JP3510402B2 - 撮影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構造 - Google Patents

撮影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像手段にCC
Dを用いたカメラなど、カメラの温度変化に対する撮影
レンズの焦点位置を補償するために該撮影レンズの近傍
の温度を計測する温度検出手段の取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズの特性は曲率や屈折率、レン
ズ間隔等で決定されるが、これらは撮影レンズの温度の
変化によって微妙に変化することが知られている。一般
撮影用のカメラ、特に携帯に適したカメラやビデオカメ
ラでは自動合焦装置が具備されているが、この自動合焦
装置では焦点位置が撮影レンズの焦点深度の範囲内にあ
れば合焦したと判断するもので、この種の被写体距離の
長いレンズを使用しているカメラでは、温度の変化によ
る焦点位置の移動に対する影響を無視することができる
場合が多い。
【0003】ところが、近年増加している被写体距離が
短い光学系、例えば撮像手段にCCDを使用する画像読
取り用カメラなどの画像処理装置に用いられる撮影レン
ズでは軽量化や小型化、色収差を極力抑える要求から、
低分散ガラスを材料としたレンズが用いられるようにな
ってきている。このガラスはレンズの構成枚数を少なく
して色収差を最小限に抑えることができる反面、温度に
対する膨張率や屈折率の変化が通常のガラスよりも高い
ため、温度の変化による焦点位置がずれてしまいやす
い。この種の画像処理装置でも温度変化による焦点位置
の移動は撮影画像にとって無視することができない。
【0004】撮影レンズの焦点位置の移動を補償する方
法で、製版用カメラに用いられたものとして、例えば特
開平3−87801号公報に記載された「焦点位置の温
度補償装置」などがある。この温度補償装置は温度セン
サを鏡胴などに埋め込んだ構造としてある。また、特開
昭61−133912号公報に記載された「トラッキン
グ調整機構を備えるズームレンズ」では温度補償用の温
度センサーが鏡胴の外側面に取り付けられた構造として
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の温度検出手段の取付構造では、温度センサが鏡
胴に取り付けられた構造であるため、撮影レンズの温度
変化に十分に対応できないおそれがある。すなわち、鏡
胴に温度センサが取り付けられているため、撮影レンズ
の温度変化を直接的に計測するものではなく、計測され
た温度に対する変化量と実際の撮影レンズの変化量とが
異なっている。したがって、計測された温度に基づいて
撮影レンズの焦点位置を補償したとしても、正確に補正
することができないおそれがある。
【0006】図6は温度検出手段の従来の配設箇所を示
す概略図で、撮影レンズ群50を保持した鏡胴51の外側面
に温度検出手段52が設けられているもので、該温度検出
手段52にCPU53が接続されている。なお、撮影レンズ
群50の後方の結像位置にはCCD54が配されている。ま
た、図7は温度検出手段62が撮影レンズ群60の前群レン
ズ60a の外周面に設けられたもので、該温度検出手段62
にはCPU63が接続されている。撮影レンズ群60は鏡胴
61によって保持され、また撮影レンズ群60の後方の結像
位置にはCCD64が配されている。図6及び図7に示す
配設箇所における温度検出手段52、62によって、周辺温
度の変化に対して焦点位置のずれ量を計測したデータを
図8と図9にそれぞれ示してある。
【0007】図8に示すように、温度検出手段52が鏡胴
51の外側面に配設された構造では、温度を上昇させると
焦点位置のずれ量が大きくなり、次いで温度を下降させ
た場合にヒステリシスが生じてしまい、等しい温度に対
して異なるずれ量となってしまっている。再度温度を上
昇させた場合であっても、ヒステリシスがあるために焦
点位置のずれ量が一定しないことが認められる。すなわ
ち、予め登録された補正データによって焦点位置を補正
したとしても、撮影レンズを正確に焦点位置に設定でき
ないおそれがある。
