JP3505314B2 - 高耐圧回路及び電圧レベル変換回路 - Google Patents

高耐圧回路及び電圧レベル変換回路

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JP3505314B2
JP3505314B2 JP08115796A JP8115796A JP3505314B2 JP 3505314 B2 JP3505314 B2 JP 3505314B2 JP 08115796 A JP08115796 A JP 08115796A JP 8115796 A JP8115796 A JP 8115796A JP 3505314 B2 JP3505314 B2 JP 3505314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧電源を用い
る高耐圧回路における高耐圧回路の改良、及びこの高耐
圧回路を用いた電圧レベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高電圧電源を用いる高耐圧回路
においては、その高電圧でも破壊せずに良好に動作でき
る高耐圧回路が必要である。即ち、Nチャネル型MOS
トランジスタの特性は、図23に示すように、ゲート電
圧Vgnが0Vのときのオフ耐圧は15v以上である
が、ゲート電圧Vgnが0vよりも高くなると、オン耐
圧は9V程度に低くなる。一方、Pチャネル型MOSト
ランジスタの特性は、図24に示すように、ゲート電圧
Vgpが15vのときのオフ耐圧(オフ動作時での耐電
圧)も、ゲート電圧Vgpが15vよりも低いオン耐圧
(オン動作時での耐電圧)も、共に15v以上である。
従って、Nチャネル型及びPチャネル型の双方のMOS
トランジスタを持つ高耐圧回路では、Nチャネル型MO
Sトランジスタがオンした際、そのソースとドレインに
高電圧(例えば12V)がかかる状況が長時間継続する
と、ホットキャリアが発生して、そのNチャネル型MO
Sトランジスタが破壊することがある。
【0003】そこで、従来、Nチャネル型MOSトラン
ジスタの破壊を防止する高耐圧回路として、特開平5−
259891号公報等に開示されたものが知られてい
る。この高耐圧回路は、概述すると、インバータをクロ
ックドインバータとすることにより、トランジスタに流
れる電流を抑制してホットキャリアの発生を防ぎ、高耐
圧を図ろうとするものである。以下、この回路を説明す
る。
【0004】図21は従来の高耐圧回路を示す図であ
る。同図において、VPPは高電圧電源、VSSは接地
電圧源であり、この両電源VPP、VSSの間に2個の
Pチャネル型MOSトランジスタQp211、Qp21
2と、2個のNチャネル型MOSトランジスタQn21
1、Qn212との4個のトランジスタが直列に配置さ
れる。
【0005】N211は出力ノードであって、Pチャネ
ル型MOSトランジスタQp212とNチャネル型MO
SトランジスタQn212との接続点である。N212
は2個のPチャネル型MOSトランジスタQp211、
Qp212の接続ノード、N213は2個のNチャネル
型MOSトランジスタQn211、Qn212の接続ノ
ードである。Pチャネル型MOSトランジスタQp21
1及びNチャネル型MOSトランジスタQn211の各
ゲートには制御信号C211が入力され、Pチャネル型
MOSトランジスタQp212のゲートには制御信号C
212が、Nチャネル型MOSトランジスタQn212
のゲートには制御信号C213が各々入力される。
【0006】次に、前記従来の高耐圧回路の動作を図2
2に示すタイミング図に基いて説明する。
【0007】当初、制御信号C211、C212、C2
13は、各々、論理電圧“L”、“L”、“H”であっ
て、ノードN211〜N213は全て論理電圧“H”
(高電圧電源VPPの高電圧Vh)である。次に、時間
t20において、制御信号C212、C213を各々論
理電圧“H”、“L”として、Pチャネル型及びNチャ
ネル型の2個のMOSトランジスタQp212、Qn2
12をOFF動作させて、出力ノードN211をフロー
ティングにする。
【0008】続いて、時間t21で制御信号C211を
論理電圧“H”とすると、Nチャネル型MOSトランジ
スタQn211がON動作して、ノードN213は論理
電圧“H”から“L”に遷移し始める。その後、前記ノ
ードN213の電圧の低下がある程度進行した段階、例
えばノードN213の電圧が前記高電圧Vhの1/2値
の電圧にまで低下した段階の時間t22で、制御信号C
212、C213を各々論理電圧“L”、“H”にす
る。これにより、Nチャネル型MOSトランジスタQn
212がON動作して、出力ノードN211が接地電圧
源VSSに接続され、出力ノードN211の電圧は論理
電圧“H”から“L”に遷移し始める。この時、Nチャ
ネル型MOSトランジスタQn212には、出力ノード
N211の電圧とノードN213の電圧との電位差、即
ち前記高電圧Vhの半分値が印加され、Nチャネル型M
OSトランジスタQn211には、ノードN213の電
圧と接地電圧源VSSの接地電位との電位差、即ち前記
高電圧Vhの半分値が印加されるので、この両Nチャネ
ル型MOSトランジスタQn211、Qn212に流れ
る電流が少なく制限されて、この両トランジスタQn2
11、Qn212は破壊し難くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の高耐圧回路では、2個のNチャネル型MOSトラン
ジスタQn211、Qn212が直列に接続され、従っ
て時間t22の設定については、一方のNチャネル型M
OSトランジスタQn211の論理電圧“H”から
“L”への遷移過程と、他方のNチャネル型MOSトラ
ンジスタQn212の論理電圧“H”から“L”への遷
移過程との双方を考慮する必要があり、このため、時間
t22のクロックタイミングの設定が難しく、その結
果、時間t22の設定が適切でない場合には、Nチャネ
ル型MOSトランジスタQn211、Qn212が破壊
することになる。
【0010】また、2個のNチャネル型MOSトランジ
スタQn211、Qn212が直列に接続されているた
め、駆動能力が低く、動作速度が遅くなるという問題が
あった。
【0011】特に、出力ノードN211の持つ容量値が
大きい場合には、時間t22のタイミングの設定がより
一層難しくなると共に、動作速度も遅くなる欠点があ
る。
【0012】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、高耐圧回路において、クロックタイ
ミングの設定が容易であり且つ動作速度を速くすること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明では、所定のノードに2個のMOSトランジ
スタを並列に接続することにより、この各MOSトラン
ジスタの論理電圧“H”から“L”への遷移過程の双方
を共に考慮する必要を無くして、クロックタイミングの
