JP3503796B2 - 電力変換装置及び電力変換方法 - Google Patents

電力変換装置及び電力変換方法

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JP3503796B2
JP3503796B2 JP31940896A JP31940896A JP3503796B2 JP 3503796 B2 JP3503796 B2 JP 3503796B2 JP 31940896 A JP31940896 A JP 31940896A JP 31940896 A JP31940896 A JP 31940896A JP 3503796 B2 JP3503796 B2 JP 3503796B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電力を直流電
力に変換する電力変換装置及び電力変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電力を直流電力に変換する電力変換
装置が、電源回路装置として産業用に広く利用されてい
る。従来、このような電力変換装置としては、サイリス
タの整流作用を利用して交流電力を直流電力に変換する
装置が使われていた。しかし、このサイリスタを用いた
電力変換装置では、サイリスタに交流電力を入力するた
めの入力回路に各種の高調波が発生し、このため、電力
損失が増加したり、負荷に悪影響を及ぼしたりするとい
う問題がある。
【0003】そこで、近年、自己消弧形スイッチング素
子を用いたPWM(パルス幅変調)コンバータと一般に
呼ばれる電力変換装置が用いられるようになってきた。
このPWMコンバータはスイッチング素子を備えてお
り、このスイッチング素子のスイッチオン時間とスイッ
チオフ時間とを制御することにより交流電力を直流電力
に変換するものである。
【0004】PWMコンバータには、負荷に所定値の定
電流を供給する電流形タイプと、負荷に所定値の定電圧
を供給する電圧形タイプとがある。これらのタイプのう
ち電流形タイプは、汎用性の高い装置として広く使われ
ている。この電流形タイプのPWMコンバータでは、例
えば、パルス幅変調信号である三角波(キャリア波)の
振幅とスイッチング素子に入力される交流電流の振幅と
を比較して、スイッチング素子をオン・オフさせるゲー
トパルスを発生し、このゲートパルスによってスイッチ
オン時間とスイッチオフ時間とを制御することにより交
流電力を直流電力に変換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した電
流形タイプのPWMコンバータでは、三角波が交流電源
に漏れることがある。そこで、この漏れを防止するため
に、通常、交流電源とスイッチング素子との間に、コン
デンサCとインダクタンスLとからなるACフィルタを
接続させている。このACフィルタは自己共振周波数を
もっており、また、交流電源には、通常、基本波の周波
数よりも高い周波数をもつ高調波成分が含まれている。
このため、この高調波成分の周波数とACフィルタの自
己共振周波数とが一致して共振現象が起こり、PWMコ
ンバータに入力された交流電流(交流入力電流)が歪
む。
【0006】上記した交流電源の高調波成分は、その周
波数が低いほど振幅が大きい。従って、ACフィルタの
自己共振周波数が低い場合、この低い自己共振周波数に
一致する周波数をもつ高調波成分が交流電力に存在する
と共振現象が大きくなり、交流入力電流が大きく歪む。
【0007】ところで、キャリア波の漏れを防止するA
Cフィルタの自己共振周波数はキャリア波の周波数(キ
ャリア周波数)に比例し、キャリア周波数が高いほどA
Cフィルタの自己共振周波数も高い。従って、キャリア
周波数を高くしてACフィルタの自己共振周波数を高く
すると、この高い自己共振周波数に一致する高調波成分
の周波数が高くなって、その分、高調波成分の振幅が小
さくなる。この結果、共振現象が軽減されて、交流入力
電流の歪みも小さくなる。しかし、キャリア周波数を高
くすると、PWMコンバータのスイッチング素子をオン
・オフさせる際の損失が増え、電力変換効率が悪くなる
という問題が生じる。
【0008】一方、キャリア周波数が低い場合、ACフ
ィルタを構成するコンデンサCの容量やインダクタンス
Lの値を大きくしなければ、上述した漏れを防止できな
い。このため、PWMコンバータの電力変換効率を向上
させるためにキャリア周波数を低めると共に、上述の漏
れを防止するためにコンデンサCの容量やインダクタン
スLの値を大きくすると、低めたキャリア周波数に比例
