JP3512902B2 - 光位置検出装置 - Google Patents

光位置検出装置

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JP3512902B2 JP10952795A JP10952795A JP3512902B2 JP 3512902 B2 JP3512902 B2 JP 3512902B2 JP 10952795 A JP10952795 A JP 10952795A JP 10952795 A JP10952795 A JP 10952795A JP 3512902 B2 JP3512902 B2 JP 3512902B2
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入射した光の位置を検
出する光位置検出装置における信号処理技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、入射した光の位置を検出する光位
置検出装置の光検出器として、ホトダイオードアレイや
PSD(Position Sensitive Device )を用いていた。
【0003】図3(a)は、光検出器としてホトダイオ
ードアレイを用いる従来の光位置検出装置の回路図であ
る。この場合における信号処理回路では、ホトダイオー
ドアレイ1に光が入射すると、それに応じて電流信号が
出力される。マルチプレクサ2は、クロック信号発生部
5から与えられるクロック信号に従ってホトダイオード
アレイ1から出力された信号を走査して、個々のホトダ
イオードで受光した信号光量に応じた電流量を順次抽出
する。I−V変換部3は、該電流値を電圧値に変換す
る。マイコン4は、クロック信号発生部5から与えられ
るクロック信号に同期してI−V変換部3の出力値を入
力し、ホトダイオードアレイ1上の光点位置を得る。
【0004】図3(b)は、光検出器としてPSDを用
いる従来の光位置検出装置の回路図である。この場合に
おける信号処理回路では、PSD6に光が入射すると、
それに応じて、受光光量と光の位置に応じた電流信号が
出力される。I−V変換部3aと3bは、PSD6の2
つの電極から出力された電流値をそれぞれ電圧値に変換
し、加算部8aはそれぞれの電圧値を加算して受光光量
を出力し、減算部8bはそれぞれの電圧値を減算して信
号光量を出力する。しかし、信号光量は、受光光量と光
の位置に応じた値であり、受光光量は、光源あるいは目
的物における光反射点から光位置検出装置までの距離に
依存して異なる。従って、対数変換部7a、7b、減算
部8c、および対数逆変換部9で構成される割算回路に
より、信号光量は受光光量で除算されて補正されて、入
射した光の位置が得られる。
【0005】又、図4に示すような割算機能を有しない
光位置検出装置が「特開平4−102004」に開示さ
れている。本従来例で光検出器として用いられている光
スイッチP0 、P1 、...、Pn-1 は、入射する光の
光量が所定量以下の時にはオフ状態であるが光量が所定
量以上の時にオン状態となる。所定量以上の光量の光が
入射すると、光点位置にある光スイッチがオン状態とな
る。オン状態となった光スイッチの位置は、直列接続さ
れた抵抗器列R0 、R1 、...、Rn-1 による電圧分
圧値から求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、それ
ぞれ以下のような問題点がある。
【0007】図3(a)に示した従来例では、クロック
信号を用いて時間走査して個々のホトダイオードで受光
した信号光量に応じた電流量を順次抽出する故、以下の
ような問題点を有する。(1)クロック信号が用いられ
ることに因りノイズ問題が発生する。(2)マイコン等
による処理が必要となり位置算出に時間を要する。
【0008】図3(b)に示した従来例では、光源ある
いは目的物における反射点から光位置検出装置までの距
離に依存して異なる信号光量を補正するために割算回路
が必要になり、それ故に以下のような問題点を有する。
(1)割算回路は、対数変換部、減算部、対数逆変換部
からなり構成が複雑であり、PSDに比べて非常に高価
である。(2)対数変換部では、プラスとマイナスの両
電源電圧が必要になり、これらの値の調整が容易ではな
い。(3)温度変化により信号量が変動するため補正の
工夫が必要となる。
【0009】図4に示した従来例では、測定対象から光
位置検出装置までの距離によって信号光の強度が変化す
ることが考慮されていない。それ故、受光部に到達した
信号光の強度が所定値以下の時には光スイッチがオン状
態にならず、信号光が到達しているにも拘らず光位置を
検出することができないという問題点がある。
【0010】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、簡易な回路により割算機能を構成する
ことにより、信号光量を補正して精度の良い光位置検出
