JP3508451B2 - 波形生成装置 - Google Patents

波形生成装置

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JP3508451B2
JP3508451B2 JP05258397A JP5258397A JP3508451B2 JP 3508451 B2 JP3508451 B2 JP 3508451B2 JP 05258397 A JP05258397 A JP 05258397A JP 5258397 A JP5258397 A JP 5258397A JP 3508451 B2 JP3508451 B2 JP 3508451B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器,楽音発
生システム等において、同期処理部間で波形データを転
送する波形生成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】波形生成装置において、同期処理部間で
波形データを転送する場合、例えば、電子楽器,楽音発
生システム等において、波形を生成するLSI(大規模
集積回路)から波形を加工するLSIへ波形データを転
送する場合、LSI間で同期がとれていないとデータを
正確に受け渡しできない。図6は、従来の波形生成装置
における、同期処理部間の波形データ転送の例の説明図
である。図6(a)および図6(b)は、マスタとなる
同期処理部とスレーブとなる同期処理部の組み合わせ例
を示す。図中、1,2はマスタとなる同期処理部、6
1,62はスレーブとなる同期処理部である。 【0003】図6(a)においては、マスタとなる同期
処理部1からスレーブとなる同期処理部61に波形デー
タをシリアル転送するもので、マスタとなる同期処理部
1からスレーブとなる同期処理部61に同期信号を供給
し、スレーブとなる同期処理部61は、供給された同期
信号に基づいて波形データを取り込む。図6(b)にお
いては、スレーブとなる同期処理部62からマスタとな
る同期処理部2に波形データをシリアル転送するもの
で、マスタとなる同期処理部2から同期信号を供給し、
スレーブとなる同期処理部62は、供給された同期信号
に基づいて波形データを出力する。 【0004】上述した場合には問題が生じないが、マス
タとなる同期処理部同士で波形データを伝送する場合に
は問題が生じる。図6(c)はマスタとなる同期処理部
1からマスタとなる同期処理部2へ波形データを転送す
る場合を示すが、両方とも外部の同期信号に同期する機
能を持たないため、波形データを正確に受け渡しできな
い。マスタとなる同期処理部1,2が独立した同期処理
部である場合には、シリアル波形データの1単位を構成
するワードの同期をとるためのワード同期信号が同期し
ていない場合がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、同期信号を出力
する同期処理部間でシリアル波形データの送受を行う波
形生成装置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、所定の周期を有する第1の同期信号に同期し
た波形データを生成して該第1の同期信号とともに出力
する第1の同期処理部と、前記第1の同期信号と同じ周
期であって前記第1の同期信号とは独立した第2の同期
信号を出力するとともに該第2の同期信号に同期して、
入力する波形データを加工して出力する第2の同期処理
部と、前記第1の同期処理部から前記第1の同期信号と
ともに前記波形データを入力し、前記第1の同期信号に
基づく第1のタイミングで該入力した波形データを一旦
保持するとともに、保持された前記波形データを前記第
2の同期処理部から入力された第2の同期信号に基づく
第2のタイミングで前記第2の同期処理部に転送する波
形データ受渡し部と、を有する波形生成装置であって、
前記波形データ受渡し部は、前記所定の周期内におけ
る、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの
時間関係を判定し、両者が近接している場合には、前記
第1のタイミングで一旦保持された前記波形データを前
記第1,第2のタイミングから十分離れた時点の第3の
