JP3503431B2 - 足元灯 - Google Patents

足元灯

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JP3503431B2
JP3503431B2 JP20113197A JP20113197A JP3503431B2 JP 3503431 B2 JP3503431 B2 JP 3503431B2 JP 20113197 A JP20113197 A JP 20113197A JP 20113197 A JP20113197 A JP 20113197A JP 3503431 B2 JP3503431 B2 JP 3503431B2
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隆宏 山内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面のような造営
面に埋込配設されて足元を照射する足元灯に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面のような造営面に埋込配設さ
れて足元を照射する足元灯においては、光源としてナツ
メ球等の電球が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、寿
命切れなどで比較的頻繁に電球を交換しなければならな
いという問題があった。本発明は上記問題点の解決を目
的とするものであり、光源の交換が殆ど不要となってメ
ンテナンスが容易である足元灯を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、複数個の発光ダイオードから成
る光源と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセン
サ手段の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手
段とを壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部
に収容して光源が発する光を器体の前面より少なくとも
下方に照射して成り、センサ手段は、検知範囲内におけ
る人の動きを検知して検知信号を出力する人体検知セン
サと、周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低
いかを検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、
明るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベ
ルよりも低くなってから所定の発光時間だけ複数個の発
光ダイオードのうちの一部のみを発光させることで第1
の発光レベルで光源を発光させるとともに、明るさセン
サの検出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも低
く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたときに
所定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光させる
ことで第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベルで
光源を発光させ、且つ第1の発光レベルで発光させる一
部の発光ダイオードをローテーションして成ることを特
徴とし、電球に比べてはるかに長寿命である発光ダイオ
ードを光源として使用することにより、光源の交換が殆
ど不要となってメンテナンスが容易になる。また、人体
が検知されていないときには第1の発光レベルで光源を
発光させることで常夜灯として利用することができ、足
元灯と常夜灯を別々に設ける必要がなくなって省スペー
ス化や施工の簡素化が図れる。さらに、特定の発光ダイ
オードに発光時間や発光頻度が偏らないようにして発光
ムラ等の不具合の発生を防止することができる。請求項
2の発明は、上記目的を達成するために、複数個の発光
ダイオードから成る光源と、外的状況を検出するセンサ
手段と、このセンサ手段の検出結果に応じて光源の発光
を制御する制御手段とを壁面のような造営面に埋込配設
される器体の内部に収容して光源が発する光を器体の前
面より少なくとも下方に照射して成り、センサ手段は、
検知範囲内における人の動きを検知して検知信号を出力
する人体検知センサと、周囲照度が所定のしきい値レベ
ルよりも高いか低いかを検出する明るさセンサとから成
り、制御手段は、予め設定された時間帯にだけ複数個の
発光ダイオードのうちの一部のみを発光させることで第
1の発光レベルで光源を発光させるとともに、明るさセ
ンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも
低く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたとき
に所定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光させ
ることで第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベル
で光源を発光させ、且つ第1の発光レベルで発光させる
一部の発光ダイオードをローテーションして成ることを
特徴とし、電球に比べてはるかに長寿命である発光ダイ
オードを光源として使用することにより、光源の交換が
殆ど不要となってメンテナンスが容易になる。また、人
体が検知されていないときには第1の発光レベルで光源
を発光させることで常夜灯として利用することができ、
足元灯と常夜灯を別々に設ける必要がなくなって省スペ
ース化や施工の簡素化が図れる。さらに、特定の発光ダ
イオードに発光時間や発光頻度が偏らないようにして発
光ムラ等の不具合の発生を防止することができる。請求
項3の発明は、上記目的を達成するために、複数個の発
光ダイオードから成る光源と、外的状況を検出するセン
サ手段と、このセンサ手段の検出結果に応じて光源の発
光を制御する制御手段とを壁面のような造営面に埋込配
設される器体の内部に収容して光源が発する光を器体の
前面より少なくとも下方に照射して成り、センサ手段
は、検知範囲内における人の動きを検知して検知信号を
