JP3513606B2 - Secamライン判別装置 - Google Patents

Secamライン判別装置

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JP3513606B2
JP3513606B2 JP01594495A JP1594495A JP3513606B2 JP 3513606 B2 JP3513606 B2 JP 3513606B2 JP 01594495 A JP01594495 A JP 01594495A JP 1594495 A JP1594495 A JP 1594495A JP 3513606 B2 JP3513606 B2 JP 3513606B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/06Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
    • H04N11/18Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined using simultaneous and sequential signals, e.g. SECAM-system
    • H04N11/183Encoding means therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/47Colour synchronisation for sequential signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSECAM方式カラーテ
レビジョン受信機におけるライン判別装置に関するもの
である。さらに、詳細に述べれば、ベルフィルタとタン
ク回路とを一体化してタンク回路を除去できる簡易なラ
イン判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SECAM方式のカラーテレビジョンで
は2つの色差信号が線順次に(交互に)それぞれ異なる
副搬送周波数でFM変調されて送られる。このSECA
M信号を処理するために、受信側では、搬送色信号を1
水平走査期間(1H)遅延させる遅延線と1H毎にその
極性が反転するスイッチ信号により動作するSECAM
スイッチ回路とにより、時間的に連続する2つの色差信
号(R−Y信号、B−Y信号)を取り出している。
【0003】従って、前記SECAMスイッチを駆動す
るスイッチ信号の位相は常に送信側と一致している必要
がある。SECAMカラーテレビジョン信号には上記ス
イッチ信号の位相制御に用いるための2つの判別信号を
用いて入力SECAM信号と位相同期がとれ時間的に連
続する2つの色差信号(R−Y信号、B−Y信号)を取
り出す回路が本発明のライン判別装置である。
【0004】第1の判別信号は垂直帰線期間の7〜15
H、320〜328Hの9ライン(9H)の間に送られ
てくる線順次信号でフィールドID(アイデンティフィ
ケーション)信号と呼び、DR信号に対応するラインで
はFR=4.756MHz、DB信号に対応するラインで
はFB=3.90MHzに変調されている。
【0005】第2の判別信号は、水平周期パルスのバッ
クポーチに挿入された色信号の無変調に相当する副搬送
周波数信号(fOR:4.40625MHz、fOB:4.
25MHz)である。
【0006】上記2種類の線順次判別信号が含まれるS
ECAMカラーテレビジョン信号を処理する受信処理装
置においては、上記第1及び第2の判別信号のいずれか
一方を利用したライン判別装置を具備することによって
SECAMカラーテレビジョン信号における正しい線順
次切換と、他のカラーテレビジョン信号、例えば、PA
Lカラーテレビジョン信号との判別が可能である。
【0007】図7に従来のライン判別装置を示す。1は
SECAM信号入力端子、2は色副搬送波の帯域を制限
するベル型フィルタである。4はFM検波器であり、5
は、FM検波器4を検波を行うために必要ななインダク
タンスL2、コンデンサC3、抵抗R2の並列共振回路
で構成されるタンク回路である。6は位相弁別器、7は
サンプリング回路、8は積分回路、9は比較器、10は
フリップフロップである。一方、3はSECAM色信号
処理回路、11はR−Y出力信号、B−Y出力信号を切
り換えるSECAMスイッチ、12はR−Y出力信号、
B−Y出力信号をオンオフするスイッチである。図8は
ベルフィルタの周波数特性を示す図である。図9はベル
フィルタの位相特性を示す図である。
【0008】まず、図7において、SECAM信号入力
端子に入力したSECAM信号の色信号処理について説
明する。入力端子1に入ったSECAM信号は、C1と
C2、R1、L1の並列共振回路からなるベルフィルタ
2に入力する。ベルフィルタ2は、色副搬送波の帯域を
制限し、帯域制限された色副搬送波を色信号処理回路3
に出力する。色信号処理回路3は、色副搬送波を復調
し、R−Y出力信号と、B−Y出力信号を交互に出力す
