JP3507076B2 - アルカリリパーゼ - Google Patents

アルカリリパーゼ

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JP3507076B2 JP51470994A JP51470994A JP3507076B2 JP 3507076 B2 JP3507076 B2 JP 3507076B2 JP 51470994 A JP51470994 A JP 51470994A JP 51470994 A JP51470994 A JP 51470994A JP 3507076 B2 JP3507076 B2 JP 3507076B2
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    • C12R2001/01Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
    • C12R2001/465Streptomyces
    • C12R2001/545Streptomyces griseus

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えば洗剤中において有用である新規な位
置非特異性のアルカリリパーゼに関する。本発明は又、
新規なリパーゼの製造方法及び新規なリパーゼを含んで
なる洗剤組成物に関する。
背景技術 過去5年以内において、菌類フミコラ ラヌギノサ
(Humicola lanuginosa)由来の微生物リパーゼが、脂
肪の汚れの除去を改善するため多くの商業ブランドの洗
剤中に導入されてきている。他の微生物リパーゼがまた
洗剤中で使用するため提案された、例えばシュドモナス
セパシア(Pseudomonas cepacia)由来の細菌リパー
ゼ(米国特許4,876,024)である。
多くの洗剤は溶液中高pH(例えばpH10付近)を有する
アルカリ性でありそしてCa++イオンを結合させるための
ビルダーを含有する。本発明の目的はCa++の不存在下、
高pHで高活性を有するリパーゼを提供することである。
リパーゼはトリグリセリド中の全てのエステル結合を加
水分解し得るため位置非特異性であるべきである。
発明の要約 驚くべきことに、本発明者は高アルカリ性の、位置非
特異性リパーゼがストレプトマイセス(Streptomyce
s)、クラスター(cluster)1の菌株から得られること
を見出した。ストレプトマイセスのクラスター1の菌株
が、リパーゼを生産することはこれまで知られていなか
った。
従って、その第一の面において、本発明は (1)位置非特異性であり、 (2)pH10で活性を有しそしてその活性は最適pHで活性
の50%を超えており(両活性を、基質としてオリーブ油
そして乳化剤としてポリビニルアルコールを用い40℃で
20分間Ca++フリーアッセイにおいて測定するとき)、そ
して (3)ストレプトマイセス クラスター(Streptomyces
cluster)1の菌株を培養することにより生産可能であ
る、 リパーゼ調製品を提供する。
別の面において、本発明は (1)位置非特異性であり、 (2)9−11の範囲内のpHで最適活性を有する(基質と
してオリーブ油そして乳化剤としてポリビニルアルコー
ルを用い40℃で20分間測定するとき)、そして (3)ストレプトマイセス クラスター(Streptomyces
cluster)1に生来の細胞外リパーゼと免疫学的に同一
であるか又は部分的に同一である、リパーゼを提供す
る。
第三の面において、本発明は炭素および窒素源並びに
無機塩を含有する適当な普通培地中で、ストレプトマイ
セス クラスター(Streptomyces cluster)1のリパー
ゼ生産株を培養し、次いでリパーゼ調製品を回収するこ
とを含んでなる、リパーゼ調製品の製造方法を提供す
る。
更に他の面において、本発明は本発明のリパーゼを含
んでなる洗剤組成物を提供する。
図面の簡単な説明 本発明を添付の図面を参照して更に説明する。
図1−7は、次の菌株から由来する本発明のリパーゼ
調製品の活性に対するpHプロフィルを示す:S.グリセウ
ス(griseus)LB 501(DSM 7349)、S.グリセウス(gri
seus)LB 502(DSM 7350)、S.コエリカラー(coelicol
or)LB 511(FERM BP−4236)、S.コエリカラー(coeli
color)LB 512(FERM BP−4237)、S.グリセウス(gris
eusu)LB 524(DSM 8672)、S.コエリカラー(coelicol
or)N 2293(ATCC 23899)およびS.パルバス(parvus)
N 2300(ATCC 12433)。更に詳しくは例6に示される。
図8は、(LB 502由来の)本発明のリパーゼ調製品お
よび従来技術の位置特異性リパーゼ(リポラーゼ)を用
いたオリーブ油の加水分解後ラトロスカン(latrosca
n)からのクロマトグラムを示す。更に詳しくは例8に
示される。
図9は本発明のリパーゼ調製品の活性に対するCa++
加の効果を示す。更に詳しくは例11に示される。
発明の詳細な開示 微生物 本発明で用いられる微生物は、S.T.ウリアム等、Jour
nal of General Microbiology(1983),129,1743−1813
により定義される如き、ストレプトマイセス クラスタ
ー(Streptomyces cluster)1に属する放線菌目の細菌
である。
ストレプトマイセス クラスター1の内で、次のサブ
クラスタ(subclusters)、種および菌株が好ましい。
前記リパーゼを生産し得るその突然変異株および変異株
も又本発明において使用できる。
前記ATCC株は、アメリカン カルチュア コレクショ
ン(米国,メリーランド,ロックビレ,12301パークロー
ン ドライブ)から自由に入手可能である。
次の菌株は、特許手続上の微生物の国際的承認に関す
るブダペスト条約のもとで発明者によって寄託された。
菌株は次の如く分類された。
ここで、DSMはドイッチェ ザンムルク フオン ミ
クロオルガニスメン ウント ツェルカルツレン(DS
M)(ドイツ国,3300ブラウンシュワイク マッシュルオ
ーデル ベーク 1b)になされた寄託を示す。FERHは通
算産業省、工業技術院、生命工学工業技術研究所(NIBH
T)(日本国305茨城県つくば市東1丁目1−3) リパーゼの位置特異性 リパーゼの位置特異性は、トリグリセリドの部分加水
分解および形成されるジグリセリドの分析によってチェ
ックできる。本発明のリパーゼは1,3−ジグリセリドお
よび1,2−ジグリセリドの双方を形成しそして従って位
置非特異性であり、すなわち本発明のリパーゼはトリグ
リセリド中の全ての3個のエステル結合と反応する。
アルカリpHでのリパーゼの活性 本発明によって提供されるリパーゼ(脂肪分解酵素)
は、高アルカリ性である。本発明のリパーゼは、Ca++
不存在下基質としてオリーブ油および乳化剤としてポリ
ビニルアルコールを用い40℃で20分間測定するとき、pH
10でその最適活性の50%超(好ましくは80%超)を有す
ることを特徴とする。
択一的に、本発明のリパーゼは基質としてオリーブ油
そして乳化剤としてポリビニルアルコールを用い40℃で
20分間測定するとき、9又はそれ以上の最適活性を有す
る。好ましくは、最適pHは9−11の範囲内にあり、例え
ば9.5又はそれ以上のpHであり、最も好ましくは10又は
それ以上のpH、例えばpH9.5〜pH10.5の範囲内にある。
洗剤の存在下でのリパーゼ活性 本発明の好ましいリパーゼは、洗剤の存在下で高活性
を維持している。本発明のリパーゼは、pH10.2の洗剤溶
液中で活性を有することを特徴とし、この活性はpH10の
グリシン又はジエタノールアミン緩衝液中50%を超える
活性である(双方の活性を基質としてオリーブ油を用い
60分の反応時間で測定するときである)、そして洗剤溶
液は0.35g/の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、0.
