JP3509919B2 - ブラシレスdcモータ始動方法及び装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータ始動方法及び装置

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JP3509919B2
JP3509919B2 JP04278994A JP4278994A JP3509919B2 JP 3509919 B2 JP3509919 B2 JP 3509919B2 JP 04278994 A JP04278994 A JP 04278994A JP 4278994 A JP4278994 A JP 4278994A JP 3509919 B2 JP3509919 B2 JP 3509919B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、ブラシレス・セ
ンサレスDCモータに関するものであって、更に詳細に
は、モータを動作回転速度へ加速する前にモータのステ
ータに関してモータのロータを整合させる方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス・センサレスDCモータは、
しばしば、「アライン・アンド・ゴー(align a
nd go)」技術を使用して始動される。アライン即
ち整合ステップ期間中において、モータのロータはステ
ータと相対的に既知の位置へ回転される。その後に、ロ
ータは所定の回転速度へ加速され且つ所望の回転速度で
回転すべく制御される。
【0003】このタイプの従来のモータは、「Y」形態
に配設された3個の駆動コイルを有するステータを具備
しており、各コイルは図1に示した如く互いに120°
位相が分離されるように配設されている。ステータに関
してロータをアライン即ち整合させるためには、これら
3つのコイルのうちの2つのコイル(例えばA及びB)
を介して電流を流し、一方残りの端子(例えば、C)は
中央タップ(例えば、T)に関して開回路状態とさせ
る。これら2つのコイルへ印加された電流の影響下にお
いて、これら2つの付勢されたコイルにおける電流によ
って発生される磁束が最大となる回転位置へロータが回
転する。ロータの正確な回転運動は駆動電流及びロータ
の慣性及び減衰特性に依存するが、所定の最悪の安定時
間期間の後は、ロータは選択され且つ付勢されたコイル
に基づいてアライン即ち整合される。
【0004】この技術は、理想的な摩擦のないモータに
対して適用される場合には充分なものである。然しなが
ら、現実的なモータでは摩擦が存在しており、即ち減衰
特性の一部となる動的摩擦及び通常動的摩擦よりも大き
く且つ印加されるトルクが小さい場合にはロータが全く
運動することを阻止する場合のある静止摩擦がある。通
常、モータのロータへ印加されるトルクは、付勢される
コイルに関してのロータ角度に依存する。トルクが静止
摩擦に打ち勝つのに充分なものでない場合には、ロータ
は適切なアライン即ち整合を行なうことはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、上述した如き従来技術における欠点を解消する
ことであり、特に、モータのロータのアライメント即ち
整合の精度及び速度を改善することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ブラシ
レス・センサレスDCモータのロータを整合させる方法
が提供され、該方法は、第一組のコイルを付勢させ、前
記ロータが充分な回転速度で回転しているか否かを表わ
す信号を発生し、且つ、前記ロータが充分な回転速度で
回転していなかったことを前記信号が表わす場合には、
第二組のコイルを付勢させる上記各ステップを有してい
る。モータは少なくとも2個のコイルを具備するステー
タを有しており、これらのコイルからなる複数個の組が
モータへ接続されている電源によって選択的に付勢させ
ることが可能である。付勢ステップは、前記少なくとも
2個のコイルのうちの第一組のコイルを付勢させる。信
号発生ステップは、前記第一組のコイルが付勢された場
合に前記ロータが充分な回転速度で回転していたか否か
を表わす信号を発生する。前記信号が、前記ロータが充
分な回転速度で回転していなかったことを表わす場合に
は、本方法は、前記少なくとも2個のコイルからなる前
記第二組のコイルを付勢させる前に、前記電源と前記モ
ータとの間の接続をコミュテーションさせるステップを
有している。したがって、ロータが充分な回転速度で回
転していなかったことを前記信号が表わす場合にのみ前
記第二組のコイルが付勢される。
【0007】本発明の別の側面によれば、ブラシレス・
センサレスDCモータのロータのアライメントを制御す
る装置が提供され、該モータは少なくとも2個のコイル
を具備するステータを有しており、前記複数個のコイル
からなる複数個の組がモータへ接続されている電源によ
って選択的に付勢される。ロータのアライメントを制御
する本装置は、前記少なくとも2個のコイルのうちの第
一組のコイルを付勢させる回路と、前記第一組のコイル
が付勢されたことに起因して前記ロータが回転されたか
否かを表わす信号を発生させる回路と、前記ロータが回
転されなかったことを前記信号が表わす場合には前記少
なくとも2個のコイルからなる第二コイルを付勢させる
回路を有している。
【0008】
【実施例】静止摩擦又はその他の原因に起因してミスア
