JP3509973B2 - 作業ロボットの移動装置およびその移動方法 - Google Patents

作業ロボットの移動装置およびその移動方法

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JP3509973B2
JP3509973B2 JP00230895A JP230895A JP3509973B2 JP 3509973 B2 JP3509973 B2 JP 3509973B2 JP 00230895 A JP00230895 A JP 00230895A JP 230895 A JP230895 A JP 230895A JP 3509973 B2 JP3509973 B2 JP 3509973B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力発電所な
どに付設した取水配管(円筒管)に対して点検や清掃あ
るいはメンテナンスを施す作業ロボットの移動装置およ
びその移動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子力発電所などに付設した取水
配管は、その内部を定期的に点検や清掃あるいはメンテ
ナンスを行なう必要があり、これらの作業を行なうため
の管内作業ロボットがある。
【0003】そして従来、上記の作業ロボットを、円筒
管に沿って移動させるための移動装は、移動体に円筒管
の径方向に伸縮自在な複数本のアームを設け、この各ア
ームの先端に円筒管内周面に当接して転動する車輪を設
けて作業ロボットを移動させるようにしたものがある。
【0004】また前後の移動体を伸縮体で連結し、各移
動体に円筒管の半径方向に伸縮して円筒管内周面に当接
離間自在な複数本(3本〜4本)の脚を設け、前後の移
動体を交互に移動することにより作業ロボットを移動さ
せるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移動装置の
うち、前者のものでは、水平管や垂直管およびベンド管
のエルボー部は走行可能であるが、T型分岐部において
は、車輪がT型分岐部の開口に落ち込んでしまい、作業
ロボットの走行が困難になるとういう課題がある。
【0006】また後者のものは、脚がT型分岐部の開口
に落ち込まないように跨ぎ越える形式としているため、
作業ロボットはT型分岐部があっても走行可能である
が、T型分岐部を跨ぎ超えるため作業ロボットの伸長ス
トロークを大きくする必要があり、従って、作業ロボッ
トの重量を増大させ、取扱を困難にさせるとともに、エ
ルボー部の走行を困難にさせるといった課題がある。
【0007】そこで本発明は上記課題を解決し得る作業
ロボットの移動装置およびその移動方法の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、管内周面に対して作業を施すため
の作業ロボットを、管軸方向に沿って移動させるための
移動装置であって、管軸方向に前後に並べて配置される
複数の移動体が設けられ、該各移動体を接近離間自在に
支持するシリンダー装置が設けられ、前記各移動体の周
面に、管の半径方向に向けて伸縮自在な伸縮脚が所定角
度ごとに取付けられ、前記各移動体を管軸回りに所定角
度だけ回動させるための回動装置が設けられ、前記作業
ロボットが管断面の変化部または管軸方向の変化部に到
着したことを検出する磁気検出センサーが移動方向にお
ける前方の移動体の伸縮脚に設けられ、該磁気検出セン
サーからの検出信号により前記回動装置に駆動信号を出
力する制御装置が設けられ、かつ作業ロボットの移動時
においては、前方の移動体を所定方向に回転させるとと
もに、前記磁気検出センサーからの検出信号が変化した
際に、前記制御装置により前方の移動体を正逆方向に回
転させて、両回転方向における検出信号が変化する2点
に基づき管断面の変化部または管軸方向の変化部を求め
るようにしたものである。
【0009】また、管内周面に対して作業を施すための
作業ロボットを管軸方向に沿って移動させるための移動
装置の移動方法であって、管断面の変化部または管軸方
向の変化部を磁気検出センサーで検出し、この磁気検出
センサーの検出信号により、シリンダー装置で前後に連
結した各移動体を管軸回りに回動させる回動装置を駆動
して、移動体の外周面に管の半径方向に伸縮自在に設け
た伸縮脚を所定角度だけ管軸回りに回動させ、続いてシ
リンダー装置を伸縮させることにより移動体どうしの接