15g/のアルコール エトキシレート、1.25g/のトリ
ポリリン酸ナトリウム、1.00g/の硫酸ナトリウム、0.
45g/の炭酸ナトリウムおよび0.15g/のメタ珪酸ナト
リウムから成る。
択一的に、好ましいリパーゼはpH7.5の洗剤溶液中で
活性を有することを特徴とし、その活性は同じpHの緩衝
液中の活性の少なくとも75%である(双方の活性を、基
質としてp−ニトロフェニル ブチラートを用い40℃で
30分の反応時間測定する)、緩衝液は0.2Mトリス−HCl
であり、そして洗剤溶液は0.1%アルコール エトキシ
レート又は直鎖アルキルスルホネートである。
洗剤溶液中で示される活性を有するリパーゼは、スト
レプトマイセス サブクラスター(Streptomyces subcl
uster)1A又は1B、例えば種S.グリセウス(griseus
u)、S.コエリカラー(coelicolor)又はS.パルバス(p
arvus)、特に菌株S.グリセウス(griseus)DSM 7349,D
SM 7350,DSM 8672、S.コエリカラー(coelicolor)FERM
BP−4236,FERM BP−4237,ATCC 23899又はS.パルバス
(parvus)ATCC 12433から得ることができる。
Ca++の不存在下のリパーゼ活性 特に好ましい態様において、本発明のリパーゼは、50
mM Ca++での活性の50%を超えるCa++の不存在下での活
性を有する(双方の活性は下記のオリーブ油/PVA法によ
り測定するとき)。
Ca++の不存在下で述べられた活性を有するリパーゼを
生産し得る微生物菌株は、新規でありそして本発明によ
って提供される。好ましい菌株はS.グリセウス(griseu
s)DSM 7350である。
免疫化学的性質 ストレプトマイセス クラスター1の菌株に生来の細
胞外リパーゼの免疫学的性質と同一又は部分的同一の免
疫学的性質を有しそして高pHで言及された活性を有する
位置非特異性リパーゼは、本発明の範囲内である。免疫
化学的性質は、免疫学的交差反応同定試験によって測定
できる。同定試験は公知のオクテロニー二重免疫拡散法
又は双頭交差免疫電気泳動(I.M.ロリット;lmmunology,
Gower Medical Publishing(1985)およびN.X.アレクセ
ン;Handbook of Immunoprecipitation−in−Gel Techni
ques,Blackwell Scientific Publications(1983)、5
章および14章による)。語句免疫学的同一(抗原同一)
および部分的免疫同一(部分的抗原同一)は、アレクセ
ン等同上、5,9および20章およびロリット同上6章に記
載されている。
免疫学試験において使用するための単一特異性抗血清
は、例えばN.H.アレクセン同上の41章又はN.H.アレクセ
ン等、A Manual of Quantitative immuno electrophore
sis,Blackwell Scientific Publications(1973)に記
載される如く、例えば家兎において精製されたリパーゼ
に対して生じ得る。
リパーゼ活性の測定 リパーゼ活性は、基質としてポリビニルアルコールと
共にオリーブ油(容量比1:3のオリーブ油および2%PVA
溶液;PVA、n=1750±50)を用いて測定する。0.1mlの
リパーゼ溶液、0.2mlの200mMジエタノールアミン緩衝液
および0.2mlのオリーブ油/PVAエマルションの混合物を4
0℃で10分又は20分間撹拌する。反応は、0.1mlの1N HCl
を加えることにより停止する。
停止後、内部標準として0.1%のリトコール酸を含有
するクロロホルムおよびメタルールの1対1混合物2.0m
lを反応媒質に加え、次いでこの媒質を激しく撹拌す
る。沈降後、溶剤相を除去しそしてTLC−FID分析(ラト
スカン(商標))をより遊離した脂肪酸の測定に委ね
る。
リパーゼの生産 本発明のリパーゼは、炭素および窒素源並びに無機塩
を含有する、適当な普通培地中で前記微生物の1種を培
養し、引き続きリパーゼを回収することによって生産で
きる。
リパーゼは又当業者に公知の方法による組換えDNA工
学により、例えばリパーゼをエンコードするDNA断片を
単離し、DNA断片を適当なベクター内の適当な発現シグ
ナルと結合させ、ベクター又はその一部を自己複製プラ
ミドとして又は染色体に組込まれたものとして適当な宿
主(すなわち、大腸菌、属バシラス、ストレプトマイセ
ス又はサッカロマイセスの一員、又は線維状菌類、好ま
しくはアスペルギルス属の一員)に導入し、リパーゼの
発現に至る条件下で宿主生物を培養し、次いで培地より
リパーゼを回収することにより得ることができる。
培養後、リパーゼは常法により、例えば疎水性クロマ
トグラフィー法、イオン交換クロマトグラフィー法およ
びそれらの組合せにより培養ブロスから回収されそして
精製される。
リパーゼの適用 本発明のリパーゼは、リパーゼの通常の適用において
特に高pHで例えば洗たく物および皿洗い用洗剤中、社会
のおよび産業上の洗浄において並びに皮革加工において
用いることができる。
本発明のリパーゼは、位置非特異性であり(すなわ
ち、トリグリセリド中全ての3個のエステル結合を加水
分解し得る)そして該リパーゼは油脂の全加水分解に対
して使用できる。適当な条件はpH7、60℃であってよ
い、何故ならリパーゼは中性pH付近でより熱安定である
からである。
洗たく物洗剤組成物 本発明によれば、リパーゼは典型的には洗剤組成物の
一成分であってよい。そのようなものとして、そのリパ
ーゼは無粉塵性粒質物、安定化液体、又は保護された酵
素の形態で洗剤組成物に含ましめることができる。無粉
塵性粒質物は、例えば米国特許4,106,991および4,661,4
52(両特許ともノボ インダストリー A/Sに付与)に
開示される如く製造されそして所望により当業者に公知
の方法で塗布され得る。ワックスの塗布材料の例は、平
均モル重量1000〜20000を有するポリ(エチレンオキシ
ド)製品(ポリオキシエチレングリコール、PEG)、16
〜15個の酸化エチレン単位を有するノニルフェノール;
エトキシル化脂肪アルコール(ここにおいてアルコール
は12〜20個の炭素原子を有しそしてここにおいて15〜18
個の酸化エチレン単位が存在する);脂肪アルコール;
脂肪酸;および脂肪酸のモノ−およびジ−およびトリグ
リセリドである。流動床技術により適用に対して適当な