タイミングで保持し直したものを、保持し直した後の前
記第2のタイミングで前記第2の同期処理部に転送する
ものである。 【0007】したがって、同期信号を出力する第1,第
2の同期処理部間において、第1の同期信号と第2の同
期信号との時間関係がどのような状態でも、波形データ
の受渡しを行うことができる。また、波形データの生成
と波形データの加工を独立した同期処理部で行うことが
できる。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の波形生成装置の
実施の形態を説明するためのブロック図である。図中、
図6と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。3は波形データ受渡し部、4はタイミング判定部、
5はデータ保持部、6はPLL回路、7はAND回路で
ある。マスタとなる同期処理部1,2間で、ワード単位
のデータをシリアル転送する場合について説明するが、
マスタとなる同期処理部1,2は、システムクロックの
周波数に関しても異なる場合について説明する。 【0009】波形データ受渡し部3は、マスタとなる同
期処理部1,2間に設けられ、タイミング判定部4およ
びデータ保持部5を有する。マスタとなる同期処理部1
は、波形データを生成し、シリアル波形データをデータ
保持部5にシリアル転送するとともに、同期信号SYI
Nをデータ保持部5およびタイミング判定部に供給す
る。また、転送クロックCLKINを波形データ受渡し
部3内の図示を省略した部分を含め、各所に供給する。
マスタとなる同期処理部2は、同期信号SYOUTをデ
ータ保持部5およびタイミング判定部4に供給するとと
もに、データ保持部5は、シリアル波形データをマスタ
となる同期処理部2に転送する。マスタとなる同期処理
部2は、また、転送クロックCLOUTを波形データ受
渡し部3内の図示を省略した部分を含め、各所に供給す
る。マスタとなる同期処理部2は、波形データを加工し
て出力する。 【0010】マスタとなる同期処理部1,2のシステム
クロックを同期させるため、PLL回路6が設けられて
いる。図示の例では、マスタとなる同期処理部2の同期
信号をPLL回路6に入力し、この複数倍の周波数を発
生させ、マスタとなる同期処理部1のシステムクロック
を生成している。PLL回路6の位相ロック確定を示す
Lock信号と、イニシャルクリア信号ICの反転信号
とは、アンド回路7に入力され、このアンド回路の出力
は、タイミング判定部の動作可能化(enable)信
号となる。イニシャルクリア信号ICの反転信号は、回
路の動作開始時でのみ「0」であり、通常は「1」とな
る信号である。一方、Lock信号は、位相ロックが確
定している間「1」となる信号である。したがって、回
路がリセットされずかつ同期信号SYOUTに対するP
LL回路6のロックが外れない通常の期間においては、
AND回路7から出力される動作可能化(enabl
e)信号が「1」であり、タイミング判定部4が動作を
続けている。 【0011】上述したブロック図を参照して、波形デー
タ受渡し部3の動作を説明する。マスタとなる同期処理
部1から転送されるシリアル波形データは、同時に送出
される転送クロックCLINおよび同期信号SYINか
ら生成された入力タイミング信号に同期してデータ保持
部5に取り込まれる。一方、データ保持部5からマスタ
となる同期処理部2に転送されるシリアル波形データ
は、マスタとなる同期処理部2から送出される転送クロ
ックCLOUTおよび同期信号SYOUTから生成され
た出力タイミング信号に同期してマスタとなる同期処理
部2に送出される。 【0012】したがって、マスタとなる同期処理部1と
マスタとなる同期処理部2とがともにマスタであって
も、データ保持部5を介在させることにより、両マスタ
となる同期処理部1,2は、それぞれの転送クロックC
LINおよび同期信号SYIN,転送クロックCLOU
Tおよび同期信号SYOUTを用いてシリアル波形デー
タの送受を行うことができる。 【0013】ところが、同期信号SYINと同期信号S
YOUTの位相は無相関であるため、入力タイミング信
号と出力タイミング信号がデータの1ワードの時間区間
内で非常に接近している可能性がある。このような場