近離間を繰り返すとともに、前後の移動体に設けた伸縮
脚を交互に管の半径方向に伸長させて管内周面に当接離
間させることにより、管断面の変化部または管軸方向の
変化部を移動させる際に、作業ロボットの移動方向にお
ける前方の移動体を所定方向に回転させるとともに、前
記磁気検出センサーからの検出信号が変化した際に、制
御装置により前方の移動体を正逆方向に回転させて、両
回転方向における検出信号が変化する2点に基づき管断
面の変化部または管軸方向の変化部を求めるものであ
る。
【0010】
【作用】上記課題解決手段において、管断面の変化部お
よび管軸方向の変化部を検出器で検出し、この検出器の
検出信号により、シリンダー装置で前後に連結した各移
動体を管軸回りに回動させる回動装置を駆動して、移動
体の外周面に管の半径方向に伸縮自在に設けた伸縮脚を
所定角度だけ管軸回りに回動させ、続いてシリンダー装
置を伸縮させることにより移動体どうしの接近離間を繰
り返すとともに、前後の移動体に設けた伸縮脚を交互に
管の半径方向に伸長させて管内周面に当接離間させるこ
とにより、管断面の変化部および管軸方向の変化部を容
易に移動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明すると、これは、例えば原子力発電所などに付設
した取水配管を構成する管1の内周面1Aに付着した貝
類を除去するための清掃ロボット2を、管1の軸方向B
に沿って移動させるための移動装置3で、図1〜図3に
示すように、前記清掃ロボット2は、ヘッド5の外周部
に所定角度(90°ごと)に配置されて、先端部に清掃
ブラシ6を設けた清掃翼7と、ヘッド5の後部に取付け
られて外周部に回収ブラシ9aを有する環状の回収ブラ
シ体9と、管1の前方を照らすための前方ライトおよび
清掃状態を撮影するためのカメラ装置11と、ヘッド5
の後方から導出して、回収ブラシ体9の前面に吸入口9
Aが取付けられた回収ホース13とを備えている。
【0012】この回収ホース13は、管軸4と同一軸上
に配置されるとともに外筒12に被覆されたホース本体
14と、このホース本体14の先端部に継手15を介し
て管軸4回りに回転自在に取付けられて開放端を前記吸
入口9Aとするエルボーホース体16とから構成されて
いる。
【0013】前記移動装置3は、清掃ロボット2を取付
けた前方の第一移動装置20と、この第一移動装置20
の後方に配置した第二移動装置21とを備え、前記第一
移動装置20は、外筒12にその先端部で外嵌する第一
移動体22と、この第一移動体22には、所定角度(1
80°)置きに配置されて油圧シリンダー装置23によ
って管1の半径方向Cに伸縮自在な伸縮脚24と、第一
移動体22の外周面に支持脚26を介して配置された固
定案内ローラー(オムニローラーともいう)27と、各
支持脚26の間に配置して伸縮脚24に同期して伸縮す
る油圧シリンダー装置28の先端部にコ字形支持体35
を介して取付けられた同期案内ローラー29と、前記清
掃翼7を回転させるための回転装置30とが設けられて
いる。
【0014】前記伸縮脚24の先端部には、油圧シリン
ダー装置23の駆動によって管内周面1Aに当接離間す
るゴム製のプレート31が取付けられ、このプレート3
1は、管内周面1Aと同一の曲率に形成され、伸縮脚2
4には、前進時に管断面変化部(T型分岐部)32や管
軸方向変化部(エルボー部)33の存在を検出するため
の磁気式検出センサー34が取付けられている。
【0015】図2に示すように、前記回転装置30は、
第一移動体22内に設けられた駆動モーター(油圧モー
ターが用いられる)36と、この駆動モーター36の出
力軸36aに取付けられた駆動ギヤ37と、前記清掃翼
7の基端部を支持した筒体38の基端部に外嵌したリン
グギヤ39とから構成され、筒体38には、前記洗浄液
噴出用ノズル8に洗浄液を供給する供給管40の途中が
支持されている。
【0016】前記第二移動装置21は、前記外筒12に
外嵌した第二移動体45と、この第二移動体45の外周
面所定角度(180°)置きに配置されて油圧シリンダ
ー装置46によって管1の半径方向Cに伸縮自在な伸縮
脚47と、第二移動体45の外周面に支持脚48を介し
て配置された固定案内ローラー49と、各支持脚48の
間に配置して伸縮脚47に同期して伸縮する油圧シリン
ダー装置50の先端部にコ字形支持体56を介して取付
けられた同期案内ローラー51と、第二移動体45を管
