JP3504639B2 - 排煙用のレンジフード及びグリスフィルター - Google Patents
排煙用のレンジフード及びグリスフィルターInfo
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- JP3504639B2 JP3504639B2 JP2001187171A JP2001187171A JP3504639B2 JP 3504639 B2 JP3504639 B2 JP 3504639B2 JP 2001187171 A JP2001187171 A JP 2001187171A JP 2001187171 A JP2001187171 A JP 2001187171A JP 3504639 B2 JP3504639 B2 JP 3504639B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、厨房等で用いる
排煙用のレンジフード及びグリスフィルターに関する。
排煙用のレンジフード及びグリスフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排煙用のレンジフードは例えばガ
ス等のレンジ部分の上方に位置して下方に開口するよう
に設けられ、その吸引口から煙を吸引するようになって
いる。その吸引部には、煙中の油脂分等を取るグリスフ
ィルター機能を生じるように、多数の小孔を全領域にあ
けた吸引部プレートを配置している。そして、吸引部の
近傍に設けられた吸引ファンにより煙を吸い込んでいく
が、吸引部プレートの全領域において吸引作用の強いと
ころと弱いところが生じ、例えば吸引ファンの近傍では
吸引力(吸引圧)が強くなるが、遠いところは弱く、特
にレンジフードの前側部分から一部の煙が逃げやすい傾
向があった。これを防ぐには、吸引ファン等の吸引力を
大きくする必要があるが、そうすると駆動部が大型化
し、また、コストアップにもつながる。
ス等のレンジ部分の上方に位置して下方に開口するよう
に設けられ、その吸引口から煙を吸引するようになって
いる。その吸引部には、煙中の油脂分等を取るグリスフ
ィルター機能を生じるように、多数の小孔を全領域にあ
けた吸引部プレートを配置している。そして、吸引部の
近傍に設けられた吸引ファンにより煙を吸い込んでいく
が、吸引部プレートの全領域において吸引作用の強いと
ころと弱いところが生じ、例えば吸引ファンの近傍では
吸引力(吸引圧)が強くなるが、遠いところは弱く、特
にレンジフードの前側部分から一部の煙が逃げやすい傾
向があった。これを防ぐには、吸引ファン等の吸引力を
大きくする必要があるが、そうすると駆動部が大型化
し、また、コストアップにもつながる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、吸
引力を大きくしなくても煙の吸引作用を均一化して吸引
効率を高めるとともに、排煙されずに煙が逃げることを
抑制することにある。
引力を大きくしなくても煙の吸引作用を均一化して吸引
効率を高めるとともに、排煙されずに煙が逃げることを
抑制することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この発明
は、下方へ向いたフード本体の開口を覆うように面状の
煙吸引部が形成され、その面状の煙吸引部は、下端から
上側へ入り込む所定の深さを有する凹部で形成される煙
溜部と、その凹部の底面を構成するように下側を向いて
面状に配置される吸引部プレートとを備え、その吸引部
プレートの面状形態における前記凹部の側壁に近い外側
部分に煙の吸引領域が形成され、前記凹部の側壁から遠
い内側領域は非吸引領域とされて前記煙溜部に導入され
た煙を前記吸引領域に拡散するように導く整流領域とさ
れるとともに、前記フード本体は水平に前方へ突出し、
前記煙溜部となる凹部の底面を形成するように配置され
る吸引部プレートは上側に傾斜するように傾斜配置さ
れ、それに伴って前記煙溜部を形成する凹部は前側ほど
大きな深さを有するものとされたことを特徴とする。
は、下方へ向いたフード本体の開口を覆うように面状の
煙吸引部が形成され、その面状の煙吸引部は、下端から
上側へ入り込む所定の深さを有する凹部で形成される煙
溜部と、その凹部の底面を構成するように下側を向いて
面状に配置される吸引部プレートとを備え、その吸引部
プレートの面状形態における前記凹部の側壁に近い外側
部分に煙の吸引領域が形成され、前記凹部の側壁から遠
い内側領域は非吸引領域とされて前記煙溜部に導入され