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光位置検出
装置は、(1)第1の数のホトダイオードを有し、これ
らのホトダイオードの受光光量に応じて変化する電流信
号を第1の端子から出力するとともに、前記第1の数の
ホトダイオードのうち受光したホトダイオードの位置お
よび前記受光光量に応じて変化する第2の電圧信号を第
2の端子から出力する受光部と、(2)前記電流信号を
入力し増幅して第3の電圧信号を出力する第1の増幅部
と、(3)前記第2の電圧信号を入力し増幅して第4の
電圧信号を出力する第2の増幅部と、(4)前記第4の
電圧信号を第1の入力端子に入力するとともに、前記第
3の電圧信号に応じた互いに電圧値が異なる第2の数の
電圧信号のそれぞれ1つをそれぞれの第2の入力端子に
入力し、前記第1の入力端子での電圧値と前記第2の入
力端子での電圧値とを比較し、デジタル信号を出力する
前記第2の数の比較器を備える比較部とを備えることを
特徴とする。
【0012】さらに、本発明に係る光位置検出装置にお
ける受光部は、前記第2の端子と接地電位との間に前記
第1の数の抵抗器が直列接続された第1の抵抗器列を更
に有し、前記第1の数のホトダイオードそれぞれのカソ
ード端子が前記第1の端子に接続され、前記第1の数の
ホトダイオードそれぞれのアノード端子が前記第1の抵
抗器列における抵抗器間の接続点または前記第2の端子
に1対1に接続されている、ことを特徴とする。
【0013】或いは、本発明に係る光位置検出装置にお
ける受光部は、前記第2の端子と前記第1の端子との間
に前記第1の数の抵抗器が直列接続された第1の抵抗器
列を更に有し、前記第1の数のホトダイオードそれぞれ
のアノード端子が接地され、前記第1の数のホトダイオ
ードそれぞれのカソード端子が前記第1の抵抗器列にお
ける抵抗器間の接続点または前記第2の端子に1対1に
接続されている、ことを特徴とする。
【0014】前記比較部は、それぞれ第1の接続端子お
よび第2の接続端子を有する前記第2の数より1だけ多
い第3の数の抵抗器からなり、第1番目の前記抵抗器の
前記第1の接続端子を第1の端とし、前記第3の数番目
の前記第2の接続端子を第2の端とするとともに、1つ
の前記抵抗器の前記第1の接続端子が他の1つの前記抵
抗器の前記第2の接続端子に接続される態様で前記第3
の数の抵抗器が直列接続された第2の抵抗器列を更に備
え、 前記第2の抵抗器列の前記第1の端は前記第3の
電圧信号が入力され、前記第2の抵抗器列の前記第2の
端は接地され、第1番目ないし前記第2の数番目の前記
抵抗器の前記第2の接続端子は、1つの前記比較器の前
記第2の入力端子にそれぞれ接続されることとしてもよ
い。
【0015】前記デジタル信号をデジタル−アナログ変
換して前記デジタル信号に応じたアナログ信号を出力す
るDA変換部を更に備えてもよい。
【0016】前記DA変換部は、一定電圧を出力端子か
ら出力する定電圧源と、前記定電圧源の前記出力端子に
第1の接続端子が接続された第1の抵抗器とを備えると
ともに、前記第1の抵抗器の第2の接続端子と前記比較
器それぞれの出力端子との間には、前記第2の数の比較
器のそれぞれに応じた抵抗値が設定され、前記第1の抵
抗器の前記第2の接続端子から前記アナログ信号を出力
することとしてもよい。
【0017】又、前記第1の増幅部は更に前記電流信号
のAC成分に応じた信号を抽出して増幅して前記第3の
電圧信号を出力し、前記第2の増幅部は更に前記第2の
電圧信号のAC成分に応じた信号を抽出して増幅して前
記第4の電圧信号を出力し、前記DA変換部から出力さ
れた信号を平滑化してDC信号を出力するDC再生部を
更に備えてもよい。
【0018】前記DA変換部は、一定電圧を出力端子か
ら出力する定電圧源と、前記定電圧源の前記出力端子に
第1の接続端子が接続された第1の抵抗器と、前記第1
の抵抗器の第2の接続端子に第1の接続端子が接続され
た第2の抵抗器と、前記第2の抵抗器の第2の接続端子
にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子が接地され、
前記受光部に入射するパルス状の信号光に同期したパル
ス信号がベース端子に入力されるトランジスタとを備え
るとともに、前記第1の抵抗器の前記第2の接続端子と
前記比較器それぞれの出力端子との間には、前記第2の
数の比較器のそれぞれに応じた抵抗値が設定され、前記
第2の抵抗器の前記第2の接続端子から前記アナログ信
号を出力することとしてもよい。
【0019】又、前記第1の数と前記第2の数とが同数
であってもよいし、前記第1の抵抗器列を構成する各抵
抗器の抵抗値が全て同じ値であってもよいし、前記第2
の抵抗器列を構成する各抵抗器の抵抗値が全て同じ値で
あってもよい。
【0020】
【作用】本発明の光位置検出装置の構成によれば、受光
部は第1の数のホトダイオードを備える。これらホトダ
イオードの何れかに光が入射すると、受光部の第1の端