軸4回りに回転させるための回転装置52とから構成さ
れている。 前記第二移動体45は、外筒12に摺動自
在に外嵌するとともに一体的に回転する摺動筒部53を
有し、前記油圧シリンダー装置46は摺動筒部53に取
付けられ、伸縮脚47の先端部には油圧シリンダー装置
46の駆動によって管内周面1Aに当接離間するととも
に管内周面1Aと同一曲率に形成されたゴム製のプレー
ト54が取付けられ、伸縮脚47には、清掃ロボット2
の後退時に管断面変化部32や管軸方向変化部33を検
出するための磁気式検出センサー55が取付けられてい
る。
【0017】そして外筒12に沿って前記供給管40が
配置されるとともに、後述の移動用油圧シリンダー装置
57が配置されている。また前記回転装置52は、第二
移動体45の先端部に取付けられた駆動モーター58
と、この駆動モーター58の出力軸58aに取付けた駆
動ギヤ59と、前記供給管40および移動用油圧シリン
ダー装置57に外嵌するとともに駆動ギヤ59に噛合す
るリングギヤ60と、駆動ギヤ59の駆動を停止するた
めのディスクブレーキ装置(図示せず)とから構成さ
れ、前記駆動ギヤ59およびリングギヤ60はカバー6
1で被覆されている。
【0018】前記移動用油圧シリンダー装置57は、両
移動体22,45を管軸方向Bに沿って移動させるため
のもので、その後部に圧油供給管62が取付けられてい
る。さらに第二移動体45には、図4に示すように、清
掃終了後の後退時に、管1の後方を照らすための後方ラ
イト63および清掃終了後の管1の状態を撮影するため
のカメラ装置64とが設けられている。
【0019】上記構成において、駆動モーター36を駆
動すると、駆動ギヤ37、リングギヤ39を介して筒体
38が回転し、この筒体38に取付けられている清掃翼
7が管軸4回りに回転し、洗浄液噴出用ノズル8から洗
浄液を噴出することにより管内周面1Aに付着した貝類
を清掃除去する。
【0020】また清掃ロボット2を管軸4に沿って移動
させる際には、図1に示すように、第一移動装置20お
よび第二移動装置21の両伸縮脚24,47を鉛直方向
になるように回動しておき、第一移動装置20の油圧シ
リンダー装置23を駆動して伸縮脚24を半径方向Cに
伸長することにより伸縮脚24の先端に設けたプレート
31を管内周面1Aに当接し、第二移動装置21の油圧
シリンダー装置46を駆動して伸縮脚47を半径方向C
に縮めて伸縮脚47の先端に設けたプレート54を管内
周面1Aから離間し、移動用油圧シリンダー装置57を
駆動して第二移動装置21を第一移動装置20に接近さ
せ、続いて第一移動装置20の油圧シリンダー装置23
を駆動して伸縮脚24を半径方向Cに縮めてプレート3
1を管内周面1Aから離間し、第二移動装置21の油圧
シリンダー装置46を駆動して伸縮脚47を伸長してプ
レート54を管内周面1Aに当接し、移動用油圧シリン
ダー装置57を駆動することにより第一移動装置20を
押して第二移動装置21から離間させる。以上の動作
で、作業ロボット2の移動のための1サイクルが終了す
る。
【0021】上記のようにプレート31,54を交互に
管内周面1Aに当接離間するとともに、移動用油圧シリ
ンダー装置57においては伸縮駆動を交互に繰り返しな
がら第一移動体22、第二移動体45を接近離間させる
ことにより清掃ロボット2を管軸方向Bに移動させるこ
とができる。
【0022】ところで、清掃ロボット2を前進させる際
には、作業ロボット2の移動のための1サイクルごとに
駆動モーター58を駆動して、第一移動体22を管軸4
回りに360°だけ回転させ、近接センサー34で管断
面変化部32や管軸方向変化部33の存在およびその位
置を検出しながら移動する。
【0023】すなわち、管1が単なる直管状態であれば
近接センサー34と管内周面1Aとの距離はほぼ一定
で、近接センサー34が管軸4回りに360°回転して
も近接センサー34はオン状態にある。
【0024】ところで清掃ロボット2が管断面変化部3
2に到った場合、近接センサー34の反応対象物が突然
になくなって近接センサー34がオフ状態となり、清掃
ロボット2が管断面変化部32に到ったことを検出す
る。すると、この検出信号が制御装置に出力され、制御
装置は再び駆動モーター58に駆動信号を出力し、この
駆動信号により第一移動体22は管軸4回りに360°
だけ正逆両方向に回転し、この回転中に制御装置は、近
接センサー34がオンからオフもしくはオフからオンに
変化する二点を検出し、分岐の方向の演算を行なう。
