JP3507464B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents
情報処理装置及びその制御方法Info
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Description
画像処理装置、例えばスキャナやプリンタ、を利用して
スキャナ入力、プリント出力を行う情報処理装置、例え
ばクライアントコンピュータやスキャナ/プリンタサー
バ、に関するものである。
た文書・画像等をプリンタから出力する際、又はスキャ
ナから画像データを取り込む際に、これらのコンピュー
タやプリンタ、スキャナなどをネットワークを介して接
続することにより、1人のクライアントユーザが複数の
プリンタ及びスキャナを利用することが可能となってき
た。
りの入出力結果を得るには各クライアントユーザは使用
するスキャナ/プリンタの制限事項(使用可能な用紙サ
イズ、ADF/ソーターの有無、最大読み取りサイズ
等)を常に意識しておく必要がある。もし誤ってその制
限事項を越えた入出力要求を行った場合、エラーとなっ
て何も入出力結果が得られないか、または全く予期せぬ
入出力結果を得るかのどちらかである。しかし、スキャ
ナ/プリンタがユーザから離れた位置に設置してある場
合やスキャナ/プリンタの台数が多い場合、常にスキャ
ナ/プリンタの制限事項を意識しておくことはユーザに
とって困難なことである。
るスキャナ/プリンタなどの画像処理装置に対して設定
項目の使用不可能なパラメータを常に意識しておかなく
ても、直ちに知ることができるような、ネットワーク上
のスキャナ/プリンタを用いて画像データの入出力を行
える情報処理装置、例えばクライアントコンピュータや
スキャナ/プリンタサーバ、を提供することを目的とす
る。
めに第 1 の発明は、画像処理装置に対する設定を行うた
めの設定画面を表示させる情報処理装置であって、前記
設定画面は設定項目のパラメータとを含み、前記画像処
理装置を指定する指定情報を受信する受信手段と、前記
指定情報により指定された画像処理装置の制限情報を取
得する取得手段と、前記取得された制限情報に基づい
て、前記設定項目の使用不可能なパラメータが選択でき
ないことを報知されるよう制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
て、前記画像処理装置への指定の解除を受け付ける受付
手段とを備えたことを特徴とする。
て、前記取得手段は、前記制限情報を定期的に収集する
ことを特徴とする。
する設定を行うための設定画面を表示させる情報処理装
置の制御方法であって、前記設定画面は設定項目のパラ
メータとを含み、前記画像処理装置を指定する指定情報
を受信するステップと、前記指定情報により指定された
画像処理装置の制限情報を取得するステップと、前記取
得された制限情報に基づいて、前記設定項目の使用不可
能なパラメータが選択できないことを報知されるよう制
御するステップとを備えたことを特徴とすることを特徴
とする。
る実施例を詳細に説明する。
リンタサーバシステムのシステム構成図である。
にデジタル画像読み取り部(以下「スキャナ」と称す
る)(100)と、デジタル画像を印刷出力するデジタ
ル画像プリント部(以下に、プリンタと称する)(30
0)からなるデジタル複写機(1000)と、ネットワ
ーク(1)上に接続されているスキャナ/プリンタサー
バ(200)と、複数のクライアントユーザのコンピュ
ータ(400)により構成される。
このデジタル複写機(1000)の構成を示す。
トローラ(101)が制御の中心となり、以下の制御を
行っている。
着型CCDラインセンサを制御して原稿台上の原稿をス
キャンし、各画素の濃度に応じたアナログ画像信号に変
換する。このアナログ画像信号はA/D変換部で各色8
bitのデジタル画像信号に変換される。この画像信号
(デジタル)は、画像処理部(102)で、その輝度レ
ベルから濃度であるトナー量に対応したレベルに変換さ
れる。次に、画像処理部(102)で合成、変倍、移動
等の各種画像処理がおこなわれる。
00)部より送られてきたデジタル画像信号が半導体レ
ーザ部の点灯信号に変換され、レーザドライブ部(31
0)でレーザが制御され、そのレーザの点灯信号はデジ
タル画像信号のレベルに対応したパルス幅として出力さ
