JP2005229302A - Tv視聴調査システム、情報処理端末、およびプログラム - Google Patents

Tv視聴調査システム、情報処理端末、およびプログラム Download PDF

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寿 中田
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敏夫 東海林
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Yohei Fujisawa
洋平 藤沢
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Abstract

【課題】情報処理端末でのTV視聴に対応して所望の視聴データを収集できるようにする。
【解決手段】情報処理端末1で、視聴用のTVアプリケーションによるTV放送の視聴状況から、その視聴チャネル情報を含む視聴データを取得して、通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ通知し、データ収集サーバ2で、各情報処理端末1から通知された視聴データを受信して蓄積する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、TV視聴状況の調査技術に関し、特にTV放送視聴機能を有するパーソナルコンピュータなどの情報処理端末からTV視聴状況を調査する技術に関する。
TV(テレビジョン)放送の視聴に関する情報を自動収集して調査するシステムとしては、従来、一般的なテレビ(テレビジョン受像機)に情報収集用の収集装置を外付けで接続するとともに、電話回線に情報送信用の通信装置を接続し、収集装置でテレビのチューナ信号や音声を監視して取得された視聴データを、通信装置からセンターへ通知するものとなっている(例えば、非特許文献1など参照)。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
「視聴率調査」、http://www.videor.co.jp/rating/wh/02.htm、株式会社ビデオリサーチ
近年、各種メディアの統合により、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末上においてTV放送の視聴が始まっている。この種の情報処理端末では、TV放送受信チューナを内蔵しておき、これを情報処理端末で実行される視聴用のTVアプリケーション(ソフトウェア)で制御して、情報処理端末の表示画面に表示するものとなっている。またこのようなTVアプリケーションでは、TV放送を表示する画面サイズの制御やインターネットを利用した番組配信などと組み合わせ等が可能となっている。
したがって、このようなTV視聴の新しい形態に関する市場調査のため、情報処理端末でのTV視聴状況に対応した視聴調査が必要とされている。
しかしながら、前述した従来技術では、テレビに外付けした収集装置で、視聴に関する情報を収集するものとなっているため、TVアプリケーションで制御される情報処理端末でのTV視聴に対応できず、所望の視聴データを得ることができないという問題点があった。
例えば、従来の収集装置のように、テレビから出力される音声とテレビ放送を受信して得られた音声とを比較して、現在視聴されている放送を確認する場合、情報処理端末ではヘッドホン等の視聴も多く、視聴者の視聴スタイルを変更させることなく対応できない。また、情報処理端末でのTV視聴では、画面のサイズが独立に制御できるが、外付けによる方式ではこのような情報を取得できない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、情報処理端末でのTV視聴に対応して所望の視聴データを収集できるTV視聴調査システム、情報処理端末、およびプログラムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるTV視聴調査システムは、TV放送を受信するTV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するTV制御手段を有する複数の情報処理端末と、これら情報処理端末と通信ネットワークを介して接続されたデータ収集サーバとからなり、情報処理端末に、TV制御手段でのTV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得し、通信ネットワークを介してデータ収集サーバへ通知する情報取得手段を備え、データ収集サーバに、情報処理端末から通知された視聴データを受信して蓄積する情報管理手段を備えるものである。
この際、視聴データとして、視聴チャネル情報に加えて、TV制御手段での視聴開始時刻、視聴時間長、TV制御手段を実現するアプリケーション名、視聴画面の表示サイズ、音声の大きさ、再生シフト時間のうちの少なくもいずれか1つを含むものを用いてもよい。
また、情報処理端末に、通信ネットワークを介してデータ収集サーバから取得した時刻と自端末の時刻との時刻差を用いて、視聴データに含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段をさらに設けてもよい。
また、情報取得手段で、通信ネットワークを介してデータ収集サーバから取得した設定情報で収集することを指定されたデータを視聴データとして通知するようにしてもよい。
また、情報処理端末に、当該端末での各種処理に用いるリソース残量の減少に応じて、情報取得手段の動作を一時停止し、あるいは情報取得手段で用いている一部リソースを開放するリソース監視手段をさらに設けてもよい。
