JP3512791B2 - 磁気共鳴用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメージング装置

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JP3512791B2
JP3512791B2 JP2003359610A JP2003359610A JP3512791B2 JP 3512791 B2 JP3512791 B2 JP 3512791B2 JP 2003359610 A JP2003359610 A JP 2003359610A JP 2003359610 A JP2003359610 A JP 2003359610A JP 3512791 B2 JP3512791 B2 JP 3512791B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
【0001】この発明は、MR(磁気共鳴)装置におい
て実施されているスキャン位置決めに係り、とくに、被
検体の異なるスライス位置を撮影した複数枚の断層像か
ら成る3次元画像データに基づいてデータ収集領域を適
切に設定することができるMRスペクトロスコピーに好
適な磁気共鳴用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメ
ージング装置に関する。
【背景技術】
【0002】従来、MRIにおける位置決めスキャンに
は、投光器を用いる方法や、位置決め用の基準画像を用
いる方法が知られている。この内、基準画像を用いる方
法には、1枚の基準画像を使って位置決めする1枚位置
決めや、2枚の基準画像を使って位置決めする2位置決
めがある。
【0003】1枚位置決めスキャンでは図18に示すよ
うに、1枚の断層像(例えばアキシャル像)を基準画像
とし、この基準画像上に線状のROI(関心領域):R
aを使って任意の直線位置を指定することで、その直線
位置を通り且つ基準画像に垂直なスライス面を指定でき
る一方、上記スライス面と並行となるスライス位置を指
定することで、そのスライス面に並行な撮影を指定でき
る。なお、ここでの直線状の関心領域は、直線位置を指
定できるものを言い、例えば細長い矩形の関心領域を含
む。
【0004】また、2枚位置決めスキャンでは、図19
に示すように、第1、第2の2枚の並行な断層像(例え
ばアキシャル像)を基準画像とし、第1画像、第2画像
の各々に線状のROI:Rb,Rcにより直線位置を指
定することで、撮影時のスライス面は2つのROI:R
b,Rcを結んだ断面となる。つまり、2枚の並行な第
1、第2画像からあらゆる方向にスライスできる位置決
めである。
【0005】一方、従来の磁気共鳴スペクトロスコピー
における局所励起データ収集はISIS法などで実施さ
れている。このデータ収集の位置決めには1枚の基準画
像(親画像ともいう)を準備し、その基準画像上に矩形
ROIで2次元の収集範囲を指定するとともに、深さ方
向の範囲については直接、手入力で値を指定し、これに
よりボクセルサイズを決定していた。
【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかしながら、上述した1枚位置決め及び
2枚位置決めのいずれにおいても、位置決めのときにオ
ペレータが目視により確認できる部分は実際の撮影時の
スライス面の端部だけであって、実際に撮影するスライ
ス面を予め見ることはできない。このため、オペレータ
は例えば、図19(a)(b)におけるROI:b,c
間の像は勘に頼らなければならないなど、全く推定の域
を出ない程度の勘に頼って位置決めすることになる。し
たがって、病変部の位置がずれているなど、撮影結果に
よっては再度位置決めを行って撮影を行う必要が生じる
から、撮影作業の能率低下という状況をしばしば生じて
いた。このような作業能率の低下を防止するには、オペ
レータの位置決めの技量に相当の経験と熟練が必要であ
った。
【0007】さらに、上述した従来手法による位置決め
の際、撮影時におけるスライス面の位置は関心領域によ
り直接表示されるとしても、その角度がイラスト的に表
示される訳では無いから、そのスライス角度を正確に設
定することは非常に難しかった。
【0008】一方、従来のスペクトロスコピーにおける
局所励起データ収集の場合、2次元の収集範囲は基準画
像が表示されているので問題は無いが、深さ方向の収集
範囲は勘に頼らざるを得ない。このため、必要な部分が
ボクセルサイズから抜けてしまったり、収集対象外の部
分がボクセルデータに多く含まれたりするなど、的確な
ボクセルサイズの決定が難しく、これにより、データの