設定を容易にすると共に、論理電圧“H”から“L”へ
の遷移過程での電荷の放電経路を2系統として、動作速
度を高めることとする。
【0014】即ち、請求項1記載の発明の高耐圧回路
は、高電圧電源を電圧源として動作する高耐圧回路であ
って、前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続され
た第1のスイッチ回路と、前記所定のノードと接地電圧
源との間に接続された第2及び第3のスイッチ回路とを
備え、前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ
回路に比して、オン動作状態での耐電圧が高く、前記所
定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にある場合
に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電する際、
その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記所定の
ノードの電荷を放電し、前記所定のノードと第3のスイ
ッチ回路との間には、抵抗が配置されることを特徴とす
る。
【0015】請求項2記載の発明は、高電圧電源を電圧
源として動作する高耐圧回路であって、前記高電圧電源
と所定のノードとの間に接続された第1のスイッチ回路
と、前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された
第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のスイ
ッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン動
作状態での耐電圧が高く、前記所定のノードの電圧が前
記高電圧電源の高電圧にある場合に、この所定のノード
に蓄積された電荷を放電する際、その当初で、前記第3
のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を放電
し、前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧
にある場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放
電する際、その当初で、前記第3のスイッチ回路がオン
動作して、この第3のスイッチ回路を経て前記所定のノ
ードの電荷を放電し、前記第3のスイッチ回路のオン動
作時から設定期間経過後に第2のスイッチ回路がオン動
作して、第2及び第3のスイッチ回路を経て前記所定の
ノードの電荷を放電することを特徴とする。
【0016】また、請求項3記載の発明は、高電圧電源
を電圧源として動作する高耐圧回路であって、前記高電
圧電源と所定のノードとの間に接続された第1のスイッ
チ回路と、前記所定のノードと接地電圧源との間に接続
された第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3
のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、
オン動作状態での耐電圧が高く、前記所定のノードの電
圧が前記高電圧電源の高電圧にある場合に、この所定の
ノードに蓄積された電荷を放電する際、その当初で、前
記第3のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を
放電し、前記第2のスイッチ回路は、第3のスイッチ回
路に比して、駆動能力が大きいことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、高電圧電源を電圧
源として動作する高耐圧回路であって、前記高電圧電源
と所定のノードとの間に接続された第1のスイッチ回路
と、前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された
第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のスイ
ッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン動
作状態での耐電圧が高く、前記所定のノードの電圧が前
記高電圧電源の高電圧にある場合に、この所定のノード
に蓄積された電荷を放電する際、その当初で、前記第3
のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を放電
し、前記第3のスイッチ回路は、Nチャネル型のMOS
トランジスタにより構成されることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、前記請求項4記載
の高耐圧回路において、前記第2のスイッチ回路は、前
記第3のスイッチ回路に比して、駆動能力が大きいこと
を特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、前記請求項4記
の高耐圧回路において、第3のスイッチ回路は、1個の
MOSトランジスタにより構成されることを特徴とす
る。
【0020】請求項7記載の発明は、前記請求項4記
の高耐圧回路において、第3のスイッチ回路は、ゲート
長の長いMOSトランジスタが複数個並列接続されて成
ることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、前記請求項4記
の高耐圧回路において、第3のスイッチ回路は、ゲート
幅の狭いMOSトランジスタが複数個並列接続されて成
ることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、高電圧電源を電圧
源として動作する高耐圧回路であって、前記高電圧電源
と所定のノードとの間に接続された第1のスイッチ回路
と、前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された
第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のスイ
ッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン動
作状態での耐電圧が高く、前記所定のノードの電圧が前
記高電圧電源の高電圧にある場合に、この所定のノード
に蓄積された電荷を放電する際、その当初で、前記第3
のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を放電
し、前記第3のスイッチ回路は、1個のNチャネル型M
OSトランジスタにより構成され、前記Nチャネル型M
OSトランジスタは、そのゲートに高電圧電源の電圧よ
りも低い電圧が印加されてON動作し、そのON動作時
に前記Nチャネル型MOSトランジスタを経る電流を流
