JP3191140B2 - 電線敷設用共同溝の構造 - Google Patents

電線敷設用共同溝の構造

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JP3191140B2
JP3191140B2 JP14643495A JP14643495A JP3191140B2 JP 3191140 B2 JP3191140 B2 JP 3191140B2 JP 14643495 A JP14643495 A JP 14643495A JP 14643495 A JP14643495 A JP 14643495A JP 3191140 B2 JP3191140 B2 JP 3191140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバーや電力ケー
ブル等を敷設する場合に好適な電線敷設用共同溝の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化時代において情報伝達
の手段として光ファイバーや電線等が用いられ、この電
線等の敷設方法が問題となっている。電線は一般には電
柱等を用いて空中架設する方法が採用されるが、この場
合は景観を阻害する上に、空中架設のために保守が面倒
なものになっている。
【0003】このような事情で共同溝を用いて各種の電
線等を中に埋設する方法が検討実施されている。この共
同溝は、外管の内部に塩化ビニル等の内管を上下多段に
配置し、その内管内に電力線や光ファイバーを収容した
ものである。そしてこのような電線共同溝は予め地中に
敷設用の溝を掘削した後、コンクリートを打設して形成
するか、または工場で予め生産した複数の単位管体を連
結して形成することが行われている。
【0004】しかし、前者は地中に溝を構築しなければ
ならないことから工期が長くなるばかりでなく建設費が
高くなるという問題がある。これに対し後者は単位管体
を連結するのであるから、工場生産が可能であり、敷設
作業が容易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に複数の単位管体を長手方向に接続して電線共同溝を形
成する方法においては、位置合わせに多くの時間がかか
るばかりでなく、接合部のシール性に問題があった。本
発明は、単位管体の位置合わせが容易である上に、シー
ル性にすぐれた電線共同溝を提供することをも目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る電線敷設用共同溝の構造は、単位管体を
金属製外管と、その内部に配置した複数本の内管で構成
し、この内管内に電線を収容するようにした単位管体の
両端の内面にフランジを設け、これらのフランジの間に
ナットを回転する手段のガイドパイプを設け、一方のフ
ランジに外向きにボルトを固定する。
【0007】そして、この単位管体の一端でかつフラン
ジ取付部より突出して他の外管の端部に嵌入する挿入部
を形成し、この挿入部を対面する単位管体の端部の内面
に嵌合し、更に連結する単位管体のフランジ間を前記ボ
ルトで連結するように構成してなる。更に、単位管体の
連結部にパッキングを配置するようにしている。
【0008】
【作 用】外管の内面両端にフランジを配置した単位管
体をフランジを対面するように配置し、このフランジ間
をボルトで連結するようにしているので、連結する単位
管体どうしの位置合わせが容易である上に、接合部にパ
ッキングを介在させることができるので、シール性にも
すぐれている。
【0009】
【実 施 例】次に図面を参照して本発明を説明する。
図1は一部を切開して示す電線敷設用共同溝10の平面
図、図2は同正面図、図3は側面図である。この電線敷
設用共同溝10は単位管体10a10bを長手方向に
複数個連結して構成したもので、その単位管体10a,
10bは断面が角形の金属製の外管20の内部に複数本
の塩化ビニル管等の内管30を、例えば上下2段、横3
列に配置し、内管30の端部に端板50,60を配置し
て固定し、位置決めをしている。
【0010】そして単位管体10aの一方の端部に、外
20の肉厚より小さくした角筒状の挿入部70を突出
して設けている。この挿入部70は外管20の端部20
に嵌合できる寸法に形成しており、単位管体10a
挿入部70を他の単位管体10bの端部20aに嵌合す
ることによって内管30どうしを位置合わせをした状態
で連結することができる。
【0011】単位管体10a,10bは角形の鋼管から
なる外管20の内面の四隅にフランジ80を配置し、そ
して同角部に配置した対面する2枚のフランジ80の間
にガイドパイプ21を設ける。 そして図4及び図5に示
すように単位管体10aの一方に設けたフランジ80に
ボルト穴23を設け、この単位管体10a(第1の単位
管体)に連結される単位管体10b(第2の単位管体)
に設けたフランジ80より突出するボルト22を挿入す
るように構成し、下方に設けたフランジ80にはガイド
パイプ21の一端が開口するように設けている。
【0012】この単位管体10a,10bを連結する際
は、図6に示すように単位管体10b側より突出してい