合、データ保持部5でのデータ取り込みとデータ送出が
重なり、誤ったシリアル波形データが転送されることに
なり、サウンドシステムで出力される波形信号にノイズ
を発生することになる。 【0014】このようなノイズを発生させないようにす
るため、タイミング判定部4が設けられており、このタ
イミング判定部4は、動作可能状態において、マスター
となる同期処理部1,2から出力される同期信号SYI
Nと同期信号SYOUTの時間関係を判定する。すなわ
ち、ワードクロックである同期信号を観測し、データ保
持部5において、シリアル波形データを受け取るタイミ
ングとシリアル波形データを送り出すタイミングが、時
間的に近いか遠いかを判断する。同期信号SYINと同
期信号SYOUTが時間的に近接していると判断された
場合、上述した入力タイミング信号によりデータ保持部
5で保持したデータを、この入力タイミング信号および
上述した出力タイミング信号とは異なるタイミング信
号、例えば、近接していると判断されたこれらのタイミ
ング信号から1/2ワードの時間経過後のタイミング信
号を用いて保持し直したものを用い、次の出力タイミン
グ信号により送出する。これによってデータ保持部5に
おいて、データを受け取るタイミングと送り出すタイミ
ングを常時離れた時間に設定ですることができ、データ
保持部5で保持したデータを送出する時点では、データ
が出力タイミング信号のタイミングとは異なるタイミン
グで安定して保持し直されているので、誤った転送デー
タが送出されることがなく、データ送受の際の誤りをな
くすことができる。 【0015】上述した説明では、PLL回路6を用いて
マスタとなる同期処理部1のシステムクロックを生成し
たが、マスタとなる同期処理部1,2の各システムクロ
ックが同一である場合、PLL回路6は不要である。ま
た、マスタとなる同期処理部1とマスタとなる同期処理
部2の転送クロックが同一である場合には、いずれか一
方のみを波形データ受渡し部3に供給すればよい。シリ
アル波形データおよび同期信号SYINの形式によって
は、シリアル波形データおよびまたは同期信号SYIN
から転送クロックCLINを再生できる場合があるが、
このような場合、転送クロックCLINを別ラインで供
給する必要はない。同様に、同期信号SYOUTの形式
によっては、同期信号SYOUTから転送クロックCL
OUTを再生できる場合があるが、このような場合、転
送クロックCLOUTを別ラインで供給する必要はな
い。 【0016】上述した説明では、回路がリセットされず
PLL回路6のロックが外れない通常の期間において、
タイミング判定部4が常時タイミング判定を行ってい
た。そのため、マスタとなる同期処理部1,2間でシス
テムクロックの同期をとらない場合など、同期信号SY
INと同期信号SYOUT間の時間関係がずれるおそれ
がある場合などに好適である。しかし、時間関係がずれ
るおそれが少ない場合には、イニシャルクリア信号IC
の反転信号の立ち上り、または、Lock信号の立ち上
りのいずれか遅い方の時点で1回だけタイミング判定部
4を動作させて、同期信号SYINと同期信号SYOU
Tの時間関係を判定してもよい。あるいは、所定時間経
過するごとに上述した判定を行ってもよい。 【0017】図2は、本発明の波形生成装置の適用例を
示す楽音発生装置のシステム構成図である。図中、11
はバスライン、12は表示器、13はパネルスイッチ、
14は音源部、15はMIDIインタフェース、16は
タイマ、17はCPU、18はROM、19はRAM、
20はサウンドシステム、21は前段音源LSI、22
は波形データ受渡し部、23は後段音源LSI、24は
DACである。 【0018】バスライン11には、CPU17など複数
のブロックが並列接続されている。表示器12は、各種
の操作子の操作状態等を表示する液晶表示器(LCD)
等の表示器である。パネルスイッチ13は、楽音パラメ
ータの設定操作子である。音源部14は、詳細は後述す
るが、バスライン11から楽音パラメータを入力して楽
音波形を生成しサウンドシステム20に出力する。MI
DIインタフェース15は、外部のMIDI機器との相
互接続を行う。タイマ16は各種動作の時間間隔を規制
するのに用いる。ROM18にはCPU17を動作させ