フィルム形成性塗布材料の例は、英国特許1483591に示
される。流体酵素調製品は、確立された方法に従い、ポ
リオール例えばポリエチレングリコール、糖もしくは糖
アルコール、乳酸もしくはホウ酸を添加することにより
安定化できる。他の酵素安定剤は当業者に周知である。
保護された酵素は、ヨーロッパ特許238,216に開示され
る方法に従って調製できる。
本発明の洗剤組成物は、如何なる好都合の形態であっ
てよく、例えば粉末、顆粒、ペースト又は液体として存
在し得る。液体洗剤は、水性(典型的には70%の水およ
び0−30%の有機溶剤を含有する)、又は非水性であ
る。
洗剤組成物は1種又はそれ以上の界面活性剤を含んで
なり、それらの各々はアニオン性、カチオン性又は双性
イオン性であってよい。洗剤は通常0−50%のアニオン
界面活性剤例えば直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩
(LAS)、α−オレフィンスルホネート(AOS)、アルキ
ルスルフェート(脂肪アルコールスルフェート)(A
S)、アルコール エトキシスルフェート(AEOS又はAE
S)、第二級アルカンスルホネート(SAS)、α−スルホ
脂肪酸メチルエステル、アルキル−又はアルケニルコハ
ク酸又は石けんを通常含有するであろう。洗剤は又は0
−40%の非イオン界面活性剤、例えばアルコール エト
キシレート(AEO又はAE)、カルボキシル化アルコール
エトキシレート、ノニルフェノールエトキシレート、
アルキルポリグリコシド、アルキルジメチルアミンオキ
シド、エトキシル化脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪
酸モノエタノールアミド、アルキル(N−メチル)−グ
リコサミド又はポリヒドロキシアルキル脂肪酸アミド
(例えば国際公開92/06154に記載される如く)を含有で
きる。
洗剤組成物は追加的に1種又はそれ以上の他の酵素、
例えばアミラーゼ、クチナーゼ、プロテアーゼ、セルラ
ーゼ、ペルオキシダーゼおよびオキシダーゼを含んでも
よい。
洗剤は1−65%の洗剤用ビルダー又は錯化剤例えばゼ
オライト、ジホスフェート、トリホスフェート、ホスホ
ネート、シトラート、ニトリロトリ酢酸(NTA)、エチ
レンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレントリアミンペ
ンタ酢酸(DTMPA)、アルキル−又はアルケニルコハク
酸、可溶性シリケート、加層シリケート(例えばヘキス
ト社からのSKS−6)を含有できる。洗剤は又ビルダー
を加えなくてもよい、すなわち洗浄用ビルダーが本質的
に無くてもよい。
洗剤は1種又はそれ以上のポリマーを含んでもよい。
そのポリマーの例は、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、ポリ(ビニルピロリドン)(PVP)、ポリエチレン
グリコール(PEG)、ポリ(ビニルアルコール)(PV
A)、ポリカルボキシレート例えばポリアクリレート、
マレイン酸/アクリル酸コポリマーおよびラウリルメタ
クリレート/アクリル酸コポリマーである。
洗剤は漂白系を含んでいてもよくその漂白系はH2O2
例えばパーボレート又はパーカーボネートを含んでよく
これらは過酸−形成漂白活性化剤例えばテトラアセチル
エチレンジアミン(TAED)又はノナノイルオキシベンゼ
ンスルホネート(NOBS)と組合せてもよい。択一的に、
漂白系は例えばアミド、イミド又はスルホンタイプのペ
ルオキシ酸を含んでいてもよい。
本発明の洗剤組成物の酵素は、通常の安定化剤、例え
ばポリオール例えばプロピレングリコール又はグリセロ
ール、糖もしくは糖アルコール、乳酸、ホウ酸、又はホ
ウ酸誘導体例えば芳香族ボレートエステルを用いて安定
化できそして組成物は例えば国際公開92/19709および国
際公開92/19708に記載される如く製剤化され得る。
洗剤は又他の通常の洗剤成分、例えば粘土を含む布帛
柔軟剤、起泡増進剤、起泡抑制剤、耐蝕剤、土壌−沈殿
防止剤、抗土壌−再付着剤、染料、殺菌剤、螢光増白剤
又は香料を含むことができる。
pH(使用濃度で水性溶液中に測定された)は通常、中
性又はアルカリ性、例えば7−11であろう。
本発明の範囲内の洗剤組成物の特定の形態には次のも
のが含まれる: 1)以下の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密
度を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 7−12% −アルコールエトキシスルフェート(例えばC12-18アル
コール、1−2EO)又はアルキルスルフェート(例えばC
16-18) 1−4% −アルコール エトキシレート(例えばC14-15アルコー
ル、7EO) 5−9% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 14−20% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 2−6% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 15−22% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 0−6% −クエン酸ナトリウム/クエン酸(C6H5Na3O7/C6H8O7
して) 0−15% −ナトリウムパーボレート(NaBO3・H2Oとして) 11−18% −TAED 2−6% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、PVP,PEG) 0−3% −酵素 0−5% −少量成分(例えば起泡抑制剤、香料、螢光増白剤、光
漂白剤) 0−5% 2)次の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密度
を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 6−11% −アルコールエトキシスルフェート(例えばC12-18アル
コール、1−2EO)又はアルキルスルフェート(例えばC
16-18) 1−3% −アルコール エトキシレート(例えばC14-15アルコー
