、不飽和化合物は、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、アク
リルアミド、メタクリルアミド、2−アクリルアミド−
2メチルプロパンスルホン酸、それらの塩などの重合
体、アクリル酸−ビニルピロリドン共重合体、酢酸ビニ
ル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−マレイン酸ジオク
チル共重合体のうちのいずれかであることを特徴とす
る。
【0017】
【0018】
【0019】請求項に係る発明は、請求項1または2
に記載の生体電極用導電性組成物において、重合開始剤
は、光による重合を開始させる光重合開始剤または熱に
よる重合を開始させる熱重合開始剤であることを特徴と
する。
【0020】請求項に係る発明は、請求項記載の生
体電極用導電性組成物において、光重合開始剤は、ベン
ジルジメチルケタル、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル
−フェニル−ケトン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル
−フェニル−ケトンとベンゾフェノンの共融混合物、2
−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−
モンフォリノプロパノン−1、2−ベンジル−2−ジメ
チルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタ
ノン−1、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−
1−フェニル−プロパン−1−オンと2.4.6−トリ
メチルベンゾイルジフェニル−フォスフィンオキサイド
の混合物、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
プロパン−1−オンとビスアシルフォスフィンオキサイ
ドの混合物、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−
フェニル]−2ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン
−1−オン、ビス(シクロペンタジエニル)−ビス
(2.6−ジフルオロ−3− (ピル−1−イル)チタ
ニウムのいずれかであることを特徴とする。
【0021】請求項に係る発明は、請求項記載の生
体電極用導電性組成物において、熱重合開始剤は、アゾ
ビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパ−オキシド、ラ
ウロイルパ−オキシド、メチルエチルケトンパ−オキシ
ド、シクロヘキサノンパ−オキシド、t−ブチルハイド
ロパ−オキシド、ジ−t−ブチルパ−オキシド、ジ−t
−アミルパ−オキシド、ジクミルパ−オキシド、t−ブ
チルパ−ベンゾエートのいずれかであることを特徴とす
る。
【0022】請求項に係る発明は、請求項1乃至
ずれかに記載の生体電極用導電性組成物において、架橋
剤はN−N’メチレンビスアクリルアミド、エチレング
リコールジメタアクリレート、ポリエチレングリコール
400ジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、1.3−ブタンジオールジアクリレート、1.
4−ブタンジオールジアクリレート、1.6−ヘキサン
ジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチ
ルグリコールジアクリル、トルメチロールプロパントル
アクリレート、ペンタエリスリトールトルアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレートのいずれかであ
ることを特徴とする。
【0023】請求項1に係る導電性組成物は、皮膚に接
触していると保湿剤が皮膚の角質層に作用して角質層の
生理的保湿機能を補助、増進させる。この導電性組成物
を介して電極素子が装着されていれば、電極素子と皮膚
間のインピーダンスは角質層にあらわれる水分のため低
下する。またこの組成物中の保湿剤は可塑剤の機能も有
している。従って本組成物を製造する際、可塑剤の添加
は不要である。さらにこの導電性組成物は、製造の際、
保湿剤の量が原因でゲル化が損なわれることはない。
【0024】請求項2に係る導電性組成物は、相互に重
合容易な不飽和化合物が成分であるので重合反応が容易
に行なわれる。
【0025】
【0026】
【0027】請求項に係る導電性組成物は、製造の
際、光または熱重合開始剤によって光または熱による重
合反応を開始する。
【0028】請求項に係る導電性組成物は、製造の
際、光による重合反応の開始が容易に行なわれる。
【0029】請求項に係る導電性組成物は、製造の
際、熱による重合反応の開始が容易に行なわれる。
【0030】請求項に係る導電性組成物は、製造の
際、架橋反応が容易に行なわれる。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態1; アクリル酸27.72重量%にN−
N’メチレンビスアクリルアミド0.14重量%、ベン
ジルジメチルケタル0.14重量%、乳酸カリ41重量
%、水13重量%、KOH18重量%を加え、均一に溶
解する。これをφ28mm、厚さ1.5mmのシリコン
型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯使用、出力4
50W、照射距離180mm)を用いて15秒間照射に
より架橋重合を行い、粘着性のあるソリッドゲル状の導
電性組成物を得る。
【0032】実施の形態2; アクリル酸25.78重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.11重
量%、ベンジルジメチルケタル0.11重量%、乳酸カ
リ45重量%、水13重量%、KOH16重量%を加
え、均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5m
mのシリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯
使用、出力450W、照射距離180mm)を用いて1
5秒間照射により架橋重合を行い、粘着性のあるソリッ
ドゲル状の導電性組成物を得る。
【0033】実施の形態3; アクリル酸35.7重量
%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.15重量
%、ベンジルジメチルケタル0.15重量%、尿素20
重量%、水22重量%、KOH22重量%を加え、均一
に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5mmのシリ
コン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯使用、出
力450W、照射距離180mm)を用いて15秒間照
射により架橋重合を行い、粘着性のあるソリッドゲル状
の導電性組成物を得る。
【0034】実施の形態4; アクリル酸21.82重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.09重
量%、ベンジルジメチルケタル0.09重量%、ピロリ
ドンカルボン酸(PCA)ソーダ52重量%、水13重
量%、KOH13重量%を加え、均一に溶解する。これ
をφ28mm、厚さ1.5mmのシリコン型に充填し、
紫外線照射装置(高圧水銀灯使用、出力450W、照射
距離180mm)を用いて15秒間照射により架橋重合
を行ったがゲル状にはならず、液体状の導電性組成物を
得る。
【0035】実施の形態5; アクリル酸21.82重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.09重
量%、ベンジルジメチルケタル0.09重量%、乳酸ソ
ーダ52重量%、水13重量%、KOH13重量%を加
え、均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5m
mのシリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯
使用、出力450W、照射距離180mm)を用いて1
5秒間照射により架橋重合を行ったがゲル状にはなら
ず、液体状の導電性組成物を得る。
【0036】実施の形態6; アクリル酸21.82重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.09重
量%、ベンジルジメチルケタル0.09重量%、ピロリ
ドンカルボン酸(PCA)カリ52重量%、水13重量
%、KOH13重量%を加え、均一に溶解する。これを
φ28mm、厚さ1.5mmのシリコン型に充填し、紫
外線照射装置(高圧水銀灯使用、出力450W、照射距
離180mm)を用いて15秒間照射により架橋重合を
行ったがゲル状にはならず、液体状の導電性組成物を得
る。
【0037】実施の形態7; アクリル酸21.82重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.09重
量%、ベンジルジメチルケタル0.09重量%、乳酸カ
リ52重量%、水13重量%、KOH13重量%を加
え、均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5m
mのシリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯
使用、出力450W、照射距離180mm)を用いて1
5秒間照射により架橋重合を行ったがゲル状にはなら
ず、液体状の導電性組成物を得る。
【0038】実施の形態8; アクリル酸29.72重
量%にN−N’メチレンビスアクリルアミド0.14重
量%、ベンジルジメチルケタル0.14重量%、乳酸カ
リ39重量%、水13重量%、KOH18重量%を加
え、均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5m
mのシリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯
使用、出力450W、照射距離180mm)を用いて1
5秒間照射により架橋重合を行い、粘着性のあるソリッ
ドゲル状の導電性組成物を得る。
【0039】比較例1; アクリル酸22重量%にN−
N’メチレンビスアクリルアミド0.09重量%、ベン
ジルジメチルケタル0.09重量%、グリセリン51.
82重量%、水13重量%、KOH13重量%を加え、
均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5mmの
シリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀灯使
用、出力450W、照射距離180mm)を用いて15
秒間照射により架橋重合を行い、粘着性のある導電性組
成物を得る。
【0040】比較例2; 水30重量%にNaOH8重
量%、酸性AMPS粉34重量%、プロピレングリコー
ル3重量%、希塩酸4重量%、グリセリン20.78重
量%、N−N’メチレンビスアクリルアミド0.04重
量%、2%ベンゾインエチルエーテル0.18重量%を
加え、均一に溶解する。これをφ28mm、厚さ1.5
mmのシリコン型に充填し、紫外線照射装置(高圧水銀
灯使用、出力450W、照射距離180mm)を用いて
15秒間照射により架橋重合を行い、粘着性のある導電
性組成物を得る。
【0041】図1に実施の形態1〜8、比較例1、2の
導電性組成物それぞれの組成とその特性を示す。特性の
欄において、ゲル化はこの種導電性組成物として適切な
ゲル状になっているか否かを意味し、適切なものには丸
印、そうでないものにはバツ印を付けている。室温重量
変化は、各組成物を室内に一定時間放置した場合におけ
る水分の蒸発の度合いを意味し、本例では24時間経過
後の重量%の変化を示す。対皮膚粘着力は、各導電性組
成物を20mmの短冊状にして(この特性試験のために
上記シリコン型とは異なるシリコン型を用いて厚さ1.
