JP5142799B2 - データ収集装置およびそのデータ再現方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システムの動作状態を監視するために、システム内で動作する端末装置の動作状態データを受信・記録・表示するデータ収集装置およびそのデータ再現方法に関するものである。
従来のデータ収集装置として、特許文献1に提案されているものがある。このデータ収集装置では、データ収集を行うための時間的情報又はイベントを含む収集起動条件及びデータ収集元に係る情報を予め登録しておくファイルと、該ファイルに登録してある起動条件に基づいてデータ収集の起動条件を発生させる起動条件発生部と、該起動条件発生部で発生させた起動条件又はデータ収集元から与えられた起動条件と前記ファイルに登録してある起動条件とを比較する比較部とを備え、比較の結果が一致する場合に該当データ収集元からデータを収集すべく構成されている。そして、収集したデータを再現表示するためには、実績収集ファイルに含まれている時間的情報を使用して行う。
特開平06-019750号公報
従来のデータ収集装置は、以上のように構成されているので、収集したデータを再現表示するためには、実績収集ファイルに含まれている時間的情報を使用することになる。一般に、システムが複数の端末装置で構成されている場合、各端末装置の時刻を合わせることが行われるが、時刻補正により、前記時間的情報に、時刻の飛びや戻りが生じた場合は、収集したデータを、各端末装置で管理する実際の動作状態を示す時間(時間経過と時間間隔)通りに忠実に再現できないという問題点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、時刻補正により、時刻の飛びや戻りが生じた場合であっても、収集したデータを、各端末装置で管理する実際の動作状態を示す時間(時間経過と時間間隔)通りに忠実に再現できるデータ収集装置をおよびそのデータ再現方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ収集装置は、通信回路を介して接続された複数の端末装置を含むシステムの動作状態を監視するために、前記端末装置の動作状態データを収集するデータ収集装置であって、ハードウエアとして構成され、カレンダ時刻データを生成するハードウエア時計を備え、前記端末装置は、前記システム内で共通に使用される標準時刻データにより補正される装置時刻データおよび、前記端末装置から送信される当該端末装置の動作状態データと当該動作状態データが当該端末装置にて取得されたときの前記装置時刻データとを受信データとして受信し、前記受信データを受信したときの前記カレンダ時刻データとともに前記受信データを記録した記録データを有することを特徴とする。
本発明によれば、システムで使用する時刻の補正により、時刻の飛びや戻りが生じた場合であっても、収集したデータを、各端末装置で管理する実際の動作状態を示す時間(時間経過と時間間隔)通りに忠実に再現できるという効果がある。
以下に、本発明にかかるデータ収集装置およびそのデータ再現方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
以下、まず、本実施の形態におけるデータ記録時の態様を図1から図6を用いて説明する。図1は、データ収集装置が動作するシステムの構成を示す図である。
図1では、N台の端末装置である装置1−1〜1−Nがシステム内で動作しており、装置1−1〜1−Nは、それぞれ、通信回線3を介してデータ収集装置2と接続されている。なお、以下では、端末装置を単に装置という。また、Nは2以上である。装置1−1〜1−Nは、通信回線3を介してデータ収集装置2にデータを送信し、データ収集装置2は、装置1−1〜1−Nが送信するデータを受信・記録・表示する。なお、以下では、装置1−1〜1−Nを装置1として総称する場合もある。また、データ収集装置2は標準時計装置4と接続されており、この標準時計装置4はデータ収集装置2に標準時刻を提供する。一般に、標準時計装置4はFMラジオの時報や、標準電波を利用して補正した時刻を保持し、正確な時刻を取得することができる。
図2は、データ収集装置2の構成を示す図である。図2に示すように、データ収集装置2の内部には、本体装置2aが設けられており、この本体装置2aは装置1から送信されたデータを受信データとして記録する補助記憶装置2dを備えている。また、データ収集装置2は、表示装置2bを備えている。表示装置2bは、例えばCRTや液晶ディスプレイなどで構成され、記録データ等を表示する。さらにまた、データ収集装置2は、ユーザーからの入力が可能な入力装置2cを備えている。入力装置2cは、例えばキーボード、マウスなどで構成される。