ル、7EO) 5−9% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 15−21% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 1−4% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 24−34% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 4−10% −クエン酸ナトリウム/クエン酸(C6H5Na3O7/C6H8O7
して) 0−15% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、PVP,PEG) 1−6% −酵素 0−5% −少量成分(例えば起泡抑制剤、香料) 0−5% 3)次の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密度
を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 5−9% −アルコールエトキシフェート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO) 7−14% −脂肪酸としての石けん(例えばC16-22) 1−3% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 10−17% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 3−9% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 23−33% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 0−4% −ナトリウムパーボレート(NaBO3・H2Oとして) 8−16% −TAED 2−8% −ホスホネート(例えばEDTMPA) 0−1% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、PVP,PEG) 1−3% −酵素 0−5% −少量成分(例えば起泡抑制剤、香料、螢光増白剤) 0−5% 4)次の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密度
を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 8−12% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO) 10−25% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 14−22% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 1−5% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 25−35% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 0−10% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、PVP,PEG) 1−3% −酵素 0−5% −少量成分(例えば起泡抑制剤、香料) 0−5% 5)次の成分を含んでなる水性液体組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 15−21% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO又はC12-15アルコール、5EO) 12−18% −脂肪酸としての石けん(例えばオレイン酸)3−13% −アルケニルコハク酸(C12-14) 0−13% −アミノエタノール 8−18% −クエン酸 2−8% −ホスホネート 0−3% −ポリマー(例えばPVP,PEG) 0−3% −ボレート(B4O7として) 0−2% −エタノール 0−3% −プロピレングリコール 8−14% −酵素 0−5% −少量成分(例えば分散剤、起泡抑制剤、香料、螢光増
白剤) 0−5% 6)次の成分を含んでなる水性に組立てられた液体洗剤
組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 15−21% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO又はC12-15アルコール、5EO) 3−9% −脂肪酸として石けん(例えばオレイン酸) 3−10% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 14−22% −クエン酸カリウム 9−18% −ボレート(B4O7として) 0−2% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばPEG,PVP) 0−3% −定着ポリマー(anchoring polymer)例えばラウリル
メタクリレート/アクリル酸コポリマーとして;モル比
25:1;MW3800 0−3% −グリセロール 0−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えば、分散剤、起泡抑制剤、香料、螢光
増白剤) 0−5% 7)次の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密度
を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −脂肪アルコールスルフェート 5−10% −エトキシル化脂肪酸モノエタノールアミド 3−9% −脂肪酸のような石けん 0−3% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 5−10% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 1−4% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 20−40% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 2−8% −ナトリウムパーボレート(NaBO3・H2Oとして) 12−18% −TAED 2−7% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、PEG) 1−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えば螢光増白剤、起法抑制剤、香料) 0−5% 8)次の成分を含んでなる粒質物として製剤化される洗
剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 8−14% −エトキシル化脂肪酸モノエタノールアミド 5−11% −脂肪酸のような石けん 0−3% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 4−10% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 1−4% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 30−50% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 3−11% −クエン酸ナトリウム(C6H5Na3O7として) 5−12% −ポリマー(例えばPVP、マレイン酸/アクリル酸コポ
リマー、PEG) 1−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えば起泡抑制剤、香料) 0−5% 9)次の成分を含んでなる粒質物として製剤化される洗
剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 6−12% −非イオン界面活性剤 1−4% −脂肪酸のような石けん 2−6% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 14−22% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 18−32% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 5−20% −クエン酸ナトリウム(C6H5Na3O7として) 3−8% −ナトリウムパーボレート(NaBO3・H2Oとして) 4−9% −漂白活性化剤(例えばNOBS又はTAED) 1−5% −カルボキシメチルセルロース 0−2% −ポリマー(例えばポリカルボキシレート又はPEG) 1−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えば螢光増白剤、香料) 0−5% 10)次の成分を含んでなる水性液洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 15−23% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、2−3EO) 8−15% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO又はC12-15アルコール、5EO) 3−9% −脂肪酸のような石けん(例えばラウリン酸)0−3% −アミノエタノール 1−5% −クエン酸ナトリウム 5−10% −ヒドロトロープ(例えばナトリウムトルエンスルホネ
ート) 2−6% −ボレート(B4O7として) 0−2% −カルボキシメチルセルロース 0−1% −エタノール 1−3% −プロピレングリコール 2−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えばポリマー、分散剤、香料、螢光増白
剤) 0−5% 11)次の成分を含んでなる水性液体洗剤組成物; −直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(酸として計算) 20−32% −アルコール エトキシレート(例えばC12-15アルコー
ル、7EO又はC12-15アルコール、5EO) 6−12% −アミノエタノール 2−6% −クエン酸 8−14% −ボレート(B4O7として) 1−3% −ポリマー(例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマ
ー、定着ポリマー例えばアウリルメタクリレート/アク
リル酸コポリマーおよびCMCとして) 0−3% −グリセロール 3−8% −酵素 0−5% −少量成分(例えばヒドロトロープ、分散剤、香料、螢
光増白剤) 0−5% 12)次の成分を含んでなる少なくとも600g/の嵩密度
を有する粒質物として製剤化される洗剤組成物; −アニオン界面活性剤(直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキルスルフェート、α−オレフィンスルホネ
ート、α−スルホ脂肪酸メチルエステル、アルカンスル
ホネート、石けん) 25−40% −非イオン界面活性剤(例えば、アルコールエトキシレ
ート) 1−10% −炭酸ナトリウム(Na2CO3として) 8−25% −可溶性シリケート(Na2O,2SiO2として) 5−15% −硫酸ナトリウム(Na2SO4として) 0−5% −ゼオライト(NaAlSiO4として) 15−28% −ナトリウムパーボレート(NaBO3・4H2Oとして) 0−20% −漂白活性化剤(TAED又はNOBS) 0−5% −酵素 0−5% −少量成分(例えば、香料、螢光増白剤) 0−3% 13)1)−12)で記載されるような洗剤組成物であって
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の含量又はその一部
がアルキルスルフェート(C12−C18)により置換されて
いる。
14)1)−13)で記載されるような洗剤組成物であっ
て、追加成分又は既に述べた漂白系の代替物として安定
化又は封入された過酸を含有する。
15)3),7),9)および12)で記載される洗剤組成物で
あって、パーボレートの含量がパーカーボネートにより
置換されている。
16)例えば直鎖アルコキシル化一級アルコールのような
液体非イオン界面活性剤、ビルダー系(例えばホスフェ
ート)、酵素およびアルカリを含んでなる非水性洗剤液
体として製剤化される洗剤組成物。洗剤は又アニオン界
面活性剤および/又は漂白系を含んでいてもよい。
本発明のリパーゼは好都合には洗剤中で用いられる濃