また、本発明にかかる情報処理端末は、TV放送を受信するTV放送受信部と、このTV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するTV制御手段と、TV制御手段でのTV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得し、通信ネットワークを介してデータ収集サーバへ通知する情報取得手段を備えるものである。
この際、視聴データとして、視聴チャネル情報に加えて、TV制御手段での視聴開始時刻、視聴時間長、TV制御手段を実現するアプリケーション名、視聴画面の表示サイズ、音声の大きさ、再生シフト時間のうちの少なくもいずれか1つを含むものを用いてもよい。
また、通信ネットワークを介してデータ収集サーバから取得した時刻と自端末の時刻との時刻差を用いて、視聴データに含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段をさらに設けてもよい。
また、情報取得手段で、通信ネットワークを介してデータ収集サーバから取得した設定情報で収集することを指定されたデータを視聴データとして通知するようにしてもよい。
また、当該端末での各種処理に用いるリソース残量の減少に応じて、情報取得手段の動作を一時停止し、あるいは情報取得手段で用いている一部リソースを開放するリソース監視手段をさらに設けてもよい。
また、本発明にかかるプログラムは、TV放送を受信するTV放送受信部を有する情報処理端末のコンピュータに、TV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するステップと、TV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得するステップと、視聴データを通信ネットワークを介してデータ収集サーバへ通知するステップとを実行させるようにしたものである。
本発明によれば、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末で、内蔵されているTV放送受信チューナを用いてTV放送が視聴される場合でも、所望の視聴データを収集できる。したがって、TVアプリケーションで制御される情報処理端末でのTV視聴に対応でき、TV視聴の新しい形態に関する市場調査を実現できる。また、この視聴データ収集によれば、パーソナルコンピュータ上のソフトウエアとして実現可能であり、例えば定額制のインターネットを使って情報を収集することにより利用者に新たな通信コストを生じさせないで情報収集が可能である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[TV視聴調査システム]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるTV視聴調査システムについて説明する。図1は本発明の一実施の形態にかかるTV視聴調査システムの構成を示すブロック図である。
このTV視聴調査システムには、複数の情報処理端末1、データ収集サーバ2、分析システム3、利用者端末4、および通信ネットワーク5が設けられている。
情報処理端末1は、視聴調査の対象となるパーソナルコンピュータなどの端末装置であり、TV放送受信チューナを内蔵し、これを自端末で実行される視聴用のTVアプリケーション(ソフトウェア)で制御して、自端末の表示画面に表示する。
データ収集サーバ2は、全体としてコンピュータで実現されるサーバ装置であり、インターネットなどからなる通信ネットワーク5を介して各情報処理端末1とデータ通信し、情報処理端末1で取得された視聴データを収集する。
分析システム3は、データ収集サーバ2で収集された視聴データから履歴データベースを構築するデータベースサーバ3Aと、このデータベースサーバ3Aで構築された履歴データベースを用いて、利用者へ所望の視聴調査結果を提供するサービス提供サーバ3Bとから構成されている。
利用者端末4は、パーソナルコンピュータなどの端末装置からなり、通信ネットワーク5を介してサービス提供サーバ3Bへアクセスすることにより、所望の視聴調査結果を取得する。
本実施の形態では、情報処理端末1で、視聴用のTVアプリケーションによるTV放送の視聴状況から、その視聴チャネル情報を含む視聴データを取得して、通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ通知し、データ収集サーバ2で、各情報処理端末1から通知された視聴データを受信して蓄積するようにしている。
[情報処理端末]
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかる情報処理端末1の構成について詳細に説明する。図2は情報処理端末1の構成を示すブロック図である。
この情報処理端末1には、TV放送受信部11、画面表示部12、音声出力部13、操作入力部14、時計部15、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)16、記憶部17、および制御部18が設けられている。
TV放送受信部11は、TV放送受信チューナを有し、TV放送を受信して画像出力や音声出力を得る回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部18からの制御に基づき、TV放送受信部11で得られた画像出力や各種アプリケーションの動作画面を画面表示する。
音声出力部13は、スピーカなどの音声出力装置からなり、制御部18からの制御に基づき、TV放送受信部11で得られた音声出力や各種アプリケーションの動作音声を可聴出力する。