子は、その光の光量に応じた電流信号を出力する。一
方、受光部の第2の端子は、その光の光量と光を受けた
ホトダイオードの位置に応じた第2の電圧信号を出力す
る。第1の増幅部は、電流信号を入力し増幅して第3の
電圧信号を出力する。第2の増幅部は、第2の電圧信号
を入力し増幅して第4の電圧信号を出力する。比較部は
第2の数の比較器を備える。それぞれの比較器の第1の
入力端子には、第4の電圧信号が入力される。一方、そ
れぞれの比較器の第2の入力端子には、第3の電圧信号
に応じた互いに値の異なる第2の数の電圧信号のそれぞ
れが入力される。比較部のそれぞれの比較器は、第1の
入力端子に入力される電圧値と第2の入力端子に入力さ
れる電圧値とを大小比較し、デジタル信号を出力する。
【0021】受光部は、ホトダイオードと同数の第1の
数の抵抗器が直列接続された第1の抵抗器列を更に備え
る。ホトダイオードそれぞれのアノード端子が第1の抵
抗器列の内の隣接する2つの抵抗器の接続点および第1
の抵抗器列の第1の端のそれぞれに接続され、第1の抵
抗器列の第2の端が接地される場合には、第1の抵抗器
列の第1の端が受光部の第2の端子となり、第1の数の
ホトダイオードの全てのカソード端子が共通にされて受
光部の第1の端子となる。又、ホトダイオードそれぞれ
のカソード端子が第1の抵抗器列の内の隣接する2つの
抵抗器の接続点および第1の抵抗器列の第1の端のそれ
ぞれに接続され、第1の数のホトダイオードの全てのア
ノード端子が共通にされて接地される場合には、第1の
抵抗器列の第1の端が受光部の第2の端子となり、第1
の抵抗器列の第2の端が受光部の第1の端子となる。
【0022】何れの場合も、受光部の第1の端子に第1
の増幅部から逆バイアス電圧が印加されホトダイオード
に光が入射すると、そのホトダイオードを経由して受光
部の第1の端子と接地端との間に電流が流れる。従っ
て、受光部の第1の端子は、受光光量に応じた電流信号
を出力する。一方、光が入射するホトダイオードによっ
て電流が流れる経路が異なる。従って、受光部の第2の
端子は、その経路上にある抵抗器の抵抗値の総和に電流
値を積算した値に応じた第2の電圧信号を出力する。
【0023】比較部は、第2の数より1だけ多い第3の
数の抵抗器が直列接続された第2の抵抗器列を更に備え
ることにより、それぞれの比較器の第2の入力端子に入
力される互いに異なる第2の数の電圧信号を作成する。
即ち、第2の抵抗器列の第1の端に第1の増幅部から第
3の電圧信号が入力され、第2の抵抗器列の第2の端が
接地されると、第2の抵抗器列の内の隣接する2つの抵
抗器の接続点のそれぞれに、第2の抵抗器列を構成する
各抵抗器の抵抗値の比に応じて第3の電圧信号が分圧さ
れた電圧が現れる。それぞれの比較器は、その第3の電
圧信号が分圧されたそれぞれの電圧値と第4の電圧信号
とを大小比較する。従って、それぞれの比較器の出力す
なわち比較部の出力値は、第3の電圧信号と第4の電圧
信号との比に応じたデジタル信号値を表す。
【0024】DA変換部を更に備える場合、このDA変
換部は、Lowレベルを出力する比較器の出力端子と定
電圧源の出力端子との間にある抵抗器の抵抗値の比で決
まるアナログ信号を出力する。即ち、DA変換部は、比
較部から出力されたデジタル信号をデジタル−アナログ
変換して、そのデジタル信号に応じたアナログ信号を出
力する。
【0025】又、パルス状の光が入射した場合における
本発明の光位置検出装置の作用は以下のとおりである。
【0026】受光部の第1の端子は、受光光量に応じて
変化する電流信号を出力する。受光部の第2の端子は、
受光したホトダイオードと受光光量に応じて変化する第
2の電圧信号を出力する。入射した光がパルス状である
ので、電流信号と第2の電圧信号は共にパルス状の信号
である。
【0027】第1の増幅部は、電流信号のAC成分に応
じた信号を抽出して増幅して第3の電圧信号を出力す
る。第2の増幅部は、第2の電圧信号のAC成分に応じ
た信号を抽出して増幅して第4の電圧信号を出力する。
【0028】比較部は、前記と同様に、第3の電圧信号
と第4の電圧信号との比に応じたデジタル信号値を出力
する。
【0029】DA変換部は、トランジスタのベース端子
に入力されるパルス状の光のパルス信号に同期して、比
較部から出力されたデジタル信号をデジタルーアナログ
変換し、アナログ信号値を出力する。DC再生部は、D
A変換部から出力された信号を平滑化してDC信号を出
力する。
【0030】尚、第1の数と第2の数とが同数であり、
第1の抵抗器列を構成する各抵抗器の抵抗値が全て同じ
値であり、第2の抵抗器列を構成する各抵抗器の抵抗値
が全て同じ値であれば、受光部の受光したホトダイオー
ドと比較部から出力されるデジタル信号値とは1対1に
対応する。
【0031】本発明に係る光位置検出装置は、発光素子
から測定対象に投射され反射された後に受光部に到達し
た光点の受光部上の位置が測定対象と発光素子や受光部
との間の距離に依存することを利用する距離測定に適用
するに好適なものである。
