JP3510162B2 - 管継手の装着方法 - Google Patents

管継手の装着方法

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JP3510162B2
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joint piece
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宏和 石田
幸久 戸田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電線ケーブル等を
挿通する保護管を地中に埋設する際に適用するに好適な
管継手の装着方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来この種の保護管を地中に埋設する際
には、コンクリート製のマンホールに管継手を装着し、
この管継手に保護管を接続する工法が広く採用されてお
り、マンホールに対する管継手の装着方法としては湿式
工法が一般的であった。すなわち、マンホールのケーシ
ングに接続孔を大きめに形成し、この接続孔の適所に管
継手を仮固定した状態で、管継手の周囲にモルタルを打
設して隙間を充填し、所定時間だけ養生してモルタルを
硬化させることにより、管継手をモルタルでケーシング
に本固定していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、管
継手を仮固定するときに接続孔の適所に位置決めしなけ
ればならず、そのための技術と治具を要することから、
必然的にコストが高騰するばかりか、管継手を本固定す
るときにモルタルが硬化するまで養生する必要があるの
で、管継手の本固定ひいては保護管の接続工事に長時間
を要し、工期短縮の障害になるという不都合があった。 【0004】本発明は、このような事情に鑑み、保護管
の接続に要するコストを削減するとともに、工期短縮を
実現することが可能な管継手の装着方法を提供すること
を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、箱状
のケーシング(2)の接続予定箇所に薄肉部(3)を形
成したマンホール(1)に対して管継手(6)を装着す
る際に、前記ケーシングの薄肉部を貫通させて接続孔
(5)を形成し、この接続孔に前記管継手を取り付ける
ようにした管継手の装着方法であって、前記管継手とし
て、フランジ(7a)付きの雄ねじ継手片(7)および
フランジ(8a)付きの雌ねじ継手片(8)からなるも
のを採用し、これら雄ねじ継手片、雌ねじ継手片を前記
ケーシングの内外から挿設し、これら雄ねじ継手片、雌
ねじ継手片を互いに螺着してそれらのフランジで前記ケ
ーシングを挟み込むようにして構成される。 【0006】こうした構成により、薄肉部に接続孔を形
成し、雄ねじ継手片を雌ねじ継手片に螺着するだけで管
継手の装着作業が完了するように作用する。 【0007】なお、括弧内の番号等は図面において対応
する要素を表わす便宜的なものであり、したがって、本
発明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。こ
のことは「特許請求の範囲」の欄についても同様であ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 【0009】図1は本発明に係る管継手の装着方法の一
実施形態が適用されるマンホールを示す斜視図、図2は
図1に示すマンホールの薄肉部の拡大断面図、図3は図
1に示すマンホールに管継手を装着した状態を示す斜視
図、図4は図3の要部を示す拡大断面図である。 【0010】このマンホール1は、図1および図2に示
すように、箱状のケーシング2を有しており、ケーシン
グ2の側面の接続予定箇所には複数個(例えば、8個)
の薄肉部3が円形に形成されている。 【0011】従って、図3に示すように、保護管10を
地中に埋設してマンホール1に接続する際には、次の手
順による。 【0012】すなわち、まずマンホール1のケーシング
2に管継手6を装着する。それには、ケーシング2の複
数個の薄肉部3のうち保護管10の埋設位置に対応した
薄肉部3を打ち抜いて貫通させる。すると、そこに接続
孔5が形成されるので、この接続孔5に、図4に示すよ
うに、フランジ7a付きの雄ねじ継手片7およびフラン
ジ8a付きの雌ねじ継手片8からなる管継手6を乾式工
法で取り付ける。すなわち、ケーシング2の外側から接
続孔5を塞ぐようにパッキン11と雌ねじ継手片8を挿
設するとともに、ケーシング2の内側から接続孔5を塞
ぐように雄ねじ継手片7を挿設し、雄ねじ継手片7を雌
ねじ継手片8に螺着する。すると、管継手6は雄ねじ継