再収集が頻発したり、収集時間が長くなるなどの問題が
あった。
【0009】この発明は、このような従来方法の問題に
鑑みてなされたもので、とくに、磁気共鳴スペクトロス
コピーにおいて、ボクセルサイズを勘に頼らず、目視し
ながら的確に決定できるようにすることを、その目的と
する。
【課題を解決するための手段】
【0010】上記目的を達成するため、この発明に係る
一態様によれば、被検体の診断部位の予め準備された複
数枚の断層像のデータから成る3次元画像データを用い
てスキャン位置を決める磁気共鳴用スキャン位置決め方
法において、前記複数枚の断層像の中の1枚を基準画像
として設定する基準画像設定ステップと、前記基準画像
を表示する基準画像表示ステップと、外部からの入力に
応じて前記基準画像上の所望位置に2次元領域を指定す
る2次元領域指定ステップと、外部からの入力に応じて
前記基準画像上で前記2次元領域を通るROIを設定す
るROI設定ステップと、前記ROIを通り且つ前記基
準画像に直交する断面の画像データを前記3次元画像デ
ータから編集する断面編集ステップと、その編集した断
面の画像データを参照画像として表示する参照画像表示
ステップと、外部からの入力に応じて前記参照画像上で
前記2次元領域に対する深さ方向の範囲を指定する深さ
範囲指定ステップと、を含むことを特徴とする。
【0011】また、この発明に係る別の態様によれば、
被検体の診断部位の予め準備された複数枚の断層像のデ
ータから成る3次元画像データを用いてスキャン位置を
決めるように構成される磁気共鳴イメージング装置が提
供される。この磁気共鳴イメージング装置は、前記複数
枚の断層像の中の1枚を基準画像として設定する基準画
像設定手段と、前記基準画像を表示する基準画像表示手
段と、前記基準画像上の所望位置に2次元領域を指定す
る2次元領域指定手段と、前記基準画像上で前記2次元
領域を通るROIを設定するROI設定手段と、前記R
OIを通り且つ前記基準画像に直交する断面の画像デー
タを前記3次元画像データから編集する断面編集手段
と、その編集した断面の画像データを参照画像として表
示する参照画像表示手段と、前記参照画像上で前記2次
元領域に対する深さ方向の範囲を指定する深さ範囲指定
手段と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】この発明に係る磁気共鳴用スキャン位置決
め方法及び磁気共鳴イメージング装置によれば、磁気共
鳴スペクトロスコピーにおける局所励起データ収集のボ
クセルサイズを勘に頼らず決定でき、実際の患部を含む
断面像(参照画像)を見ながら深さ方向の収集範囲をも
設定できる。つまり、視覚を通した確認によって、より
的確にボクセルサイズを決定できる。この結果、収集時
間を必要最小限に止めることができ、収集のやり直しも
少なくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】以下、本発明の実施形態を図面に基づき説
明する。
【0014】(第1実施形態) 第1実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
【0015】図1に示す磁気共鳴イメージング装置は、
静磁場発生用の磁石部と、静磁場に位置情報を与えるた
めに傾斜磁場発生用の傾斜磁場部と、磁気励起及びNM
R信号受信のための送・受信部と、制御・演算部とを機
能的に有する。
【0016】具体的には、磁石部は、例えば超電導方式
の磁石1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2
とを備え、被検体Pが入る開口部のz軸方向に静磁場H
0を発生させる。また、傾斜磁場部は、磁石1に組み込
まれたx,y,z方向の3対の傾斜磁場コイル4…4
(その一部のみ図示)と、これらの傾斜磁場コイル4…
4に電流を供給する駆動回路5及び傾斜磁場制御装置6
から成る傾斜磁場電源とを備える。傾斜磁場制御装置6
は、メインの制御装置7から供給されるパルスシーケン
スに応じて駆動回路5を作動させる。これにより、イメ
ージング用の位置情報を付与するため、静磁場Hに線
形磁場を重畳させて、傾斜磁場が形成される。送・受信
部は、磁石1の開口部内で、被検体Pに対向して配設さ
れる送信コイル8a及び受信コイル8bと、この送信コ
イル8a及び受信コイル8bに個々に接続された送信機
9及び受信機10とを備える。送信機9は、NMRを励
起するための高周波パルスを制御装置7の指令の基に発
生する。受信機10は、コイル8bで得られたNMR信
号を検波・増幅し、そのNMR信号を制御装置7の指令
の基に記憶装置11に送る。
【0017】さらに、制御・演算部は、送信機9、受信