【0008】ところが、図9に示すように、温度検出手
段62を前群レンズ60a の外周面に配設した場合には、周
辺温度の昇降によるヒステリシスが生じることなく、温
度変化に対して焦点位置のずれ量がほぼ一定であること
が認められる。すなわち、温度検出手段は撮影レンズの
温度変化を直接的に測定することが好ましい。
【0009】また、温度検出手段を鏡胴の外側に配設し
た場合であって、鏡胴の材質をアルミニウムとした場合
とステンレスとした場合とについて、上述のように温度
変化に対する焦点位置のずれ量を測定した場合も、アル
ミニウムについては図8に示すデータと同様にヒステリ
シスが生じ、ステンレスについては図9に示すデータと
同様にヒステリシスが生じないことが認められた。アル
ミニウムとステンレスの熱伝導率を比較すると、それぞ
れ0.5 kcal/mhdegと0.04 kcal/mhdeg であり、ステンレ
スの方がレンズの材質であるガラスの熱伝導率に近い。
すなわち、温度検出手段の熱伝導率が撮影レンズを構成
する材料の熱伝導率に近いものの方が、焦点位置のずれ
量に対応した温度変化をより確実に測定することができ
る。
【0010】そこで、この発明は、極力撮影レンズの温
度を計測できる構造として、焦点位置の補正を極力正確
に行なうことができるようにした撮影レンズの焦点位置
補償用温度検出手段の取付構造を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る撮影レンズの焦
点位置補償用温度検出手段の取付構造は、変倍系及び合
焦系の光学系からなる撮影レンズを光軸方向に移動させ
て変倍及び合焦調節を行なうためのレンズ駆動機構を備
え、レンズ近傍の温度を測定する温度検出手段を備え、
該温度検出手段によって検出された温度に基づいて、予
め登録された温度変化に対応する焦点位置補正データに
より上記合焦系の光学系を駆動して焦点位置の補正を行
なう撮影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構
造において、前記温度検出手段の保持部材を、撮影光学
系のレンズを構成する材料の熱伝導率に近い素材によっ
て該レンズの質量に近い質量を持たせて構成して、前記
光学系の鏡胴内部に配設したことを特徴としている。
【0012】温度検出手段を鏡胴の内部に配設したこと
により、鏡胴の外部に配設された場合に比べて、撮影レ
ンズ自体の温度により近い温度を測定することができ
る。温度変化と焦点位置補正データとの間の差異が少な
くなって、撮影光学系をより正確な焦点位置に移動させ
ることができる。
【0013】
【0014】しかも、温度検出手段を、撮影光学系のレ
ンズ材料が有する熱伝導率と質量に近い特性の保持部材
に保持させることによって、装置周辺の温度変化に対応
した変化量とほぼ等しく変化する部材で変化した温度を
測定できるから、撮影レンズの温度とほぼ等しい温度を
計測することができる。
【0015】また、前記温度検出手段がサーミスタであ
ることを特徴としている。
【0016】さらに、装置本体に固定された固定鏡胴
と、上記固定鏡胴に収容され、撮影レンズを光軸方向に
進退させて合焦調節を行なうための合焦系レンズ群と、
前記固定鏡胴の内周面に接触させて収容させ、撮影レン
ズを構成する材料の熱伝導率に近い素材によって該レン
ズの質量に近い質量を持たせて構成した連結環とからな
り、前記連結環に温度検出手段を保持させたことを特徴
としている。
【0017】温度検出手段を固定鏡胴の内部に収容させ
た連結環に設けることによって、該温度検出手段に接続
した配線の処理が容易となる。しかも、簡単な構造で鏡
胴の内部に温度検出手段を配設できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る撮影レンズの焦点位置補
償用温度検出手段の取付構造を具体的に説明する。
【0019】図1はこの焦点位置補償用温度検出手段の
取付構造の概略を示す図で、鏡胴を光軸を含む面で切断
した断面図である。装置本体に固定された固定鏡胴1に
は、図2に示すように、光軸Sに沿った方向に長孔1aが
形成されており、この長孔1aに後側移動枠2の外周に径
方向を指向して突出させたピン部2aが遊挿されている。