る。この、R−Y出力信号と、B−Y出力信号は、SE
CAMスイッチ11に入力し、端子20からの水平周期
パルスHに同期してフリップフロップ10から出力され
た信号によって、端子13または端子14にそれぞれ出
力される。
【0009】次に、従来のライン判別装置の動作を説明
する。ベルフィルタ2の出力は、色信号処理回路3に出
力されると同時に、FM検波器4にも出力される。FM
検波器4はタンク回路5を有し、図9に示すような検波
特性を有する。このベルフィルタ2およびタンク回路5
はインダクタンスLを含んでいるので、ICでこのLを
実現するには複雑な回路を必要とする。したがって、ベ
ルフィルタ2およびタンク回路5を共用できれば、回路
構成が非常に簡単になり、経済効果が大きい。このよう
にベルフィルタ2およびタンク回路5を共用させること
が本願発明の目的であり、本願発明の最も重要な課題で
あるが、この点は後で十分に述べることにし、まず、ラ
イン判別装置の動作説明を先に行う。
【0010】図10の信号(a)〜(g)は、通常のS
ECAM信号を受信した状態でかつフリップフロップの
位相が正しい状態で動作しているときの一連の動作波形
を示す図である。図9のような特性を有するFM検波器
4に図10の(a)のSECAM信号を加えると、FM
検波器4の出力には図10の(b)のような検波出力が
得られる。すなわち、色副搬送波fOR及びFRの期間の
検波出力VDは正極性、色副搬送波fOB及びFBの期間の
検波出力VDは負極性で検出される。
【0011】FM検波器4の出力(b)は位相弁別器6
に入力される。SECAM線順次SECAMスイッチ1
1が正しい動作をする正常出力のときは、フリップフロ
ップ10の正常出力によって、位相弁別器6は、1水平
同期期間H毎にFM検波器4の出力の極性を反転する。
すなわち、フリップフロップ10が図10の(h)に示
すような正常出力のときは、図10の(c)に示すよう
に、fOB、FB、及びDBの期間の負極性の信号は反転さ
れ、全てが正極性の信号となる。
【0012】位相弁別器6の出力cはサンプリング回路
7に加えられる。サンプリング回路は、ゲート端子20
に加えられる図10の(d)のゲートパルスによって、
位相弁別器の出力信号cをサンプリングする。このゲー
ト信号dは、水平帰線期間9Hおよび水平周期信号のバ
ックポーチに挿入される色信号の搬送波の期間の間だけ
論理値「1」となる信号である。サンプリング回路7の
出力は、図10の(f)に示され、ゲート端子20に加
えられるゲートパルスによって位相弁別器6の出力cを
抽出した出力である。サンプリング回路7の出力fは積
分回路8に入力される。
【0013】積分回路8は、サンプリング回路7の出力
信号fを積分し、図10の(g)に示すような直流電流
V1を出力する。この積分出力V1は比較器9によって
端子15および端子16に加えられる基準電圧Vk及び
Viとそれぞれ比較される。基準電圧Vkは積分V1が
これ以上低い場合はSECAM信号の色を消すようにす
るための基準電圧であり、基準電圧Viは積分V1がこ
れ以上低い場合はフリップフロップ10をリセットする
ための基準電圧である。信号kは、積分電圧V1と基準
電圧Vkとが比較され、積分電圧V1が基準電圧Vkよ
り低い時に、出力される信号であり、信号iは、積分電
圧V1と基準電圧Viとが比較され、積分電圧V1が基
準電圧Viよりも低い時に、出力される信号である。
【0014】信号kはスイッチ12に加えられ、積分V
1が基準電圧Vkよりも小さいときは、SECAM色信
号は信号kによってスイッチ12でカットされ端子13
または端子14に送出されない。これは、積分信号V1
のレベルが基準電圧Vkよりも低い場合は、送出される
SECAM色信号の色が不安定になるからこれを防止す
るためである。また、信号iはフリップフロップ10に
加えられ、積分V1が基準電圧Viよりも小さいときは
信号iによってフリップフロップをリセットする。これ
は、積分信号V1のレベルが基準電圧Viよりも低い場
合は、フリップフロップ10が正常位相で動作していな
いことを示しているので、フリップフロップをリセット
し、その動作を一時停止させ、その後、フリップフロッ
プ10を正常位相で動作させる必要があるからである。
【0015】フリップフロップ10が正常に動作してい
るときは、積分信号V1のレベルは基準電圧Vkおよび
Viのいずれよりも高いので信号kも信号iも出力され
ない。したがって、スイッチ12は動作しないので、S
ECAM色信号は通常のように端子13および端子14
に送出される。また、フリップフロップもリセットされ
ることなく、現在の位相の信号を出し続ける。
【0016】図11の信号(a)〜(h)は通常のSE
CAM信号を受信した場合において、図11の(h)に
示すように、フリップフロップが正常でない位相で動作
している一連の動作波形を示す図である。図11におい
て、信号(a)、(b)は図10と同じくそれぞれSE
CAM信号の入力波形およびFM検波器4の出力波形を
示す。図11の(c’)はフリップフロップの位相が正
しくない状態のSECAM信号の位相弁別器6の出力波
