JP3509800B2 - 一液性エポキシ組成物中の酸無水物硬化剤のための促進剤としての2−フェニルイミダゾール−燐酸塩 - Google Patents
一液性エポキシ組成物中の酸無水物硬化剤のための促進剤としての2−フェニルイミダゾール−燐酸塩Info
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Description
脂、特に一液性(one component)エポキシ組成物のた
めの促進剤に関する。『潜伏性』硬化剤は、処方された
系中で通常の周囲条件下で不活性のままであるが、高め
られた温度でエポキシ樹脂と容易に反応する硬化剤であ
る。『促進剤』はエポキシ樹脂と硬化剤との間の反応を
促進する物質である。『一液性』(one component)エポ
キシ組成物は典型的にエポキシ樹脂、硬化剤および促進
剤ならびに添加剤および充填剤の配合物である。
化剤として酸無水物を含有する。この組成物は優れた保
存寿命を示すが硬化するのに極めて高い温度を必要す
る。イミダゾールのような促進剤は、反応性を増大する
ために酸無水物とともに使用されることができるが、こ
のような促進剤は組成物の保存安定性に悪影響を与え
る。
保存安定性との良好なバランスをもたらす固形物100
%の一液性エポキシ組成物に対する要求がある。ジシア
ンジアミドによって硬化されまた低温硬化と保存安定性
との良好なバランスをもたらす水をベースとする一液性
エポキシ組成物に対する要求がある。
剤としてイミダゾール塩を使用して酸無水物によってポ
リエポキシドを硬化することが開示されている。US 3,3
56,645および3,418,333には、イミダゾール塩によるポ
リエポキシドの硬化が開示されている。
ルボン酸またはその無水物とイミダゾールの塩からなる
硬化性エポキシ樹脂組成物が開示されている。US 3,75
5,253にはイミダゾール塩によってポリエポキシドのジ
アミノジフェニルスルホン硬化を触媒することが開示さ
れている。
I. Curing of Epoxy resins with Acid Salts of Imida
zoles", Shikizai Kyokaishi (1977), 50(1), pp2〜7に
は、アルキルカルボン酸およびいくつかのイミダゾール
の燐酸塩によるエポキシ樹脂の硬化に関する研究が開示
されている。
ダゾリンを水中にいれ、オルト燐酸を添加し、10分間
混合し、濾過しそして真空乾燥することにより製造され
る潜伏性エポキシ硬化剤が開示されている。“Epoxy Di
spersion In Aehesive Applications", Adhesives Age,
May 1995,pp34〜37には、水をベースとするエポキシ組
成物中に2−メチルイミダゾールおよびジシアンジアミ
ドを使用することが開示されている。
塩に関しまた一液性の熱硬化性エポキシ組成物中で酸無
水物潜伏性硬化剤のための促進剤としてこれを使用する
ことに関する。この塩は2−フェニルイミダゾールと燐
酸との反応生成物である。
等モル量での反応は、構造A
る。
化剤のための促進剤、および ・低温硬化と長期の保存安定性との良好なバランスをも
たらす、2−フェニルイミダゾール燐酸塩、酸無水物お
よびエポキシ樹脂を含む一液性の固形物100%のエポ
キシ組成物。
ルの燐酸塩に関しまたエポキシ樹脂を硬化する際の酸無
水物のための促進剤としてこれを使用することに関す
る。(燐酸はオルト燐酸としても知られまた85%燐酸
として市販で入手することができる。)構造Aを有する
塩は、反応式:
ルと反応させることにより生成される一塩基性塩であ
る。
えば0.1〜5.0モルの2−フェニルイミダゾールと
0.1〜>5.0モルの燐酸との範囲にある任意の組み合
わせであってよい。一般に、2−フェニルイミダゾール
と燐酸は、0.9〜1.1のモル比、好ましくは0.95
〜1のモル比で反応される。典型的に、市販で入手でき
る85%オルト燐酸が使用されるが、本発明では任意の
濃度を用いることができる。反応は溶媒を使用してまた
は使用しないで実施することができる。溶媒は水、メタ
ノール、エタノール、THFなどであってよいがこれら
に限定されない。反応物または生成物の1つを溶解する
任意の溶媒が使用されてよい。任意の添加順序が採用さ
れてよく、また温度または圧力は塩を製造するのに決定
的でないので、反応は任意の温度または圧力で実施され
てよい。好ましい合成方法は、メタノール中に2−フェ