図3は、データ収集装置2が記録データを作成する時のデータフロー図であり、データ収集装置2がデータを記録する時の動作を、この図を用いて詳細に説明する。なお、図3では、データ収集装置2と装置1−1とのデータの送受信について説明しているが、装置1−2〜1−Nに対しても同様の動作が成り立つ。
データ収集装置2は、標準時計装置4から受信した標準時刻データ11aを有している。そして、データ収集装置2は、標準時刻データ11aをシステムで共通に使用する時刻データとするため、装置1−1〜装置1−Nに対して、通信回線3を使用してこの標準時刻データ11aを送信する。送信タイミングは、通信回線3の負荷の増大を抑えるため、一定時間毎(たとえば1時間毎)などとする。
また、標準時計装置4を、装置1−1〜装置1−Nのすべてにそれぞれ設ければ、データ収集装置2から一定時間毎に標準時刻データ11aを送信する処理は不要であるが、標準時計装置4のコストやそれぞれの装置1−1〜1−Nの標準時計装置4が故障した場合の処理が複雑になることを考慮すると、標準時計装置4を1台のみ接続する本実施の形態の構成が有効である。
また、システム全体で共通な同一時刻を1台の標準時計装置4から取得して使用することは、以下の理由により、必要である。たとえばある特定の装置から、他の装置、機器を制御するための制御データを、ある決まった時刻に出力させる必要があるようなシステムである場合、できる限り正確な時刻が必要であること、信頼性を向上させるために、装置が2重系で構成されているような場合、2台の時刻をできる限り一致させておく必要があること、などである。
装置1−1において、標準時刻データ11bは、装置1−1がデータ収集装置2から受信した標準時刻データ11aを記憶したものであり、装置1−2〜装置1−Nに対しても同様である。
装置1−1は、一定周期で割り込みを発生させるソフトウエアタイマー12を備えており、標準時刻データ11bとソフトウエアタイマー12による一定周期の割り込み処理とに基づいて、装置1−1内で使用する装置時刻データ13aを生成している。装置時刻データ13aは、装置1−1の表示装置(図示せず。データ収集装置2の表示装置2bの構成と同様にCRTや液晶ディスプレイなどで構成する。)に画面表示され、装置1−1のユーザーに、装置1−1で使用している装置時刻データ13aなどを表示する。装置時刻データ13aは、データ収集装置2から送信された標準時刻データ11aを基準として、データ収集装置2から次に送信される標準時刻データ11aを受信するまで、ソフトウエアタイマー12で更新して設定する。
ソフトウエアタイマー12の割り込み周期としては、たとえば1秒毎とし、ソフトウエアタイマー12で発生した割り込みにより、標準時刻データ11bに一定周期(たとえば1秒)で経過した時刻をソフトウエア処理で加算することにより更新し、装置時刻データ13aとして設定する。
たとえば、装置1−1は、データ収集装置2が10:00:00に送信した標準時刻データ11aを記憶し、その後は、1秒後毎にソフトウエアタイマー12の割り込みにより、(前略)→10:00:01→10:00:02→10:00:03→(後略)と、1秒刻みで更新し、装置時刻データ13aを設定する。
また、装置1−1は、自身の動作状態を含む動作状態データ14aを取得し記録している。装置1−1は、動作状態データ14aおよびそれが取得された時の装置時刻データ13aを、通信回線3を使用してデータ収集装置2に送信する。
すなわち、装置1−1は、動作状態データ14aとタイムスタンプとしての装置時刻データ13aとをデータ収集装置2に送信する。タイムスタンプとして装置時刻データ13aを付加することは、以下の理由により非常に有効である。すなわち、装置時刻データ13aを画面表示しているので、障害発生時などに、ユーザーが装置画面を監視していて、障害発生時刻を記憶していた場合など、後の障害解析のために非常に有効な情報となるからである。
データ収集装置2には、ハードウエア時計15が内蔵されており、このハードウエア時計15は、水晶発信器などのハードウエアの割り込みによってハードウエア時計データを更新する。ハードウエア時計15はカウンタとして構成されるので後戻りすることはない。データ収集装置2は、ハードウエア時計15からカレンダ時刻データ16を取得する。また、データ収集装置2は、装置1−1から送信された装置時刻データ13aおよび動作状態データ14aをそれぞれ装置時刻データ13bおよび動作状態データ14bとして受信し、装置1−1から送信された動作状態データ14aの変化時に、装置1−1から受信した装置時刻データ13bおよび動作状態データ14bとカレンダ時刻データ16とを1つにまとめて記録データ17として補助記憶装置2dに記録する。
図4は、データ収集装置2により監視される装置1−1が設定する装置時刻データ13aの設定処理方法を示すフローチャートである。
ステップS1では、装置1−1は、データ収集装置2から標準時刻データ11bの受信があったかどうかを判断する。受信しなかった場合はステップS2を、受信した場合はステップS3を実行する。