るプログラムのほか、プリセットデータ、プリセット音
色データなどが記憶されている。RAM19には、CP
U17のワーキングエリア、音色編集バッファ、ユーザ
音色群などが記憶されている。 【0019】図示を省略したが、フレキシブルディスク
ドライブ,ハードディスクドライブ,CD−ROMドラ
イブなどがバスライン11に接続される場合があり、こ
こにも、音色データ等が記憶される。鍵盤等の演奏操作
子がバスラインに接続される場合もあるが、必ずしも必
須の構成ではない。 【0020】音源部14においては、バスライン11に
接続された前段音源LSI21が波形データ受渡し部2
2を介して後段音源LSI23に接続される。この後段
音源LSIもバスライン11に接続されるとともに、D
AC(ディジタルアナログ変換器)24を介して外部の
サウンドシステムに接続される。音源LSI21,音源
LSI23とも、DAC24のサンプリング周波数と同
じサンプリング周波数で波形データの処理を行う。 【0021】前段音源LSI21および後段音源LSI
23は、両者とも波形を生成する機能を有するものであ
るが、音源の発生方式が異なるとともに、後段音源LS
I23は、前段音源LSI21で生成された波形データ
を加工し、波形に変調あるいは効果付与を行うものであ
る。前段音源LSI21としては、例えば、PCM音
源,FM音源,物理モデル音源、あるいは汎用のDSP
(ディジタル信号処理装置)による波形発生器である。
後段音源LSI23としては、例えば、コンプレッサ、
ディストーション,ディレイ、リーバーブ等の各種エフ
ェクタ,波形データを原波形として入力するFM音源,
波形データを励振波形として入力する物理モデル音源な
どである。汎用のDSPでリバーブやミキサなどを実現
する効果付与回路であってもよい。後段音源LSI23
の中にDSPを内蔵する場合は、このDSPで前段音源
LSI21で生成された波形データに効果付与をすると
共に、自身でも独自に波形データを生成してミキシング
した波形データを出力することもできる。 【0022】前段音源LSI21は、同期信号を供給す
るとともに波形データをシリアル転送する、マスタとな
る同期処理部であり、後段音源LSI23は、同期信号
を供給するとともに、波形データをシリアル転送され
る、マスタとなる同期処理部である。波形データは、1
サンプル2chをワード単位としてサンプリング周期毎
に転送され、同期信号は、例えば、サンプリング周波数
(44.1kHz)に対応するサンプリング周期(D/
Aコンバータの1サイクル、DACサイクル)を持つ矩
形波を使用する。両者のシステムクロックおよびシリア
ル転送クロックは、同じ場合も異なる場合もあるが、シ
ステムクロックは、サンプリング周波数の768倍,5
12倍等であり、シリアル転送クロックは、サンプリン
グ周波数の64倍,48倍等である。ここで、シリアル
転送クロックが64倍の場合は、1ワード24ビットの
波形データをサンプリング周期毎に2チャンネル分転送
する場合であり、48倍の場合は、1ワード16ビット
の波形データをサンプリング周期毎に2チャンネル分転
送する場合である。なお、前段音源LSI21,後段音
源LSI23の両者の1ワード当たりのビット数は、必
ずしも一致させる必要はない。 【0023】図3は、図2に示した波形データ受渡し部
22の内部構成を説明するためのブロック図である。図
中、31は入力制御部、32はシフトレジスタ、33は
パラレルデータ取り出し部、34はラッチ(LL1)、
35はラッチ(RL1)、36はラッチ(LL2)、3
7はラッチ(RL2)、38,39はセレクタ、40は
タイミング判定部、41は出力制御部、42はPLL回
路、43,44はシフトレジスタ、45はオア回路であ
る。 【0024】入力制御部31は、図2に示した波形送出
側の前段音源LSIからの同期信号SYINおよび転送
クロックCLINの供給を受けて、複数のタイミング信
号C1〜C5を出力する。シフトレジスタ32は、直並
列変換を行うものであり、入力制御部31から出力され
た、転送クロックCLINに同期したタイミングで、前
段音源LSI21からのシリアル波形データを入力し、
入力制御部31から出力された、同期信号SYINに同
期したタイミングで、パラレルデータ取り出し部33を
