JP3507582B2 - 荷物受け取り用ロッカーの錠 - Google Patents
荷物受け取り用ロッカーの錠Info
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- JP3507582B2 JP3507582B2 JP12056695A JP12056695A JP3507582B2 JP 3507582 B2 JP3507582 B2 JP 3507582B2 JP 12056695 A JP12056695 A JP 12056695A JP 12056695 A JP12056695 A JP 12056695A JP 3507582 B2 JP3507582 B2 JP 3507582B2
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- Japan
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- locking
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- slide
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンションなどの集合
住宅におけるピロティーや各住戸の扉、その他テナント
ビルの出入口などに設置される荷物受け取り用ロッカー
の錠に関するものである。
住宅におけるピロティーや各住戸の扉、その他テナント
ビルの出入口などに設置される荷物受け取り用ロッカー
の錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の荷物受け取り用ロッカーは、入居
者が不在のときでも配達荷物を受け取ることができるよ
うに設置されるもので、例えば、テンキーに入力された
暗証番号とカードリーダによって読み取ったIDカード
の情報とを照合して、照合が一致したときに施解錠が可
能に構成された電気式のロッカー錠を備えさせて、入居
者が不在であっても荷物を受け取ることができるように
したり、更には、上記のロッカー錠とは別に電気式の受
領証発行手段を備えさせて、入居者が不在であっても荷
物を受け取ることができる上に、配達証明となる受領証
を荷物配達人が手にできるようにしたものがある。
者が不在のときでも配達荷物を受け取ることができるよ
うに設置されるもので、例えば、テンキーに入力された
暗証番号とカードリーダによって読み取ったIDカード
の情報とを照合して、照合が一致したときに施解錠が可
能に構成された電気式のロッカー錠を備えさせて、入居
者が不在であっても荷物を受け取ることができるように
したり、更には、上記のロッカー錠とは別に電気式の受
領証発行手段を備えさせて、入居者が不在であっても荷
物を受け取ることができる上に、配達証明となる受領証
を荷物配達人が手にできるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気式のロ
ッカー錠そのものが非常に高価である上に、暗証番号と
ICカードの情報とを照合する非常に高価な制御手段を
必要とし、更には、これら電気式のロッカー錠と制御手
段とに対する電気工事ならびに電源が必要であることか
ら、設備費が膨大になる点で問題があった。
ッカー錠そのものが非常に高価である上に、暗証番号と
ICカードの情報とを照合する非常に高価な制御手段を
必要とし、更には、これら電気式のロッカー錠と制御手
段とに対する電気工事ならびに電源が必要であることか
ら、設備費が膨大になる点で問題があった。
【0004】特に、ロッカー錠とは別に電気式の受領証
発行手段を備えさせる場合は、この受領証発行手段その
ものが高価であることに加えて電気工事も必要であるこ
とから、設備費が一層高くつく問題があった。
発行手段を備えさせる場合は、この受領証発行手段その
ものが高価であることに加えて電気工事も必要であるこ
とから、設備費が一層高くつく問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かゝる実情に
鑑みて成されたものであって、請求項1に記載された発
明の目的は、電気工事や電源を一切不要と成すようにロ
ッカー錠を機械式に構成して、ロッカー錠の大幅なコス
トダウンを図る点にあり、請求項2に記載された本発明
の目的は、更に加えて、機械式のロッカー錠に荷物の配
達証明となる受領印の捺印手段を機械的に組み込んで、
入居者が不在であっても荷物を受領できることはもとよ
り、荷物配達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠を、
電気工事や電源を一切不要にしてコスト的に安価に提供
する点にある。
鑑みて成されたものであって、請求項1に記載された発
明の目的は、電気工事や電源を一切不要と成すようにロ
ッカー錠を機械式に構成して、ロッカー錠の大幅なコス
トダウンを図る点にあり、請求項2に記載された本発明
の目的は、更に加えて、機械式のロッカー錠に荷物の配
達証明となる受領印の捺印手段を機械的に組み込んで、
入居者が不在であっても荷物を受領できることはもとよ
り、荷物配達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠を、
電気工事や電源を一切不要にしてコスト的に安価に提供
する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った第1発明にかゝる荷物受け取り用ロッカーの錠
は、解錠方向に付勢されたデッドボルト部材と、扉外部
側でのスライド操作によってデッドボルト部材を施錠状
態に切り換える解錠方向に付勢された操作部材と、解錠
方向に付勢され且つ操作部材によって施錠方向にスライ
ド操作される中間部材とから成り、かつ、デッドボルト
部材の施錠状態への切り換えに連動して当該デッドボル
ト部材の施錠状態を固定するロック手段と、このロック
手段による固定を扉外部でのキー操作によって解除する
固定解除手段と、開扉状態でのデッドボルト部材の施錠
方向へのスライドを規制して操作部材による施錠操作を
規制する開扉状態での施錠規制手段と、デッドボルト部
材と操作部材との解錠状態でのスライド操作を規制する
スライド規制部材とを備えている。
至った第1発明にかゝる荷物受け取り用ロッカーの錠
は、解錠方向に付勢されたデッドボルト部材と、扉外部
側でのスライド操作によってデッドボルト部材を施錠状
態に切り換える解錠方向に付勢された操作部材と、解錠
方向に付勢され且つ操作部材によって施錠方向にスライ
ド操作される中間部材とから成り、かつ、デッドボルト
部材の施錠状態への切り換えに連動して当該デッドボル
ト部材の施錠状態を固定するロック手段と、このロック
手段による固定を扉外部でのキー操作によって解除する
固定解除手段と、開扉状態でのデッドボルト部材の施錠
方向へのスライドを規制して操作部材による施錠操作を
規制する開扉状態での施錠規制手段と、デッドボルト部
材と操作部材との解錠状態でのスライド操作を規制する
スライド規制部材とを備えている。
【0007】そして、前記スライド規制部材を、付勢手
段とストッパー手段とによって、デッドボルト部材と操
作部材のスライドを規制するスライド規制状態を維持す
る第1状態と、扉内部側での上記スライド規制部材の押
し込み操作に伴って中間部材がスライド規制部材に付勢
係止する施錠待機の第2状態と、デッドボルト部材の施
錠動作に伴って、スライド規制部材の中間部材に対する
係止が操作部材に対する係止に切り換えられ、かつ、前
記操作部材の操作初期位置への付勢復帰を許容する第3
状態と、操作部材の付勢復帰動作に伴って、スライド規
制部材の操作部材に対する係止がデッドボルト部材に対
する係止に切り換えられ、当該操作部材のスライド操作
を規制する第4状態とに切り換え可能に構成した点に特
徴がある。
段とストッパー手段とによって、デッドボルト部材と操
作部材のスライドを規制するスライド規制状態を維持す
る第1状態と、扉内部側での上記スライド規制部材の押