度で配合され得る。今日次のように考えられている;す
なわち本発明の洗剤組成物中でリパーゼは洗液1当た
り50〜10,000LU、好ましくは100〜2,000LU/、又は洗
剤1g当たり50〜50,000LU、好ましくは500〜10,000LU/g
に対応する量で添加され得る。リパーゼタンパク質の量
は、洗液1当たり0.001〜100mg又は洗剤1g当たり0.00
1〜100mgであってよい。
皿洗い用組成物 皿洗い用洗剤組成物は、界面活性を含んでなり、これ
はアニオン、非イオン、カチオン、双性イオン又はこれ
らのタイプの混合物であってよい。洗剤は、0−90%の
非イオン界面活性剤例えば低−もしくは非−発泡エトキ
シル化プロポキシル化直鎖アルコールを含有するであろ
う。
洗剤組成物は、無機および/又は有機タイプの洗剤用
ビルダー塩を含有してよい。洗剤用ビルダーはリン−含
有および/又は非リン−含有タイプであってよい。洗剤
組成物は、通常1−90%の洗剤ビルダーを含有する。
リン−含有無機アルカリ洗剤用ビルダーの例には、水
溶性塩、特にアルカリ金属ピロホスフェート、オルソホ
スフェート、ポリホスフェート、およびホスホネートが
含まれる。非−リン−含有無機ビルダーの例には、水溶
性アルカリ金属カーボネート、ボレートおよびシリケー
ト並びに種々のタイプの水不溶性結晶又は非結晶アルミ
ノシリケートが含まれこの内ゼオライトが最も良く知ら
れた代表例である。
適当な有機ビルダーの例には、アルカリ金属、アンモ
ニウムおよび置換アンモニウム、シトレート、スクシネ
ート、マロネート、脂肪酸スルホネート、カルボキシメ
トキシ スクシネート、アンモニウムポリアセテート、
カルボキシレート、ポリカルボキシレート、アミノポリ
カルボキシレート、ポリアセチル カルボキシレートお
よびポリヒドロキシスルホネートが含まれる。
他の適当な有機ビルダーには、ビルダーの性質を有す
ることが知られている高分子量ポリマーおよびコポリマ
ー、例えば適当なポリアクリル酸、ポリマレイン酸およ
びポリアクリル酸/ポリマレイン酸コポリマーおよびそ
れらの塩が含まれる。
皿洗い用洗剤組成物は、塩素/臭素系又は酸素系の漂
白剤を含有できる。無機塩素/臭素系漂白剤の例は、リ
チウム、ナトリウム又はカルシウムハイポクロライトお
よびハイポブラマイト並びに塩素化三ナトリウムホスフ
ェートである。有機塩素/臭素系漂白剤の例は、複素環
式N−ブロモおよびN−クロロイミド例えばトリクロロ
イソシアヌル酸、トリブロモイソシアヌル酸、ジブロモ
イソシアヌル酸およびジクロロイソシアヌル酸並びに水
可溶性カチオン例えばカリウムおよびナトリウムとそれ
らの塩である。ヒダントイン化合物も又適当である。
酸素漂白剤は、無機過塩の形態で、好ましくは漂白剤
前駆体と共に又はペルオキシ酸化合物として好ましい。
適当なペルオキシ化合物の典型的例は、アルカリ金属パ
ーボレート、四水和物および一水和物の双方、アルカリ
金属パーカーボネート、パーシリケートおよびパーホス
フェートである。好ましい活性剤の物質はTAEDおよびグ
リセロールトリアセテートである。
本発明の皿洗浄用洗剤組成物は、(1以上の)酵素に
対する通常の安定剤、例えばポリオール例えばプロピレ
ングリコール、糖もしくは糖アルコール、乳剤、ホウ
酸、又はホウ酸誘導体、例えば芳香族ボレートエステル
を用いて安定化できる。
本発明の皿洗浄用洗剤組成物は又、他の通常の成分、
例えば解膠剤物質、充てん物、発泡抑制剤、耐蝕剤、土
壌−沈殿防止剤、金属イオン封鎖剤、抗土壌−再付着
剤、脱水剤、染料、殺菌剤、螢光剤、シックナーおよび
香料を含有してもよい。
最後に、本発明のリパーゼは通常の皿洗浄用洗剤、例
えば次の特許公報のいずれかに記載されている任意の洗
剤中に用いることができる: ヨーロッパ特許551670、ヨーロッパ特許533239、国際
公開9303129、ヨーロッパ特許507404、米国特許514166
4、英国特許2247025、ヨーロッパ特許414285、英国特許
2234980、ヨーロッパ特許408278、英国特許2228945、英
国特許2228944、ヨーロッパ特許387063、ヨーロッパ特
許385521、ヨーロッパ特許373851、ヨーロッパ特許3642
60、ヨーロッパ特許349314、ヨーロッパ特許331370、ヨ
ーロッパ特許318279、ヨーロッパ特許318204、英国特許
2204319、ヨーロッパ特許266904、米国特許5213706、ヨ
ーロッパ特許530870、カナダ特許2006687、ヨーロッパ
特許481547、ヨーロッパ特許337760、国際公開93/1418
3、米国特許5223179、国際公開93/06202、国際公開93/0
5132、国際公開92/19707、国際公開92/09680、国際公開
92/08777、国際公開92/06161、国際公開92/06157、国際
公開92/06156、国際公開91/13959、ヨーロッパ特許3997
52、米国特許4941988、米国特許4908148。
実施例 次の実施例は更に本発明を説明するが、いかなる場合
も請求の範囲で請求される本発明の範囲を制限するもの
ではない。
例 1 リパーゼの生産 下記の組成(g/)のワックスマン培地中で菌株LB 5
01(DSM 7349),LB 502(DSM 7350),LB 511(FERM BP
−4236)、およびLB 512(FERM BP−4237)の各々か
ら、振とうフラスコ中で種培養物を生産した: グルコース 10 ペプトン 5 肉エキス 5 NaCl 5 pHを7.0に調節 30℃でかつ230rpmで2日後、5mlの種培養物を下記の
培地(g/)100mlを含有する振とうフラスコ中で接種
した: ファルマメディア(Pharmamedia)(商標)(トラデル
スプロテイン、ザ プロクター アンド ギャンブル
オイルシード プロダクツ社より提供) 20g コーン スティープ パウダー 10g グリセロール 10g K2HPO4 1g MgSO4,7H2O 0.5g オートクレーブ処理前にpHを7.0に調節 オートクレーブ処理20分/121℃ ホホバ油1mlを各振とうフラスコに加え、次いでフラ
スコを27℃で4日間230rpmで培養した。
培養ブロスを遠心分離により液体/固体分離に委ね
た。上澄みを凍結乾燥しそして粗製粉末調製品を得た。
例 2 リパーゼの調製 下記に示すように、次の組成(ml/SFは振とうフラス
コ当たりのmlを示す)を有する、ACT−1,ACT−2,ACT−