介し、ラッチ(LL1)34およびラッチ(RL1)3
5に波形データを出力する。上述したシリアル波形デー
タは、1ライン上を1ビットずつ送出されてくるもので
ある。1ワードが、例えば16ビットまたは24ビット
の波形データが、上位ビットまたは下位ビットから順次
1ビットずつ取り出されて1つのライン上に送出されて
くるものである。シフトレジスタ32は、1サンプルの
波形データのL(左),R(右)の2チャネルを1チャ
ネル毎に直並列変換するものである。そのため1サンプ
ルの波形データの片チャネル分の段数を有する。パラレ
ルデータ取り出し部33は、同期信号に基づき、左右の
各チャンネルのデータが揃うタイミングで、シフトレジ
スタ32の並列出力を、それぞれ、対応するラッチ(L
L1)34およびラッチ(RL1)35に振り分ける。
前段音源LSIの種類によって出力する波形データの1
ワードのビット数が異なる。これに対応するように、パ
ラレルデータ取り出し部33は、シフトレジスタ32か
ら異なるビット数のデータを取り出す機能を有する。 【0025】ラッチ(LL1)34およびラッチ(RL
1)35に保持されたデータは、それぞれ、同期信号S
YINから同期信号の周期の半分の時間、すなわち、D
ACサイクルの半分だけ遅れたタイミングで、ラッチ
(LL2)36およびラッチ(RL2)37に保持し直
される。セレクタ38は、タイミング判定部40の制御
出力に基づいて、ラッチ(LL1)34,ラッチ(LL
2)36のいずれかを選択してシフトレジスタ43に出
力する。一方、セレクタ39は、タイミング判定部40
の制御出力に基づいて、ラッチ(RL1)35,ラッチ
(RL2)37のいずれかを選択してシフトレジスタ4
4に出力する。 【0026】出力制御部41は、波形受取側の後段音源
LSI23からの同期信号SYOUTおよび転送クロッ
クCLOUTの供給を受けて、同期信号SYOUTをタ
イミング判定部40に出力するとともに、Lチャネル用
のシフトレジスタ43およびRチャネル用のシフトレジ
スタ44に、同期信号SYOUTに同期するとともに、
それぞれ異なるタイミングで、セレクタ38,39の出
力をパラレル入力させる。そして、転送クロックCLO
UTに同期したタイミングでシリアル出力することによ
り並直列変換を行う。シフトレジスタ43,44は、1
サンプルの波形データのL(左),R(右)の2チャネ
ルを、サンプリング周波数の半分の周期毎に交互に直並
列変換するものであるため、オア回路45がシフトレジ
スタ43,44の出力を合成し、後段音源LSI23に
シリアル波形データを1ビットずつ送出する。 【0027】PLL回路42は、図1に示したPLL回
路6と同様、後段音源LSI23の同期信号SYOUT
から前段音源LSI21のシステムクロックを生成す
る。なお、前段音源LSI21の同期信号SYINから
後段音源LSI23のシステムクロックを生成するよう
な改変も可能であるが、改変しない方がクロックが乱れ
た場合の影響が少ない。タイミング判定部40は、動作
可能状態の時に同期信号SYINと同期信号SYOUT
との時間関係を判定する。そして、両者が近接している
場合には、セレクタを制御して、ラッチ(LL2)36
およびラッチ(RL2)37を選択して、シフトレジス
タ43,44に出力させる。なお、図1に示したIC反
転信号およびAND回路7については、この図では省略
している。 【0028】図4は、図3に示した波形データ受渡し部
の動作を説明するための第1のタイミング図であり、同
期信号SYINと同期信号SYOUTとが近接していな
い場合を示す。図中、51〜53は同期信号SYINの
立ち下がり、立ち上がりタイミングであり、55〜57
は同期信号SYOUTの立ち下がり、立ち上がりタイミ
ングである。なお、本実施例では、同期信号SYIN,
同期信号SYOUTについて、矩形波の立ち上がりおよ
び立ち下がりの両方のタイミングを使用しているが、そ
の一方のみを使用し、他方のタイミングは、一方のタイ
ミングを基準にして別に設けられたタイミング発生器で
発生するようにすることもできる。 【0029】図2に示した前段音源LSI21から、図
3に示した入力側のシフトレジスタ32に、波形データ
がLch,Rch,Lch,Rch,Lch
,Rchの順に転送される。立ち下がりタイミング