ステップS2では、ソフトウエアタイマー12による割り込みがあったかどうかを判断する。割り込みがあった場合はステップS4を、割り込みがなかった場合はステップS5を実行する。
ステップS3では、標準時刻データ11bを装置時刻データ13aに設定する。ステップS4では、装置時刻データ13aにソフトウエアタイマー割り込み周期を加算して設定する。ステップS5では、装置時刻データ13aを装置1−1の表示装置2bに表示する。装置1−1では、以上の動作を繰り返す。
図5は、データ収集装置2から送信された標準時刻データ11bを記憶する際、装置時刻データ13aに時刻の飛びや戻りが生じる場合があることを説明する図である。
装置1−1が標準時刻データ11bを記憶する際、ソフトウエアタイマー12の割り込み周期が、たとえば1秒からわずかにずれていた場合、装置時刻データ13aは時間が経過するにつれて、標準時刻データ11aと比較してわずかずつ、ずれていく。図5では、ソフトウエアタイマー12の割り込み周期が、設定すべき値よりわずかに長い場合、たとえば周期1秒に対して、1.001秒であり、データ収集装置2が標準時刻データ11aを送信する一定時間間隔が1時間である場合について示す。
装置1−1が標準時刻データ10:00:00を記憶した後、次に標準時刻データ11:00:00を記憶するのは1時間後となるが、この間のソフトウエアタイマー12の割り込み回数は3600回であるべきところ、3596回となるので、標準時刻データ11bとして、時刻11:00:00を記憶する時には、装置時刻データ13aは10:59:56となっている。そのため、図5に示すように、標準時刻データ11bとして、時刻11:00:00を記憶する前後の装置時刻データ13aの変化は、(前略)→10:59:55→10:59:56→11:00:00→11:00:01→(後略)となって、10:59:57、10:59:58、10:59:59の装置時刻データは存在しないこととなる。
これより、ソフトウエアタイマー12の割り込み周期が、設定すべき値よりわずかに長い場合は、標準時刻データ11aよりわずかに遅れることになるので、データ収集装置2からの標準時刻データ11bを記憶すると、時刻が先に進んだような動作となる。ソフトウエアタイマー12の割り込み周期が、設定すべき値よりわずかに短い場合は、この逆で、データ収集装置2からの標準時刻データ11bを記憶すると、時刻が後に戻ったような動作となる。このように、時刻の飛びが生じる場合がある。
図6は、データ収集装置2が補助記憶装置2dに記録する、記録データ17の記録方法を示すフローチャートである。
ステップS21では、装置番号を保持する変数iに1を設定する。ここで、装置番号とは、装置1−1〜1−Nを区別するための番号であり、装置1−iにおける変数iと同義である。
ステップS22では、装置1−iからデータ受信があったかどうかを判断する。受信した場合はステップS23を、受信しなかった場合はステップS28を実行する。
ステップS23では、装置1−iから受信したデータのうち、動作状態データについて、今回受信した動作状態データに変化があるかどうかを調べるために、今回受信した動作状態データと前回受信した動作状態データとを比較する。変化があった場合のみ記録データを記録することによって、無駄な記録データを記録することを避けることが可能である。
ステップS24では、ステップS23の比較結果が異なっているかどうかを判断する。異なっていればステップS25を、異なっていなければステップS28を実行する。
ステップS25では、データ収集装置2のハードウエア時計15からカレンダ時刻データ16を取得する。
ステップS26では、ステップS25で取得したカレンダ時刻データ16と、ステップS22で受信した装置1−iからの装置時刻データ13bおよび動作状態データ14bをひとまとめにして記録データ17として記録する。
ステップS27では、今回受信した動作状態データ14bを前回受信した動作状態データ14bに設定(上書き)する。
ステップS28では、次の装置について同様な処理を実行するために、装置番号を保持する変数iの値に1を加算し、装置番号を保持する変数iに再度設定する。
ステップS29では、装置番号を保持する変数iが、装置の最大数Nより大きいかどうかを判断する。大きい場合はステップS21を、大きくない場合はステップS22を実行する。
次に、本実施の形態にかかるデータ収集装置のデータ再現時の態様を図7から図11を用いて説明する。
図7は、記録データ17を読み出して再現表示を行う際の、記録データ17の読み出し処理方法を示すフローチャートである。
ステップS31では、記録データ17を再現表示する時間帯の、開始時刻、終了時刻をデータ収集装置2に入力する。
ステップS32では、記録データ17を再現表示したい装置の番号をデータ収集装置2に入力する。
