JP3507491B2 - 有害な液体を取り出すことができる容器用の保護システム - Google Patents

有害な液体を取り出すことができる容器用の保護システム

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JP3507491B2
JP3507491B2 JP51117493A JP51117493A JP3507491B2 JP 3507491 B2 JP3507491 B2 JP 3507491B2 JP 51117493 A JP51117493 A JP 51117493A JP 51117493 A JP51117493 A JP 51117493A JP 3507491 B2 JP3507491 B2 JP 3507491B2
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    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、医療手順で使用するための薬剤からの液体
の取出しに適応するための流体移送システムに関する。
本発明は、化学療法薬などの再構成された有毒薬剤と共
に使用するのに特に適している。
[本発明の背景及び従来技術の問題点] 様々な医療手順は、1つの流体格納システムまたは流
体通流システムから他の流体格納システムまたは流体通
流システムに流体を移すことを必要とする。通常、2つ
のシステムの一方は、再構成された液体化学療法薬など
の液体用の容器を含む。他方のシステムは、注射器と同
程度に単純であってよく、該システムを短時間だけ、ま
たは間欠的に第1のシステムに接続して、患者に投与ま
たは輸送するための所望の量の液体の取出しを容易にす
ることができる。
第1のシステムが有毒液体用の容器を含む医療応用分
野では、従業員がうっかり有毒液体に触れるのを防止す
ることが、必要とされないにしても望ましい。たとえ
ば、病院の薬局では、ガン患者の治療で使用するために
極めて毒性の高い化学療法薬を調合することがある。通
常、極めて濃度の高い有毒な薬剤のバイアルが病院の薬
局によって医薬品供給業者から受領され、次いで病院の
従業員が濃度の高い薬剤を適当な希釈剤と混合させて、
所定量を直接患者に投与することを可能にする、1単位
容積当たりの濃度または有効量を減らした再構成薬剤を
提供する。
再構成液剤の調合は通常、有毒蒸気が逃げるのを防ぐ
ようにフード内で負圧を維持するように特別に設計され
た層流フード中などの保護環境で行われる。
再構成液剤は通常、可撓性で熱可塑性の密封されたバ
ッグであってよい適当な容器に格納される。容器からの
所望の量の液体の取出しに適応するために通常、適当な
排出構造、吐出構造、またはフィットメントが容器上に
設けられる。もちろん、所定量の有毒液剤を取り出すた
めの手段によって容器から液体がこぼれたり漏れたりし
ないようにすることが望ましい。
したがって、有毒薬剤の容器と共に使用することがで
き、かつ従業員が薬剤に触れることを防ぐように、容器
または容器の関連接続具からの液剤の漏れを抑制するよ
うに働くバリヤ・システムを提供すれば好都合である。
バリヤ・システムを容器に関連付けて配置することま
たはバリヤ・システムを容器に接続することに、比較的
容易かつ迅速に実施できる方法で適応するための手段を
バリヤ・システムに提供することも望ましい。
また、薬剤のある位置から他の位置への移動または移
送に適応し、それでも漏れに対するバリヤ・システムの
効果を維持するような構造をバリヤ・システムに提供で
きれば好都合である。
さらに、適当な従来型の注射器、特にルエルフィット
メント(luer fitment)を有する注射器による再構成液
剤の取出しに適応するための手段をそのようなバリヤ・
システムに提供することが望ましい。
また、そのようなバリヤ・システムが、薬剤が汚染さ
れる確率を少なくするように、液剤または他の物質がう
っかり容器に戻されるのを防ぐように働けば好都合であ
る。
また、注射器を使用して、供給された薬剤から液剤を
吸入し、患者に投与するためあるいは他の容器または格
納システムに供給するために所望の量の液剤を選択され
た導管に注入することにバリヤ・システムが適応できれ
ば好都合である。
注射器で吸入して少量の液剤を供給する液体容器を使
用する場合、余分の量の液体、または、注射器内に吸入
されたかもしれない気泡が混入している液体部分を、注
射器から吸引または排出することができる手段を提供す
ることが望ましい。液体が有毒であるかないかにかかわ
らず、そのような機能を提供することが望ましい。
したがって、余分の液体または液体と空気の混合物、
あるいはその両方用の適当な収容室またはレセプタクル
を、薬剤に対して作動可能な注射器作動移送または取出
しシステムと共に提供することが望ましい。そのような
レセプタクルを、取出しシステムの単体部分または一体
部分として提供でき、従業員が漏れた液剤に触れるのを
防ぐバリヤ・システムと共に使用できるように適応する
こともできれば好都合である。
さらに、有毒薬剤、汚染、および感染に関連する危険
にかんがみて、それ自体の使捨て可能品目としての使用
を容易にするバリヤ・システムまたはレセプタクル・シ
ステム、あるいはその両方を提供することが望ましい。
この目的のために、そのようなシステムは比較的安価に
すべきである。したがって、そのようなシステムは、総
費用をできるだけ低くするために比較的簡単な製造プロ
セスおよび組立てプロセスに適応する改良された構成要
素設計を組み込むべきである。
システムは、流体の漏れを防ぎ、空気または液体によ
って運ばれる汚染物質の進入を防ぐために、接続点また
は取付け点を効果的に密封するようにも働くべきであ
る。
また、システムは、一連の流体圧力にわたって様々な
流体と共に効果的に働けば好ましいはずである。
システムは、十分長い貯蔵寿命と有効寿命を有すれば
好都合なはずである。さらに、そのようなシステムは、
注射器に繰り返し接続した後に効果的に働くように適応
できれば好ましいはずである。
[発明の概要] 本発明は、供給された薬剤からの液体の取出しに適応
するための斬新な流体移送システムを提供する。好まし
い態様では、本発明は、極めて濃度の高い有毒薬剤を希
釈液と混合させることなどによって危険な液体を吐出で
きるようにして、同時に、従業員が危険な液体に触れる
ことを防ぎ、あるいは最小限に抑える。これは、液体を
浸透させない斬新なバリヤ・システムを使用することに
よって容易になる。
本発明のバリヤ・システムは、供給された薬剤から液
体を取り出すとき、または供給された薬剤を吐出すると
きに危険な液体がこぼれ、あるいは漏れることから従業
員を保護するように効果的に働く。このバリヤ・システ