してACフィルタの自己共振周波数も低まる。この場
合、スイッチング素子に入力される交流電力の全ての高
調波成分の周波数よりもACフィルタの自己共振周波数
が低くなる程度にコンデンサCの容量やインダクタンス
Lの値を大きくすると、共振現象が抑制されて交流入力
電流の歪みが小さくなる。しかし、コンデンサCの容量
やインダクタンスLの値を大きくした分、コンデンサC
やインダクタンスLのコストが高くなるなどの問題が生
じる。
【0009】このように、ACフィルタを構成するコン
デンサCの容量やインダクタンスLの値を大きくする
と、共振現象を抑制できて交流入力電流の歪みが小さく
なるものの、コンデンサCやインダクタンスLのコスト
アップとなるという問題が生じる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、コンデンサC
の容量やインダクタンスLの値を小さくしても共振現象
を抑制して、入力された交流電流の歪みを小さくした電
力変換装置及び電力変換方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の電力変換装置は、交流電力が入力され
るスイッチング素子を備え、このスイッチング素子のス
イッチオン時間とスイッチオフ時間とを制御することに
より、このスイッチング素子に入力された交流電力を直
流電力に変換する電力変換装置において、(1)上記ス
イッチング素子に入力される交流電力のうち、所定の周
波数よりも高い周波数をもつ高調波成分を検出する第1
の高調波検出手段(2)この第1の高調波検出手段によ
って検出された高調波成分に基づいて、この検出された
高調波成分を打ち消すように上記スイッチング素子のス
イッチオン時間とスイッチオフ時間とを制御する第1の
制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の電力変換装置は、交流電源に接続されるスイッチ
ング素子と、このスイッチング素子をオンオフさせるゲ
ートパルスを生成するためのキャリアを発生するキャリ
ア発生器と、このキャリア発生器で発生したキャリアが
上記交流電源に漏れることを防止するACフィルタとを
備え、上記キャリア発生器で発生したキャリアに基づい
てゲートパルスを生成して上記スイッチング素子のスイ
ッチオン時間とスイッチオフ時間とを制御することによ
り、このスイッチング素子に入力された交流電力を直流
電力に変換する電力変換装置において、(3)上記スイ
ッチング素子に入力される交流電力のうちの、上記AC
フィルタの有する自己共振周波数に一致する周波数を有
する高調波成分を検出する第2の高調波検出手段(4)
この第2の高調波検出手段によって検出された高調波成
分に基づいて、この検出された高調波成分を打ち消すよ
うに上記スイッチング素子のスイッチオン時間とスイッ
チオフ時間とを制御する第2の制御手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0013】また、上記目的を達成するための本発明の
第1の電力変換方法は、スイッチング素子のスイッチオ
ン時間とスイッチオフ時間とを制御することにより、こ
のスイッチング素子に入力された交流電力を直流電力に
変換する電力変換方法において、(5)上記スイッチン
グ素子に入力された交流電力のうち、所定の周波数より
も高い周波数をもつ高調波成分を打ち消すと共に上記所
定の周波数をもつ交流電力を直流電力に変換するように
上記スイッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオ
フ時間とを制御することにより、このスイッチング素子
に入力された交流電力を直流電力に変換することを特徴
とするものである。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の電力変換方法は、交流電源に接続されるスイッチ
ング素子をオンオフさせるゲートパルスを生成するため
のキャリアを発生すると共に、発生したキャリアが上記
交流電源に漏れることをACフィルタによって防止しな
がら、上記キャリアに基づいてゲートパルスを生成して
上記スイッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオ
フ時間とを制御することにより、このスイッチング素子
に入力された交流電力を直流電力に変換する電力変換方
法において、(6)上記スイッチング素子に入力される
交流電力のうちの、上記ACフィルタの有する自己共振
周波数に一致する周波数を有する高調波成分を打ち消す
と共にこの高調波成分以外の交流電力を直流電力に変換