【0032】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る
光位置検出装置の回路図である。
【0033】受光部10は、n(第1の数)個の抵抗器
R101、R102、R103、...、R1n が直列に接続
された抵抗器列(第1の抵抗器列)と、n個のホトダイ
オードPD01、PD02、PD03、...、PDn とから
なるホトダイオードアレイとから構成される(尚、図で
はn=10としている)。抵抗器R1i (i=2、
3、...、n)は、ホトダイオードPDi-1 のアノー
ド端子とホトダイオードPDi のアノード端子との間に
接続される。抵抗器R101は、ホトダイオードPD01
アノード端子と接地端12との間に接続される。
【0034】全てのホトダイオードPDi (i=1、
2、3、...、n)のカソード端子は、共通にされ逆
バイアス電圧入力端子11(第1の端子)となり、第1
の増幅部20の逆バイアス電圧供給端子21に接続され
る。ホトダイオードPDn のアノード端子は、受光部出
力端子13(第2の端子)となり、第2の増幅部の入力
端子31に接続される。
【0035】ホトダイオードアレイ中のある1つのホト
ダイオードに信号光が入射すると、該ホトダイオードか
ら抵抗器列の一部を経由して接地端12に向かって、信
号光の強度に応じた値の電流が流れる。従って、受光部
出力端子13には、信号光が入射したホトダイオードの
アノード端子と接地端12との間にある全ての抵抗器の
抵抗値の総和に前記電流値を積算した電位(第2の電圧
信号)が現れる。
【0036】第1の増幅部20は、増幅器Amp1、A
mp3、抵抗器R3、R4、R5、R6、R7、R8、
R9、R12、Rx、コンデンサC1からなる。抵抗器
R5は可変抵抗器である。抵抗器R3、R4、R5、R
6、R7、R8、R9、R12、Rxの各抵抗値は、受
光部10の逆バイアス電圧入力端子11に印加される逆
バイアス電圧および第1の増幅部20全体の増幅率を適
切に設定するよう定められる。コンデンサC1は、外乱
光などによるノイズを低減するために設けられる。
【0037】増幅器Amp1の出力端子は、抵抗器R8
を介して増幅器Amp3の+入力端子に接続されると共
に、並列に配置された抵抗器RxとコンデンサC1を介
して自らの−入力端子および受光部10の逆バイアス電
圧入力端子11に接続される。増幅器Amp1は、全て
のホトダイオードPDi のカソード端子に共通の逆バイ
アス電圧を印加する。
【0038】増幅器Amp3の出力端子は、比較部40
の参照信号入力端子41に接続される。増幅器Amp3
は、受光部10に信号光が入射した時にホトダイオード
アレイ中の何れかのホトダイオードに流れた電流値に応
じた参照信号(第3の電圧信号)を出力する。
【0039】第2の増幅部30は、増幅器Amp2、抵
抗器R10、R11から構成される。抵抗器R10とR
11の各抵抗値は、第2の増幅部30全体の増幅率を適
切に設定するよう定められる。
【0040】増幅器Amp2の入力端子は、受光部10
の受光部出力端子13に接続され、増幅器Amp2の出
力端子は、比較部40の位置信号入力端子42に接続さ
れる。増幅器Amp2は、受光部10の受光部出力端子
13からの信号を増幅し位置信号(第4の電圧信号)を
出力する。この位置信号は、信号光が入射した時に受光
部10のホトダイオードアレイの何れかのホトダイオー
ドに流れた電流値とそのホトダイオードの位置に応じた
信号である。
【0041】比較部40は、m(第2の数)個の比較器
COMP01、COMP02、COMP03、...、COM
m と、m+1(第3の数)個の抵抗器R201、R
02、R203、...、R2m+1 が直列に接続された抵
抗器列(第2の抵抗器列)とからなる(尚、図ではm=
10としている)。抵抗器R2i (i=2、
3、...、m)は、比較器COMPi-1 の+入力端子
(第2の入力端子)と比較器COMPi の+入力端子と
の間に接続される。抵抗器R201は、比較器COMP01
の+入力端子と接地との間に接続される。抵抗器R2
m+1 は、比較器COMPm の+入力端子に接続される。
この抵抗器R2m+1 のもう一方の端は、比較部40の参
照信号入力端子41である。
【0042】参照信号入力端子41に入力される参照信
号は、m+1個の抵抗器R2i により多段階に分圧さ
れ、それぞれの段階における電位が比較器COMPi
+入力端子に入力される。位置信号入力端子42から入
力される位置信号は、すべての比較器COMPi の−入
力端子(第1の入力端子)に入力される。
【0043】それぞれの比較器COMPi は、+入力端
子に入力される信号レベルと−入力端子に入力される信
号レベルとの大小関係を比較し、前者が大きければ出力
端子はハイインピーダンス状態となり、逆に後者が大き
ければ出力端子にLowレベルを出力する。
【0044】従って、m個の比較器COMPi のうち出
力端子にLowレベルを出力する比較器の個数は、受光
