JP3504681B2 - 電子式内視鏡装置 - Google Patents

電子式内視鏡装置

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JP3504681B2 JP06029193A JP6029193A JP3504681B2 JP 3504681 B2 JP3504681 B2 JP 3504681B2 JP 06029193 A JP06029193 A JP 06029193A JP 6029193 A JP6029193 A JP 6029193A JP 3504681 B2 JP3504681 B2 JP 3504681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡本体内に組み込
んだ撮像素子で撮像した内視鏡像をTVモニタで表示す
る電子式内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、CCD等の固体撮像素子を内視鏡
の挿入部や操作部本体に組み込んだ電子式内視鏡(いわ
ゆるビデオスコープ)が知られている。この電子式内視
鏡では、手術操作中、その内視鏡本体を光軸回りに回転
すると、TVモニタ上では被写体の像の向きが回転し、
その像の上下方向(天地方向)が変わる。 【0003】内視鏡を用いて体腔内手術を行う場合、そ
の内視鏡の視野方向を変えるため、内視鏡の挿入部を光
軸回りに回転させることがある。このとき、TVモニタ
上では像が回転して傾いたり天地が逆になってしまうた
め、オリエンテーションが容易でなく、手技の操作がや
り難かった。これは、特に、側視式や斜視式の内視鏡の
場合には観察方向まで大きく変わってしまうので、オリ
エンテーションの把握が困難な状況になり易い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、固
体撮像素子を組み込んだ電子式内視鏡では、その内視鏡
を操作中、挿入部を光軸回りに回転すると、TVモニタ
上での像が回転して傾いたり天地が逆になる。特に、側
視式や斜視式の内視鏡の場合には観察方向まで大きく変
わってしまう結果、オリエンテーションの把握が容易で
ない。 【0005】本発明は、内視鏡の操作中、内視鏡本体を
光軸回りに回転しても、モニタでの像が回転することな
く、そのオリエンテーションの把握が容易であり、あら
ゆる手技の操作がやり易くなる電子式内視鏡装置を提供
することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、内視鏡像を撮像する撮像手段を有する内
視鏡本体と、前記内視鏡像を回転させて表示手段に表示
させるための像回転手段と、前記内視鏡本体を前記内視
鏡本体の軸回りに回転させたときの重力方向に応じた特
徴情報を前記内視鏡像とともに前記撮像手段に撮像させ
て該撮像した像に反映させる重力方向検知手段と、前記
内視鏡本体を正立状態にしたときに、前記重力方向検知
手段が検知した内視鏡本体の姿勢情報を前記撮像手段で
撮像した像に反映させた第1の特徴情報をあらかじめ記
憶する記憶手段と、前記内視鏡本体を前記内視鏡本体の
軸回りに前記正立状態から所定の回転量で回転させたと
きに、前記重力方向検知手段が検知した内視鏡本体の姿
勢情報を前記撮像手段で撮像した像に反映させた第2の
特徴情報と、前記の記憶手段に記憶した第1の特徴情報
とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果
に基づいて、前記表示手段に表示される前記内視鏡像の
回転量を前記像回転手段によって正立状態に制御するた
めの制御信号を生成する像回転制御手段と、を具備した
ことを特徴とする電子式内視鏡装置である。 【0007】 【実施例】図1ないし図6は、本発明の第1の実施例を
示すものである。この実施例ではトラカールを用いて腹
腔鏡下手術を行う場合について説明する。図1は電子内
視鏡としての硬性鏡たる斜視型の腹腔鏡1を示し、これ
は挿入部2と手元操作部3とを有する。 【0008】腹腔鏡1の挿入部2は直管状の外管4の内
部に内管5を挿入配置してなり、この内管5の内部には
観察用支持管6が嵌挿されている。支持管6の先端部内