れ難くすることを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、高電圧電源を電
圧源として動作する高耐圧回路であって、前記高電圧電
源と所定のノードとの間に接続された第1のスイッチ回
路と、前記所定のノードと接地電圧源との間に接続され
た第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のス
イッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン
動作状態での耐電圧が高く、前記所定のノードの電圧が
前記高電圧電源の高電圧にある場合に、この所定のノー
ドに蓄積された電荷を放電する際、その当初で、前記第
3のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を放電
し、前記第3のスイッチ回路は、所定のノードと接地電
圧源との間に配置され且つ相互に直列接続された第1及
び第2のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが
高電圧電源に接続された第3のNチャネル型MOSトラ
ンジスタとを有し、前記第2のNチャネル型MOSトラ
ンジスタは制御信号を受けてON動作し、前記第1のN
チャネル型MOSトランジスタは前記制御信号を前記第
3のNチャネル型MOSトランジスタを介して受けてO
N動作することを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明の電圧レベル変換回
路は、所定電圧と接地電圧とに変化する外部信号を入力
し、この入力信号が前記所定電圧のとき接地電圧の信号
を、前記入力信号が接地電圧のとき前記所定電圧よりも
高い高電圧の信号を各々出力する電圧レベル変換回路で
あって、前記高電圧を発生する高電圧電源と、前記高電
圧電源と出力ノードとの間に接続された第1のスイッチ
回路と、前記出力ノードと接地電圧源との間に接続され
た第2及び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のス
イッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン
動作状態での耐電圧が高く、前記外部信号が接地電圧で
あるとき前記第1のスイッチ回路をON動作させて、前
記高電圧電源を前記出力ノードに接続し、一方、前記外
部信号が前記接地電圧から所定電圧に遷移したとき、そ
の当初で、前記第3のスイッチ回路をON動作させ、そ
の後、設定期間経過時に前記第2のスイッチ回路をオン
動作させて、前記出力ノードを前記接地電圧源に接続す
ることを特徴とする。
【0025】請求項12記載の発明は、前記請求項11
載の電圧レベル変換回路において、入力信号を設定時
間遅延させる信号遅延回路を備え、前記入力信号が所定
電圧に変化したとき、前記信号遅延回路により遅延され
た信号を第2のスイッチ回路に入力して、前記第2のス
イッチ回路をON動作させることを特徴とする。
【0026】請求項13記載の発明は、前記請求項11
載の電圧レベル変換回路において、第2のスイッチ回
路は、第3のスイッチ回路に比して、駆動能力が大きい
ことを特徴とする。
【0027】請求項14記載の発明は、前記請求項11
載の電圧レベル変換回路において、第3のスイッチ回
路は、Nチャネル型のMOSトランジスタにより構成さ
れることを特徴とする。
【0028】請求項15記載の発明は、前記請求項14
載の電圧レベル変換回路において、第3のスイッチ回
路を構成するNチャネル型のMOSトランジスタのゲー
トには、前記外部信号が入力されることを特徴とする。
【0029】請求項16記載の発明は、前記請求項11
載の電圧レベル変換回路において、第3のスイッチ回
路は、ゲート長の長いMOSトランジスタが複数個並列
接続されて成ることを特徴とする。
【0030】請求項17記載の発明は、前記請求項11
載の電圧レベル変換回路において、第3のスイッチ回
路は、ゲート幅の狭いMOSトランジスタが複数個並列
接続されて成ることを特徴とする。
【0031】請求項18記載の発明は、前記請求項14
載の電圧レベル変換回路において、別途、前記所定電
圧を発生する電圧源がゲートに接続された他のNチャネ
ル型のMOSトランジスタを備えると共に、第3のスイ
ッチ回路は、直列接続された2個のNチャネル型のMO
Sトランジスタにより構成され、前記第3のスイッチ回
路を構成する一方のNチャネル型のMOSトランジスタ
のゲートには前記外部信号が直接に入力され、他方のN
チャネル型のMOSトランジスタのゲートには前記外部
信号が前記他のNチャネル型のMOSトランジスタを経
て入力されることを特徴とする。
【0032】請求項19記載の発明は、前記請求項14
載の電圧レベル変換回路において、別途、前記所定電
圧を発生する電圧源がゲートに接続された他のNチャネ
ル型のMOSトランジスタを備え、第3のスイッチ回路
は、1個のNチャネル型のMOSトランジスタにより構
成され、前記第3のスイッチ回路を構成するNチャネル
型のMOSトランジスタのゲートには前記外部信号が前
記他のNチャネル型のMOSトランジスタを経て入力さ
れることを特徴とする。
【0033】以上の構成により、請求項1ないし請求
19記載の発明では、所定のノードを論理電圧“H”か
ら“L”にする際には、先ず高耐圧の第3のスイッチ回
路をオンさせ、これにより、前記所定のノードが接地電
圧源に接続されて、この所定ノードの電圧が低下し、そ
の後、設定時間が経過した時点で、第2のスイッチ回路
がオン制御される。従って、第2のスイッチ回路のオン
タイミングの設定は、第3のスイッチ回路の論理電圧
“H”から“L”への遷移過程のみを考慮すればよく、
容易なタイミング設定になる。また、第2のスイッチ回
路がオンした後は、所定のノードの電荷の放電経路が第
2及び第3の両スイッチ回路を並列に経る2系統となる
ので、動作速度の高速化が図られる。
【0034】特に、請求項1記載の発明では、第3のス
イッチ回路と所定のノードとの間に抵抗が配置されるの
で、第3のスイッチ回路に高電圧がかかる時間が短縮さ
れて、第3のスイッチ回路の耐圧性能の向上が図られ
る。
【0035】また、請求項3及び請求項13記載の発明
では、第2のスイッチ回路の駆動能力が第3のスイッチ
回路の駆動能力よりも大きいので、この第2のスイッチ
回路がオンした後は、所定ノードの電荷の放電速度が速
くなり、所定ノードの論理電圧“H”から“L”への遷
移速度が速くなる。
【0036】加えて、請求項7、請求項8、請求項16
及び請求項17記載の発明では、ゲート長の長い又はゲ
ート幅の狭いMOSトランジスタが複数個並列に接続さ
れて第3のスイッチ回路が構成されるので、第3のスイ
ッチ回路の耐圧性能が高くなる。
【0037】また、請求項9、請求項10、請求項18
及び請求項19記載の発明では、第3のスイッチ回路に
電流が流れ難くなるので、その電流が少なく制限され
