JP3511186B2 - 移動農機における畦立整形装置 - Google Patents

移動農機における畦立整形装置

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JP3511186B2
JP3511186B2 JP02175895A JP2175895A JP3511186B2 JP 3511186 B2 JP3511186 B2 JP 3511186B2 JP 02175895 A JP02175895 A JP 02175895A JP 2175895 A JP2175895 A JP 2175895A JP 3511186 B2 JP3511186 B2 JP 3511186B2
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全喜 乾
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は移動農機における畦立整
形装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の移動農機における畦立整形装置は
図3に示す如く、畦の上面を整形する天板(1)は整形
器(2)の整形板(2a)に添設している泥土附着防止
用の樹脂板(3)の下側から吊り上げて畦形状を決定し
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のような畦の上面
を整形する天板が整形板に添設している樹脂板の下側か
ら吊り上げて畦の形状を決定しているものでは、樹脂板
の形状に沿って上下動調節されるものであるので天板を
高く調節することができず、したがって畦の上面が図3
の(ロ)の(a)の如き理想的な形状に仕上がらず
(b)の如き押しつぶされた形状のものとなる。更に天
板(1)の終端(1c)が畦面との接触抵抗で図3の
(イ)の如くカールして畦の形を損なうという欠点があ
る。そこで本発明は以上の欠点を解消し、畦上面が高く
なる理想的な形状のものがえられる移動農機における畦
立整形装置をうることを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するために次のような移動農機における畦立整
形装置を提供するものである。すなわち、畦の上面を整
形する天板を整形板と、これに添設される樹脂板との間
にスライド自在に介装せしめて上下調節自在に構成した
移動農機における畦立整形装置である。 【0005】 【作用】畝の上面を整形する天板は整形板と樹脂板との
間を上下に調節されて天板の高さを高く調節することが
でき、樹脂板の内面に沿って上下することにより、天板
の終端がカールすることがない。 【0006】 【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。先
ず本発明装置をかりて移動農機における畦立整形装置に
ついて説明すると、図2において、車輪(4)のある図
示しない機台上にエンジン(6)が搭載されている。機
台のヒッチ(7)に取付けられる作業機取付支持杆(8
a)にはチェーンケースを介してロータリ(10)が軸
架されている。(2)はロータリの後方に設けた畦立整
形器である。以上のような作業機の畦立整形器(2)の
従来のものは図3に示すように排土板(2b)と整形板
(2a)とからなっていて、整形板(2a)の内側に樹
脂板(3)が添設されており、樹脂板(3)の内側に畦
の上面を整形する天板(1)が懸吊杆(5)とナット
(9)で上下調節自在に作業機取付支持杆(8)に取付
けられている。 【0007】以上のものによると、樹脂板(3)の内面
に畦の上面を整形する天板(1)が懸吊杆(5)で支持
杆(8)にナット(9)で上下調節自在に取付けられて
いるから天板(1)を高く調節できず、又天板(1)の
終端がカール等して畦の形を損なう欠点がある。本発明
はかかる欠点を改良したもので、図1、図2に示す如
く、整形板(2a)と樹脂板(3)との間に天板(1)
を上下調節自在に設けたものである。以上の如く構成す
ると、天板(1)を整形板(2a)と恰も一体的なもの
として畦形状の調整ができ、したがって図1の(ロ)に
示すような高くてカマボコ形の理想的な畦ができる。以
上のような装置は歩行形管理機の他にトラクタ作業機に
も応用できる。 【0008】なお、畦立作業において、従来ロータリ
(10)と整形器(2)は図4のように耕盤(a)すれ
すれ少し上位にセットしている。しかしトラクターが変
わったり、土地条件が変わると図5のようにサクション
部(2c)が耕盤(c)にひっかかり正しい姿勢がとれ
ず畦立作業ができない。そこで図6、図7に示す如く作
業取付支持杆(8)に円弧状のガイドレール(11)を
設け、このレール(11)の中にスライド自在に挿入さ
れるアーム(12)を整形器(2)に取付け、ロータリ
(10)に沿って整形器(2)を上下調節自在に構成す
ると、図6のように正規の姿勢がとれる調整ができる。
調整後はピン穴(13)にピン(14)をさし込んで固
定する。以上のように構成するとトラクターの場合、畦
立ロータリを取付けるトラクタの種類の限定が少なくな
り、どのトラクタでも姿勢がとれる作業ができる。又マ
ッチング済みのトラクタでも圃場条件できれいな畦が出
来なくなるが、これも解決できる。 【0009】以上何れにしても本発明は畦の上面を整形
する整形板をこれに添設される樹脂との間にスライド自
在に介装せしめて上下調節自在に構成した移動農機にお
ける畦立整形装置であるが、本発明の精神の範囲内にお
いて任意に設計変更できるものである。 【0010】 【発明の効果】本発明によれば、整形板と樹脂板との間
に天板を介装したものであるから、整形板と天板を恰も
一体的なものとして畦形状の調整ができ、高くてカマボ
コ形の理想的な畦ができるという特徴があり、天板の終
端が樹脂板と整形板との間をスライドするものであるか
ら、カールして畦の形を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明装置の背面からみた説明図と畦の説明図 【図2】本発明装置の使用状態を示す斜面図 【図3】従来の畦立整形装置の背面からみた説明図と畦
の説明図 【図4】従来のロータリと整形器との相対関係を示す説
明図 【図5】耕盤に整形器のサクション部がひっかかった状
態を示す説明図 【図6】正規の姿勢がとれるロータリと整形器との相対
関係を示す説明図 【図7】同上の斜面図 【符号の説明】 1 天板 2 畦立整形器 2a 排土板 2b 整形板 3 樹脂板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 守 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目32番7号 石川島芝浦機械株式会社内 (72)発明者 山崎 泰幸 高知県高知市布師田3950番地 太陽鍛工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−6402(JP,U) 実開 昭48−94719(JP,U) 実開 昭62−169902(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 13/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 畦の上面を整形する天板を整形板と、こ
    れに添設される樹脂板との間にスライド自在に介装せし
    めて上下調節自在に構成した移動農機における畦立整形
    装置。
JP02175895A 1995-02-09 1995-02-09 移動農機における畦立整形装置 Expired - Fee Related JP3511186B2 (ja)

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JP2006014707A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 New Delta Ind Co 畦立て機
CN108781538B (zh) * 2018-06-26 2021-08-03 南京溧水高新产业股权投资有限公司 一种大小可调节的花生起垄器

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