ニルイミダゾールを溶解しそしてオルト燐酸をイミダゾ
ール溶液にゆっくり添加することである。得られる沈殿
された塩は濾過、メタノール洗浄および自然乾燥によっ
て収集される。
液性エポキシ接着剤、粉末コーティングを含む装飾およ
び保護コーティング、フィラメントワインド(filament
winding)、印刷回路板および類似のエポキシ応用品中
で酸無水物潜伏性硬化剤のための促進剤として使用する
ことができる。
な酸無水物は、参照によって本文に組み入れられている
US 3,329,652の欄2/28〜71に開示されているもの
のようなエポキシで知られている任意の硬化性物質であ
る。好ましい無水物は脂肪族、環状脂肪族および芳香族
の一無水物および二無水物からなる。特に好ましいの
は、Nadicメチル無水物(メチルビシクロ[2,2,1]
ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水物異性体)、テト
ラヒドロフタル酸無水物、メチルテトラヒドロフタル酸
無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物およびメチルヘキ
サヒドロフタル酸無水物のような常態で液状であるか低
沸点の無水物である。エポキシ樹脂100重量部あたり
典型的に酸無水物75〜90重量部(pbw)、好ましくは
80〜85pbwがエポキシ組成物中に使用される。
よび酸無水物潜伏性硬化剤は、1,2−エポキシ基を1
分子あたり1つまたはそれ以上含むポリエポキシ化合物
であるエポキシ樹脂と一緒にされる。このようなエポキ
シドはエポキシ技術において周知であり、またY. Tanak
a,“Synthesis and Characteristics of Epoxides",in
C.A. May, ed., Epoxy Resins Chemistry and Technolo
gy (Marcel Dekker,1988)中に記載されている。例に
は、参照によって本文に組み入れられているUS5,599,85
5(5/6〜6/20欄)中に記載されているエポキシ
ドがある。好ましいポリエポキシ化合物はビスフェノー
ル−Aのジグリシジルエーテル、ビスフェノール−Aの
延長されたジグリシジルエーテル、ビスフェノール−F
のジグリシジルエーテル、およびエポキシノボラック樹
脂である。液体エポキシ樹脂および固形物のエポキシ樹
脂の双方が一液性エポキシ組成物中で好適に使用され
る。粉末コーティング組成物は固形物のエポキシ樹脂、
2−フェニルイミダゾール燐酸塩および無水物を含むで
あろう。
に有効な量の2−フェニルイミダゾール燐酸塩が使用さ
れる。酸無水物硬化剤のための促進剤としてエポキシ樹
脂100重量部(pbw)あたり0.05〜10pbwの燐酸
塩が使用されよう。
水物およびエポキシ樹脂からつくられる組成物は、溶
媒、充填剤、顔料、顔料分散剤、レオロジー調節剤、チ
キソトロープ、流動および均染助剤、消泡剤などを含め
てコーティング処方物の技術で当業者に周知の広範な種
類の成分とともに処方されることができる。約1〜90
重量%の有機溶媒を含むまたは固形物100%からなる
エポキシ組成物を使用することができる。
ケ塗り、ローラー塗装、ペイントミット塗りなどを含む
任意の数の技術によってコーティングとして施されるこ
とができる。技術上よく理解されているように、表面の
調整を適切にすれば、本発明のコーティングを施すため
に多くの物質が好適である。このような物質には多くの
種類の金属特に鋼およびアルミニウム、そしてまたコン
クリートも含まれるがこれらに限られることはない。本
発明の一液性エポキシコーティング組成物は、施されそ
して約125〜約240℃の範囲の高温で硬化されてよ
く、150〜190℃の硬化温度が好ましい。
I)、1−メチルイミダゾール(1−MI)、2−メチ
ルイミダゾール(2−MI)、イミダゾール(MI)、
4−メチルイミダゾール(4−MI)、2−エチルイミ
ダゾール(2−EI)および2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール(24−EMI)の85%燐酸とのモル比
1:1の反応によってつくられるイミダゾール燐酸塩の
調製を示す。これらのイミダゾール燐酸塩を調製するの
に使用される方法は以下のとおりであった。
漏斗を備えた250mlの丸底の三つ口フラスコにメタノ
ール100mlと所望の置換イミダゾールの適量、例えば
2−フェニルイミダゾール(2−PI)36.0g(0.