するように、上記スイッチング素子のスイッチオン時間
とスイッチオフ時間とを制御することにより、このスイ
ッチング素子に入力された交流電力を直流電力に変換す
ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の電力変換装置の概略構成
を示す回路図である。
【0017】電力変換装置10は、交流電源U,V,W
で構成される三相交流電源20に接続されており、この
三相交流電源20から供給された交流電力を直流電力に
変換して負荷100に所定値の定電流を供給する。
【0018】各交流電源U,V,Wには、それぞれ直列
にインダクタンス32,34,36が接続されており、
これらインダクタンス32,34,36によってフィル
タ用インダクタンス回路30が形成されている。このフ
ィルタ用インダクタンス回路30は、後述するIGBT
(Insulated Gate BipolarTr
ansistor;絶縁ゲートバイポーラモードトラン
ジスタの略語であり、本発明にいうスイッチング素子の
一例である)112,114,116,118,11
9,120をオン・オフしたときに発生するサージ電流
を抑制する。また、各インダクタンス32,34,36
には、コンデンサ52,54,56で構成されるフィル
タ用コンデンサ回路50が接続されている。このフィル
タ用コンデンサ回路50には、IGBT112,11
4,116,118,119,120をオン・オフした
ときに発生するサージ電圧が吸収される。上述したフィ
ルタ用インダクタンス回路30とフィルタ用コンデンサ
回路50とで本発明にいうACフィルタが構成されてお
り、このACフィルタによって、後述するキャリア発生
器152(図2参照)で発生したキャリアが三相交流電
源20に漏れることが防止されている。また、このAC
フィルタは自己共振周波数を有している。
【0019】三相交流電源20は、6個のIGBT11
2,114,116,118,119,120を備えた
スイッチング回路110に接続されている。IGBT1
12のコレクタとIGBT118のエミッタとが接続さ
れており、これらには交流電源Uが接続されている。ま
た、IGBT114のコレクタとIGBT119のエミ
ッタとが接続されており、これらには交流電源Vが接続
されている。また、IGBT116のコレクタとIGB
T120のエミッタとが接続されており、これらには交
流電源Wが接続されている。これら3組のIGBT11
2,118、IGBT114,119、及びIGBT1
16,120は互いに並列に接続されている。また、I
GBT112,114,116のエミッタには、それぞ
れ、ダイオード122,124,126が接続されてお
り、これにより、各IGBT112,114,116が
逆電圧から保護されている。一方、IGBT118,1
19,120のコレクタには、それぞれ、ダイオード1
28,129,130が接続されており、これにより、
各IGBT118,119,120が逆電圧から保護さ
れている。
【0020】上述した3組のIGBT112,118、
IGBT114,119、及びIGBT116,120
にはフィルタ用リアクトル80が直列に接続されてい
る。このフィルタ用リアクトル80は、スイッチング回
路110から出力された電力のキャリア波のリップルを
平滑にするためのものである。
【0021】また、上述した3組のIGBT112,1
18、IGBT114,119、及びIGBT116,
120には環流用ダイオード90が並列に接続されてお
り、この環流用ダイオード90によって、フィルタ用リ
アクトル80に蓄えられた電力が負荷100に供給され
る。
【0022】各交流電源U,V,Wには、これら交流電
源U,V,Wからスイッチング回路110に入力される
交流電流を検出する電流検出回路40が接続されてい
る。電流検出回路40はハイパスフィルタ(本発明にい
う第2の高調波検出手段の一例である)60に接続され
ている。電流検出回路40で検出された交流電流のう
ち、上述したACフィルタの有する自己共振周波数に一
致する周波数を有する交流電流(本発明にいう高調波成
分の一例である)IH がハイパスフィルタ60を通過す
る。
【0023】ハイパスフィルタ60は、図2で説明する
PWM制御回路(本発明にいう第2の制御手段の一例で
ある)70に接続されている。このPWM制御回路70
によって、ハイパスフィルタ60を通過した高調波成分
と後述する所定の信号とに基づいて、IGBT112,
114,116,118,119,120のスイッチオ
ン時間とスイッチオフ時間とが制御され、これにより、
三相交流電源20からスイッチング回路110に入力さ