れる。
bitに対応)となっている。この出力すべきデジタル
画像信号に応じて、画像を感光ドラム(315)に順次
デジタル的なドット形式で露光・現像(314)し、用
紙に複数転写(316)して、最後に定着(322)す
る電子写真方式のレーザービームプリンタとなってい
る。
00)部は、スキャナ(100)部のコントロールによ
り、プリンタ(300)を制御して、デジタル複写機
(1000)としても機能することが可能となってい
る。
する際は、スキャナ(100)部の原稿台に原稿画像を
セットし、複写開始キーを押して前述のプロセスに従っ
てスキャナ部からの画像の読み込み、画像処理、プリン
タ(300)部での露光、現像、転写、定着のプロセス
を経て画像が形成され、グレースケールコピーとして出
力される。
ンピュータ(400)の構造を示す。
スキャナ/プリンタサーバ(200)とのネットワーク
上のプロトコルを制御するためのネットワーク・コント
ローラ(420)と、クライアントコンピュータの中央
制御のためのCPU(405)、画像データの1時登
録、各種データ記憶のためのハードディスク(451)
とそれを制御するハードディスクコントローラ(45
0)、メインメモリ(460)と作業者からの指示入力
手段としてマウス(431)、キーボード(441)
と、それらを制御するためのキーボード・マウスコント
ローラ(430)、レイアウト・編集・メニュー表示等
を行うためのカラーディスプレイ(412)、ディスプ
レイメモリ(411)、ディスプレイコントローラ(4
10)、及び、ディスプレイメモリ(411)上での画
像レイアウト・編集を行う画像編集コントローラ(41
3)から構成される。
サーバ(200)を示す。
リンタサーバ(200)全体を制御するメインコントロ
ーラ(210)、ネットワーク上のプロトコル処理を制
御するネットワーク・コントローラ(220)と、その
プロトコルにより抽出したパケットの内容の解析、画像
データの分離など、サーバとしての制御を行うネットワ
ークサーバコントローラ(221)、単体もしくは複数
のハードディスクを制御するハードディスクコントロー
ラ(230)、それに接続されるハードディスク(23
1)、ハードディスク上に登録されたキューイングファ
イルデータを管理/制御するキュー管理コントローラ
(270)とその管理情報についてのキューテーブルデ
ータ(271)、分離された画像データ/コマンドデー
タに基づいてラスタ画像データ及びその位置・属性情報
を記憶/管理し、レイアウトなどを行うラスタ画像記憶
部(700)、等から構成されている。なお、キューイ
ングデータとは、各々入力され実行されるまで保持させ
られたコマンドデータをいう。
ル複写機(1000)と画像データ、制御情報、命令等
をやりとりし、かつデジタル複写機(1000)が複数
台接続されている場合に、その切り替を行うデジタルイ
ンターフェイスコントローラ(790)、サーバ管理者
からの指示入力手段として、マウス(244)、キーボ
ード(245)と、それらを制御するためのキーボード
・マウスコントローラ(243)、レイアウト・編集・
メニュー表示のためのディスプレイ(242)、ディス
プレイメモリ(241)、及び、ディスプレイコントロ
ーラ(240)から構成される。
スタ画像記憶部(700)の構成図である。
スタ画像データの全体を制御するイメージメインコント
ローラ(710)、ラスタ画像データをラスタイメージ
メモリ(760)へ効率よく配置、及び、管理を行うメ
モリ管理コントローラ(720)と、その管理テーブル
(770)、既に登録された画像データ、もしくはメモ
リ上に画像登録する際に拡大/縮小/変形編集等をおこ
なう画像編集コントローラ(730)、プリンタ部へ出
力する際にレイアウト編集をリアルタイムで行うレイア
ウトコントローラ(750)を中心として構成されてい
る。
には、デジタルインターフェイスコントローラ(79
0)を介して、デジタルプリンタ部(300)に画像デ
ータを転送し、プリント画像を得ることができる。
プリンタサーバ(200)のメインバスとの画像デー
タ、及び、命令は、特定のフォーマットに基づいたもの
になっており、バスコントローラ(740)を介してイ
メージメインコントローラ(710)とスキャナ/プリ
ンタサーバ(200)のメインコントローラとがやり取