操作入力部14は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出し、制御部18へ出力する。
時計部15は、時刻を計時して制御部18へ出力する回路部である。
通信I/F部16は、通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2とデータ通信を行うことにより、視聴データなどの各種情報を送受信する回路部である。
記憶部17は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部18での処理に用いる各種処理情報やプログラムを記憶する。
このうち主な処理情報としては、データ収集サーバ2から収集データとして要求されたものを管理する設定情報17Aや、視聴データ収集に関する動作を管理する管理情報17B、自端末の時計部15が計時している時刻とデータ収集サーバ2の時刻との時刻差を示す時刻差情報17Cなどがある。
また、主なプログラムとしては、TV放送受信部11を制御して任意のTV放送を視聴するプログラム(TVアプリケーション)17D、自端末でのTV視聴状況を示す視聴データを取得してデータ収集サーバ2へ通知するプログラム(情報収集アプリケーション)17E、API(Application Program Interface)やCOM(Component Object Model)と呼ばれ、それぞれ固有の機能を有する部品化されたプログラム(API/COM)17F、情報処理端末1全体を制御するためのOS(Operating System)を実現するプログラム(OS)17Gなどがある。これらプログラムは、1つ以上のモジュールから構成され、通信I/F部16や記録媒体(図示せず)から予め取り込まれて記憶部17へ格納される。
制御部18は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部17に記憶されている任意のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて各種機能手段を実現する機能部である。
主な機能手段としては、TV制御手段18A、情報取得手段18B、時刻補正手段18C、設定管理手段18D、リソース監視手段18E、API/COM処理手段18F、OS処理手段18Gがある。
TV制御手段18Aは、プログラム17Dに基づき実現されて、TV放送受信部11を制御して任意のTV放送を視聴する機能手段である。
情報取得手段18Bは、プログラム17Eに基づき実現されて、TV制御手段18AによるTV放送の視聴状況を取得して視聴データを生成し、データ収集サーバ2へ通知する機能手段である。
時刻補正手段18Cは、プログラム17Eに基づき実現されて、通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2から取得した時刻と時計部15から得た時刻との時刻差を算出し、これを記憶部17へ時刻差情報17Cとして格納し、この時刻差情報17Cに基づき視聴データに含まれる時刻情報を補正する機能手段である。
設定管理手段18Dは、プログラム17Eに基づき実現されて、データ収集サーバ2での設定内容に基づき視聴データ収集に関する動作を管理する機能手段である。設定管理手段18Dでは、収集すべき視聴データを指定する設定情報17Aの管理、プログラム17E自体のオンラインアップデート、アンインストール、新機能追加、機能の有効/無効制御などを行う。
リソース監視手段18Eは、プログラム17Eに基づき実現されて、当該情報処理端末1の制御部18で実行される各種処理で用いるCPU処理量、メモリ使用量、ハードディスク使用量などのリソース資源を監視し、そのリソース残量の減少に応じて、情報取得手段18Bの動作を一時停止し、あるいは情報取得手段18Bで用いている一部リソースを開放する機能手段である。
API/COM処理手段18Fは、プログラム17Fに基づき実現されて、TV制御手段18Aによる呼び出しに応じてTV放送受信部11の制御など、それぞれ固有の機能を提供する機能手段である。
OS処理手段18Gは、プログラム17Gに基づき実現されて、情報処理端末1全体を制御するためのOSを提供する機能手段である。
[データ収集サーバ]
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかるデータ収集サーバ2の構成について説明する。図3はデータ収集サーバ2の構成を示すブロック図である。
このデータ収集サーバ2には、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、画面表示部22、操作入力部23、時計部24、入出力インターフェース部(以下、入出力I/F部という)25、記憶部26、および制御部27が設けられている。
通信I/F部21は、通信ネットワーク5を介して各情報処理端末1とデータ通信を行うことにより、視聴データなどの各種情報を送受信する回路部である。
画面表示部22は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部27からの制御に基づき、各種動作画面を画面表示する。
操作入力部23は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出し、制御部27へ出力する。
時計部24は、時刻を計時して制御部27へ出力する回路部である。
入出力I/F部25は、データベースサーバ3Aとデータ通信を行うことにより、各情報処理端末1から収集した視聴データからなる履歴データなどの各種情報を送受信する回路部である。
記憶部26は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部27での処理に用いる各種処理情報やプログラム26Dを記憶する。