れた交流電力が直流電力に変換されて負荷100に所定
値の定電流が供給される。
【0024】図2を参照して、PWM制御回路70につ
いて説明する。
【0025】図2は、PWM制御回路70の概略構成を
示すブロック図である。
【0026】PWM制御回路70は、上述したハイパス
フィルタ60を通過した交流電流IH が入力されて所定
の第1の信号に変換される高調波電流入力部140と、
負荷100(図1参照)に供給された直流電流IDCが入
力されて所定の第2の信号に変換される直流電力入力部
142と、所望の値をもつ電流IREF が入力されて所定
の第3の信号に変換される指令値入力部144とを備え
ている。
【0027】また、PWM制御回路70は、高調波電流
入力部140に接続された極性反転回路146を備えて
いる。この極性反転回路146では、スイッチング回路
110(図1参照)に入力される交流電流の基本波の極
性が正のときは、上記した第1の信号の極性は反転され
ないが、基本波の極性が負のときは、第1の信号の極性
が反転される。このように、極性反転回路146では、
基本波の半周期ごとに第1の信号の極性が反転される。
【0028】さらに、PWM制御回路70は、極性反転
回路146、直流電力入力部142、及び指令値入力部
144に接続された加算器148を備えており、この加
算器148では、第1,第2,及び第3の信号が加算さ
れる。この加算に当っては、第3の信号の極性はそのま
まであるが、第1及び第2の信号の極性は逆の極性にさ
れて加算される。
【0029】さらにまた、PWM制御回路70は、PI
制御器や正弦波生成器などを有する基準信号生成部15
0を備えている。基準信号生成部150では、IGBT
112,114,116,118,119,120(図
1参照)をオン・オフさせるゲートパルスを発生させる
際の基準になる交流電流を表す基準信号波形が、加算器
148で加算された結果に基づいて生成される。また、
PWM制御回路70は、パルス幅変調信号である三角波
(キャリア)を発生するキャリア発生部152と、この
キャリア発生部152で発生させたキャリアの波形と上
記の基準信号波形との大小を比較して、IGBT11
2,114,116,118,119,120(図1参
照)をオン・オフさせるゲートパルスを発生するコンパ
レータ154を備えている。
【0030】従来のPWM制御回路では、負荷に供給さ
れた直流電流IDCと所望の値をもつ電流IREF とに基づ
いて、スイッチング素子のスイッチオン時間とスイッチ
オフ時間との比(デューティ比)を制御するゲートパル
スが生成されるが、本実施形態のPWM制御回路70で
は、上述したように、直流電流IDCと電流IREF とに、
ハイパスフィルタ60を通過した交流電流IH がフィー
ドバック情報として加味されて、これら3つの電流値に
基づいて、ゲートパルスが生成される。交流電流IH
は、上述したように、フィルタ用インダクタンス回路3
0(図1参照)とフィルタ用コンデンサ回路50とで構
成されるACフィルタの有する自己共振周波数に一致す
る周波数を有している。このため、交流電流IH をフィ
ードバック情報として加味して共振現象を抑制すること
により、フィルタ用インダクタンス回路30の値とフィ
ルタ用コンデンサ回路50の容量とを小さくしても、電
力変換装置10に入力された交流電流(交流入力電流)
の歪みを小さくできる。この結果、スイッチング回路1
10からは歪みの小さい交流電流が出力されることとな
る。
【0031】次に、上述したPWM制御回路70の動作
の一例を説明する。
【0032】例えば、3組のIGBT112,118、
IGBT114,119、及びIGBT116,120
のうちのいずれか(ここでは、IGBT112,118
とする)に入力される交流電流の基本波が正の場合、こ
の交流電流に含まれる高調波成分の周波数がACフィル
タの自己共振周波数に一致して起こる共振現象に起因し
て、IGBT112,118に入力される交流電流値が
基本波の電流値よりも増加する傾向にあるときは、上述
したACフィルタの自己共振周波数に一致する周波数を
有する交流電流がハイパスフィルタ60(図1参照)を
介してPWM制御回路70にフィードバックされる。P
WM制御回路70では、上述したように、このフィード
バックされた情報と直流電流IDCと電流IREF とに基づ
いて、IGBT112,118がそのデューティ比を減
少するように動作される。これにより、ACフィルタの
自己共振周波数に一致する周波数を有する交流電流が打
ち消されて(即ち、IGBT112,118に入力され
た交流電流のうち、基本波の電流値を超える分の増加が
抑えられて)交流入力電流の高調波成分が抑制されるこ