には、斜視型の対物レンズ系7を保持した対物枠8が取
着されている。外管4の先端は対物レンズ系7が臨む透
明な観察窓9で気密的に封止さている。 【0009】手元操作部3の本体は、外管4の手元側基
端を固定的に取着する第1の本体部11と、内管5の手
元側基端を固定的に取着する第2の本体部12と、後述
するCCD枠管18の手元側基端を固定的に取着する第
3の本体部13とを有し、これらの本体部11,12,
13は一体的に連結されている。 【0010】第1の本体部11の下壁部位には、ライト
ガイド口金14が設けられている。前記外管4と内管5
との間のスペースにはライトガイド用ファイバ束15が
内装され、このファイバ束15の一端はライトガイド口
金14に取着されている。ファイバ束15の他端は挿入
部2の先端面に取着されている。そして、このファイバ
束15を通じて導かれた照明光を視野内に照射するよう
になっている。ライトガイド口金14には図示しない光
源装置からのライトガイドケーブル16が着脱自在に装
着される(図4を参照)。 【0011】一方、挿入部2の支持管6の内側には、回
転自在な回転管17が設けられ、さらに、この回転管1
7の内側には、後述するCCD枠管18が設けられてい
る。回転管17の先端部内には、イメージローテータ1
9が固定的に取り付けられている。 【0012】また、CCD枠管18の先端部内には、撮
像面に結像する像を電気信号(撮像信号)に変換する固
体撮像素子としてのCCD20が固定的に取り付けられ
ている。前述したように、CCD枠管18は、第3の本
体部13に対して固定的に連結されているため、CCD
20は、対物レンズ系7と同様、挿入部2の外管4と内
管5、および手元操作部3の本体部11,12,13に
対して、回転せず、固定的である。 【0013】前述した対物レンズ系7、イメージローテ
ータ19およびCCD20の光軸は一致しており、対物
レンズ系7は、イメージローテータ19を通じてCCD
20の撮像面に視野画像を結像する。イメージローテー
タ19は光軸回りで回転することにより、CCD20の
撮像面に結像する視野画像を、その回転量の2倍、回転
する機能を有する。 【0014】前記CCD20は、これによって得た撮像
信号を増幅するアンプ回路21を有している。これに接
続された信号ケーブル22は、CCD枠管18内を通じ
て導かれ、さらに、そのCCD枠管18の手元端部に取
着された口金23から可撓性ケーブルチューブ24を通
じて導かれ、内視鏡外部のカメラコントロールユニット
25に接続される。カメラコントロールユニット25
は、CCD20の読取り動作を制御し、その撮像信号を
処理して映像信号に変換する。この映像信号はTVモニ
タ27に伝送される。 【0015】さらに、CCD枠管18の最先端には、視
野絞り28が、前記イメージローテータ19とCCD2
0の間に位置して同軸的に固定されている。また、CC
D20と視野絞り28との間には、CCD用結像レンズ
29が同軸的に設置されている。 【0016】この光学系の部分には内視鏡本体を回転し
たとき前記CCD20の撮像面に結像する像が光軸回り
に回転する回転量を検出する回転検出手段が組み込まれ
ている。すなわち、前記視野絞り28には後述する水準
器30を付設する。視野絞り28の開口周縁には複数の
丸い透孔31が、その視野絞り28の光軸に対して同心
的な円上で等間隔に配置されている。 【0017】この各透孔31を設ける範囲は、前記対物
レンズ系7およびイメージローテータ19を通じてCC
D20側に導入される光像の周辺が照射される部分であ
る。したがって、各透孔31はこれに対応する光像の周
辺の光をそのまま透過する。また、視野絞り28の開口
周縁の上端には、指標32aが設けられている。 【0018】視野絞り28の部材の裏側には、いわゆる
ドーナツ状に丸くした透明な中空管32が前記透孔31
に対応して取着されており、この中空管32には、透明
な水33と比較的不透明な油34が入れられている。水
33に対して比重の小さな油34が常に重力方向の反対
側の上方に位置する。 【0019】このため、油34が位置する部分に対応す
る透孔31から漏れる光はそこで遮られる。また、水3
3が位置する部分に対応する透孔31から漏れる光はそ
