JP3504138B2 - 伝送装置のログ記録方式 - Google Patents

伝送装置のログ記録方式

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JP3504138B2 JP07217098A JP7217098A JP3504138B2 JP 3504138 B2 JP3504138 B2 JP 3504138B2 JP 07217098 A JP07217098 A JP 07217098A JP 7217098 A JP7217098 A JP 7217098A JP 3504138 B2 JP3504138 B2 JP 3504138B2
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送装置の通信ログ
および警報ログを効率よく取得する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信ログ記録方式としては、ログ
データを固定長で記録する場合と不定長で記録する場合
とがある。
【0003】図8に固定長データとしてログを記録する
方式を示す。図8では、プロセッサ間における通信デー
タや、通信エラーによる警報発生を示すデータのような
不定長のデータを固定長データとして記録する。この場
合、図8に示すようにログ領域ポインタにより、次にロ
グ情報を書き込むべきアドレスを指定する。通信などに
よりログすべき情報が発生した時は、ログ領域ポインタ
の示すログ領域上のアドレスにログ情報を書き込む。ロ
グ領域にはログ情報として前記のような通信データや警
報データのような不定長のデータを書き込むが、ログ領
域のエリアは固定長のエリアを確保する。ログ領域ポイ
ンタは確保した固定長のエリアの分だけ進めて、次にデ
ータを書き込む場所を示すようにしておいていた。
【0004】このようなログ記録方式では、ログを過去
に遡ってトレースする場合、ポインタをたどり既知であ
る固定長のエリアの分だけ減算して遡れば、過去にどの
ようなログデータが記録されていたかを容易に知ること
ができる。
【0005】これに対し、図9の方式では、通信データ
や警報発生のような不定長のデータをログとして記録す
る場合、不定長データをその都度不定長のログ領域エリ
アに蓄積していく方式である。この場合、図9に示すよ
うにログ領域ポインタにより、次にログ情報を書き込む
べきアドレスを指定する。そして、通信などによりログ
すべき情報が発生した時は、ログ領域ポインタの示すロ
グ領域上のアドレスにログ情報を書き込む。ログ領域に
書き込むログデータはデータ長とデータからなり、デー
タ長は書き込んだログデータの量を示す。ログ領域ポイ
ンタは書き込んだデータ長+2だけ進めて、次にデータ
を書き込む場所を示すようにしておく。
【0006】他の従来技術として、データ蓄積ファイル
の更新開始点検索方法が特開平6−314220号に記
載されている。その内容は以下の通りである。すなわ
ち、固定長のレコードのデータ蓄積ファイルをアクセス
する度毎に、その最終レコードのロギング日付時刻とフ
ァイルサイズを別のファイルに保存しておく。不定長レ
コードのデータ蓄積ファイルの場合はアクセスする度毎
に、その最終レコードのロギング日付時刻とレコード長
およびファイルサイズを別のファイルに保存しておく。
【0007】累計処理を行う場合、データ蓄積ファイル
の先頭から累計を行っていくと時間がかかるので、前回
累計処理を行った所以降の累計処理だけにするため、別
ファイルに保存しておいた最終レコードのロギング日付
時刻とレコード長 (不定長レコードの場合のみ)およ
びファイルサイズを用いて前回累計処理以降に更新され
たデータ(更新開始点) を検索する。
【0008】また、他の従来例として特開平6−642
1号に記載のログ情報収集方式が知られている。これ
は、チャネル装置のメモリにデータバッファ領域とログ
領域を確保する記録方式に関し、メモリの利用効率を向
上させると共にその管理を容易にすることを目的とす
る。このため、特開平6−6421号では、ログ領域の
上端,下端を示すポインタA,Bと所定長のログデータ
の先端,末端を示すポインタC.Dを用いる。 ボイン
タAとCの間あるいはポインタBとDの間に空き領域が