ととなり、歪みの小さい交流入力電流が得られる。
【0033】一方、基本波の電流が正の場合であって
も、上述の共振現象に起因して、IGBT112,11
8に入力される交流電流が基本波の電流よりも減少する
傾向にあるときは、上述したACフィルタの自己共振周
波数に一致する周波数を有する交流電流がハイパスフィ
ルタ60(図1参照)を介してPWM制御回路70にフ
ィードバックされて、IGBT112,118がそのデ
ューティ比を増加するように動作される。この結果、I
GBT112,118に入力された交流電流のうち、基
本波の電流値を下回る分の減少が抑えられて、歪みの小
さい交流入力電流が得られる。
【0034】また、IGBT112,118に入力され
る交流電流の基本波が負の場合、上述の共振現象に起因
して、IGBT112,118に入力される交流電流の
値が基本波の電流の値よりも減少する傾向にあるとき
も、上述したACフィルタの自己共振周波数に一致する
周波数を有する交流電流がハイパスフィルタ60(図1
参照)を介してPWM制御回路70にフィードバックさ
れる。PWM制御回路70では、上述したように、この
フィードバックされた情報と直流電流IDCと電流IREF
とに基づいて、IGBT112,118がそのデューテ
ィ比を減少するように動作される。これにより、IGB
T112,118に入力された交流電流のうち、基本波
の電流値を減少させる分が抑えられて、歪みの小さい交
流入力電流が得られる。
【0035】一方、基本波の電流が負の場合であって
も、上述の共振現象に起因してIGBT112,118
に入力される交流電流の値が基本波の電流値よりも増加
する傾向にあるときは、上述したACフィルタの自己共
振周波数に一致する周波数を有する交流電流がハイパス
フィルタ60(図1参照)を介してPWM制御回路70
にフィードバックされて、IGBT112,118がそ
のデューティ比を増加するように動作される。この結
果、IGBT112,118に入力された交流電流のう
ち、基本波の電流値を増加させる分が抑えられて、歪み
の小さい交流入力電流が得られる。
【0036】このようにして、上述したACフィルタの
自己共振周波数に一致する周波数を有する交流電流がP
WM制御回路70にフィードバックされて、共振現象が
抑制されるので、歪みの小さい交流入力電流が得られ
る。従って、ACフィルタを構成するフィルタ用コンデ
ンサ回路50の容量やフィルタ用インダクタンス回路3
0の値を小さくしても、歪みの小さい交流入力電流が得
られる。例えば、従来では、30μFのコンデンサと
0.5mHのインダクタンスとからなるACフィルタを
用いると、歪みの小さい交流入力電流が得られたが、本
実施形態によれば、コンデンサの容量を10μFにして
も、従来と同様に歪みの小さい交流入力電流が得られ
た。
【0037】図3、図4、及び図5に、電力変換装置1
0(図1参照)で得られた交流入力電流の波形を従来の
技術によるものと比較して示す。
【0038】図3は、ACフィルタを付けない時に入力
される交流電力の波形を示すグラフであり、上の波形は
電圧を示し、下の波形は電流を示す。図4は、15μF
のコンデンサと0.5mHのインダクタンスとからなる
ACフィルタを用いたときの従来の技術による交流入力
電力の波形であり、上の波形は電圧を示し、下の波形は
電流を示す。また、図5は、10μFのコンデンサと
0.5mHのインダクタンスとからなるACフィルタを
用いたときの交流入力電力の波形、即ち、電力変換装置
に入力された交流電力の波形であり、上の波形は電圧を
示し、下の波形は電流を示す。各図とも、縦軸の一目盛
は200Vもしくは10Aを表し、横軸の一目盛は5m
s(5×10-3秒)を表す。
【0039】図3に示すように、ACフィルタを付けな
いことで、キャリア波が三相交流電源に漏れる。そこ
で、15μFのコンデンサと0.5mHのインダクタン
スとからなるACフィルタを用いた従来の技術によって
キャリア波の漏れが抑制されたが、共振現象に起因し
て、入力される交流電流の歪みは大きい。この結果が図
4に示すグラフである。そこで、本発明の技術を採用し
て10μFのコンデンサと0.5mHのインダクタンス
とからなるACフィルタを用いた電力変換装置10(図
1参照)によって交流入力電流の歪みを小さくした。こ
の結果が図5に示すグラフであり、十分に歪みの小さい
交流入力電流が得られた。なお、図5に示す交流入力電
流は、30μFのコンデンサと0.5mHのインダクタ
ンスとからなるACフィルタを用いた従来の技術によっ
ても得られるが、コンデンサの容量を電力変換装置10
よりも20μF高くしたので、その分、コストアップと