機10、及び傾斜磁場制御装置6に接続された制御装置
7と、NMR信号を記憶する記憶装置11と、制御装置
7に動作指令を与えると共に、記憶装置11の記憶信号
を加工処理する演算装置12と、表示用の表示装置13
とを備える。演算装置12には、キーボードなどの入力
器14が接続されている。演算装置12は、取り込んだ
NMR信号をフーリエ変換などを含む膨大な量の演算処
理にかけて、画像データを生成する。この画像データは
必要に応じて表示装置13にて表示される。
【0018】なお、記憶装置11には、位置決めから本
スキャンまでを制御可能な図2記載の手順が固定データ
の一つとして格納されており、その手順がシステムの起
動と共に、演算装置12のワークエリアに呼び込まれ、
その処理が開始される。
【0019】次に、本実施形態の作用効果を図2〜図5
に基づき説明する。
【0020】まず、患者さんのセットアップや登録が終
了し、システムが起動すると、図2に示した処理が演算
装置12で開始される。
【0021】図2のステップ20では、最初に、例えば
マルチスライス撮影の指令が制御装置7に送られ、この
制御装置7から指令されるパルスシーケンスによって、
患部の異なる複数の位置を連続的にスライスした断層像
IM1…IMnが図3の如く得られる。つまり、位置決め
のための、患部の3次元画像データが得られる。
【0022】次いで、ステップ21では、複数の断層像
IM1…IMnの中の1枚の断層像IMiが位置決めのた
めの基準画像として指定される。この指定は、オペレー
タが入力器14を介して指定する位置情報を元にしてな
されるが、予め設定した位置の断層像(例えば先頭位置
の断層像IM1)を基準画像に指定するようにしてもよ
い。次いでステップ22の処理に移行し、指定された基
準画像IMiが表示装置13のTVモニタ上に、例えば
図4(a)のように表示される。
【0023】そこで、ステップ23では、オペレータが
入力器14から2つの線状のROI(関心領域):R
d,Re(第1の線状ROI)を与えることにより、T
Vモニタの画像上に2つの直線状の位置が例えば図4
(b)の如く指定される。ここで、線状のROI:R
d,Reの内、一方のROI:Rdはオペレータから見
て基準画像IMiの横方向の断面を指定し、他方のRO
I:Reは先のROI:Rdに直交する縦方向の断面を
指定している。しかし、この2つのROI:Rd,Re
は互いに斜めになるように指定してもよい。
【0024】次いでステップ24に移行し、演算装置1
2は、ROI:Rd,Reで指定された直線位置を通っ
て基準画像IMiに直交する2つの断面を想定し、その
2つの断面を形成する各画素に対応する画像データを前
述した3次元画像データから夫々編集する。次いでステ
ップ25では、ステップ24で編集した2つの直交断面
の画像データが横断面像IMx,縦断面像IMy(参照
画像)として図4(c)の如く個別に分割表示される。
【0025】次いでステップ26に移行し、上記横断面
像IMx,縦断面像IMy上に細長い矩形のROI:R
f,Rg(第2の線状ROI)がオペレータから図4
(d)の如く各々指定される。つまり、オペレータは横
断面像IMx及び縦断面像IMyを目視しながら、RO
I:Rf,Rgを通る断面がスキャンしたい断面となる
ように、それらの直線位置を指定することになる。
【0026】次いでステップ27では、ROI:Rf,
Rgを通る断面に捩じれがあるか否かが判断される。捩
じれが有る場合には、さらにステップ28において、捩
じれがあって後述する画像データの収集ができない旨の
表示がなされる。この場合には、再びステップ26に戻
ってROI:Rf,Rgを再設定することになる。
【0027】上記捩じれが無い場合には、次いでステッ
プ29に移行する。ステップ29では、ステップ26で
設定された2つのROI:Rf,Rgの直線位置を共に
通過する断面の画素に対応する画像データが前述した3
次元画像データから編集される。例えば、図4(d)で
指定された、共に斜めの2つのROI:Rf,Rgを直
線的に通過するスライス断面は、図5に示すように、頭
部を前後方向、左右方向共に斜めにスライスした、捩じ
れの無いオブリーク像となる。つまり、2つのROI:
Rf,Rgの設定角度に拠って、アキシャル像、サジタ
ル像、コロナル像は勿論のこと、任意の角度のオブリー
ク像(捩じれの無いオブリーク像)の位置を自在に指定
できる。
【0028】さらにステップ30では、ステップ29で
編集された画像データの像IMobが図4(e)に示すよ
うに分割表示される。これにより、その分割画面には、
例えば、図5の如くスライスされたと同じ断面(実際に
はスライスされていない)のオブリーク像がスキャン時