し込み操作に伴って中間部材がスライド規制部材に付勢
係止する施錠待機の第2状態と、デッドボルト部材の施
錠動作に伴って、スライド規制部材の中間部材に対する
係止が操作部材に対する係止に切り換えられ、かつ、前
記操作部材の操作初期位置への付勢復帰を許容する第3
状態と、操作部材の付勢復帰動作に伴って、スライド規
制部材の操作部材に対する係止がデッドボルト部材に対
する係止に切り換えられ、当該操作部材のスライド操作
を規制する第4状態とに切り換え可能に構成した点に特
徴がある。
【0008】これ加えて第2の発明では、前記操作部材
を扉外部側から施錠操作するためのスライド操作具に、
施錠操作に連動して荷物配達伝票に受領印を捺印するた
めの捺印手段を設けた点に特徴がある。
を扉外部側から施錠操作するためのスライド操作具に、
施錠操作に連動して荷物配達伝票に受領印を捺印するた
めの捺印手段を設けた点に特徴がある。
【0009】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、荷物配達人が荷
物受け取り用ロッカーに荷物を収納するに際し、ロッカ
ー扉を開いて扉内部側からスライド規制部材を第2状態
に切り換えると、デッドボルト部材が施錠待機の状態に
置かれることになる。そしてロッカー扉を閉じると、施
錠規制手段による操作部材の施錠操作の規制が解除され
る。
物受け取り用ロッカーに荷物を収納するに際し、ロッカ
ー扉を開いて扉内部側からスライド規制部材を第2状態
に切り換えると、デッドボルト部材が施錠待機の状態に
置かれることになる。そしてロッカー扉を閉じると、施
錠規制手段による操作部材の施錠操作の規制が解除され
る。
【0010】而して、ここで操作部材を介してスライド
操作具により、デッドボルト部材を施錠方向にスライド
させると、その操作に伴って中間部材も施錠方向にスラ
イドされ、これによってスライド規制部材が第3状態に
切り換えられると共に、デッドボルト部材も施錠状態に
切り換えられる。そして、このデッドボルト部材の施錠
状態への切り換えに連動して当該デッドボルト部材がロ
ック手段によって固定される。
操作具により、デッドボルト部材を施錠方向にスライド
させると、その操作に伴って中間部材も施錠方向にスラ
イドされ、これによってスライド規制部材が第3状態に
切り換えられると共に、デッドボルト部材も施錠状態に
切り換えられる。そして、このデッドボルト部材の施錠
状態への切り換えに連動して当該デッドボルト部材がロ
ック手段によって固定される。
【0011】この施錠操作後にスライド操作具から手を
放すと、施錠状態で固定されたデッドボルト部材を残し
て、操作部材が操作初期位置に付勢復帰すると共に、こ
の操作部材によって施錠方向にスライドされていた中間
部材も初期位置に戻り、スライド規制部材が第4状態に
切り換えられる。
放すと、施錠状態で固定されたデッドボルト部材を残し
て、操作部材が操作初期位置に付勢復帰すると共に、こ
の操作部材によって施錠方向にスライドされていた中間
部材も初期位置に戻り、スライド規制部材が第4状態に
切り換えられる。
【0012】上記ロッカーの持ち主による配達荷物の取
り出しは、扉外部での固定解除手段に対するキー操作に
よって行われる。即ち、キー操作によってロック手段に
よるデッドボルト部材の固定を解除すると、このデッド
ボルト部材は、それに付与された解錠方向への付勢力を
基にして初期の解錠姿勢にスライドするもので、ここで
ロッカー扉を開くことで配達荷物を取り出すことができ
るのであり、かつ、デッドボルト部材の解錠姿勢へのス
ライドに伴って、このデッドボルト部材に対するスライ
ド規制部材の付勢係止が解除されることで、スライド規
制部材は、次の施錠操作に備えるように第1状態に切り
換えられることになる。
り出しは、扉外部での固定解除手段に対するキー操作に
よって行われる。即ち、キー操作によってロック手段に
よるデッドボルト部材の固定を解除すると、このデッド
ボルト部材は、それに付与された解錠方向への付勢力を
基にして初期の解錠姿勢にスライドするもので、ここで
ロッカー扉を開くことで配達荷物を取り出すことができ
るのであり、かつ、デッドボルト部材の解錠姿勢へのス
ライドに伴って、このデッドボルト部材に対するスライ
ド規制部材の付勢係止が解除されることで、スライド規
制部材は、次の施錠操作に備えるように第1状態に切り
換えられることになる。
【0013】このように第1発明によれば、ロッカー錠
を電気工事や電源を一切不要とする機械式に構成したこ
とで、入居者が不在であっても荷物を受け取ることので
きるロッカー錠がコスト的に極めて安価に提供される。
を電気工事や電源を一切不要とする機械式に構成したこ
とで、入居者が不在であっても荷物を受け取ることので
きるロッカー錠がコスト的に極めて安価に提供される。
【0014】第2の発明によれば、上記のスライド操作
具による施錠の操作に連動して、捺印手段による捺印が
成されるのであり、従って、荷物をロッカーに収納して
扉を閉じ、かつ、捺印手段の印字部に荷物配達伝票を相
対峙させてから、上記した施錠の操作手順をとれば、扉
錠の施錠と同時に、その施錠操作そのものによって荷物
配達伝票に対する受領印の捺印が成される。そして、施
錠操作後にスライド操作具から手を放すと、スライド規
制部材が第4状態に切り換えられて、操作部材のスライ
ド操作が規制されることで捺印の二度押しが防止され
る。
具による施錠の操作に連動して、捺印手段による捺印が
成されるのであり、従って、荷物をロッカーに収納して
扉を閉じ、かつ、捺印手段の印字部に荷物配達伝票を相
対峙させてから、上記した施錠の操作手順をとれば、扉
錠の施錠と同時に、その施錠操作そのものによって荷物
配達伝票に対する受領印の捺印が成される。そして、施
錠操作後にスライド操作具から手を放すと、スライド規
制部材が第4状態に切り換えられて、操作部材のスライ
ド操作が規制されることで捺印の二度押しが防止され
る。
【0015】このように第2発明によれば、ロッカー錠
を機械式に構成した上で、更に、電気工事や電源を全く
必要とせずに、施錠と同時のその施錠操作そのものによ
って荷物配達伝票に受領印を捺印できる捺印手段を、上
記機械式のロッカー錠に組み込んだことで、入居者が不
在であっても荷物を受領できることはもとより、荷物配
達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠が、コスト的に
極めて安価に提供される。
を機械式に構成した上で、更に、電気工事や電源を全く
必要とせずに、施錠と同時のその施錠操作そのものによ
って荷物配達伝票に受領印を捺印できる捺印手段を、上
記機械式のロッカー錠に組み込んだことで、入居者が不
在であっても荷物を受領できることはもとより、荷物配
達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠が、コスト的に
極めて安価に提供される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はマンションなどの集合住宅におけるピロテ
ィーやテナントビルの出入口などに設置される荷物受け
取り用のロッカー1…群を示し、各ロッカー1には、図
2に示すように、スイング式の扉2側に設けられる扉錠
3と、ロッカー本体4側に設けられる受座5とから成る
ロッカー錠6が設けられている。
する。図1はマンションなどの集合住宅におけるピロテ
ィーやテナントビルの出入口などに設置される荷物受け
取り用のロッカー1…群を示し、各ロッカー1には、図
2に示すように、スイング式の扉2側に設けられる扉錠
3と、ロッカー本体4側に設けられる受座5とから成る
ロッカー錠6が設けられている。
【0017】ロッカー錠6の詳細を示す図3,4におい
て、図中の7は箱状に板金成形された扉内側のベース
で、中央部と四隅には、それぞれカバー8をビスa止め
するための雌ねじ部材9が立設されている。
て、図中の7は箱状に板金成形された扉内側のベース
で、中央部と四隅には、それぞれカバー8をビスa止め
するための雌ねじ部材9が立設されている。