ムは、極めて濃度の高い有毒薬剤の小形容器や、それよ
り大きな希釈液容器などの様々な構成要素に対して手動
操作を都合よく実行できるようにする。
バリヤ・システムは、薬剤のある位置から他の位置へ
の移動または移送に適応し、同時に、漏れに対する該シ
ステムの保護効果を維持する。さらに、バリヤ・システ
ムは適当な注射器などの従来の構成要素によって、供給
された薬剤から液体を都合よく取り出すことに適応す
る。
本発明の他の態様は、上記で引用したタイプの保護バ
リヤ・システムの有無にかかわらず操作上の利点を提供
することができ、供給された薬剤からうっかりあるいは
その他の原因で取り出された不要または余分の液体の収
集に適応するためのシステムに関する。特に、注射器を
使用して薬剤容器から液体を取り出すとき、このシステ
ムによって、余分の量であっても、気泡を含むものであ
ってもよい注射器中の液体の一部を注射器から斬新な廃
棄物レセプタクルに排出することができる。
液体移送廃棄物収容システムは、供給される液体と共
に都合よく使用できるように適応されている。廃棄物収
容システムは、上述の従業員保護バリヤ・システムとの
併用、および該システムの一体部分としての使用に特に
適している。
2つのシステムは共に、別々に提供するか、それとも
一体組合せシステムとして提供するかにかかわらず、総
費用をできるだけ低くするように、比較的簡単な製造プ
ロセスおよび組立てプロセスに適応する改良された構成
要素設計を組み込むことができる。システムは、一連の
流体圧力にわたって様々な流体と共に効果的に働くこと
ができる。システムは、十分長い貯蔵寿命と有効寿命を
提供する設計に適応する。
本発明の1つの好ましい態様では、危険な流体を除去
できる容器用の保護システムを提供する。このシステム
は、容器に接続されて容器から伸び、容器から容器の外
部の排出位置までの液体用の流路を形成するための導管
手段を含む。可撓性バリヤは、液体を浸透させず、導管
手段によって貫通され、導管手段に対して密封される。
可撓性バリヤは、(1)導管手段および容器の少なくと
も一部へのアクセスおよび該一部の操作を可能にする引
降ろし位置での最初の配置と、(2)導管手段および接
続された容器の一部を覆う展開位置でのその後の配置の
少なくとも2つの配置に適応する。
液体移送または取出しシステムは、上述のバリヤ・シ
ステムと別々にかつ独立に作動することができ、注射器
による容器からの液体の取出しに適応する。取出しシス
テムは、容器の一端に接続されて容器から伸びる第1の
導管手段を含む。第1の導管手段は、容器と注射器の間
に流体用の流路を形成するために一端で注射器に接続さ
れている。
第2の導管手段は、第1の導管手段に接続され、かつ
第1の導管手段と流体連通する第1の端部からの流体用
の流路を形成するために提供されている。レセプタクル
は、第2の導管手段の第2の端部に接続され、該端部と
流体連通する。容器中への流れを防ぐために、第1の導
管手段における容器と第2の導管手段との間の流路中に
第1の一方逆止め弁が備えられている。レセプタクルか
ら第1の導管手段への流れを防ぐために、第2の導管手
段中に第2の一方逆止め弁が備えられている。
本発明の他の多数の利点および態様は、本発明の以下
の詳細な説明、請求の範囲、および添付図面から容易に
明らかになろう。
[図面の簡単な説明] 本明細書の一部を形成し、本明細書の全体にわたって
同じ部品を示すために同じ符号が使用されている添付の
図面において、 図1は、薬剤バイアルおよび希釈液バッグと共に第1
の位置で示された本発明の好ましい態様の構成要素の部
分分解斜視図であり、内部の詳細をよりよく示すために
本発明の構成要素の一部を分解してある。
図2は図1に類似した図であるが、図2は様々な流体
接続を行い、かつ流体の漏れに対する保護を提供するた
めに構成要素を第2の位置で再配置した後の構成要素を
示す。
図3は、図2のほぼ平面3−3に沿って取った拡大部
分側面図である。
図4は、図2のほぼ平面4−4に沿って取った拡大部
分側面図である。
図5は、図2のほぼ平面5−5に沿って取った拡大部
分立面図である。
図6は、本発明の第2の実施例の略正面図であり、構
成要素を、使用前の第1の配置で示してある。
図7は、図6に類似の略線図であるが、取り付けられ
たバイアルからの再構成された混合薬剤を含むバッグに
構成要素を接続した後の側面図を示しており、システム
構成要素は、漏れに対する密封バリヤを提供する第2の
配置にある。
[好ましい実施例の説明] 本発明は、供給された薬剤からの液体の取出しに適応
するための斬新な移送システムを提供する。本発明は、
化学療法薬などの再構成された有毒薬剤と共に使用する
のに特に適している。
本発明の一態様は、液体を除去できる容器に格納され
た危険な液体が漏れあるいはこぼれることから従業員を
保護するための斬新なバリヤ・システムに関する。本発
明の他の態様は、バリヤ・システムの一体部分として含
めても、該システムとは完全に独立にしてもよく、注射
器を使用して容器から液体を取り出すことに適応するた
めの特有の液体移送システムを提供する。この液体移送
システムは、余分の量であっても、混入した気泡を含む
ものであってもよい取り出された液体の一部を収容する
ための斬新なレセプタクルを提供する。
本発明は多数の異なる態様で実施できるが、本明細書
および添付の図面は本発明の例としていくつかの特定の
態様を教示しているにすぎない。しかし、本発明は、そ
のように説明する実施例に限定するものではない。本発
明の範囲は、添付の請求の範囲で指摘する。
説明を容易にするために、本発明のシステム構成要素
を、任意に選択した作動位置で説明し、この位置を基準
として上部、下部、水平などの用語を使用する。しか
し、本発明の構成要素を部分的または完全に分解した状
態で、および説明する以外の向きで製造し、貯蔵し、輸
送し、販売できることが理解されよう。
構成要素の実施例を示す図は、当業者によって認識さ
れる構造の細部を示す。しかし、そのような細部すべて
の詳細な説明は、本発明の理解にとって必要ではなく、
したがって本明細書では提示しない。
本発明のシステム構成要素は通常、ある種の従来型の
構成要素と共に使用することができる。該構成要素の詳
細は、完全には図示も説明もしないが、そのような構成
要素の必要な機能を理解している当業者には明らかとな
ろう。
本発明の第1の実施例を図1ないし図5に図示する。
これらの図において、移送システムは総括的に参照番号
10で示されている。移送システム10は、再構成された有
毒薬剤の吐出および使用に適応するために都合よく使用
することができる。有毒薬剤は通常、小形バイアル12に
保持された極めて濃度の高い形で提供される。バイアル