の予測画像IMobとして得られる。この予測画像IMob
は、2つのROI:Rf,Rgによって指定される断面
を実際にスキャンした場合には、およそそのように撮影
されるという意味合いを持っており、オペレータに前も
っておよそのスキャン画面を提供するものである。この
予測画面IMobは、前述したように一度撮影した3次元
画像データを再編集して形成されるため、診断情報量の
点では元の画像データよりも低下しているが、形態情報
としては依然として相当の精度の有し且つスライス角度
情報を内包した画面をオペレータに提供できる。
【0029】このため、オペレータはステップ31にて
予測画像IMobを目視しながら、現在表示されている予
測画像で良いか否かを判断し、良い(OK)ときはステ
ップ32にて予測画像の断面位置(すなわち、スライス
面位置)に基づく所望のスキャン計画を立て、さらにス
テップ33にて実際のスキャンを実施する。ステップ3
1の判断で位置決めを修正したいときは、ステップ21
に戻り、上述した処理を繰り返せばよい。
【0030】このように、この実施形態は断面変換処理
(MPR)の処理技術を利用し、実際に撮影したい断面
の状態を目視によって予め確認することができるから、
従来のように勘に頼る位置決めは殆ど必要無くなる。ま
た、一度予測した画像が所望のもので無いときは、実際
のスキャンを実施する前に簡単に再設定できる。このた
め、オペレータに要求される熟練度が緩和され、位置決
め操作が容易になる一方で、位置決めの誤差などに因っ
て位置決めからスキャンまでの全体操作をやり直さなけ
ればならないという、従来生じていた無駄が大幅に減少
することから、MRIにおける位置決めスキャンのトー
タルのスループットが格段に向上することになる。
【0031】とくに、2次元の基準画像及び参照画像を
順次経て予測画像を表示する方式であり、3次元画像デ
ータを直接処理する方式ではない。これにより、本実施
形態では演算装置に一度に掛かる演算負荷が小さくて済
むとともに、最初にどの断面を見ればよいか迷うことも
なく、視覚的に順次、より確実なROI設定を行い、所
望のスライス面を高精度に指定して、その予測画像を得
ることができる。
【0032】一方、上述した実施形態において、一つ目
の線状のROI:Rd及びReを指定して横断面像IM
x及び縦断面像IMyを各々得る処理工程(図4(b)
(c)参照)は従来の1枚位置決めにも相当し、2つ目
のROI:Rf,Rgを設定する処理工程(図4(d)
参照)は従来の2枚位置決めの手法を応用している。こ
のため、従来の1枚位置決め、2枚位置決めと等価な処
理も合わせて容易に実行可能(1枚位置決めの場合に
は、例えば横断面図のみを表示させ、2枚位置決めの場
合には、基準画像IMiにおいて並行な2つのROI:
Rd及びReを指定することに限定)となり、位置決め
スキャンにおける位置決め全体を統括したシステムを展
開できる。
【0033】上記実施形態における構成要素及び処理を
機能的に表すと、以下のようになる。図2のステップ2
1の処理が基準画像設定手段の要部を形成し、同図ステ
ップ22の処理が第1の表示手段の要部を形成し、さら
に、同図ステップ23の処理が第1のROI設定手段の
要部を形成する。また、同図ステップ24、25及び2
6の処理が、各々、第1の画像データ編集手段、第2の
表示手段及び第2のROI設定手段の要部を形成してい
る。さらにまた、同図ステップ27の処理が捩じれ判断
手段を形成し、ステップ29及び30の処理が、各々、
第2の画像データ編集手段及び第3の表示手段の要部を
形成している。さらに、同図ステップ31の処理が画像
判断手段を形成し、同図ステップ32の処理が、予測画
像に相当する診断部位の位置をスキャン計画に提供する
手段を形成する。これらの手段相互の繋がりを図6に示
す。
【0034】なお、第1実施形態においては、基準画像
を表示した段階で(ステップ22)、その基準画像が所
望のものか否か、また参照画像としての断面像を表示し
た段階で(ステップ25)、その参照画像が所望のもの
か否かを判断して、所望のものであるときはそのまま次
のステップに移行するが、所望のものでないときは再度
かかる処理を行うようにしてもよい。これにより、予測
画像を表示させるまでの途中段階で画像を逐一確認する
ことができ、便利である。
【0035】(第2実施形態) 第2実施形態を図7、図8に基づき説明する。なお、こ
れ以降の実施形態において、上述した第1実施形態と同
一の構成要素には同一符号を用いて、その説明を省略又
は簡略化する。
【0036】この第2実施形態は、第1実施形態で使用
した2つの第1の線状ROIと2つの第2の線状ROI
との設定の仕方に制限を加える代わりに、捩じれ判断を