形を示す。図11の(c’)はフリップフロップの出力
が正のときは、bの出力をそのまま出力し、フリップフ
ロップの出力が負のときは、bの出力を反転して出力す
る。図10と図11のフリップフロップ出力は位相が反
転しているので、図11の(c’)は図10の(c)と
位相が反転することが分かる。この信号c’はサンプリ
ング回路7に入力され、ゲート信号dによって、位相弁
別器の出力信号c’は抽出される。したがって、サンプ
リング回路7の出力は図11の(f’)のようになり、
図10の(f)と逆位相の出力が現れることが分かる。
【0017】この出力(f’)を積分回路8に加えると
積分出力はV1’のような電圧となり比較器9の基準電
圧Vk及びViよりも小さくなる。このような積分出力
V1’の状態においては比較器9の信号k及び信号iに
よって、上述のように、スイッチ12はオフになり、フ
リップフロップ10は、リセットされる。信号kによ
り、スイッチ12がオフになるので、色信号処理回路3
からの色差信号は端子端子13、端子14に出力されな
い。また、信号iにより、フリップフロップ10の動作
は停止し、フリップフロップ10からの出力hは連続し
た「0」の信号のみが位相弁別器6に供給され、したが
って、位相弁別器6の出力には図11の(b)と同じ波
形が現れる。従って、サンプリング回路7の出力は、図
11の(f■)に示すように、信号bをゲート信号dで
抽出した信号となり、1H毎に極性の異なるサンプリン
グ出力が現れる。この出力f■は積分回路8でV1■な
る電圧となる。
【0018】この場合に、この積分電圧はVi<V1■
<Vkとなるようにそれぞれ基準電圧Vi及びVkが設
定してあるため、信号kは現れるが、信号iは現れなく
なる。信号iがなくなった時点から、フリップフロップ
は再び動作を開始し、その動作開始時点の位相における
信号hを位相弁別器に供給する。新たな位相の信号hで
位相弁別された信号c’は、さらに、サンプリング回路
7でサンプリングされ、積分回路8で積分され、その結
果V1’が比較器で比較され、その結果が基準信号Vk
を越えない場合は信号kを出力し、前と同様な動作を繰
り返し、このような動作がV1>Vk>Viを満足する
まで繰り返される。このような動作を繰り返すことによ
って、最終的にはフリップフロップの出力は図10のh
の示すような位相に、すなわち、位相弁別器6の出力が
図10の(c)の位相になるまで上述の動作が繰り返さ
れるので、結果的にフリップフロップの位相の修正が行
われる。
【0019】上述において、従来のFM検波器は、ベル
フィルタ2を通過したSECAM信号を検波するが、そ
の際にタンク回路5が必須の構成要素である。FM検波
器は、通常、ベルフィルタ2を通過したSECAM信号
と、このSECAM信号と90゜位相の異なる信号とを
乗算して出力を得る直交乗算器が使用される。ここで使
用されるタンク回路5は中心周波数f0’が4.33M
Hz(=(fOB+fOR)/2)となるLCRの並列回路
で構成される。このようなタンク回路5を用いたFM検
波器の位相特性は、図9に示されるように、中心周波数
0’(=4.33MHz)において、出力が0であ
り、その他の周波数においては、図9に示すようにs字
型の周波数−検波出力特性を有する。
【0020】すなわち、入力するSECAM色信号は色
副搬送波fOR(4.40625MHz)または色副搬送
波fOB(4.25MHz)であるので、色副搬送波fOR
のときは正の検波出力xが得られ、色副搬送波fOBのと
きは、負の検波出力yが得られる。このように、FM検
波器においては、タンク回路5は、中心周波数f0
(=4.33MHz)を中心にそれより周波数の高い色
副搬送波fOR(4.40625MHz)または周波数の
周波数の低い色副搬送波fOB(4.25MHz)を抽出
する必須の構成要素であるので、このタンク回路5を取
り除くことはできない。
【0021】一方、ベルフィルタ2はタンク回路5と同
様にLCRの並列回路によって構成されているが、その
中心周波数は、図8に示すようにSECAM信号の特性
からの要求である4.286MHzであり、タンク回路
5の中心周波数とは異なっている。従来は、このベルフ
ィルタ2とタンク回路5は個々に製造され、それぞれ単
一の動作をし、このベルフィルタ2とタンク回路5を共
用することはできなかった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述したタンク
回路5はインダクタンスL要素を有するので、集積回路
内に組み込むことは困難であり、通常は集積回路に設け
られた端子17を介して、外部に設けられたタンク回路
5と接続されていた。このために、ベルフィルタ2とタ
ンク回路5を両方とも必要としていた従来のベルフィル
タ2は、使用部品が多く、また、タンク回路用に端子1
7が必要であるという問題もあった。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願発明においては、ベルフィルタ2とタンク回
路5を共用する可変フィルタ回路を用いて、同様な構成