出力する人体検知センサと、周囲照度が所定のしきい値
レベルよりも高いか低いかを検出する明るさセンサとか
ら成り、制御手段は、明るさセンサの検出結果により周
囲照度がしきい値レベルよりも低くなってから所定の発
光時間だけ複数個の発光ダイオードのうちの一部のみを
発光させることで第1の発光レベルで光源を発光させる
制御と、予め設定された時間帯にだけ第1の発光レベル
で光源を発光させる制御とが選択可能であって、それぞ
れ明るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値レ
ベルよりも低く且つ人体検知センサから検知信号が出力
されたときに所定の保持時間だけ全ての発光ダイオード
を発光させることで第1の発光レベルよりも高い第2の
発光レベルで光源を発光させ、且つ第1の発光レベルで
発光させる一部の発光ダイオードをロー テーションして
成ることを特徴とし、電球に比べてはるかに長寿命であ
る発光ダイオードを光源として使用することにより、光
源の交換が殆ど不要となってメンテナンスが容易にな
る。また、特定の発光ダイオードに発光時間や発光頻度
が偏らないようにして発光ムラ等の不具合の発生を防止
することができる。請求項4の発明は、上記目的を達成
するために、複数個の発光ダイオードから成る光源と、
外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手段の検
出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段とを壁面
のような造営面に埋込配設される器体の内部に収容して
光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方に照射
して成り、センサ手段は、検知範囲内における人の動き
を検知して検知信号を出力する人体検知センサと、周囲
照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低いかを検出
する明るさセンサとから成り、制御手段は、明るさセン
サの検出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも低
く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたときに
のみ所定の保持時間だけ光源を発光させる動作モード
と、明るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値
レベルよりも低くなってから所定の発光時間だけ複数個
の発光ダイオードのうちの一部のみを発光させることで
第1の発光レベルで光源を発光させるとともに明るさセ
ンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも
低く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたとき
に所定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光させ
ることで第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベル
で光源を発光させる動作モードとを有し、制御手段のこ
れら2つの動作モードを切り換える切換手段を備え、且
つ第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイオード
をローテーションして成ることを特徴とし、電球に比べ
てはるかに長寿命である発光ダイオードを光源として使
用することにより、光源の交換が殆ど不要となってメン
テナンスが容易になる。また、特定の発光ダイオードに
発光時間や発光頻度が偏らないようにして発光ムラ等の
不具合の発生を防止することができる。
【0005】 なお、請求項の発明のように、ディス
クリート型の発光ダイオードを光源とするのが望まし
い。請求項の発明は、請求項1〜4の何れかの発明に
おいて、チップ型の発光ダイオードを光源として成るこ
とを特徴とし、光源の小型化が図れる。請求項の発明
は、請求項1〜6の何れかの発明において、光源は、発
光色が異なる複数種の発光ダイオードをそれぞれ1乃至
複数個ずつ有し、制御手段は、各発光色の発光ダイオー
ドを発光させる個数を可変して成ることを特徴とし、光
源としての色を可変制御することができる。
【0006】 請求項の発明は、請求項1〜6の何れ
の発明において、光源は、発光レベルが異なる複数種
の発光ダイオードをそれぞれ1乃至複数個ずつ有し、制
御手段は、各発光レベルの発光ダイオードを発光させる
個数を可変して成ることを特徴とし、足元灯の照度を可
変制御することができる。請求項の発明は、請求項
〜6の何れかの発明において、光源は、発光色又は発光
レベルが異なる発光ダイオードを含む複数個の発光ダイ
オードをマトリクス状に配設して成ることを特徴とし、
発光色の異なる発光ダイオードを文字や模様の形が浮き
上がるようにマトリクス状に配列するようにすれば、発
光面にその文字や模様を浮かび上がらせて視覚的な効果
を得ることができる。
【0007】 請求項10の発明は、請求項の発明に
おいて、発光ダイオードの樹脂部分を非レンズ状に形成
して成ることを特徴とし、発光時の主ビームを減少させ
て全体的に光を拡散させることで足元を全体的に万遍な
く照らすことができる。請求項11の発明は、請求項
の発明において、光源は、複数個の発光ダイオードを階
段状に配設して成ることを特徴とし、足元灯を壁面に配
設したときに下側に位置する背の低い発光ダイオードの
発する光がその上側に位置する背の高い発光ダイオード
の側面に反射するために全体として発光ダイオードの配
光特性を下方へ向けることが可能となる。
【0008】 請求項12の発明は、請求項1〜6の何
れかの発明において、発光ダイオードを基板上に実装す
るとともに、この基板を器体に対して下方へ傾けて収容
することを特徴とし、発光ダイオードの配光特性を下方
へ向けることができるとともに、傾ける角度を適宜選択
することで所望の配光特性が容易に得られる。請求項
の発明は、請求項12の発明において、器体に対する
基板の傾き角度を可変する手段を備えたことを特徴と
し、傾き角度を調節することで発光ダイオードの配光特
性を容易に可変できる。
【0009】 請求項14の発明は、請求項1〜6の発