【0018】10,11は中央部の雌ねじ部材9の両側
に立設された第1及び第2の支軸であって、それぞれ付
勢手段としてのコイルスプリング12,13の保持孔が
形成されており、かつ、各支軸10,11と同芯状の抜
き孔14,15がカバー8に形成されている。16は付
勢手段としてのコイルスプリング17を套嵌保持する支
軸であって、2個の切り欠きb,bが形成された受座5
側の折り曲げベース板部7aに横設されている。
に立設された第1及び第2の支軸であって、それぞれ付
勢手段としてのコイルスプリング12,13の保持孔が
形成されており、かつ、各支軸10,11と同芯状の抜
き孔14,15がカバー8に形成されている。16は付
勢手段としてのコイルスプリング17を套嵌保持する支
軸であって、2個の切り欠きb,bが形成された受座5
側の折り曲げベース板部7aに横設されている。
【0019】18は支軸16の下部側に形成された矩形
の第1抜き孔、19は中央部の雌ねじ部材9と第1支軸
10との間に形成された矩形の第2抜き孔、20,20
は中央部の雌ねじ部材9の両側に形成された矩形の第3
抜き孔、21,21は第2抜き孔19の両側に形成され
た矩形の第4抜き孔で、この第4抜き孔21,21に
は、受座5側に延びるスリットcが形成されている。2
2は後述する固定解除手段23のシリンダ挿通孔、24
…は円形抜き孔で、この抜き孔24…と同芯状の抜き孔
25…がカバー8にも形成されている。
の第1抜き孔、19は中央部の雌ねじ部材9と第1支軸
10との間に形成された矩形の第2抜き孔、20,20
は中央部の雌ねじ部材9の両側に形成された矩形の第3
抜き孔、21,21は第2抜き孔19の両側に形成され
た矩形の第4抜き孔で、この第4抜き孔21,21に
は、受座5側に延びるスリットcが形成されている。2
2は後述する固定解除手段23のシリンダ挿通孔、24
…は円形抜き孔で、この抜き孔24…と同芯状の抜き孔
25…がカバー8にも形成されている。
【0020】26は後述する捺印手段27の捺印台取り
付け板部28を受座5側に折曲形成した扉外側のベース
で、扉内側ベース7の第2及び第4抜き孔19、21,
21に共通する抜き孔29と、固定解除手段23のシリ
ンダ挿通孔30と、施錠操作用のスライド操作具31に
対するカバー体32のビス止め孔33…とが形成されて
いる。
付け板部28を受座5側に折曲形成した扉外側のベース
で、扉内側ベース7の第2及び第4抜き孔19、21,
21に共通する抜き孔29と、固定解除手段23のシリ
ンダ挿通孔30と、施錠操作用のスライド操作具31に
対するカバー体32のビス止め孔33…とが形成されて
いる。
【0021】34はコイルスプリングから成る付勢手段
で、スライド操作具31を操作初期位置に戻すように、
このスライド操作具31に形成したスプリング収容部3
1aとカバー体32との間に設けられている。尚、上記
の抜き孔29とシリンダ挿通孔30とに合致する抜き孔
35,36が扉板部38に形成されており、更に、この
扉板部38には、扉内側ベース7の抜き孔24…と同芯
状の抜き孔39…が形成されている。
で、スライド操作具31を操作初期位置に戻すように、
このスライド操作具31に形成したスプリング収容部3
1aとカバー体32との間に設けられている。尚、上記
の抜き孔29とシリンダ挿通孔30とに合致する抜き孔
35,36が扉板部38に形成されており、更に、この
扉板部38には、扉内側ベース7の抜き孔24…と同芯
状の抜き孔39…が形成されている。
【0022】そして扉外側のベース26には、上記の抜
き孔39,24を通してカバー8の内面近くに達する雌
ねじ部材40が連設されていて、この雌ねじ部材40に
カバー8側からビスdを螺着することによって、カバー
8と共に扉内外のベース7,26が扉板部38ひいては
扉2に一体化されるようになっている。
き孔39,24を通してカバー8の内面近くに達する雌
ねじ部材40が連設されていて、この雌ねじ部材40に
カバー8側からビスdを螺着することによって、カバー
8と共に扉内外のベース7,26が扉板部38ひいては
扉2に一体化されるようになっている。
【0023】41はデッドボルト部材であって、前記ベ
ース板部7aに形成の切り欠きb,bに案内されるデッ
ドボルト42と、施錠方向Xへのスライド操作用の舌片
部材43と、先端に連設の表示板部44が抜き孔21,
35,29を通してカバー体32の内面に達する一対の
脚体45,45と、第3抜き孔20,20への係合板部
46,46とを備え、かつ、小径孔部47aと大径孔部
47bとから成る所謂ダルマ孔47が、その大径孔部4
7bを受座5側に向けて形成されている。48,48は
デッドボルト部材41を解錠方向Yに付勢する例えばコ
イルスプリングから成る付勢手段である。
ース板部7aに形成の切り欠きb,bに案内されるデッ
ドボルト42と、施錠方向Xへのスライド操作用の舌片
部材43と、先端に連設の表示板部44が抜き孔21,
35,29を通してカバー体32の内面に達する一対の
脚体45,45と、第3抜き孔20,20への係合板部
46,46とを備え、かつ、小径孔部47aと大径孔部
47bとから成る所謂ダルマ孔47が、その大径孔部4
7bを受座5側に向けて形成されている。48,48は
デッドボルト部材41を解錠方向Yに付勢する例えばコ
イルスプリングから成る付勢手段である。
【0024】49は抜き孔19,35,29を通してス
ライド操作具31に一体化される折り曲げ板部50が連
設された操作部材であって、前記舌片部材43に端縁を
当接させた状態で、上記のダルマ孔47と形成が合致す
るダルマ孔51が形成されている。52は第1抜き孔1
8への係合板部53が形成された中間部材であって、そ
の係合板部53には支軸17を係合させるための孔eが
形成され、かつ、施錠方向Xの長辺寸法をダルマ孔47
の大径孔部47bの直径よりも大とし短辺寸法を大径孔
部47bの直径程度とする抜き孔54が形成されてい
る。
ライド操作具31に一体化される折り曲げ板部50が連
設された操作部材であって、前記舌片部材43に端縁を
当接させた状態で、上記のダルマ孔47と形成が合致す
るダルマ孔51が形成されている。52は第1抜き孔1
8への係合板部53が形成された中間部材であって、そ
の係合板部53には支軸17を係合させるための孔eが
形成され、かつ、施錠方向Xの長辺寸法をダルマ孔47
の大径孔部47bの直径よりも大とし短辺寸法を大径孔
部47bの直径程度とする抜き孔54が形成されてい
る。
【0025】55は第1支軸10に外嵌合されたスライ
ド規制部材であって、解錠状態でのデッドボルト部材4
1と操作部材49とのスライド操作を規制する第1状態
(図6を参照)Aと、この規制を解除してデッドボルト
部材41ならびに操作部材49の施錠方向Xへのスライ
ド操作を許容させる施錠待機の第2状態(図8を参照)
Bと、操作部材49のスライド操作によるデッドボルト
部材41の施錠切り換え状態において、操作部材49ひ
いてはスライド操作具31の操作初期位置への付勢復帰
を許容する第3状態(図10を参照)Cと、後述するロ
ック手段56によってデッドボルト部材41が固定され
た施錠状態において、操作初期位置に戻された操作部材
49のスライド操作を規制する第4状態(図12を参
照)Dとに切り換え可能に構成されている。
ド規制部材であって、解錠状態でのデッドボルト部材4
1と操作部材49とのスライド操作を規制する第1状態
(図6を参照)Aと、この規制を解除してデッドボルト
部材41ならびに操作部材49の施錠方向Xへのスライ
ド操作を許容させる施錠待機の第2状態(図8を参照)
Bと、操作部材49のスライド操作によるデッドボルト
部材41の施錠切り換え状態において、操作部材49ひ
いてはスライド操作具31の操作初期位置への付勢復帰
を許容する第3状態(図10を参照)Cと、後述するロ
ック手段56によってデッドボルト部材41が固定され
た施錠状態において、操作初期位置に戻された操作部材
49のスライド操作を規制する第4状態(図12を参
照)Dとに切り換え可能に構成されている。
【0026】具体的には、スライド規制部材55は、図