りを行う構成をとる。
データをファイル管理モードとページモードの2つのモ
ードで管理することが可能となっている。
タを複数個記憶/管理する機能で、記憶された画像デー
タは、スキャナ/プリンタサーバのメインコントローラ
(210)からの命令によって、登録されている複数の
画像データをそれぞれレイアウトをおこない、デジタル
インターフェイスコントローラ(790)を介して、デ
ジタルプリンタ部(300)に出力し、プリント画像を
得ることができる。その際、複数の画像データは画像フ
ァイルとして、それぞれラスタイメージメモリ(76
0)を複数に分割して管理されており、メモリ上のスタ
ートアドレスとその画像データ長、画像データの属性、
画像データのレイアウト出力の位置情報などが位置/属
性情報テーブル(770)に登録され、それをメモリ管
理コントローラ(720)が管理することになる。そし
て、実際に出力される際にその登録された画像データの
画像変換及び拡大/縮小/変形編集を行う画像編集コン
トローラ(730)とレイアウト編集を行うレイアウト
コントローラ(750)により指定された位置と大きさ
になり、カラーデジタルインターフェイスコントローラ
(790)を介して、デジタルプリンタ部(300)に
出力される。そのため、オリジナルの画像データは常時
メモリ上にあるため、レイアウト出力を変えて行うこと
も可能となっている。
モードにおいては、ラスタイメージメモリ(760)を
一枚の用紙として扱い、メモリを幅(WIDTH)/高
さ(HEIGHT)で管理し、複数の画像データは、そ
れぞれ、メモリ上にレイアウトされる際に、画像編集コ
ントローラ(730)により拡大/縮小/変形等の画像
変換が施されて、指定されたメモリ上のレイアウト位置
にはめ込まれる。
0)により指定された位置と大きさになり、デジタルイ
ンターフェイスコントローラ(790)を介して、デジ
タルプリンタ部(300)に出力される。
キャナプリントサーバ(200)は相互に通信を行うた
めに、図6、7に示すようなパケットと呼ばれるデータ
列の集まりを1つのブロックとして使用し、パケットの
やり取りを行っている。
ワークアドレス、次に送り元のネットワークアドレスを
セットし、そのパケットのフレームサイズの情報の後
に、実際のパケットデータが続き、最後にデータ転送の
信頼性をあげるためにテーラーと呼ばれるCRC等のエ
ラーチェックを付ける。このパケットデータ部(100
02)に関しては、任意のデータを入れることが可能だ
が、本実施例では、図6、7に示すようにヘッダ部(1
0003)とデータブロック部(10100)に分かれ
る。
部(10003)は、図6に示すように、まず先頭にヘ
ッダ情報であることを示すヘッダコードが入り、次にこ
のパケットデータがどんな機能を持つかを示すファンク
ションコード部(10020)、複数のパケットによ
り、1つのデータを構成する場合の連続NOを示す連続
パケットID(10030)、そのトータルのパケット
数を示すトータルパケットID(10031)、そし
て、実際のデータが入るデータブロック部(1010
0)のデータの長さをしめすデータ長(10032)に
より構成される。また、ファンクションコード部(10
020)は、スキャナ/プリンタサーバのタイプを示す
ファンクションID(10021)とサーバに対しての
ジョブのタイプを示すジョブタイプID(1002
2)、実行されるジョブを識別する、ジョブID(10
023)より構成される。
データブロック部(10100)は、図7に示すよう
に、ヘッダ部のファンクションコード部のジョブタイプ
ID(10022)の内容により、コマンドブロック
(10005)、ステータスブロック(10006)、
画像データブロック(10007)、画像情報ブロック
(10008)に分けられる。
は、図9に示すようにレイアウト位置、カラーバランス
データ等から構成されている。
サーバシステムのプリント動作手順の大まかな流れを示
したものである。以下、同図に示された手順を詳細に説
明する。
ャナ/プリンタサーバ(200)を起動すると、先ず始
めに接続されているデジタル複写機(1000)に関す
る制限事項を検出するために、メインコントローラ(2
10)はデジタルインターフェイスコントローラ(79
0)を制御し、接続されている全てのデジタル複写機
(1000)に対して制限事項の通知を要求するコマン