明において、少なくとも光源の発光面を前面に臨ませる
開口窓を器体に設けるとともに、透光性材料によって凹
レンズ状に形成された化粧カバーで開口窓を閉塞して成
ることを特徴とし、例えば発光ダイオードの指向性が強
い場合であっても凹レンズ状に形成された化粧カバーに
おいて光を拡散させて指向性を弱めることができ、足元
灯に相応しい配光特性を得ることができる。
【0010】 請求項15の発明は、請求項1〜6の何
れかの発明において、少なくとも光源の発光面を前面に
臨ませる開口窓を器体に設けるとともに、基板上に実装
された発光ダイオードを光を拡散させる性質を有する透
光性樹脂で覆うように一体成形されて成る化粧カバーを
備え、この化粧カバーで開口窓を閉塞して成ることを特
徴とし、発光ダイオードと開口窓までの空間全体を埋め
るような化粧カバーを設け、この化粧カバーを形成する
樹脂材料の光拡散特性を操作することで幅広い配光特性
の制御が可能になり、その結果、発光ダイオードに指向
性の強いものを用いても所望の配光特性を得ることがで
きる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】 請求項16の発明は、請求項1〜4の何
れかの発明において、制御手段は、全ての発光ダイオー
ドを発光させることで光源を第2の発光レベルで発光さ
せた後に、次に発光させる一部の発光ダイオードを変更
して成ることを特徴とする。請求項17の発明は、請求
1〜4の何れかの発明において、制御手段は、所定の
時間毎に第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイ
オードを変更して成ることを特徴とする。
【0021】 請求項18の発明は、請求項1〜17
何れかの発明において、埋込型の配線器具が取り付けら
れる1連の取付枠に3個まで取り付けることができる単
位モジュール寸法の2個分の寸法に器体を形成するとと
もに、取付枠に取り付けるための取付手段を器体に設け
て成ることを特徴とし、スイッチやTVコンセントやモ
ジュラージャックなどの他の配線器具と容易に並設でき
る。
【0022】 請求項19の発明は、請求項1〜17
何れかの発明において、栓刃が挿入される栓刃挿入口を
器体の前面に設けるとともに栓刃と接続される刃受けば
ね及び外部の電源線を刃受けばねに接続する端子部を器
体の内部に収容し、埋込型の配線器具が取り付けられる
1連の取付枠に3個まで取り付けることができる単位モ
ジュール寸法の3個分の寸法に器体を形成し且つ取付枠
に取り付けるための取付手段を器体に設けて成ることを
特徴とし、足元灯とコンセントとを別々に設ける必要が
なく、施工性並びに使い勝手の向上が図れる。
【0023】 請求項20の発明は、請求項1〜19の
何れかの発明において、器体の前面に設けられて人体検
知センサの受光面を外部に臨ませるセンサ窓と、センサ
窓に取り付けられて人体から放射される熱線を人体検知
センサの受光面に集光するレンズと、器体のセンサ窓周
縁との間でレンズの周縁部を挟持してレンズを支持固定
するレンズ支持枠とを備えたことを特徴とし、レンズが
表裏両側から挟むように支持されるため、外力に対して
ずれたり外れたりすることが防止でき、レンズの特性を
安定させることができる。
【0024】 請求項21の発明は、請求項19の発明
において、器体の前面を露出させるための開口を有する
枠部と、下方に窓が開口され枠部の略全体を前方から塞
ぐフード部とを具備する防雨カバーを器体の前面に設け
て成ることを特徴とし、屋外壁に足元灯を埋込配設する
ことができ、しかも、夜間に栓刃挿入口へプラグを差し
込む際に人体が検知されて発光ダイオードが発光するた
め、足元だけでなく栓刃挿入口に光が照射されてプラグ
の差込みが容易に行える。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について説明す
る前に、本発明の実施形態と共通の基本構成を有する参
考例について説明する。参考例1) 図1は本参考例の分解斜視図、図2は外観図をそれぞれ
示している。合成樹脂製のボディ1とカバー2を一対の
組立枠3,3にて組立結合して器体が構成される。組立
枠3は帯板状の基板部3aの両端と中央とに組立脚3b
が突設されて成る。そして、組立枠3の基板部3aをカ
バー2に設けられた側縁部2a上に載置し、組立脚3b
をカバー2に設けられた取付凹部2b及びボディ1に設
けられた組立凹部1a内に位置決めして下端に形成され
た二股の爪3cを左右に拡径することでボディ1とカバ
ー2とが結合されて器体が組み立てられる。また、組立
枠3の基板部3aの両端近傍には係止爪3dが突設され
るとともに、係合孔3fを有する起立片3eが設けてあ
り、後述するように係止爪3d又は係合孔3fの何れか
を利用して金属製の取付枠あるいは合成樹脂製の取付枠
の何れにも器体を取り付けることができるようになって
いる。
【0026】ボディ1の内部は区切壁4によってコンセ
ント端子収容部5とプリント基板収容部6とに区切られ
ている。コンセント端子収容部5は、さらに中央壁7に
よって第1の収容室51 と第2の収容室52 に分割され
ている。これら第1及び第2の収容室51 ,52 には、
その底の部分に解錠釦10が配設され、さらに、それぞ
れ端子板兼用刃受けばね8が配設される。第1及び第2
の収容室51 ,52 の底部には解錠釦10を外部に臨ま
せて操作するための操作孔(図示せず)が設けてあり、
ボディ1の底面側からドライバ等を第1及び第2の収容
室51 ,52 の操作孔に差し込んで解錠釦10を移動さ
せることができるようになっている。
【0027】2つの端子板兼用刃受けばね8は各々第1
及び第2の収容室51 ,52 に収容される。この端子板
兼用刃受けばね8は略くし形の縦片8aと、縦片8aか
ら横方向に延設された横片8bと、その横片8bの先端
から上方に延設された逆T形の受片8cと、この受片8
cに対峙するばね片8dとから成り、ばね片8dと受片
8cとでプラグの栓刃と接続される刃受けばねが構成さ
れる。そして、受片8cと縦片8aとの間に2個1組の
鎖錠ばね9が配置される。
【0028】鎖錠ばね9は、弾性を有する導電材料の帯
板の両端部を曲成して中央片9cの両端部に鎖錠片9a
及び接触片9bが形成されている。鎖錠片9aは中央片
9cとの連結部位から先端縁に向かって、縦片8aに近
づく向きに傾斜し、接触片9bは略S字形に曲成されて
いる。また、中央片9cは略平板状に形成されていて受