5,6に示すように、前記ダルマ孔47の大径孔部47
bに係合する大径軸部55aと、ダルマ孔47の小径孔
部47aに係合する小径軸部55bと、上記の大径軸部
55aをダルマ孔47,51と抜き孔54の三者にわた
って位置させた状態で、カバー8側の抜き孔14の内周
縁部に係止される鍔部55cと、カバー8から突出する
押しボタン状の操作部55dとを備えていて、鍔部55
cと抜き孔14の内周縁部とによるストッパー手段(図
1および図8を参照)57と、第1支軸10に保持され
た付勢手段12とによって、解錠状態でのデッドボルト
部材41と操作部材49とのスライド操作を規制する第
1状態Aが現出されるのである。
5,6に示すように、前記ダルマ孔47の大径孔部47
bに係合する大径軸部55aと、ダルマ孔47の小径孔
部47aに係合する小径軸部55bと、上記の大径軸部
55aをダルマ孔47,51と抜き孔54の三者にわた
って位置させた状態で、カバー8側の抜き孔14の内周
縁部に係止される鍔部55cと、カバー8から突出する
押しボタン状の操作部55dとを備えていて、鍔部55
cと抜き孔14の内周縁部とによるストッパー手段(図
1および図8を参照)57と、第1支軸10に保持され
た付勢手段12とによって、解錠状態でのデッドボルト
部材41と操作部材49とのスライド操作を規制する第
1状態Aが現出されるのである。
【0027】このスライド規制部材55を扉内部側から
押し込むと、図7,8に示すように、デッドボルト部材
41と操作部材49とのスライド操作の規制が解除され
ると共に前記付勢手段17の付勢力によって中間部材5
2が解錠方向Yにスライドし、当該中間部材52がスラ
イド規制部材55に付勢係止する。ここで、スライド規
制部材55から手を放すと、スライド規制部材55が中
間部材52に付勢係止し、上記スライド操作の規制解除
状態が保持されると共に、デッドボルト部材41と操作
部材49とに形成したダルマ孔47,51の小径孔部4
7a,51aが、スライド規制部材55の小径軸部55
bに相対峙することで、デッドボルト部材41と操作部
材49との施錠方向Xへのスライドを許容させる施錠待
機の第2状態Bが現出されるのである。
押し込むと、図7,8に示すように、デッドボルト部材
41と操作部材49とのスライド操作の規制が解除され
ると共に前記付勢手段17の付勢力によって中間部材5
2が解錠方向Yにスライドし、当該中間部材52がスラ
イド規制部材55に付勢係止する。ここで、スライド規
制部材55から手を放すと、スライド規制部材55が中
間部材52に付勢係止し、上記スライド操作の規制解除
状態が保持されると共に、デッドボルト部材41と操作
部材49とに形成したダルマ孔47,51の小径孔部4
7a,51aが、スライド規制部材55の小径軸部55
bに相対峙することで、デッドボルト部材41と操作部
材49との施錠方向Xへのスライドを許容させる施錠待
機の第2状態Bが現出されるのである。
【0028】この状態でスライド操作具31によって操
作部材49を施錠方向Xにスライドさせると、図9,1
0に示すように、この操作部材49の端縁がデッドボル
ト部材41の舌片部材43に当接して、デッドボルト部
材41が施錠状態に切り換えられると共に、このスライ
ドの操作途中において、操作部材49の折り曲げ板部5
0が中間部材52をスライドさせることで、この中間部
材52に対するスライド規制部材55の付勢係止が解除
され、これによってスライド規制部材55が操作部材4
9に切り換わり係止することで、操作部材49の操作初
期位置への付勢復帰を許容する第3状態Cが現出される
のである。
作部材49を施錠方向Xにスライドさせると、図9,1
0に示すように、この操作部材49の端縁がデッドボル
ト部材41の舌片部材43に当接して、デッドボルト部
材41が施錠状態に切り換えられると共に、このスライ
ドの操作途中において、操作部材49の折り曲げ板部5
0が中間部材52をスライドさせることで、この中間部
材52に対するスライド規制部材55の付勢係止が解除
され、これによってスライド規制部材55が操作部材4
9に切り換わり係止することで、操作部材49の操作初
期位置への付勢復帰を許容する第3状態Cが現出される
のである。
【0029】ここでスライド操作具31から手を放す
と、図11,12に示すように、ロック手段56によっ
て施錠状態が固定されたデッドボルト部材41を残し
て、操作部材49が操作初期位置に付勢復帰すると共
に、この操作部材49によって施錠方向Xにスライドさ
れていた中間部材52も初期位置に戻り、かつ、スライ
ド規制部材55がデッドボルト部材41に切り換わり係
止して、スライド規制部材55の大径軸部55aが操作
部材49の大径孔部47bに位置することで、この操作
部材49のスライド操作を規制する第4状態Dが現出さ
れるのである。
と、図11,12に示すように、ロック手段56によっ
て施錠状態が固定されたデッドボルト部材41を残し
て、操作部材49が操作初期位置に付勢復帰すると共
に、この操作部材49によって施錠方向Xにスライドさ
れていた中間部材52も初期位置に戻り、かつ、スライ
ド規制部材55がデッドボルト部材41に切り換わり係
止して、スライド規制部材55の大径軸部55aが操作
部材49の大径孔部47bに位置することで、この操作
部材49のスライド操作を規制する第4状態Dが現出さ
れるのである。
【0030】上記のロック手段56は次のように構成さ
れている。即ち、図1と図5および図11に照らして特
に明らかなように、前記デッドボルト部材41に上方へ
の立ち上げ板部61を形成すると共に、クランク状に形
成したアーム62の中間部を中央部の雌ねじ部材9に枢
着し、かつ、このアーム62の一端側にロック片fを形
成する一方、前記デッドボルト部材41の解錠状態で前
記立ち上げ板部61にロック片fを付勢当接させる付勢
手段63を設け、更に、前記立ち上げ板部61には、デ
ッドボルト部材41の施錠状態で前記ロック片fを没入
させる切り欠き部hを形成して成るのである。
れている。即ち、図1と図5および図11に照らして特
に明らかなように、前記デッドボルト部材41に上方へ
の立ち上げ板部61を形成すると共に、クランク状に形
成したアーム62の中間部を中央部の雌ねじ部材9に枢
着し、かつ、このアーム62の一端側にロック片fを形
成する一方、前記デッドボルト部材41の解錠状態で前
記立ち上げ板部61にロック片fを付勢当接させる付勢
手段63を設け、更に、前記立ち上げ板部61には、デ
ッドボルト部材41の施錠状態で前記ロック片fを没入
させる切り欠き部hを形成して成るのである。
【0031】かゝる構成のロック手段56によれば、前
記スライド規制部材55の第2状態Bから第3状態Cへ
の切り換わりに伴ってロック片fが切り欠き部hに没入
し、かつ、スライド規制部材55の第3状態Cから第4
状態Dへの切り換わりに伴って、前記デッドボルト部材
41が付勢手段48の付勢力によってやゝ解錠方向Yに
スライドした際に、前記ロック片fが切り欠き部hの端
縁に係止することで、前記デッドボルト部材41のロッ
ク状態が固定されるのである。
記スライド規制部材55の第2状態Bから第3状態Cへ
の切り換わりに伴ってロック片fが切り欠き部hに没入
し、かつ、スライド規制部材55の第3状態Cから第4
状態Dへの切り換わりに伴って、前記デッドボルト部材
41が付勢手段48の付勢力によってやゝ解錠方向Yに
スライドした際に、前記ロック片fが切り欠き部hの端
縁に係止することで、前記デッドボルト部材41のロッ
ク状態が固定されるのである。
【0032】一方、固定解除手段23は、前記付勢手段
63の付勢力に抗してアーム62を揺動させる回転カム
64を扉内側のベース7に枢着する一方、この回転カム
64を回転させるシリンダ65を扉外側のベース26に
設けて成るもので、図13に示すように、扉外部でのシ
リンダ65に対するキー操作によって回転カム64を回
転させ、かつ、アーム62を揺動させてロック片fを切
り欠き部hから抜き出すことにより、前記付勢手段48
の付勢力を基にしてデッドボルト部材41を解錠状態に
切り換えさせるようにしている。