ドを送出する。尚この制限事項とは、スキャナの最大画
像読み取り範囲/最大解像度、プリンタの最大出力範囲
/最大解像度/最大レイアウト数、使用可能な用紙サイ
ズなど、複写機の能力に依存するパラメータのことであ
る。このコマンドを受けたデジタル複写機(1000)
のインターフェイスコントローラ(104)は、各制限
事項の内容と一意的に対応しているコードをスキャナコ
ントローラ(101)及びプリンタ部コントローラ(3
01)から獲得し、このコードをスキャナ/プリンタサ
ーバ(200)に対して通知する。複写機側からの通知
を受けたデジタルインターフェイスコントローラ(79
0)は、獲得した制限事項に関する情報をメインコント
ローラ(210)に通知し、メインコントローラ(21
0)は、それをメインメモリ(260)にテーブルデー
タ(図10)として格納する(S1)。
0)が動作中に、デジタル複写機(1000)の電源が
落ちたり、またセットされている用紙カセット(32
3)の状態が変更される可能性があるため、上述の制限
事項の検知は定期的に行われる。
ト処理>(図13)クライアントコンピュータ(40
0)上では、DTP(ディスク・トップ・パブリィッシ
ング)のソフトウェアがハードディスク(451)より
メインメモリ(460)上にロードされ、CPU(40
5)により実行される(S21)。ユーザは、ディスプ
レイ(412)上で確認しながらマウス(431)・キ
ーボード(441)を使用して文書と各種の画像データ
(ベクトルで形成されたイラスト/スキャナ等により取
り込まれた自然画等の多値画像)のレイアウトをディス
プレイ(412)上で確認しながら直接行う(S2
2)。
トされた際に、その画像に対して2値のビットマップ画
像によって、マスクの処理を加えてクロッピングするこ
とも可能である。
工手順/多値画像データ/2値ビットマップマスク画像
等は、画像編集コントローラ(413)がメインメモリ
(460)上に随時登録し、(S23〜S25)1ペー
ジの体裁が完了した時点で、ハードディスクコントロー
ラ(450)を制御してハードディスク(451)上に
1ページ分の体裁として登録される(S26)。
に展開された文書イメージがディスプレイ(412)を
通じて表示され、最終的に完成した時点で、ハードディ
スク上のレイアウトされた文書イメージの各種情報に基
づいて、ROM内のデバイスドライバ・ソフトウェアに
よって、レイアウトして作成した文書や画像を多値のラ
スタ画像に変換する(S28)。その際に、レイアウト
出力する際の位置情報、カラーの補正情報が、コマンド
データとして、画像データと一緒にハードディスク上に
登録される(S29)。
は、文字やイラストなどのベクトル系の情報と、レイア
ウトされた自然画などの多値ラスタ画像のデータとマス
ク処理のマスクコマンドや、そのマスクデータの2値ビ
ットマップマスク画像データに基づいて、デバイスドラ
イバ・ソフトウェアで作成したものである。
求>(図14)ラスタ画像が作成された時点で、ユーザ
はDTPソフトウェアに対してプリント要求を出す。こ
れを受けて、クライアントコンピュータ(400)はネ
ットワーク・コントローラ(420)に対して、スキャ
ナ/プリンタサーバ(200)のネットワーク・コント
ローラ(220)と通信を行う。
録してあるスキャナ/プリンタサーバのネットワークア
ドレスを元に、ネットワーク・コントローラ(420)
は、パケットベース(10001)の相手先アドレスを
セットし、ヘッダ部のファンクションIDに機能を識別
するIDとして一意に決っているプリンタのIDをセッ
トする。ジョブのIDは、まだジョブが確定していない
ので、0をセットし、ジョブのタイプIDとして、コマ
ンドのデータブロックである事を示す一意的に決ってい
るコマンドのIDをセットする。
/プリンタサーバ側の現在のプリントキュー状態情報、
及びプリンタの制限事項に関する情報を入手するため
の、プリンタステータス要求のコマンドをセットする。
このパケットデータを、ネットワーク・コントローラ
(420)を介して、スキャナ/プリンタサーバ(20
0)に転送する(S30)。
コントローラ(210)が、そのパケットの内容をヘッ
ダ部とデータブロック部とに分離し、データブロック部
の内容がコマンドであることを解析し、そのコマンドに