片8cに当接する。而して、鎖錠ばね9の鎖錠片9a及
び接触片9bと端子板兼用刃受けばね8の縦片8aとの
間に、ボディ1の底部に設けた電源線挿入孔(図示せ
ず)を通して電源線が挿入されると、鎖錠片9aの先端
が電源線の芯線に食い込んで抜け止めがなされるととも
に、鎖錠片9a及び接触片9bによって電源線の芯線が
縦片8aに圧接されることにより、電源線の芯線と端子
板兼用刃受けばね8との導通(接続)が図られる。ま
た、操作孔を通して挿入するドライバ等の工具の先端で
解錠釦10を押操作すれば、両側面に突設した押圧片1
0aで鎖錠ばね9の鎖錠片9aを圧接解除方向に撓ま
せ、鎖錠片9aの先端を電源線の芯線から引き離して端
子板兼用刃受けばね8と電源線との接続を解除すること
ができる。なお、2個1組の鎖錠ばね9は1個が予備と
なり、例えば送り配線が必要なときに送り配線用として
使用される。
【0029】 一方、プリント基板収容部6にはフラッ
トケーブル11で接続された2枚のプリント基板12,
13が収容される。このうちボディ1底面側に配置され
るプリント基板13には端子板兼用刃受けばね8に一端
が接続されたリード線14の他端が接続されており、固
定ねじ15によってボディ1に固定されている。またカ
バー2側に配置される他方のプリント基板12には、光
源と、焦電素子を具備して人体から放射される熱線によ
り人の動きを検出する人体検知センサ16と、CdSの
ような光電変換素子を具備して周囲照度を検出する明る
さセンサ17とが実装されている。ここで、本参考例
おいては、焦電素子と焦電素子の出力を増幅する増幅回
路(図示せず)とをケース16a内に一体に収納して人
体検知センサ16を構成しているので、従来のように増
幅回路を別体としてプリント基板12に実装する場合に
比較して全体の小型化を図っている。
【0030】上記光源は、複数のディスクリート型の発
光ダイオード(LED)18をマトリクス状(4×3)
に配設して構成されている。従来の足元灯においては、
光源としてナツメ球のような電球を使用していたため、
寿命切れによる電球の交換が比較的頻繁に必要になって
いた。しかしながら、上述のように電球に比べてはるか
に長寿命であるLED18を光源として使用することに
より、光源の交換が殆ど不要となってメンテナンスが容
易になるものである。また、LED18を複数個使用す
ることで従来の電球と同程度の照度を確保することがで
きる。
【0031】 ここで、図3に示すように一般のディス
クリート型のLED18’の場合には、発光ダイオード
チップ(図示せず)が設けられたカソードリード18
a’とアノードリード18b’とを先端部分が略尖頭形
の透明樹脂18c’にて封止し、透明樹脂18c’の先
端部分でレンズが形成されていたため、光の指向性が強
すぎて足元周辺を全体的に万遍なく照らすには不都合な
場合がある。そこで、本参考例においては、図4に示す
ように透明樹脂18cの先端部分をカットして略円筒形
の非レンズ状としたLED18を使用することにより、
発光時の主ビームを減少させて全体的に光を拡散させる
ことで足元が全体的に万遍なく照らすことができるよう
にしてある。なお、図5に示すように発光色の異なるL
ED18を文字や模様の形が浮き上がるようにマトリク
ス状に配列するようにすれば、発光面にその文字や模様
を浮かび上がらせて視覚的な効果を得ることができる。
【0032】ところで、複数個のディスクリート型のL
ED18により光源を構成した場合には、光源の占める
スペースを広く確保する必要がある。そこで、ディスク
リート型のLED18の代わりに図6に示すようなチッ
プ型のLED19をプリント基板12に実装して光源を
構成する。これにより、光源部分の小型化が可能とな
る。なお、ディスクリート型のLED18をプリント基
板12上に実装する組立工程上においても自動化が困難
となる場合があるが、図7に示すようにEL素子20を
プリント基板12に実装して光源を構成すれば、組立工
程の自動化が可能となる。
【0033】カバー2には、LED18を前面に臨ませ
る開口窓21と、プラグの栓刃が差し込まれる一対の栓
刃挿入口22と、人体検知センサ16並びに明るさセン
サ17の受光面を前面に臨ませるセンサ窓23とが設け
てあり、カバー2の長手方向に対してセンサ窓23と栓
刃挿入口22との間に開口窓21が配置されている。カ
バー2の開口窓21には、透光性を有する合成樹脂によ
り全体が外側に膨出した円筒の一部分の形状に形成され
た化粧カバー24が被着される。すなわち、化粧カバー
24に設けられた引掛爪24a及び引掛片24bをカバ
ー2の開口窓21の周縁に設けた引掛溝21aに引掛係
止することでカバー2に化粧カバー24が取り付けられ
るようになっている。
【0034】またカバー2のセンサ窓23は、外部の光
(熱線を含む)を人体検知センサ16や明るさセンサ1
7の受光面に集光するためのフレネルレンズから成るレ
ンズ25によって閉塞される。ところで、図8に示すよ
うに従来のレンズ25’はレンズ枠26に対して外側か
らレンズ25を嵌め込んで係止固定する構造となってい
たが、かかる従来構造では外力によってレンズ25’が
ずれたりレンズ枠26から外れたりし易く、人体検知セ
ンサ16の検出感度が安定しない虞があった。
【0035】 そこで、本参考例ではレンズ支持枠27
によってカバー2との間でレンズ25を挟持することに
より、レンズ25を確実に固定して外力によってずれた
り外れたりすることがないようにしてある。このレンズ
支持枠27は、半月状に形成された一対の支持片27a
と、これらの支持片27aをレンズ25の幅寸法より若
干短い距離だけ離間して保持するコ字状部27bとで構
成される。而して、レンズ支持枠27のコ字状部27b
をプリント基板12の実装面に載置した状態でボディ1
とカバー2が組立結合されると、支持片27aの上端縁
とカバー2のセンサ窓23周縁との間でレンズ25の周
縁部が挟持されるのである。このようにレンズ25が表
裏両側から挟むように支持されるため、外力に対してず
れたり外れたりすることが防止でき、レンズ25の特性
を安定させることができる。
【0036】 図10は本参考例の回路構成を示すブロ
ック図であり、商用電源の電源電圧を所定の定電圧に変
換する定電圧回路28と、定電圧回路28からLED1
8へ供給される電流を制限する電流制限回路29と、マ
イクロコンピュータを主構成要素とし人体検知センサ1