た煙を前記吸引領域に拡散するように導く整流領域とさ
れるとともに、前記フード本体は水平に前方へ突出し、
前記煙溜部となる凹部の底面を形成するように配置され
る吸引部プレートは上側に傾斜するように傾斜配置さ
れ、それに伴って前記煙溜部を形成する凹部は前側ほど
大きな深さを有するものとされたことを特徴とする。
【0005】このように吸引すべき煙をフード本体の凹
部で形成される煙溜部へ導入するとともに、そこから吸
引される煙を吸引部プレートの非吸引領域を整流領域と
して外側の吸引領域へ拡散するように導き、その外側の
吸引領域から煙を吸引することによって、面状の煙吸引
部における吸引作用(吸引圧)が均一化し、吸引力を高
めなくても全体としての吸引効率を向上させることがで
きる。しかも、煙はいったん煙溜部へ導かれ、そこで拡
散・整流されて吸引領域から吸引されるため、レンジフ
ードから吸引されずに逃げてしまう煙が生じにくくな
る。
部で形成される煙溜部へ導入するとともに、そこから吸
引される煙を吸引部プレートの非吸引領域を整流領域と
して外側の吸引領域へ拡散するように導き、その外側の
吸引領域から煙を吸引することによって、面状の煙吸引
部における吸引作用(吸引圧)が均一化し、吸引力を高
めなくても全体としての吸引効率を向上させることがで
きる。しかも、煙はいったん煙溜部へ導かれ、そこで拡
散・整流されて吸引領域から吸引されるため、レンジフ
ードから吸引されずに逃げてしまう煙が生じにくくな
る。
【0006】この発明のレンジフードは、側面壁に壁付
けすることができ、その場合吸引部プレートにおける吸
引領域は、側面壁に向かって中央領域を除く両側に帯状
に形成することができる。さらに、その帯状領域の側面
壁から遠い側の端部をさらに中央側へ入り込むように延
長して吸引領域を延長することが可能である。このよう
な延長領域により、煙溜部に入り込んだ煙が前側から逃
げようとしても、その延長領域で効果的に吸引できる。
けすることができ、その場合吸引部プレートにおける吸
引領域は、側面壁に向かって中央領域を除く両側に帯状
に形成することができる。さらに、その帯状領域の側面
壁から遠い側の端部をさらに中央側へ入り込むように延
長して吸引領域を延長することが可能である。このよう
な延長領域により、煙溜部に入り込んだ煙が前側から逃
げようとしても、その延長領域で効果的に吸引できる。
【0007】吸引部プレートにおける吸引領域は厚さ方
向に貫通する多数の小孔からなる小孔群で構成できる。
また、非吸引領域となる整流領域は小孔群が形成されな
いプレート面で構成できる。そして、このような吸引部
プレートは、レンジフードの開口に着脱可能に配置され
て小孔群を通過する油中の油脂分を付着させるグリスフ
ィルターとして使用できる。またそのようなグリスフィ
ルターとしての吸引部プレートを、少なくとも中央及び
左右の複数に分割して分割プレートとし、左右の分割プ
レートに前述の小孔群からなる吸引領域を形成し、中央
の分割プレートには小孔群を形成せずに、そのプレート
面を整流領域とし、これら分割プレートをあわせて一つ
の吸引部プレートとすることができる。
向に貫通する多数の小孔からなる小孔群で構成できる。
また、非吸引領域となる整流領域は小孔群が形成されな
いプレート面で構成できる。そして、このような吸引部
プレートは、レンジフードの開口に着脱可能に配置され
て小孔群を通過する油中の油脂分を付着させるグリスフ
ィルターとして使用できる。またそのようなグリスフィ
ルターとしての吸引部プレートを、少なくとも中央及び
左右の複数に分割して分割プレートとし、左右の分割プ
レートに前述の小孔群からなる吸引領域を形成し、中央
の分割プレートには小孔群を形成せずに、そのプレート
面を整流領域とし、これら分割プレートをあわせて一つ
の吸引部プレートとすることができる。
【0008】また、煙溜部となる凹部の底面を形成する
吸引部プレートを、上側に傾斜するように傾斜配置する
ことにより、煙溜部を形成する凹部は前側ほど大きな深
さを有し、特に吸引部プレートの後側に吸引ファンが位
置する場合、吸引部プレートの前側部分は通常であれ
ば、吸引作用が弱くなりがちで、その前側から煙が逃げ
やすいのであるが、このようにその前側をより深い煙溜
部として煙が逃げるのを防ぎ、上述の吸引領域からその
煙を吸引すれば、前側から煙が一層逃げにくくなり好ま
しい。特にこのように前側が深くされた煙溜部に対応し
て、より広い面積で吸引領域を形成すれば(例えば上述
のような吸引部を煙溜部の前側に設ける)、煙溜部の前
側に煙を閉じこめて、そこに重点的に設けられた吸引領