あれば、この空き領域内にデータバッファ領域を確保す
ると共にログ領域から確保したデータバッファ領域を除
いた部分の上端および下端にボインタA,Bを移動させ
てログ領域を更新する。 ボインタAとCの間あるいは
ポインタBとDの間に空き領域がなければ、データバッ
ファの確保を禁止する。同様な過程を繰り返すことによ
り、次々に入力されるログデータに応じてログ領域とデ
ータバッファ領域を確保するようにした。 あるいは、
データバッファ領域を含む領域の上端および下端にボイ
ンタA,Bを移動させることによってデータバッファ領
域をログ領域に取り込むようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図8の方式では、ログ
のデータ長を全部のログで等しくしなければならず、不
定長の通信データ等をログすると、そのデータが固定長
のエリアより短い場合、データが書き込まれないエリア
ができてしまい、ログ情報領域を効率的に使用できな
い。
【0010】特に、伝送装置の警報のログをするにあた
っては、通常1秒ごとにハードウェアからの警報の読み
出しを行っているため、ハードウェアから読み出したま
まの警報情報をログすると膨大なログ領域を必要とす
る。そこで、警報縮退処理後のデータを記録することで
この問題を回避することが行われている。 しかし、縮
退処理により、複数の警報情報をまとめて1つの警報と
する処理が行われるので、縮退処理後のデータのログか
らハードウェアから読み出したままの警報情報を得るこ
とはできない。このため、障害探索等の場合に必要な情
報が得られないことが多かった。
【0011】図9の方式では、ログ領域ポインタは、次
に書き込むべきアドレスを保持するのみであり、しか
も、ログデータを書き込んだエリアは不定長であり、ロ
グデータを過去に遡ってトレースして、不定長のログデ
ータを新しい順に読みだそうとしても、その前のログが
どこからはじまっているかの情報を得ることができず、
うまく読み出せなかった。
【0012】このように、固定長でログする場合と、不
定長でログする場合とでは、双方共に長所・短所を有す
る。特開平6−314220号では最後にアクセスした
時以降の更新開始点を検索するのみである。また、特開
平6−314220では最終レコードのロギング日付時
刻とレコード長およびファイルサイズは全て必須であ
る。従ってその分多くの領域を必要とする。さらに、特
開平6−314220ではファイルサイズの制限により
データ蓄積ファイルの先頭の部分が削除されてしまう可
能性があるので日付および前回更新時の最終レコードの
レコード長(不定長レコードの場合のみ)が必要であ
る。
【0013】また、特開平6−6421号では、チャネ
ル装置のメモリを未使用領域を残すことなく効率的に使
えるようにするための発明で、ログを記録するための領
域とデータバッファを同一の領域にうまく配置する方法
を提供するのみである。
【0014】本発明は、以上の各従来例に鑑み、ログ領
域を無駄なく効率的に使用するとともに、ログを過去に
遡って効率的に検索できるログ記録方式を提供すること
を課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決のため、以下の手段を採用した。通信情報としてのロ
グデータを記録する伝送装置のログ記録方式において、
ログの記録領域として管理領域とデータ領域を設け、デ
ータ領域におけるデータの管理情報とりわけデータのア
ドレスを示すデータポインタを管理領域に固定長で記録
するとともに、データ領域にログデータを不定長で前記
管理情報に対応して(データポインタで示すアドレス
に)順次蓄積する。
【0016】ここで、通信情報としてのログデータを記
録する伝送装置のログの記録方式において、通信情報の
うち、管理領域の固定長エリアより小さいデータは前記
管理領域にそのまま記録し、それより大きいデータは前
記管理領域とデータ領域を使用し、前記データ自体はデ
ータ領域に記録するとともに、その記録したデータ領域
のアドレスを管理領域に記録する。
【0017】ここで、管理領域の固定長エリアより小さ
いデータとは、例えば伝送制御文字などである。固定長
エリアようり大きいデータは、通常の通信データなどで