6並びに明るさセンサ17からのセンサ出力に応じて定
電圧回路28からLED18への電流供給を制御する制
御回路30とを備えている。なお、人体検知センサ16
は水平方向に約140度の検知範囲を有しており、その
検知範囲内における人の動きを検知した場合にパルス状
の検知信号を出力する。また明るさセンサ17はCdS
で検出される照度がしきい値レベル(本参考例では約4
0ルクス)より高い場合にHレベル、低い場合にLレベ
ルの検出信号を出力する。
【0037】 次に図11に示したタイミングチャート
を参照して本参考例の動作を説明する。まず、商用電源
の投入によって電源供給が開始されると、人体検知セン
サ16や明るさセンサ17等の各部の動作が安定するま
での時間(以下、安定時間Tonと呼ぶ。)だけ、明るさ
センサ17からの検出信号や人体検知センサ16からの
検知信号の有無に拘らず、制御回路30がLED18を
発光させる。なお、この安定時間Ton内に人体検知セン
サ16から検知信号の入力があった場合には、制御回路
30は所定の保持時間Td(本参考例では約15秒)だ
けLED18の発光を継続させ、保持時間Td内に新た
な検知信号入力がないときにはLED18を消灯する。
なお、上記安定時間Tonや保持時間Tdの限時は制御回
路30が具備するタイマ機能を用いて実行可能である。
【0038】 そして、各部の動作が安定した後におい
ては、明るさセンサ17の検出信号がLレベル、すなわ
ち周囲照度がしきい値レベル(約40ルクス)より暗い
場合に、人体検知センサ16から検知信号が入力された
ときに制御回路30がLED18を発光させ、明るさセ
ンサ17の検出信号がHレベル、すなわち周囲照度がし
きい値レベルより明るい場合には、例え人体検知センサ
16から検知信号が入力されたとしても制御回路30は
LED18を発光させない。また、制御回路30は人体
検知センサ16からの検知信号入力に基づいてLED1
8を発光させると同時に保持時間Tdの限時を開始し、
保持時間Td内に再度人体検知センサ16から検知信号
の入力があった場合には明るさセンサ17の検出信号に
拘らず、保持時間Tdを再度最初から限時しなおすこと
でLED18の発光保持時間を延長するようになってい
る。つまり、本参考例においては所謂リトリガブル機能
を有している。そして、保持時間Tdの限時が完了した
ら制御回路30はLED18を消灯する。
【0039】ところで、プリント基板12にマトリクス
状に配設されるLED18に発光色が異なるLEDを数
個ずつ混在させ、制御回路30によって各発光色毎に発
光させるLED18の個数を変えることで光源としての
色を可変制御することができる。また各LED18に発
光レベルが異なるLEDを数個ずつ混在させ、制御回路
30によって各発光レベル毎に発光させるLED18の
個数を変えることで足元灯Aの照度を可変制御すること
ができる。
【0040】 ところで本参考例においては、ボディ1
とカバー2から成る器体を壁面等の造営面に埋込配設す
るために、埋込型の配線器具用に規格化された既製の取
付枠に取り付けることができる寸法に形成してある。こ
のような取付枠としては、例えばJISで規格化されて
いる大角形連用配線器具の取付枠(JISC8375参
照)がある。そして、本参考例では大角形連用配線器具
の1連の取付枠に取り付けることができる大角形連用配
線器具の3個モジュール寸法に器体が形成してある。
【0041】 図12は本参考例の足元灯Aを金属製の
取付枠60に取り付けた状態を示している。この取付枠
60は、中央に取付孔60aを有する矩形枠状に形成さ
れており、長手方向に対向する取付片61に図示しない
埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじ用の長孔
62と、壁を構成する石膏ボードなどに取り付けるため
の従来周知のはさみ金具(図示せず)が取着される取着
孔63と、前面にプレート枠(図示せず)等を取り付け
るためのプレートねじ用のねじ孔64とが少なくとも設
けてある。また、取付枠60の取付孔60a両側の各側
片65には固定爪(図示せず)と可動爪66とが設けて
ある。而して、組立枠3の起立片3eが有する係合孔3
fの一方に固定爪を挿入したのち、可動爪66を他方の
係合孔3fに押し込んで係止することで器体を取付枠6
0に容易に取り付けることができる。
【0042】また図13は足元灯Aを合成樹脂製の取付
枠70に取り付けた状態を示している。この取付枠70
は、長手方向に対向する取付片71にボックスねじ用の
長孔72と、はさみ金具が取着される取着孔(図示せ
ず)と、プレートねじ用のねじ74とが少なくとも設け
てある。また、取付枠70の一方の側片75には2つで
1組となった係止孔(図示せず)が3組ずつ並設され、
他方の側片76には横長の板片77が垂設されている。
この板片77には開口部79が3つ並設され、各開口部
79の下縁には突出片78が上方へ突設してある。而し
て、組立枠3の係止爪3dを側片75の図示しない係止
孔に挿入したのち、反対側の係止爪3dを突出片78の
肩80に載せるようにして開口部79に挿入すれば、図
13に示すように器体を取付枠70に取り付けることが
できる。
【0043】ところで、図13に2点破線で示すよう
に、合成樹脂製の取付枠70の前面にはプレート取付枠
81を介してプレート82が取り付けられるようになっ
ている。このプレート82は取付枠70の取付孔70a
よりも大きな寸法の開口部を有しており、そのままでは
プレート82の開口部から取付枠70の一部が露出して
しまう。そこで、取付枠70の前面にプレート82の開
口部と足元灯Aの前面との隙間を塞ぐ化粧カバー83が
取り付けてある。これにより、所謂ピアノハンドルスイ
ッチのような配線器具に対応して大きな開口部を有する
プレート82にも容易に対応が可能となる。
【0044】 上述のように構成される足元灯Aは、図
14に示すように例えば一般家庭の壁Wの下部に取付枠
60等を用いて埋込配線され、廊下Fを歩く人の足元に
LED18の光を照射するのである。また、本参考例
は足元灯Aの器体にコンセントを設けるとともに、その
器体を1連の取付枠60,70に取り付けることができ
る3個モジュールの寸法に形成したため、足元灯とコン
セントとが一体に構成されてそれぞれ別々に設ける必要
がなくなり、施工の手間等が省けるという利点がある。
なお、図15に示すようにコンセントを備えずにボディ