12は通常、最初にバイアル12の口上に密封状に取り付け
られ、もろいウェブによって該口に対して密封される取
外し可能クロージャ14を含む。クロージャ14はバイアル
12の首部上の外側ねじ山15を剥き出しにするように、ク
ロージャ14を剥ぎ取って取り外すことができる。
バイアル12の開口部または首部は通常、内部取外し可
能弾性シール・プラグ23(図1では見えないが、図2で
は取り外して示してある)を含む。シール・プラグ23
は、キャビティまたは凹部を受容する外側開口部を有
し、かつ後述の薬剤容器またはバッグ20に組み込まれる
ような適当なはめ合い構造によるある種の方法で係合さ
れて取り外されるまでバイアル12からの液体内容物の排
出または除去を防ぐ。
従来のバイアル12は、Abbott Laboratories,Inc.,One
Abbott Park Road,Abbott Park,Illinois 60064−3500
U.S.A.によって米国で販売されているAdd−Vantageブ
ランドの再構成薬剤システムの一部として米国で販売さ
れている。バイアル12の詳細な設計および特定の構造
は、本発明のいかなる部分も形成しない。
薬剤容器またはバッグ20は、格納すべき特定の液体と
共に使用するのに適し、かつそのようなバイアル12を使
用する場合にバイアル12と共に使用するのに適した、適
当な設計であってよい。
バッグ20は、従来型の可撓性で透明で熱可塑性の材料
から製造することが好ましい。バッグ20は通常、その中
に液体が密封された状態で病院または他のユーザに提供
される。バッグ20を有毒薬剤の投与に使用する予定の場
合、バッグ20は希釈液を含むことができ、極めて濃度の
高い薬剤バイアル12に接続されるように適応させること
ができる。
この目的のために、バッグ20はバッグ内部への開口部
を形成する首部26を含む。開口部は最初は、もろいシー
ルによって首部26に接続された外側クロージャ30で塞が
れている。外側クロージャ30をバッグ首部26から剥ぎ取
って、バイアル12を首部26に結合することができる。こ
の目的のために、首部26はバイアル12の首部上のねじ山
15に噛み合わせるための内側ねじ山27を含むことができ
る。
バイアル12の首部の内側でシール・プラグ23の凹部に
収容され、弾性シール・プラグ23をきつく係合する上側
突起部材(図示せず)を含む内側プラグ34がバッグ首部
26の内側にある。バイアル12とバッグ20とを取り付ける
と、突起部材がバイアル・シール・プラグ23に係合され
る。次に、バッグ20の可撓性の壁をプラグ34の突起フラ
ンジに押し当ててプラグ34を首部26から引き抜くことに
よって、バッグ・プラグ34を手で首部26の底部から外
す。これによって、プラグ34の突起部材も、係合された
シール・プラグ23をバイアル12の首部から引き抜く。次
いで、図2に示したように、係合されていた2つのプラ
グは共に、バッグ20の底部に落ちる。
上述のバッグ首部26および端部クロージャ構造は、上
述のタイプのバイアル12と共に使用するためのバッグ上
に提供される従来型設計である。そのようなバッグ首部
およびクロージャ構造は、Abbott Laboratories,Inc.に
よって販売されている上述のAdd−Vantage薬剤投与シス
テムに付属のバッグと共に使用される。首部26、外側ク
ロージャ30、および内側プラグ34の詳細な設計および特
定の構造は、本発明のいかなる部分も形成しない。バッ
グ20およびバイアル12用の接続構造用の設計は、Abbott
Laboratories,Inc.の米国特許第4614267号、第4614515
号、および第4757911号でも開示されている。
バッグ20およびバイアル12の首部からプラグを外した
後、バイアル12からの濃度の高い液剤がバッグ20に流れ
込む。次いで、ずっと低い濃度を有する再構成薬剤を生
成するように可撓性バッグ20をもみ、あるいは徹底的な
混合を行うためのその他の操作を行うことができる。こ
のより低い濃度はもちろん、バイアル12中の濃度の高い
薬剤の最初の量と、バッグ20中の希釈剤の最初の量によ
って決定される。
首部26の反対側のバッグ20の端部に、排出構造または
吐出フィットメント40(図1)がある。フィットメント
40は、バッグ20の底部から突き出る剛性で熱可塑性の管
などの適当な管42を含む。管42はバッグ20の可撓性端部
壁を通って伸び、バッグ壁は管42の外縁の周囲で密封さ
れる。この密封は、接着剤または他の手段による従来の
ヒート・シール技術によって実施することができ、該技
術の詳細は本発明のいかなる部分も形成しない。
管42は、バッグ20の内部の液体と流体連通する。液体
は、適当なクロージャまたはフィットメント46によっ
て、管42からの排出を妨げられている。該フィットメン
ト46は、適当な中空スパイク、中空針、またはカニュー
レによる貫通に適応するシールまたは「リシール」の形
であることが好ましい。そのようなリシール46は通常、
管42中の液体との連通を確立するために中空の針または
スパイクの挿入を可能にするように働き、同時に、針の
外縁の周囲をきつく密封する。針は後で引き抜くことが
でき、リシール46は、その材料の特有の弾性のために、
液体の排出を妨げるように、針が取り外された貫通位置
で閉鎖する。
上述のように、有毒薬剤を、バッグ20中の希釈液と混
合させるためにバイアル12に提供するとき、バイアル12
およびバッグ20は通常、層流フード(図示せず)中など
の制御された環境で操作される。うっかり漏れが発生し
た場合に有毒蒸気が逃げるのを防ぐため、及び構成要素
を取り扱う人をその他の点で保護するために、フードは
負圧の下で維持される。従来型のバイアルおよびバッグ
は通常、厳しい品質管理基準の下で製造され、正しく取
り扱うと不注意による漏れを防ぐようにうまく働くが、
多数の薬剤は極めて毒性が高いので、従業員が再構成プ
ロセス中に及びその後再構成した薬剤を貯蔵し使用する
ときに薬剤に触れる可能性をなくす、あるいは減らすた
めの改良されたシステムを提供することが望ましい。
この目的のために、本発明の一態様は、上述のバッグ
20および接続されたバイアル12を含む、危険な液体の容
器と共に使用するための斬新な保護システムを提供す
る。図1に示した保護システムの好ましい態様では、容
器20に接続されて容器20の外部と容器内部の液体との間
の流体連通を確立するための第1の接続手段50が設けら
れている。図の好ましい態様では、接続手段50は、中空
の円筒形フィットメント54(図1および図4)の一端に
取り付けられた中空の鋭いスパイク52を含む。フィット
メント54の他方の端は、中空スパイク52の内部と導管56
との間で流体連通を確立するように中空可撓性管または
