JP3510901B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ハーフスキャン機能を
備えた磁気共鳴イメージング装置に係り、特に、ハーフ
スキャン以外の計測中断時において、MR計測済の位相
エンコード数が計測条件で指定された位相エンコード数
の半分をわずかに超えている場合には、計測タスクにて
計測条件としてハーフスキャンが指定されたと自動的に
判断し、ハーフスキャン法による画像再構成を行う磁気
共鳴イメージング装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の磁気共鳴イメージング装置におい
ては、不測の事態により検査中にMR計測を中断した場
合、中断したMR計測は無条件にて無効としており、計
測開始から計測中断までに得られた計測データも無効と
してしまうものであり、画像が得られないため、中断し
たMR計測と同一計測条件にて再計測を行う事により画
像を得ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】磁気共鳴イメージング
装置において、診断に有効な画像を得るためにはMR計
測は、数分から十数分に及び、MR計測中断ごとに中断
したMR計測を無条件に無効とすると、中断したMR計
測と同一計測条件にて再計測となり、計測効率に欠ける
との問題点があった。本発明の目的は、ハーフスキャン
以外のMR計測中断時において、MR計測が終了した位
相エンコード数が計測条件で指定された位相エンコード
数の半分を少し超えている場合、計測タスクにて計測条
件としてハーフスキャンが指定されたと自動的に判断
し、ハーフスキャン法により画像再構成を行うことによ
り、画像を得られることを可能とする磁気共鳴イメージ
ング装置を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】全位相エンコード数のエ
コーデータを計測するフルスキャン手段と、前記フルス
キャン手段によって計測されたエコーデータから画像を
再構成するフル再構成手段と、全位相エンコード数の半
分を超える数の位相エンコード数でエコーデータを計測
するハーフスキャン手段と、前記ハーフスキャン手段に
よって計測されたエコーデータから計測されない残りの
位相エンコードのエコーデータを求め、該求められたエ
コーデータと前記計測されたエコーデータとを合成した
エコーデータを用いて画像を再構成するハーフ再構成手
段と、を備えた磁気共鳴イメージング装置において、前
記フルスキャンが中断されたときに、該中断時迄に計測
されたエコーデータの位相エンコード数を検知する手段
と、前記検知された位相エンコード数が前記フルスキャ
ンで設定された全位相エンコード数の半分を超える場合
に、前記中断時までに計測されたエコーデータを用いて
前記ハーフ再構成手段により画像を再構成する手段を備
えたものである。 【0005】 【作用】本発明は、ハーフスキャン以外のMR計測に
て、MR計測を中断しても、MR計測が終了している位
相エンコード数が計測条件として指定した位相エンコー
ド数の半分を、わずかに超えていた時、計測タスクにて
計測条件として、ハーフスキャンが指示されたと自動的
に判断し、ハーフスキャンとして、未計測の位相エンコ
ードを計測済の位相エンコードより位相推定し、推定デ
ータを求め、計測済の位相エンコードと合成し、画像再
構成する事により、例えば、256×256マトリック
スの画像を得られるようにしたものである。 【0006】 【実施例】図3は本発明が適用される磁気共鳴イメージ
ング装置の全体構成を示すブロック図である。この磁気
共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を
利用して被検体の断層像を得るもので、図3に示すよう
に、静磁場発生磁気回路2と、傾斜磁場発生系3と、送
信系4と、受信系5と、信号処理系6と、シーケンサ7
と、中央処理装置(CPU)8とを備えて成る。 【0007】上記静磁場発生磁気回路2は、被検体1の
周りにその体軸方向または体軸と直交する方向に均一な
静磁場を発生させるもので、上記被検体1の周りのある
広がりを持った空間に永久磁石方式又は常電導方式ある
いは超電導方式の磁場発生手段が配置されている。傾斜
磁場発生系3は、X,Y,Zの三軸方向に巻かれた傾斜
磁場コイル9と、それぞれのコイルを駆動する傾斜磁場
電源10とから成り、後述のシーケンサ7からの命令に
従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動する
ことにより、X,Y,Zの三軸方向の傾斜磁場Gs
p,Gf を被検体1に印加するようになっている。こ
の傾斜磁場の加え方により、被検体1に対するスライス
面を設定することができる。 【0008】送信系4は、後述のシーケンサ7から送出
される高周波磁場パルスにより被検体1の生体組織を構
成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高
周波信号を照射するもので、高周波発振器11と変調器
12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル14a
とから成り、上記高周波発振器11から出力された高周
波パルスをシーケンサ7の命令に従って変調器12で振
幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波増
幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された
高周波コイル14aに供給することにより、電磁波が上
記被検体1に照射されるようになっている。 【0009】受信系5は、被検体1の生体組織の原子核
の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信
号)を検出するもので、受信側の高周波コイル14bと
増幅器15と直交位相検波器16とA/D変換器17と
から成り、上記送信側の高周波コイル14aから照射さ
れた電磁波による被検体1の応答の電磁波(NMR信号)