なる。
【0040】上述した実施形態では、ACフィルタの自
己共振周波数に一致する周波数を有する交流電流をPW
M制御回路70にフィードバックして、共振現象に起因
する電流値の変動分を無くすようにしたが、IGBT1
12,118に入力された交流電流のうち、この交流電
流の基本波の周波数よりも高い周波数を有する高調波成
分を検出して、PWM制御回路70にフィードバックし
ても、以下に説明するように、歪みの小さい交流入力電
流が得られることとなる。
【0041】基本波の周波数(本発明にいう所定の周波
数の一例である)よりも高い周波数を有する高調波成分
を検出するためには、この高調波成分が、図1に示した
ハイパスフィルタ60を通過するようにする。従って、
ここでは、ハイパスフィルタ60が、本発明にいう第1
の高調波検出手段に該当する。
【0042】この場合のPWM制御回路70の動作の一
例を説明する。
【0043】例えばIGBT112,118に入力され
る交流電流の基本波が正の場合、基本波の周波数よりも
高い周波数を有する高調波成分に起因して、IGBT1
12,118に入力される交流電流が基本波の電流より
も増加する傾向にあるときは、上述した高調波成分がハ
イパスフィルタ60(図1参照)を介してPWM制御回
路70にフィードバックされる。PWM制御回路70
(ここでは、本発明にいう第1の制御手段の一例であ
る)では、上述したように、このフィードバックされた
情報と直流電流IDCと電流IREF とに基づいて、IGB
T112,118がそのデューティ比を減少するように
動作される。これにより、上述した高調波成分が打ち消
されて(即ち、IGBT112,118に入力された交
流電流のうち、基本波の電流値を超える分の増加が抑え
られて)、歪みの小さい交流入力電流が得られる。
【0044】一方、基本波の電流が正の場合であって
も、上述の高調波成分に起因して、IGBT112,1
18に入力される交流電流が基本波の電流よりも減少す
る傾向にあるときは、上述した高調波成分がハイパスフ
ィルタ60を介してPWM制御回路70にフィードバッ
クされて、IGBT112,118がそのデューティ比
を増加するように動作される。この結果、IGBT11
2,118に入力された交流電流のうち、基本波の電流
値を下回る分の減少が抑えられて、歪みの小さい交流入
力電流が得られる。
【0045】また、IGBT112,118に入力され
る交流電流の基本波が負の場合、上述の高調波成分に起
因して、IGBT112,118に入力される交流電流
の値が基本波の電流の値よりも減少する傾向にあるとき
も、上述した高調波成分がハイパスフィルタ60を介し
てPWM制御回路70にフィードバックされる。PWM
制御回路70では、上述したように、このフィードバッ
クされた情報と直流電流IDCと電流IREF とに基づい
て、IGBT112,118がそのデューティ比を減少
するように動作される。これにより、IGBT112,
118に入力された交流電流のうち、基本波の電流値を
減少させる分が抑えられて、歪みの小さい交流入力電流
が得られる。
【0046】一方、基本波の電流が負の場合であって
も、上述の高調波成分に起因して、IGBT112,1
18に入力される交流電流の値が基本波の電流の値より
も増加する傾向にあるときは、上述した高調波成分がハ
イパスフィルタ60を介してPWM制御回路70にフィ
ードバックされて、IGBT112,118がそのデュ
ーティ比を増加するように動作される。この結果、IG
BT112,118に入力された交流電流のうち、基本
波の電流値を増加させる分が抑えられて、歪みの小さい
交流入力電流が得られる。
【0047】このようにして、IGBT112,118
などのスイッチング素子に入力された交流電流のうち、
この交流電流の基本波の周波数よりも高い周波数を有す
る高調波成分がPWM制御回路70にフィードバックさ
れるので、フィルタ用コンデンサ回路50(図1参照)
の容量やフィルタ用インダクタンス回路30(図1参
照)の値を小さくしても、歪みの小さい交流入力電流が
得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の電
力変換装置によれば、スイッチング素子に入力される交
流電力のうち、所定の周波数よりも高い周波数をもつ高
調波成分が第1の高調波検出手段によって検出され、こ
の検出された高調波成分に基づいて、第1の制御手段に
よって、この検出された高調波成分を打ち消すようにス
イッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオフ時間