沿った処理を行う。クライアント側からの要求は、プリ
ンタステータス要求のコマンドであるので、メインコン
トローラ(210)は、指定されたファンクションID
(10021)にあたるプリンタのキュー情報があるか
否かをキュー管理コントローラ(270)に対して要求
すると共に、メインメモリ(260)内に格納されてい
る制限事項情報テーブルデータ(図10)を参照する。
ングテーブルは、クライアントから要求されたプリント
/スキャンのジョブを複数登録できるような構成をとっ
ている(図8)。
テーブル内のキュータイプをチェックし、指定されたフ
ァンクションID(10021)に相当するものを捜
す。存在していた場合、そのキューイングテーブルデー
タから、全体のステータス情報を作成する。もし、複数
の対象があった場合、複数分の全体のステータス情報を
作成する。
たファンクションID(10021)に相当するキュー
で、登録キューIDとそのキューの対象となるスキャナ
/プリンタサーバのサーバID/ネットワークIDと、
現在登録されているトータルのキュー数、エラーコード
で構成されている。
トローラ(210)は、メインメモリ(260)内に格
納されている制限事項情報テーブルデータ(図10)を
参照し、指定されたファンクションID(10021)
に対応する制限事項情報を抜き出す。
報のデータは、パケットデータのデータブロック部にセ
ットされ、ヘッダ内のジョブタイプIDをステータスブ
ロックのIDにして、ステータス要求を発行したクライ
アントコンピュータに返送される(S31)。
在しない場合、一意的に決っているエラーコードをパケ
ットデータのデータブロック部にセットし、ステータス
要求を発行したクライアントコンピュータに返送する。
トコンピュータは、ファイルサーバより返送されたパケ
ットデータの内容を前述したファイルサーバと同じ様に
分割/解析し、現在有効なスキャナ/プリンタサーバに
あたる登録キューIDと、指定したファンクションID
(10021)にあたるプリンタの制限事項情報を入手
する(S32)。
イスドライバは、ユーザに対してプリントに関する設定
を促すために設定用の画面を表示する。この際、入手し
た制限事項情報を基に設定するパラメータの範囲を決
め、ユーザに対してその範囲内で設定を行うように促す
(S33)。
00dpi、使用可能用紙サイズ=A4,B4、ソータ
ー無しの場合の設定画面である。この設定画面では、解
像度の設定範囲を指定していると共に、使用不可能な用
紙サイズ、及びソーター制御に関する設定項目をdim
化(キーやマウスでの入力をできなくすることで、図内
で網掛けしている部分)して、設定可能なパラメータの
範囲をユーザに対して指定している。
の制限事項に満足していれば、各パラメータを設定した
後に「OK」ボタンをクリックして実際にプリント処理
を行うことが出来る。仮に自分が指定したプリンタの制
限事項に不満な場合は、「キャンセル」ボタンをクリッ
クしてこの設定画面を閉じ、別のプリンタを指定し直し
てから再度プリント要求を出す。
> クライアントコンピュータ上のデバイスドライバは、前
述したステータス要求コマンドの発行と同じ手順で、パ
ケットベース(10001)のファイルサーバの相手先
アドレスをセットし、ヘッダ部のファンクションIDに
機能を識別するIDとして一意的に決っているプリンタ
のIDをセットする。ジョブのIDには、まだジョブが
確定していないので0をセットし、ジョブのタイプID
には、コマンドのデータブロックである事を示す一意的
に決っているコマンドのIDをセットする。このときの
データブロック部は、ファイルサーバ側のプリントキュ
ーに新しいプリントジョブを登録するためのジョブ登録
コマンドをセットし、そのコマンド部に、決定した登録
キューIDのパラメータもセットし、前述したのと同様
にこのパケットをスキャナ/プリンタサーバに発行する
(S34)。
ID発行>スキャナ/プリンタサーバ側では、メインコ
ントローラ(210)が、前述したのと同様にそのパケ
ットの内容をヘッダ部とデータブロック部とに分離し、
データブロック部の内容がコマンドであること解析し、
ジョブ登録コマンドに沿った処理を行う。メインコント
ローラ(210)は、キュー管理コントローラに対し
て、ジョブ登録コマンド内の指定された登録キューID
にあたるプリンタのキューイングテーブルに新しくジョ