このうち主な処理情報としては、履歴データ26A、設定情報26B、管理情報26Cなどがある。
履歴データ26Aは、各情報処理端末1から収集した視聴データが蓄積された情報であり、データベースサーバ3Aへ転送される。設定情報26Bは、各情報処理端末1から収集すべき視聴データを指定するための情報である。管理情報26Cは、各情報処理端末1で実行される視聴データ収集に関する動作を管理するための情報である。
制御部27は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部26に記憶されているプログラム26Dを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて各種機能手段を実現する機能部である。
主な機能手段としては、情報管理手段27A、情報整理手段27B、設定管理手段27C、および時刻管理手段27Dがある。
情報管理手段27Aは、通信I/F部21を介して各情報処理端末1からの視聴データを受信し履歴データ26Aとして管理する機能手段である。
情報整理手段27Bは、情報管理手段27Aで受信した視聴データの誤りや重複などを検証して整理する機能手段である。
設定管理手段27Cは、オペレータによる操作入力部23からの指示に基づき、記憶部26の設定情報26Bや管理情報26Cを設定することにより、各情報処理端末1での視聴データ収集に関する動作を管理する機能手段である。
時刻管理手段27Dは、各情報処理端末1からの時刻問い合わせに応じて、時計部24から取得した時刻情報を通知する機能手段である。
[視聴データ]
次に、図4を参照して、視聴データの構成について説明する。図4は視聴データの構成例である。
視聴データは、各情報処理端末1のTV放送視聴機能で、どのような放送番組がどのような状況で視聴されているかを調査するための情報である。具体的には例えば図4のような情報が考えられるが、これに限定されるものではない。
図4において、TV−AP識別子は、TVアプリケーション名などからなり、TV放送の視聴に用いられているTVアプリケーションを識別するための情報である。利用者IDは、情報処理端末1を利用してTV放送を視聴している利用者を識別するための情報であり、予め登録されたものが用いられる。
チャネル番号は、視聴しているTV放送のチャネル番号であり、そのTV放送の視聴開始時刻、およびそのチャネル番号に関する視聴時間長も収集される。また、動作状態は、収集時点におけるTVアプリケーションの動作状態を示す情報である。
再生シフト時間は、実際のTV放送を順次記憶部17へ格納して後追いで再生している場合の放送と再生の時刻差(遅れ時間)を示す情報である。例えば、放送中にこの後追い再生を用いた場合、視聴開始時刻と視聴時間長とに対応するTV放送の内容と実時間での放送内容とにずれが生ずるが、この再生シフト時間により補正できる。
画面サイズは、視聴しているTV放送の表示画面サイズであり、ボリュームは、TV放送の音声再生の大きさであり、ともに利用者がどの程度関心を持って視聴しているかを把握できる。
[データ収集動作]
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのデータ収集動作について説明する。図5は本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのデータ収集動作を示すシーケンス図である。
まず、情報処理端末1の制御部18では、情報取得手段18Bにより、定期的あるいは視聴開始/終了/変更などの取得タイミングに応じて、自端末でのTV放送の視聴状況を示す視聴データを取得し(ステップ100)、通信I/F部16および通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ視聴データを通知する(ステップ101)。
データ収集サーバ2の制御部27では、情報管理手段27Aにより、通信I/F部21を介して情報処理端末1からの視聴データを受信し、記憶部26へ履歴データ26Aとして蓄積する(ステップ102)。
その後、データ収集サーバ2の制御部27では、操作入力部23からのデータ転送指示に応じて、あるいは定期的に(ステップ110)、記憶部26から履歴データ26Aを読み出し、入出力I/F部25を介して分析システム3のデータベースサーバ3Aへ転送する(ステップ111)。
データベースサーバ3Aでは、データ収集サーバ2からの履歴データをデータベースへ格納し(ステップ112)、必要に応じて分析データを生成する(ステップ113)。
これにより、利用者端末4が、通信ネットワーク5を介してサービス提供サーバ3Bへアクセスして所望の分析データを要求した場合、サービス提供サーバ3Bは、データベースサーバ3Aにアクセスして、その要求に応じた分析データをデータベースから検索し、利用者端末4へ提供するものとなる。
このように、情報処理端末1の情報取得手段18Bで、TV制御手段18AでのTV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得して、通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ通知し、データ収集サーバ2の情報管理手段27Aで、情報処理端末1から通知された視聴データを受信して蓄積するようにしたので、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末で、内蔵されているTV放送受信チューナを用いてTV放送が視聴される場合でも、所望の視聴データを収集できる。
したがって、TVアプリケーションで制御される情報処理端末でのTV視聴に対応でき、TV視聴の新しい形態に関する市場調査を実現できる。