1’とカバー2’から成る器体を2個モジュール寸法に
形成すれば、取付枠70の残りの係止孔等にはスイッチ
やTVコンセントやモジュラージャックなどの他の配線
器具(大角連用形配線器具)を取り付けることができ、
取付枠60,70によって他の配線器具と容易に並設で
きるものである。
【0045】 (参考例2) 本参考例は、参考例1の構成において、光源(LED1
8)の光の指向性を変えて足元灯に相応しく下方に配光
させる構成を採用したものである。従って、本参考例
基本構成は参考例1と共通であるから共通する部分につ
いては図示及び説明は省略し、本参考例の特徴となるL
ED18の配光特性に関する構成についてのみ説明す
る。図16〜図20に示すように、LED18とプリン
ト基板12の間にスペーサ31を介装させることによ
り、複数個のLED18がプリント基板12の長手方向
(足元灯Aを壁面に配設したときの上下方向)に対して
階段状に並ぶようにした点に本参考例の特徴がある。す
なわち、図19に示すように足元灯Aを壁面に配設した
ときに上側に位置するLED18が下側に位置するLE
D18よりも背が高くなるように適当な高さ寸法のスペ
ーサ31が介装してある。
【0046】 而して、下側に位置する背の低いLED
18の発する光がその上側に位置する背の高いLED1
8の側面に反射するため、全体としてLED18の配光
特性を下方へ向けることが可能となる。上述のように本
参考例によれば、スペーサ31によってLED18の高
さ寸法を違えて階段状に配設するという簡単な構成を採
用することにより、足元灯に相応しい下方への配光特性
を得ることができるものである。
【0047】 (参考例3) 図21に示すように本参考例においては、スペーサ31
によってLED18を階段状に配設する参考例2の構成
に加えて、LED18が実装されているプリント基板1
2をボディ1に対して角度θだけ下方へ傾けて固定する
ようにしている。
【0048】 すなわち、本参考例の構成によれば、上
側に位置する背の高いLED18が下側に位置する背の
低いLED18よりも前方へ突出することになるため、
全体としてのLED18の配光特性を参考例2の場合よ
りもさらに下方へ向けることができる。また、傾ける角
度θを適宜選択することで所望の配光特性が容易に得ら
れる。
【0049】 (参考例4) 図22に示すように本参考例では、LED12が実装さ
れたプリント基板12の中央部に回転軸32を設けてボ
ディ1に回動自在に軸支することにより、プリント基板
12のボディ1に対する傾き角度θを可変にした点に特
徴がある。またプリント基板12の下方側面には操作つ
まみ33が突設されている。この操作つまり33は、図
23に示すようにボディ1の側面に設けられた長孔34
から突出させてあるので、この操作つまみ33を操作す
ることでプリント基板12のボディ1に対する傾き角度
θを調節できるものである。
【0050】 而して本参考例によれば、ボディ1に対
するプリント基板12の傾き角度θを可変としたことに
より、傾き角度θを調節することでLED18の配光特
性を容易に可変できるものである。 (参考例5) 図24に示すように本参考例では、ボディ1の開口窓2
1を閉塞する化粧カバー24’を、プリント基板12上
に実装されているLED18全体を光を拡散させる性質
を有する透光性樹脂で覆うように一体成形した点に特徴
がある。
【0051】 すなわち、図25に示すように参考例
〜4における化粧カバー24では、拡散材等を混入する
ことで配光特性の制御が行われているが、その制御範囲
には限界がある。そこで、本参考例のようにLED18
とボディ1の開口窓21までの空間全体を埋めるような
化粧カバー24’を設け、この化粧カバー24’を形成
する樹脂材料の光拡散特性を操作することで幅広い配光
特性の制御が可能になるものである。よって、LED1
8に指向性の強いものを用いても所望の配光特性を得る
ことができる。
【0052】 (参考例6) 図26に示すように本参考例では、ボディ1の開口窓2
1を閉塞する化粧カバー24”を凹レンズ状に形成した
ものである。而して、化粧カバー24”を凹レンズ状に
形成することによって、例えばLED18の指向性が強
い場合であっても化粧カバー24”において光を拡散さ
せて指向性を弱めることができ、足元灯に相応しい配光
特性を得ることができる。
【0053】 (参考例7) 図27は本参考例の分解斜視図を示している。本参考例
は、参考例1の構成において、足元灯Aを屋外壁に埋込
配設可能とするために、器体の前面に防雨カバー35を
設けた点に特徴があり、それ以外の構成については参考
1と共通であるから説明は省略する。
【0054】防雨カバー35は透光性を有する合成樹脂
製であって、器体の前面を露出させるための開口を有す
る枠部35aと、下方に窓35cが開口され枠部35a
の略全体を前方から塞ぐフード部35bとが一体に形成
されて成るものである。なお、防雨カバー35の器体へ
の固定は、ねじや係止手段などの適宜の手段を用いて行
えばよい。
【0055】 上述のように本参考例によれば、足元灯
Aの前面に防雨カバー35を取り付けることにより、屋
外壁に足元灯Aを埋込配設することが可能となる。而し
て、このような足元灯Aを屋外壁に埋込配設すれば、夜
間に栓刃挿入口22へプラグを差し込む際に、防雨カバ
ー35を通して足元灯Aが人体を検知してLED18を
発光させるので、足元だけでなく栓刃挿入口22に光が
照射されることでプラグの差込みが容易に行えるという
利点がある。
【0056】 (参考例8) 図28は本参考例の外観斜視図、図29は回路ブロック
図をそれぞれ示している。本参考例は、参考例1では固
定されていたLED18の発光保持時間Tdを可変する
手段と、明るさセンサ17におけるしきい値レベルを可
変する手段とを備えた点に特徴があり、それ以外の構成
については参考例1と共通であるから説明は省略する。
【0057】 図29に示すように本参考例では保持時
間Tdを可変する手段として可変抵抗36を備え、この
可変抵抗36の抵抗値を図28に示すようにカバー2の
前面にスライド自在に突出された調整つまみ37によっ
て調整することにより、制御回路30が具備するCRタ
イマの抵抗値を可変して保持時間Tdの調整が行えるよ
うにしてある。
【0058】さらに、明るさセンサ17におけるしきい
値レベルを可変する手段として切換回路38が設けてあ
る。すなわち、明るさセンサ17が具備するCdSの出