この後側移動枠2に撮影レンズを構成する後群レンズ3
が保持されている。上記固定鏡胴1の後部にはフランジ
部1bが形成されており、このフランジ部1bにズーム駆動
用モータ4がその出力軸4aを、フランジ部1bから前方に
突出させて取り付けられており、この出力軸4aの先端部
にピニオン5が嵌着されている。
【0020】上記固定鏡胴1の外側にはズームカム筒6
が固定鏡胴1に対して光軸Sを中心として回動自在に遊
嵌されている。このズームカム筒6の後端部にはフラン
ジ部6aが形成され、該フランジ部6aの外周面に前記ピニ
オン5と噛合するギヤが形成されている。またズームカ
ム筒6には螺旋方向に後群用カム溝が形成されており、
前記後側移動枠2のピン部2aがこの後群用カム溝に遊挿
されている。したがって、ズームカム筒6が回動すると
ピン部2aが後群用カム溝と前記長孔1aに案内されて光軸
方向に進退し、後側移動枠2に保持された後群レンズ3
が同方向に進退するようにしてある。
【0021】前記固定鏡胴1の長孔1aの先端部には、前
側移動枠7の外側面に径方向を指向して突出させたピン
部7aが遊挿されている。前記ズームカム筒6には螺旋方
向に前群用カム溝が形成されており、この前群用カム溝
に上記ピン部7aの先端部が遊挿されている。上記前側移
動枠7には後述するフォーカスカム筒を介して前群レン
ズ枠8が連繋し、この前群レンズ枠8に撮影レンズを構
成する前群レンズ9が保持されている。したがって、ズ
ームカム筒6が回動すると上記ピン部7aが上記長孔1aと
前群用カム溝に案内されて光軸方向に進退し、前側移動
枠7が同方向に進退することによってこの前側移動枠7
に連繋した前群レンズ枠8に保持されている前群レンズ
9が同方向に進退する。このため、前記後群レンズ3と
前群レンズ9とがズームカム筒6の回動によって同期し
て進退し、前記後群用カム溝と前群用カム溝に案内され
て進退することによって所定の光学的関係が保たれて変
倍駆動されることになる。
【0022】固定鏡胴1の先端部には、図2に示すよう
に周方向に沿った支持孔1cが形成されており、この固定
鏡胴1の先端部から該固定鏡胴1に対して回動自在にフ
ォーカス駆動筒としてのフォーカスギヤ10が遊挿され
て、支持孔1cを貫通したギヤ支持ピン10a によって固定
鏡胴1の先端部に保持されている。このフォーカスギヤ
10の先端部には、図5に示すようにフランジ部10b が形
成され、このフランジ部10b の外周面にはギヤ10c が形
成されている。固定鏡胴1の先端部の外周面には支持ブ
ラケット11が止着されており、この支持ブラケット11に
フォーカス駆動モータ12がその出力軸12a を支持ブラケ
ット11から前方に突出させて取り付けられている。この
出力軸12a に嵌着されたピニオン13に上記フォーカスギ
ヤ10のフランジ部10b 外周面に形成されたギヤ10c が噛
合している。したがって、フォーカス駆動モータ12の回
動によってフォーカスギヤ10が光軸Sを中心として回動
することになる。そして、フォーカスギヤ10の内周面に
は光軸Sの方向に沿った案内溝10d が形成されている。
【0023】フォーカスギヤ10の内周部には前記前側移
動枠7が収容されており、この前側移動枠7の内周部に
光軸Sを中心として回動自在なフォーカスカム筒14が遊
挿されている。フォーカスカム筒14の先端部の外側面に
は、図4に示すように径方向に突出させた連結ピン14a
が植設されている。前記前側移動枠7の先端部には、図
3に示すように周方向の長孔7bが形成されており、上記
連結ピン14a がこの長孔7bを貫通してフォーカスギヤ10
の前記案内溝10d に遊挿されている。したがって、フォ
ーカスギヤ10が回動すると、案内溝10d に遊挿した連結
ピン14a が植設されているフォーカスカム筒14が光軸S
を中心として回動することになる。また、フォーカスカ
ム筒14には図4に示すように螺旋方向に前群レンズ用カ
ム孔14bが形成されており、他方前側移動枠7には図3
に示すように光軸Sの方向に沿った支持長孔7cが形成さ
れており、前記前群レンズ枠8の外周面に植設された駆
動ピン8aが上記前群レンズ用カム孔14b を貫通して前記
支持長孔7cに遊挿されている。