5mm、幅20mmの短冊状のものを製造する)皮膚に
貼着し、それを剥がす際に要する力を意味し、g/20
mmで示す。角質層水分量は、各導電性組成物を皮膚に
一定時間貼着した後剥がし、さらに一定時間経過後のそ
の水分含有量を意味し、コンダクタンス(単位はμS)
で示す。本例では1時間貼着した後剥がし、30分経過
後に測定した値である。対皮膚インピーダンスは、図4
に示すように電極素子2を各導電性組成物1を介して皮
膚に装着し電極の一部として使用した場合のインピーダ
ンス値である。本例では、周波数10Hzにおける値で
あり、kΩで示す。
【0042】図1によれば実施の形態1〜3および実施
の形態8は適度なゲル状であり、室内に放置しても水分
が蒸発することもなく、対皮膚粘着力は大きく、角質層
の水分量も多く、対皮膚インピーダンスは極めて小さ
い。特に実施の形態1〜2および実施の形態8はゲル化
を除く項目全てについて比較例1および2よりも優れた
特性を持つ。即ち保湿剤を含む組成物は、保湿剤を含ま
ない組成物に比べ生体電極用導電性組成物として非常に
適している。
【0043】図2は、保湿剤の重量%をどの程度とすれ
ば生体電極用導電性組成物として適切であるかを確認す
るため行った実験の結果である。試作品S1〜S15は
それぞれ図に示す重量%の各成分を用いて実施の形態1
〜8と同様にして作成したものである。これによると、
保湿剤が尿素である場合は1重量%〜25重量%、ピロ
リドンカルボン酸ソーダである場合は1重量%〜50重
量%、乳酸ソーダである場合は1重量%〜40重量%、
ピロリドンカルボン酸カリである場合は1重量%〜50
重量%、乳酸カリである場合は1重量%〜50重量%が
適切であることが判明した。各保湿剤の適切な重量%範
囲を上記のようにした理由は、その範囲以下の場合は保
湿剤を用いた効果は現れず、その範囲以上の場合は適切
なゲル化が得られないからである。
【0044】尚、上記各実施の形態、上記各試作品では
保湿剤は1種類としたが、これらの保湿剤を複数種組み
合わせたものであっても同様の作用、効果が得られる。
【0045】図1に示した実施の形態1〜8および図2
に示した試作品S1〜S15では不飽和化合物は、遊離
基重合可能な不飽和化合物であるアクリル酸としたが、
これに代えて同じく遊離基重合可能な不飽和化合物であ
るメタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、2−アクリルアミド−2メチ
ルプロパンスルホン酸、それらの塩などの重合体、アク
リル酸−ビニルピロリドン共重合体、酢酸ビニル−ピロ
リドン共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸
ビニル−マレイン酸ジオクチル共重合体のいずれかであ
っても同様の作用効果が得られる。
【0046】また同様に重合開始剤は、光による重合を
開始させる光重合開始剤のベンジルジメチルケタルとし
たが、これに代えて1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−
フェニル−ケトン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−
フェニル−ケトンとベンゾフェノンの共融混合物、2−
メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モ
ンフォリノプロパノン−1、2−ベンジル−2−ジメチ
ルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノ
ン−1、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−
プロパン−1−オンと2.4.6−トリメチルベンゾイ
ルジフェニル−フォスフィンオキサイドの混合物、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オンとビスアシルフォスフィンオキサイドの混合物、1
−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2
ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、ビ
ス(シクロペンタジエニル)−ビス(2.6−ジフルオ
ロ−3−(ピル−1−イル)チタニウムのいずれかであ
っても同様の作用効果が得られる。
【0047】また上記の例ではいずれも光による重合を
行わせて組成物を製造したが、熱による重合を行わせて
も組成物を製造できる。この場合の重合開始剤は、アゾ
ビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパ−オキシド、ラ
ウロイルパ−オキシド、メチルエチルケトンパ−オキシ
ド、シクロヘキサノンパ−オキシド、t−ブチルハイド
ロパ−オキシド、ジ−t−ブチルパ−オキシド、ジ−t
−アミルパ−オキシド、ジクミルパ−オキシド、t−ブ
チルパ−ベンゾエートのいずれであっても良い。このよ
うな重合により製造された組成物によっても光による重
合により製造された組成物と同様の作用効果が得られ
る。
【0048】また同様に架橋剤は遊離基重合可能な多感
応性不飽和材料であるN−N’メチレンビスアクリルア
ミドとしたが、これに代えて同じく遊離基重合可能な多
感応性不飽和材料であるエチレングリコールジメタアク
リレート、ポリエチレングリコール400ジアクリレー
ト、ジエチレングリコールジアクリレート、1.3−ブ
タンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペ
ンチルグリコールジアクリル、トルメチロールプロパン
トルアクリレート、ペンタエリスリトールトルアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレートのいずれかで
あっても同様の作用効果が得られる。
【0049】また同様に保湿剤は、可塑剤としての機
能、および皮膚インピーダンスを下げる機能を持つ乳酸
カリ、乳酸ソーダ、ピロリドンカルボン酸ソーダ、ピロ
リドンカルボン酸カリとした。しかし、これらの代わり
に乳酸、ピロリドンカルボン酸を添加しても同様の作用
効果がえられる。いずれを用いた場合であっても図5、
図6に示す如く添加後は同じ物質が存在することになる
からである。
【0050】尚、心室細動等の治療のため、心細動除去
装置が用いられるときがある。このような場合、心電図
も同時に記録して、その治療直後に効果を確認する必要
がある。しかし、この時使用している電極素子の材料や
導電性組成物により、心電図の記録が正確に行うことが
できない場合がある。この原因は、心細動除去装置を使
用した際に心電図用電極間に一部電流が流れ、分極電圧
が発生し、一時的に過大かつ急激な直流電圧の変化が起
こるためである。この問題を解決するためには電極素子
にAg/AgClやAgCl等の不分極電圧を使用する
必要がある。さらには、この不分極性の効果を引き出す
ためには、電極素子と接触する導電性組成物に電極素子
と共通イオンであるClイオンが含まれていなければな
らない。本導電性組成物においても、KClを含有させ
れば図3に示すように、分極電圧発生の低減には十分効
果があることがわかる。図3には実施の形態3の組成物
と、この実施の形態3の組成物を組成する成分全体に対
し、0.7重量%のKClを添加して得られる実施の形
態9の組成物にそれぞれ電流0.5μAを流したときに
生じる分極電圧を示している。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、保湿剤は可塑
剤としてグリセリン等の多価アルコールと同等な性能を
持つので、これらの可塑剤を添加する必要がなくなる。
【0052】さらに保湿剤が皮膚角質層に浸透すると、
保湿剤に組織中の水分が結合し、角質層全体の保湿性が
上昇する。これにより、外部から強制的に水分を吸収さ
せることなく皮膚角質層水分量を高めることができる。
そして角質層水分量が増えると角質層の電気抵抗が小さ
くなり、電極の対皮膚インピーダンスを低く抑えること
ができる。
【0053】また、このように保湿剤が対皮膚インピー
ダンスを小さくする機能を果たすので、この導電性組成
物の水分含有量を必要最小限まで抑えることができるた
め、粘着力も向上する。従って、本組成物によれば保存
中、あるいは使用中の水分の蒸発がなく、その蒸発防止
のための手段は全く不要となる、また本導電性組成物が
使用された場合、本導電性組成物からの水分の浸出によ
る粘着力の喪失、体外から経皮的に過剰な水分や電解質
を皮膚が吸収することによる皮膚障害の発生の問題も生
じることがない。
【0054】
【0055】さらに請求項1の発明によれば、ピロリド
ンカルボン酸ソーダ、ピロリドンカルボン酸カリ、乳酸
カリ、乳酸ソーダ等はイオン性物質であるので非イオン
性の多価アルコールを添加した場合と比較してNaCl
やKCl等の電解質を加えることなく導電性を高めるこ
とができる。また、本発明によれば、粘着性付与の機能
を持つ保湿剤が添加されるので、これにより、対皮膚粘
着力が向上する。またこの保湿剤の添加量を変えること
で容易に対皮膚粘着力をコントロールすることができ
る。この場合の保湿剤は、可塑剤として、電解質とし
て、角質水分量の増加剤としておよび粘着性付与剤とし
ての4つの機能を有しており、生体電極用導電性組成物
としては最適な素材である。また、この種の保湿剤は、
皮膚角質層にもともと存在する物質であるため、添加し
ても皮膚刺激性が生じる危険性が少ない。さらに保湿剤
をこのような重量%にしているので、製造物がゲル化の
範囲を逸脱しないという効果を有する。
【0056】請求項2の発明によれば、製造の際、重合
反応が容易に行なわれる。
【0057】請求項の発明によれば、製造時において
重合反応が効率良く行なわれるという効果を有する。
【0058】請求項の発明によれば、製造時において
光による重合反応が効率良く行なわれるという効果を有
する。
【0059】請求項の発明によれば、製造時において
熱による重合反応が効率良く行なわれるという効果を有
する。
【0060】請求項の発明によれば、製造時において
架橋反応が効率良く行なわれるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1〜8、比較例1、2の導電性組成
物それぞれの組成とその特性を示す図。
【図2】保湿剤の種類と各保湿剤が占める重量%を変え
て作成した試作品それぞれの組成とその特性を示す図。
【図3】電極間に生じる分極電圧を低減させるため含有
させるKClの重量%と分極電圧との関係を示す図。
【図4】導電性組成物が電極の一部として使用される例
を示す図。
【図5】保湿剤が塩の場合、その添加の前後における状
態を説明するための図。
【図6】保湿剤が酸の場合、その添加の前後における状
態を説明するための図。
【符号の説明】
1 導電性組成物 2 電極素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−181897(JP,A) 特開 昭62−11432(JP,A) 特開 平1−156384(JP,A) 特開 平4−193260(JP,A) 特開 昭61−179165(JP,A) 特開 平9−25383(JP,A) 特開 平5−207984(JP,A) 特開 平4−293951(JP,A) 特開 平3−258239(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/04 A61N 1/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体と電極素子とを電気的および物理的に