【0025】なお第一移動体22を管軸4回りに360
°だけ正逆両方向に回転させるのは、近接センサー34
の特性によってオンからオフもしくはオフからオンに変
化する変化点の距離に多少のヒステリシスが存在するた
め、精度よく変化点を検出するためである。
【0026】このようにして管断面変化部32の方向を
検出した後、伸縮脚24、47が管断面変化部32を回
避するよう制御装置は再び駆動モーター58に駆動信号
を出力し、この駆動信号により第一移動体22および第
二移動体45が管軸回りに90°だけ回動し、例えば伸
縮脚24,47が水平状態となって、管断面変化部32
のない管内周面1Aに当接するようになる(T字分岐部
の開口を伸縮脚24,47が回避する)。
【0027】その後は、上記と同様にして伸縮脚24,
47を交互に管内周面1Aに当接離間するとともに移動
用油圧シリンダー装置57を伸縮駆動して、清掃ロボッ
ト2を管軸4方向に移動させるようにする。
【0028】このようにして伸縮脚24,47を管断面
変化部32から回避して、清掃ロボット2を移動した後
は、上記と同様に、再びプレート31が管内周面1Aか
ら離間するごとに駆動モーター58を駆動して、第一移
動体22を管軸4回りに360°回転させることによ
り、近接センサー34で管断面変化部32や管軸方向変
化部33の存在およびその位置を検出しながら清掃ロボ
ット2を移動させる。
【0029】次に清掃ロボット2がエルボー部などの管
軸方向変化部33に到った場合は近接センサー34と管
内周面1Aの外側部との距離は次第に近付くが、近接セ
ンサー34と管内周面1Aの内側部との距離は次第に遠
のいて近接センサー34がオフ状態となり、清掃ロボッ
ト2がエルボー部などの管軸方向変化部33に到ったこ
と検出する。
【0030】そしてこの場合も上記と同様にして管軸4
の変化の方向を演算し、第一移動体22および第二移動
体45を90°回動して、各伸縮脚24,47を水平状
態として管軸4方向に沿って移動する。
【0031】このようにすることにより、管軸方向変化
部33では伸縮脚24,47の伸長量を一定にでき、容
易に管軸方向変化部33を移動することができるととも
に、固定案内ローラー27,49が管内周面1Aのうち
外側部分に当接して転動し、管軸方向変化部33であっ
ても速度を低下させることなく清掃ロボット2を移動さ
せることができる。
【0032】なお、清掃が終了して清掃ロボット2を管
軸4方向に沿って後退させる場合は、第二移動装置21
側の検出センサー55を用いて管断面変化部32や管軸
方向変化部33の存在およびその位置を検出しながら後
退するものであって、上記とは進行方向が逆になるだけ
であるので、その説明は省略する。
【0033】このように本発明の実施例によれば、近接
センサー34,55で管断面変化部32や管軸方向変化
部33の存在およびその位置を検出しながら清掃ロボッ
ト2を移動させ、管断面変化部32や管軸方向変化部3
3を検出した場合は、第一移動装置20側の伸縮脚2
4、第二移動装置21側の脚47を90°だけ回動して
水平状態とすることにより伸縮脚24,47の支持面が
確実に得られ、管断面変化部32や管軸方向変化部33
を容易に移動することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、管断面の変化部や管軸方向の変化部の存在を検出す
磁気検出センサーを設け、この磁気検出センサーが管
断面の変化部や管軸方向の変化部を検出した場合は、前
後の移動体に設けた伸縮脚を所定角度だけ回動して管内
周面に当接することにより、伸縮脚の支持面を確実に
得、シリンダー装置を伸縮させることにより移動体どう
しの接近離間を繰り返すとともに、前後の移動体の各伸
縮脚を交互に管の半径方向に伸長させて管内周面に当接
離間させることにより、管断面の変化部や管軸方向の変
化部を容易に移動することができる。また、磁気検出セ
ンサーにて変化部を検出した際に、この磁気検出センサ
ーが設けられた移動方向における前方の移動体を管軸回
りに正逆両方向に回転させることにより、精度よくその
変化点を検出することができる。
【0035】また、T型分岐部などの管断面の変化部を
跨ぎ超える形式ではないため、作業ロボットの伸長スト
ロークを大きくする必要がなく、従って、作業ロボット
の重量を増大させることがなく、取扱いも容易に行い得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す移動装置の移動状態を示