手片7のフランジ7aおよび雌ねじ継手片8のフランジ
8aがケーシング2をその内外から挟み込む形でマンホ
ール1に取り付けられた状態となり、ここで管継手6の
装着作業が完了する。 【0013】この際、管継手6の装着は乾式工法による
ものであり、管継手6の周囲にモルタルを打設する必要
がなく、熟練した技術も特別な治具も必要としないこと
から、従来の湿式工法と比べて保護管10の接続に要す
るコストを大幅に削減することができる。また、薄肉部
3に接続孔5を形成した後は、雄ねじ継手片7を雌ねじ
継手片8に螺着するだけで管継手6の装着作業が完了す
るので、管継手6の装着ひいては保護管10の接続工事
を短時間で行うことができ、工期短縮を図ることが可能
となる。 【0014】こうしてマンホール1のケーシング2に管
継手6が装着されたところで、この管継手6の雌ねじ継
手片8にパッキン9を介して保護管10を挿設する。す
ると、保護管10が管継手6を介してマンホール1に接
続された状態となり、ここで保護管10のマンホール1
への接続工事が終了する。このとき、管継手6と保護管
10との間にはパッキン9が、また管継手6とケーシン
グ2との間にはパッキン11が介在しているので、マン
ホール1は防水性に優れ、ケーシング2の外側から内側
へ、或いは逆にケーシング2の内側から外側へ浸水する
事態を回避することができる。 【0015】なお、マンホール1に保護管10を接続す
るには、必要な個数の薄肉部3のみ打ち抜いて接続孔5
を形成すればよいので、現場で工事内容の変更にも容易
に対応することができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
箱状のケーシング2の接続予定箇所に薄肉部3を形成し
たマンホール1に対して管継手6を装着する際に、前記
ケーシング2の薄肉部3を貫通させて接続孔5を形成
し、この接続孔5に前記管継手6を取り付けるようにし
た管継手の装着方法であって、前記管継手6として、
ランジ7a付きの雄ねじ継手片7およびフランジ8a付
きの雌ねじ継手片8からなるものを採用し、これら雄ね
じ継手片7、雌ねじ継手片8を前記ケーシング2の内外
から挿設し、これら雄ねじ継手片7、雌ねじ継手片8を
互いに螺着してそれらのフランジ7a、8aで前記ケー
シング2を挟み込むようにして構成したので、薄肉部3
に接続孔5を形成し、雄ねじ継手片7を雌ねじ継手片8
に螺着するだけで管継手6の装着作業が完了することか
ら、保護管10の接続に要するコストを削減するととも
に、工期短縮を実現することが可能な管継手の装着方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る管継手の装着方法の一実施形態が
適用されるマンホールを示す斜視図である。 【図2】図1に示すマンホールの薄肉部の拡大断面図で
ある。 【図3】図1に示すマンホールに管継手を装着した状態
を示す斜視図である。 【図4】図3の要部を示す拡大断面図である。 【符号の説明】 1……マンホール 2……ケーシング 3……薄肉部 5……接続孔 6……管継手 7……雄ねじ継手片7a……フランジ 8……雌ねじ継手片8a……フランジ 10……保護管
フロントページの続き (72)発明者 戸田 幸久 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部 電力株式会社内 (72)発明者 法亢 盛宣 愛知県名古屋市天白区植田西2丁目213 番地 マルホ産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−322375(JP,A) 特開 平9−121424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 9/00 E02D 29/12 F16L 41/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 箱状のケーシング(2)の接続予定箇所
    に薄肉部(3)を形成したマンホール(1)に対して管
    継手(6)を装着する際に、 前記ケーシングの薄肉部を貫通させて接続孔(5)を形
    成し、 この接続孔に前記管継手を取り付けるようにした管継手
    の装着方法であって、 前記管継手として、フランジ(7a)付きの雄ねじ継手
    片(7)およびフランジ(8a)付きの雌ねじ継手片
    (8)からなるものを採用し、 これら雄ねじ継手片、雌ねじ継手片を前記ケーシングの
    内外から挿設し、 これら雄ねじ継手片、雌ねじ継手片を互いに螺着して
    れらのフランジで前記ケーシングを挟み込むことを特徴
    とする管継手の装着方法。
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