こで遮られることなく透過する。つまり、水33の部分
を透過した光と油34の部分を透過した光とではその明
るさ等が異なり、これに応じて前記CCD20の撮像面
(受光面)周辺にスポット的に放射する。 【0020】なお、水準器30は水33と油34との組
み合わせの他、図3で示すような組み合わせも考えられ
る。同図(a)は、空気35aと液体35bの組み合わ
せの例であり、図(b)は、水または空気35aと玉3
5cの組み合わせの例であり、図(c)は、空気35
a、液体35b、玉35cの組み合わせの例である。 【0021】前記CCD20側ではその撮像面(受光
面)で各透孔31を透過したスポット状の光像も撮像
し、そのスポットの明るさやパターン等も同時に撮像す
る。そして、図6の形状等認識手段35によって、その
撮像信号から形状を認識する。腹腔鏡1が正立状態にあ
るときの形状等を基準形状として記憶手段(画像メモ
リ)36に記憶し、その後、この基準形状と新たに認識
されるものとを、順次、比較手段37によって比較し、
そのCCD20の撮像面に結像する光像の回転量(位相
差)を検出する。この位相差に応じて内視鏡本体の軸回
りの回転を検出する検知する。モータ制御手段38が後
述する内視鏡像回転補正操作手段のモータ39を駆動す
る。 【0022】次に、内視鏡像の回転を補正する操作機構
について説明する。すなわち、回転管17の基端部は、
手元操作部3における第2の本体部12と第3の本体部
13の間にある空間に位置しており、この基端部外周
に、第1の歯車41を被嵌して固定的に取着する。この
第1の歯車41には、第2の歯車42が噛合している。
第2の歯車42の回転軸43は、第3の本体部13を貫
通しており、この貫通端部は前記モータ39の駆動軸に
連結されている。モータ39は内視鏡像回転補正操作手
段によって駆動制御される。 【0023】前記第3の本体部13に一体的に設けた固
定管45の外周には本体カバー46の後端部が被嵌され
ている。本体カバー46は、本体部11,12,13の
外周にわたり被嵌して覆っている。 【0024】図4は腹腔鏡下手術を行う状況を示してい
る。次に、これを説明する。同図中、50は腹壁であ
り、気腹した腹腔51内には複数のトラカール外筒管5
2,53が腹壁50を貫通して設置され、一方のトラカ
ール外筒管52を通じて前記腹腔鏡1の挿入部2が挿通
されている。また、他方のトラカール外筒管53には例
えば把持鉗子54が挿通されている。 【0025】そして、腹腔鏡1を通じて腹腔51内の臓
器55等を観察して診断、及び例えば把持鉗子54など
の処置具を用いての腹腔鏡下手術の処置を行う。この場
合の腹腔鏡1の観察状態を説明する。 【0026】まず、腹腔鏡1が正面を向く通常の姿勢に
おいて、TVモニタ27には、図5の(a)で示すよう
に視野像が映り、術者は、腹腔鏡1の正面向きからこれ
が正立の状態であると認識している。このときのイメー
ジローテータ19の回転角は、『0°』であり、CCD
20の撮像面には、正立の像が結像されている。このと
き、水準器30の中空管32内の油34の位置は、指標
32の近くにあり、その油34は上部の幾つかの透孔3
1を遮る。油34によって遮られていた透孔31を透過
する光のスポット群40は、形状等認識手段35によっ
て、CCD20の撮像面においての他の透孔31を透過
する光のスポット群との比較において、基準形状として
認識される。この腹腔鏡1が正立状態にあるときの形状
等を基準形状として記憶手段(画像メモリ)36に記憶
する。 【0027】この状態から腹腔鏡1全体を回転させる場
合のことを考える。腹腔鏡1全体を、仮に、『90°』
時計方向へ回転させた場合、図5の(b)で示すよう
に、イメージローテータ19と、CCD20も、『90
°』時計方向へ回転する。このため、TVモニタ27の
画面は、反時計方向へ『90°』逆回転する。 【0028】一方、腹腔鏡1全体を回転させたから、水
準器30が働き、その中空管32内の油34の位置が移
動する。それまで、指標32の近くにあった油34の位
置が移動し、油34は他の透孔31を遮る。油34によ
って遮られていた透孔31の影のスポット群40はその
腹腔鏡1の回転量に応じて移動する。 【0029】このときのCCD20からの撮像信号で、