63の付勢力に抗してアーム62を揺動させる回転カム
64を扉内側のベース7に枢着する一方、この回転カム
64を回転させるシリンダ65を扉外側のベース26に
設けて成るもので、図13に示すように、扉外部でのシ
リンダ65に対するキー操作によって回転カム64を回
転させ、かつ、アーム62を揺動させてロック片fを切
り欠き部hから抜き出すことにより、前記付勢手段48
の付勢力を基にしてデッドボルト部材41を解錠状態に
切り換えさせるようにしている。
【0033】上記の固定解除手段23とは別に、ロック
手段56によるデッドボルト部材41の固定解除を扉内
部側で行える固定解除具66を設けている。この固定解
除具66は、前記第2支軸11に外嵌合される軸体67
に、前記アーム62の他端側に係止する円錐カム面S
と、前記カバー8の抜き孔15の内周縁部に係止される
鍔部67aと、カバー8から突出する押しボタン状の操
作部67bとを備えさせて成る。
手段56によるデッドボルト部材41の固定解除を扉内
部側で行える固定解除具66を設けている。この固定解
除具66は、前記第2支軸11に外嵌合される軸体67
に、前記アーム62の他端側に係止する円錐カム面S
と、前記カバー8の抜き孔15の内周縁部に係止される
鍔部67aと、カバー8から突出する押しボタン状の操
作部67bとを備えさせて成る。
【0034】かゝる構成によれば、必要に応じて付勢手
段13の付勢力に抗して操作部67bを押し込み、前記
円錐カム面Sによるカム作用によって付勢手段63の付
勢力に抗してアーム62を揺動させて、ロック片fを切
り欠き部hから抜き出させることにより、上記の固定解
除手段23と同様に、前記付勢手段48の付勢力を基に
してデッドボルト部材41を解錠状態に切り換えさせる
ことができる。
段13の付勢力に抗して操作部67bを押し込み、前記
円錐カム面Sによるカム作用によって付勢手段63の付
勢力に抗してアーム62を揺動させて、ロック片fを切
り欠き部hから抜き出させることにより、上記の固定解
除手段23と同様に、前記付勢手段48の付勢力を基に
してデッドボルト部材41を解錠状態に切り換えさせる
ことができる。
【0035】このように、扉内部側においてロック手段
56によるデッドボルト部材41の固定を解除できるよ
うにしておけば、荷物受け取り用ロッカー1に子供が入
り込んで遊んでいて、誤って扉錠3を施錠させてしまっ
た場合、この扉錠3を解錠させ得るロッカー1の持ち主
を待たずして、ロッカー1に閉じ込められた子供自身に
よって扉錠3を解錠させることができる利点がある。
56によるデッドボルト部材41の固定を解除できるよ
うにしておけば、荷物受け取り用ロッカー1に子供が入
り込んで遊んでいて、誤って扉錠3を施錠させてしまっ
た場合、この扉錠3を解錠させ得るロッカー1の持ち主
を待たずして、ロッカー1に閉じ込められた子供自身に
よって扉錠3を解錠させることができる利点がある。
【0036】次に、捺印手段27は、扉外側のベース2
6に形成された板部28に取り付けられるゴム体などの
捺印台68と、これに印字部を相対峙させるようにスラ
イド操作具31に装着される印字体69と、一対の印字
体固定手段70,70とから成るものであって、この実
施例では、印字体69として、印字部をスライド可能な
筒状カバー71で保護し且つ内部に収容した印字液を印
字部から滲み出させて印字させる所謂ワンタッチ捺印タ
イプのものを用いている。
6に形成された板部28に取り付けられるゴム体などの
捺印台68と、これに印字部を相対峙させるようにスラ
イド操作具31に装着される印字体69と、一対の印字
体固定手段70,70とから成るものであって、この実
施例では、印字体69として、印字部をスライド可能な
筒状カバー71で保護し且つ内部に収容した印字液を印
字部から滲み出させて印字させる所謂ワンタッチ捺印タ
イプのものを用いている。
【0037】上記の印字体69の装着構造は次の通りで
ある。即ち、図14に印字体固定前の状態を紙面上部側
に且つ印字体固定の状態を紙面下部側に示すように、開
口を捺印台68側に向けるようにして、前記スライド操
作具31に印字体69の収容部72を形成すると共に、
同じく開口を捺印台68側に向けるようにして印字体収
容部72の両側にビス収容部73,73を形成し、か
つ、これらの収容部72,73を互いに連通させるよう
に切除部74,74を形成している。
ある。即ち、図14に印字体固定前の状態を紙面上部側
に且つ印字体固定の状態を紙面下部側に示すように、開
口を捺印台68側に向けるようにして、前記スライド操
作具31に印字体69の収容部72を形成すると共に、
同じく開口を捺印台68側に向けるようにして印字体収
容部72の両側にビス収容部73,73を形成し、か
つ、これらの収容部72,73を互いに連通させるよう
に切除部74,74を形成している。
【0038】一方、印字体固定手段70として、これを
止めビスiと圧縮に伴って弾性変形するゴムなどの筒体
jと矩形の雌ねじ部材mとから構成し、かつ、筒体jを
捺印台68側に位置させるようにして、筒体jと雌ねじ
部材mとを切除部74に収めると共に、この筒体jに止
めビスiを挿通させてこれを雌ねじ部材mに螺合させ
て、もって、前記収容部72に印字体69を収容し且つ
止めビスiを締め込んで、前記筒体jを弾性変形させつ
つ拡径させることで、前記印字体69を挟着固定できる
ようにしている。
止めビスiと圧縮に伴って弾性変形するゴムなどの筒体
jと矩形の雌ねじ部材mとから構成し、かつ、筒体jを
捺印台68側に位置させるようにして、筒体jと雌ねじ
部材mとを切除部74に収めると共に、この筒体jに止
めビスiを挿通させてこれを雌ねじ部材mに螺合させ
て、もって、前記収容部72に印字体69を収容し且つ
止めビスiを締め込んで、前記筒体jを弾性変形させつ
つ拡径させることで、前記印字体69を挟着固定できる
ようにしている。
【0039】尚、図4に示すように、前記捺印台取り付
け板部28には、印字体収容部72とビス収容部73,
73とに共通の抜き孔75を形成してあって、ロッカー
1の持ち主が替わった際の印字体69の交換を、捺印台
68を取り外すことによって簡易に行うことができるよ
うにしている。
け板部28には、印字体収容部72とビス収容部73,
73とに共通の抜き孔75を形成してあって、ロッカー
1の持ち主が替わった際の印字体69の交換を、捺印台
68を取り外すことによって簡易に行うことができるよ
うにしている。
【0040】上記の捺印手段27とは別に、錠装置固有
の捺印手段76も備えさせている。即ち、図6に拡大し
て図示するように、前記捺印台68側で開口する小径孔
部77をスライド操作具31に形成すると共に、この小
径孔部77の途中に連通させる状態で前記スライド操作
具31の側部に鍔収容部78を開設し、かつ、この鍔収
容部78に押圧用のスプリング79と雌ねじ付きの矩形
鍔80とを収容すると共に、端部を六角形などに形成し
た軸体81を雌ねじ付き鍔80に螺合固定させている。
の捺印手段76も備えさせている。即ち、図6に拡大し
て図示するように、前記捺印台68側で開口する小径孔
部77をスライド操作具31に形成すると共に、この小
径孔部77の途中に連通させる状態で前記スライド操作
具31の側部に鍔収容部78を開設し、かつ、この鍔収
容部78に押圧用のスプリング79と雌ねじ付きの矩形
鍔80とを収容すると共に、端部を六角形などに形成し
た軸体81を雌ねじ付き鍔80に螺合固定させている。
【0041】上記の構成によれば、スライド規制部材5
5を第2状態Bに切り換え、かつ、扉2を閉じた図8に
示す状態で、カバー体32と捺印台68との隙間に荷物
配達伝票82を差し込み、次いで図10に示すように、
スライド操作具31の施錠方向Xへのスライド操作によ
ってデッドボルト部材41を施錠状態に切り換えると、
これに伴って筒体71が引退すると共に、印字体69の
印字部が荷物配達伝票82を捺印台68に押し付けるも
ので、扉錠3の施錠と同時に、その施錠操作そのものに
よって荷物配達伝票82に受領印が捺印される。
5を第2状態Bに切り換え、かつ、扉2を閉じた図8に