力がそのまま切換回路38に入力され、この切換回路3
8において高低2種類のしきい値と選択的に比較される
ようになっており、この2種類のしきい値は図28に示
すようにカバー2の前面にスライド自在に突出された切
換レバー39を使って切り換えることができるようにな
っている。なお、切換回路38ではしきい値と比較せず
に制御回路30に対して常にLレベルの検出信号を出力
することにより、明るさセンサ17の機能をオフにする
ことができるようになっている。そして、この明るさセ
ンサ17の機能をオフにする切換操作も上記切換レバー
39によって行える。
【0059】 而して、本参考例によれば足元灯Aを設
置する場所や用途に応じて、調整つまみ37を操作して
LED18を発光させる保持時間Tdを調整するととも
に、切換レバー39を操作して明るさセンサ17のしき
い値レベルの切換並びにセンサ機能のオン・オフを切り
換えることができるので、使い勝手の向上が図れるとい
う利点がある。
【0060】ところで、明るさセンサ17を搭載せずに
人体検知センサ16による人体検知のみに基づいてLE
D18を発光させるようにしてもよく、図30はそのよ
うな構成の足元灯A’の外観斜視図、図31は回路ブロ
ック図を示している。このような構成においては、上記
切換レバー39を操作して明るさセンサ17の機能をオ
フした場合と同様の動作を行う。すなわち、周囲照度に
関係なく人体検知センサ16で人体を検知した場合に所
定の保持時間TdだけLED18を発光して足元を照射
するのである。なお、調整つまみ37を操作して可変抵
抗36の抵抗値を調整することにより、保持時間Tdを
可変することができるようにもなっている。
【0061】 (参考例9) これまでの参考例1〜8は人体検知若しくは人体検知と
周囲照度の両方の条件に応じてLED18を発光させる
ものであったが、本参考例は、周囲照度が所定レベルよ
りも低い場合には複数個のLED18の幾つかのみを発
光させ、その間に人体検知センサ16によって人体が検
知された場合には全てのLED18を発光させるように
して所謂常夜灯の機能を付加した点に特徴がある。な
お、本参考例の外観構造並びに回路構成は参考例1と共
通であり、制御回路30の主構成要素であるマイクロコ
ンピュータの実行プログラムによって上記機能を実現し
ている。
【0062】 次に図32を参照して本参考例の動作に
ついて説明する。なお、以下の動作は制御回路30がメ
モリに格納されているプログラムを読み出して実行する
ことにより行われるものである。制御回路30は、予め
指定された時刻(例えば18時から1時まで)の間では
明るさセンサ17の検出信号レベルに拘らずに複数個
(12個)のLED18の中の4個だけを発光させる
(この時間をT1 とする)。この時間T1 の間に明るさ
センサ17の検出信号がLレベルとなり且つ人体検知セ
ンサ16から検知信号の入力があった場合に、制御回路
30は残りの8個のLED18を含む全てのLED18
を所定の保持時間Tdだけ発光させる。また、上記時間
T1 以外では、制御回路30は、明るさセンサ17の検
出信号がLレベルとなり且つ人体検知センサ16から検
知信号の入力があった場合に全てのLED18を発光さ
せ、明るさセンサ17の検出信号がHレベル若しくは人
体検知センサ16から検知信号の入力が無い場合に全て
のLED18を消灯する。
【0063】なお、上述のように予め指定された時刻の
間だけ一部のLED18を発光させる代わりに、明るさ
センサ17の検出信号がLレベルになったときに一部の
LED18を発光させ、発光開始から所定時間(例えば
6時間)が経過したときにLED18を消灯するように
してもよい。また、このような周囲照度による制御と上
記指定時刻による制御を制御回路30において選択でき
るようにしてもよい。例えば、ポジションスイッチから
成る選択スイッチを設けておき、この選択スイッチに応
じて制御回路30が上記選択を行うようにすればよい。
【0064】 上述のように本参考例によれば、参考例
1における明るさセンサ付きの足元灯に所謂タイマ付き
の常夜灯の機能を付加することにより、従来のように別
途タイマ付きの常夜灯を設置する必要がなくなり、省ス
ペース化や施工の簡素化が図れる。なお、スイッチの切
換操作に応じて制御回路30が実行プログラムを変更す
るようにすれば、上記のような常夜灯の機能をオン・オ
フして、常夜灯の機能を有する動作モードと常夜灯の機
能を有さない動作モードとを切り換えることができる。
【0065】 (実施形) ところで参考例9の構成においては、常夜灯に用いられ
る一部のLED18と他のLED18とでは発光時間並
びに発光頻度が異なるので、複数個のLED18の間で
経時変化による劣化の度合いに差が生じて発光ムラ等の
不具合が生じる虞がある。
【0066】そこで、本実施形態では常夜灯として発光
させる一部のLED18を固定せずにローテーションさ
せることにより、特定のLED18に発光時間や発光頻
度が偏らないようにして上記のような不具合の発生を防
止するようにしている。具体的なローテーションの仕方
には以下の2通りがある。1つ目は、常夜灯として一部
のLED18が発光しているときに人体検知センサ16
から検知信号が入力されて制御回路30が全てのLED
18を発光させた後、次に発光させるLED18を変更
するというローテーションの仕方である。例えば、図3
3(a)に示すように制御回路30が最初に中央の4個
のLED18を常夜灯として発光させているときに、同
図(b)に示すように人体検知センサ16の検知信号入
力に応じて全てのLED18を発光させた後、次は同図
(c)に示すように中央の4個ではなくて端部の4個の
LED18を常夜灯として発光させ、以後人体検知によ
って全てのLED18を発光させる度毎に常夜灯して発
光させるLED18をローテーションさせるのである。
【0067】2つ目は、所定の時間が経過したら常夜灯
として発光させる一部のLED18を変更するというロ
ーテーションの仕方である。例えば、図34に示すよう
に制御回路30が最初に中央の4個のLED18を常夜
灯として発光させてからの経過時間を限時し、その間の
人体検知センサ16からの検知信号入力の有無に拘ら
ず、所定時間(例えば1時間)が経過したら端部の4個
のLED18を常夜灯として発光させ、以後1時間経過
毎に常夜灯して発光させるLED18をローテーション
させるのである。
【0068】 上述のように本実施形態によれば、常夜