25モル)とを添加した。イミダゾールを溶解が完了し
た後、15分にわたって85%燐酸を滴加した。添加が
完了した後、得られるスラリーを15分間混合した。固
形の生成物をブフナー漏斗内で濾過によって単離し、新
しいメタノール50mlで洗浄しそして自然乾燥した。回
収したイミダゾール燐酸塩の量は理論収率の99%であ
った。
示差走査熱分析(DSC)によって測定されるイミダゾ
ール燐酸塩の融点および各々の調合物の5%溶液のpH
を表1に示す。
水物で硬化されるエポキシ樹脂組成物のための促進剤と
してのイミダゾール燐酸塩を例示する。以下の成分を完
全に混合することにより組成物を調製した。 Epon 828 100.0g メチルヘキサヒドロフタル酸無水物 90.0g イミダゾール燐酸塩 0.5g
た: 2−フェニルイミダゾール燐酸塩(2−PIP) 1−メチルイミダゾール燐酸塩(1−MIP) 2−メチルイミダゾール燐酸塩(2−MIP) イミダゾール燐酸塩(IMP) 4−メチルイミダゾール燐酸塩(4−MIP) 2−エチルイミダゾール燐酸塩(2−EIP) 2−エチル−4−メチルイミダゾール燐酸塩(24−E
MIP)
始温度および到達する最高温度を測定した。実施例8〜
14の組成物を5〜10mg DSCパンに入れ、そして
密封した。10℃/分の加熱温度で、室温から350℃
までDSCを操作した。開始温度(To)およびピーク
温度(Tp)の差は、反応が一旦開始したときの反応の
幅(breadth)または速度の指標である。開始温度とピ
ーク温度との間の差が小さいほど、開始温度またはその
近くでの硬化は一層早くまたより望ましいであろう。表
2および図1〜7は、2−PIP促進剤が他のイミダゾ
ール燐酸塩に比較して驚くべきほど小さい(Tp−
To)、つまり予期以上に急速な硬化を示すことを表
す。
形物100%のエポキシ組成物、例えばエポキシ接着
剤、粉末コーティングを含むコーティング、フィラメン
トワインド、印刷回路板および類似の塗装物中での酸無
水物のための硬化促進剤として使用することができる。
この塩はそれが高温にさらされるまで解離しない。従っ
て、このような塩は固形物100%の一液性エポキシ組
成物中で良好な保存安定性をもたらす。
100%のエポキシ組成物中で酸無水物のための促進剤
として2−フェニルイミダゾール燐酸塩を提供する。
中の促進剤としての2−フェニルイミダゾール燐酸塩の
示差走査熱測定のグラフである。
中の促進剤としての1−メチルイミダゾール燐酸塩の示
差走査熱測定のグラフである。
物中の促進剤としての2−メチルイミダゾール燐酸塩の
示差走査熱測定のグラフである。
物中の促進剤としてのイミダゾール燐酸塩の示差走査熱
測定のグラフである。
物中の促進剤としての4−メチルイミダゾール燐酸塩の
示差走査熱測定のグラフである。
物中の促進剤としての2−エチルイミダゾール燐酸塩の
示差走査熱測定のグラフである。
物中の促進剤としての2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール燐酸塩の示差走査熱測定のグラフである。
Claims (18)
- 【請求項1】 エポキシ樹脂、酸無水物潜伏性熱活性化
硬化剤およびこの酸無水物硬化剤のための促進剤を含む
熱硬化性の一液性エポキシ組成物において、促進剤とし
ての2−フェニルイミダゾール燐酸塩が含まれる改良組
成物。 - 【請求項2】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が、構
造 【化1】 の化合物を含む請求項1に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項3】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が2−
フェニルイミダゾールを燐酸とモル比0.9〜1.1で反
応させることにより製造されたものである請求項1に記
載のエポキシ組成物。 - 【請求項4】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が2−
フェニルイミダゾールを燐酸とモル比1:1で反応させ