示す状態で、カバー体32と捺印台68との隙間に荷物
配達伝票82を差し込み、次いで図10に示すように、
スライド操作具31の施錠方向Xへのスライド操作によ
ってデッドボルト部材41を施錠状態に切り換えると、
これに伴って筒体71が引退すると共に、印字体69の
印字部が荷物配達伝票82を捺印台68に押し付けるも
ので、扉錠3の施錠と同時に、その施錠操作そのものに
よって荷物配達伝票82に受領印が捺印される。
【0042】更に、これと同時に、スプリング79の付
勢力によって軸体81が強く荷物配達伝票82に押し付
けられて、上記の受領印と一定の相関関係をもって、錠
装置固有の軸体81による押し型が受領印として荷物配
達伝票82に捺印される。尚、この錠装置固有の捺印手
段76のみを扉錠3に装備させて、本発明を実施するこ
とが可能であることは言うまでもない。
勢力によって軸体81が強く荷物配達伝票82に押し付
けられて、上記の受領印と一定の相関関係をもって、錠
装置固有の軸体81による押し型が受領印として荷物配
達伝票82に捺印される。尚、この錠装置固有の捺印手
段76のみを扉錠3に装備させて、本発明を実施するこ
とが可能であることは言うまでもない。
【0043】扉2を完全に閉じずに扉錠3を施錠し、か
つ、かゝる事態を看過して所定通りに施錠が成されたも
のと認識してしまった場合、ロッカー1に収納の荷物が
盗まれる虞れがある。かゝる事態を考慮して、扉2が完
全に閉じ切られない限りは、扉錠3の施錠を不能にする
開扉状態での施錠規制手段83を設けている。
つ、かゝる事態を看過して所定通りに施錠が成されたも
のと認識してしまった場合、ロッカー1に収納の荷物が
盗まれる虞れがある。かゝる事態を考慮して、扉2が完
全に閉じ切られない限りは、扉錠3の施錠を不能にする
開扉状態での施錠規制手段83を設けている。
【0044】即ち、図3と図5および図7に照らして特
に明らかなように、扉内側ベース7の折り曲げベース板
部7aに切り欠き84を開設し、この切り欠き84を通
して施解錠方向X,Yにスライド可能にローラ受け部材
85を設けると共に、この受け部材85の一部を切り欠
き84から突出させる付勢手段86と、その付勢突出量
を規定するストッパーnとを設け、かつ、このローラ受
け部材85の突出部にローラ87を設けて、閉扉に伴っ
て受け部材85を箱状ベース7内にスライドさせるよう
にしている。
に明らかなように、扉内側ベース7の折り曲げベース板
部7aに切り欠き84を開設し、この切り欠き84を通
して施解錠方向X,Yにスライド可能にローラ受け部材
85を設けると共に、この受け部材85の一部を切り欠
き84から突出させる付勢手段86と、その付勢突出量
を規定するストッパーnとを設け、かつ、このローラ受
け部材85の突出部にローラ87を設けて、閉扉に伴っ
て受け部材85を箱状ベース7内にスライドさせるよう
にしている。
【0045】一方、L字状アーム88の一端側を中央部
の雌ねじ部材9に枢着すると共に、このアーム88の他
端側には、解錠状態ならびに開扉状態において、デッド
ボルト部材41の立ち上げ板部61に係止する第1ロッ
ク片rと、前記受け部材85の面板85aに係止する第
2ロック片tとを形成し、更に、閉扉に伴って受け部材
85がスライドした際に、前記第2ロック片tを落とし
込むための開口85bを前記面板85aに開設してい
る。尚、第2ロック片tのストッパーn側の縁部をカム
面に形成している。
の雌ねじ部材9に枢着すると共に、このアーム88の他
端側には、解錠状態ならびに開扉状態において、デッド
ボルト部材41の立ち上げ板部61に係止する第1ロッ
ク片rと、前記受け部材85の面板85aに係止する第
2ロック片tとを形成し、更に、閉扉に伴って受け部材
85がスライドした際に、前記第2ロック片tを落とし
込むための開口85bを前記面板85aに開設してい
る。尚、第2ロック片tのストッパーn側の縁部をカム
面に形成している。
【0046】上記の構成によれば、図5に示す解錠なら
びに開扉の状態では、第1ロック片rが立ち上げ板部6
1に係止し且つ第2ロック片tが受け部材85の面板8
5aに係止して、デッドボルト部材41の施錠方向Xへ
のスライドが規制されることから、操作部材49を介し
てのスライド操作具31による扉錠3の施錠が不能とな
る。
びに開扉の状態では、第1ロック片rが立ち上げ板部6
1に係止し且つ第2ロック片tが受け部材85の面板8
5aに係止して、デッドボルト部材41の施錠方向Xへ
のスライドが規制されることから、操作部材49を介し
てのスライド操作具31による扉錠3の施錠が不能とな
る。
【0047】一方、図7に示すように、扉2を閉じる
と、これに伴ってローラ受け部材85が箱状ベース7内
にスライドし、かつ、第2ロック片tが開口85bに入
り込んで、立ち上げ板部61に対する第1ロック片rの
係止が解除されることで、デッドボルト部材41を施錠
方向Xにスライドさせての扉錠3の施錠が可能となるも
ので、開扉状態での施錠行為が確実に阻止されること
で、盗難対策が万全のものとなる。
と、これに伴ってローラ受け部材85が箱状ベース7内
にスライドし、かつ、第2ロック片tが開口85bに入
り込んで、立ち上げ板部61に対する第1ロック片rの
係止が解除されることで、デッドボルト部材41を施錠
方向Xにスライドさせての扉錠3の施錠が可能となるも
ので、開扉状態での施錠行為が確実に阻止されること
で、盗難対策が万全のものとなる。
【0048】尚、上記した第2ロック片tの開口85b
に入り込みは、この実施例では自重によるものである
が、ロッカー扉2の左右の開き勝手に合わせて、扉錠3
を上下を反転させて扉2に設けた場合は、デッドボルト
部材41の施錠方向Xへのスライドに伴って立ち上げ板
部61が第1ロック片rを押動して、カム作用によって
アーム88が持ち上げられることで、第2ロック片tが
開口85bに入り込むことになる。
に入り込みは、この実施例では自重によるものである
が、ロッカー扉2の左右の開き勝手に合わせて、扉錠3
を上下を反転させて扉2に設けた場合は、デッドボルト
部材41の施錠方向Xへのスライドに伴って立ち上げ板
部61が第1ロック片rを押動して、カム作用によって
アーム88が持ち上げられることで、第2ロック片tが
開口85bに入り込むことになる。
【0049】ところで、荷物配達人はもとよりロッカー
1の持ち主の何れもが、ロッカー1に荷物が配達されて
いるか否かを知るには、ロッカー1に近づいて一旦はロ
ッカー扉2を開かざるを得ないのであるが、このような
面倒な行為をとらずして荷物の存否を認識できるよう
に、扉錠3の施解錠の切り換えに伴うデッドボルト部材
41のスライド移動を巧く利用して、ロッカー1内の荷
物存否表示手段89を構成している。
1の持ち主の何れもが、ロッカー1に荷物が配達されて
いるか否かを知るには、ロッカー1に近づいて一旦はロ
ッカー扉2を開かざるを得ないのであるが、このような
面倒な行為をとらずして荷物の存否を認識できるよう
に、扉錠3の施解錠の切り換えに伴うデッドボルト部材
41のスライド移動を巧く利用して、ロッカー1内の荷
物存否表示手段89を構成している。
【0050】この表示手段89は、図4に示すように、
デッドボルト部材41の脚体45に連設した表示板部4
4に、ロッカー空きの表示部(空を図示)と荷物入りの
表示部(入りを図示)とを形成し、この表示手段89を
覆うカバー体32に、解錠状態においてロッカー空きの
表示部を且つ施錠状態において荷物入りの表示部を択一
的に臨ませるように開口90,90を形成して成るもの
で、わざわざロッカー1に近づいてロッカー扉2を開く
までもなく、荷物入り又はロッカー空きの表示を目にす
ることで、荷物受け取り用ロッカー1に荷物が配達され
ているか否かを視覚的に確認することができるようにし
ている。
デッドボルト部材41の脚体45に連設した表示板部4
4に、ロッカー空きの表示部(空を図示)と荷物入りの
表示部(入りを図示)とを形成し、この表示手段89を
覆うカバー体32に、解錠状態においてロッカー空きの
表示部を且つ施錠状態において荷物入りの表示部を択一