ステップS33では、データ収集装置2は、ステップS32で入力した番号の装置から受信した記録データファイルをオープンする。
ステップS34では、データ収集装置2は、記録データ17の読み込み位置を保持する変数に1を設定する。
ステップS35では、データ収集装置2は、読み込み位置の記録データ17を読み込む。
ステップS36では、データ収集装置2は、記録データ17の読み込み位置を保持する変数の値に1を加算し、記録データ17の読み込み位置を保持する変数に設定する。
ステップS37では、データ収集装置2は、記録データ17からカレンダ時刻データ16、装置時刻データ13b、動作状態データ14bを読み出す。
ステップS38では、データ収集装置2は、装置時刻データ13aと開始時刻とを比較する。装置時刻データ13aが開始時刻以上、すなわち、開始時刻より進んでいる場合はステップS39を、開始時刻より小さい、すなわち、開始時刻より遅れている場合はステップS35を実行する。
ステップS39では、データ収集装置2は、終了時刻と装置時刻データ13aを比較する。終了時刻が装置時刻データ13a以上の場合はステップS40を、装置時刻データ13aより小さい場合はステップS41を実行する。
ステップS40では、データ収集装置2は、カレンダ時刻データ16、装置時刻データ13b、動作状態データ14bをメモリに格納する。
ステップS41では、データ収集装置2は、ステップS33でオープンした記録データファイルをクローズする。
ステップS42では、データ収集装置2は、再現表示したい装置番号の入力が終了かどうか判断する。終了である場合は処理を終了し、終了でない場合はステップS32を実行する。
この処理により、再現表示したい時間帯の、再現表示したい装置の再現用のデータがすべてメモリに格納される。
図8は、カレンダ時刻データ16を使用することにより、装置時刻データ13bに飛びや戻りがあったとしても記録データ17から正しく時間間隔を得られることを示す図である。
101から104は、記録データ17から読み出したカレンダ時刻データ16と装置時刻データ13bの組を示す。101は、カレンダ時刻データ16が10:59:59であり、装置時刻データ13bが10:59:55である。102は、カレンダ時刻データ16が101から1秒経過しており、11:00:00であり、装置時刻データ13bも101から1秒経過しており、10:59:56である。103は、カレンダ時刻データ16が102から1秒経過しており、11:00:01であり、装置時刻データ13bはデータ収集装置2から送信された標準時刻データ11aで更新したため、11:00:00となったことをあらわしている。すなわち、飛びが生じている。104は、カレンダ時刻データ16が103から1秒経過しており、11:00:02であり、装置時刻データ13bも103から1秒経過しており、11:00:01である。
ここで、105は、102と103の経過時間を示しているが、装置時刻データ13bを参照して102と103の時刻の差を計算すると4秒経過したと判断するが、ハードウエアで更新されるカレンダ時刻データ16を参照して102と103の時刻の差を計算すると、正しく1秒経過したことが判断できる。この場合、装置時刻データ13bが進んだ場合を示しているが、装置時刻データ13bが戻った場合についても同様である。
図9は、記録データ17に記録された、装置の動作状態の変化を示す図であり、101から104は、図8と同様である。簡単のために、たとえば装置は1台として装置1とし、装置1の「xxx動作状態データ」を1ビットで表し、0で正常、1で異常と定義した場合における動作状態の変化を示している。なお、装置1は、装置1−1〜1−Nのいずれかを表すものとする。
この図の例では、101では装置時刻データ13bが10:59:55であり、動作状態が正常から異常に変化している。102では装置時刻データ13bが10:59:56であり、動作状態が異常から正常に変化している。103では装置時刻データ13bが11:00:00であり、動作状態が正常から異常に変化している。
図10は、データ収集装置2の表示装置2bに、時間の経過とともに、装置の動作状態を動的に再現表示する場合を示すイメージ図である。表示装置2bの画面の右上に装置1の装置時刻データ13bを表示している。
107は、装置時刻データ13bが10:59:55の状態、つまり101における装置1の状態を表示しているイメージ図である。101では、xxx動作状態が正常から異常に変化しているので、106の位置に、xxx動作状態として異常と表示している。