51において、シフトレジスタ32に転送された波形デ
ータLchが、ラッチ(LL1)34に保持される。
立ち上がりタイミング52においては、シフトレジスタ
32に転送された波形データRchがラッチ(RL
1)35に保持される。同時に、ラッチ(LL1)34
に保持された波形データLchがラッチ(LL2)3
6に保持し直される。タイミング53においては、シフ
トレジスタ32に転送された波形データLchが、ラ
ッチ(LL1)34に保持される。同時に、ラッチ(R
L1)35に保持された波形データRchがラッチ
(RL2)37に保持し直される。以後、同様に直並列
変換とデータ保持が繰り返される。 【0030】一方、タイミング判定部40が、動作可能
状態になると、タイミング判定部40内で、出力制御部
41から入力された同期信号SYOUTの立ち下がりタ
イミング54の前後近傍で高レベルとなる近傍信号を発
生し、高レベル期間に、入力制御部31から入力された
同期信号SYINの立ち下がりタイミング51,53等
が入るかどうかを判定する。図示の例では入らないた
め、図3に示したセレクタ38は、ラッチ34の出力を
選択したままのの状態である。出力側のシフトレジスタ
43は、同期信号SYOUTの立ち下がりタイミング5
4,56・・・でラッチ34の出力を取り込み、転送ク
ロックCLOUTのタイミングで波形データLch,
Lch,Lch,・・・をシリアル波形データとし
て出力する。また、図3に示したセレクタ39は、ラッ
チ35の出力を選択したままである。出力側のシフトレ
ジスタ44は、同期信号SYOUTの立ち上がりタイミ
ング55,57・・・でセレクタ39の出力を取り込ん
で、転送クロックCLOUTのタイミングで波形データ
Rch,Rch,Rch,・・・をシリアル波形
データとして出力する。オア回路45により、Lchの
波形データおよびRchの波形データは、交互に後段音
源LSI23に出力される。 【0031】図5は、図3に示した波形データ受渡し部
の動作を説明するための第2のタイミング図であり、同
期信号SYINと同期信号SYOUTとが近接している
場合を示す。図中、図4と同様な部分には同じ符号を付
して説明を省略する。 【0032】タイミング判定部40が、動作可能状態に
なると近傍信号が発生する。図示の例ではこの高レベル
期間に、同期信号SYINの立ち下がり51のタイミン
グが含まれる。その結果、図3に示したセレクタ38
は、ラッチ36の出力を選択する。出力側のシフトレジ
スタ43は、同期信号SYOUTの立ち下がりタイミン
グでラッチ36の出力を取り込み、転送クロックCLO
UTのタイミングで波形データLch,Lch,L
ch,・・・をシリアル波形データとして出力する。
なお、Lchが取り込まれるのは、立ち下がりタイミ
ング54の次の立ち下がりタイミング56である。ラッ
チ(LL2)36は、同期信号SYINの立ち上がりタ
イミング55でLチャネルの波形データを書き込んでい
るため、シフトレジスタ43が、同期信号SYINと時
間関係が近接した同期信号SYOUTの立ち下がりタイ
ミング、例えば、タイミング56で読み出すときには、
ラッチデータの書き込み時の不安定な期間を過ぎてい
る。なお、ラッチ(LL2)36にLチャネルの波形デ
ータを書き込む時点は、本実施例では、同期信号SYI
Nの立ち下がり(ラッチLL1に書き込む時点)からサ
ンプリング周波数の1/2周期だけ遅れたタイミングと
なっているが、ラッチ(LL1)34にLチャネルの波
形データを書き込む時点およびラッチ(LL2)36か
らLチャネルの波形データを読み出す時点から十分離れ
ていればどの時点でもよい。 【0033】また、図3に示したセレクタ39は、ラッ
チ37の出力を選択する。出力側のシフトレジスタ44
は、同期信号SYOUTの立ち上がりタイミングでセレ
クタ39の出力を取り込んで、転送クロックCLOUT
のタイミングで波形データRch,Rch,Rch
,・・・をシリアル波形データとして出力する。な
お、Rchは、立ち上がりタイミング55の次の立ち
上がりタイミング57で取り込まれる。 【0034】ラッチ(RL2)37については、同期信
号SYINの立ち下がりタイミング56でRチャネルの
波形データを取り込んでいるため、シフトレジスタ44
