JP3505863B2 - こたつプラグ - Google Patents

こたつプラグ

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JP3505863B2
JP3505863B2 JP20611095A JP20611095A JP3505863B2 JP 3505863 B2 JP3505863 B2 JP 3505863B2 JP 20611095 A JP20611095 A JP 20611095A JP 20611095 A JP20611095 A JP 20611095A JP 3505863 B2 JP3505863 B2 JP 3505863B2
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基幸 香田
伸之 渋江
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源とこたつのヒ
ーターとを電気的に接続するためのコードに取り付けら
れるこたつプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電源と接続されたコードをこた
つのヒーターに接続するには、コードの端部にこたつプ
ラグを設け、このこたつプラグをこたつに設けたプラグ
受けに差し込むようにしている。こたつプラグは一般に
ボディとカバーとで構成されている。ボディは、その正
面に差し込み口用溝を設けてあると共にその背面に挿着
口用溝を設けて形成してあり、ボディの内部には刃受け
バネが設けてある。カバーは上記ボディと同様に、その
正面に差し込み口用溝を設けてあると共にその背面に挿
着口用溝を設けて形成してある。またこたつに用いられ
るコードは、打紐等を中空になるように編み組み(袋
打)して外被材を形成し、この外被材の内部に銅線等の
導体を合成樹脂等の絶縁体で被覆した電線を収納して形
成されるもの(袋打コードと称される)である。
【0003】そして上記こたつプラグにコードを取り付
けるにあたっては、コードの端部の外被材を除去して電
線を露出させると共に電線の端部の絶縁体を除去して導
体を露出させ、ボディの挿着口用溝にコードの外被材の
端部付近を挿入すると共に導体を刃受けバネに接続し、
ボディにカバーをネジ等で組み合わせると共にボディの
挿着口用溝とカバーの挿着口用溝でコードを挟持するよ
うにしておこなうようにしている。またこたつプラグに
は、ボディの差し込み口用溝とカバーの差し込み口用溝
とを合わせることによって差し込み口が形成されてい
る。
【0004】そしてこたつプラグをプラグ受けに差し込
むと共にプラグ受けに設けたヒーターと接続されるピン
を差し込み口からこたつプラグに差し込んで刃受けバネ
と接続することによってコードとヒーターとを接続し、
電源とヒーターとを接続することができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例のこ
たつプラグは、ボディの挿着口用溝とカバーの挿着口用
溝でコードを挟持するようにしてコードを取り付けてい
るので、外被材の端部をボディとカバーの挿着口用溝で
強固に固定することができず、外被材が端部からほつれ
やすくなり、このように外被材がほつれることによっ
て、コードの張力止めをおこなうことができないという
問題があった。
【0006】また上記従来例のこたつプラグは、外被材
の端部をボディとカバーの挿着口用溝で強固に固定する
ことができず、コードの押し込みを防止することができ
ないという問題があった。さらに上記従来例のこたつプ
ラグは、アイロン用プラグ等の他の種類のプラグとほぼ
同じ高さ(厚み)寸法に形成されており、プラグ受けに
誤って他の種類のプラグが差し込まれる恐れがあった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、外被材のほつれを防止してコードの張力止めを確
実におこなうことができ、またコードが押し込まれるの
を防止することができ、さらにプラグ受けに他の種類の
プラグが差し込まれないようにすることができるこたつ
プラグを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、ボディ14とカバー15とでプラグ本体5を
構成し、編み組みにて作成される外被材1で電線2を覆
って形成されるコード3を挿着するための挿着口4をプ
ラグ本体5に形成し、挿着口4に一対のガイド片6を設
けると共にガイド片6間をコード3を挿通させる通路部
7として形成し、通路部7に挿通されるコード3の外面