的に臨ませるように開口90,90を形成して成るもの
で、わざわざロッカー1に近づいてロッカー扉2を開く
までもなく、荷物入り又はロッカー空きの表示を目にす
ることで、荷物受け取り用ロッカー1に荷物が配達され
ているか否かを視覚的に確認することができるようにし
ている。
【0051】尚、表示板部44と開口90の一対をカバ
ー体32の上下に反転させて設けているのは、ロッカー
扉2の左右の開き勝手に合わせて、上下を反転させて用
いることができるように考慮したものであるが、例えば
ロッカー空きの表示を空色で表し且つ荷物入りの表示を
赤色で表すようにして、表示部に方向性をもたせないよ
うにするときは、表示板部44と開口90との一組を備
えさせることで十分である。
ー体32の上下に反転させて設けているのは、ロッカー
扉2の左右の開き勝手に合わせて、上下を反転させて用
いることができるように考慮したものであるが、例えば
ロッカー空きの表示を空色で表し且つ荷物入りの表示を
赤色で表すようにして、表示部に方向性をもたせないよ
うにするときは、表示板部44と開口90との一組を備
えさせることで十分である。
【0052】以上の構成によるロッカー錠6の動作につ
いて要約説明すると、荷物配達人が荷物受け取り用ロッ
カー1に荷物を収納するに際して、ロッカー空きの表示
を確認した上でロッカー扉2を開いて、扉内部側からス
ライド規制部材55を第2状態Bに切り換えると、デッ
ドボルト部材41が施錠待機の状態に置かれる。そして
ロッカー扉2を閉じると、施錠規制手段83による操作
部材49の施錠操作の規制が解除される。
いて要約説明すると、荷物配達人が荷物受け取り用ロッ
カー1に荷物を収納するに際して、ロッカー空きの表示
を確認した上でロッカー扉2を開いて、扉内部側からス
ライド規制部材55を第2状態Bに切り換えると、デッ
ドボルト部材41が施錠待機の状態に置かれる。そして
ロッカー扉2を閉じると、施錠規制手段83による操作
部材49の施錠操作の規制が解除される。
【0053】ここで、配達荷物をロッカー1に収納して
扉2を閉じ、かつ、捺印手段27の印字部に荷物配達伝
票82を相対峙させて、スライド操作具31によりデッ
ドボルト部材41を施錠方向Xにスライドさせると、中
間部材52が施錠方向Xにスライドし且つスライド規制
部材55が第3状態Cに切り換えられると共に、デッド
ボルト部材41が施錠状態に切り換えられ、これに連動
して捺印手段27,76による捺印が成されると共に、
デッドボルト部材41がロック手段56によって固定さ
れる。
扉2を閉じ、かつ、捺印手段27の印字部に荷物配達伝
票82を相対峙させて、スライド操作具31によりデッ
ドボルト部材41を施錠方向Xにスライドさせると、中
間部材52が施錠方向Xにスライドし且つスライド規制
部材55が第3状態Cに切り換えられると共に、デッド
ボルト部材41が施錠状態に切り換えられ、これに連動
して捺印手段27,76による捺印が成されると共に、
デッドボルト部材41がロック手段56によって固定さ
れる。
【0054】そして、この施錠ならびに捺印後にスライ
ド操作具31から手を放すと、操作部材49ひいてはス
ライド操作具31が操作初期位置に付勢復帰すると共
に、中間部材52も初期位置に戻り、かつ、スライド規
制部材55が第4状態Dに切り換えられて、操作部材4
9のスライド操作が規制されるもので、これによって捺
印の二度押しが防止される。
ド操作具31から手を放すと、操作部材49ひいてはス
ライド操作具31が操作初期位置に付勢復帰すると共
に、中間部材52も初期位置に戻り、かつ、スライド規
制部材55が第4状態Dに切り換えられて、操作部材4
9のスライド操作が規制されるもので、これによって捺
印の二度押しが防止される。
【0055】一方、荷物入りの表示を確認した上でのロ
ッカー1の持ち主による配達荷物の取り出しは、次のよ
うにして行われる。即ち、図13に示すように、扉外部
でのキー操作によって固定解除手段23のシリンダ65
を回転操作し、ロック手段56によるデッドボルト部材
41の固定を解除させるのである。これによってデッド
ボルト部材41は、付勢手段48の付勢力によって初期
の解錠姿勢に切り換えられるのであり、かつ、スライド
規制部材55は、次の施錠操作に備えるように第1状態
Aに切り換えられるもので、ここでロッカー扉2を開く
ことで配達荷物を取り出すことができる。
ッカー1の持ち主による配達荷物の取り出しは、次のよ
うにして行われる。即ち、図13に示すように、扉外部
でのキー操作によって固定解除手段23のシリンダ65
を回転操作し、ロック手段56によるデッドボルト部材
41の固定を解除させるのである。これによってデッド
ボルト部材41は、付勢手段48の付勢力によって初期
の解錠姿勢に切り換えられるのであり、かつ、スライド
規制部材55は、次の施錠操作に備えるように第1状態
Aに切り換えられるもので、ここでロッカー扉2を開く
ことで配達荷物を取り出すことができる。
【0056】要約すれば、荷物配達人にキーを預け持た
せることなく、荷物収納後の扉錠3を荷物配達人によっ
て施錠させることができ、しかも、電気工事や電源を全
く要することなく、施錠と同時にその施錠操作そのもの
によって、荷物配達伝票82に対する捺印が機械的に成
されるのである。
せることなく、荷物収納後の扉錠3を荷物配達人によっ
て施錠させることができ、しかも、電気工事や電源を全
く要することなく、施錠と同時にその施錠操作そのもの
によって、荷物配達伝票82に対する捺印が機械的に成
されるのである。
【0057】尚、開扉状態での施錠規制手段83を設け
て、ロッカー扉2の不完全な閉扉状態での施錠を規制さ
せるようにしたことで、盗難に対する安全性が高いこと
は記述した通りである。また、遊びによって子供がロッ
カー1内に閉じ込められてしまった際の扉内部側での解
錠を、上記の固定解除手段23とは別の固定解除具66
によって行えることも記述した通りである。更に、荷物
存否表示手段89を設けたことで、扉2を開くまでもな
く荷物の存否を視覚的に確認できることも記述した通り
である。
て、ロッカー扉2の不完全な閉扉状態での施錠を規制さ
せるようにしたことで、盗難に対する安全性が高いこと
は記述した通りである。また、遊びによって子供がロッ
カー1内に閉じ込められてしまった際の扉内部側での解
錠を、上記の固定解除手段23とは別の固定解除具66
によって行えることも記述した通りである。更に、荷物
存否表示手段89を設けたことで、扉2を開くまでもな
く荷物の存否を視覚的に確認できることも記述した通り
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように第1発明では、電気
工事や電源を全く必要としない機械式にロッカー錠を構
成したことで、入居者が不在であっても荷物を受け取る
ことのできるロッカー錠のコストを大幅にダウンして提
供することができる。
工事や電源を全く必要としない機械式にロッカー錠を構
成したことで、入居者が不在であっても荷物を受け取る
ことのできるロッカー錠のコストを大幅にダウンして提
供することができる。
【0059】そして第2発明では、ロッカー錠を機械式
に構成した上で、更に、この機械式のロッカー錠に、電
気工事や電源を全く必要とせずに、施錠と同時に荷物配
達伝票に受領印を捺印できる捺印手段を組み込んだこと
で、入居者が不在であっても荷物を受領できることはも
とより、施錠の操作そのものによってワンタッチで荷物
配達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠を、コスト的
に極めて安価に提供することができる。
に構成した上で、更に、この機械式のロッカー錠に、電
気工事や電源を全く必要とせずに、施錠と同時に荷物配
達伝票に受領印を捺印できる捺印手段を組み込んだこと
で、入居者が不在であっても荷物を受領できることはも
とより、施錠の操作そのものによってワンタッチで荷物
配達伝票に受領印を捺印できるロッカー錠を、コスト的
に極めて安価に提供することができる。
【図1】ロッカー群の正面図である。