ライメント即ち不整合を解消するために、2段アライメ
ントプロセスを使用する二重のアライン・スタートアッ
プ技術を使用することが可能である。第一段階では少な
くとも1個のコイルからなる第一組へ所定の時間の間駆
動電流を印加することにより第一回転位置へロータを整
合させる。第二段階は第一段階の後に実行されるもので
あるが、第二段階においては、少なくとも1個のコイル
からなる第二組へ所定の安定化時間の間駆動電流を印加
することによって第一回転位置から典型的に120°変
位した第二回転位置へロータを整合させる。
【0009】第一段階ではロータをアライメント即ち整
合状態とさせるために回転を行なわせる。然しながら、
ロータが第一段階において移動される限り、ロータが整
合されることは必要ではない。
【0010】第二段階は、ロータが第二回転位置へ整合
されることを確保する。何故ならば、第一及び第二回転
位置は、ロータが第一回転位置近くに整合された場合に
第二段階トルクが静止摩擦に打ち勝つのに充分な角度だ
け分離されているからである。従って、これら2つの段
階の付勢時間の和に等しい時間期間でロータは正確に整
合状態とされる。然しながら、より高速のアライメント
を提供することが望ましい。
【0011】図1において、ステータ10はコイルA,
B,C及びセンタタップTに対するリードを与えるセン
タタップ型「Y」形態に配列した2つのコイルを有して
いる。第一付勢時間において、電源12がコミュテーシ
ョン選択手段即ちスイッチ14を介してステータ10内
の少なくとも1個のコイル(ここでは、2個のコイルA
及びB)からなる第一組へ選択的に電圧を印加させる。
同時的に、差動増幅器16がセンタタップTとコイルC
の開回路端部との間に発生される逆起電力を検知し信号
SIGを発生する。信号SIGは、回転角度及び回転速
度の関数としてほぼ正弦波的に変化する(図2における
波形202参照)。
【0012】図4は3コイルステータの第二の好適実施
例を示している。図4において、ステータ10はセンタ
タップ型Y形態に配列した3個のコイルA,B,Cを有
している。少なくとも1個のコイルからなる第一組は、
センタタップTを介して電源12へ接続されるこれらの
コイルのうちの1つ、例えば、コイルAを有している。
他の2つのコイル、例えばコイルB及びCは、各々、差
動増幅器16の入力の1つへ接続されており信号SIG
を発生する。従って、少なくとも1個のコイルからなる
第二組は、コイルAに対してコイルB及びCのうちの一
方をスイッチングさせることを包含することが可能であ
り、且つその逆も又真である。一方、コイルB及びCの
両方は、コイルA及びセンタタップTの両方と共にスイ
ッチさせることが可能である。
【0013】理解すべきことであるが、図1に示した第
一好適実施例及び図4に示した第二好適実施例は4個又
はそれ以上のコイルを有するステータに対して適合させ
ることが可能であることは勿論である。更に注意すべき
ことであるが、電源12は極性の如何に拘らず複数組の
コイルへ接続させることが可能である。即ち、図1にお
いて、本発明の動作に影響を与えることなしに電源12
の極性を逆にすることが可能である。同様に、電源の対
応する端子にしたがって、図1におけるコイルA又はB
のいずれか、又は図4におけるタップTを接地へ接続さ
せることも可能である。
【0014】図2において、逆起電力が回転位置角度の
関数として示されている。曲線202は、ロータが高速
度で回転する場合に発生する逆起電力を表わしており、
曲線204は曲線202に対応する回転速度よりも遅い
回転速度でロータが回転する場合のロータ角度の関数と
しての逆起電力を表わしている。良好なるアライメント
即ち整合状態を確保するのに充分なロータの回転速度が
存在する場合には、ロータは曲線202に対応する回転
速度で運動する。良好なアライメントを確保するのに充
分な回転トルクが存在しない場合には、ロータは回転す
ることがないか又は曲線204に対応する回転速度で回
転する。システム電気ノイズマージンを与え、且つ充分
な回転速度と不十分な回転速度との間の区別を行なうた
めに、図2において示した如くスレッシュホールド20
0P及び200Mを使用する。理解すべきことである
が、スレッシュホールド200P及び200Mが主に電
気ノイズの考慮によって定義されるように小さなトルク
に応答すべくモータを設計することが可能である。
【0015】図1において、信号SIGは比較器102
の+入力へ印加され且つ比較器104の−入力へ印加さ
れる。基準回路106の+スレッシュホールドが比較器
102の−入力へ印加され且つ基準回路106の−スレ
ッシュホールドが比較器104の+入力へ印加される。
正向信号SIGが基準回路106の+スレッシュホール
ドよりも大きくなると、比較器102は信号P上に論理
高レベルを発生させる。負向信号SIGが基準回路10
6の−スレッシュホールドよりも小さくなると、比較器
104は信号N上に論理高レベルを発生する。スレッシ
ュホールド200P及び200Mに対して信号テストを
与えるためにその他の回路を構成することも可能である
ことは勿論である。
【0016】図2において、曲線202はゼロ交差ZC
1で開始し且つ第二のゼロ交差ZC2へ継続し且つそこ
から第三のゼロ交差ZC3へ継続している。曲線202
(信号SIGを表わしている)がゼロ交差ZC1から増
加すると、それは、+スレッシュホールド200Pの値