の2つのLCR並列回路を1つのLCR並列回路で構成
することによって構成の簡単なライン判別装置を提供す
るものである。さらに、その種々の具体的なLCR並列
回路を提供することを目的とする。
【0024】上記目的を達成するために、本発明におい
ては、ゲート信号が「1」の状態のときに、ベルフィル
タを介して入力したSECAM色信号は、タンク回路を
用いたFM検波器によって検波され、ゲート信号が
「0」のときには、色信号処理回路を介して、R−Y出
力信号またはB−Y出力信号として出力されるSECA
Mライン判別装置において:ベルフィルタとタンク回路
とを共用した可変フィルタ回路を備え、ゲート信号が
「1」のときはこの可変フィルタ回路はタンク回路とし
て動作し、ゲート信号が「0」のときは、この可変フィ
ルタ回路はベルフィルタとして動作するように構成され
る。
【0025】さらに、本発明においては、SECAM入
力信号端子に接続された可変フィルタ回路と、この可変
フィルタ回路の出力に接続された色信号処理回路および
FM検波器とを含み、前記可変フィルタ回路はゲート信
号によって共振周波数が切り換えられ、ゲート信号が
「0」の状態のとき、その共振周波数はベルフィルタの
中心周波数と同じ4.286MHzとなるように設定さ
れ、SECAM信号は色信号処理回路で復調され、ゲー
ト信号が「1」のときは、その共振周波数は副搬送周波
数fOR(4.40625MHz)と副搬送周波数f
OB(4.25MHz)の間の周波数となるように設定さ
れることにより、可変フィルタ回路はFM検波器に用い
られるタンク回路として動作する
【0026】さらに、本発明のSECAMライン判別装
置においては:前記可変フィルタ回路は、その入力vin
が第1のgm(相互コンダクタンス)可変アンプの反転
端子に接続され、その第1のgm可変アンプの出力は、
第2のgm可変アンプの反転端子に接続され、その第2
のgm可変アンプの出力はバッファの入力端子に接続さ
れ、そのバッファの出力端子は可変フィルタ回路の出力
端子30に接続され、第1のgm可変アンプの出力は、
コンデンサC4を介して接地され、およびコンデンサC
6を介してバッファの出力に接続され、第2のgm可変
アンプの出力はコンデンサC5を介して接地されおよび
第1のgm可変アンプの反転端子に接続され、および第
2のgm可変アンプの非反転端子は接地されるように構
成され、ゲート信号が「0」の状態のとき、その共振周
波数はベルフィルタの中心周波数と同じ4.286MH
zとなるように設定され、ゲート信号が「1」のとき
は、その共振周波数は副搬送周波数fOR(4.4062
5MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間
の周波数となるように設定される。
【0027】さらに、本発明のSECAMライン判別装
置においては:前記可変フィルタ回路は、その入力端子
はコンデンサC1の一端子に接続され、そのコンデンサ
C1の他の端子は出力端子およびインダクタンスL1と
L2の直列回路とコンデンサC2と抵抗Rの並列回路か
ら構成されるLCR並列共振回路に接続され、インダク
タンスL1とL2の接続点はトランジスタTR1に接続
され、ゲート信号が「0」の状態のとき、トランジスタ
TR1がオフであり、その共振周波数はベルフィルタの
中心周波数と同じ4.286MHzとなるように設定さ
れ、ゲート信号が「1」のときは、トランジスタTR1
がオンになり、インダクタンスL2をショートすること
によって、その共振周波数は副搬送周波数fOR(4.4
0625MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MH
z)の間の周波数となるように設定される。
【0028】さらに、本発明のSECAMライン判別装
置においては:前記可変フィルタ回路は、その入力端子
はコンデンサC1の一端子に接続され、そのコンデンサ
C1の他の端子は出力端子およびインダクタンスL1と
可変容量コンデンサC7と抵抗Rの並列回路から構成さ
れるLCR並列共振回路に接続され、ゲート信号が
「0」の状態のとき、可変容量C7の容量は、その共振
周波数がベルフィルタの中心周波数と同じ4.286M
Hzとなるように設定され、ゲート信号が「1」の状態
のときは、可変容量C7の容量が、その共振周波数が副
搬送周波数fOR(4.40625MHz)と副搬送周波
数fOB(4.25MHz)の間の周波数となるように設
定される。
【0029】さらに、本発明のSECAMライン判別装
置においては:前記のゲート信号が「1」のときの可変
フィルタ回路の共振周波数は、その平均値の4.33M
Hzに設定されるように構成される。
【0030】
【作用】本発明は、ベルフィルタとタンク回路とを共用
した可変フィルタ回路において、ゲート信号が「1」の
ときこの可変フィルタ回路はタンク回路として動作し、
ゲート信号が「0」のときは、この可変フィルタ回路は
ベルフィルタとして動作する。
【0031】また、本発明の可変フィルタ回路は、アク
チブ回路を用いた第1のgm可変アンプおよび第2のg