に圧接させる圧接片8を通路部7に突出して各ガイド片
6に設け、プラグ本体5が挿着されるプラグ受け11の
内面に突設される誤挿入防止片12が差し込まれる溝部
13をプラグ本体5に形成し、ボディ14の内部にサー
ミスタ取付部41を設けると共にサーミスタ取付部41
においてボディ14に長孔の外気を取り入れるための吸
気口42を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】 また本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1の構成に加えて、コード3の端部の外周に外被
材1のほつれを防止するための編み組み止め部9を設
け、編み組み止め部9のコード3の長手方向での両端に
係止される突起10を通路部7に突出してプラグ本体5
に形成して成ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。プラグ本体5は、メラミンフェノール樹脂などの
合成樹脂で形成されるボディ14とカバー15を組み合
わせて構成されている。図2に示すようにボディ14は
内面側が開口する箱型に形成されており、その正面には
ボディ14の内外と内面側に開口する断面略円弧状の差
し込み用溝部16が複数個設けてある。またボディ14
の内部には、上記差し込み用溝部16の各々に対応する
刃受けバネ収納部18が形成してある。またボディ14
の内部には、サーミスタ取付部41が設けてあると共に
サーミスタ取付部41においてボディ14には長孔の外
気を取り入れるための吸気口42が複数個設けてある。
またボディ14の内部には、サーミスタ43と接続され
る端子44が収納される端子収納部45が形成してあ
る。
【0011】またボディ14の内部の背面側には、ボデ
ィ14の背面と仕切り部19で囲まれるスプリング収納
凹部20が形成してあると共にボディ14の背面にはス
プリング収納凹部20とボディ14の内面側に開口する
スプリング導出溝部21が設けてある。また仕切り部1
9の内側には一対のガイド片6が突設してあり、このガ
イド片6間を通路部7として形成してある。図3(a)
に示すようにこの通路部7の一端はスプリング収納凹部
20に挿着口4として開口させてあると共に通路部7の
他端は導入口22としてボディ14の内部に開口させて
ある。また通路部7の深さ寸法は、後述するコード3の
直径よりやや小さめに形成されており、コード3の径方
向の大部分が通路部7に収まるようになっている。また
図3(b)に示すように挿着口4と導入口22の両側縁
部には通路部7に突出する圧接片8が設けてあると共に
挿着口4と導入口22の底側縁部には通路部7に突出す
る略四角錐形の突起10が複数個設けてある。
【0012】またボディ14の外面の背面側には、正面
側に下り傾斜する取手部23が突設してあると共に取手
部23には多数本の突条で形成される滑り止め部24が
形成してある。またボディ14の外面の正面側には、ボ
ディ14の正面に開口する一対の溝部13が平行に形成
してある。またボディ14の両方の側面には取手凹部2
5が設けてある。さらにボディ14にはネジ差し込み孔
26を、ボディ14の正面側の外面と、一方の溝部13
の底面と、取手部23の滑り止め部24の両側とにそれ
ぞれ設けてある。
【0013】図4に示すようにカバー15は内面側が開
口する箱型に形成されており、その正面にはカバー15
の内外と内面側に開口する断面略円弧状の差し込み用溝
部27が上記ボディ14の各差し込み用溝部16と対応
するように複数個設けてある。またカバー15の内部に
は、差し込み用溝部27の各々に対応する刃受けバネ収
納部28が上記ボディ14の各刃受けバネ収納部18と
対応するように形成してある。
【0014】 またカバー15の内部の背面側には、カ
バー15の背面と仕切り部29で囲まれるスプリング収
納凹部30が上記ボディ14のスプリング収納凹部20
に対応させて形成してあると共にカバー15の背面には
スプリング収納凹部30とカバー15の内面側に開口す
るスプリング導出溝部31が上記ボディ14のスプリン
グ導出溝部21と対応するように設けてある。また仕切
り部19の内側には一対の分離片32が突設してあり、
この分離片32間を上記ボディ14の通路部7と対応す
る連通部33として形成してある。この連通部33の一
端はスプリング収納凹部30に挿入凹部34して上記
ボディ14の挿着口4と対応するように開口させてある
と共に貫通部33の他端は導入凹部35として上記ボデ
ィ14の導入口22と対応するようにカバー15の内部
に開口させてある。また挿入凹部34と導入凹部35の
底側縁部には上記ボディ14の突起10と同様な突起1