に依存して、ゼロ交差ZC1の多少後の角度位置におい
てスレッシュホールド200Pを交差する。曲線202
が+スレッシュホールド200Pを交差すると、信号P
が論理低状態から論理高状態へ変化し、ゼロ交差ZC2
のすぐ前の角度位置において曲線202が再度+スレッ
シュホールド200Pを交差して図2に示した信号Pを
発生するまで、その状態が維持される。同様の態様で、
信号Nは、曲線202が−スレッシュホールド200M
よりも一層負の状態になる場合に、論理低状態から論理
高状態へ変化し、且つゼロ交差C3のすぐ前における
角度位置において曲線202が再度−スレッシュホール
ド200Mを交差するまで論理高状態にとどまる。
【0017】図1において、信号P及びイネーブル用信
号ENPがNANDゲート110へ印加される。同様
に、信号N及びイネーブル用信号ENNがNANDゲー
ト112へ印加される。NANDゲート110及び11
2の出力はNANDゲート114の入力へ印加される。
【0018】動作について説明すると、信号ENP及び
ENNが論理高状態にある場合には、NANDゲート1
14の出力は、信号P又は信号Nのいずれかが論理高と
なる場合に、論理高状態へスイッチする。従って、NA
NDゲート114は、信号SIGが+スレッシュホール
ドよりも大きいか又は信号SIGが−スレッシュホール
ドよりも一層負である場合に論理高出力を発生する。こ
の状態は、基準回路106のスレッシュホールドを超え
るのに充分に大きな大きさで逆起電力信号を発生するた
めに充分な回転速度でモータのロータが回転する場合に
発生する。
【0019】図2において、ロータが曲線204に対応
する逆起電力信号を発生するより遅い回転速度で回転す
る場合には、信号P及びNは論理低状態にとどまり、従
ってNANDゲート114からの出力は論理低状態にと
どまり、ロータが与えらえたスレッシュホールド速度よ
り低い回転速度で回転しているか又は全く回転していな
いことを表わす。このような低速回転は信頼性のないア
ライメント条件を発生する場合がある。
【0020】図3は本発明方法の種々のステップを示し
ている。本発明のアライン即ち整合プロセスは、ステッ
プS10を有しており、その場合には、少なくとも1個
のコイルからなる第一組が付勢させる。例えば、図1に
おいては、スイッチ14が閉成されてコイルAを介して
ステータ10内へ電流を流し且つコイルBを介してステ
ータ10から電流を帰還させる(又はその逆も又真であ
る)。
【0021】この少なくとも1個のコイルからなる組は
ロータを回転させるのに充分な所定時間の間付勢された
状態にとどまる。回路、例えば図1に示した回路によっ
て、ロータが所定の回転速度スレッシュホールドよりも
大きな速度で回転されたか否かを表わす信号を発生する
ために逆起電力が検知される。ステップS20におい
て、該信号が発生されてロータとステータとの間に適切
なるアライメント即ち整合状態を確保するためにロータ
が充分なる回転速度で回転されたことを表わし、その場
合にアライメントプロセスはGOフェーズへ進行する。
【0022】所定の安定化期間の後に、ステータと相対
的にロータの充分な回転速度を表わす信号が発生されな
かった場合には、第一組から例えば120°だけ回転さ
れているモータの少なくとも1個のコイルからなる第二
組がステップS30において選択され、且つ少なくとも
1個のコイルからなるこの第二組がステップS10にお
いて付勢される。従って、該信号を発生するステップS
20(所定の安定化時間期間内における時刻において)
は、スレッシュホールド交差が初期付勢時に検知された
場合に一度だけ動作される。
【0023】然しながら、初期付勢時にスレッシュホー
ルド交差が検知されない場合には、この少なくとも1個
のコイルからなる第二組が付勢されて、第二の付勢ステ
ップ時に逆起電力信号がスレッシュホールドを交差する
ように充分なトルクがロータへ印加されることを確保す
る。少なくとも1個のコイルからなる第一組及び第二組
を付勢させることが適切なアライメント即ち整合状態を
表わす信号を発生しない限定された数の場合において
は、そのようなアライメントを達成するためにロータの
回転が検知されるまで複数個のコイルからなる第三組等
で動作を繰返し行なうことが可能である。このように、
殆どのアライメントのトライアルにおいて1つの所定の
安定化時間のみを必要とされるに過ぎず、従って、平均
的に、始動時間が節約される。
【0024】「アライン・アンド・ゴー」技術を使用し
たブラシレスDCモータを始動させるための新規な方法
及び装置の好適実施例について説明したが、これらは単
に例示的なものであって本発明を限定すべきものではな
く、従って当業者にとって、本発明の技術的範囲を逸脱
することなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、ステータ10は「デルタ」形態をした三相
「コイル」モータとして構成することも可能であり、又
ステータ10は多相「コイル」モータとして構成するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例を示した概略図。
【図2】 図1の装置の動作を示したタイミング線図。
【図3】 本発明の方法における幾つかのステップを示
したフローチャート図。
【図4】 本発明の第二実施例を示した概略図。
【符号の説明】