域から一層効果的に煙を吸引し、煙の吸引漏れを防ぐこ
とができる。
吸引部プレートを、上側に傾斜するように傾斜配置する
ことにより、煙溜部を形成する凹部は前側ほど大きな深
さを有し、特に吸引部プレートの後側に吸引ファンが位
置する場合、吸引部プレートの前側部分は通常であれ
ば、吸引作用が弱くなりがちで、その前側から煙が逃げ
やすいのであるが、このようにその前側をより深い煙溜
部として煙が逃げるのを防ぎ、上述の吸引領域からその
煙を吸引すれば、前側から煙が一層逃げにくくなり好ま
しい。特にこのように前側が深くされた煙溜部に対応し
て、より広い面積で吸引領域を形成すれば(例えば上述
のような吸引部を煙溜部の前側に設ける)、煙溜部の前
側に煙を閉じこめて、そこに重点的に設けられた吸引領
域から一層効果的に煙を吸引し、煙の吸引漏れを防ぐこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1及び図2はこ
の発明の一実施例である排煙用のレンジフードの正面図
及び背面図を示している。図3、図4は左右の側面図、
図5、図6は平面図及び底面図、図7は斜視図である。
これらの図で、このレンジフードは下方を向く開口を有
するフード本体1と、このフード本体1の開口2(図6
参照)を塞ぐように設けられた吸引部プレート3と、フ
ード本体1の上部後側に設けられて、内部に吸引ファン
(例えばシロッコファン等)を収容した吸引駆動部4
と、フード本体1の上部のほぼ中心部に設けられたダク
ト連結部5とを備え、ダクト連結部5にはフード本体1
から吸引した煙を外部へ導くダクト6が連結される。
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1及び図2はこ
の発明の一実施例である排煙用のレンジフードの正面図
及び背面図を示している。図3、図4は左右の側面図、
図5、図6は平面図及び底面図、図7は斜視図である。
これらの図で、このレンジフードは下方を向く開口を有
するフード本体1と、このフード本体1の開口2(図6
参照)を塞ぐように設けられた吸引部プレート3と、フ
ード本体1の上部後側に設けられて、内部に吸引ファン
(例えばシロッコファン等)を収容した吸引駆動部4
と、フード本体1の上部のほぼ中心部に設けられたダク
ト連結部5とを備え、ダクト連結部5にはフード本体1
から吸引した煙を外部へ導くダクト6が連結される。
【0010】なお、図2に示すように、レンジフード2
の背面には、室内の側面壁8にレンジフードを固定する
ための固定部材(通常はビス、ボルト等のねじ部材)を
通す孔9、10が形成されている。ここで上部の孔9
は、レンジフードを仮固定するために側面壁8側に固定
されたショルダースクリュー等の係合部に係合される仮
固定用の孔であり、下側の孔10は側面壁8側へ締め込
まれるねじ部材が挿通される孔である。
の背面には、室内の側面壁8にレンジフードを固定する
ための固定部材(通常はビス、ボルト等のねじ部材)を
通す孔9、10が形成されている。ここで上部の孔9
は、レンジフードを仮固定するために側面壁8側に固定
されたショルダースクリュー等の係合部に係合される仮
固定用の孔であり、下側の孔10は側面壁8側へ締め込
まれるねじ部材が挿通される孔である。
【0011】図3及び図4に示すように、フード本体1
は、側面壁8からほぼ水平に前方へ突出し、このフード
本体1の下側にガスレンジ等の調理部を位置させるのが
普通である。図5〜図7に示すように、フード本体1は
全体として一定厚みの四角形状をなしていて、図6の開
口2にも、それに対応するほぼ方形の開口となってい
る。
は、側面壁8からほぼ水平に前方へ突出し、このフード
本体1の下側にガスレンジ等の調理部を位置させるのが
普通である。図5〜図7に示すように、フード本体1は
全体として一定厚みの四角形状をなしていて、図6の開
口2にも、それに対応するほぼ方形の開口となってい
る。
【0012】そして、吸引部プレート3は、この例では
左右及び中央の3枚に分割された分割プレート3a、3
b及び3cとされ、これらがほぼ平面上で突き合わされ
て開口2を覆うことにより全体として一つの吸引部プレ
ート3となる。フード本体1の開口2に吸引部プレート
3が装着されることにより、図6(b)に示すように、
その吸引部プレート3を底面とする下方に開口する凹部
が煙溜部11(以下、凹部ともいう)とされる。この煙
溜部11(凹部)は、前述の側面壁8側を後側とし、そ
れから遠い側を前側とすれば、前側ほど深さが深くなる
ように形成されている。言い換えれば、吸引部プレート