また、この視聴データ収集によれば、パーソナルコンピュータ上のソフトウエアとして実現可能であり、例えば定額制のインターネットを使って情報を収集することにより利用者に新たな通信コストを生じさせないで情報収集が可能である。
また、パーソナルコンピュータ上でのTV視聴では、従来のTV視聴と異なり、画面サイズを任意に制御できる、簡単に録画ファイルを作成できる、インターネットと結合して番組の予約等の処理が簡単にできる等の機能があり、これらの情報取得も視聴行動の分析に有効である。
[視聴データ取得動作]
次に、図6を参照して、情報処理端末1での視聴データ取得動作について説明する。図6は情報処理端末1での視聴データ取得動作を示す説明図である。
情報処理端末1の情報取得手段18Bで、視聴データを取得する方法としては、TV制御手段18Aの処理動作から取得する第1の取得方法、API/COM処理手段18Fの処理動作から取得する第2の取得方法、およびOS処理手段18Gの処理動作から取得する第3の取得方法がある。
まず、第1の視聴データ取得方法では、図7に示すように、TV制御手段18Aにより画面表示部12に表示される表示内容から視聴データを取得するものである。
TV制御手段18Aは、利用者による操作入力部14からのチャネル操作に応じて(ステップ120)、その指定された受信チャネル番号をTV放送受信部11へ設定する(ステップ121)。
これにより、TV放送受信部11は、設定されたチャネル番号のTV放送について受信を開始し(ステップ122)、得られた画面データや音声データをTV制御手段18Aへ出力する(ステップ123)。
TV制御手段18Aでは、TV放送受信部11から画面データや音声データを順次受け取って、画面表示部12や音声出力部13へ出力して画面表示する(ステップ124)。これにより、利用者は所望のTV放送を画面表示部12で視聴できる。
この際、一般的なTVアプリケーションで実現されるTV制御手段18Aでは、利用者による操作確認のため、受信中のTV放送に関する情報やTVアプリケーションが持つ機能に関する情報、例えばチャネル番号、視聴開始時刻、視聴時間、さらには時間シフト再生時の時刻差などを画面表示部12へ表示するものとなっている。
情報取得手段18Bでは、取得タイミングの到来に応じて(ステップ130:YES)、TV制御手段18Aで画面表示している受信中のTV放送に関する情報の表示内容を取得し(ステップ131)、視聴データを生成する(ステップ132)。
このように、TV制御手段18Aにより画面表示部12に表示される表示内容から視聴データを取得するようにしたので、市販のTVアプリケーションを改造することなく、所望の視聴データを容易に取得できる。
なお、図7のステップ130における、情報取得手段18Bの取得タイミングについては、ポーリングにより一定期間ごとに取得タイミングを発生させてもよく、利用者による操作入力部14からのTV制御手段18Aに対する操作に応じてOS処理手段18Gで発生する操作イベントに基づき取得タイミングを発生させてもよい。
次に、第2の視聴データ取得方法について説明する。前述した図7のステップ120に示したように、TV制御手段18Aでは、利用者による操作入力部23からの操作に応じて、TV放送受信部11を制御する。例えば、所望の受信チャネルを選択する場合、その受信チャネル番号が操作入力部23のキーボードから入力される。
この際、操作入力部23で検出された操作内容、例えば受信チャネル番号をTV制御手段18Aに渡す処理は、通常、OS処理手段18Gにより提供される。したがって、OS処理手段18Gで提供されている一般的なサービス機能を利用して、その操作内容を情報取得手段18Bで取得することにより、所望の視聴データを取得できる。
次に、第3の視聴データ取得方法について説明する。TV制御手段18Aでは、例えば図7のステップ121でTV放送受信部11へ受信チャネルを設定しているが、実際には、APIやCOMをTV制御手段18Aから呼び出すことにより受信チャネルを設定するものとなっている。
この際、受信チャネル設定以外にも、チャネル番号変更時に画面に文字を表示するOSのAPIの関数が呼び出されたり、TV放送受信部11に固有のドライバや付属DLLに含まれるAPIの関数が呼び出される。
また、APIではなくCOMが利用される場合は、例えば、TV制御手段18Aが、受信チャネル設定や画面表示にAPIではなくDirectX(登録商標)などのCOMを利用している場合は、そのCOMのインターフェースやメソッドが呼び出される。
したがって、情報取得手段18Bで、TV制御手段18Aから利用されるAPIやCOMの呼び出しを、OS処理手段18Gで提供されている一般的なサービス機能を利用して監視しておくことにより、その呼び出し時に渡された引数などから受信チャネル番号やその受信開始時刻など、所望の視聴データを取得できる。
なお、視聴データのうち、収集時点におけるTV制御手段18A(TVアプリケーション)の動作状態を示す情報については、OS処理手段18Gのイベントを監視することにより取得できる。
例えば、Windows(登録商標)のOSでは、マウス移動、マウスクリック、キーボード入力や画面上のアプリケーションの移動、サイズ変更、最大化、最小化などのオペレーションを行うとイベントが発生する。また、アプリケーション画面がアクティブ状態から非アクティブ状態に、またはその逆の状態に変更されるときにもイベントが発生する。したがって、このイベントを監視することによって、TV制御手段18Aの動作状態を取得できる。
[時刻補正動作]
次に、図8を参照して、本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの時刻補正動作について説明する。図8は本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの時刻補正動作を示すシーケンス図である。