不要にしたものである。
【0037】この第2実施形態に係る磁気共鳴イメージ
ング装置のハードウエア構成は第1実施形態のものと同
一であり、演算装置12では図7に示した位置決めスキ
ャンの一連の処理が実行される。
【0038】図7の処理では、まず、ステップ40〜4
2の処理が順次実行される。これらの処理は前述した図
2のステップ20〜22と同一である。これにより、患
部の3次元画像データIM1…IMnを構成する断層像の
1枚が基準画像IMi(例えば頭部のアキシャル像)と
して表示装置13に表示される(図8(a)参照)。
【0039】次いでステップ43で、基準画像IMiの
指定がこれでよいか否かを、入力器14を介して与えら
れるオペレータからの操作情報を読み込んで判断する。
基準画像を別のものに変更したい(NO)ときは、ステ
ップ41に戻って指定操作をやり直す。基準画像IMi
の指定がこれでよい(YES)ときは、ステップ44〜
ステップ46の処理を順次行う。
【0040】この内、ステップ44では、オペレータか
らのROI指定信号に基づいて、平行する2つの細長い
矩形状の第1のROI:R1a,R1bを基準画像IM
i上の所望の位置に設定する。第1のROI:R1a,
R1bは例えば図8(b)に示す如く、基準画像IMi
としてのアキシャル像上で斜めに且つ平行に設定され
る。
【0041】次いでステップ45では、第1のROI:
R1a,R1bで指定された位置を通り且つ基準画像I
Miに直交する2つの直交断面のデータが、前述した図
2のステップ24と同様にして3次元画像データから編
集される。これにより、ステップ46では、編集された
2つの直交断面の画像データが個別に参照画像IMa,
IMbとして表示される。参照画像IMa,IMbは例
えば図8(c)に示すように、頭部を第1のROI:R
1a,R1bの位置で縦方向にスライスした断層像とな
る。
【0042】次いで、演算装置12はその処理をステッ
プ47に移行させる。ステップ47では、オペレータか
らの操作情報に基づいて参照画像IMa,IMbが所望
のものであるか否かを判断し、所望のものでない(N
O)のときはステップ44に戻って第1のROI:R1
a,R1bを再設定できる。参照画像IMa,IMbが
所望のものである(YES)のときは、ステップ48〜
50の処理を行う。
【0043】この内、ステップ48ではオペレータから
のROI指定情報に基づいて、図8(d)に示すよう
に、2つの細長い矩形状の第2のROI:R2a,R2
bが参照画像IMa,IMbに夫々設定される。ここ
で、参照画像IMa,IMbのスライス方向を揃えて並
べたとき、第2のROI:R2a,R2bは互いに平行
になるように設定される。
【0044】さらにステップ49、50では前述した図
2のステップ29、30と同様に、第2のROI:R2
a,R2b間を結ぶ断面の画像データが編集され、この
画像データに基づいて予測画像IMobが図8(e)に示
すように表示される。これにより、アキシャル面、サジ
タル面、コロナル面はもとより、任意角度のオブリーク
像が予測画像IMobとして提供される。
【0045】次いでステップ51で、表示された予測画
像IMobが所望の断面のものか否かを判断する。仮にオ
ペレータが別の予測画像を表示したいとしたとき(N
O)は、ステップ48の処理まで戻って第2のROI:
R2a,R2bのみを再設定する。いま表示されている
予測画像IMobでよいとするとき(YES)は、ステッ
プ52,53の処理を行う。ステップ52では第1の場
合と同様に、スライス枚数や撮影条件などのスキャン計
画が立てられ、ステップ53ではそのスキャン計画に基
づいたスキャンが実施される。
【0046】このように第2実施形態によっても第1実
施形態と同等の効果が得られるほか、第1のROI:R
1a,R1b、第2のROI:R2a,R2bを互いに
平行に設定することで、予測画像の断面が捩じれている
か否かの判断が不要になり、処理が簡素化される。ま
た、一連の位置決めの途中で、基準画像IMiがそれで
良いか(図7ステップ43)、参照画像IMa,IMb
がそれで良いか(同図ステップ47)、及び予測画像I
Mobがそれで良いか(同図ステップ51)の判断を行っ
ているので、各画像をその都度確認しながら進める。ま
た、最終の予測画像IMobを別のものに変更したとき
も、本実施形態では、参照画像IMa,IMbからやり
直すことができ、その変更が容易になる。
【0047】なお、この第2実施形態では、ステップ4
3、47及び51の判断ステップの一部又は全部を省略
する構成も可能である。
【0048】(第3実施形態) 第3実施形態を図9、図10に基づき説明する。この第