ることにより製造されたものである請求項1に記載のエ
ポキシ組成物。 - 【請求項5】 酸無水物が脂肪族、環状脂肪族、芳香族
の一無水物または二無水物である請求項1に記載のエポ
キシ組成物。 - 【請求項6】 酸無水物がメチル−ビシクロ[2,2,
1]ヘプテン−2,3−ジカルボン酸無水物異性体、テ
トラヒドロフタル酸無水物、メチルテトラヒドロフタル
酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物またはメチルヘ
キサヒドロフタル酸無水物である請求項1に記載のエポ
キシ組成物。 - 【請求項7】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が燐酸
二水素塩からなる請求項6に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項8】 エポキシ樹脂が、ビスフェノール−Aの
ジグリシジルエーテル、ビスフェノール−Aの延長され
たジグリシジルエーテル、ビスフェノール−Fのジグリ
シジルエーテル、またはエポキシノボラック樹脂である
請求項1に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項9】 エポキシ樹脂が、ビスフェノール−Aの
ジグリシジルエーテルまたはビスフェノール−Fのジグ
リシジルエーテルである請求項1に記載のエポキシ組成
物。 - 【請求項10】 酸無水物がヘキサヒドロフタル酸無水
物またはメチルヘキサヒドロフタル酸無水物である請求
項8に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項11】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が燐
酸二水素塩からなる請求項10に記載のエポキシ組成
物。 - 【請求項12】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩がエ
ポキシ樹脂100重量部あたり0.05重量部存在する
請求項1に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項13】 ビスフェノール−Aのジグリシジルエ
ーテル、ビスフェノール−Fのジグリシジルエーテル、
ヘキサヒドロフタル酸無水物またはメチルヘキサヒドロ
フタル酸無水物潜伏性熱活性化硬化剤、および無水物硬
化剤のための促進剤としての2−フェニルイミダゾール
燐酸塩を含む熱硬化性の一液性エポキシ組成物。 - 【請求項14】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が、
構造 【化2】 の化合物を含む請求項13に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項15】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が2
−フェニルイミダゾールを燐酸とモル比0.9〜1.1で
反応させることにより製造されたものである請求項13
に記載のエポキシ組成物。 - 【請求項16】 2−フェニルイミダゾール燐酸塩が2
−フェニルイミダゾールを燐酸とモル比1:1で反応さ
せることにより製造されたものである請求項13に記載
のエポキシ組成物。 - 【請求項17】 ビスフェノール−Aのジグリシジルエ
ーテルまたはビスフェノール−Fのジグリシジルエーテ
ルであるエポキシ樹脂100重量部、ヘキサヒドロフタ
ル酸無水物またはメチルヘキサヒドロフタル酸無水物で
ある潜伏性熱活性化硬化剤75〜90重量部、および2
−フェニルイミダゾール燐酸塩0.05〜10重量部を
含む熱硬化性の一液性エポキシ組成物。 - 【請求項18】 エポキシ樹脂がビスフェノール−Aの
ジグリシジルエーテルであり、また潜伏性熱活性化硬化
剤がメチルヘキサヒドロフタル酸無水物である請求項1
7に記載のエポキシ組成物。
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