が、同期信号SYINと時間関係が近接した同期信号S
YOUTの立ち上がりタイミング、例えば、タイミング
57で読み出すときには、ラッチデータの書き込み時の
不安定な期間を過ぎている。なお、ラッチ(RL2)3
7にRチャネルの波形データを書き込む時点は、本実施
例では、同期信号SYINの立ち上がり(ラッチRL1
に書き込む時点)からサンプリング周波数の1/2周期
だけ遅れたタイミングとなっているが、ラッチ(RL
1)35にRチャネルの波形データを書き込む時点およ
びラッチ(RL2)37からRチャネルの波形データを
読み出す時点から十分離れていればどの時点でもよい。 【0035】上述した近傍信号は、同期信号SYOUT
の立ち下がりタイミング54の前後の、転送クロックC
LOUTにして、例えば、数クロックの期間において高
レベルになるように作成される。この高レベル期間はこ
れより長くすることもできる。この近傍信号は、同期信
号SYOUTのパルス波形を適宜遅延させたものを論理
ゲートを用いてパルス波形として形成するか、転送クロ
ックCLOUTをカウントして、所定カウントの期間で
パルス波形を高レベルにすることによって形成される。
なお、近傍信号をパルス信号として出力する必要は必ず
しもなく、同期信号SYINと同期信号SYOUTとの
時間関係を、それぞれの立ち下がりタイミングを比較す
ることにより、ソフトウエアで判別することもできる。 【0036】上述した説明では、同期信号SYOUTの
立ち下がりタイミングを基準に同期信号SYINの立ち
下がりタイミングの時間位置を判別していたが、両者の
立ち上がりタイミングを用いて相対時間関係を判別して
もよい。もちろん、同期信号SYINの立ち下がりタイ
ミングを基準にして同期信号SYOUTの立ち下がりタ
イミングの時間位置を判別してもよい。また、本実施例
では、ラッチ(LL2)36にLチャネルの波形データ
を書き込む時点、および、ラッチ(RL2)37にRチ
ャネルの波形データを書き込む時点は、同期信号SYI
Nのタイミングに基づいて生成していたが、同期信号S
YOUTのタイミングに基づいて生成するようにしても
よい。 【0037】上述した説明では、前段音源LSI21の
同期信号SYINと後段音源LSI23の同期信号SY
OUTの周期を、同じDACサイクルにした例を説明し
たが、異なっていてもよい。この場合、時間経過ととも
に同期信号SYINと同期信号SYOUT間の時間関係
が異なるから、常時、タイミング判定部40で相対時間
関係を判別し、セレクタ38,39を制御する必要があ
る。この場合、ラッチデータの選択切り替え時に、一時
的ではあるが誤りが発生し、このままでは、再生波形に
ノイズが出るおそれがあるが、適宜、補間処理等により
ノイズを軽減することが可能である。また、この場合、
後段音源LSI23でサンプリング周波数変換を行う際
に、後段のサンプリング周波数の方が低い場合には、前
段音源LSI21から転送されてきた波形データが、折
り返し雑音を発生する場合があるが、このような場合に
は、適宜低域通過フィルタで折り返し雑音を発生する周
波数成分を除去すればよい。 【0038】上述した説明では、図3に示した波形デー
タ受渡し部22の内部構成を個別のハードウエアで実現
することを前提として説明したが、CPUを用いてソフ
トウエア的に行ってもよい。例えば、シフトレジスタ3
2,43,44、ラッチ34〜39をRAM上で実現す
る。この場合、ラッチ(LL2)36,ラッチ(RL
2)37については、常には必要とされないため、同期
信号SYINと同期信号SYOUTとの時間関係が近接
した場合に初めて、RAM上に領域を確保しても間に合
う。 【0039】上述した説明では、シリアル波形データと
してLチャネル,Rチャネルを有し、波形データ受渡し
部22で別々に処理をしたが、一括してひとまとめのデ
ータとして同期処理してもよい。この場合、シフトレジ
スタやラッチの長さが2倍になるが、制御は簡単にな
る。転送されるシリアル波形データは、発音タイミング
毎の1音ずつを個別に波形データとしたものであっても
よく、後段音源LSI23またはDAC24において最
後に各音をミキシングしてステレオチャネルを構成する
ようにしてもよい。もちろん、シリアル波形データは、
モノラルであってもよい。 【0040】また、シリアル波形データは、1ライン上