m可変アンプのgmをゲート信号の「1」、「0」の状
態の状態に応じて可変することによって、2つの共振周
波数(ベルフィルタの中心周波数:4.286MHz、
およびタンク回路5の中心共振周波数:fOR(4.40
625MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)
の間の周波数)を容易に得ることができる。
【0032】さらに、本発明の可変フィルタ回路は、ゲ
ート信号の「1」、「0」の状態の状態に応じて、LC
R並列共振回路を構成する2つのインダクタンスの接続
点を接地またはオープンするように制御することによっ
て2つの共振周波数を容易に得ることができる。
【0033】また、本発明の可変フィルタ回路は、ゲー
ト信号の「1」、「0」の状態の状態に応じて、LCR
並列共振回路を構成するコンデンサの容量を可変にする
ことによって2つの共振周波数を容易に得ることができ
る。
【0034】
【実施例】上述したように、本発明はベルフィルタとF
M検波用タンク回路の位相特性が同様であることに着目
し、ベルフィルタを中心周波数f0を可変できるフィル
タで構成することによって、ベルフィルタ2とFM検波
用タンク回路5と共用するものである。
【0035】実施例1 図1に本発明の一実施例を示す。図1において、50は
本発明における中心周波数f0を電気的、あるいは機械
的に切り換えることのできる可変フィルタである。ま
た、従来例の図7と同じ要素については同一符号をつ
け、説明を省略する。
【0036】次に図1を用いて本発明のライン判別装置
の動作を説明する。入力端子1から入力したSECAM
信号は可変フィルタ50に供給される。図2は本発明で
使用する可変フィルタ50の周波数特性を示す。可変フ
ィルタ50は、たとえば、その中心周波数が、ゲート端
子20から入力するゲートパルスが「1」の期間はfOB
とfORの加算平均周波数(f0’=4.33MHz)と
設定され、それ以外の期間である「0」のときにはベル
フィルタの中心周波数(f0=4.286MHz)とな
るように電気的あるいは機械的に制御される。したがっ
て、図2に示すように、可変フィルタ50の帯域制限特
性は周波数f0と周波数f0’のいずれかの位置でピーク
ができる2つの共振曲線33、34を有する。
【0037】可変フィルタ50の出力は色信号処理回路
3と、FM検波器4に入力される。以下、本発明の中心
課題である可変フィルタ50とFM検波器4について述
べる。FM検波器4は入力端子から入力した図10の入
力信号(a)と、可変フィルタ50の出力(m)を掛け
合わせてFM検波するように構成される。図3はFM検
波器の検波特性を示す。
【0038】可変フィルタ50は、ゲート端子20から
入力されるゲートパルスが「1」の期間には周波数f0
(=4,286MHz)で並列共振し、ゲート端子20
から入力されるゲートパルスが「0」の期間には周波数
0’(=4.33MHz)で並列共振するように設定
されるので、検波特性は図3に示すような2つのS字曲
線35、36で表わされる。しかしながら、実際には、
ゲート端子20から入力されるゲートパルス(d)が
「1」の期間、すなわち、副搬送周波数fOR(4.40
625MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)
が送出される期間のみ、可変フィルタ50はこれらの信
号fORとfOBをFM検波するので、曲線36のみがFM
検波に使用され、曲線35は実際には使用されない。
【0039】まず、ゲート端子20に入力されるゲート
パルスが「1」の期間には、FM検波器4は、周波数f
0’(=4.33MHz)のとき検波出力VDが0とな
り、色副搬送波f0B(4.25MHz)が入力するとき
は検波出力VDはxとなり、色副搬送波fOR(4.40
625MHz)が入力するときは、検波出力VDはyと
なる。ここでx=yとなるようにS字曲線を設定してお
けば、色副搬送波f0Bと色副搬送波fORのときで極性の
みが異なり振幅が同じ検波出力が得られる。
【0040】一方、ゲート端子20に入力されるゲート
パルスが「0」の期間、すなわち、FM検波器4が動作
する必要がない期間は、可変フィルタ50は中心周波数
0(=4.286MHz)を有するベルフィルタ2と
して動作する。すなわち、図8に示すベルフィルタの帯
域制限特性と同様になる。このように、本発明では、ゲ
ート端子20に入力されるゲートパルスが「1」の期間
には、FM検波器4を動作させ、ゲート端子20に入力
されるゲートパルスが「0」の期間には、可変フィルタ
50を通常のベルフィルタ2として動作させ、SECA
M信号を色信号処理回路3を介して端子13および端子
14に出力する。
【0041】実施例2 次に可変フィルタ50の一具体例を図4に示す。図4に
おいて、1は入力端子、20はゲート端子、21、22
はgm可変アンプ、C4、C5はコンデンサ、23はバ
ッファ、30は出力端子である。この回路においては、
ゲート端子20からのゲートパルスが「1」の期間と
「0」の期間で、gm可変アンプ21、22のgmを変