3実施形態は、第2実施形態で使用した第1の線状RO
Iと第2の線状ROIの数を夫々1つにしたものであ
る。
【0049】この第3実施形態に係る磁気共鳴イメージ
ング装置のハードウエア構成は第1実施形態のものと同
一であり、演算装置12では図9に示した位置決めスキ
ャンの一連の処理が実行される。
【0050】図9の処理では、まず、ステップ60〜6
3の処理が順次実行される。これらの処理は前述した図
7のステップ40〜43と同一である。これにより、基
準像IMi(例えば頭部のアキシャル像)が表示装置1
3に表示され、確定される(図10(a)参照)。
【0051】次いでステップ64で、オペレータからの
ROI指定信号に基づいて、細長い矩形状の第1のRO
I:R1が基準画像IMi上の所望位置に設定される
(図10(b)参照)。次いでステップ65では、第1
のROI:R1で指定された位置を通り且つ基準画像I
Miに直交する1つの直交断面のデータが3次元画像デ
ータから編集される。これにより、ステップ66では、
編集された直交断面の画像データが参照画像IMrefと
して表示される(図10(c)参照)。
【0052】次いでステップ67では第2実施形態と同
様に、参照画像IMrefがそれで良いかどうか確認され
る。
【0053】その後、ステップ68に移行して、オペレ
ータからのROI指定信号に基づいて、図10(d)に
示すように、細長い矩形状の第2のROI:R2が参照
画像IMref上の任意の位置に設定される。
【0054】そこで、次のステップ69では、第2のR
OI:R2の位置を通り且つ参照画像IMrefに直交す
る断面の画像データが3次元画像データから編集され
る。ステップ70では、その画像データに基づいて予測
画像IMobが図8(e)に示すように表示される。これ
により、アキシャル面、サジタル面、及びコロナル面は
もとより、任意角度のオブリーク像が予測画像IMobと
して提供される。
【0055】次いでステップ71で、表示された予測画
像IMobが所望の断面のものか否か確認される。次いで
ステップ72,73の処理により、スキャン計画が立て
られ、そのスキャン計画に基づいたスキャンが実施され
る。
【0056】このように第3実施形態では、第1、第2
のROI:R1,R2を夫々1つにしたことで、ROI
の設定が簡単になり、またデータ処理も簡単になる。さ
らに、最終の予測画像IMobを得る途中での参照画像の
数は第1、第2実施形態よりは少なく、その分、位置決
めのための断層像情報は減るが、これによっても位置決
めには耐え得る的確な予測画像を得ることができる。さ
らに、第2実施形態と同様に、基準画像IMi、参照画
像IMref、及び予測画像IMobをその都度確認しなが
ら位置決めを進めることができ、確実な位置決めスキャ
ンを実行できる。さらに、最終の予測画像IMobを別の
ものに変更したいときも、その変更は容易である。
【0057】(第4実施形態) 第4実施形態を図11〜図13に基づき説明する。この
第4実施形態は前述した実施形態とは異なり、位置決め
のためのプロセスを2段から1段に減らしたものであ
る。
【0058】この第4実施形態に係る磁気共鳴イメージ
ング装置のハードウエア構成は第1実施形態のものと同
一であり、演算装置12では図11に示した位置決めス
キャンの処理が実行される。
【0059】図11のステップ80〜85の処理は、第
3実施形態に係る図9のステップ60〜65のものと同
一である。つまり、基準画像IMi上で1本のROI:
R1が任意方向に設定され(図12(a),(b)参
照)、そのROI:R1を通り且つ基準画像IMiに直
交する断面の画像データが編集される。
【0060】次いでステップ86にて、ステップ85で
編集された画像データが直接、予測画像IMobとして表
示される(図12(c)参照)。
【0061】この後ステップ87〜89の処理が、前述
の各実施形態と同様に実施される。
【0062】この第4実施形態によって、基準画像に直
交する断面像を予測して表示できるとともに、予測画像
の生成過程が前述の各実施形態に比べて著しく短縮され
ているので、データ編集の処理も簡単であるという利点
がある。
【0063】この実施形態において、図11のステップ
80の処理が画像データ準備手段の要部を成し、同図ス
テップ81の処理が基準画像設定手段の要部を形成し、
同図ステップ82の処理が基準画像表示手段の要部を形
成し、さらに、同図ステップ84の処理がROI設定手
段の要部を形成する。また、同図ステップ85及び86
の処理が、各々、画像データ編集手段及び予測画像表示
手段の要部を形成している。さらに、同図ステップ87
の処理が画像判断手段を形成し、同図ステップ88の処