て、第3のスイッチ回路の耐圧性能が高くなる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。
【0039】(第1の実施の形態) 図1は本発明の高耐圧回路の第1の実施の形態を示すブ
ロック回路図である。同図において、図1において、V
PPは所定の高電圧(例えば12v)を発生する高電圧
電源、VSSは接地電圧源、S11〜S13は各々第
1、第2及び第3のスイッチ回路、N11は出力ノード
(所定のノード)である。前記第1のスイッチ回路S1
1は、前記高電圧電源VPPと前記出力ノードN11と
の間に配置されると共に、制御信号C11を受けてON
動作する。また、前記第2のスイッチ回路S12は、前
記出力ノードN11と接地電圧源VSSとの間に配置さ
れ、前記第3のスイッチ回路S13は前記第2のスイッ
チ回路S12に並列に配置される。
【0040】前記第2のスイッチ回路S12は、耐圧は
低いが駆動能力が大きいスイッチ回路により構成される
と共に、制御信号C12を受けてON動作する。前記第
3のスイッチ回路S13は、駆動能力は小さいが高耐圧
であるスイッチ回路により構成されると共に、制御信号
C12を受けてON動作する。
【0041】次に、前記図1に示した高耐圧回路の動作
を図2に示したタイミング図に基いて説明する。
【0042】当初、制御信号C11、C12及びC13
は全て出力されず、従って3個のスイッチ回路S11〜
S13は全てOFFしており、出力ノードN11は論理
電圧“L”にある。
【0043】次に、時間t11で制御信号C11を出力
すると、第1のスイッチ回路S11がON動作するの
で、高電圧電源VPPが出力ノードN11に接続され、
従って、出力ノードN11は論理電圧“H”となる。
【0044】その後、時間t12で制御信号C11の出
力を停止し、これにより、第1のスイッチ回路S11を
OFF動作させて、出力ノードN11を論理電圧“H”
のままフローティングにする。
【0045】次いで、時間t13で制御信号C13を出
力すると、高耐圧の第3のスイッチ回路S13がON動
作し、その結果、出力ノードN11が接地電圧源VSS
に接続されて、出力ノードN11は論理電圧“H”から
論理電圧“L”に遷移し始める。
【0046】その後、時間t14の時点、即ち、出力ノ
ードN11の電圧が論理電圧“H”と論理電圧“L”と
の中間電位未満の電圧にまで低下した時点で、制御信号
C12を出力する。その結果、駆動能力が大きい第2の
スイッチ回路S12がON動作して、出力ノードN11
は第2のスイッチ回路S12をも介して接地電圧源VS
Sに接続され、この状態で出力ノードN11の電圧は論
理電圧“L”に達することになる。
【0047】ここに、第2のスイッチ回路S12のON
動作のタイミング、即ち、制御信号C12を出力する時
間t14の設定については、第3のスイッチ回路S13
のONからOFFへの遷移過程(論理電圧“H”から
“L”への遷移過程)のみを考慮すればよいので、この
タイミング設定を容易に行うことができる。
【0048】しかも、第2のスイッチ回路S12がON
動作した後は、出力ノードN11は、駆動能力が小さい
第3のスイッチ回路S13と駆動能力が大きい第2のス
イッチ回路S12との双方を介して接地電圧源VSSに
接続されるので、電荷の放電速度が速まって、出力ノー
ドN11の電圧は前記中間電圧から論理電圧“L”に高
速に遷移する。
【0049】(第1の実施の形態の第1の具体例) 図3は本発明の第1の実施の形態についての第1の具体
的回路を示す。
【0050】同図において、第1のスイッチ回路S11
はPチャネル型MOSトランジスタ(第1のMOSトラ
ンジスタ)Qp31により構成される。このPチャネル
型MOSトランジスタQp31は、そのソースが高電圧
電源VPPに接続され、そのドレインが出力ノードN1
1に接続され、そのゲートに制御信号C11が入力され
る。
【0051】また、第2のスイッチ回路S12はNチャ
ネル型MOSトランジスタ(第2のMOSトランジス
タ)Qn31により構成される。このNチャネル型MO
SトランジスタQn31は、そのソースが接地電圧源V
SSに、そのドレインが出力ノードN11に各々接続さ
れ、そのゲートに制御信号C12が入力される。更に、
第3のスイッチ回路S13は、他のNチャネル型MOS
トランジスタ(第3のMOSトランジスタ)Qn32よ
り成る。このNチャネル型MOSトランジスタQn32
は、そのソースが接地電圧VSSに、そのドレインが出
力ノードN11に各々接続され、そのゲートに信号C1
3が入力される。
【0052】前記Nチャネル型MOSトランジスタ(第
2のMOSトランジスタ)Qn31は、低耐圧であるが
駆動能力が大きい。一方、他のNチャネル型MOSトラ
ンジスタ(第3のMOSトランジスタ)Qn32は、高
耐圧であるが駆動能力が小さい。
【0053】従って、本具体的回路は、図4のタイミン
グチャートに示すように動作する。即ち、時間t11で
制御信号C11が出力される(即ち、“H”(高電圧電
源VPPの電圧)から“L”(接地電圧源VSSの電
圧)に変化する)と、Pチャネル型MOSトランジスタ
Qp31がON動作し、出力ノードN11は論理電圧
“H”になる。次いで、時間t12で前記制御信号C1
1の出力を停止し、前記Pチャネル型MOSトランジス
タQp31をOFF動作させて、出力ノードN11をフ
ローティングにする。その後、時間t13で制御信号C
13が出力される(即ち、“L”から“H”に変化す
る)と、高耐圧のNチャネル型MOSトランジスタQn
32がON動作し、出力ノードN11が論理電圧“H”
から“L”に遷移し始める。そして、時間t14で制御
信号C12が出力される(即ち、“L”から“H”に変
化する)と、駆動能力の大きいNチャネル型MOSトラ
ンジスタQn32もON動作して、出力ノードN11は
高速に論理電圧“L”にまで遷移する。
【0054】本具体的回路では、確実に高電圧(15
V)の耐圧を持ち、また、出力ノードN11の電圧の論
理電圧“H”から“L”への遷移速度が、従来に比し
て、約50%以上高速化される。
【0055】(第1の実施の形態の第2の具体例) 図5は本発明の第1の実施の形態の第2の具体的回路を
示す。
【0056】同図では、第3のスイッチ回路S13は、
相互に並列接続された2個のNチャネル型MOSトラン
ジスタQn32A、Qn32Bより成る。この2個のN
チャネル型MOSトランジスタQn32A、Qn32B
は、共に、制御信号C13を受けてON動作する。この
両トランジスタQn32A、Qn32Bは、共に、ゲー
ト長Lが長く且つゲート幅Wが狭いNチャネル型MOS
トランジスタより成っている。
【0057】その他の構成は前記第1の具体的回路と同
様であるので、同一部分に同一符号を付してその説明を
省略する。また、本具体的回路の動作は、前記第1の具
体的回路の動作を示す図4と同様であるので、その動作
説明も省略する。
【0058】図6はNチャネル型MOSトランジスタの
オン耐圧特性曲線を示す。同図から判るように、Nチャ
ネル型MOSトランジスタでは、ゲート長Lが長いほ