ブを登録し、そのときのジョブIDを新しく発行する。
そのとき、ステータスとして、返送するパケットのステ
ータスブロック内にそのジョブIDをセットし、クライ
アントコンピュータに前述した手順で返送する。
て、ネットワーク内でのスキャン/プリント処理をおこ
なう。
像データ転送>クライアントのデバイスドライバは、ス
キャナ/プリンタサーバより返送されたステータスのパ
ケットよりジョブIDを入手する(S35)。ハードデ
ィスク上に登録されているラスタ化した画像データと、
そのレイアウト情報が入っているコマンドデータを読み
込み、パケットベースのジョブIDを、入手したものと
同じ値をセットし、ジョブタイプIDとしてコマンドタ
イプをセットする。このときのデータブロック部は、プ
リント実行コマンドをセットし、そのコマンド部に、プ
リントするレイアウト情報と、カラーバランス情報、プ
リント枚数、プリントサイズ、倍率、出力解像度などの
プリント情報と、画像データの画像サイズ(幅、高
さ)、画像データのタイプ(RGB,CMYK,Bit
map,8bitPalette等)、画像データの転
送単位(線順次、面順次、点順次)、ソーター制御情報
などのパラメータをセットする。このとき、コマンドブ
ロックの後から画像データブロックを全体でいくつパケ
ットを送るかを、画像データのサイズと画像のタイプか
ら算出し、そのトータルのパケット数(コマンドパケッ
トも含む)を、ヘッダのトータルパケットIDにセット
する。これらのパケットを前述した手順によりクライア
ントコンピュータからスキャナ/プリンタサーバへ連続
転送する(S36)。
ットがいくつか転送され、それに続いて、画像データの
パケットが転送される(S37)。コマンド、画像デー
タ、それぞれの転送次のヘッダ内のジョブタイプID
は、それぞれのタイプをセットし、ジョブIDは、キュ
ー登録してあるものになっている。先頭からのパケット
から順に、ヘッダ部の連続パケットIDは、0から順に
トータルパケットID−1まで送られることになる(S
38)。
>スキャナ/プリンタサーバ側では、前述したクライア
ントからのコマンドパケット/画像データパケットを受
け取り、指定されたジョブIDが存在するかチェック
し、存在する場合、キューイングファイルとして、スキ
ャナ/プリンタサーバ内のハードディスクに順次登録し
ていく(S39)。そして、このコマンドパケット内か
ら得られたジョブIDのキューに、スキャナ/プリンタ
サーバ内のハードディスクに登録されたキューイングフ
ァイルのIDを登録する(S40)。このジョブIDと
キューイングファイルIDは1セットでキューイングテ
ーブルで管理される。また、ハードディスク上に登録さ
れたコマンドパケット/画像データパケットは、1つの
ファイルデータとして、スキャナ/プリンタサーバ上で
は管理される。
ック>(図15)スキャナ/プリンタサーバ(200)
のメインコントローラ(210)は、ROM(260)
上に登録されている一定時間ごとにキュー管理コントロ
ーラ(270)に対してキューイングテーブル情報を要
求する(S50)。そして、このキューイングテーブル
情報から新しく登録されたジョブを見つけると(S5
1)、それに対応するファイル情報(クライアントから
のパケットデータをファイルとして登録したもの)をハ
ードディスク(231)から読みだして、そのファイル
情報の中からコマンドパケット部だけを抽出する(S5
2)。
ンタサーバ(200)のメインコントローラ(210)
は、前述したファイル管理モードで動作する様に、ラス
タ画像記憶部のイメージコントローラ(710)に対し
てバスコントローラ(740)を介してセットアップを
行う。これにより、イメージコントローラは、ファイル
管理モードで、ラスタイメージメモリを管理するため
に、メモリ管理コントローラを初期化し、キューイング
されている画像データをラスタイメージメモリ(76
0)に登録するために、メモリ管理コントローラに対し
て、登録する際の画像データの任意のファイルIDをセ
ットする(S53)。これをメモリ管理コントローラ
は、画像ファイルIDとして管理/識別用に使用する。
情報/画像属性パラメータ等を位置情報テーブル(77
0)にセットする(S54)。
の転送>メインコントローラ(210)は、ハードディ
スク(231)上の先に入手したキューイングファイル