108は、107の状態から画面更新周期である1秒後に画面を再現表示した状態であり、装置時刻データ13bが10:59:57の状態、つまり102における装置1の状態を表示しているイメージ図である。102では、xxx動作状態が異常から正常に変化しているので、106の位置に、xxx動作状態として正常と表示している。ここで、画面更新周期は、カレンダ時刻データ16の時間差による画面更新間隔として決まっている。すなわち、図8〜図10に示す例では、カレンダ時刻データ16は1秒刻みとなっているので、画面更新間隔は常に一定の1秒となり、画面更新周期が1秒となる。
109は、108の状態から画面更新周期である1秒後に画面を再表示した状態であり、装置時刻データ13bが11:00:00の状態、つまり103における装置1の状態を表示しているイメージ図である。103では、xxx動作状態が正常から異常に変化しているので、106の位置に、xxx動作状態として異常と表示している。ここで、108では装置時刻データ13bとして10:59:56を表示しており、109では装置時刻データ13bとして11:00:00を表示し、時刻差は4秒であるが、この間の時間はカレンダ時刻データ16の差1秒を使用していることにより正確に1秒で再現表示が可能となっている。
図11は、図7で示した処理により、記録データ17を読み出したあと、図9、図10で示したイメージのような、動的に再現表示を行う場合の、再現表示処理方法を示すフローチャートである。図11では、記録時刻の異なる複数のレコードからなる記録データ17を、受信データ(すなわち、装置時刻データ13bおよび動作状態データ14b)を受信した順番に再現表示する。また、例えばN個のレコードからなる記録データ17を再現表示する場合、受信データを受信した順番に従い、先に記録されたレコードから順に、1レコード、2レコード、・・・、Nレコードと呼ぶことにする。
まず、ステップS61では、カウンタnに1を設定する。
ステップS62では、nレコード目の動作状態データ14bを表示装置2bの画面に表示する。
ステップS63では、nレコード目の装置時刻データ13bを表示装置2bの画面に表示する。
ステップS64では、カウンタnにn+1を設定する。
ステップS65では、nレコード目の動作状態データ14bがあるかどうか判断し、ある場合はステップS66を、ない場合は処理を終了する。
ステップS66では、再現待ち時間として、nレコード目のカレンダ時刻データ16と(n−1)レコード目のカレンダ時刻データ16との差を求める。すなわち、受信データを受信した順番が1個後のレコードであるnレコード目のカレンダ時刻データ16と、(n−1)レコード目のカレンダ時刻データ16との差を計算して、(n―1)レコードの再現表示時間(これは、nレコード目の受信データが再現表示されるまでの再現待ち時間である。)を求める。
ステップS67では、ステップS66で求めた再現待ち時間、処理をウェイトしたあと、ステップS62を実行する。すなわち、再現待ち時間、処理をウェイトすることで、(n―1)レコードの受信データが、その期間、再現表示される。
本実施の形態によれば、各装置の動作状態データおよびこの動作状態データが当該装置にて取得されたときの装置時刻データを、カレンダ時計データとともに記録データとして記録するようにしたので、各装置の装置時刻が不連続になり、時刻の飛びや戻りが生じた場合であっても、カレンダ時計データを参照することにより、過去の動作状況を、各装置で管理する実際の動作状態を示す時間(時間経過と時間間隔)通りに忠実に再生することができる。
なお、図11のフローチャートでは、nレコード目の動作状態と装置時刻を表示した後に再現待ち時間を求めたが、表示する前に求めてもよい。
この発明の実施の形態にかかるデータ収集装置が動作するシステムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態にかかるデータ収集装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態にかかるデータ収集装置が記録データを作成する時のデータフロー図である。 この発明の実施の形態による、データ収集装置により監視される装置が設定する装置時刻データの設定処理方法を示すフローチャートである。 データ収集装置から送信された標準時刻データを記憶する際、装置時刻データに時刻の飛びや戻りが生じる場合があることを説明する図である。 この発明の実施の形態にかかるデータ収集装置が補助記憶装置に記録する、記録データの記録方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態による記録データを読み出して再現表示を行う際の、記録データを読み出す処理方法を示すフローチャートである。 カレンダ時刻データを使用することにより、記録データから装置時刻データに飛びや戻りがあったとしても正しく時間間隔を得られることを示す図である。 この発明の実施の形態による記録データに記録された、装置の動作状態の変化を示す図である。 この発明の実施の形態にかかるデータ収集装置の表示装置に、時間の経過とともに、装置の動作状態を動的に再現表示する場合を示すイメージ図である。 この発明の実施の形態による記録データを読み出して動的に再現表示を行う場合の、再現表示処理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1〜1−N 装置