3が前側に向かって上方に傾斜するように傾斜配置され
て、前側ほど深い煙溜部11とされている。なお、この
ような吸引部プレート3の傾斜配置をせず、全体にわた
って一定深さの煙溜部11とすることも可能であるが、
前側ほど深い煙溜部11とすることにより、前側からの
煙の逃げを防ぐ上で有効となる。
左右及び中央の3枚に分割された分割プレート3a、3
b及び3cとされ、これらがほぼ平面上で突き合わされ
て開口2を覆うことにより全体として一つの吸引部プレ
ート3となる。フード本体1の開口2に吸引部プレート
3が装着されることにより、図6(b)に示すように、
その吸引部プレート3を底面とする下方に開口する凹部
が煙溜部11(以下、凹部ともいう)とされる。この煙
溜部11(凹部)は、前述の側面壁8側を後側とし、そ
れから遠い側を前側とすれば、前側ほど深さが深くなる
ように形成されている。言い換えれば、吸引部プレート
3が前側に向かって上方に傾斜するように傾斜配置され
て、前側ほど深い煙溜部11とされている。なお、この
ような吸引部プレート3の傾斜配置をせず、全体にわた
って一定深さの煙溜部11とすることも可能であるが、
前側ほど深い煙溜部11とすることにより、前側からの
煙の逃げを防ぐ上で有効となる。
【0013】吸引部プレート3には、板厚方向に貫通す
る多数の小孔(図8参照)13が密集した小孔群からな
る吸引領域14が形成されている。この例では、多数の
小孔13が互い違いに(千鳥状に)形成されて密集し、
この小孔群13を煙が通過するように吸引されることと
なる。
る多数の小孔(図8参照)13が密集した小孔群からな
る吸引領域14が形成されている。この例では、多数の
小孔13が互い違いに(千鳥状に)形成されて密集し、
この小孔群13を煙が通過するように吸引されることと
なる。
【0014】図6に示すように、吸引部プレート3に形
成された吸引領域14は、フード本体1の両サイドに偏
って設けられ、前述の煙溜部11の凹部側壁12に近接
して形成されている。一方、フード本体1の中央側部分
(凹部側壁12に近い側を外側とした場合の内側領域)
には、吸引領域14が形成されておらず、平坦なプレー
ト表面とされ、この部分がフード本体1の煙溜部(凹
部)11に導入された煙を左右及び前方に拡散して整流
する整流領域15(拡散部ないし非吸引領域)となる。
この例で左右の吸引領域14は、フード本体1の前後方
向に所定の幅で帯状に延びる帯状領域14aと、その帯
状領域の前端側からほぼ直角に中央側に入り込むように
形成された延長部14b(延長領域)とが連なったもの
とされる。この鍵形に互いに接近するように形成された
各延長部14bは、吸引部プレート3の中央部まで至ら
ず、途中で途切れているが、これを中央部を跨ぐように
連続して形成し、フード本体1の後側部分を除いて、煙
溜部11の凹部側壁12に沿って帯状に連続的に形成さ
れる吸引領域としてもよい。
成された吸引領域14は、フード本体1の両サイドに偏
って設けられ、前述の煙溜部11の凹部側壁12に近接
して形成されている。一方、フード本体1の中央側部分
(凹部側壁12に近い側を外側とした場合の内側領域)
には、吸引領域14が形成されておらず、平坦なプレー
ト表面とされ、この部分がフード本体1の煙溜部(凹
部)11に導入された煙を左右及び前方に拡散して整流
する整流領域15(拡散部ないし非吸引領域)となる。
この例で左右の吸引領域14は、フード本体1の前後方
向に所定の幅で帯状に延びる帯状領域14aと、その帯
状領域の前端側からほぼ直角に中央側に入り込むように
形成された延長部14b(延長領域)とが連なったもの
とされる。この鍵形に互いに接近するように形成された
各延長部14bは、吸引部プレート3の中央部まで至ら
ず、途中で途切れているが、これを中央部を跨ぐように
連続して形成し、フード本体1の後側部分を除いて、煙
溜部11の凹部側壁12に沿って帯状に連続的に形成さ
れる吸引領域としてもよい。
【0015】前述のように、この例では、吸引部プレー
ト3が左右及び中央の3つの分割プレート3a、3b及
び3cに分割され、左右の分割プレート3a及び3c
に、中央線に関して互いに互いに対称となるような吸引
領域14が形成され、中央の分割プレート3bには吸引
領域は形成されず、そのプレート表面が前述の整流領域
15となっている。また、中央の分割プレート3bに
は、そのプレート3bをフード本体1から取り外した
り、あるいは取り付けたりする際に使用するホルダ孔1
6(作業者が指等を入れてプレート3bを保持する)が