部10のホトダイオードアレイ上に信号光が入射した位
置を表す。
【0045】DA変換部50は、抵抗器R13ないしR
22、定電圧源51からなる。m−1個の抵抗器R13
ないしR21の一端は比較部40の比較器COMP
i (i=1、2、3、...、m−1)の出力端子のそ
れぞれに接続される。尚、COMPm の出力端子にも抵
抗器が接続されてよいが、この図ではその抵抗器の抵抗
値を0としている。抵抗器R13ないしR21のもう一
方の端、および、比較器COMPm の出力端子は共通に
され、抵抗器R22を介して定電圧源51の出力端子に
接続され、又、アナログ出力端子52となる。
【0046】アナログ出力端子52には、定電圧源51
とLowレベルを出力する比較器COMPi との間にあ
る各抵抗器の抵抗値によって決まる電位が現れる。それ
故、抵抗器R13ないしR22の抵抗値を適切に設定す
ることにより、DA変換部50は、比較器COMP
i (i=1、2、3、...、m)からの出力状態をア
ナログ値に変換しアナログ出力端子52に出力する。増
幅器Amp4は、DA変換部50のアナログ出力端子5
2に現れたアナログ信号をインピーダンス変換する。
【0047】従って、この増幅器Amp4のアナログ出
力も、受光部10のホトダイオードアレイ上に信号光が
入射した位置を表す。
【0048】次に、第1の増幅部20および第2の増幅
部30それぞれの増幅率、すなわち各抵抗器の抵抗値の
設定の一例を説明する。尚、以下では、n=m=10と
し、受光部10内の全ての抵抗器R1i (i=1、2、
3、...、10)の抵抗値を同一の値R1とし、更
に、比較部40内の全ての抵抗器R2i (i=1、2、
3、...、11)の抵抗値を同一の値R2とする。
【0049】信号光が受光部10内のホトダイオードア
レイの一端にあるホトダイオードPD10に入射した時
に、比較部40の出力すなわち比較器COMPi (i=
1、2、3、...、10)の出力が全てLowレベル
になるように、第1の増幅部20、30それぞれの増幅
率を設定する。
【0050】信号光がホトダイオードPD10に入射した
時に流れる電流をIoとすると、第1の増幅部20の出
力端子22における電位Voと第2の増幅部30の出力
端子32における電位Vinは、 Vo =Io×Rx×Aref … (1a) Vin=Io×n×R1×A … (1b) と表される。ここで、Arefは、第1の増幅部20内
の増幅器Amp3周辺の抵抗器の抵抗値によって決まる
増幅率であり、可変抵抗器R5によって調整可能であ
る。Aは、第2の増幅部30の増幅率であり、抵抗器R
10とR11の抵抗値の比によって決まる。
【0051】比較部40内の比較器COMPi (i=
1、2、3、...、10)の出力が全てLowレベル
となるためには、 Vo=Vin … (2) である必要がある。そこで、例えば、 Rx=2×R1 … (3a) Aref=10 … (3b) A=2 … (3c) となるように増幅器Amp1、Amp2、Amp3それ
ぞれの周辺の抵抗器の抵抗値を設定する。尚、この時、 Vo=Vin=20×Io×R1 … (4) である。
【0052】更に、定電圧源51の出力端子とLowレ
ベルを出力する比較器COMPi の出力端子との間にあ
る抵抗器群で分圧されアナログ出力端子52に現れる電
位が、Lowレベルを出力する比較器COMPi の個数
と線形関係になるように、抵抗器R13ないしR22の
各抵抗値を設定する。例えば、 R13= 2kΩ、 R14= 5.6kΩ、 R15=12kΩ、 R16=18kΩ、 R17=33kΩ、 R18=43kΩ、 R19=56kΩ、 R20=75kΩ、 R21=91kΩ、 R22=10kΩ … (5) と設定すれば、アナログ出力端子52に現れる電位は、
Lowレベルを出力する比較器COMPi の個数との間
に線形関係を有する値となる。
【0053】次に、上記の様に各抵抗器の抵抗値を定め
た場合における測定の一例を説明する。
【0054】信号光が受光部10内のk番目のホトダイ
オードPDk (1≦k≦10)に入射したとする。この
時、ホトダイオードPDk から接地端12に向かって流
れる電流Ioによって、第2の増幅部30の出力端子3
2に出力される参照信号Vinは、 Vin=Io×k×R1×A=2×k×Io×R1 … (6) である。この電位が比較部40の位置信号入力端子42
に入力され、更に全ての比較器COMP(i=1、
2、3、...、10)の−端子入力に入力される。
【0055】一方、第1の増幅部20の出力端子22に
現れる電位Voは、 Vo=20×Io×R1 … (7) である。この電位が比較部40の参照信号入力端子41
に入力される。参照信号入力端子41に入力された電位
Voは、11個の抵抗器R2i により分圧されて、それ
ぞれの比較器COMPi (i=1、2、3、...、1
0)の+入力端子に入力される。
【0056】すなわち、比較器COMP1 ないしCOM