0が複数個設けてある。
【0015】またカバー15の外面の背面側には、正面
側に下り傾斜する取手部23が突設してあると共に取手
部23には多数本の突条で形成される滑り止め部24が
形成してある。またカバー15の外面の正面側には、カ
バー15の正面に開口する一対の溝部13が平行に形成
してある。またカバー15の両方の側面には取手凹部2
5が設けてある。さらにカバー15にはネジ差し込み孔
26を、カバー15の正面側の外面と、一方の溝部13
の底面と、取手部23の滑り止め部24の両側とにそれ
ぞれ設けてある。
【0016】図8(b)に示すように刃受けバネ50は
銅板などの金属板を折り曲げ加工して形成されており、
弾性を有する一対の対向する挟持片51と基部52とで
構成されている。各挟持片51は外側に凸曲する断面略
円弧状に形成されていると共に対向する挟持片51間は
差し込み間隙56として形成してある。また刃受けバネ
50には補助バネ53が両挟持片51を挟むようにして
取り付けてあり、この補助バネ53で挟持片51間が広
がり過ぎないように補助するようにしてある。またスプ
リング60は、先端側ほど径が大きくなる略円柱状に形
成されていると共にその基部には径の大きい係止部61
が形成してある。
【0017】コード3は、打紐を中空になるように編み
組みして外被材1を形成し、この外被材1の内部に銅線
等の導体54をクロロスルホン化ポリエチレンゴム等の
合成樹脂で形成される絶縁体55で被覆した電線2を複
数本収納して形成されるもの(袋打コードと称される)
である。このコード3の一端には電源コンセントに差し
込むための差し込みプラグが設けてあると共にコード3
の他端は、上記刃受けバネ50に接続するために次のよ
うにして加工される。まず図5(a)に示すようにコー
ド3の端部の外被材1を切除して電線2を露出させる。
次に図5(b)に示すように外被材1の端部を外被材1
と電線2の間(外被材1の内側)に折り返し、この端部
の外周に木綿糸等の糸で3〜5回巻き付けると共にこの
糸を外被材1に縫い付けて外被材1の端部を強固に縫い
止める。このようにしてコード3の外周に外被材1が端
部からほつれないようにする編み組み止め部9を突出し
て形成することができる。最後に電線2の先端の絶縁体
55を除去して導体54の先端を露出させると共に図5
(c)に示すように導体54の先端に圧着端子90をか
しめにて取り付ける。
【0018】 次にこたつプラグの組み立てについて説
明する。先ず、ボディ14の各刃受けバネ収納部18に
刃受けバネ50をそれぞれ収納すると共に図8(b)に
示すように刃受けバネ50の基部52を貫通する取付ネ
ジ70をボディ14の内部に設けたネジ受け71に螺着
して刃受けバネ50をボディ14に固定する。またサ
ミスタ取付部41にサーミスタ43を取り付けると共に
端子収納部45に端子44を取付ネジ70で取り付け
る。また端子44の接続部44aとサーミスタ43を電
線75で接続すると共にサーミスタ43と一つの刃受け
バネ50に接続される端子部50aとを電線76にて接
続する。
【0019】次にスプリング60の係止部61の径方向
の略半分をボディ14のスプリング収納部20に嵌め込
んでスプリング60をボディ14に取り付ける。次にボ
ディ14の内面側にカバー15を配置すると共にスプリ
ング60の係止部61の径方向の略半分をカバー15の
スプリング収納部30に嵌め込む。次にカバー15の各
ネジ差し込み孔26に組み立てネジ72をそれぞれ差し
込むと共に組み立てネジ72の先端をボディ14のネジ
差し込み孔26に差し込んでボディ14の外面に突出さ
せ、この組み立てネジ72の先端にナットを螺着するこ
とによって、図1(a)及び図7(a)(b)(c)に
示すような4極5芯のこたつプラグが形成される。この
こたつプラグの正面には、ボディ14の差し込み用溝部
16とカバー15の差し込み用溝部27が対向すること
によって、差し込み口77が形成されており、この差し
込み口77は刃受けバネ50の差し込み間隙56に連通
するようになっている。
【0020】次に上記こたつプラグへの袋内コード3の
取り付けについて説明する。先ずコード3の端部の径方
向の下側をボディ14の通路部7にボディ14の内面側
から挿入し、外被材1の先端を導入口22からボディ1
4内に突出させると共にコード3を挿着口4からボディ
14外に導出する。このとき図1(c)に示すようにコ
ード3に挿着口4側の圧接片8と導入口22側の圧接片
8を食い込ませて圧接させる。またコード3に挿着口4
側の突起10と導入口22側の突起10を食い込ませて
圧接させると共にコード3の端部に設けた編み組み止め