形成されている。全体として一つの吸引部プレート3を
構成する分割プレート3a、3b及び3cは、それぞれ
独立してフード本体1の開口2に取り付け、取り外され
るものであり、後述するように、中央の分割プレート3
bを取り外した後、左右の分割プレート3a及び3cを
取り外すこととなる。逆に取り付ける際には、左右の分
割プレート3a及び3cを装着した後、最後に中央の分
割プレート3bを装着することとなる。
ト3が左右及び中央の3つの分割プレート3a、3b及
び3cに分割され、左右の分割プレート3a及び3c
に、中央線に関して互いに互いに対称となるような吸引
領域14が形成され、中央の分割プレート3bには吸引
領域は形成されず、そのプレート表面が前述の整流領域
15となっている。また、中央の分割プレート3bに
は、そのプレート3bをフード本体1から取り外した
り、あるいは取り付けたりする際に使用するホルダ孔1
6(作業者が指等を入れてプレート3bを保持する)が
形成されている。全体として一つの吸引部プレート3を
構成する分割プレート3a、3b及び3cは、それぞれ
独立してフード本体1の開口2に取り付け、取り外され
るものであり、後述するように、中央の分割プレート3
bを取り外した後、左右の分割プレート3a及び3cを
取り外すこととなる。逆に取り付ける際には、左右の分
割プレート3a及び3cを装着した後、最後に中央の分
割プレート3bを装着することとなる。
【0016】図9に左右の分割プレート3a(3c)を
示す。この左右のプレート3a又は3c(以下、3aで
代表させる)の外周縁の3辺には、フード本体1の開口
部に係合する(脱落不能に引っ掛ける)突起17が板面
から所定寸法で垂直に立ち上がって形成され、またジョ
イントされる突合せ端縁には、その係合突起17と反対
側に直角に所定寸法立ち上がる端壁(突き合わせ壁)1
8が形成されている。また図10に示すように、中央の
分割プレート3bの両側の突合せ端縁にも、プレート板
面から小寸法垂直に立ち上がる端壁19が形成されると
ともに、前端縁及び後端縁には、その端壁19とは反対
側に直角に立ち上がる係合突起20が形成されている。
図11及び図12に示すように、これら3枚の分割プレ
ート3a、3b及び3cが合わさってフード本体1の開
口2の立上り壁21に装着された状態では、フード本体
1側の立上り壁21の外側にごく近接して各プレート3
a〜3cの係合突起17及び20が位置して、各プレー
ト3a〜3cの位置決めがなされる。この装着状態で各
プレート3a〜3cは実質的に移動を阻止され、かつ脱
落が防止された状態でフード本体1の立上り壁21の上
端に乗って、ここで支持された状態となる。
示す。この左右のプレート3a又は3c(以下、3aで
代表させる)の外周縁の3辺には、フード本体1の開口
部に係合する(脱落不能に引っ掛ける)突起17が板面
から所定寸法で垂直に立ち上がって形成され、またジョ
イントされる突合せ端縁には、その係合突起17と反対
側に直角に所定寸法立ち上がる端壁(突き合わせ壁)1
8が形成されている。また図10に示すように、中央の
分割プレート3bの両側の突合せ端縁にも、プレート板
面から小寸法垂直に立ち上がる端壁19が形成されると
ともに、前端縁及び後端縁には、その端壁19とは反対
側に直角に立ち上がる係合突起20が形成されている。
図11及び図12に示すように、これら3枚の分割プレ
ート3a、3b及び3cが合わさってフード本体1の開
口2の立上り壁21に装着された状態では、フード本体
1側の立上り壁21の外側にごく近接して各プレート3
a〜3cの係合突起17及び20が位置して、各プレー
ト3a〜3cの位置決めがなされる。この装着状態で各
プレート3a〜3cは実質的に移動を阻止され、かつ脱
落が防止された状態でフード本体1の立上り壁21の上
端に乗って、ここで支持された状態となる。
【0017】そして、図13(a)に示すように、全体
としての吸引部プレート3はフード本体1に対し、左右
方向にはほぼ実質的に水平状態となり、また、(b)に
示すように、前後方向では前側がより高い斜め上方の傾
斜配置とすることができる。そして、このような上方傾
斜配置とすれば、煙溜部としての凹部11は前側ほど大
きな深さを有し、(c)に示すように、そのより深い煙
溜部11に対応して吸引領域14の面積比率が大きくな
るように、前述の延長部14bが形成されている。従っ
て、この深くされた煙溜部11に、煙がいわば追いやら
れた状態で前側部分からもこの延長吸引部14bにより
積極的に煙の吸引がなされる。つまり、レンジフードが
取り付けられる側面壁8に近接して吸引ファン手段が設