ど、またゲート幅Wが狭いほど、Nチャネル型MOSト
ランジスタのオン耐圧は高くなる。従って、本具体的回
路のように、ゲート長Lが長く且つゲート幅Wが狭いN
チャネル型MOSトランジスタを複数個並列に接続すれ
ば、Nチャネル型MOSトランジスタのオン耐圧を高く
できる。このようにオン耐圧が高くなる理由は、トラン
ジスタ部でのホットキャリアの発生が抑制されるからで
ある。
【0059】例えば、ゲート長L=1μm、ゲート幅W
=100μmのNチャネル型MOSトランジスタを使用
すれば、オン耐圧は4Vであるが、ゲート長L=5μm
且つゲート幅W=25μmのNチャネル型MOSトラン
ジスタを並列に20個接続した構成とすれば、Nチャネ
ル型MOSトランジスタの駆動能力を低下させることな
く、Nチャネル型MOSトランジスタのオン耐圧は10
Vにまで高くなる。
【0060】尚、2個のNチャネル型MOSトランジス
タQn32A、Qn32Bは、ゲート長Lが長く且つゲ
ート幅Wが狭いもので構成することが最も好しいが、ゲ
ート長Lのみが長いもの、又はゲート幅Wのみが狭いも
のを使用しても、動揺の効果を奏するのは勿論である。
更に、ゲート長Lが短いNチャネル型MOSトランジス
タを複数個直列に接続しても、同様の効果がある。
【0061】本具体的回路では、前記第1の具体的回路
に比して、更に、信頼性が良く且つレイアウト面積の拡
大を招かずに高耐圧回路を構成できる。
【0062】(第1の実施の形態の第3の具体例) 次に、本発明の第1の実施の形態の第3の具体的回路を
説明する。
【0063】本具体的回路の構成は前記第1又は第2の
具体的回路の構成が採用される。本第3の具体例で異な
る点は、制御信号の電圧値である。
【0064】即ち、図7は本具体的回路のタイミング図
を示す。同図において、2つの制御信号C11、C12
は、共に、高電圧電源VPPの電圧と接地電圧源VSS
の電圧とに変化するように制御される。しかし、残る制
御信号C13は、高電圧電源VPPの電圧よりも低い所
定電圧Vo と接地電圧源VSSの電圧とに変化するよう
に制御される。
【0065】従って、本具体的回路では、図7に示すよ
うに、制御信号C13は時間t13で接地電圧源VSS
の電圧から、高電圧電源VPPの電圧よりも低い所定電
圧Vo に遷移する。この時、Nチャネル型MOSトラン
ジスタQn32(又はQn32A及びQn32B)のゲ
ート電圧が、前記所定電圧Vo であって低いので、ホッ
トキャリアの発生が抑えられる。従って、このNチャネ
ル型MOSトランジスタQn32(又はQn32A及び
Qn32B)の破壊が起り難くなり、より一層に信頼性
の良い高耐圧回路が構成される。
【0066】(第1の実施の形態の第4の具体例) 図8は本発明の第1の実施の形態の第4の具体的回路を
示す。
【0067】同図の具体的回路は、図3に示した第1の
具体的回路と第3のスイッチ回路S13の構成のみが異
なる。即ち、図3では第3のスイッチ回路S13はNチ
ャネル型MOSトランジスタQn32で構成されるのに
代え、本具体的回路では第3のスイッチ回路S13はP
チャネル型MOSトランジスタQp82で構成される。
従って、本具体的回路では、図9のタイミング図に示す
ように、Pチャネル型MOSトランジスタQp82のゲ
ートに入力する制御信号C13は、時間t13で出力さ
れる(時間t13で“H”から“L”に変化する)。
【0068】一般に、図23及び図24に示したトラン
ジスタの特性図から判るように、オン耐圧はPチャネル
型MOSトランジスタの方がPチャネル型MOSトラン
ジスタよりも高い。従って、本具体的回路では、出力ノ
ードN11の電荷の放電に際して、先ず、高耐圧のPチ
ャネル型MOSトランジスタQp82で電荷を放電し、
その後、駆動能力が大きいNチャネル型MOSトランジ
スタQn31で高速に電荷を放電するものである。
【0069】本具体的回路では、Pチャネル型MOSト
ランジスタQp82のゲート電圧が0vであると、電荷
を完全には放電できないので、このMOSトランジスタ
Qp82に並列に接続されたNチャネル型MOSトラン
ジスタQn31が電荷を完全に放電する。 (本発明の第2の実施の形態) 図10は本発明の第2の実施の形態のブロック回路図を
示す。
【0070】同図の高耐圧回路は、前記第1の実施の形
態を示す図1の高耐圧回路に抵抗R101を付加した点
のみが異なる。この抵抗R101は、出力ノードN11
と第3のスイッチ回路S13の前記出力ノードN11側
(即ち、同図に示すノードN102)との間に配置され
る。
【0071】本実施の形態の高耐圧回路の動作は、前記
第1の実施の形態の高耐圧回路の動作と同様である。但
し、抵抗R101の存在により、図11に示すタイミン
グ図から判るように、第3のスイッチ回路13に高電圧
がかかる時間が短縮される。この高電圧がかかる時間は
出力ノードN11の容量と抵抗R101の値とにより決
定される。従って、第3のスイッチ回路S13に高電圧
がかかる時間が短い分、ホットキャリアの発生がより一
層に有効に抑制されるので、前記第1の実施の形態の高
耐圧回路に比して、一層の高耐圧化が可能である。
【0072】(本発明の第2の実施の形態の具体例) 図12は本発明の第2の実施の形態の具体的回路を示
す。
【0073】本具体的回路は、前記第1の実施の形態の
第1の具体的回路を示す図3の構成に抵抗101を付加
した構成である。本具体的回路の動作タイミングをz図
13に示す。
【0074】尚、前記第2の実施の形態の高耐圧回路
は、本具体的回路に限定されず、その他、前記第1の実
施の形態の第2の具体的回路を示す図5の構成、第3の
具体的回路の制御信号を示す図7のタイミング、第4の
具体的回路を示す図8の構成により、構成することが可
能である。
【0075】(本発明の第3の実施の形態) 図14は本発明の第3の実施の形態の回路図を示す。
【0076】本実施の形態では、第3のスイッチ回路S
13の構成を変更している。即ち、第3のスイッチ回路
S13は、3個のNチャネル型MOSトランジスタQn
142、Qn143、Qn144より成る。第1及び第
2のNチャネル型MOSトランジスタQn144、Qn
142はノードN142で直列に接続され、図中上側に
位置する第1のNチャネル型MOSトランジスタQn1
44のドレインは出力ノードN11に接続される。ま
た、図中下側に位置する第2のNチャネル型MOSトラ
ンジスタQn142は、そのソースが接地電圧源VSS
に接続され、そのゲートに制御信号C13が入力され
る。前記第3のNチャネル型MOSトランジスタQn1
43は、そのソースに前記制御信号C13が入力され、
そのドレインはNチャネル型MOSトランジスタQn1
44のゲートに接続され、そのゲートは高電圧電源VP
Pに接続される。
【0077】本実施の形態では、図15のタイミング図
に示すように、時間t13で制御信号C13が出力され
る(即ち、論理電圧“L”から“H”(高電圧電源VP
Pの電圧)に変化する)と、この制御信号C13がその