を1ビットずつ伝送することを前提として説明したが、
数十ビットを1単位とする波形データを、数本のライン
を用い数ビットを並列にしてシリアル同期伝送する場合
や、1単位の波形データを全て並列ビットでパラレル伝
送する場合にも本発明を適用することができる。 【0041】本発明の波形生成装置は、図2を参照して
説明した電子楽器の音源部14における波形生成装置に
限らず、ゲームやカラオケなどアミューズメント機器、
テレビジョンなどの各種家電機器、コンピュータ装置、
マルチメディア装置における波形生成装置として用いる
ことができる。 【0042】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、同期処理部間において、同期信号の時間関係
がどのような状態でも、波形データの転送を行うことが
できるという効果がある。音源LSI間のシリアル波形
データの転送に用いれば、音源LSIの種類を問わず、
複数の音源LSIの組み合わせを用いて多様な波形デー
タの生成および効果付与を任意に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の波形生成装置の実施の形態を説明す
るためのブロック図である。 【図2】 本発明の波形生成装置の適用例を示す楽音発
生装置のシステム構成図である。 【図3】 図2に示した波形データ受渡し部の内部構成
を説明するためのブロック図である。 【図4】 図3に示した波形データ受渡し部の動作を説
明するための第1のタイミング図であり、同期信号SY
INと同期信号SYOUTとが近接していない場合を示
す。 【図5】 図3に示した波形データ受渡し部の動作を説
明するための第2のタイミング図であり、同期信号SY
INと同期信号SYOUTとが近接している場合を示
す。 【図6】 従来の同期処理部間のシリアル波形データ転
送の例の説明図である。 【符号の説明】 1,2 マスタとなる同期処理部、3,22 波形デー
タ受渡し部、4、40タイミング判定部、5 データ保
持部、6,42 PLL回路、7 AND回路、21
前段音源LSI、23 後段音源LSI、31 入力制
御部、32,43,44 シフトレジスタ、33 パラ
レルデータ取り出し部、34 ラッチ(LL1)、35
ラッチ(RL1)、36 ラッチ(LL2)、37
ラッチ(RL2)、38,39 セレクタ、41 出力
制御部、45 オア回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 G10H 7/00 - 7/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の周期を有する第1の同期信号に同
    期した波形データを生成して該第1の同期信号とともに
    出力する第1の同期処理部と、前記第1の同期信号と同じ周期であって前記第1の同期
    信号とは独立した 第2の同期信号を出力するとともに該
    第2の同期信号に同期して、入力する波形データを加工
    して出力する第2の同期処理部と、 前記第1の同期処理部から前記第1の同期信号とともに
    前記波形データを入力し、前記第1の同期信号に基づく
    第1のタイミングで該入力した波形データを一旦保持す
    るとともに、保持された前記波形データを前記第2の同
    期処理部から入力された第2の同期信号に基づく第2の
    タイミングで前記第2の同期処理部に転送する波形デー
    タ受渡し部と、 を有する波形生成装置であって、 前記波形データ受渡し部は、前記所定の周期内におけ
    る、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの
    時間関係を判定し、両者が近接している場合には、前記
    第1のタイミングで一旦保持された前記波形データを前
    記第1,第2のタイミングから十分離れた時点の第3の
    タイミングで保持し直したものを、保持し直した後の前
    記第2のタイミングで前記第2の同期処理部に転送す
    る、 ことを特徴とする波形生成装置。
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