他の適当な導管56に対して密封される。中空スパイク52
をフィットメント54を介して導管56に取り付ける際に
は、当業者には周知の従来型の内部密封および取付け構
成(図では見えない)を使用することができる。そのよ
うな接続の詳細な設計および特定の構造、及び中空スパ
イク52の詳細な設計および特定の構造は、本発明のいか
なる部分も形成しない。
スパイク52を容器20に固定するために、ラッチまたは
クリップ60(図1および図4)が設けられている。クリ
ップ60は、フィットメント54に隣接して導管56に取り付
けられた1対の脚部62を一端に有する。ばねアーム66
は、脚部62から伸びて、タブ68で終端する。1対のラッ
チ・バー70は、導管42上のフランジ74の一側面と摩擦係
合するためにばねアーム66から外側に伸びている。
最初は、クリップ60の外側に保持しながら(図1に示
すように)、中空スパイク52をリシール46に押し込む。
次いで、アーム70がフランジ74に係合して、中空スパイ
ク52がうっかり抜き取られるのを防ぐように、クリップ
60を管42に向かって押す。
通常、中空スパイク52をリシール46を介して挿入する
前に、バイアル12とバッグ20とを取り付けておく。しか
し、まず中空スパイク52をリシール46を介して挿入して
おき、その後にバイアル12とバッグ20とを接続すること
ができる。
特有の可撓性バリヤ80(図1および図2)が、導管56
および接続手段50と共に、システムの一体部分として提
供されている。可撓性バリヤ80は、導管56によって貫通
され、貫通時に導管56の外縁の周囲で密封される。
バリヤ80は、それを介してある程度の目視検査ができ
るほど透明な適当な材料から製造することが好ましい。
バリヤ80は、合成熱可塑性重合体材料で製造することが
好ましく、開放端エンクロージャ、バッグ、パウチ、エ
ンベロープなどの形状を有することが好ましい。バリヤ
80の好ましい材料は、線形低密度ポリエチレンまたは可
撓性ポリ塩化ビニルである。
バリヤ80は、接続手段50と、容器20などの容器の少な
くとも一部へのアクセスおよび該一部の操作を可能にす
る引降ろし位置(図1)での最初の配置に適応するほど
可撓性である。バリヤ80は、接続手段50と、接続された
容器20の周りにエンクロージャを形成するための展開位
置(図2)でのその後の配置に適応するほど可撓性でも
ある。
バリヤ80の開放端には、それを完全に閉鎖または密封
するための密封手段を備えることが好ましい。この目的
のために、そのような1つの密封手段を図1ないし図3
に示してあり、該手段は、バリヤ80の壁に保持されてお
り、バリヤ80の該壁から突き出る端部92を有する、たわ
み性があるが、非弾性の部材を含む。図2に示すように
バリヤ80をバイアル12およびバッグ20を覆うように配置
した後、バリヤ80の開放端を閉鎖し、次いで数回折り畳
むことができる(図2および図3に示したように)。次
いで、たわみ性部材の伸びる端部92をバリヤの折り畳ん
でいない部分の各側面で折り曲げて、折り畳んだ部分を
バリヤの折り畳んでいない部分にしっかり固定すること
ができる。これによって、一般的に耐漏洩性のシールが
実現される。バリヤ80の開放端用の他の形のクロージャ
またはシールを使用することができ、そのような他の形
は適当な特殊設計または従来型設計であってよい。
導管56は、全体的に第1の接続手段50からバリヤ80を
貫いて、バッグ20の外部の、該バッグ20から離れた排出
位置まで伸びると特徴付けることができる。導管56は、
一方向逆止め弁102を含む。逆止め弁102は容器ないしバ
ッグ20への流入を阻止する。
逆止め弁102は、適当な特殊設計でも従来型設計でも
よい。適当な従来型の弁は、Bethlehem,Pennsylvaniaに
本社を有するBurron MedicalによってNormally Closed
Check Valveの名称で米国で販売されている。
図1および図2に示した好ましい実施例では、以下に
詳細に説明する理由で、特殊または従来型のYフィット
メントまたはフィッティング108が第1の導管56中に設
けられている。Yフィッティング108は、「Y」の入口
レグと「Y」の共通出口レグの間で導管56に接続されて
いる。
Yフィッティング108は適当な特殊設計でも従来型設
計でもよい。1つの適当な従来型のYフィッティング
は、North Chicago,Illinoisに本社を有するAbbott Lab
oratoriesによってリスト番号75−0128Yフィットメント
の名称で製造されている。
第1の導管56の遠位端に第2の接続手段116が接続さ
れ、第2の接続手段116は、注射器120に接続されてバッ
グ20と注射器120の間で流体連通を確立するように構成
されている。第2の接続手段116は、特殊装置でも従来
型装置でもよく、1つの適当な装置はBethlehem,Pennsy
lvaniaに本社を有するBurron Medicalによって「Burron
Reflex」の名称で米国で販売されている弁である。そ
のような弁は、通常排出ポートを塞ぐように偏倚された
内部弁部材(見えない)を有し、該排出ポートは注射器
120の遠位端の挿入に適応するために周囲に全体的に円
筒形の収容壁を含む。
図1に示した好ましい態様で、上述の弁の形をした第
2の接続手段116は、注射器120の遠位端上の相雄ルエル
フィットメントを収容するための従来型の雌ルエルフィ
ットメントを形成する。注射器120の雄ルエルフィット
メントを弁の雌ルエルフィットメントに挿入するとき、
注射器ルエルフィットメントの遠位端と係合された内部
ケージによって、弁内の弁部材がその位置から押し出さ
れる。これによって弁ポートが開き、注射器120内で吸
引を行うための通常の方法で注射器120を操作すること
によって弁を介して液体を排出または吸入することがで
きる。
所望の量の液体を注射器120中に吸入した後、注射器1
20を弁(すなわち、接続手段116)から引き抜く。そう
すると、内部弁部材が偏倚されて、弁口が再び塞がれて
密封される。
弁または接続手段116の遠位端上に取り付けるための
適当な安全キャップ126を設けることができる。この目
的のために、キャップ126は、弁の遠位端の外側上で相
ねじ山形または部分ねじ山形とかみ合わせるための適当
な内側ねじ山構造を含む、通常そのような弁に提供され
る従来型であってよい。
図1および図2に示した本発明の好ましい態様では、
第2の導管または管132が、第1の導管56と流体連通す
るYフィッティング108の第2のレグに、第1の端部で
接続されている。第2の導管132はバリヤ80を貫いてレ
セプタクル140まで伸びる。図1および図2に図示した
好ましい態様では、レセプタクル140は、外縁の周囲で