ある。
【0018】さらに、本発明では警報の発生/復旧情報
をも通常の通信データと同様に、管理領域とデータ領域
を用いて記録するが、2回目以降のログの記録は、前回
記録したデータと今回記録すべき警報の発生/復旧情報
とを比較して、今回記録すべき警報の発生/復旧情報が
前回データと異なる場合のみ記録する。
【0019】警報情報としてハードウェアから読み出し
た警報晴報をそのままログするのではなく、前回の警報
情報読み出しと今回の警報情報読み出しで警報情報が異
なる部分のみをログするようにすることが、ログデータ
を少なくする上ではより好ましい。本発明によれば、一
つのログのために使用する管理領域上のエリアを固定長
にして不定長の通信データ等を記録できる。そのため、
ログを読み出す際に管理領域ポインタを使用して新しい
ログから順に古いものに逆上ってログを順番に読み出す
ことが容易にできる。データ領域に記録する通信データ
等は不定長で記録できるため、データ領域が効率的に使
用できる。
【0020】警報のログについては、前回の警報情報読
み出しと今回の警報情報読み出しで警報情報が異なる場
合のみをログするようにしたことにより、ログすべき情
報を少なくすることができる。特に、異なる部分のみを
ログするようにすれば、ハードウェアより読み出した警
報情報そのものをログしたのとほとんど同じ情報を少な
いログ量で記録できる。また、 通信情報のログと同様
に管理領域とログ領域を設けることにより、不定長のロ
グを新しいものから古いものへ逆上って順番に読み出す
ことが容易に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の基本原理を示すブロック図
である。
【0022】本発明において通信情報とは、情報処理装
置内部でのプロセッサ間通信、情報処理装置間での通信
情報等、あらゆる通信情報のログに使用する。図示しな
い情報処理装置の中央処理装置にて、図1に示したよう
に、ログ書き込み処理手段1が実現される。このログ書
き込み処理手段1は、メモリにログ領域を確保し、通信
情報をこのログ領域に記録していく。その際、ログ領域
には通信情報としてのログデータを記録するためのデー
タ領域2と、そのデータ領域での管理データを記録する
ための管理領域3とを設けている。記録に際しては、管
理領域ポインタで指定する管理領域に、データ領域にお
けるデータのアドレスを示すデータポインタを固定長で
記録するとともに、データ領域ポインタで指定したデー
タ領域にログデータを不定長で前記データポインタで示
すアドレスに順次蓄積する。管理領域3にはデータポイ
ンタの他にデータ領域に記録するログデータの管理情報
を記録する。また、管理領域ポインタは次に書き込むべ
き管理領域上のアドレスを保持する。
【0023】さらに、情報処理装置の中央処理装置に
て、図1に示したように、ログ読み出し処理手段が実現
される。ログ読み出し処理手段4は、管理領域を固定長
分遡って順次管理情報特にデータポインタを読み出し、
それに対応する不定長のログデータを読み出す。
【0024】以下、伝送装置のプロセッサ間通信の通信
情報のログについて詳述する。 図2に実施例の管理領
域ポインタ,管理領域,データ領域ポインタ,データ領
域についての構成を示す。図3にログを記録する時のフ
ローチャート,図4にログを読み出す時のフローチャー
トを示す。
【0025】まず、管理領域ポインタは管理領域上の次
に情報を書き込むべきオフセットアドレスを保持してい
る。管理情報は1つのログで8バイトずつを使用する。
また送受信フラグは記録しようとするデータが送信した
データなのか、受信したデータなのかにより送信の時”
1”,受信の時”0”に設定する。記録しようとするデ
ータが通信データなどの2バイト以上のデータの場合
は、管理情報として管理フラグ,タイムスタンプとデー
タ領域へのポインタを記録する。この場合はデータフラ
グは”1”とする。また送受信フラグは記録しようとす
るデータが送信したデータなのか、受信したデータなの
かにより送信の時”1”,受信の時”0”に設定する。
【0026】データ領域へのポインタはデータ領域ポイ
ンタが保持している次に使用すべきデータ領域内のオフ
セットアドレスを使用する。記録すべき通信データなど