情報処理端末1の制御部18は、情報取得手段18Bにより視聴データをデータ収集サーバ2へ通知する前に、例えばプログラム17Eの起動に応じて、時刻補正手段18Cを用いて、図8に示すような、データ収集サーバ2との間で時刻補正動作を行う。
まず、時刻補正手段18Cは、データ収集サーバ2の時刻情報を要求する時刻問い合わせを、通信I/F部16および通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ送信する(ステップ150)。そして、この時刻問い合わせに要する所要時間を計時するため、時計部15から現在時刻を取得して計時を開始する(ステップ151)。
データ収集サーバ2の制御部27では、通信I/F部21を介して受信した情報処理端末1からの時刻問い合わせに応じて、時刻管理手段27Dにより、時計部24から現在時刻を取得して(ステップ152)、これを標準時刻として当該情報処理端末1へ通知する(ステップ153)。
情報処理端末1の時刻補正手段18Cは、データ収集サーバ2からの時刻通知に応じて、時計部15から現在時刻を取得して、所要時間の計時を終了し(ステップ154)、その開始時刻と終了時刻とからデータ収集サーバ2との間の片道通信時間を算出する(ステップ155)。
そして、標準時刻と開始時刻との差と片道通信時間との差から、自端末の時計部15とデータ収集サーバ2の時計部24との時刻差を算出し(ステップ156)、これを時刻差情報17Cとして記憶部17へ格納する(ステップ157)。
この後、情報取得手段18Bでは、時計部15で計時された時刻を含む視聴データ、例えば視聴開始時刻などのデータを、時刻差情報17Cを用いて時刻差情報17Cに基づき補正することにより、データ収集サーバ2の標準時刻と同期した視聴データを生成できる。
したがって、各情報処理端末1の時計部15で計時されている時刻が不正確な場合でも、データ収集サーバ2に通知される視聴データは、すべて標準時刻に同期していることになり、正確な調査結果が得られる。また、時刻差情報17Cを用いて視聴データを補正するようにしたので、時計部15を補正する必要がなくなり、利用者の端末使用状況を強制的に変更させることなく、視聴データの収集を行うことができる。
[設定管理動作]
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの設定管理動作について説明する。図9は本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの設定管理動作を示すシーケンス図である。
情報処理端末1の制御部18は、情報取得手段18Bにより視聴データをデータ収集サーバ2へ通知する前に、例えばプログラム17Eの起動に応じて、設定管理手段18Dにより、図9に示すような、データ収集サーバ2との間で設定管理動作を行う。
まず、設定管理手段18Dは、データ収集サーバ2に対して設定情報および管理情報の取得を要求する(ステップ160)。
データ収集サーバ2の制御部27では、通信I/F部21を介して受信した情報処理端末1からの情報取得要求に応じて、予めオペレータにより登録されている設定情報26Bおよび管理情報26Cを記憶部26から読み出し(ステップ161)、これを当該情報処理端末1へ通知する(ステップ162)。
情報処理端末1の設定管理手段18Dは、データ収集サーバ2からの情報通知に応じて、その通知された内容で記憶部17の設定情報17Aおよび管理情報17Bを更新する(ステップ163)。
この後、情報取得手段18Bで、視聴データをデータ収集サーバ2へ収集する際、記憶部の設定情報17Aに基づき要求されたデータのみを通知する。図10に設定情報17Aの構成例を示す。設定情報17Aは、各情報処理端末1から収集すべき視聴データを指定するための情報であり、この例では、各視聴データの情報名ごとに、そのデータの取得要否を示すフラグが対応付けられている。
一方、管理情報17Bは、各情報処理端末1で実行される視聴データ収集に関する動作を管理するための情報であり、図11に示すように、各管理機能ごとに、その実行要否を示すフラグが対応付けられている。
設定管理手段18Dでは、この管理情報17Bで要求された機能を実行する。例えば、図11に示すように、オンラインアップデート機能が要求されていた場合は、図12に示すようなオンラインアップデート動作を実行する。図12はオンラインアップデート動作を示すシーケンス図である。
まず、設定管理手段18Dでは、プログラム17Eから取得したそのバージョン情報を含むアップデート要否確認要求を、通信I/F部16および通信ネットワーク5を介してデータ収集サーバ2へ送信する(ステップ170)。
データ収集サーバ2の制御部27では、通信I/F部21を介して受信した情報処理端末1からのアップデート要否確認要求に応じて、設定管理手段27Cで、その要求に含まれるバージョンと記憶部26に格納されているプログラム(図示せず)のバージョンとを比較する(ステップ171)。
ここで、両バージョンが一致した場合は(ステップ172:YES)、アップデート不要を情報処理端末1へ通知する(ステップ173)。これにより、情報処理端末1の設定管理手段18Dは、処理を終了する。
一方、両バージョンが不一致の場合は(ステップ172:NO)、アップデート要を情報処理端末1へ通知する(ステップ180)。
これにより、情報処理端末1の設定管理手段18Dは、最新モジュールの送信要求をデータ収集サーバ2へ送信する(ステップ181)。
データ収集サーバ2の設定管理手段27Cは、情報処理端末1からの最新モジュール送信要求に応じて、記憶部26から最新モジュール(図示せず)を読み出して送信する(ステップ182)。