10 ステータ 12 電源 14 スイッチ 16 差動増幅器 102,104 比較器 106 基準回路 110,112,114 NANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルマンノ ペース アメリカ合衆国, アリゾナ 85022, フェニックス, ノース セブンス ストリート 16220 ナンバー 2321 (56)参考文献 特開 平3−277197(JP,A) 特開 平4−312390(JP,A) 特開 平1−133593(JP,A) 特開 昭63−1395(JP,A) 特開 平1−74090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/20 H02P 6/16

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータへ接続した電源によって選択的に
    付勢可能な少なくとも2個のコイルを具備するステータ
    を有するブラシレス・センサレスDCモータのロータを
    動作回転速度となる前に始動時において整合させる方法
    において、 前記少なくとも2個のコイルのうちの少なくとも1個の
    コイルからなる第一組を付勢し、 前記第一組が付勢された場合にロータが所定の回転速度
    よりも大きな回転速度で回転していたかを表わす信号を
    発生し、 前記信号が前記ロータが前記所定の回転速度よりも大き
    な回転速度で回転していなかったことを表わす場合に
    は、前記電源と前記モータとの間の接続をコミュテーシ
    ョンさせ且つ前記少なくとも2個のコイルのうちの少な
    くとも1個のコイルからなる第二組を付勢させる、上記
    各ステップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一組を付勢す
    るステップが前記第二組を付勢されない状態とさせ、且
    つ前記第二組を付勢するステップが前記第一組を付勢さ
    れない状態とさせることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記信号を発生する
    ステップが、前記少なくとも2個のコイルのうちの少な
    くとも1個の付勢されていないコイルからの逆起電力信
    号を検知することを包含することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記信号を発生する
    ステップが、更に、前記逆起電力信号が+スレッシュホ
    ールドよりも大きいか−スレッシュホールドよりも小さ
    いかの1つである状態を検知することを包含することを
    特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記信号を発生する
    ステップが、更に、前記検知するステップが所定の安定
    化時間内における任意の時刻において前記条件を検知す
    る場合に前記信号を発生することを包含することを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第一組を付勢す
    るステップが、前記第一組を第一所定時間の間付勢し、
    且つ前記第二組を付勢するステップが前記第二組を第二
    所定時間の間付勢することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記第一組を付勢す
    るステップが前記第一組を第一所定時間の間付勢し、前
    記第一組が付勢された場合に前記信号が前記ロータが前
    記所定の回転速度よりも大きな回転速度で回転していた
    ことを表わす場合に前記所定の安定化時間内に前記ロー
    タを整合させることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一組が付勢さ
    れた場合に前記ロータが前記所定の回転速度を超える回
    転速度で回転していなかったことを前記信号が表わす場
    合に第二所定時間の間前記少なくとも2個のコイルから
    なる前記第二組を付勢し、且つ前記第二組が付勢された
    場合に前記ロータが所定の回転速度より大きな回転速度
    で回転していたか否かを表わす第二信号を発生すること
    を特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記信号を発生する
    ステップが、前記第一組が付勢されている間に前記信号
    を発生するために前記第二組のうちの少なくとも1つを
    検知回路ヘ接続させることを包含することを特徴とする
    方法。
  10. 【請求項10】 モータへ接続されている電源によって
    サブセットのコイルが選択的に付勢される少なくとも2
    つのコイルを具備するステータを有するブラシレス・セ
    ンサレスDCモータのロータのアライメントを動作回転
    速度となる前に始動時において制御する方法において、 前記少なくとも2個のコイルのうちの少なくとも1個の
    コイルからなる第一サブセットを付勢し、 前記第一サブセットが付勢されたことに起因して前記ロ
    ータが回転されたか否かを表わす信号を発生し、 前記信号が前記ロータが回転されなかったことを表わす
    場合には、前記少なくとも2個のコイルのうちの少なく