化させる。この可変アンプは、アクティブフィルタで構
成されるため、IC化は容易である。図4に示す可変フ
ィルタ50の伝達関数を(1)式に示す。
【0042】
【数1】
【0043】この式(1)において、出力voutの位相
が入力vinと90゜異なる条件は、(2)式で表わされ
る。すなわち、ゲートパルスが入力しないときは、この
(2)式で表わされる条件を満足するように可変アンプ
21、22を設計する。このときは、可変フィルタ50
の共振周波数はf0となり、図8のような帯域制限特性
を有する、ベルフィルタとして動作する。
【0044】
【数2】
【0045】一方、ゲートパルスがゲート端子20に入
力したときは、可変アンプ21、22のgmを、たとえ
ば、gm1に変化させることによって、共振周波数を
(3)式のようにf0’とすることができる。もちろ
ん、この共振周波数f0’は任意に他の値に設定するこ
とも可能であることはいうまでもない。
【0046】
【数3】
【0047】ゲートパルス「1」が入力したときに、可
変フィルタ50の帯域制限特性は図2の34のような曲
線になるが、この時はSECAM信号は、出力端子1
3,14に出力されないので、可変フィルタ50の帯域
制限特性は図2の33の特性に示すように共振周波数が
4.286MHzである必要はない。一方、ゲートパル
ス「1」が入力したときの図3の位相特性は、S字曲線
36のように共振周波数f0’(4.33MHz)にな
るように設定される。したがって、ゲート端子20に入
力されるゲートパルスが「1」の期間には、FM検波器
4は、周波数f0’(=4.33MHz)で検波出力VD
が0となり、色副搬送波f0B(=4.25MHz)が入
力するときは検波出力VDはxとなり、色副搬送波fOR
(=4.40625MHz)が入力するときは、検波出
力VDはyとなる。ここでx=yとなるようにS字曲線
を設定しておけば、色副搬送波f0Bと色副搬送波fOR
ときで極性のみが異なり振幅が同じ検波出力が得られ
る。
【0048】実施例3 次に可変フィルタの他の具体例を図5に示す。図5にお
いて、1は入力端子、C1、C2はコンデンサ、Rは抵
抗、L1、L2はインダクタンス、TR1はゲート端子
20に入力されるゲートパルスが「1」の期間にオンす
るスイッチ用トランジスタ、30は出力端子である。入
力端子1から出力30までの伝達関数を(4)式に示
す。
【0049】
【数4】
【0050】この式(4)において、出力voutの位相
が入力vinと90゜異なる条件は、(5)式で表わされ
る。すなわち、ゲートパルスが入力しないときは、この
(5)式で表わされる条件を満足するようにLCRを設
定する。なお、(4)式において、インダクタンスLは
L=L1+L2である。このときは、可変フィルタ50
の共振周波数は(5)式で示されるf0となり、図2の
33のような帯域制限特性を有するベルフィルタとして
動作する。
【0051】
【数5】
【0052】一方、ゲートパルスがゲート端子20に入
力したときは、トランジスタTR1が動作するために、
インダクタンスL2はショートされ、(1)式のLはL
1となる。この時、式(5)は、式(6)のように表わ
され、共振周波数をf0’とすることができる。もちろ
ん、この共振周波数f0’は任意に他の値に設定するよ
うにL1とL2を組み合わせることも可能であることは
いうまでもない。
【0053】
【数6】
【0054】ゲートパルスが入力したときに、可変フィ
ルタ50の帯域制限特性は図2の34のような曲線にな
り、一方、図3の位相特性は、S字曲線36のように共
振周波数f0’(4.33MHz)になるように設定さ
れることは、実施例2と同様であるので、詳細な説明を
省略する。
【0055】実施例4 さらに、可変フィルタの他の具体例を図6に示す。図6
において、1は入力端子、Rは抵抗、L1はインダクタ
ンス、C7は、ゲート端子20に入力されるゲートパル
スが「1」のの場合と「0」場合に容量が変化する可変
コンデンサである。図5と同じ要素については同一符号
をつけ、説明を省略する。入力端子1から出力30まで
の伝達関数を(7)式に示す。
【0056】
【数7】
【0057】この式(7)において、出力voutの位相
が入力vinと90゜異なる条件は、(8)式で表わされ
る。すなわち、ゲートパルスが入力しないときは、可変
フィルタ50の共振周波数は(8)式で示されるf0
なるように、コンデンサC7の容量をC70に設定す
る。このときは、図8のような帯域制限特性を有するベ
ルフィルタとして動作する。
【0058】
【数8】
【0059】一方、ゲートパルスがゲート端子20に入
力したときは、コンデンサC7の容量をC70’に変化
させることによって、式(9)のような共振周波数
0’を得ることができる。もちろん、この共振周波数
0’は任意に他の値に設定するようにC7の値を変化
させることも可能であることはいうまでもない。
【0060】
【数9】
【0061】ゲートパルスが入力したときに、可変フィ
ルタ50の帯域制限特性は図2の34のような曲線にな