【0024】前記固定鏡胴1の後端部には保持部材とし
ての連結環20が止めネジ20a によって固定鏡胴1の内周
面に密着した状態に取り付けられている。この連結環20
は撮影レンズ3、9を構成した材料とほぼ等しい熱伝導
率を有する素材によって形成されており、例えば撮影レ
ンズ3、9に低分散ガラスが用いられている場合には、
この連結環20はステンレス材、さらに好ましくはポリカ
ーボネート材によって構成されている。ガラスの熱伝導
率が0.003 kcal/mhdegに対して、ステンレス材の熱伝導
率は0.04kcal/mhdeg であり、ポリカーボネートの熱伝
導率は0.001 kcal/mhdeg で、ガラスの熱伝導率に近い
熱伝導率を有する材料を用いることが好ましい。
【0025】上記連結環20の前端部には内側を指向した
フランジ状のブラケット部20b が形成されており、この
ブラケット部20b に温度検出手段としてのサーミスタ21
が取り付けられている。そして、このブラケット部20b
を含んだ連結環20の質量を、撮影レンズ3、9の質量に
近いものとして構成することが好ましい。上記サーミス
タ21に接続された配線は固定鏡胴1の後端部に形成され
た切欠部1dを通って、前記フランジ部1bと支持ブラケッ
ト11に掛け渡されて支持された駆動回路基板22の所定の
端子に接続されている。この駆動回路基板22にはCPU
を中心とした駆動回路が組込まれており、前記ズーム駆
動モータ4とフォーカス駆動モータ12も駆動回路基板22
の所定の端子に接続されている。そして、上記CPUに
は予め計測されて得られた、環境温度に対する焦点位置
の補正に関する補正データが登録されている。
【0026】以上により構成したこの発明に係る撮影レ
ンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構造の作用
を、以下に説明する。
【0027】ズーム駆動モータ4が作動して出力軸4aが
回動するとピニオン5に噛合したギヤが形成されている
フランジ部6aが回動し、ズームカム筒6が光軸Sを中心
として回動し、後群移動枠2と前群移動枠7が光軸Sに
沿って所定の移動量で移動して撮影レンズの倍率が変更
される。所定の倍率となった位置でズーム駆動モータ4
が停止する。前記サーミスタ21によって計測された鏡胴
内部の温度信号がCPUに送出されて、該CPUにおい
て当該温度時における補正データから焦点位置を補正す
るための前群レンズ9の移動量データが求められ、その
移動量データに基づいてフォーカス駆動モータ12を作動
させることになる。
【0028】フォーカス駆動モータ12が作動して出力軸
12a が回動するとピニオン13に噛合したギヤ10c を有す
るフォーカスギヤ10が回動することになる。このフォー
カスギヤ10の内周面の光軸S方向の案内溝10d には連結
ピン14a が挿入されているから、この連結ピン14a が植
設されているフォーカスカム筒14が光軸Sを中心として
回動する。このフォーカスカム筒14に形成された前群レ
ンズ用カム孔14b には前群レンズ枠8に植設された駆動
ピン8aが挿入されているため、該駆動ピン8aが前群レン
ズ用カム孔14b に案内されて光軸Sの方向に進退し、前
群レンズ枠8が同方向に進退するから、前群レンズ9が
補正量に相当する移動を行なうことになる。このため、
当該温度時における焦点位置が設定され、当該倍率にお
いて合焦することになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る撮
影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構造によ
れば、温度検出手段の保持部材を光学系の鏡胴内部に配
設したから、鏡胴の外部に配設したものに比べて、光学
系の温度をより正確に測定することができる。したがっ
て、温度変化に対して焦点位置の補正をほぼ正確に行な
うことができ、鮮明な画像を得ることができる。
【0030】しかも、温度検出手段の保持部材を、レン
ズを構成する材料の熱伝導率に近い素材によって該レン
ズの質量に近い質量を持たせて構成したため、周辺温度
の変化による該保持部材の温度の変化をレンズの温度変
化とほぼ同調させられるから、レンズの温度をほぼ等し