2 データ収集装置
2a 本体装置
2b 表示装置
2c 入力装置
2d 補助記憶装置
3 通信線
4 標準時計装置
11a、11b 標準時刻データ
12 ソフトウエアタイマー
13a、13b 装置時刻データ
14a、14b 動作状態データ
15 ハードウエア時計
16 カレンダ時刻データ
17 記録データ

Claims (6)

  1. システム内で共通に使用される標準時刻データによって補正される装置時刻データを有するとともに通信回路を介して接続された複数の端末装置を含む前記システムの動作状態を監視するために、前記端末装置の動作状態データを収集するデータ収集装置であって、
    表示部と、
    ハードウエアとして構成され、カレンダ時刻データを生成するハードウエア時計と、
    前記端末装置から送信される当該端末装置の動作状態データと当該動作状態データが当該端末装置にて取得されたときの前記装置時刻データとを受信データとして受信し、前記受信データを受信したときの前記カレンダ時刻データとともに前記受信データを記録した記録データを記録する記憶部と、
    を備え、
    記録時刻の異なる複数のレコードからなる前記記録データを前記記憶部から読み出し、読み出した記録データの各レコードにおいて、前記受信データを受信した順番が1個後のレコードの前記カレンダ時刻データとの差を計算して当該レコードの再現表示時間として求め、読み出した記録データの各レコードの前記動作状態データと前記装置時刻データとを、前記受信データを受信した順番にそれぞれのレコードの前記再現表示時間だけ前記表示部に表示するものであることを特徴とするデータ収集装置。
  2. 前記端末装置は、一定周期で割り込みを発生させるソフトウエアタイマーを備えており、当該端末装置の有する前記標準時刻データが更新された時は当該更新された標準時刻データを前記装置時刻データとして設定し、前記標準時刻データが更新されるまでの間は前記ソフトウエアタイマーによる一定周期の割り込み処理に基づいて前記装置時刻データを更新して設定することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記システム内には1台の標準時計装置が設けられており、この標準時計装置から標準時刻データを受信した後に、この標準時刻データを前記システム内で共通に使用される標準時刻データとして前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記端末装置は表示部を有し、前記端末装置は前記表示部に前記装置時刻データを表示していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ収集装置。
  5. 前記端末装置から送信された前記受信データを受信したときに、当該受信データに含まれる動作状態データと、前回受信した受信データに含まれる動作状態データとを比較し、比較結果が異なる場合にのみ当該受信データを記録データとして記録することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ収集装置。
  6. 表示部と、ハードウエアの割り込みによりカレンダ時刻データを生成するハードウエア時計と、を備え、システム内で共通に使用される標準時刻データによって補正される装置時刻データを有するとともに通信回路を介して接続された複数の端末装置から送信される前記端末装置の動作状態データと当該動作状態データが当該端末装置にて取得されたときの前記装置時刻データとを受信データとして受信し、前記受信データを受信したときの前記カレンダ時刻データとともに前記受信データを記録データとして記録するデータ収集装置において、記録時刻の異なる複数のレコードからなる前記記録データを前記受信データを受信した順番に再現表示するデータ再現方法であって、
    再現表示する範囲の前記記録データを読み出すステップと、
    読み出した記録データの各レコードにおいて、前記受信データを受信した順番が1個後のレコードの前記カレンダ時刻データとの差を計算して当該レコードの再現表示時間として求めるステップと、
    読み出した記録データの各レコードの前記動作状態データと前記装置時刻データとを、前記受信データを受信した順番にそれぞれのレコードの前記再現表示時間だけ前記表示部に表示するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ再現方法。
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