3,ACT−4およびACT−5と表示される培地100mlを有す
る250mlの振とうフラスコ中で菌株を培養した: 各菌株を27℃で4日間培養した。培養の終了時に培養
ブロスのpHとリパーゼ活性(LU)を測定した。1リパー
ゼ単位(LU)は、標準条件下(すなわち、30.0℃で;pH
7.0;およびトリブチリン基質)、毎分当たり1μmolの
滴定可能な酪酸を遊離する酵素の量である。
例 3 リパーゼの生産 以下に示すように、菌株を培地ACT−1(例2に示
す)を含有する振とうフラスコ中で27℃で培養した。培
養ブロスのpHおよびリパーゼ活性を3日、4日および5
日後に測定した。結果は次の通りであった。
例 4 S.グリセウス(griseus)LB 502(DSM 7350)からリパ
ーゼの生産 菌株を以下の組成を有する培地上振とうフラスコ内で
27℃で培養した: 4日後、収率は約30LU/mlであった。
例 5 リパーゼの精製 S.グリセウス(griseus)LB 501(DSM 7349)からの
粗製リパーゼを次の如く、疎水性クロマトグラフィー次
いでイオン交換クロマトグラフィーにより精製した。
疎水性クロマトグラフィー:例1で生産された粗製リ
パーゼ粉末を溶解し次いで3.5M CH3COONH4に調節した。
これをt−ブチルマクロペプHIC(バイオラボ社の製
品)のカラムに適用し、次いでカラムを同じ濃度のCH3C
OONH4で洗い大部分の色とタンパク質を除いた。公配を
開始後、最初に急速に1Mに降下させ、次いでゆっくり0M
に下げる。2つのピークがクロマトグラム中に見られ、
従って2つのプールのリパーゼを採取した。リパーゼ活
性の全回収は80%を超えていた。
イオン交換クロマトグラフィー:限外濾過による濃縮
および脱イオン化後(高粘度のため、回収率60−70
%)、各プールをDEAE−トヨパール(Tpyopearl)のカ
ラムに適用した。リパーゼ活性を含有する1個の幅広い
ピークがクロマトグラム上に認められそして集められ
た。幾分かの色彩を除きそしてリパーゼ活性の回収は80
%を超えていた。最後に、各プールを再たび限外濾過し
た(80%を超える回収率)。
出発物質は16,500LUの総リパーゼ活性を有していた。
プール1およびプール2は、それぞれ74.4LU/mgタンパ
ク質および43.3LU/mgタンパク質のリパーゼ比活性、並
びに3350LUおよび1860LUの総リパーゼ活性を有してい
た。従って、リパーゼ活性の全体の回収は32%であっ
た。
両プールは、5.5又はそれ以下の等電点(等電点電気
泳動による)および28〜43kDの分子量を有する少なくと
も2個のリパーゼを含有することが見出された。
例 6 リパーゼ調製品のpH活性曲線 pHプロフィルを次の菌株からのリパーゼ調製品に対し
て測定した: 菌 株: S.グリセウス(griseus)LB 501(DSM 7349) S.グリセウス(griseus)LB 502(DSM 7350) S.コエリカラー(coelicolor)LB 511(FERM BP−423
6) S.コエリカラー(coelicolor)LB 512(FERM BP−423
7) S.グリセウス(griseus)LB 524(DSM 8672) S.コエリカラー(coelicolor)N 2293(ATCC 23899) S.パルバス(parvus)N 2300(ATCC 12433) リパーゼ調製品のpHプロフィルを、Ca++の不存在下基
質としてオリーブ油そして乳化剤としてPVAを用い、20
分の反応時間でpH8.5−10.5の緩衝液を用いて測定し
た。結果をpHに対する相対活性(相対活性%)として図
1−7に示す。
図より、リパーゼがCa++の不存在下約pH9−10に最適
活性を有しそしてリパーゼはpH10で最適活性の50%を超
えていることが明らかである。
例 7 アルカリpHでリパーゼの活性 リパーゼ調製品を、拡散プレート法によりpH6−10で
リパーゼ活性に対して試験した。
例3で3日および4日培養後に得られたリパーゼ調製
品を試験した。拡散プレートを、それぞれpH6,8.5およ
び10で、オリーブ油およびPVAを含有する試験培地を用
い国際公開88/02775の例11に記載されるように調製し、
そして培地のpHにおけるリパーゼ活性の存在又は不存在
をクリアリング ゾーン(clearing zone)の出現から
測定した。
結果は、例3からの全てのリパーゼ調製品はpH6,8.5
および10で活性を示すことを表わしていた、すなわち全
てのリパーゼ調製品はpH10までの高いpHで全て活性であ
った。
例 8 位置特異性 位置特異性をトリグリセリドの加水分解および本発明
のリパーゼ調製品で形成されたジグリセリドの分析によ
り測定した。
S.グリセウス(griseus)LB 502(DSM 7350)からの
リパーゼ調製品を、pH10で乳化剤としてPVAを用いグリ
シン緩衝液中、pH10で30分間基質としてのオリーブ油を
加水分解するために用い、しかる後加水分解生成物をラ
トロスカン(latroscan)により分析した。
リポラーゼ、すなわちフミコラ ラヌギノサ(Humico
la lanuginosa)由来の従来技術の位置特異性リパーゼ
を比較のために用いた。
結果を図8に示す。図より本発明のリパーゼ調製品に
関して、より多くの1,3−ジグリセリドが1,2−ジグリセ
リドよりも形成されており、このことは本発明のリパー
ゼ調製品は位置非特異性であり、トリグリセリドの1位
および3位よりも2位により高い活性を有することを示
している。リポラーゼは殆ど1,3−ジグリセリドの形成
を与えず、位置特異的であることが確認される、すなわ
ちリポラーゼはトリグリセリドの1位および3位中にの
み反応する。
S.グリセウス(griseus)LB 524(DSM 8672)、S.コ
エリカラー(coelicolor)N 2293(ATCC 23899)および
S.パルバス(parvus)N 2300(ATCC 12433)からの本発
明のリパーゼ調製品は、LB 502と同様の結果を生ぜしめ
た。
例 9 リパーゼ活性に関する洗剤の効果 種々のリパーゼ調製品のリパーゼ活性を、pH7.5で0.1
%の非イオン又はアニオン界面活性剤(アルコール エ
トキシレート又は直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)
の存在下で測定しそして洗剤を含まない対照と比較し
た。
例2のリパーゼ調製品を用いた。各試験において、0.