部9を挿着口4側の突起10と導入口22側の突起10
の間に位置させるようにする。次に各電線2に設けた圧
着端子90に上記取付ネジ70をそれぞれ貫通させると
共に各取付ネジ70で上述のようにして刃受けバネ50
をボディ14に固定して電線2と刃受けバネ50を接続
する。次にコード3に挿着しておいたスプリング60を
上述のようにしてボディ14に取り付けると共に上述の
ようにしてボディ14にカバー15を取り付ける。この
とき通路部7に位置するコード3の径方向の上側がカバ
ー15の貫通部33に収納される。また外被材1の先端
は導入凹部35からボディ14内に突出されると共にコ
ード3は挿着凹部34からボディ14外に導出される。
またコード3にカバー15に設けた挿入凹部34側の突
起10と導入凹部35側の突起10を食い込ませて圧接
させると共にコード3の端部に設けた編み組み止め部9
を挿着口4側の突起10と導入口22側の突起10の間
に位置させるようにする。このようにしてこたつプラグ
にコード3を取り付けることができる。
【0021】上記こたつプラグは、コード3を通す通路
部7にコード3の外面に圧接する圧接片8を設けたの
で、この圧接片8で外被材1を挟持してほつれない(ば
らけない)ようにすることができる。また上記こたつプ
ラグは、圧接片8を通路部7の挿着口4側と導入口22
側に設けてあるので、コード3の長手方向の二箇所に圧
接片8を圧接させることができ、一つの圧接片8をコー
ド3に圧接させるよりも外被材1のほつれの防止を高く
することができる。また上記こたつプラグは、圧接片8
をコード3に圧接させてあるので、コード3にかかる張
力が刃受けバネ50にまで伝わらないようにする張力止
めの作用も有するものである。さらに上記こたつプラグ
は、ボディ14の通路部7にコード3の径方向の大部分
を収めることができるので、ボディ14にカバー15を
取り付ける前の状態であっても外被材1がほつれないよ
うにすることができる。
【0022】また上記こたつプラグは、コード3を通す
通路部7にコード3の外面に圧接する突起10を設けた
ので、この突起10で外被材1を挟持してほつれない
(ばらけない)ようにすることができる。また上記こた
つプラグは、この突起10をボディ14の挿着口4側と
導入口22側及びカバー15の挿着凹部34側と導入凹
部35側に設けてあるので、コード3の長手方向の二箇
所に突起10を圧接させることができ、一つの突起10
をコード3に圧接させるよりも外被材1のほつれの防止
を高くすることができる。また上記こたつプラグは、コ
ード3にこたつプラグから引き抜く力(張力)がかかっ
てもコード3に設けた編み組み止め部9をボディ14の
挿着口4側の突起10とカバー15の挿入凹部34側の
突起10に係止させることができ、刃受けバネ50にま
で張力が伝わらないようにすることができる。また上記
こたつプラグは、コード3にこたつプラグへ押し込む力
がかかってもコード3に設けた編み組み止め部9をボデ
ィ14の導入口22側の突起10とカバー15の導入凹
部35側の突起10に係止させることができ、コード3
がこたつプラグ内に押し込まれないようにすることがで
きる。
【0023】図9(a)(b)には、上記こたつプラグ
が挿着されるプラグ受け11の断面図が示してある。プ
ラグ受け11は、正面に開口部11aを設けると共にそ
の内部のこたつプラグに設けた溝部13に対応する位置
に誤挿入防止片12を設けて形成してある。誤挿入防止
片12はカバー15の溝部13に差し込み自在となるよ
うにプラグ受け11の内部の上側に平行に一対形成して
あると共にプラグ受け11の内部の下側にボディ14の
溝部13に差し込み自在となるように平行に一対形成し
てある。またプラグ受け11の底面にはこたつプラグの
差し込み口77に対応する位置にピン80が突設してあ
る。このピン80はこたつのヒーターに接続してあっ
て、プラグ受け11にこたつプラグを挿着することによ
って、差し込み口77に差し込まれて刃受けバネ50の
差し込み間隙56に挿入され、一対の挟持片51で挟持
されるものであり、このようにしてコード3の電線2と
ヒーターとを接続することができるものである。
【0024】上記こたつプラグは、誤挿入防止片12に
溝部13を被挿するようにしてプラグ受け11に挿着す
ることができる。そしてプラグ受け11には誤挿入防止
片12が設けてあるので、図9(b)に示すように溝部
13が形成されていないアイロン用プラグ等の他の種類
のプラグ85a、85bは、誤挿入防止片12に引っ掛
かってプラグ受け11に差し込まれないようにすること
ができる。