まま第1のNチャネル型MOSトランジスタQn142
のゲートに入力され、一方、第2のNチャネル型MOS
トランジスタQn144のゲートには、前記制御信号C
13の電圧よりも第3のNチャネル型MOSトランジス
タQn143のしきい値電圧分低い電圧が入力される。
その結果、第1及び第2の両トランジスタQn144、
Qn142が共にON動作して、出力ノードN11の電
荷は接地電圧源VSSに放電され、出力ノードN11の
電圧は論理電圧“H”から“L”に遷移するが、この遷
移時に、第1のNチャネル型MOSトランジスタQn1
44には電流が流れ難いので、両トランジスタQn14
4、Qn142の破壊は起り難くなる。
【0078】(本発明の第4の実施の形態) 図16は本発明の第4の実施の形態の回路図を示す。本
実施の形態は、本発明の高耐圧回路を用いた電圧レベル
変換回路を提供する。
【0079】図16において、第1、第2及び第3のス
イッチ回路S1、S2及びS3は前記第1の実施の形態
の第1の具体的回路を示す図3の構成と同一である。
【0080】以下、他の構成を説明する。制御信号(外
部信号)C13は、論理電圧“H”と“L”とに変化す
る。この論理電圧“H”は、通常値の例えば3.3v〜
5vの範囲内の所定電圧である。前記制御信号C13
は、Nチャネル型MOSトランジスタ(第3のスイッチ
回路)Qn32のゲートに入力されると共に、Nチャネ
ル型MOSトランジスタQn163を経てこのトランジ
スタQn163のしきい値電圧分だけ電圧低下し、制御
信号C11となって、Pチャネル型MOSトランジスタ
(第1のスイッチ回路)Qp31のゲートに入力され
る。前記Nチャネル型MOSトランジスタ(他のNチャ
ネル型MOSトランジスタ)Qn163のゲートには、
前記制御信号C13の論理電圧“H”と同電圧の電圧源
VDDが接続される。
【0081】16は信号遅延回路であって、この遅延回
路16は前記制御信号C13を設定時間だけ遅延し、こ
の遅延した信号が制御信号C12としてNチャネル型M
OSトランジスタ(第2のスイッチ回路)Qn31のゲ
ートに入力される。
【0082】Qp162はPチャネル型MOSトランジ
スタであって、そのゲートは出力ノードN11に、その
ソースが高電圧電源VPPに、そのドレインは前記Pチ
ャネル型MOSトランジスタ(第1のスイッチ回路)Q
p31のゲートに各々接続される。従って、このPチャ
ネル型MOSトランジスタQp162は、出力ノードN
11の電圧が論理電圧“H”から“L”に向って遷移す
ると、ON動作して、高電圧電源VPPの高電圧(例え
ば12v)をPチャネル型MOSトランジスタ(第1の
スイッチ回路)Qp31のゲートに印加し、この第1の
スイッチ回路を完全にOFF動作させる。
【0083】従って、本実施の形態の電圧レベル変換回
路は次の通り動作する。即ち、図17のタイミング図に
示すように、当初、制御信号C11、C12、C13は
各々論理電圧“L”、“L”、“L”にあり、出力ノー
ドN11は論理電圧“H”にある。
【0084】次に、時間t13で制御信号C13を論理
電圧“H”とすると、高耐圧のNチャネル型MOSトラ
ンジスタ(第3のスイッチ回路)Qn32がON動作し
て、出力ノードN11が接地電圧源VSSに接続され、
出力ノードN11の電圧は論理電圧“H”から“L”に
遷移し始める。この際、制御信号C11も論理電圧
“H”(=例えば3.3v)になり、Pチャネル型MO
Sトランジスタ(第1のスイッチ回路)Qn32がON
動作し始め、高電圧電源VPPと出力ノードN11との
接続が断たれ始める。
【0085】次いで、設定時間が経過した時間t14
で、信号遅延回路16から制御信号C12が出力され
(論理電圧“L”から“H”に変化して)、駆動能力が
大きいNチャネル型MOSトランジスタQn31(第2
のスイッチ回路S12)がON動作して、出力ノードN
11が完全に論理電圧“L”となる。
【0086】その後、時間t15で、制御信号C13を
論理電圧“L”にすると、制御信号C12もほぼ同時に
論理電圧“L”になって、2個のNチャネル型MOSト
ランジスタQn31、Qn32(第2及び第3のスイッ
チ回路S12、S13)が共にOFF動作する。また、
この時には、制御信号C11も論理電圧“L”になるの
で、Pチャネル型MOSトランジスタQp31(第1の
スイッチ回路S11)がON動作して、出力ノードN1
1の電圧が論理電圧“H”になる。これに伴いPチャネ
ル型MOSトランジスタQp162はOFF動作する。
【0087】従って、本実施の形態の電圧レベル変換回
路では、接地電圧と所定電圧(例えば3.3v)とに変
化する制御信号C13を、接地電圧と高電圧電源VPP
の電圧(例えば12v)とに変化する信号に変換して、
この変換後の信号を出力ノードN11から出力できる。
【0088】(本発明の第5の実施の形態) 図18は本発明の第5の実施の形態の電圧レベル変換回
路を示す。同図では、前記第1の実施の形態の高耐圧回
路の第2の具体的回路を示す図5の構成を用いて電圧レ
ベル変換回路を構成したものである。
【0089】即ち、前記第4の実施の形態を示す図16
の電圧レベル変換回路の第3のスイッチ回路S13の構
成を変更し、この第3のスイッチ回路S13を、並列接
続された2個のNチャネル型MOSトランジスタQn3
2A、Qn32Bにより構成し、その両トランジスタの
ゲート長Lを長く、そのゲート幅Wを短くして、第3の
スイッチ回路S13のオン耐圧を高くしたものである。
【0090】(本発明の第6の実施の形態) 図19は本発明の第6の実施の形態の電圧レベル変換回
路を示す。同図と前記第4の実施の形態を示す図16と
異なる点は、第3のスイッチ回路S13として、Nチャ
ネル型MOSトランジスタQn32に加えて別のNチャ
ネル型MOSトランジスタQn33を直列に設け、この
Nチャネル型MOSトランジスタQn33のゲートに制
御信号C11、即ち制御信号13の電圧よりもNチャネ
ル型MOSトランジスタQn163のしきい値電圧分低
い電圧が入力される点である。
【0091】従って、本実施の形態では、制御信号C1
1の電圧が、制御信号13の電圧よりもNチャネル型M
OSトランジスタQn163のしきい値電圧分だけ低い
電圧であるので、その分、Nチャネル型MOSトランジ
スタQn33には電流は流れ難く、第3のスイッチ回路
S13の破壊を生じ難くできる。
【0092】(本発明の第7の実施の形態) 図20は本発明の第7の実施の形態の電圧レベル変換回
路を示す。同図と前記第6の実施の形態を示す図19と
異なる点は、第3のスイッチ回路S13において、Nチ
ャネル型MOSトランジスタQn32を省略し、制御信
号C11で制御されるNチャネル型MOSトランジスタ
Qn33のみを配置したものである。
【0093】従って、本実施の形態では、Nチャネル型
MOSトランジスタQn32を省略した分、回路構成を
簡易にしつつ、第3のスイッチ回路S13の破壊を生じ
難くできる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