は管理領域に記録したデータ領域のポインタの示す場所
に記録するデータ数とデー夕を記録する。管理領域およ
びデータ領域への通信データの記録が終了したら、管理
領域ポインタに8を加える。8を加えた後管理領域ポイ
ンタが管理領域をオーバーしたら管理領域の最初を指す
ように戻しておくことにより管理領域をサイクリックに
使用する。さらにデータ領域ポインタは記録した通信情
報の量に合わせ次の記録領域を指すように加算を行う。
データ領域ポインタもデータ領域をオーバーしたらデー
タ領域の先頭を指すようにすることにより、 データ領
域をサイクリックに使用する。
【0027】図3に従いログの記録方法について説明す
る。ログを取るべき情報が発生した時、図3のログを書
き込む処理のフローチャートに従い処理を行う。まず、
管理領域ポインタにより次に管理情報を書き込むアドレ
スを保持しているので、これを得る(S101)。次に
ログするデータが2バイト以下かを判定する(S10
2)。
【0028】記録しようとするデータが伝送制御文字な
どの2バイト以下のデータの場合は管理領域のみを使用
して、管理フラグ,タイムスタンプとデータを記録す
る。つまり伝送制御文字ACK(0x06),NACK
(0x15)などを管理領域に書き込み(S107)、
データフラグを”1”にセットする(S108)。
【0029】ログすべきデータが3バイト以上の時はデ
ータ領域ポインタを得て、それを管理領域に書き込む
(S103)。次にデータ領域の中のデータ領域ポイン
タの示す位置にログのデータ長およびログすべきデータ
を書き込む(S104)。ログデータを書き込む時はデ
ータ領域ポインタを更新しながら書き込み、データ領域
ポインタがデータ領域の大きさを越えたら、0に戻し、
データ領域をサイクリックに使用するようにする。デー
タ領域へのデータの書き込みが終わったら、データ領域
ポインタをセーブし(S105)、データフラグを”
1”にセットする(S106)。
【0030】次に管理領域の中にタイムスタンプを書き
込む(S109)。つぎに管理領域ポインタが次に管理
情報を書き込むべきアドレスを示すように管理領域ポイ
ンタに8(一つのログ情報に使用する管理領域のサイ
ズ)を加算する。管理領域ポインタが管理領域サイズを
越える時は管理領域ポインタを0とし管理領域をサイク
リックに使用するようにする(S110)。
【0031】ログしたデータを後で読み出す場合の手順
を図4のフローチャートにより説明する。ログしたデー
タを後で読み出す場合、 管理領域ポインタは次に管理
情報を書き込むべきアドレスを指しているので、その値
から1つのログの管理領域のサイズ8を引いたアドレス
を管理領域インデックスとする(S201)。
【0032】管理領域インデックスは最後に記録された
ログの管理領域のアドレスであるので、これを用いて対
応する管理領域を読み出す(S202)。つぎに管理情
報中のデータフラグによりデータ領域にデータがある
か、つまり伝送制御文字などのデータなのか通信データ
なのかの判断を行う(S203)。
【0033】データフラグが”1”ならば、通信データ
であり、管理情報内にはデータポインタが記録してある
ので、そのデータボインタを得て(S204)、そのデ
ータポインタを用いてデータ領域からログデータを読み
出す(S205)。データフラグが”0”ならば、伝送
制御文字などの2バイト以下のデータのログであり、管
理領域の中からそのデータを読み出す(S206)。
【0034】以上のS202〜S206で一つの管理情
報に対応するログデータの読み出しが終了した。次にユ
ーザーからの読み出しログの個数のリクエストや管理領
域のサイズと今まで読み出したログの個数の比較などか
らログ読み出しを終了するかどうかを判定する(S20
7)。S207で読み出し終了と判定すればそれで終了
する。S207でさらに読み出しを続けると判定した場
合は、管理領域インデックスからログの管理領域のサイ
ズ8を引いたものを新しい管理領域インデックスとして
S202に戻る(S208)。
【0035】この時、管理領域インデックスから8を引
くと管理領域インデックスが0以下になる場合は管理領
域インデックスを管理領域サイズ−8とする。通信エラ
ー情報のログは例えば次のように行う。通信エラーの起