のファイル情報の中から画像データ部だけを抽出してそ
の画像データをラスタイメージメモリ(760)へ転送
する(S55)。転送された画像データは、画像ファイ
ルとしてラスタイメージメモリ(760)を複数に分割
して管理されており、メモリ上のスタートアドレスとそ
の画像データ長、画像データの属性、画像データのレイ
アウト出力の位置情報など、前述した画像ファイルID
に対応する位置/属性情報テーブル(770)に登録さ
れている情報に基づいて、ラスタイメージメモリ(76
0)に登録される。
ータパケットを登録終了後、メインコントローラ(21
0)は、位置/属性情報テーブルのプリントする枚数、
レイアウト情報をレイアウト出力する際にレイアウトコ
ントローラ(750)にセットし(S56)、レイアウ
トコントローラは、指定された位置と大きさに拡大/縮
小/変形編集を行って(S57)ラスタ画像データをデ
ジタルインターフェイスコントローラ(790)を介し
て転送し、デジタルプリンタ部(300)に出力して
(S58)ユーザが要求した画像のプリントを行う。
このようにして、スキャナ/プリンタサーバが実行して
いるステータスは、キュー管理コントローラ(270)
に知らされ、モニタすることが可能となっている。なお
このステータスとは、現在のプリント出力の実行キュー
のジョブIDのセット、現在の出力枚数、出力終了のフ
ラグ等である。
に説明する。
憶部に登録した時点で、キューイングテーブルの実行キ
ュー(10203)に実行するジョブのIDをセット
し、ジョブステータス(10215)をデータ転送中に
し、プリントのトータル枚数をプリントトータル(10
216)に、また、プリント実行済み枚数(1021
7)を1にセットする。
リント出力を開始した時点で、メインコントローラ(2
10)はキューイングテーブルのジョブデータのジョブ
ステータス(10215)をプリント実行中にする。
トローラ(210)は一定間隔ごとにプリントの状況を
ラスタ画像記憶部(700)に問い合わせ、それによ
り、現在のプリント済み枚数と紙なし等のエラー状況を
確認し、その情報をキューイングテーブル内のプリント
実行済み(10311)のパラメータにセットする(S
59)。
ング>クライアントコンピュータ(400)は、プリン
ト実行パケットを発行し、コマンドパケットと、画像デ
ータのパケットを全て発行した後は、スキャナ/プリン
タサーバ側のキューイングテーブルの状況をモニタする
ことになる。クライアントコンピュータ(400)のC
PU(405)は、ネットワーク・コントローラ(42
0)を介して、ジョブステータス要求コマンドのコマン
ドパケットを発行する。このコマンドパケットは、パラ
メータとして指定したジョブIDのキューイングテーブ
ルのジョブ情報をクライアント側に返すもので、これに
より、現在のジョブの情報がモニタリングすることが可
能である。
トコンピュータ(400)のCPU(405)が、スキ
ャナ/プリンタサーバより得られたステータス情報を基
に、プリント出力したデータのジョブIDと登録先のス
キャナ/プリンタサーバID、キューイングテーブルを
ディスプレイコントローラ(410)に対して表示させ
る。それぞれのIDは、スキャナ/プリンタサーバ/ク
ライアントコンピュータ上で管理するユニークな名前と
対照させて表示することも可能で、これにより、サーバ
に対する識別が見やすくすることも可能である。表示さ
れたスキャナ/プリンタサーバのキューイングテーブル
には、現在のスキャナ/プリンタサーバの実行プロセ
ス、プリント済み枚数、エラー状況を表示することが可
能で、ある一定間隔ごとに、その情報をステータスセッ
トコマンドのパケットによってスキャナ/プリンタサー
バ側から入手する。
り、プリントの完了を知ることが可能となっている(S
60)。
ャナやプリンタなどの画像処理装置に対して設定する項
目の、使用不可能なパラメータが選択できないことを報
知されるので、クライアントユーザは選択した画像処理
装置において使用できない機能が直ちに分かり、画像処
理装置の選択変更をしやすくなるという効果が得られ
る。
図。
ク部の構成図。
ク部の構成図。
テーブルの構成図。
チャート。
1。
2。
3。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像処理装置に対する設定を行うための