とが制御されるので、所定の周波数よりも高い周波数を
もつ高調波成分がスイッチング素子に入力されても、こ
の高調波成分を打ち消して歪みの小さい交流入力電流が
得られることとなる。
【0049】また、本発明の第2の電力変換装置によれ
ば、第2の高調波検出手段によって、ACフィルタの有
する自己共振周波数に一致する周波数を有する高調波成
分が検出され、この検出された高調波成分に基づいて、
第2の制御手段によって、この検出された高調波成分を
打ち消すようにスイッチング素子のスイッチオン時間と
スイッチオフ時間とが制御されるので、ACフィルタの
有する自己共振周波数に一致する周波数を有する高調波
成分がスイッチング素子に入力されても、この高調波成
分を打ち消して歪みの小さい交流入力電流が得られるこ
ととなる。従って、容量の小さいコンデンサや値の小さ
いインダクタンスでACフィルタを構成しても、このA
Cフィルタの有する自己共振周波数に起因する共振現象
を抑制して歪みの小さい交流入力電流が得られることと
なる。
【0050】また、本発明の第1の電力変換方法によれ
ば、スイッチング素子に入力される交流電力のうち、所
定の周波数よりも高い周波数をもつ高調波成分を打ち消
すようにスイッチング素子のスイッチオン時間とスイッ
チオフ時間とを制御するので、所定の周波数よりも高い
周波数をもつ交流電力がスイッチング素子に入力されて
も、この高調波成分を打ち消して歪みの小さい交流入力
電流が得られることとなる。
【0051】また、本発明の第2の電力変換方法によれ
ば、ACフィルタの有する自己共振周波数に一致する周
波数を有する高調波成分を打ち消すようにスイッチング
素子のスイッチオン時間とスイッチオフ時間とを制御す
るので、ACフィルタの有する自己共振周波数に一致す
る周波数を有する高調波成分がスイッチング素子に入力
されても、この高調波成分を打ち消して歪みの小さい交
流入力電流を得られることとなる。従って、容量の小さ
いコンデンサや値の小さいインダクタンスでACフィル
タを構成しても、このACフィルタの有する自己共振周
波数に起因する共振現象を抑制して歪みの小さい交流入
力電流を得られる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の電力変換装置の概略構成を示す回路図
である。
【0054】
【図2】PWM制御回路の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0055】
【図3】ACフィルタを付けない時の交流電力の波形を
示すグラフであり、上の波形は電圧を示し、下の波形は
電流を示す。
【0056】
【図4】15μFのコンデンサと0.5mHのインダク
タンスとからなるACフィルタを用いたときの従来の技
術による交流入力電力の波形であり、上の波形は電圧を
示し、下の波形は電流を示す。
【0057】
【図5】本発明の技術を採用して10μFのコンデンサ
と0.5mHのインダクタンスとからなるACフィルタ
を用いたときの交流入力電力の波形であり、上の波形は
電圧を示し、下の波形は電流を示す。
【0058】
【符号の説明】
10 電力変換装置 20 三相交流電源 30 フィルタ用インダクタンス回路 40 電流検出回路 50 フィルタ用コンデンサ回路 60 ハイパスフィルタ 70 PWM制御回路 80 フィルタ用リアクトル 100 負荷 110 スイッチング回路 112,114,116,118,119,120 I
GBT
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−96655(JP,A) 特開 平6−276746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/219 H02M 1/08 H02M 1/12 H02M 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続されるスイッチング素子
    と、該スイッチング素子をオン・オフさせるゲートパル
    スを生成するためのキャリアを発生するキャリア発生器
    と、該キャリア発生器で発生したキャリアが前記交流電
    源に漏れることを防止するACフィルタとを備え、前記
    キャリア発生器で発生したキャリアに基づいてゲートパ
    ルスを生成して前記スイッチング素子のスイッチオン時
    間とスイッチオフ時間とを制御することにより、該スイ
    ッチング素子に入力された交流電力を直流電力に変換す
    る電力変換装置において、 前記スイッチング素子に入力される交流電力のうちの、