こった時はリトライ処理を行うので、何回リトライ処理
を行ったかをログとして記録する。リトライ処理の回数
のログは通信データのログとは領域を別にしてログ管理
領域のみに行う。通信エラーのログの管理領域にはタイ
ムスタンプとリトライ回数を1ログあたり2バイトの領
域に記録する。
【0036】次に、警報処理の場合を図5〜7に従い説
明する。情報処理装置には、回線イターフェイス盤5
と、警報処理盤6とが設けられている。回線インタフェ
ース盤は、警報検出器7が設けられるとともに、警報収
集制御(LSI1)8が設けられており、警報検出器7
によって検出された警報は警報収集制御LSI1に集め
られる。
【0037】一方、警報処理盤の中のマイクロプロセッ
サは、警報収集制御(LSI2)9と警報バッファ10
とを備えている。このマイクロプロセッサは一定時間
(例えば1秒)毎に警報収集制御LSI2を制御して各
回線インタフェース盤5から警報を収集する。マイクロ
プロセッサより命令を受けた警報収集制御LSI2は各
回線インタフェース盤にある警報収集制御LSI1に警
報収集コマンドを送出し、警報収集制御LSIはそのコ
マンドにより各警報検出器7から集めておいた警報を警
報収集制御LSI2に送る。警報収集制御LSI2は受
信した警報データを警報バッファに書き込む。
【0038】警報バッファへの書き込みは1秒ごとの警
報収集の度毎に警報バッファ1,2に交互に行う。この
後、縮退処理などを行った後、監視装置などへ送出す
る。警報情報のログは次のように行う。 警報情報は各
警報検出器毎に1ビットの情報として、警報有りなら”
1”,無しなら”0”の情報として得られる。例えば、
ある伝送路(光ファイバ)からの受信光が切れた場合は
1バイト目(アドレス0)のビット0が”1”となり、
その伝送路のフレーム同期が外れた場合はビット1が”
1”となる。違う伝送路の受信光が切れた場合は例えば
アドレス8のビット0が”1”となる。前記の例だとあ
る伝送路の光入力断とフレーム同期外れはどちらが発生
しても一つの警報(受信エラー)として上位監視装置へ
送出する。このように警報検出器が検出した複数の警報
を一つの出力警報にまとめる処理を縮退処理と呼ぶ。ま
た、一つの警報に対しその影響で装置内で発生してしま
う警報をマスクして出力しない(一番初めの原因となっ
た警報だけ出力する)処理をマスク処理と呼ぶ。
【0039】回線インターフェイス盤などから読み出し
た警報情報は縮退処理や、マスク処理などのためいった
んバッファに蓄積するが、この蓄積した情報を次回の警
報読み出しまで保存しておく。そして次回の警報読み出
しの時、前回に読み出して保存しておいた警報情報と新
たに読み出した警報情報の差分をとる。差分があった時
はその場所とデータをログとして記録する。ログの方法
は前記の通信データのログの方法と同様であり、ログの
管理領域に管理情報を書き込み、警報の差分データはそ
の管理情報の中に含まれるポインタの示すアドレスに書
き込むようする。ログの読み出しの方法も通信データの
ログの場合と同様である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、 一つの
ログにために使用する管理領域上のエリアを固定長にし
て不定長の通信データ等を記録できる。そのため、ログ
を読み出す際に管理領域ポインタを使用して新しいログ
から順に古いものに逆上ってログを順番に読み出すこと
が容易にできる。データ領域に記録する通信データ等は
不定長で記録できるため、データ領域が効率的に使用で
きる。
【0041】さらに、本発明によれば、警報のログにつ
いては、前回の警報情報読み出しと今回の警報情報読み
出しで警報情報が異なる場合、特に異なる部分のみをロ
グするようにしたことにより、読み出した警報情報その
ものをログしたのとほとんど同じ情報を少ないログ量で
記録できる。また、通信情報のログと同様に管理領域と
ログ領域を設けることにより、不定長のログを新しいも
のから古いものへ逆上って順番に読み出すことが容易に
行える。
【0042】また、前記従来例と比較しても、以下のよ
うな特徴的効果を有する。本発明では最後のログデータ
から順に逆上ってログ記録領域に記録されているログの
ほぼ全てを時間の新しい順に検索できるのに対し、特開