す概略図である。
【図2】同じく清掃ロボットおよび移動装置の一部破断
詳細図である。
【図3】同じく清掃ロボットおよび移動装置の正面図で
ある。
【図4】同じく清掃ロボットの背面図である。
【符号の説明】
1 管 1A 内周面 2 清掃ロボット 3 移動装置 4 管軸 7 清掃翼 20 第一移動装置 21 第二移動装置 22 第一移動体 24 伸縮脚 30 回転装置 32 管断面変化部 33 管軸方向変化部 36 駆動モーター 45 洗浄液噴出用ノズル 47 伸縮脚 57 移動用油圧シリンダー装置 60 リングギヤ B 管軸方向 C 半径方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01M 3/02 B62D 57/02 J (72)発明者 日向 稔 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 有本 和彦 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 藤村 隆司 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−122367(JP,A) 特開 平6−72317(JP,A) 特開 平5−85356(JP,A) 特開 平6−134422(JP,A) 実開 平2−19693(JP,U) 実開 平1−99486(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61B 13/10 B08B 9/04 B62D 57/02 F16L 55/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内周面に対して作業を施すための作業ロ
    ボットを、管軸方向に沿って移動させるための移動装置
    であって、管軸方向に前後に並べて配置される複数の移
    動体が設けられ、該各移動体を接近離間自在に支持する
    シリンダー装置が設けられ、前記各移動体の周面に、管
    の半径方向に向けて伸縮自在な伸縮脚が所定角度ごとに
    取付けられ、前記各移動体を管軸回りに所定角度だけ回
    動させるための回動装置が設けられ、前記作業ロボット
    が管断面の変化部または管軸方向の変化部に到着したこ
    とを検出する磁気検出センサーが移動方向における前方
    の移動体の伸縮脚に設けられ、該磁気検出センサーから
    の検出信号により前記回動装置に駆動信号を出力する制
    御装置が設けられ、かつ作業ロボットの移動時において
    は、前方の移動体を所定方向に回転させるとともに、前
    記磁気検出センサーからの検出信号が変化した際に、前
    記制御装置により前方の移動体を正逆方向に回転させ
    て、両回転方向における検出信号が変化する2点に基づ
    き管断面の変化部または管軸方向の変化部を求めるよう
    にしたことを特徴とする作業ロボットの移動装置。
  2. 【請求項2】管内周面に対して作業を施すための作業ロ
    ボットを管軸方向に沿って移動させるための移動装置の
    移動方法であって、管断面の変化部または管軸方向の変
    化部を磁気検出センサーで検出し、この磁気検出センサ
    の検出信号により、シリンダー装置で前後に連結した
    各移動体を管軸回りに回動させる回動装置を駆動して、
    移動体の外周面に管の半径方向に伸縮自在に設けた伸縮
    脚を所定角度だけ管軸回りに回動させ、続いてシリンダ
    ー装置を伸縮させることにより移動体どうしの接近離間
    を繰り返すとともに、前後の移動体に設けた伸縮脚を交
    互に管の半径方向に伸長させて管内周面に当接離間させ
    ることにより、管断面の変化部または管軸方向の変化部
    を移動させる際に、作業ロボットの移動方向における前
    方の移動体を所定方向に回転させるとともに、前記磁気
    検出センサーからの検出信号が変化した際に、制御装置
    により前方の移動体を正逆方向に回転させて、両回転方
    向における検出信号が変化する2点に基づき管断面の変
    化部または管軸方向の変化部を求めることを特徴とする
    移動装置の移動方法。
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