項19記載の発明の高耐圧回路及び電圧レベル変換回
路によれば、高耐圧のスイッチ回路と低耐圧のスイッチ
回路とを所定ノードに対して並列接続したので、一方の
スイッチ回路が論理電圧の遷移過程を考慮することな
く、他方のスイッチ回路の動作のタイミング設定を容易
にできると共に、所定のノードの電荷の放電経路を2系
統として、動作速度の高速化が可能である。
【0095】特に、請求項1記載の発明の高耐圧回路に
よれば、高耐圧の第3のスイッチ回路と所定のノードと
の間に抵抗を配置したので、所定ノードの論理電圧の
“H”から“L”への遷移時に、この高耐圧の第3のス
イッチ回路に高電圧がかかる時間を短縮できて、その耐
圧性能の向上を図ることができる。
【0096】また、請求項3及び請求項13記載の発明
の高耐圧回路及び電圧レベル変換回路によれば、並列接
続された第2及び第3のスイッチ回路のうち、後に動作
する第2のスイッチ回路の駆動能力を大きくしたので、
所定ノードの電荷の放電速度を途中から速くできて、所
定ノードの論理電圧“H”から“L”への遷移速度の向
上を図ることができる。
【0097】加えて、請求項7、請求項8、請求項16
及び請求項17記載の発明の高耐圧回路及び電圧レベル
変換回路によれば、高耐圧の第3のスイッチ回路を、ゲ
ート長の長い又はゲート幅の狭いMOSトランジスタを
複数個並列に接続して構成したので、この高耐圧の第3
のスイッチ回路の耐圧を一層高耐圧にして、その耐圧性
能の向上を図ることができる。
【0098】また、請求項9、請求項10、請求項18
及び請求項19記載の発明の高耐圧回路及び電圧レベル
変換回路によれば、第3のスイッチ回路に電流が流れ難
くしたので、第3のスイッチ回路の耐圧を一層高耐圧に
して、その耐圧性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の高耐圧回路のブロ
ック構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の高耐圧回路の動作
タイミングを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の第1の具体的回路
を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の第1の具体的回路
の動作タイミングを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の第2の具体的回路
を示す図である。
【図6】トランジスタのゲート長及びゲート幅とトラン
ジスタのオン耐圧との関係を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の第3の具体的回路
の動作タイミングを示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の第4の具体的回路
を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の第4の具体的回路
の動作タイミングを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の高耐圧回路のブ
ロック構成を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の動作タイミング
を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の具体的回路を示
す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の動作タイミング
を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の高耐圧回路を示
す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態の動作タイミング
を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態の電圧レベル変換
回路を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態の動作タイミング
を示す図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態の電圧レベル変換
回路を示す図である。
【図19】本発明の第6の実施の形態の電圧レベル変換
回路を示す図である。
【図20】本発明の第7の実施の形態の電圧レベル変換
回路を示す図である。
【図21】従来の高耐圧回路の具体的回路を示す図であ
る。
【図22】従来の高耐圧回路の動作タイミングを示す図
である。
【図23】高耐圧回路に用いるNチャネル型MOSトラ
ンジスタのオン耐圧特性を示す図である。
【図24】高耐圧回路に用いるPチャネル型MOSトラ
ンジスタのオン耐圧特性を示す図である。
【符号の説明】
VPP 高電圧電源 N11 出力ノード(所定のノード) S11 第1のスイッチ回路 S12 第2のスイッチ回路 S13 第3のスイッチ回路 R101 抵抗 VSS 接地電圧源 Qn144 第1のNチャネル型MOSトランジスタ Qn142 第2のNチャネル型MOSトランジスタ Qn143 第3のNチャネル型MOSトランジスタ 16 信号遅延回路 C13 制御信号(外部信号) VDD 電圧源 Qn163 他のNチャネル型MOSトランジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−268040(JP,A) 特開 平7−135456(JP,A) 特開 平2−181511(JP,A) 特開 平5−259891(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/10 H03K 17/687

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧電源を電圧源として動作する高耐
    圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 所定のノードと第3のスイッチ回路との間には、抵
    抗が配置されることを特徴とする高耐圧回路。
  2. 【請求項2】 高電圧電源を電圧源として動作する高耐
    圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路がオン動作
    して、この第3のスイッチ回路を経て前記所定のノード
    の電荷を放電し、 前記第3のスイッチ回路のオン動作時から設定期間経過
    後に第2のスイッチ回路がオン動作して、第2及び第3
    のスイッチ回路を経て前記所定のノードの電荷を放電す
    ることを特徴とする高耐圧回路。
  3. 【請求項3】 高電圧電源を電圧源として動作する高耐
    圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 第2のスイッチ回路は、第3のスイッチ回路に比し
    て、駆動能力が大きいことを特徴とする高耐圧回路。
  4. 【請求項4】 高電圧電源を電圧源として動作する高耐
    圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 第3のスイッチ回路は、Nチャネル型のMOSトラ
    ンジスタにより構成されることを特徴とする高耐圧回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第2のスイッチ回路は、前記第3の
    スイッチ回路に比して、駆動能力が大きいことを特徴と
    する請求項4記載の高耐圧回路。
  6. 【請求項6】 第3のスイッチ回路は、1個のMOSト
    ランジスタにより構成されることを特徴とする請求項4
    載の高耐圧回路。
  7. 【請求項7】 第3のスイッチ回路は、ゲート長の長い
    MOSトランジスタが複数個並列接続されて成ることを
    特徴とする請求項4記載の高耐圧回路。
  8. 【請求項8】 第3のスイッチ回路は、ゲート幅の狭い
    MOSトランジスタが複数個並列接続されて成ることを
    特徴とする請求項項4記載の高耐圧回路。
  9. 【請求項9】 高電圧電源を電圧源として動作する高耐
    圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 第3のスイッチ回路は、1個のNチャネル型MOS
    トランジスタにより構成され、前記Nチャネル型MOS
    トランジスタは、そのゲートに高電圧電源の電圧よりも
    低い電圧が印加されてON動作し、 そのON動作時に前記Nチャネル型MOSトランジスタ
    を経る電流を流れ難くすることを特徴とする高耐圧回
    路。
  10. 【請求項10】 高電圧電源を電圧源として動作する高
    耐圧回路であって、 前記高電圧電源と所定のノードとの間に接続された第1
    のスイッチ回路と、 前記所定のノードと接地電圧源との間に接続された第2
    及び第3のスイッチ回路とを備え、 前記第3のスイッチ回路は、前記第2のスイッチ回路に
    比して、オン動作状態での耐電圧が高く、 前記所定のノードの電圧が前記高電圧電源の高電圧にあ
    る場合に、この所定のノードに蓄積された電荷を放電す
    る際、その当初で、前記第3のスイッチ回路を経て前記
    所定のノードの電荷を放電し、 前記 第3のスイッチ回路は、 所定のノードと接地電圧源との間に配置され且つ相互に
    直列接続された第1及び第2のNチャネル型MOSトラ
    ンジスタと、 ゲートが高電圧電源に接続された第3のNチャネル型M
    OSトランジスタとを有し、 前記第2のNチャネル型MOSトランジスタは制御信号
    を受けてON動作し、前記第1のNチャネル型MOSト
    ランジスタは前記制御信号を前記第3のNチャネル型M
    OSトランジスタを介して受けてON動作することを特
    徴とする高耐圧回路。
  11. 【請求項11】 所定電圧と接地電圧とに変化する外部
    信号を入力し、この入力信号が前記所定電圧のとき接地
    電圧の信号を、前記入力信号が接地電圧のとき前記所定
    電圧よりも高い高電圧の信号を各々出力する電圧レベル
    変換回路であって、 前記高電圧を発生する高電圧電源と、 前記高電圧電源と出力ノードとの間に接続された第1の
    スイッチ回路と、 前記出力ノードと接地電圧源との間に接続された第2及
    び第3のスイッチ回路とを備え、前記第3のスイッチ回
    路は、前記第2のスイッチ回路に比して、オン動作状態
    での耐電圧が高く、 前記外部信号が接地電圧であるとき前記第1のスイッチ
    回路をON動作させて、前記高電圧電源を前記出力ノー
    ドに接続し、一方、 前記外部信号が前記接地電圧から所定電圧に遷移したと
    き、その当初で、前記第3のスイッチ回路をON動作さ
    せ、その後、設定期間経過時に前記第2のスイッチ回路
    をオン動作させて、前記出力ノードを前記接地電圧源に
    接続することを特徴とする電圧レベル変換回路。
  12. 【請求項12】 入力信号を設定時間遅延させる信号遅
    延回路を備え、 前記入力信号が所定電圧に変化したとき、前記信号遅延
    回路により遅延された信号を第2のスイッチ回路に入力
    して、前記第2のスイッチ回路をON動作させることを
    特徴とする請求項11記載の電圧レベル変換回路。
  13. 【請求項13】 第2のスイッチ回路は、第3のスイッ
    チ回路に比して、駆動能力が大きいことを特徴とする請
    項11記載の電圧レベル変換回路。
  14. 【請求項14】 第3のスイッチ回路は、Nチャネル型
    のMOSトランジスタにより構成されることを特徴とす
    る請求項11記載の電圧レベル変換回路。
  15. 【請求項15】 第3のスイッチ回路を構成するNチャ
    ネル型のMOSトランジスタのゲートには、前記外部信
    号が入力されることを特徴とする請求項14記載の電圧
    レベル変換回路。
  16. 【請求項16】 第3のスイッチ回路は、ゲート長の長
    いMOSトランジスタが複数個並列接続されて成ること
    を特徴とする請求項11記載の電圧レベル変換回路。
  17. 【請求項17】 第3のスイッチ回路は、ゲート幅の狭
    いMOSトランジスタが複数個並列接続されて成ること
    を特徴とする請求項11記載の電圧レベル変換回路。
  18. 【請求項18】 別途、前記所定電圧を発生する電圧源
    がゲートに接続された他のNチャネル型のMOSトラン
    ジスタを備えると共に、 第3のスイッチ回路は、直列接続された2個のNチャネ
    ル型のMOSトランジスタにより構成され、 前記第3のスイッチ回路を構成する一方のNチャネル型
    のMOSトランジスタのゲートには前記外部信号が直接
    に入力され、他方のNチャネル型のMOSトランジスタ
    のゲートには前記外部信号が前記他のNチャネル型のM
    OSトランジスタを経て入力されることを特徴とする請
    項14記載の電圧レベル変換回路。
  19. 【請求項19】 別途、前記所定電圧を発生する電圧源
    がゲートに接続された他のNチャネル型のMOSトラン
    ジスタを備え、 第3のスイッチ回路は、1個のNチャネル型のMOSト
    ランジスタにより構成され、 前記第3のスイッチ回路を構成するNチャネル型のMO
    Sトランジスタのゲートには前記外部信号が前記他のN
    チャネル型のMOSトランジスタを経て入力されること
    を特徴とする請求項14記載の電圧レベル変換回路。
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