【0025】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、編み組みにて作成される外被材で電線を覆って
形成されるコードを挿着するための挿着口をプラグ本体
に形成し、挿着口に一対のガイド片を設けると共にガイ
ド片間をコードを挿通させる通路部として形成し、通路
部に挿通されるコードの外面に圧接される圧接片を通路
部に突出して各ガイド片に設けたので、コードに圧接片
を圧接させることによって、外被材をほつれないように
することができるものであり、このように外被材のほつ
れを防止することによって圧接片でコードを強固に挟持
することができ、コードの張力止めを確実におこなうこ
とができるものである。また、プラグ本体が挿着される
プラグ受けの内面に突設される誤挿入防止片が差し込ま
れる溝部をプラグ本体に形成したので、溝部のない他の
種類のプラグをプラグ受けに差し込もうとしても誤挿入
防止片がプラグに当たるようにすることができ、他の種
類のプラグがプラグ受けに差し込まれないようにするこ
とができるものである。
【0026】また本発明の請求項2に記載の発明は、コ
ードの端部の外周に外被材のほつれを防止するための編
み組み止め部を設け、編み組み止め部のコードの長手方
向での両側に係止される突起を通路部に突出してプラグ
本体に形成したので、コードに張力がかかっても挿入口
側の突起を編み組み止め部に係止させることができ、コ
ードの張力止めを確実におこなうことができるものであ
る。またコードに押し込む力がかかっても挿入口側と反
対側の突起を編み組み止め部に係止させることができ、
コードが押し込まれるのを防止することができるもので
ある。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一つの実施の形態を示す斜視
図、(b)は一部の断面図、(c)はコードを取り付け
た状態を示す一部の断面図である。
【図2】同上のボディを示す平面図である。
【図3】(a)は同上のボディの一部を示す平面図、
(b)は(a)のE−E断面図である。
【図4】同上のカバーを示す平面図である。
【図5】(a)乃至(c)は同上のコードの加工工程を
示す概略図である。
【図6】同上のボディにコードを取り付けた状態を示す
平面図である。
【図7】(a)は同上の平面図、(b)は側面図、
(c)は正面図である。
【図8】(a)は同上の平面の概略図、(b)は側面の
概略図である。
【図9】(a)はプラグ受けを示す断面図、(b)はプ
ラグ受けに他の種類のプラグが差し込まれない状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 外被材 2 電線 3 コード 4 挿着口 5 プラグ本体 6 ガイド片 7 通路部 8 圧接片 9 編み組止め部 10 突起 11 プラグ受け 12 誤挿入防止片 13 溝部14 ボディ 15 カバー 41 サーミスタ取付部 42 吸気口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−50182(JP,A) 特開 昭55−69978(JP,A) 特開 平4−244719(JP,A) 特開 平6−52934(JP,A) 実開 平5−53162(JP,U) 実開 昭63−52274(JP,U) 実開 平3−126377(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディとカバーとでプラグ本体を構成
    し、編み組みにて作成される外被材で電線を覆って形成
    されるコードを挿着するための挿着口をプラグ本体に形
    成し、挿着口に一対のガイド片を設けると共にガイド片
    間をコードを挿通させる通路部として形成し、通路部に
    挿通されるコードの外面に圧接させる圧接片を通路部に
    突出して各ガイド片に設け、プラグ本体が挿着されるプ
    ラグ受けの内面に突設される誤挿入防止片が差し込まれ
    る溝部をプラグ本体に形成し、ボディの内部にサーミス
    タ取付部を設けると共にサーミスタ取付部においてボデ
    ィに長孔の外気を取り入れるための吸気口を設けて成る
    ことを特徴とするこたつプラグ。
  2. 【請求項2】 コードの端部の外周に外被材のほつれを
    防止するための編み組み止め部を設け、編み組み止め部
    のコードの長手方向での両側に係止される突起を通路部
    に突出してプラグ本体に形成して成ることを特徴とする
    請求項1に記載のこたつプラグ。
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