形状等認識手段35は記憶手段36に記憶した基準形状
からのずれにより、腹腔鏡1の回転量が知れる。CCD
20の撮像面に結像する光像の回転量(位相差)および
回転向きを検出する。 【0030】この検出値に応じてモータ制御手段38が
モータ39を駆動し、伝達歯車機構を介してのイメージ
ローテータ19を逆方向に『45°』回転する。このた
め、CCD20の撮像面に対する像は、時計方向へ『9
0°』回転し、そのCCD20の撮像面に対する像は、
図5の(c)で示すように正立の状態になる。したがっ
て、TVモニタ27の画面には、常に正立の像が得られ
る。つまり、腹腔鏡1の挿入部2をその使用状況に応じ
て適時、回転することがあっても、その腹腔鏡1の本体
に対する向きでの正立の状態で常に観察することができ
る。 【0031】なお、前記実施例の構成において、CCD
は挿入部内に設置したが、手元操作部の本体内に組み込
んでもよい。この場合、通常はリレーレンズを用いて像
の伝送を行うが、イメージローテータの設置個所は挿入
部内でも手元操作部の本体内でもよい。 【0032】図7は本発明の第2の実施例を示すもので
あって、これも腹腔鏡下手術を行う場合に使用する斜視
型腹腔鏡の例である。腹腔鏡1の挿入部2の先端部内に
は、斜視型対物光学系60を構成するプリズム61とレ
ンズ62が設けられ、対物光学系60の後方には撮像素
子としてのCCD63が設置されている。CCD63に
よって得た撮像信号は図示しないアンプ回路で増幅され
る。また、前記挿入部2にはライトガイド用ファイバ束
65が設けられている。 【0033】その信号ケーブル64は、内視鏡外部のカ
メラコントロールユニットに接続される。カメラコント
ロールユニットは、CCD63の読取り動作を制御し、
その撮像信号を処理して映像信号に変換する。この映像
信号は同じく内視鏡外部の図示しないTVモニタに伝送
される。TVモニタはCCD63で撮像した内視鏡像を
表示する。 【0034】さらに、挿入部2の先端部内には重力方向
検知手段(回転検出手段)が設けられている。すなわ
ち、その挿入部2の円周に沿って円環状の溝66を形成
し、この溝66内には自由に転動するようにコロ状の検
出物67が収められている。検出物67は重力により円
環状の溝66の最下部に位置する。さらに、円環状の溝
66に隣接して多数の検出用センサ68が同心的に配置
されている。 【0035】そして、最下部に位置する検出物67に最
も近い検出用センサ68がそれを検出する。検出物67
を検出するセンサ68が作動することにより、検出物6
7の位置を知り、挿入部2の向きを間接的に分かる。す
なわち、腹腔鏡1の本体の向きを知ることができる。こ
れを利用して内視鏡像回転補正制御手段が前記硬性鏡1
の回転に応じてモニタ上の像を回転させないように補正
制御を行う。この内視鏡像回転補正制御手段は、前述し
たようにイメージローテータを利用して補正する方式で
もよいし、電気的に演算処理して画像補正を行う方式で
もよい。 【0036】そして、腹腔鏡1全体を回転させた場合、
モニタ上に表示される像が回転するが、前記重力方向検
知手段により知った回転方向と回転量からモニタの内視
鏡像の回転を補正し、常に正立で表示されるようにす
る。 【0037】なお、検出用センサ68としては、検出物
67に磁性体を用い、この磁力をホール素子等の磁気セ
ンサで検出する方式も可能である。また、図8で示すよ
うに、磁石71から出す磁力線が横切ることにより誘導
電流の変化を検出回路部72で検出して鉄等の誘電体か
らなる検出物73を検出する近接スイッチを構成しても
よい。また、これには出力回路74を有する。また、図
9で示すように、リードスイッチ75と磁石からなる検
出物76との組み合わせを利用してもよい。なお、検出
物に磁性流体を利用することも可能である。 【0038】また、本発明は前記各実施例この方式に限
定されるものではなく、メージローテータを用いる代わ
りに撮像素子の方を回転して補正する方式としてもよ
い。メージローテータの機能は撮像素子に結像する像を
回転するものであるから、撮像素子を相対的に回転して
も同様な機能が得られる。 【0039】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子式内