設定画面を表示させる情報処理装置であって、前記設定
画面は設定項目のパラメータとを含み、 前記画像処理装置を指定する指定情報を受信する受信手
段と、 前記指定情報により指定された画像処理装置の制限情報
を取得する取得手段と、 前記取得された制限情報に基づいて、前記設定項目の使
用不可能なパラメータが選択できないことを報知される
よう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする情報
処理装置。 - 【請求項2】 前記画像処理装置への指定の解除を受け
付ける受付手段とを備えたことを特徴とする請求項1に
記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記取得手段は、前記制限情報を定期的
に収集することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
装置。 - 【請求項4】 画像処理装置に対する設定を行うための
設定画面を表示させる情報処理装置の制御方法であっ
て、前記設定画面は設定項目のパラメータとを含み、 前記画像処理装置を指定する指定情報を受信するステッ
プと、 前記指定情報により指定された画像処理装置の制限情報
を取得するステップと、 前記取得された制限情報に基づいて、前記設定項目の使
用不可能なパラメータが選択できないことを報知される
よう制御するステップとを備えたことを特徴とする制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001296579A JP3507464B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 情報処理装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001296579A JP3507464B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 情報処理装置及びその制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002182884A JP2002182884A (ja) | 2002-06-28 |
JP3507464B2 true JP3507464B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=19117790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001296579A Expired - Lifetime JP3507464B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 情報処理装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3507464B2 (ja) |
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JP4508934B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-07-21 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP4814970B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2011-11-16 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP6420591B2 (ja) * | 2014-08-19 | 2018-11-07 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、その制御方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001296579A patent/JP3507464B2/ja not_active Expired - Lifetime
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