    前記ACフィルタの有する自己共振周波数に一致する周
    波数を有する高調波成分を検出する高調波検出手段と、 該高調波検出手段によって検出された高調波成分に基づ
    いて、この検出された高調波成分を打ち消すように前記
    スイッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオフ時
    間とを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電
    力変換装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子をオン・オフさせ
    るゲートパルスを発生させる際の基準になる交流電流を
    表す基準信号波形を生成する基準信号生成部と、 前記キャリア発生器で発生したキャリアの波形と前記基
    準信号生成部で生成された基準信号波形との大小を比較
    して前記スイッチング素子をオン・オフさせるゲートパ
    ルスを発生するコンパレータとを備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 前記ACフィルタの自己共振周波数に一
    致する周波数を有する交流電流が入力されて所定の第1
    の信号に変換される高調波電流入力部と、 前記スイッチング素子に入力される交流電流の基本波の
    極性が正のときは前記第1の信号の極性を反転せずに、
    前記基本波の極性が負のときは前記第1の信号の極性を
    反転する極性反転回路と、 負荷に供給された直流電流が入力されて所定の第2の信
    号に変換される直流電流入力部と、 所望の値をもつ電流が入力されて所定の第3の信号に変
    換される指令値入力部と、 前記第1及び第2の信号の極性を逆の極性にするが前記
    第3の信号の極性はそのままにしてこれら第1,第2,
    及び第3の信号を加算する加算器とを備え、 前記基準信号生成部は、 前記加算器で加算された結果に基づいて前記基準信号波
    形を生成するものであることを特徴とする請求項2に記
    載の電力変換装置。
  4. 【請求項4】 交流電源に接続されるスイッチング素子
    をオン・オフさせるゲートパルスを生成するためのキャ
    リアを発生すると共に、発生したキャリアが前記交流電
    源に漏れることをACフィルタによって防止しながら、
    前記キャリアに基づいてゲートパルスを生成して前記ス
    イッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオフ時間
    とを制御することにより、該スイッチング素子に入力さ
    れた交流電力を直流電力に変換する電力変換方法におい
    て、 前記スイッチング素子に入力される交流電力のうちの、
    前記ACフィルタの有する自己共振周波数に一致する周
    波数を有する高調波成分を打ち消すと共に該高調波成分
    以外の交流電力を直流電力に変換するように、前記スイ
    ッチング素子のスイッチオン時間とスイッチオフ時間と
    を制御することにより、該スイッチング素子に入力され
    た交流電力を直流電力に変換することを特徴とする電力
    変換方法。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング素子をオン・オフさせ
    るゲートパルスを発生させる際の基準になる交流電流を
    表す基準信号波形を生成し、 前記キャリアの波形と前記基準信号波形との大小を比較
    して前記ゲートパルスを発生することを特徴とする請求
    項4に記載の電力変換方法。
  6. 【請求項6】 前記ACフィルタの自己共振周波数に一
    致する周波数を有する交流電流を所定の第1の信号に変
    換し、前記スイッチング素子に入力される交流電流の基
    本波の極性が正のときは前記第1の信号の極性を反転せ
    ずに、前記基本波の極性が負のときは前記第1の信号の
    極性を反転すると共に、 負荷に供給された直流電流を所定の第2の信号に変換
    し、且つ、所望の値をもつ電流を所定の第3の信号に変
    換し、 前記第1及び第2の信号の極性を逆の極性にするが前記
    第3の信号の極性はそのままにしてこれら第1,第2,
    及び第3の信号を加算し、 この加算された結果に基づいて前記基準信号波形を生成
    することを特徴とする請求項5に記載の電力変換方法。
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