けられることが多いため、その後側の吸引力は強く前側
が弱くなりがちである。これを、通常であれば吸引作用
が弱い前側からも効果的に吸引されるように、中央部の
整流領域15を利用して煙を前側にも積極的に移行さ
せ、全体として吸引力(吸引圧)がほぼ一定となるよう
に調整する。これにより、吸引部プレート3の全面に均
一に吸引用の小孔群を設けた場合に比べて、全体として
の吸引能力が高まるばかりでなく、前側から煙が逃げる
ことも効果的に抑制される。
としての吸引部プレート3はフード本体1に対し、左右
方向にはほぼ実質的に水平状態となり、また、(b)に
示すように、前後方向では前側がより高い斜め上方の傾
斜配置とすることができる。そして、このような上方傾
斜配置とすれば、煙溜部としての凹部11は前側ほど大
きな深さを有し、(c)に示すように、そのより深い煙
溜部11に対応して吸引領域14の面積比率が大きくな
るように、前述の延長部14bが形成されている。従っ
て、この深くされた煙溜部11に、煙がいわば追いやら
れた状態で前側部分からもこの延長吸引部14bにより
積極的に煙の吸引がなされる。つまり、レンジフードが
取り付けられる側面壁8に近接して吸引ファン手段が設
けられることが多いため、その後側の吸引力は強く前側
が弱くなりがちである。これを、通常であれば吸引作用
が弱い前側からも効果的に吸引されるように、中央部の
整流領域15を利用して煙を前側にも積極的に移行さ
せ、全体として吸引力(吸引圧)がほぼ一定となるよう
に調整する。これにより、吸引部プレート3の全面に均
一に吸引用の小孔群を設けた場合に比べて、全体として
の吸引能力が高まるばかりでなく、前側から煙が逃げる
ことも効果的に抑制される。
【0018】なお、図14に示すように、フード本体1
の煙溜部(凹部)11の下側への開口部に、下端側に向
かって断面円弧状に滑らかに開口する煙誘導部23を形
成したり、(b)に示すように、下側ほど開口が大きく
なるような傾斜壁面による煙誘導部24を形成してもよ
い。このように煙溜部11に煙を導入しやすくすること
により、上述した煙溜部11における煙の拡散ひいては
吸引作用の効率化を一層効果的に達成することができ
る。
の煙溜部(凹部)11の下側への開口部に、下端側に向
かって断面円弧状に滑らかに開口する煙誘導部23を形
成したり、(b)に示すように、下側ほど開口が大きく
なるような傾斜壁面による煙誘導部24を形成してもよ
い。このように煙溜部11に煙を導入しやすくすること
により、上述した煙溜部11における煙の拡散ひいては
吸引作用の効率化を一層効果的に達成することができ
る。
【0019】ここで、上記のような吸引部プレート3
(3a〜3c)における小孔群13からなる吸引領域を
経て煙が吸引され、図1等のダクト6を経て外部へ排出
される。そして、吸引部プレート3はグリスフィルター
として機能していて、煙中に含まれる油脂分が吸引部プ
レート3に付着する。これを定期的に清掃する際には、
吸引部プレート3(3a〜3c)をフード本体1から取
り外して掃除することとなる。
(3a〜3c)における小孔群13からなる吸引領域を
経て煙が吸引され、図1等のダクト6を経て外部へ排出
される。そして、吸引部プレート3はグリスフィルター
として機能していて、煙中に含まれる油脂分が吸引部プ
レート3に付着する。これを定期的に清掃する際には、
吸引部プレート3(3a〜3c)をフード本体1から取
り外して掃除することとなる。
【0020】その際、図15示すように、まず中央のプ
レート3bの一端(例えば前端)側を上方へ持ち上げ
て、係合突起20をフード本体1の立上り壁21から外
して、その後後方へずらし、さらにプレート3bの前端
を下に傾斜させてフード本体1から取り外す。その後左
右のプレート3a、3cの側端を上方へ持ち上げて、係
合突起17とフード本体1の立上り壁21との係合を外
して中央側へそれぞれ寄せた後、後は中央のプレート3
bの場合と同様にフード本体1から取り外すことができ
る。取付けの際にはこの逆に、左右のプレート3a、3
cをフード本体1の立上り壁21へ乗せた後、残る中央
スペースにプレート3bを挿入して組付けが完了する。
レート3bの一端(例えば前端)側を上方へ持ち上げ
て、係合突起20をフード本体1の立上り壁21から外
して、その後後方へずらし、さらにプレート3bの前端
を下に傾斜させてフード本体1から取り外す。その後左
右のプレート3a、3cの側端を上方へ持ち上げて、係
合突起17とフード本体1の立上り壁21との係合を外
して中央側へそれぞれ寄せた後、後は中央のプレート3