るボルト22を単位管体10a側に設けたフランジ80
に開口したボルト穴23内に挿入し、ガイドパイプ21
の一方(単位管体10aの後方)から特殊スパナ25を
挿入し、このスパナ25の先端に形成した凹部26に保
持したナット27を前記ボルト22に当て、このスパナ
25を矢印のように回転することによってボルト22に
ナット27と螺合し、挿入部70を外管20の内側に押
入嵌合し、更にこの挿入部70の外面に配置してあるパ
ッキング90を2本の外管20の端部の間に押圧してシ
ールする。
【0013】図3に示すように左右両側に設けたフラン
ジ80にはガイドパイプ21が固定されているが、右側
のフランジ80に固定したガイドパイプ21は、外管2
0の内面との距離が(a)であり、左側のガイドパイプ
21の距離は(b)としている。その理由は、図5の平
面図に示すように単位管体10a,10bを連結する際
にガイドパイプ21を中心位置を前記のようにずらすこ
とによって特殊スパナ25を操作し易くしている。
【0014】図3に示すように6本の内管30を3本づ
つ上下に配置した場合は単位管体10a,10bはかな
り幅広のものとなる。 そこで図7に示すように中央部の
内管30を4本、左右のフランジ80の間に1本づつ配
置することによってその幅を狭くすることができる。
発明に係る電線敷設用共同溝を組み立てる際には、単位
管体10a,10bを予め設けた溝あるいは設置部分に
配置し、これらの単位管体の端部に設けてあるフランジ
80どうしをボルト22で連結することによって簡単に
連結することができる。そして適当な距離にこの共同溝
が構築されたならば、電線や光ファイバーを内管30に
挿入するのである。
【0015】
【発明の効果】 本発明に係る電線敷設用共同溝は、単位
管体を金属製外管と、その内部に配置した複数本の内管
で構成し、この内管内に電線を収容するようにした単位
管体の 両端の内面にフランジを設け、これらのフランジ
の間にナットを回転する手段のガイドパイプを設け、一
方のフランジに外向きにボルトを固定し、この単位管体
の一端でかつフランジ取付部より突出して他の外管の端
部に嵌入する挿入部を形成し、この挿入部を対面する単
位管体の端部の内面に嵌合し、更に連結する単位管体の
フランジ間を前記ボルトで連結するように構成してきる
ために、単位管体の位置決めと、連結作業を簡単に、か
つ正確に行うことができる。
【0016】また、フランジを外管の内面に配置してい
るので、フランジが外面に露出していない分、耐久性が
優れている。 更に、フランジが外面に突出していないの
で、単位管体を重ね合わせ、隣り合わせに密着して配置
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電線敷設用共同溝の一部を切開して示す平面図
である。
【図2】 同共同溝の正面図である。
【図3】 同共同溝の側面図である。
【図4】 単位管体の連結部の構造の詳細図である。
【図5】 単位管体の連結状態を示す平面図である。
【図6】 単位管体の連結部の構造の詳細図である。
【図7】 内管の他の共同溝の横断面図である。
【符号の説明】 10 電線敷設用共同溝 10a,10b 単位管体
20 外管 20a 端部 21 ガイドパイプ 22 ボルト
23ボルト穴 25 特殊スパナ 30 内管 50,60 端板
70 挿入部 80 フランジ 90 パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池谷 信貴 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井 造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−41290(JP,A) 実開 昭61−94104(JP,U) 実公 昭26−9746(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 9/06 H02G 1/06 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位管体を金属製外管と、その内部に配
    置した複数本の内管で構成し、この内管内に電線を収容
    するようにした単位管体の両端の内面にフランジを設
    け、これらのフランジの間にナットを回転する手段のガ
    イドパイプを設け、一方のフランジに外向きにボルトを
    固定し、この単位管体の一端でかつフランジ取付部より
    突出して他の外管の端部に嵌入する挿入部を形成し、こ
    の挿入部を対面する単位管体の端部の内面に嵌合し、
    に連結する単位管体のフランジ前記ボルトで連結す
    るように構成した電線敷設用共同溝の構造。
  2. 【請求項2】 単位管体の連結部にパッキングを配置す
    るようにした請求項1に記載の電線敷設用共同溝の構
    造。
JP14643495A 1995-06-13 1995-06-13 電線敷設用共同溝の構造 Expired - Fee Related JP3191140B2 (ja)

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