密封された全体的に重なり合った縁を含む2枚の可撓性
材料シートによって形成された可撓性パウチまたはバッ
グの形を有する。レセプタクルまたはパウチ140の内部
は第2の導管132の内部と流体連通する。
第2の導管132がバリヤ80を貫通する位置で、バリヤ8
0は、第1の導管56用のバリヤ貫通シールに関して上記
で説明したような適当な特殊手段または適当な従来型手
段によって第2の導管132の外縁の周囲で密封される。
第2の導管132は、レセプタクルまたはパウチ140から
第1の導管56への液体の流れを防ぐための第2の一方逆
止め弁150を含む。一方逆止め弁150は、上記で説明した
第1の導管56で使用した弁102と同じ特殊逆止め弁また
は従来型逆止め弁であってよい。しかし、もちろん、第
2の逆止め弁150を第1の逆止め弁102の配向の方向と逆
の方向で配向し、それによって、第2の逆止め弁150は
Yフィッティングに向かう流れを防ぐが、第1の逆止め
弁102はYフィッティング108から出る流れを防ぐように
する。
図1および図2に示した本発明の好ましい態様は、図
1および図2に示したように、レセプタクル140と第2
の逆止め弁150の間で第2の導管132中に位置する3方弁
180を含む。図5に示したように、3方弁180は、それぞ
れが弁本体182の内部と連通するポートを形成する外側
に突き出る3本の導管部材191、192、および193を備え
る本体182を含む。
弁180は、内部T字形流路198を形成する回転自在な弁
部材196も含む。弁部材196を回転することによって、図
5に示したように、弁部材196中の内部流路198をポート
導管191とポート導管193の間に位置合わせし、同時にポ
ート導管192を塞ぐことができる。弁部材196を他の位置
に回転して、ポート導管192とポート導管193の間で流体
連通を確立し、同時にポート導管191を塞ぐこともでき
る。もちろん、弁部材196の他の2つの位置が可能であ
るが、そのような他の位置は通常、本発明の使用時には
使用されず、本明細書では詳述しない。
安全キャップ204を取り付けるために、少なくともポ
ート導管192に外側ネジ山形202を設けることができる。
安全キャップ204は、ポート導管192上のねじ山形202と
合わせ係合するための内側ねじ山形206を含み、ポート1
92内に収容されポート192を塞ぐための内部中空円筒形
プラグ部材208も含む。
弁180は、Hilliard,Ohioに本社を有するMedex,Inc.に
よって4 Way Stopcockの名称で販売されている弁などの
従来型の弁であってよい。
作動時に、上記で図2に関して説明したように、接続
手段50をバッグ20に接続して、バッグ20の周囲で閉鎖す
ると、レセプタクル140が、バッグ20に全体的に隣接し
て配置され、また、必然的にバリヤ80によって覆われ密
閉される。
上記で説明し図2および図3で図示したように、バリ
ヤ80の頂部を数回折り畳み、たわみ性タブ92によって所
定の位置に固定すると、耐漏洩性バリヤまたは保護シス
テムが確立される。このようにバリヤ・システムの耐漏
洩性を確立した状態で、プラグ34をバッグ20の首部26の
下端部から取り外して、バイアル12の内容物をバッグ20
内に排出してバッグ20中で混合することができる。
図2に示すようにバリヤ80が完全に密封された配向状
態にあるとき、弁116および3方弁180はもちろん、剥き
出しになって操作が可能になる。注射器120を排出弁116
の遠位端に係合することができ、注射器内への吸引を確
立するように注射器を操作することによって、所望の量
の液体をバッグ20から取り出すことができる。
注射器内に流れる液体に気泡が混入し、あるいは余分
の液体を注射器内に吸入した場合、気泡または余分の液
体、あるいはその両方をレセプタクル140内に排出する
ことができる。この目的のために、所望の量の液体が弁
116を介して戻されるように注射器120を操作する。第1
の導管56中の逆止め弁102は薬剤バッグ20への逆流を防
ぐが、逆止め弁150によって注射器120からレセプタクル
140に向かう流れが可能になる。3方弁180の弁部材196
を図5に示すように位置合わせする場合、注射器120か
ら排出された液体はバリヤ80内のレセプタクル140に入
ることができる。このように、注射器120を弁116から取
り外す必要なしに、混入した気泡を含む少量の液体また
は少量の余分の液体を都合よくレセプタクル140に排出
することができる。
したがって、レセプタクル140はバリヤ80内で廃棄物
レセプタクルとして働く。さらに、レセプタクル140が
薬剤バッグ20から分離されており、かつ逆止め弁102が
バッグ20への逆流を許さないので、先にバッグ20から吸
入された液体でバッグ20中の薬剤が汚染される恐れはな
い。
必要に応じ、液体を薬剤バッグ20から別の容器または
遠隔位置に送るように、システムを「ポンピング」モー
ドで操作することができる。具体的には、第2の導管13
2と出口ポート導管192の間で連通を確立し、同時に、ポ
ート導管191を塞ぐように、3方弁180の弁部材196を配
向することができる。出口ポート導管192を別の流体導
管システム、または静脈注射流体の容器などの別の容器
に直接接続することができる。液体をまずバッグ20から
注射器内に吸入して、次いで注射器から導管132および
3方弁180を介して他の容器または流体導管システム
(図示せず)に強制的に送るように、注射器120を操作
することができる。
第1の接続手段50は、適当なリシール46と共に使用す
るために中空のスパイク52を組み込むものとして図示し
てあり、第2の接続手段116は、適当な注射器120と共に
使用するための弁として図示してある。しかし、薬剤バ
ッグ20との接続を確立し、導管56の端部から液体を吐出
するための他のシステムを提供できることが理解されよ
う。したがって、第1の接続手段50、導管56、および第
2の接続手段116(前述のような吐出弁であってよい)
を共に、全体的に、第1の導管システム、または容器20
に接続されて容器20から伸び、容器20から容器20外部の
排出位置までの液体の流路を形成するための手段として
特徴付けることができる。同様に、第2の導管132を、
第1の導管手段と流体連通するように接続された第1の
端部とレセプタクル140に接続された第2の端部の間で
液体の流路を形成するための第2の導管手段として特徴
付けることができる。
さらに、本発明の一態様は、液体を取り出すための第
1の導管手段と余分の液体または廃液を収容するための
レセプタクルに接続された第2の導管手段との両方と共
に斬新なバリヤ80を使用することに関するが、第2の導
管手段132および接続されたレセプタクル140を省略する