k の+入力端子に入力される電位は、それぞれ、 Vo/11 =Io×R1×20/11 … (8a) ないし Vo×k /11=Io×R1×20×k /11 … (8b) である。これらの値は、式(6)で表される−入力端子
に入力される電位Vinに比較して小さい。それ故に、
比較器COMP1 ないしCOMPk の出力はLowレベ
ルとなる。
【0057】一方、比較器COMPk+1 ないしCOMP
10の+入力端子に入力される電位は、 Vo×(k+1) /11=Io×R1×20×(k+1) /11 … (8c) ないしVo×10/11 =Io×R1×20×10/11… (8
d) である。これらの値は、式(6)で表される−入力端子
に入力される電位Vinに比較して大きい。それ故に、
比較器COMPk+1 ないしCOMP10の出力端子はハイ
インピーダンス状態となる。
【0058】従って、受光部のホトダイオードPDk
入射光が入射した時には、10個の比較器COMP
i (i=1、2、3、...、10)の出力は、1番目
からk番目まではLowであり、k+1番目から10番
目まではハイインピーダンス状態となる。すなわち、逆
に、この比較器COMPi 出力状態は、信号光が受光部
10のk番目のホトダイオードPDk に入射したことを
表す。
【0059】今の場合、受光部内のホトダイオードの個
数nと比較部内の比較器の個数mを同じ10とし、受光
部内の全ての抵抗器R1i (i=1、2、3、...、
10)の抵抗値を同一の値R1に設定し、更に、比較部
内の全ての抵抗器R2i (i=1、2、3、...、1
1)の抵抗値を同一の値R2に設定したので、信号光が
入射した位置を示すホトダイオードPDi の番号と、比
較器COMPi (i=1、2、3、...、10)のう
ちLowレベルを出力する比較器の個数とが一致する。
【0060】更に、DA変換部50のアナログ出力端子
52には、Lowレベルを出力する比較器COMP
i (i=1、2、3、...、k)の出力端子と定電圧
源との間にある抵抗器群により分圧された値、即ち、L
owレベルを出力する比較器の個数kと線形関係にある
アナログ出力Vout Vout =Vsupply×(10−k )/10 … (9) が出力される。ここで、Vsupplyは、定電圧源の出力電
圧である。
【0061】次に、外乱光の影響が大きい場合に好適な
実施例を説明する。図2は、本発明の第2の実施例に係
る光位置検出装置の回路図である。
【0062】ここで、受光部10と比較部40は、図1
における同番号を付したものと同一である。
【0063】信号パルス発生部60は、発光素子(例え
ばLED)を一定周期で点滅させる為にパルス信号を発
生する。点滅するLEDから発した光は、直接に或いは
測定対象物表面で反射して受光部10内のホトダイオー
ドアレイに到達する。従って、信号光が入射した受光部
10のホトダイオードにはパルス状に電流が流れる。
【0064】第1の増幅部20Aと第2の増幅部30A
はそれぞれ、図1の第1の増幅部20と第2の増幅部3
0とほぼ同様の構成であるが、受光部10からの信号の
うちAC成分のみを抽出するためにコンデンサと抵抗器
が付加される。即ち、第1の増幅部20Aには、受光部
10の逆バイアス電圧入力端子11と増幅器Amp1の
入力端子との間にコンデンサC2と抵抗器が付加され
る。第2の増幅部30Aには、受光部10の受光部出力
端子13と増幅器Amp2の+入力端子との間にコンデ
ンサC3と抵抗器が付加される。
【0065】従って、第1の増幅部20Aと第2の増幅
部30Aのそれぞれの出力端子には、式(1a)と式
(1b)で表される各信号のAC成分が出力され、これ
ら信号がそれぞれ比較部40の参照信号入力端子41と
位置信号入力端子42に入力される。
【0066】DA変換部50Aには、図1のDA変換部
50に対して抵抗器R23とトランジスタTrが追加さ
れる。トランジスタTrのエミッタ端子は接地され、ベ
ース端子には信号パルス発生部60から信号光のパルス
信号が供給され、コレクタ端子は抵抗器R23を介し
て、R13ないしR22と接続される。
【0067】更に、DC再生部70は、DA変換部50
A内のトランジスタTrのコレクタ端子に現れる信号を
平滑化処理し、信号光が入射したホトダイオード位置を
表すアナログ信号を出力する。
【0068】この実施例によれば、外乱光の影響が除去
されて、信号パルス発生部60により生成された信号パ
ルスに同期した成分のみがDC再生部70から出力され
るので、外乱光がある場合にも光位置検出が可能であ
る。
【0069】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。
【0070】例えば、上述の実施例では、受光部内のホ
トダイオードの個数と比較部内の比較器の個数を同一と
し、受光部10内のn個の抵抗器R1i を全て同一の抵
抗値R1とし、且つ、比較部40内のn+1個の抵抗器
R2i を全て同一の抵抗値R2とした。しかし、受光部