平6―314220では最後にアクセスした時以降の更
新開始点を検索するのみである。また、特開平6−31
4220では最終レコードのロギング日付時刻とレコー
ド長およびファイルサイズは全て必須なのに対して、本
発明では必須なのはデータボインタのみである。特開平
6−314220ではファイルサイズの制限によりデー
タ蓄積ファイルの先頭の部分が削除されているかも知れ
ないので日付および前回更新時の最終レコードのレコー
ド長(可変レコード長の場合のみ)が必要である。本発
明では データポインタを別領域(管理領域)に記録す
ることでログ記録領域に記録されているログのほぼ全て
を時間の新しい順に検索できる。
【0043】また、特開平6−6421はチャネル装置
のメモリを未使用領域を残すことなく効率的に使えるよ
うにするための発明で、ログを記録するための領域とデ
ータバッファを同一の領域にうまく配置する方法を提供
するのみであるのに対し、本発明ではログを記録するた
めに管理領域と記録領域を用いるようにしており、その
ためログ記録領域に記録されているログのほぼ全てを時
間の新しい順に検索でき、特開平6−6421と本発明
は構成も効果も全く異なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】通信データをログする場合の実施例
【図3】ログデータの書き込み手順を示すフローチャー
【図4】データを読み出す時のフローチャート
【図5】警報処理の構成図
【図6】警報情報からログに記録する情報を作成する方
法を説明する図
【図7】警報情報をログする場合の実施例
【図8】従来の固定長でログする場合の例
【図9】従来の不定長でログする場合の例
【符号の説明】
1・・ログ書き込み処理手段 2・・データ領域 3・・管理領域 4・・ログ読み出し処理手段 5・・回線イターフェイス盤 6・・警報処理盤 7・・警報検出器 8・・警報収集制御(LSI1) 9・・警報収集制御(LSI2) 10・・警報バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 G06F 11/34 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信情報としてのログデータを記録する
    伝送装置のログ記録方式において、ログの記録領域とし
    て管理領域とデータ領域を設け、データ領域におけるデ
    ータの管理情報を管理領域に固定長で記録するととも
    に、管理情報に対応してデータ領域にログデータを不定
    長でサイクリックに蓄積することを特徴とする伝送装置
    のログ記録方式。
  2. 【請求項2】 通信情報としてのログデータを記録する
    伝送装置のログの記録方式において、通信情報のうち、
    管理領域の固定長エリアより小さいデータは前記管理領
    域にそのまま記録し、それより大きいデータは前記管理
    領域とデータ領域を使用し、前記データ自体はデータ領
    域に記録するとともに、その記録したデータ領域のアド
    レスを管理領域に記録することを特徴とする請求項1記
    載の伝送装置のログ記録方式。
  3. 【請求項3】 警報の発生/復旧情報を管理領域とデー
    タ領域を用いて記録するとともに、2回目以降のログの
    記録は、前回記録したデータと今回記録すべき警報の発
    生/復旧情報とを比較して、今回記録すべき警報の発生
    /復旧情報が前回データと異なる場合のみ記録すること
    を特徴とする請求項1記載の伝送装置のログ記録方式。
  4. 【請求項4】 2回目以降のログの記録は、前回記録し
    たデータと今回記録すべき警報の発生/復旧情報とを比
    較して、今回記録すべき警報の発生/復旧情報が前回デ
    ータと異なる場合、その異なる部分のみを記録すること
    を特徴とする請求項3記載の伝送装置のログ記録方式。
JP07217098A 1998-03-20 1998-03-20 伝送装置のログ記録方式 Expired - Fee Related JP3504138B2 (ja)

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