ことができ、あるいは少なくとも、余分の液体を密封さ
れた別のレセプクルで保持する必要がないような状況に
おいては使用しなくてもよい。
さらに、従業員に直接的な危険を及ぼさないが、適切
に処分しなければ環境を損なう可能性のある液体を含む
応用分野がある。液体が直接的な危険を及ぼさず、環境
への危険の可能性もないが、厳しい在庫管理に従う応用
分野もある。したがって、本発明の他の態様では、これ
らのどの状況においてもバリヤ80なしでシステムを提供
し得ることを構想している。システムは、バリヤ80なし
でも、レセプタクル140中の液体に対して在庫管理処理
または適切な処分、あるいはその両方が容易に可能にな
るように、レセプタクル140中の廃液または余分の液体
の収集に都合よく適応する。
本発明の第2の実施例を図6に示す。この実施例は、
液体を注射器、他の流体通流システムまたは容器、およ
び廃棄物レセプタクルに移送するための手段を組み込ん
だ液体移送システムと組合わされたバリヤ保護システム
を含む。
第2の実施例は、中空スパイク252などの第1の接続
手段を含む。スパイク252は、薬剤バッグまたは容器260
(図7)中のリシールなどのクロージャ部材(図示せ
ず)を貫通するようになされている。そのようなリシー
ルおよび容器は、図1ないし図5に示した本発明の第1
の実施例に関して上記で説明したリシール46および関連
する容器20と実質的に同じであってよい。図7では、図
を簡単にするために、容器260上または容器260中に含ま
れるリシールまたは他のクロージャを省略してあり、中
空スパイク252を容器260の底部を貫通するように示して
ある。
使用前に、中空スパイク252を適当な安全キャップ253
で覆うことができる。スパイク252は、バリヤ280を貫通
する第1の導管256の端部上に取り付けられている。バ
リヤ280は可撓性であり、図1ないし図5で示した第1
の実施例に関して上記で説明したバリヤ80と同じ材料か
ら製造することができる。バリヤ280は、第1の導管256
がバリヤを貫通する位置で第1の導管256の外縁の周囲
で密封される。バリヤ280は、接続手段、スパイク252、
および容器260へのアクセスおよびそれらの操作を可能
にする最初の引込み位置での配置を可能にする構成を有
する。そのような最初の位置を図6に示す。
バッグ280は、第1の接続手段252および容器260の周
りにエンクロージャを形成するための拡張位置(図7)
でのその後の配置に適応する。容器260の頂部を、他の
容器262に結合するように構成することができる。容器2
62は、図1および図2に示した第1の実施例に関して上
記で説明したバイアル12と実質的に同じであってよい。
したがって、容器262の内容物を、容器260中に収容され
ている希釈液または他の液体に空け、該液体と混合させ
ることができる。もちろん、容器262に結合された容器2
60のアセンブリは、液体を中空スパイク252に供給する
ための唯一の手段ではない。事前に混合された薬剤の単
一の容器を含む他の容器を使用することができる。
いずれの場合も、バリヤ280は開放端で適当な手段に
よって密封されるように構成されている。図7は連動型
プラスチックリブジッパタイプシール292の使用を示
す。該シールは適当な特殊設計でも従来型設計でもよ
く、その細部は本発明のいかなる部分も形成しない。
バリヤ280は、図6に示した裏返し位置から図7に示
した反転位置に実質的にリバーシブルな、くさび形で端
部が開放されたエンベロープ形状を有する。図7に概略
的に表したように、バッグ280への逆流を防ぐために、
第1の一方逆止め弁302を第1の導管または管256に取り
付けてある。逆止め弁302は適当な特殊逆止め弁でも従
来型逆止め弁でもよく、図1ないし図5に示した本発明
の第1の実施例に関して上記で説明した逆止め弁102と
同じであってよい。
第2の接続手段または吐出弁316は、取外し自在な安
全キャップ326を含み、第1の導管256の遠位端に取り付
けられている。弁316は注射器(図示せず)と共に使用
するようになされた適当な特殊弁または従来型弁であっ
てよく、図1ないし図5に示した実施例に関して上記で
説明した第2の接続手段116として使用した弁と同じで
あってよい。
第2の導管手段または管332は第1の導管256からレセ
プタクル340まで伸びる。レセプタクル340は、外縁の周
囲でバリヤ280の外側表面に対して密封された可撓性で
熱可塑性の材料のシートを含む。レセプタクル340は、
図1ないし図5に関して上記で説明した第1の実施例中
のレセプタクル140と同じように働き、余分の液体また
は空気の混入した廃液を収容する。
図7に概略的に示したように、第2の導管332中に一
方逆止め弁350が設けられている。逆止め弁350はレセプ
タクル340からの流れを阻止する。逆止め弁350は適当な
特殊弁でも従来型弁でもよく、図1ないし図5に示した
本発明の第1の実施例に関して上記で説明した逆止め弁
150と同じであってよい。
第3の導管410は、第1の導管256と第2の逆止め弁35
0の間で第2の導管332と流体連通するように一端で接続
されている。第3の導管410は、液体を排出できる適当
な吐出構造またはフィットメント415を有する第2の端
部で終端する。図7に概略的に示したフィットメント41
5は、North Chicago,Illinoisに本社を有するAbbott La
boratoriesによって米国でLIFE−SHIELDTM Connectorの
名称で販売されている種類の従来型接続具であってよ
い。そのようなフィットメント415は、円筒形シールド4
19で囲まれた中空スパイク417を含む。フィットメント4
15は、静脈注射バッグ・システム(図示せず)の適当な
収容ポートに接続されるように構成されている。フィッ
トメント415の詳細な設計および構造は本発明のいかな
る部分も形成しない。
第3の導管410から第2の導管332への逆流を防ぐため
に、第3の導管410中に第3の一方逆止め弁426が設けら
れている。逆止め弁426は、上述の逆止め弁350と同じで
あってよい。
図7に示した実施例には、前述の第1の実施例のため
の図5で示した三方弁180などの三方弁はない。その代
わり、第2の導管332上に従来型のスライド・クランプ4
30が設けられ、第3の導管410上に第2のスライド・ク
ランプ434が設けられている。スライド・クランプ430お
よび434は特殊設計または従来型設計を有することがで
きる。適当な従来型クランプは、North Chicago,Illino
isに本社を有するAbbott Laboratoriesによってリスト
番号75−0187 Slide Clampの名称で製造されている。各