内のホトダイオードの個数と比較部内の比較器の個数を
同一とすることに限定されるものではなく、又、抵抗器
R1i と抵抗器R2iそれぞれを同一抵抗値とすること
にも限定されるものではない。これらの個数や抵抗値を
適切に選ぶことができる。
【0071】又、上述の実施例では、ホトダイオードア
レイのアノード端子側に抵抗器列を配したが、逆にホト
ダイオードアレイのカソード端子側に抵抗器列を配して
もよい。
【0072】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり本発明によ
れば、抵抗器、比較器および増幅部からなる簡易かつ安
価で調整容易な割算回路を構成することにより、クロッ
ク信号が不要となるのでクロック信号によるノイズ発生
がなく、信号光からの熱雑音や演算系からの発熱等によ
る影響を排除し、受光部に入射する信号光の強度を短い
処理時間で補正することができ信号光強度に依存せず精
度の良い光位置検出を行うことが可能となる。
【0073】更に、受光部からの信号のうちAC成分の
みを抽出し割算処理する機能を付加し、受光部に入射す
る信号光をパルス状のものとして、そのパルスに同期し
た成分のみを割算処理することにより、同様に簡易かつ
安価で調整容易な回路構成で外乱光の影響を除去して上
記の同様の効果を有する光位置検出を行うことが可能と
なる。
【0074】本発明にかかる光位置検出装置を用いれ
ば、発光素子から測定対象に投射され反射された後に受
光部に到達した信号光点の位置が測定対象と発光素子や
受光部との距離に依存することを利用する距離測定にお
いて、簡易かつ安価で精度の良い測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光位置検出装置の
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る光位置検出装置の
回路図である。
【図3】従来の光位置検出装置の回路図である。
【図4】従来の光位置検出装置の回路図である。
【符号の説明】
10…受光部、11…逆バイアス電圧入力端子(第1の
端子)、12…接地端、13…受光部出力端子(第2の
端子)、20,20A…第1の増幅部、21…逆バイア
ス電圧供給端子、30,30A…第2の増幅部、40…
比較部、41…参照信号入力端子、42…位置信号入力
端子、50,50A…DA変換部、51…定電圧源、5
2…アナログ出力端子、60…信号パルス発生部、70
…DC再生部 代理人弁理士 長谷川 芳樹

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の数のホトダイオードを有し、これ
    らのホトダイオードの受光光量に応じて変化する電流信
    号を第1の端子から出力するとともに、前記第1の数の
    ホトダイオードのうち受光したホトダイオードの位置お
    よび前記受光光量に応じて変化する第2の電圧信号を第
    2の端子から出力する受光部と、 前記電流信号を入力し増幅して第3の電圧信号を出力す
    る第1の増幅部と、 前記第2の電圧信号を入力し増幅して第4の電圧信号を
    出力する第2の増幅部と、 前記第4の電圧信号を第1の入力端子に入力するととも
    に、前記第3の電圧信号に応じた互いに電圧値が異なる
    第2の数の電圧信号のそれぞれ1つをそれぞれの第2の
    入力端子に入力し、前記第1の入力端子での電圧値と前
    記第2の入力端子での電圧値とを比較し、デジタル信号
    を出力する前記第2の数の比較器を有する比較部とを備
    え、 前記受光部は、前記第2の端子と接地電位との間に前記
    第1の数の抵抗器が直列接続された第1の抵抗器列を更
    に有し、前記第1の数のホトダイオードそれぞれのカソ
    ード端子が前記第1の端子に接続され、前記第1の数の
    ホトダイオードそれぞれのアノード端子が前記第1の抵
    抗器列における抵抗器間の接続点または前記第2の端子
    に1対1に接続されている、 ことを特徴とする光位置検出装置。
  2. 【請求項2】 第1の数のホトダイオードを有し、これ
    らのホトダイオードの受光光量に応じて変化する電流信
    号を第1の端子から出力するとともに、前記第1の数の
    ホトダイオードのうち受光したホトダイオードの位置お
    よび前記受光光量に応じて変化する第2の電圧信号を第
    2の端子から出力する受光部と、 前記電流信号を入力し増幅して第3の電圧信号を出力す
    る第1の増幅部と、 前記第2の電圧信号を入力し増幅して第4の電圧信号を
    出力する第2の増幅部と、 前記第4の電圧信号を第1の入力端子に入力するととも
    に、前記第3の電圧信号に応じた互いに電圧値が異なる
    第2の数の電圧信号のそれぞれ1つをそれぞれの第2の
    入力端子に入力し、前記第1の入力端子での電圧値と前
    記第2の入力端子での電圧値とを比較し、デジタル信号