理が予測画像に相当する診断部位の位置をスキャン計画
に提供する手段を成す。これらの手段相互の繋がりを図
13に示す。
【0064】(第5実施形態) 第5実施形態を図14、図15に基づき説明する。この
第5実施形態は位置決めのためのプロセスを1段としな
がら、2枚の基準画像を使うものである。
【0065】この第5実施形態に係る磁気共鳴イメージ
ング装置のハードウエア構成は第1実施形態のものと同
一であり、演算装置12では図14に示した位置決めス
キャンの処理が実行される。
【0066】図14の処理が起動すると、ステップ90
で3次元画像データが取得される。次いでステップ91
に移行し、3次元画像データを形成する複数の断層像I
M1…IMnの中から所望の2枚の断層像IMi,IMjが
基準画像としてが指定される(例えば先頭と最後尾のア
キシャル像が指定される)。指定された2枚の基準画像
IMi,IMjは次のステップ92の処理で表示される
(図15(a)参照)。そしてステップ93では、この
2枚の基準画像IMi,IMjがこれで良いか否か判断さ
れる。
【0067】2枚の基準画像IMi,IMjが確定する
と、ステップ94で、2本の細長い矩形状のROI:R
1a,R1bが基準画像IMi,IMj上に夫々設定される
(図15(b)参照)。このときROI:R1a,R1bは
平行に設定される。そしてステップ95では、2つのR
OI:R1a,R1bを結ぶ断面の画像データが3次元画像
データから編集される。さらにステップ96で、その断
面の画像データが直接、予測画像IMobとして図15
(c)に示す如く表示される。
【0068】次いでステップ97〜99の処理が同様に
実施される。
【0069】この第5実施形態により、基準画像と同じ
方向の断面の像以外の、オブリーク像を含む任意の断面
を予測して表示できるとともに、第4実施形態よりも基
準画像の数が多いから断面情報も多くなって、簡単な1
段の位置決めながら、より的確な予測画像を得ることが
できる。
【0070】(第6実施形態)第6実施形態を図16、
図17に基づき説明する。この第6実施形態は磁気共鳴
スペクトロスコピーのボクセルデータ収集に適用したも
のである。
【0071】この第6実施形態に係るスペクトロスコピ
ー用の磁気共鳴イメージング装置のハードウエア構成は
第1実施形態のものと同一であり、演算装置12では図
16に示した位置決めスキャンの処理が実行される。
【0072】図16の処理が起動すると、ステップ10
0〜103の処理が順次行われる。この処理は前述した
各実施形態と同一である。これにより、例えば図17
(a)に示すように頭部のアキシャル像が基準画像IM
iとして表示される。
【0073】この基準画像IMiがステップ103で確
定された後、ステップ104に移行して、基準画像IM
i上に矩形ROI:Rrecにより2次元の収集範囲が設定
される(図17(b)参照)。
【0074】次いでステップ105に移行し、線ROI
又は細長い矩形ROIで形成される線状ROI:Rnを
用い、この線状ROI:Rnが矩形ROI:Rrecを通る
ように設定する(図17(c−1)又は(c−2)参
照:この例のように、線状ROI:Rnが矩形ROI:
Rrecを縦方向に又は横方向に通るようにしてもよい
し、斜めに通るようにしてもよい)。
【0075】次いでステップ106で、線状ROI:R
nを通り且つ基準画像IMiに直交する断面の画像データ
を3次元画像データから編集する。この直交断面の像は
ステップ107で表示される(図17(d−1)又は
(d−2)参照)。この後、ステップ108で、表示さ
れた直交断面像IMtm(参照画像)が所望のものか否か
をオペレータからの操作情報に基づいて判断し、所望の
ものでない(NO)のときはステップ105の処理に戻
り、線状ROIの設定をやり直す。
【0076】ステップ108の判断で所望のものである
(YES)のときは、ステップ109に移行する。ステ
ップ109では、表示された直交断面像IMtm上でRO
Iにより深さ方向の範囲が設定される。例えば、図17
(e−1)に示す如く、2つの線ROI:Rm1,Rm2で
患部を挟むようにし、深さ方向の範囲を設定してもよい
し、同図(e−2)に示す如く、2つの点ROI:Rs
1,Rs2で深さ方向の範囲を設定してもよい。
【0077】このようにして2次元の収集範囲及び深さ
方向の範囲が決まると、ステップ110でそれらの情報
に基づいたスキャン計画が立てられ、ステップ111で
例えばISIS法により局所励起データ収集が行われ
る。
【0078】このように磁気共鳴スペクトロスコピーに
おける局所励起データ収集のボクセルサイズを勘に頼ら
ず、実際の患部を含む断面像(参照画像)を見ながら深