スライド・クランプは、それが取り付けられた導管を選
択的に開閉するための遮断弁手段として働く。
2つのスライド・クランプ430および434を使用して、
流れを選択的にレセプタクル340またはフィットメント4
15に向けることができる。特に、混入空気を含む液体を
含む、余分の液体または廃液をレセプタクル340に排出
することを望む場合、スライド・クランプ434を導管410
を遮断するように調整し、クランプ430を第2の導管332
上で開放位置に維持する。また、液体を第3の導管410
に移すことを望む場合、スライド・クランプ434を開放
位置に調整し、次いで第2の導管332を締め付けて閉鎖
するようにスライド・クランプ430を閉鎖位置に調整す
る。
図7に示したシステムによって、図1ないし図5で示
した第1の実施例に関して上記で説明した注射器120な
どの注射器を、容器260から液体を取り出すために使用
することができる。さらに、第1の実施例に関して上記
で説明したのと同じように注射器を操作することによっ
て、液体を容器260から第3の導管410を介して「送る」
ことができる。
本発明のバリヤ・システムは従業員を危険な液体の漏
れから保護するように働き、様々な形状および寸法を有
する様々な容器の周りにバリヤ保護を提供するように、
必要に応じて比較的容易にかつ迅速に操作することがで
きる。
さらに、バリヤ保護が必要とされるか、それともバリ
ヤ保護を使用するかにかかわらず、本発明の追加態様
は、注射器を含む容器からの液体の吸入に適応するため
の斬新な液体移送システムを提供する。このシステムに
よって、いかなる場合もシステムを大気に開放すること
なしに、正確な量の液体を直接、他の流体通流システム
または静脈注射容器に排出するためのポンプとして注射
器を使用することができる。
前記の本発明の詳細な説明と、本発明の図から、本発
明の斬新な概念または原則の真の趣旨および範囲から逸
脱することなく多数の変更および修正を加えられること
が容易に理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−150136(JP,A) 特開 昭64−85653(JP,A) 特開 平3−51055(JP,A) 実開 昭64−3637(JP,U) 特表 平2−501986(JP,A) 特表 昭62−501270(JP,A) 特表 昭60−501294(JP,A) 特表 平2−500092(JP,A) 米国特許4673404(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/14 345 A61J 1/05 A61J 1/20 A61M 5/00 373

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有害な液体を取り出すことができる容器
    (20)用の保護システムであって、 前記容器(20)に接続されて前記容器から伸び、前記容
    器(20)から該容器(20)の外部の排出位置までの前記
    液体用の流路を形成するための導管手段(50)と、 前記液体を浸透させず、前記導管手段(50)によって貫
    通され、かつ前記導管手段に対して密封される可撓性バ
    リヤ(80;280)とを備えており、 前記可撓性バリヤ(80;280)が、 (a)前記可撓性バリヤ(80;280)が、前記容器(20)
    のほぼ反対方向に伸びて、前記導管手段(50)の少なく
    とも一部および容器(20)への直接的なアクセスおよび
    操作を可能にする引降ろし位置における最初の配置と、 (b)前記導管手段(50)の一部および接続された容器
    (20)を覆う展開位置における後続の配置とを可能にす
    るような可撓性を有しており、 前記可撓性バリヤ(80;280)は更に、前記展開位置に移
    動されたときでも前記液体を浸透させないような可撓性
    を有していることを特徴とする保護システム。
  2. 【請求項2】前記導管手段(50)が、前記容器(20)に
    接続される第1の接続手段(52、60;252)と、前記第1
    の接続手段(52、60;252)から伸長する第1の導管(5
    6;256)と、注射器(120)に接続される、前記第1の導
    管(56;256)上の第2の接続手段(116;316)とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の保護システム。
  3. 【請求項3】前記可撓性バリヤ(80;280)が、前記導管
    手段(50)の周囲に密封された一端が閉鎖されており、
    他端が開放されている全体的に管状構成を有する熱可塑
    性材料から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の保護システム。
  4. 【請求項4】前記管状構成の開放端に、該開放端を密封
    して閉鎖するための解除可能な密封手段(92;292)を含
    むさらにことを特徴とする請求項3に記載の保護システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記第1の導管(56;256)に一端が接続さ
    れた第2の導管(132;332)と、 前記第2の導管(132;332)と流体連通するように前記
    第2の導管に接続されたレセプタクル(140;340)とを
    含むことを特徴とする請求項2に記載の保護システム。
  6. 【請求項6】前記導管手段(50)および可撓性バリヤ
    (80;280)と一体であり、前記導管手段(50)と流体連
    通するレセプタクル(140;340)をさらに含む請求項1
    に記載の保護システム。
  7. 【請求項7】前記バリヤ(80;280)を、前記導管手段
    (50)および接続された容器(20)の前記一部を覆う前
    記展開位置に配置するとき、前記レセプタクル(140;34
    0)が、前記バリヤ(80;280)の外側表面上に保持され
    ることを特徴とする請求項6に記載の保護システム。
  8. 【請求項8】前記バリヤ(80;280)を、前記導管手段
    (50)および接続された容器(20)の前記一部を覆う前
    記展開位置に配置するとき、前記レセプタクル(140;34
    0)が、前記バリヤ内に位置し、かつ前記バリヤ(80;28
    0)によって密閉されるように前記バリヤ(80;280)に
    対して配置されることを特徴とする請求項6に記載の保
    護システム。
  9. 【請求項9】前記第1の導管手段(56;256)が可撓性導
    管であり、 前記システムがさらに、前記容器(20)への液体の逆流