は被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで
検出され、増幅器15及び直交位相検波器16を介して
A/D変換器17に入力してディジタルに変換され、更
にシーケンサ7からの命令によるタイミングで直交位相
検波器16によりサンプリングされた二系列の収集デー
タとされ、その信号が信号処理系6に送られるようにな
っている。 【0010】この信号処理系6は、CPU8と、磁気デ
ィスク18及び磁気テープ19等の記録装置と、CRT
等のディスプレイ20,キーボード21とから成り、上
記CPU8でフーリエ変換,補正係数計算,画像再構成
等の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複数
の信号に適当な演算を行って得られた分布を画像化して
ディスプレイ20に断層像として表示するようになって
いるキーボード21は各種操作指令や入力用に供する。 【0011】シーケンサ7は、上記被検体1の生体組織
を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周
波磁場パルスをある計測条件中のパルスシーケンスで繰
り返し印加する制御手段となるもので、CPU8の制御
で動作し、被検体1の断層像のデータ収集に必要な種々
の命令を送信系4及び傾斜磁場発生系3並びに受信系5
に送るようになっている。 【0012】ここで本発明は、上記構成の磁気共鳴イメ
ージング装置において、前記目的を達成するために、C
PU8上で計測処理全体を制御する計測タスクと、シー
ケンサ7内で実際にMR計測を行うシーケンサ制御プロ
グラムに対し、次に示す動作を行うようにする。 【0013】図1に計測タスクの動作を示す。オペレー
タが計測条件を指定し、計測開始スイッチ(図示省略)
を押すことにより計測タスクは起動され、シーケンサ7
に起動命令を発行し、MR計測を開始させ(S1)、シ
ーケンサ7が終了するまで待ち状態となる(S2)。こ
の待ち状態中にオペレータが計測中断スイッチを押すと
計測タスクはシーケンサ7に停止命令を発行し、MR計
測を中断させ(S3)、前記計測条件としてハーフスキ
ャン以外が指定されていれば(S4)、シーケンサ7よ
り計測済位相エンコード数を読み取る(S5)。読み取
った計測済位相エンコード数が、前記計測条件にて指定
した位相エンコード数の半分をすこし超えている場合
(S6)、前記計測条件をフルスキャンよりハーフスキ
ャンへ自動修正し(S7)、ハーフスキャンとして画像
再構成タスクを起動する(S8)ことにより画像を得
る。 【0014】図2にシーケンサ制御プログラムの動作を
示す。シーケンサ制御プログラムは計測タスクよりシー
ケンサ7が起動命令を受けることによりシーケンサ7よ
り起動され、イニシャル処理として、送信系4などの初
期化と合せて計測済位相エンコードカウンタの初期化を
行う(S′1)。この時、カウンタとしてシーケンサ7
内のメモリを使用してもよいし、シーケンサ7内の演算
用のレジスタを使用してもよい。そして、送信系4及び
傾斜磁場発生系3並びに受信系5に対し、MR計測に必
要な種々の命令を発行し、計測条件中のパルスシーケン
スで1エンコード計測を行い(S′2)、計測済位相エ
ンコードカウンタを1インクリメントし(S′3)、全位
相エンコードを計測するまで、次の位相エンコードの計
測をくり返し行う(S′4)。S′2からS′4の間に
計測タスクよりシーケンサ7が停止命令を受けるとシー
ケンサ7により、シーケンサ制御プログラムは停止され
る。この時、シーケンサ制御プログラムはシーケンサ7
内のメモリ及びレジスタを停止直前の状態を保持して停
止することにより、計測タスクは上記カウンタをリード
すれば、計測済位相エンコード数を知ることができる。 【0015】なお、本実施例の説明では、ハーフスキャ
ン法についての説明は省略したが、これについては公知
の技術であり、必要とあらば各種文献を参照することが
できる。 【0016】 【発明の効果】本発明により、計測条件としてハーフス
キャン以外の計測中断時においても、中断以前に収集し
た計測データを無駄にすることなく画像が得られる。こ
れにより、計測効率の向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の計測タスク処理フローを示す図であ
る。 【図2】本発明のシーケンサ制御プログラム処理フロー
を示す図である。 【図3】本発明のMRI装置の構成を示すブロック図。 【符号の説明】 2 静磁場発生磁気回路 4 送信系 5 受信系 6 信号処理系 7 シーケンサ 8 CPU 20 ディスプレイ 21 キーボード

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 全位相エンコード数のエコーデータを計
    測するフルスキャン手段と、 前記フルスキャン手段によって計測されたエコーデータ
    から画像を再構成するフル再構成手段と、全位相エンコード数の半分を超える数の位相エンコード
    数でエコーデータを計測するハーフスキャン手段と、前
    記ハーフスキャン手段によって計測されたエコーデータ
    から計測されない残りの位相エンコードのエコーデータ
    を求め、該求められたエコーデータと前記計測されたエ
    コーデータとを合成したエコーデータを用いて画像を再
    構成するハーフ再構成手段と、を備えた磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記フルスキャンが中断されたときに、該中断時迄に計
    測されたエコーデータの位相エンコード数を検知する手
    段と、 前記検知された位相エンコード数が前記フルスキャンで
    設定された全位相エンコード数の半分を超える場合に、
    前記中断時までに計測されたエコーデータを用いて前記
    ハーフ再構成手段により画像を再構成する手段を備えた
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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