    結ぶ機能を持ち、少なくとも 1.遊離基重合可能な不飽和化合物 2.可塑剤としての機能および皮膚の角質層の生理的保
    湿機能を補助、増進させる機能を持つ保湿剤 3.重合開始剤 4.架橋剤の成分から組成され、前記保湿剤は、少なくとも1重量
    %〜25重量%の尿素、1重量%〜50重量%のピロリ
    ドンカルボン酸ソーダ、1重量%〜40重量%の乳酸ソ
    ーダ、1重量%〜50重量%のピロリドンカルボン酸カ
    リ、1重量%〜50重量%の乳酸カリのいずれかである
    ことを特徴とするゲル状の生体電極用導電性組成物。
  2. 【請求項2】不飽和化合物は、アクリル酸、メタクリル
    酸、クロトン酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタク
    リルアミド、2−アクリルアミド−2メチルプロパンス
    ルホン酸、それらの塩などの重合体、アクリル酸−ビニ
    ルピロリドン共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合
    体、酢酸ビニル−マレイン酸ジオクチル共重合体のうち
    のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の生体
    電極用導電性組成物。
  3. 【請求項3】重合開始剤は、光による重合を開始させる
    光重合開始剤または熱による重合を開始させる熱重合開
    始剤であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    生体電極用導電性組成物。
  4. 【請求項4】光重合開始剤は、ベンジルジメチルケタ
    ル、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケト
    ン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケト
    ンとベンゾフェノンの共融混合物、2−メチル−1−
    [4−(メチルチオ)フェニル]−2−モンフォリノプ
    ロパノン−1、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1
    −(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、2−
    ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1
    −オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−
    プロパン−1−オンと2.4.6−トリメチルベンゾイ
    ルジフェニル−フォスフィンオキサイドの混合物、2−
    ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
    オンとビスアシルフォスフィンオキサイドの混合物、1
    −[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2
    ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、ビ
    ス(シクロペンタジエニル)−ビス(2.6−ジフルオ
    ロ−3−(ピル−1−イル)チタニウムのいずれかであ
    ることを特徴とする請求項記載の生体電極用導電性組
    成物。
  5. 【請求項5】熱重合開始剤は、アゾビスイソブチロニト
    リル、ベンゾイルパ−オキシド、ラウロイルパ−オキシ
    ド、メチルエチルケトンパ−オキシド、シクロヘキサノ
    ンパ−オキシド、t−ブチルハイドロパ−オキシド、ジ
    −t−ブチルパ−オキシド、ジ−t−アミルパ−オキシ
    ド、ジクミルパ−オキシド、t−ブチルパ−ベンゾエー
    トのいずれかであることを特徴とする請求項記載の生
    体電極用導電性組成物。
  6. 【請求項6】架橋剤はN−N’メチレンビスアクリルア
    ミド、エチレングリコールジメタアクリレート、ポリエ
    チレングリコール400ジアクリレート、ジエチレング
    リコールジアクリレート、1.3−ブタンジオールジア
    クリレート、1.4−ブタンジオールジアクリレート、
    1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチ
    ルグリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エ
    ステルネオペンチルグリコールジアクリル、トルメチロ
    ールプロパントルアクリレート、ペンタエリスリトール
    トルアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
    リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート
    のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至いず
    れかに記載の生体電極用導電性組成物。
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