    を防止すべく、前記第1の導管(56;256)中に一方逆止
    め弁(102;302)を含むことを特徴とする、請求項2に
    記載の保護システム。
  10. 【請求項10】前記導管手段(50)が、前記容器(20)
    に接続される第1の接続手段(52、60;252)と、該第1
    の接続手段(52、60;252)から伸びる第1の導管(56;2
    56)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の保護シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記第1の接続手段(52、60;252)が、
    前記容器(20)のシール(46)を貫通するように構成さ
    れた中空スパイク(52;252)と、前記中空スパイク(5
    2;252)と容器(20)とを共に保持するためのクリップ
    (62)とを含むことを特徴とする請求項10に記載の保護
    システム。
  12. 【請求項12】注射器(120)との接続に適応すべく前
    記第1の導管(56;256)の遠位端上に排出弁(116;31
    6)をさらに含むことを特徴とする請求項10又は11に記
    載の保護システム。
  13. 【請求項13】注射器(120)で容器(20)から液体を
    取り出すことができる、請求項10から12のいずれか一項
    に記載されたシステムであって、 前記注射器(120)に接続されて前記第1の導管(56;25
    6)と前記注射器(120)との間で流体連通を確立すべ
    く、前記第1の導管(56;256)の前記排出位置に配置さ
    れた第2の接続手段(116;316)と、 前記液体用の流路を形成し、前記第1の導管(56;256)
    と流体連通する第1の端部を有し、前記第1の導管(5
    6;256)から伸びて第2の端部で終端する第2の導管(1
    32;332)と、 前記第2の導管(132;332)と流体連通するように該第
    2の導管の第2の端部に接続された可撓性レセプタクル
    (140;340)と、 前記容器(20)への流れを防止すべく、前記第1の導管
    (56;256)における前記第1の接続手段(52、60;252)
    と前記第2の導管(132;332)との間の流路中に設けら
    れた第1の一方逆止め弁(102;302)と、 前記レセプタクル(140;340)から前記第1の導管(56;
    256)への流れを防止すべく、前記第2の導管(132;33
    2)に設けられた第2の一方逆止め弁(150;350)とを備
    えており、 前記可撓性バリヤが可撓性開口バッグ(80;280)である
    ことを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】前記バッグ(80;280)が、該バッグ(8
    0;280)の開口を密封して閉鎖するためのクロージャ手
    段(92;292)を含むことを特徴とする請求項13に記載の
    システム。
  15. 【請求項15】前記バッグ(80;280)が前記第2の導管
    (132;332)によって貫通され、 前記バッグ(80;280)が、前記第2の導管(132;332)
    によるバッグ(80;280)の貫通時に前記第2の導管(13
    2;332)の外縁の周囲で密封され、 前記レセプタクル(140;340)が、前記バッグ(80;28
    0)が前記展開位置にあるときに前記バッグ内で前記容
    器(20)に隣接して配置されかつ前記バッグ(80;280)
    によって密閉されるように構成された可撓性パウチを形
    成するように、全体的に重なり合った縁が密封された2
    枚の可撓性材料のシートから構成されることを特徴とす
    る請求項13又は14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】前記レセプタクル(140;340)が、前記
    液体の一部を収容するために、それ自体とバッグ外部表
    面との間で空間を形成するように前記バッグ(80;280)
    の外部表面にその外周端で密封される可撓性材料のシー
    トを含むことを特徴とする請求項13又は14に記載のシス
    テム。
  17. 【請求項17】前記システムがさらに、前記レセプタク
    ル(140;340)と前記第2の一方逆止め弁(150;350)と
    の間で前記第2の導管(132;332)に設けられた三方弁
    (180)を含んでおり、該三方弁(180)が、2つのポー
    ト(191、193)は前記第2の導管(132;332)と流体連
    通するように直接接続され、第3のポート(192)は前
    記第2の導管(132;332)から液体を排出するように構
    成されている3つのポート(191〜193)と、前記3つの
    ポート(191〜193)の内の任意の2つの間で該三方弁
    (180)を介した流体連通を確立し同時に第3のポート
    を塞ぐように選択的に位置決め可能な弁部材(196)と
    を有することを特徴とする請求項13から16のいずれか一
    項に記載のシステム。
  18. 【請求項18】(a)第2の一方逆止め弁(350)と前
    記第1の導管(256)との間で前記第2の導管(332)と
    流体連通するように一端で接続され、かつ(b)前記液
    体を排出できるフィットメント(415)を有する第2の
    端部で終端する第3の導管(410)と、 前記第2の導管(332)を開閉するように選択的に操作
    される、前記第3の導管(410)と前記第2の一方逆止
    め弁(350)との間で前記第2の導管(332)に設けられ
    た第1の遮断弁手段(430)と、 前記第3の導管(410)を開閉するように選択的に操作
    される、前記第3の導管(410)に設けられた第2の遮
    断弁手段(434)とをさらに含むことを特徴とする請求
    項13から17のいずれか一項に記載のシステム。
  19. 【請求項19】前記第3の導管(410)の第2の端部か
    ら前記第2の導管(332)への流れを防止すべく、前記
    第3の導管(410)中に設けられた第3の一方逆止め弁
    (426)をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載
    のシステム。
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