情報処理端末1の設定管理手段18Dは、データ収集サーバ2から送信された最新モジュールを受信して、その最新モジュールで記憶部17のプログラム17Eを置換してアップデートする(ステップ183)。
これにより、各情報処理端末1のプログラム17Eをバージョンアップする場合、再インストールなどの操作負担を利用者に強いることなく、データ収集サーバ2から自動的にアップデートすることができる。
なお、以上では、管理情報に基づき管理機能の実行要否をデータ収集サーバ2から情報処理端末1へ通知する場合を例として説明したが、このような管理情報を用いず、各管理機能ごとにその実行要否を情報処理端末1からデータ収集サーバ2へ問い合わせるようにしてもよい。
また、他の管理機能としては、例えば、アンインストール機能、新機能追加機能、情報取得動作の開始/停止機能などがある。
アンインストール機能は、不要となったプログラムをデータ収集サーバ2からの指示に応じて記憶部17から削除する機能であり、新機能追加機能は、新たなプログラムをデータ収集サーバ2からの指示に応じて記憶部17へ追加する機能である。また、情報取得動作の開始/停止機能は、データ収集サーバ2からの指示に応じて情報取得手段18Bでの情報取得動作を開始/停止させる機能である。これら管理機能についてもオンラインアップデート動作と同様にしてデータ収集サーバ2から制御される。
[リソース監視動作]
次に、図13を参照して、本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのリソース監視動作について説明する。図13は本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのリソース監視動作を示すシーケンス図である。
情報処理端末1の制御部18は、情報取得手段18Bにより視聴データを取得している間、リソース監視手段18Eにより、図13に示すような、当該端末のリソース資源を監視するリソース監視動作を行う。
まず、リソース監視手段18Eは、一定周期で到来する監視タイミングに応じて(ステップ190:YES)、OS処理手段18Gから当該端末のリソース値を取得する(ステップ191)。この際、例えば当該情報処理端末1の制御部18で実行される各種処理で用いるCPU処理量やメモリ使用量、ハードディスク使用量などのリソース資源の残量がリソース値として取得される。
そして、そのリソース値が予め設定されているしきい値より低い場合は(ステップ192:YES)、そのリソース資源にあまり余裕がないことから、情報取得手段18Bの動作を一時停止し、あるいは情報取得手段18Bで用いている一部リソースを開放する(ステップ193)。これにより、情報処理端末1のリソース資源に余裕が生まれ、制御部18での他の処理がスムーズに実行される。
また、リソース値が予め設定されているしきい値より高い場合は(ステップ192:NO)、リソース開放または動作一時停止中である場合にのみ(ステップ194:YES)、リソース使用量を元に戻し、あるいは動作を再開して(ステップ195)、ステップ190へ戻る。
なお、情報取得手段18Bの一時停止については、所定期間だけ情報取得手段18Bの動作を停止し、あるいは視聴データの収集動作の繰り返し期間を延長すればよく、リソース開放については、予めプログラム17Eに設けられているリソース開放処理を実行すればよい。
このように、情報処理端末1のリソース資源を監視し、その低減に応じて情報取得手段18Bの動作を一時停止し、あるいは情報取得手段18Bで用いている一部リソースを開放するようにしたので、制御部18に対する情報取得手段18Bの処理負担を調整でき、利用者が起動した所望の処理を邪魔することなく、また利用者のストレスを感じさせることなく、スムーズに実行させることができる。
なお、以上で説明した本実施の形態は、上記構成例に限定されるものではなく、その主旨を変更しない範囲で適時変更可能である。
本発明の一実施の形態にかかるTV視聴調査システムの構成を示すブロック図である。 情報処理端末の構成を示すブロック図である。 データ収集サーバの構成を示すブロック図である。 視聴データの構成例である。 本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのデータ収集動作を示すシーケンス図である。 情報処理端末での視聴データ取得動作を示す説明図である。 第1の視聴データ取得方法を示すシーケンス図である。 本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの時刻補正動作を示すシーケンス図である。 本実施の形態にかかるTV視聴調査システムの設定管理動作を示すシーケンス図である。 設定情報の構成例である。 管理情報の構成例である。 オンラインアップデート動作を示すシーケンス図である。 本実施の形態にかかるTV視聴調査システムのリソース監視動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…情報処理端末、2…データ収集サーバ、3…分析システム、3A…データベースサーバ、3B…サービス提供サーバ、4…利用者端末、5…通信ネットワーク、11…TV放送受信部、12…画面表示部、13…音声出力部、14…操作入力部、15…時計部、16…通信I/F部、17…記憶部、17A…設定情報、17B…管理情報、17C…時刻差情報、17D…プログラム(TV−AP)、17E…プログラム(情報収集)、17F…プログラム(API/COM)、17G…プログラム(OS)、18…制御部、18A…TV制御手段、18B…情報取得手段、18C…時刻補正手段、18D…設定管理手段、18E…リソース監視手段、18F…API/COM処理手段、18G…OS処理手段、21…通信I/F部、22…画面表示部、23…操作入力部、24…時計部、25…入出力I/F部、26…記憶部、26A…履歴データ、26B…設定情報、26C…管理情報、26D…プログラム、27…制御部、27A…情報管理手段、27B…情報整理手段、27C…設定管理手段、27D…時刻管理手段。