い温度を計測することができ、焦点位置の補正をより正
確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る焦点位置補償用温度検出手段の
取付構造の概略を示す図で、鏡胴を光軸を含む面で切断
した断面図である。
【図2】鏡胴を構成する固定鏡胴の概略斜視図である。
【図3】鏡胴を構成する前側移動枠の概略斜視図であ
る。
【図4】鏡胴を構成するフォーカスカム筒の概略斜視図
である。
【図5】鏡胴を構成するフォーカス駆動筒であるフォー
カスギヤの概略斜視図である。
【図6】温度検出手段の配設箇所を説明する図で、鏡胴
の光軸を含む面で切断した概略断面図であり、温度検出
手段を鏡胴の外側面に配設した状態を示している。
【図7】温度検出手段の最適な配設箇所を説明する図
で、鏡胴の光軸を含む面で切断した概略断面図であり、
光学系のレンズの外周部に配設した状態を示している。
【図8】図6における位置に配設した温度検出手段によ
って計測した、温度変化に対する焦点位置のずれ量を示
す図である。
【図9】図7における位置に配設した温度検出手段によ
って計測した、温度変化に対する焦点位置のずれ量を示
す図である。
【符号の説明】
1 固定鏡胴 2 後側移動枠 3 後群レンズ 4 ズーム駆動モータ 6 ズームカム筒 7 前側移動枠 8 前群レンズ枠 9 前群レンズ 10 フォーカスギヤ(フォーカス駆動筒) 11 支持ブラケット 12 フォーカス駆動モータ 14 フォーカスカム筒 20 連結環(保持部材) 21 サーミスタ(温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪口 恭伸 神奈川県足柄上郡開成町宮台798 富士 写真フイルム株式会社 宮台技術開発セ ンター 内 (72)発明者 猪狩 和夫 埼玉県朝霞市泉水三丁目11番46号 富士 写真フイルム株式会社 朝霞技術開発セ ンター 内 (56)参考文献 特開 平7−110423(JP,A) 特開 昭60−163046(JP,A) 特開 平6−86022(JP,A) 特開 昭62−47025(JP,A) 特開 平7−248445(JP,A) 特開 昭61−133912(JP,A) 特開 平3−87801(JP,A) 実開 平1−152313(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変倍系及び合焦系の光学系からなる撮影
    レンズを光軸方向に移動させて変倍及び合焦調節を行な
    うためのレンズ駆動機構を備え、レンズ近傍の温度を測
    定する温度検出手段を備え、該温度検出手段によって検
    出された温度に基づいて、予め登録された温度変化に対
    応する焦点位置補正データにより上記合焦系の光学系を
    駆動して焦点位置の補正を行なう撮影レンズの焦点位置
    補償用温度検出手段の取付構造において、 前記温度検出手段の保持部材を、撮影光学系のレンズを
    構成する材料の熱伝導率に近い素材によって該レンズの
    質量に近い質量を持たせて構成して、前記光学系の鏡胴
    内部に配設したことを特徴とする撮影レンズの焦点位置
    補償用温度検出手段の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段がサーミスタであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の撮影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 装置本体に固定された固定鏡胴と、 上記固定鏡胴に収容され、撮影レンズを光軸方向に進退
    させて合焦調節を行なうための合焦系レンズ群と、 前記固定鏡胴の内周面に接触させて収容させ、撮影レン
    ズを構成する材料の熱伝導率に近い素材によって該レン
    ズの質量に近い質量を持たせて構成した連結環とからな
    り、 前記連結環に温度検出手段を保持させたことを特徴とす
    る撮影レンズの焦点位置補償用温度検出手段の取付構
    造。
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