bの場合と同様にフード本体1から取り外すことができ
る。取付けの際にはこの逆に、左右のプレート3a、3
cをフード本体1の立上り壁21へ乗せた後、残る中央
スペースにプレート3bを挿入して組付けが完了する。
【0021】以上の説明では吸引部プレート3が3分割
にされていたが、吸引部プレートの大きさに応じてこれ
を2分割として、各プレートに吸引領域を形成するこ
と、あるいは4分割又はそれ以上に分割することもで
き、3分割又はそれ以上の分割の場合、左端と右端等の
端部に位置するプレートのみに煙の吸引領域を形成し、
それ以外の中間のプレートには一切吸引領域を形成しな
いこともできるし、隣り合うプレートに跨るように吸引
領域を形成したり、あるいは各プレートの、フード本体
1の煙溜部の側壁に近い領域に部分的に吸引領域を形成
してもよい。
にされていたが、吸引部プレートの大きさに応じてこれ
を2分割として、各プレートに吸引領域を形成するこ
と、あるいは4分割又はそれ以上に分割することもで
き、3分割又はそれ以上の分割の場合、左端と右端等の
端部に位置するプレートのみに煙の吸引領域を形成し、
それ以外の中間のプレートには一切吸引領域を形成しな
いこともできるし、隣り合うプレートに跨るように吸引
領域を形成したり、あるいは各プレートの、フード本体
1の煙溜部の側壁に近い領域に部分的に吸引領域を形成
してもよい。
【0022】また吸引部プレートを分割しないで一体の
ものとすることもでき、その場合は例えば側部からの差
込式等のプレート装着方式を採用したり、あるいは下側
からの取付けで、フード本体1に対するクランプ部材
で、その1枚の吸引部プレートの端部の適数箇所をフー
ド本体1に固定することもできる。
ものとすることもでき、その場合は例えば側部からの差
込式等のプレート装着方式を採用したり、あるいは下側
からの取付けで、フード本体1に対するクランプ部材
で、その1枚の吸引部プレートの端部の適数箇所をフー
ド本体1に固定することもできる。
【0023】また、吸引部プレートにおける煙の吸引領
域としては、以上説明した実施例に限らず、例えば単純
に中央部(中心側よりの領域(内側領域))を非吸引領
域としてここを整流領域に設定し、その周りに環状の吸
引領域を設定することもできる。この場合でも、中央部
の整流領域においてそこに到達した煙が周囲へ拡散さ
れ、その拡散された状態で、少ない吸引面積により吸引
圧が高くされた効果と相まって、均一に吸引されやすく
なる。
域としては、以上説明した実施例に限らず、例えば単純
に中央部(中心側よりの領域(内側領域))を非吸引領
域としてここを整流領域に設定し、その周りに環状の吸
引領域を設定することもできる。この場合でも、中央部
の整流領域においてそこに到達した煙が周囲へ拡散さ
れ、その拡散された状態で、少ない吸引面積により吸引
圧が高くされた効果と相まって、均一に吸引されやすく
なる。
【図1】この発明の一実施例であるレンジフードの正面
図。
図。
【図2】背面図。
【図3】右側面図。
【図4】左側面図。
【図5】平面図。
【図6】底面図及び煙溜部の説明図。
【図7】斜視図。
【図8】小孔群からなる吸引領域の拡大図。
【図9】左右に配置される分割プレートを示す図。
【図10】中央に配置される分割プレートを示す図。
【図11】3分割された分割プレートが1つの吸引部プ
レートとなる構造を示す平面図。
レートとなる構造を示す平面図。
【図12】図11の断面図。
【図13】上記実施例の煙溜部(凹部)の構造を示すと
ともに吸引領域との関係を説明する図。
ともに吸引領域との関係を説明する図。
【図14】煙溜部の変形例を示す図。
【図15】吸引部プレートのフード本体からの取外しの
手順を説明する図。
手順を説明する図。
1 フード本体
2 開口
3 吸引部プレート
3a、3c 左右の分割プレート
3b 中央の分割プレート
4 吸引駆動部
5 ダクト連結部
8 側面壁
11 煙溜部(凹部)
12 凹部側壁
13 小孔群
14 吸引領域
15 整流領域
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−300337(JP,A)
特開 平11−182906(JP,A)
特開 平11−337142(JP,A)
実開 平6−40744(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F24F 7/04 - 7/06
Claims (4)
- 【請求項1】 下方へ向いたフード本体の開口を覆うよ
うに面状の煙吸引部が形成され、その面状の煙吸引部