    を出力する前記第2の数の比較器を有する比較部とを備
    え、 前記受光部は、前記第2の端子と前記第1の端子との間
    に前記第1の数の抵抗器が直列接続された第1の抵抗器
    列を更に有し、前記第1の数のホトダイオードそれぞれ
    のアノード端子が接地され、前記第1の数のホトダイオ
    ードそれぞれのカソード端子が前記第1の抵抗器列にお
    ける抵抗器間の接続点または前記第2の端子に1対1に
    接続されている、 ことを特徴とする光位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記比較部は、それぞれ第1の接続端子
    および第2の接続端子を有する前記第2の数より1だけ
    多い第3の数の抵抗器からなり、第1番目の前記抵抗器
    の前記第1の接続端子を第1の端とし、前記第3の数番
    目の前記第2の接続端子を第2の端とするとともに、1
    つの前記抵抗器の前記第1の接続端子が他の1つの前記
    抵抗器の前記第2の接続端子に接続される態様で前記第
    3の数の抵抗器が直列接続された第2の抵抗器列を更に
    備え、 前記第2の抵抗器列の前記第1の端は前記第3の電圧信
    号が入力され、 前記第2の抵抗器列の前記第2の端は接地され、 第1番目ないし前記第2の数番目の前記抵抗器の前記第
    2の接続端子は、1つの前記比較器の前記第2の入力端
    子にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の光位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記デジタル信号をデジタル−アナログ
    変換して前記デジタル信号に応じたアナログ信号を出力
    するDA変換部を更に備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載の光位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記DA変換部は、 一定電圧を出力端子から出力する定電圧源と、 前記定電圧源の前記出力端子に第1の接続端子が接続さ
    れた第1の抵抗器とを備えるとともに、 前記第1の抵抗器の第2の接続端子と前記比較器それぞ
    れの出力端子との間には、前記第2の数の比較器のそれ
    ぞれに応じた抵抗値が設定され、 前記第1の抵抗器の前記第2の接続端子から前記アナロ
    グ信号を出力することを特徴とする請求項4記載の光位
    置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の増幅部は更に前記電流信号の
    AC成分に応じた信号を抽出して増幅して前記第3の電
    圧信号を出力し、 前記第2の増幅部は更に前記第2の電圧信号のAC成分
    に応じた信号を抽出して増幅して前記第4の電圧信号を
    出力し、 前記DA変換部から出力された信号を平滑化してDC信
    号を出力するDC再生部を更に備えることを特徴とする
    請求項4記載の光位置検出装置。
  7. 【請求項7】 前記DA変換部は、 一定電圧を出力端子から出力する定電圧源と、 前記定電圧源の前記出力端子に第1の接続端子が接続さ
    れた第1の抵抗器と、 前記第1の抵抗器の第2の接続端子に第1の接続端子が
    接続された第2の抵抗器と、 前記第2の抵抗器の第2の接続端子にコレクタ端子が接
    続され、エミッタ端子が接地され、前記受光部に入射す
    るパルス状の信号光に同期したパルス信号がベース端子
    に入力されるトランジスタとを備えるとともに、 前記第1の抵抗器の前記第2の接続端子と前記比較器そ
    れぞれの出力端子との間には、前記第2の数の比較器の
    それぞれに応じた抵抗値が設定され、 前記第2の抵抗器の前記第2の接続端子から前記アナロ
    グ信号を出力することを特徴とする請求項6記載の光位
    置検出装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の数と前記第2の数とが同数で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の光位置
    検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の抵抗器列を構成する各抵抗器
    の抵抗値が全て同じ値であることを特徴とする請求項1
    または2記載の光位置検出装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の抵抗器列を構成する各抵抗
    器の抵抗値が全て同じ値であることを特徴とする請求項
    3記載の光位置検出装置。
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