1mlのリパーゼ溶液を、0.2Mのトリス−HCl(pH7.5)に
溶解したp−ニトロフェル ブチラートの1.0mM溶液0.4
mlおよび0.2%洗剤溶液0.5mlを混合した。対照は洗剤溶
液の代わりに水を用いて作成した。混合物を40℃で30分
間インキュベートし、次いで加水分解の程度を、415nm
で光学濃度を測定することにより測定した。
結果を対照と比較して洗剤の存在下で相対活性として
表わす。
以下の内容は明らかである、すなわちアルコール エ
トキシレートの存在下、全てのリパーゼ調製品はそれら
の活性の50%超、を保持し、大抵は75%超を保持しそし
て幾つかは90%超の活性を保持する。直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩の存在下、大抵のリパーゼ調製品はそ
れらの活性の少なくとも50%を保持し、大抵のこれらの
菌株は少なくとも75%の活性そして幾つかは90%超の活
性を保持する。
例 10 洗剤中のリパーゼ活性 種々のリパーゼ調製品のリパーゼ活性を、高pHのビル
ダー入り洗剤溶液中で測定しそして洗剤なしの対照と比
較した。
各試験において、リパーゼ調製品を次の組成(活性物
質として示される)の洗剤溶液に添加した。混合物を40
℃で60分間基質としてのオリーブ油および乳化剤として
PVAと共にインキュベートし、しかる後形成した遊離酸
の量を測定した。対照は、洗剤溶液の代わりに同じpHの
グリシン又はジエタノール緩衝剤を用いて作成した。
結果は、対照と比較して洗剤の存在下相対活性として
表わされる。
上記リパーゼ調製品が、対照と比較して洗剤溶液中50
%を超える相対活性を有することは明らかである。
例 11 リパーゼ活性に対するCa++の効果 本発明のリパーゼ調製品の活性を、Ca++の添加なしで
および種々の量のCa++を添加して測定した。
S.グリセウス(griseus)LB 502(DSM 7350)からの
リパーゼ調製品を、pH10のジエタノールアミン緩衝液中
40℃で10分間基質としてオリーブ油および乳化剤として
PVAと共にインキュベートし、しかる後加水分解の程度
を測定した。種々の濃度のカルシウム塩を添加して実験
を繰り返した。
結果を図9に示す。この調製品のリパーゼ活性は、Ca
++濃度が低下したとき減少しないことが明らかである。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 442/93 (32)優先日 平成5年4月20日(1993.4.20) (33)優先権主張国 デンマーク(DK) 微生物の受託番号 DSM 7349 微生物の受託番号 DSM 7350 微生物の受託番号 DSM 8672 微生物の受託番号 FERM BP−4236 微生物の受託番号 FERM BP−4237 (56)参考文献 米国特許3431175(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 9/14- 9/46 BIOSIS/WPI(DIALOG)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)位置非特異性であり、 (2)基質としてオリーブ油及び乳化剤としてポリビニ
    ルアルコールを用い、40℃で20分間Ca++不存在下での測
    定において、pH10で活性を有しそしてその活性は最適pH
    での活性の50%を超えており、 (3)ストレプトマイセス・コエリカラー(Streptomyc
    es coelicolor)、ストレプトマイセス・リモサス(Str
    eptomyces limosus)、ストレプトマイセス・アルボビ
    リジス(Streptomyces alboviridis)、ストレプトマイ
    サス・グリセウス(Streptomyces griseus)、ストレプ
    トマイサス・パルバス(Streptomyces parvus)、S.セ
    トニー(Streptomyces setonii)又はストレプトマイサ
    ス・ニトロスポレウス(Streptomyces nitrosporeus)
    の菌株を培養することにより生産可能であり、そして (4)基質としてオリーブ油及び乳化剤としてポリビニ
    ルアルコールを用い、pH10で測定するとき、Ca++の不存
    在下で活性を有し、そしてその活性は50mMのCa++の存在
    下での活性の50%を超えるものである、 ことを特徴とするリパーゼ調製品。
  2. 【請求項2】基質としてオリーブ油及び乳化剤としてポ
    リビニルアルコールを用い、60分の反応時間で測定した
    場合、pH10.2の洗剤溶液中で活性を有しそしてその活性
    はpH10のジエタノールアミン緩衝液中での活性の50%を
    超えており、前記洗剤溶液が0.35g/lの直鎖アルキルベ
    ンゼンスルホン酸塩、0.15g/lのアルコール エトキシ
    レート、1.25g/lのトリポリリン酸ナトリウム、1.00g/l
    の硫酸ナトリウム、0.45g/lの炭酸ナトリウムおよび0.1
    5g/lのメタ珪酸ナトリウムを含んで成る、請求の範囲第
    1項記載のリパーゼ調製品。
  3. 【請求項3】無粉塵性粒質物、安定化液体、スラリー又
    は保護された酵素の形態で洗剤用添加剤として提供され
    る、請求の範囲第1又は2に記載のリパーゼ調製品。
  4. 【請求項4】(1)位置非特異性であり、 (2)基質としてオリーブ油及び乳化剤としてポリビニ
    ルアルコールを用い、40℃で20分間Ca++不存在下での測
    定において、9〜11の範囲内のpHで最適活性を有し、 (3)ストレプトマイセス・コエリカラー(Streptomyc
    es coelicolor)、ストレプトマイセス・リモサス(Str
    eptomyces limosus)、ストレプトマイセス・アルボビ
    リジス(Streptomyces alboviridis)、ストレプトマイ
    サス・グリセウス(Streptomyces griseus)、ストレプ
    トマイサス・パルバス(Streptomyces parvus)、S.セ
    トニー(Streptomyces setonii)又はストレプトマイサ
    ス・ニトロスポレウス(Streptomyces nitrosporeus)
    の菌株を培養することにより生産可能であり、そして (4)基質としてオリーブ油及び乳化剤としてポリビニ
    ルアルコールを用い、pH10で測定するとき、Ca++の不存
    在下で活性を有し、そしてその活性は50mMのCa++の存在
    下での活性の50%を超えるものである、 ことを特徴とするリパーゼ。
  5. 【請求項5】炭素および窒素源並びに無機塩を含有する
    培地中で、ストレプトマイセス・コエリカラー(Strept
    omyces coelicolor)、ストレプトマイセス・リモサス
    (Streptomyces limosus)、ストレプトマイセス・アル
    ボビリジス(Streptomyces alboviridis)、ストレプト
    マイサス・グリセウス(Streptomyces griseus)、スト
    レプトマイサス・パルバス(Streptomyces parvus)、
    S.セトニー(Streptomyces setonii)又はストレプトマ
    イサス・ニトロスポレウス(Streptomyces nitrosporeu
    s)のリパーゼ生産株を培養し、次いでリパーゼ調製品
    又はリパーゼを回収することを含んでなる、請求の範囲
    第1〜3項のいずれか1項に記載のリパーゼ調製品又は
    請求項4に記載のリパーゼの製造方法。
  6. 【請求項6】界面活性剤および請求の範囲第1〜3項の
    いずれか1項に記載のリパーゼ調製品又は請求の範囲4
    に記載のリパーゼを含んでなる、洗剤組成物。
  7. 【請求項7】更に1〜40%の洗剤用ビルダーを含んでな
    り、そして水性溶液中で測定してpH7−11を有する、請
    求の範囲第6項記載の洗剤組成物。
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