は、下端から上側へ入り込む所定の深さを有する凹部で
形成される煙溜部と、その凹部の底面を構成するように
下側を向いて面状に配置される吸引部プレートとを備
え、その吸引部プレートの面状形態における前記凹部の
側壁に近い外側部分に煙の吸引領域が形成され、前記凹
部の側壁から遠い内側領域は非吸引領域とされて前記煙
溜部に導入された煙を前記吸引領域に拡散するように導
く整流領域とされるとともに、 前記フード本体は水平に前方へ突出し、前記煙溜部とな
る凹部の底面を形成するように配置される吸引部プレー
トは上側に傾斜するように傾斜配置され、それに伴って
前記煙溜部を形成する凹部は前側ほど大きな深さを有す
るもの とされたことを特徴とする排煙用のレンジフー
ド。 - 【請求項2】 前記吸引部プレートにおいて、煙の前記
吸引領域は板厚方向に貫通する多数の小孔からなる小孔
群で構成され、前記非吸引領域となる整流領域は小孔群
が形成されないプレート面で構成され、かつこの吸引部
プレートは前記レンジフードの開口に着脱可能に配置さ
れて、前記小孔群を通過する煙中の油脂分を付着させる
グリスフィルターとされる請求項1に記載の排煙用のレ
ンジフード。 - 【請求項3】 前記吸引部プレートは、中央及び左右に
分割されて前記レンジフードの開口に着脱可能に装着す
る分割式のグリスフィルターとされ、左右の分割プレートの外周縁の3辺には、フード本体の
開口部に係合する突起が板面から所定寸法で垂直に立ち
上がって形成され、またジョイントされる突合せ端縁に
は、その係合突起と反対側に直角に所定寸法立ち上がる
端壁が形成され、また、中央の分割プレートの両側の突
合せ端縁にも、プレート板面から小寸法垂直に立ち上が
る端壁が形成されるとともに、前端縁及び後端縁には、
その端壁とは反対側に直角に立ち上がる係合突起が形成
されていて、 これら3枚の分割プレートが合わさってフード本体の開
口に形成された立上り壁に装着された状態では、フード
本体側の前記立上り壁の外側にごく近接して各分割プレ
ートの前記係合突起が位置して、各分割プレートの位置
決めがなされ、 この装着状態で各分割プレートは前記立
上り壁の上端に乗って、ここで支持された状態となる請
求項1又は2 に記載の排煙用のレンジフード。 - 【請求項4】 請求項3に記載のグリスフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187171A JP3504639B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 排煙用のレンジフード及びグリスフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187171A JP3504639B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 排煙用のレンジフード及びグリスフィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003004275A JP2003004275A (ja) | 2003-01-08 |
JP3504639B2 true JP3504639B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=19026501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001187171A Expired - Fee Related JP3504639B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 排煙用のレンジフード及びグリスフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504639B2 (ja) |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001187171A patent/JP3504639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003004275A (ja) | 2003-01-08 |
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Legal Events
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