さ方向の収集範囲をも設定できる。つまり、視覚を通し
た確認によって、より的確にボクセルサイズを決定でき
る。この結果、収集時間を必要最小限に止めることがで
き、収集のやり直しも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】この発明の実施形態に係る磁気共鳴イメージン
グ装置のブロック図。
【図2】第1実施形態における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図3】3次元画像データの構成を説明する説明図。
【図4】(a)〜(e)は位置決め手順に沿った分割画
面の様子を説明する説明図。
【図5】位置決めにより得られたオブリーク像の断面位
置の例を説明する説明図。
【図6】請求項14〜17記載の発明の磁気共鳴イメー
ジング装置のクレーム対応図。
【図7】第2実施形態における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図8】(a)〜(e)は第2実施形態における位置決
め手順を説明する画像図。
【図9】第3実施形態における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図10】(a)〜(e)は第3実施形態における位置
決め手順を説明する画像図。
【図11】第4実施形態における位置決めを示す概略フ
ローチャート。
【図12】(a)〜(c)は第4実施形態における位置
決め手順を説明する画像図。
【図13】請求項12,13記載の発明の磁気共鳴イメ
ージング装置のクレーム対応図。
【図14】第5実施形態における位置決めを示す概略フ
ローチャート。
【図15】(a)〜(c)は第5実施形態における位置
決め手順を説明する画像図。
【図16】第6実施形態における位置決めを示す概略フ
ローチャート。
【図17】(a)〜(e−1),(e−2)は第6実施
形態における位置決め手順を説明する画像図。
【図18】従来の1枚位置決めを説明する説明図。
【図19】従来の2枚位置決めを説明する説明図。
【符号の説明】
【0080】 1 磁石 2 静磁場電源 4 傾斜磁場コイル 5 駆動回路 6 傾斜磁場制御装置 7 制御装置 8a,8b 送信コイル及び受信コイル 9 送信機 10 受信機 11 記憶装置 12 演算装置 13 表示装置 14 入力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の診断部位の予め準備された複数枚
    の断層像のデータから成る3次元画像データを用いてス
    キャン位置を決める磁気共鳴用スキャン位置決め方法に
    おいて、 前記複数枚の断層像の中の1枚を基準画像として設定す
    る基準画像設定ステップと、前記基準画像を表示する基
    準画像表示ステップと、外部からの入力に応じて前記基
    準画像上の所望位置に2次元領域を指定する2次元領域
    指定ステップと、外部からの入力に応じて前記基準画像
    上で前記2次元領域を通るROIを設定するROI設定
    ステップと、前記ROIを通り且つ前記基準画像に直交
    する断面の画像データを前記3次元画像データから編集
    する断面編集ステップと、その編集した断面の画像デー
    タを参照画像として表示する参照画像表示ステップと、
    外部からの入力に応じて前記参照画像上で前記2次元領
    域に対する深さ方向の範囲を指定する深さ範囲指定ステ
    ップと、を含むことを特徴とした磁気共鳴用スキャン位
    置決め方法。
  2. 【請求項2】被検体の診断部位の予め準備された複数枚
    の断層像のデータから成る3次元画像データを用いてス
    キャン位置を決めるように構成される磁気共鳴イメージ
    ング装置において、 前記複数枚の断層像の中の1枚を基準画像として設定す
    る基準画像設定手段と、前記基準画像を表示する基準画
    像表示手段と、前記基準画像上の所望位置に2次元領域
    を指定する2次元領域指定手段と、前記基準画像上で前
    記2次元領域を通るROIを設定するROI設定手段
    と、前記ROIを通り且つ前記基準画像に直交する断面
    の画像データを前記3次元画像データから編集する断面
    編集手段と、その編集した断面の画像データを参照画像
    として表示する参照画像表示手段と、前記参照画像上で
    前記2次元領域に対する深さ方向の範囲を指定する深さ
    範囲指定手段と、を備えたことを特徴とした磁気共鳴イ
    メージング装置。
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