り、一方、図3の位相特性は、S字曲線36のように共
振周波数f0’(4.33MHz)になるように設定さ
れることは、実施例3と同様であるので、詳細な説明を
省略する。
【0062】
【発明の効果】ベルフィルタと、FM検波用タンク回路
を共用することによって、従来必要であったタンク回路
を構成するインダクタンス、コンデンサ、抵抗の周辺部
品を削減でき、また、端子の削減ができFM検波器にす
ることができる。
【0063】また、本発明の可変フィルタ回路は、アク
チブ回路を用いた第1のgm可変アンプおよび第2のg
m可変アンプのgmをゲート信号の「1」、「0」の状
態に応じて可変することによって、2つの共振周波数
(ベルフィルタの中心周波数:4.286MHz、およ
びタンク回路5の中心共振周波数:fOR(4.4062
5MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間
の周波数)を容易に得ることができる。
【0064】さらに、 また、本発明の可変フィルタ回
路は、LCRの並列共振回路によって構成され、ゲート
信号の「1」、「0」の応じてインダクタンスL1とL
2の接続点をトランジスタによって接地することによっ
て、2つの共振周波数(ベルフィルタの中心周波数:
4.286MHz、およびタンク回路5の中心共振周波
数:fOR(4.40625MHz)と副搬送周波数fOB
(4.25MHz)の間の周波数)を容易に得ることが
できる。
【0065】また、本発明の可変フィルタ回路は、ゲー
ト信号の「1」、「0」の状態の状態に応じて、LCR
並列共振回路を構成するコンデンサの容量を可変にする
ように制御することによって2つの共振周波数(ベルフ
ィルタの中心周波数:4.286MHz、およびタンク
回路5の中心共振周波数:fOR(4.40625MH
z)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間の周波
数)を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例によるSECAMライ
ン判別装置の回路構成を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施例における可変フィルタ
の周波数特性を説明する図である。
【図3】 図1に示すFM検波器の検波特性を示す図で
ある。
【図4】 本発明における可変フィルタの一実施例を示
す図である。
【図5】 本発明における可変フィルタの他の実施例を
示す図である。
【図6】 本発明における可変フィルタの他の実施例を
示す図である。
【図7】 従来のSECAMライン判別装置の回路構成
を示す図である。
【図8】 従来のベルフィルタ特性を示す図である。
【図9】 従来の図8に示すFM検波器の検波特性を示
す図である。
【図10】 従来のライン判別装置の動作を説明する図
である。
【図11】 従来のライン判別装置の動作を説明する図
である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ベルフィルタ 3 色信号処理回路 4 FM検波器 5 タンク回路 6 位相弁別器 7 サンプリング回路 8 積分回路 9 比較器 10 フリップフロップ 11 SECAMスイッチ 12 スイッチ 13 端子 14 端子 15 Vk基準電圧端子 16 Vi基準電圧端子 17 端子 20 ゲート端子 21、22 gm可変アンプ 23 バッファ 30 出力端子 50 可変フィルタ R 抵抗 L1、L2 インダクタンス C1〜C7 コンデンサ TR1、TR2 トランジスタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルフィルタを介して入力したSECA
    M色信号は、ゲート信号が「1」の状態(水平帰線期
    間)のときに、タンク回路を用いたFM検波器によって
    検波され、ゲート信号が「0」の状態(水平走査期間)
    のときには、色信号処理回路を介して、R−Y出力信号
    またはB−Y出力信号として出力されるSECAMライ
    ン判別装置において:ベルフィルタとタンク回路とを共
    用した可変フィルタ回路を備え、ゲート信号が「1」の
    ときはこの可変フィルタ回路はタンク回路として動作
    し、ゲート信号が「0」のときは、この可変フィルタ回
    路はベルフィルタとして動作することを特徴とするSE
    CAMライン判別装置。
  2. 【請求項2】 SECAM入力信号端子に接続された可
    変フィルタ回路と、この可変フィルタ回路の出力に接続
    された色信号処理回路およびFM検波器とを含み、前記
    可変フィルタ回路はゲート信号によって共振周波数が切
    り換えられ、ゲート信号が「0」の状態のとき、その共
    振周波数はベルフィルタの中心周波数と同じ4.286
    MHzとなるように設定され、SECAM信号は色信号
    処理回路で復調され、ゲート信号が「1」のときは、そ
    の共振周波数は副搬送周波数fOR(4.40625MH