視鏡装置によれば、内視鏡の操作中、内視鏡本体を光軸
回りに回転しても、モニタでの像が回転することなく、
そのオリエンテーションの把握が容易であり、あらゆる
手技の操作がやり易くなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の第1の実施例に係る腹腔鏡の
縦断面図、(b)は光学系と撮像系の概略的な構成の説
明図。 【図2】本発明の第1の実施例に係る腹腔鏡の回転検出
部の斜視図。 【図3】(a)(b)(c)はそれぞれ異なる回転検出
部の変形例を示す説明図。 【図4】本発明の第1の実施例に係る腹腔鏡の使用状態
の説明図。 【図5】本発明の第1の実施例に係る腹腔鏡の内視鏡像
回転補正動作の説明図。 【図6】本発明の第1の実施例に係る腹腔鏡の内視鏡像
回転補正手段のブロック構成の説明図。 【図7】(a)は本発明の第2の実施例に係る挿入部の
先端部の概略的な構成の説明図、(b)は(a)中A−
A線に沿って回転検出部を見た図。 【図8】回転検出手段の変形例の概略的な構成の説明
図。 【図9】回転検出手段の他の変形例の概略的な構成の説
明図。 【符号の説明】 1…腹腔鏡、2…挿入部、3…手元操作部、7…対物レ
ンズ系、17…回転管、19…イメージローテータ、2
0…CCD、27…TVモニタ、28…視野絞り、30
…水準器、41…第1の歯車、42…第2の歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 幸男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 窪田 哲丸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 水野 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 朝規 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 金森 巌 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−34150(JP,A) 特開 平1−295212(JP,A) 特開 昭61−122836(JP,A) 特開 昭61−71304(JP,A) 特開 平4−90743(JP,A) 実開 平4−36384(JP,U) 実開 平1−181019(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G01V 7/00 G01C 9/00 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】内視鏡像を撮像する撮像手段を有する内視
    鏡本体と、前記内視鏡像 を回転させて表示手段に表示させるための
    像回転手段と、 前記内視鏡本体を前記内視鏡本体の軸回りに回転させた
    ときの重力方向に応じた特徴情報を前記内視鏡像ととも
    に前記撮像手段に撮像させて該撮像した像に反映させる
    重力方向検知手段と、 前記内視鏡本体を正立状態にしたときに、前記重力方向
    検知手段が検知した内視鏡本体の姿勢情報を前記撮像手
    段で撮像した像に反映させた第1の特徴情報をあらかじ
    め記憶する記憶手段と、 前記内視鏡本体を前記内視鏡本体の軸回りに前記正立状
    態から所定の回転量で回転させたときに、前記重力方向
    検知手段が検知した内視鏡本体の姿勢情報を前記撮像手
    段で撮像した像に反映させた第2の特徴情報と、前記の
    記憶手段に記憶した第1の特徴情報とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記表示手段
    に表示される前記内視鏡像の回転量を前記像回転手段に
    よって正立状態に制御するための制御信号を生成する像
    回転制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子式内視鏡装置。
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