【図2】ロッカー錠の正面図である。
【図3】扉錠の扉内側の構成部材を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図4】扉錠の扉外側の構成部材を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】解錠状態を示す扉錠の構成図である。
【図6】一部を取り出して拡大図示したスライド規制部
材の第1状態を示す扉錠の断面図である。
材の第1状態を示す扉錠の断面図である。
【図7】施錠待機の状態を示す扉錠の構成図である。
【図8】スライド規制部材の第2状態を示す扉錠の断面
図である。
図である。
【図9】施錠の操作状態を示す扉錠の構成図である。
【図10】スライド規制部材の第3状態ならびに捺印状
態を示す扉錠の断面図である。
態を示す扉錠の断面図である。
【図11】施錠状態を示す扉錠の構成図である。
【図12】スライド規制部材の第4状態ならびにスライ
ド操作具の操作初期位置への復帰状態を示す扉錠の断面
図である。
ド操作具の操作初期位置への復帰状態を示す扉錠の断面
図である。
【図13】固定解除手段によるロック手段の固定解除状
態を示す扉錠の構成図である。
態を示す扉錠の構成図である。
【図14】印字体固定手段の印字体固定前の状態を紙面
上部側に且つ印字体固定の状態を紙面下部側に示す断面
図である。
上部側に且つ印字体固定の状態を紙面下部側に示す断面
図である。
1…荷物受け取り用ロッカー、13…付勢手段、23…
固定解除手段、27…捺印手段、31…スライド操作
具、41…デッドボルト部材、44…表示板部、49…
操作部材、52…中間部材、55…スライド規制部材、
56…ロック手段、57…ストッパー手段、66…固定
解除具、82…荷物配達伝票、83…施錠規制手段、9
0…開口。
固定解除手段、27…捺印手段、31…スライド操作
具、41…デッドボルト部材、44…表示板部、49…
操作部材、52…中間部材、55…スライド規制部材、
56…ロック手段、57…ストッパー手段、66…固定
解除具、82…荷物配達伝票、83…施錠規制手段、9
0…開口。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E05B 65/02
E05B 65/00
A47G 29/12
B41K 1/00 - 5/18
Claims (2)
- 【請求項1】 荷物受け取り用ロッカーの錠であって、
解錠方向に付勢されたデッドボルト部材と、扉外部側で
のスライド操作によってデッドボルト部材を施錠状態に
切り換える解錠方向に付勢された操作部材と、解錠方向
に付勢され且つ操作部材によって施錠方向にスライド操
作される中間部材とから成り、 かつ、デッドボルト部材の施錠状態への切り換えに連動
して当該デッドボルト部材の施錠状態を固定するロック
手段と、このロック手段による固定を扉外部でのキー操
作によって解除する固定解除手段と、開扉状態でのデッ
ドボルト部材の施錠方向へのスライドを規制して操作部
材による施錠操作を規制する開扉状態での施錠規制手段
と、デッドボルト部材と操作部材との解錠状態でのスラ
イド操作を規制するスライド規制部材とを備え、 前記スライド規制部材を、付勢手段とストッパー手段と
によって、デッドボルト部材と操作部材のスライドを規
制するスライド規制状態を維持する第1状態と、 扉内部側での上記スライド規制部材の押し込み操作に伴
って中間部材がスライド規制部材に付勢係止する施錠待
機の第2状態と、デッドボルト部材の施錠動作に伴って、 スライド規制部
材の中間部材に対する係止が操作部材に対する係止に切
り換えられ、かつ、前記操作部材の操作初期位置への付
勢復帰を許容する第3状態と、操作部材の付勢復帰動作に伴って、 スライド規制部材の
操作部材に対する係止がデッドボルト部材に対する係止
に切り換えられ、当該操作部材のスライド操作を規制す
る第4状態とに切り換え可能に構成してあることを特徴
とする荷物受け取り用ロッカーの錠。 - 【請求項2】 前記操作部材を扉外部側から施錠操作す
るためのスライド操作具には、施錠操作に連動して荷物
配達伝票に受領印を捺印するための捺印手段を設けてあ
る請求項1に記載された荷物受け取り用ロッカーの錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056695A JP3507582B2 (ja) | 1995-04-22 | 1995-04-22 | 荷物受け取り用ロッカーの錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056695A JP3507582B2 (ja) | 1995-04-22 | 1995-04-22 | 荷物受け取り用ロッカーの錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291660A JPH08291660A (ja) | 1996-11-05 |
JP3507582B2 true JP3507582B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=14789487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12056695A Expired - Fee Related JP3507582B2 (ja) | 1995-04-22 | 1995-04-22 | 荷物受け取り用ロッカーの錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507582B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6721184B2 (ja) * | 2017-07-25 | 2020-07-08 | 株式会社ベスト | 押印ユニットと宅配ボックス |
JP6886889B2 (ja) * | 2017-08-03 | 2021-06-16 | 日東工業株式会社 | キャビネットの施錠構造 |
JP2019146761A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社五十嵐コンピュータープレス | 宅配ボックス |
JP6471307B1 (ja) * | 2018-03-05 | 2019-02-20 | 大松金属工業株式会社 | 宅配ボックスの捺印施錠装置 |
JP7039132B2 (ja) * | 2018-03-15 | 2022-03-22 | 日東工業株式会社 | 宅配ボックスの鎖錠構造 |
JP7039131B2 (ja) * | 2018-03-15 | 2022-03-22 | 日東工業株式会社 | 宅配ボックス |
TWI708580B (zh) * | 2018-08-29 | 2020-11-01 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 宅配箱之上鎖裝置 |
WO2020174722A1 (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 宅配ボックスの電気錠、及び宅配ボックス |
JP7369962B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2023-10-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 宅配ボックス |
-
1995
- 1995-04-22 JP JP12056695A patent/JP3507582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08291660A (ja) | 1996-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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