    とも1個のコイルからなる第二サブセットを付勢する、
    上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 ブラシレス・センサレスDCモータの
    ロータを動作回転速度となる前に始動時において整合さ
    せる装置において、前記モータは少なくとも2つのコイ
    ルを具備するステータを有しており、少なくとも1つの
    コイルからなる複数個の組が前記モータへ接続されてい
    る電源によって選択的に付勢可能であり、前記少なくと
    も2個のコイルのうちの少なくとも1個のコイルからな
    る第一組を付勢する第一回路が設けられており、前記第
    一組が付勢された場合に前記ロータが所定の回転速度よ
    り大きな回転速度で回転していたか否かを表わす信号を
    発生する比較器回路が設けられており、前記信号が前記
    ロータが前記所定の回転速度より大きな回転速度で回転
    していなかったことを表わす場合に前記電源と前記モー
    タとの間の接続をコミュテーションさせ且つ前記少なく
    とも2個のコイルのうちの少なくとも1個のコイルから
    なる第二組を付勢させる付勢手段が設けられていること
    を特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第一回路が
    前記第二組を付勢させない状態としながら前記第一組を
    付勢させ、且つ前記付勢手段が前記第一組を付勢させな
    い状態としながら前記第二組を付勢させることを特徴と
    する装置。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記比較器回路
    が、前記少なくとも2個のコイルのうちの少なくとも1
    個の付勢されていないコイルからの逆起電力信号を検知
    する回路を有することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記比較器回路
    が、更に、前記逆起電力信号が+スレッシュホールドよ
    り大きく且つ−スレッシュホールドより小さいものの1
    つである条件を検知する回路を有することを特徴とする
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記比較器回路
    が、更に、前記検知回路が所定の付勢時間内における任
    意の時刻において前記条件を検知する場合に前記信号を
    発生する回路を有することを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項11において、前記第一回路が
    所定の安定化時間の間前記第一組を付勢し、且つ前記付
    勢手段が第二所定時間の間前記第二組を付勢することを
    特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項11において、前記第一回路が
    所定の安定化時間の間前記第一組を付勢し、且つ前記第
    一組が付勢された場合に前記ロータが前記所定の回転速
    度より大きな回転速度で回転していることを前記信号が
    表わす場合に前記ロータを所定の安定化時間で整合させ
    るべく制御することを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記付勢手段
    が、前記第一組が付勢された場合に前記ロータが前記所
    定の回転速度より大きな回転速度で回転していなかった
    ことを前記信号が表わす場合に前記少なくとも2個のコ
    イルのうちの少なくとも1個のコイルからなる前記第二
    組を付勢する第二回路と、前記第二組が付勢された場合
    に前記ロータが所定の回転速度より大きな回転速度で回
    転していたか否かを表わす第二信号を発生する第二比較
    器回路とを有することを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項11において、前記比較器回路
    が、前記第一組が付勢される場合に前記信号を発生する
    ために少なくとも1個の付勢されていないコイルの組へ
    選択的に接続可能な検知回路を有することを特徴とする
    装置。
  20. 【請求項20】 ブラシレス・センサレスDCモータの
    ロータのアライメントを動作回転速度となる前に始動時
    において制御する装置において、前記モータは少なくと
    も2個のコイルを具備するステータを有しており、前記
    コイルの複数個の組が前記モータへ接続されている電源
    によって選択的に付勢可能であり、前記少なくとも2個
    のコイルのうちの少なくとも1個のコイルからなる第一
    組を付勢する第一付勢手段が設けられており、前記第一
    組が付勢されたことに起因して前記ロータが回転された
    か否かを表わす信号を発生する発生手段が設けられてお
    り、前記ロータが回転されなかったことを前記信号が表
    わす場合に前記少なくとも2個のコイルのうちの少なく
    とも1個のコイルからなる第二組を付勢する第二付勢手
    段が設けられていることを特徴とする装置。
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