    z)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間の周波
    数となるように設定されることにより、前記可変フィル
    タ回路は前記FM検波器に用いられるタンク回路として
    動作することを特徴とするSECAMライン判別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のSECAMライ
    ン判別装置において:前記可変フィルタ回路は、その入
    力vinが第1のgm可変アンプの反転端子に接続され、
    その第1のgm可変アンプの出力は、第2のgm可変ア
    ンプの反転端子に接続され、その第2のgm可変アンプ
    の出力はバッファの入力端子に接続され、そのバッファ
    の出力端子は可変フィルタ回路の出力端子30に接続さ
    れ、第1のgm可変アンプの出力は、コンデンサC4を
    介して接地され、およびコンデンサC6を介してバッフ
    ァの出力に接続され、第2のgm可変アンプの出力はコ
    ンデンサC5を介して接地され、および第1のgm可変
    アンプの反転端子に接続され、および第2のgm可変ア
    ンプの非反転端子は接地されるように構成され、ゲート
    信号が「0」の状態のとき、その共振周波数はベルフィ
    ルタの中心周波数と同じ4.286MHzとなるように
    設定され、ゲート信号が「1」のときは、その共振周波
    数は副搬送周波数fOR(4.40625MHz)と副搬
    送周波数fOB(4.25MHz)の間の周波数となるよ
    うに設定されたことを特徴とするSECAMライン判別
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のSECAMライ
    ン判別装置において:前記可変フィルタ回路は、その入
    力端子はコンデンサC1の一端子に接続され、そのコン
    デンサC1の他の端子は出力端子およびインダクタンス
    L1とL2の直列回路とコンデンサC2と抵抗Rの並列
    回路から構成されるLCR並列共振回路に接続され、イ
    ンダクタンスL1とL2の接続点はトランジスタTR1
    に接続され、 ゲート信号が「0」の状態のとき、トランジスタTR1
    がオフであり、その共振周波数はベルフィルタの中心周
    波数と同じ4.286MHzとなるように設定され、ゲ
    ート信号が「1」のときは、トランジスタTR1がオン
    になり、インダクタンスL2をショートすることによっ
    て、その共振周波数は副搬送周波数fOR(4.4062
    5MHz)と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間
    の周波数となるように設定されることを特徴とするSE
    CAMライン判別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のSECAMライ
    ン判別装置において:前記可変フィルタ回路は、その入
    力端子はコンデンサC1の一端子に接続され、そのコン
    デンサC1の他の端子は出力端子およびインダクタンス
    L1と可変容量コンデンサC7と抵抗Rの並列回路から
    構成されるLCR並列共振回路に接続され、 ゲート信号が「0」の状態のとき、可変容量C7の容量
    は、その共振周波数がベルフィルタの中心周波数と同じ
    4.286MHzとなるように設定され、ゲート信号が
    「1」の状態のときは、可変容量C7の容量が、その共
    振周波数が副搬送周波数fOR(4.40625MHz)
    と副搬送周波数fOB(4.25MHz)の間の周波数と
    なるように設定されることを特徴とするSECAMライ
    ン判別装置。
  6. 【請求項6】 請求項2、3、4または5記載のSEC
    AMライン判別装置において:前記のゲート信号が
    「1」の状態のときの可変フィルタ回路の共振周波数
    は、副搬送周波数fOR(4.40625MHz)と副搬
    送周波数fOB(4.25MHz)の平均値の4.33M
    Hzに設定されることを特徴とするSECAMライン判
    別装置。
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GB1376296A (en) * 1971-05-07 1974-12-04 Rca Corp Secam decoder
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FR2551295B1 (fr) * 1983-08-24 1985-10-25 Radiotechnique Compelec Circuit d'identification de couleur secam

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