Claims (11)

  1. TV放送を受信するTV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するTV制御手段を有する複数の情報処理端末と、これら情報処理端末と通信ネットワークを介して接続されたデータ収集サーバとからなり、
    前記情報処理端末は、前記TV制御手段でのTV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得し、前記通信ネットワークを介して前記データ収集サーバへ通知する情報取得手段を備え、
    前記データ収集サーバは、前記情報処理端末から通知された視聴データを受信して蓄積する情報管理手段を備えることを特徴とするTV視聴調査システム。
  2. 請求項1に記載のTV視聴調査システムにおいて、
    前記視聴データは、前記視聴チャネル情報に加えて、前記TV制御手段での視聴開始時刻、視聴時間長、前記TV制御手段を実現するアプリケーション名、視聴画面の表示サイズ、音声の大きさ、再生シフト時間のうちの少なくもいずれか1つを含むことを特徴とするTV視聴調査システム。
  3. 請求項1に記載のTV視聴調査システムにおいて、
    前記情報処理端末は、前記通信ネットワークを介して前記データ収集サーバから取得した時刻と自端末の時刻との時刻差を用いて、前記視聴データに含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段をさらに備えることを特徴とするTV視聴調査システム。
  4. 請求項1に記載のTV視聴調査システムにおいて、
    前記情報取得手段は、前記通信ネットワークを介して前記データ収集サーバから取得した設定情報で収集することを指定されたデータを前記視聴データとして通知することを特徴とするTV視聴調査システム。
  5. 請求項1に記載のTV視聴調査システムにおいて、
    前記情報処理端末は、当該端末での各種処理に用いるリソース残量の減少に応じて、前記情報取得手段の動作を一時停止し、あるいは前記情報取得手段で用いている一部リソースを開放するリソース監視手段をさらに備えることを特徴とするTV視聴調査システム。
  6. TV放送を受信するTV放送受信部と、
    このTV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するTV制御手段と、
    前記TV制御手段でのTV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得し、通信ネットワークを介してデータ収集サーバへ通知する情報取得手段を備えることを特徴とする情報処理端末。
  7. 請求項6に記載の情報処理端末において、
    前記視聴データは、前記視聴チャネル情報に加えて、前記TV制御手段での視聴開始時刻、視聴時間長、前記TV制御手段を実現するアプリケーション名、視聴画面の表示サイズ、音声の大きさ、再生シフト時間のうちの少なくもいずれか1つを含むことを特徴とする情報処理端末。
  8. 請求項6に記載の情報処理端末において、
    前記通信ネットワークを介して前記データ収集サーバから取得した時刻と自端末の時刻との時刻差を用いて、前記視聴データに含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段をさらに備えることを特徴とする情報処理端末。
  9. 請求項6に記載の情報処理端末において、
    前記情報取得手段は、前記通信ネットワークを介して前記データ収集サーバから取得した設定情報で収集することを指定されたデータを前記視聴データとして通知することを特徴とする情報処理端末。
  10. 請求項6に記載の情報処理端末において、
    当該端末での各種処理に用いるリソース残量の減少に応じて、前記情報取得手段の動作を一時停止し、あるいは前記情報取得手段で用いている一部リソースを開放するリソース監視手段をさらに備えることを特徴とする情報処理端末。
  11. TV放送を受信するTV放送受信部を有する情報処理端末のコンピュータに、
    前記TV放送受信部を制御して任意のTV放送を視聴するステップと、
    前記TV放送の視聴状況からその視聴チャネル情報を含む視聴データを取得するステップと、
    前記視聴データを通信ネットワークを介してデータ収集サーバへ通知するステップとを実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152816A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Nippon Television Network Corp 認証システム、端末及びサーバと、認証方法、認証プログラム
JP2010232893A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nec Corp 端末情報収集システム、端末情報収集方法および端末情報収集プログラム
JP2012234570A (ja) * 2007-06-11 2012-11-29 Sk Planet Co Ltd コンテンツ使用情報収集方法及びシステムとコンテンツ使用情報収集用記録媒体

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