灯として発光させる一部のLED18を固定せずにロー
テーションさせているので、特定のLED18に発光時
間や発光頻度が偏ることがなく、複数個のLED18の
間で経時変化による劣化の度合いに差が生じて発光ムラ
等の不具合が生じるのを防止できる。ところで、上記
考例1〜9及び本実施形態の足元灯Aは人体検知センサ
16を備えて人体検知時にLED18を発光させて足元
を照射するものであるが、図35に示すように人体検知
センサを具備せずに明るさセンサ17のみを備えて、周
囲照度がしきい値以下に低下したときに制御回路30が
LED18を発光させる所謂常夜灯として構成してもよ
い。この場合、図36に示すように切換レバー39を器
体に設けて上記しきい値を切り換えるようにすることも
可能である。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数個の発光ダイオ
ードから成る光源と、外的状況を検出するセンサ手段
と、このセンサ手段の検出結果に応じて光源の発光を制
御する制御手段とを壁面のような造営面に埋込配設され
る器体の内部に収容して光源が発する光を器体の前面よ
り少なくとも下方に照射して成り、センサ手段は、検知
範囲内における人の動きを検知して検知信号を出力する
人体検知センサと、周囲照度が所定のしきい値レベルよ
りも高いか低いかを検出する明るさセンサとから成り、
制御手段は、明るさセンサの検出結果により周囲照度が
しきい値レベルよりも低くなってから所定の発光時間だ
け複数個の発光ダイオードのうちの一部のみを発光させ
ることで第1の発光レベルで光源を発光させるととも
に、明るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値
レベルよりも低く且つ人体検知センサから検知信号が出
力されたときに所定の保持時間だけ全ての発光ダイオー
ドを発光させることで第1の発光レベルよりも高い第2
の発光レベルで光源を発光させ、且つ第1の発光レベル
で発光させる一部の発光ダイオードをローテーションし
て成るので、電球に比べてはるかに長寿命である発光ダ
イオードを光源として使用することにより、光源の交換
が殆ど不要となってメンテナンスが容易になるという効
果がある。また、人体が検知されていないときには第1
の発光レベルで光源を発光させることで常夜灯として利
用することができ、足元灯と常夜灯を別々に設ける必要
がなくなって省スペース化や施工の簡素化が図れる。さ
らに、特定の発光ダイオードに発光時間や発光頻度が偏
らないようにして発光ムラ等の不具合の発生を防止する
ことができる。請求項2の発明は、複数個の発光ダイオ
ードから成る光源と、外的状況を検出するセンサ手段
と、このセンサ手段の検出結果に応じて光源の発光を制
御する制御手段とを壁面のような造営面に埋込配設され
る器体の内部に収容して光源が発する光を器体の前面よ
り少なくとも下方に照射して成り、センサ手段は、検知
範囲内における人の動きを検知して検知信号を出力する
人体検知センサと、周囲照度が所定のしきい値レベルよ
りも高いか低いかを検出する明るさセンサとから成り、
制御手段は、予め設定された時間帯にだけ複数個の発光
ダイオードのうちの一部のみを発光させることで第1の
発光レベルで光源を発光させるとともに、明るさセンサ
の検出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも低く
且つ人体検知センサから検知信号が出力されたときに所
定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光させるこ
とで第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベルで光
源を発光させ、且つ第1の発光レベルで発光させる一部
の発光ダイオードをローテーションして成るので、電球
に比べてはるかに長寿命である発光ダイオードを光源と
して使用することにより、光源の交換が殆ど不要となっ
てメンテナンスが容易になるという効果がある。また、
人体が検知されていないときには第1の発光レベルで光
源を発光させることで常夜灯として利用することがで
き、足元灯と常夜灯を別々に設ける必要がなくなって省
スペース化や施工の簡素化が図れる。さらに、特定の発
光ダイオードに発光時間や発光頻度が偏らないようにし
て発光ムラ等の不具合の発生を防止することができる。
請求項3の発明は、複数個の発光ダイオードから成る光
源と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手
段の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段と
を壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収
容して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方
に照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人
の動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサ
と、周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低い
かを検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、明
るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベル
よりも低くなってから所定の発光時間だけ複数個の発光
ダイオードのうちの一部のみを発光させることで第1の
発光レベルで光源を発光させる制御と、予め設定された
時間帯にだけ第1の発光レベルで光源を発光させる制御
とが選択可能であって、それぞれ明るさセンサの検出結
果により周囲照度がしきい値レベルよりも低く且つ人体
検知センサから検知信号が出力されたときに所定の保持
時間だけ全ての発光ダイオードを発光させることで第1
の発光レベルよりも高い第2の発光レベルで光源を発光
させ、且つ第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダ
イオードをローテーションして成るので、電 球に比べて
はるかに長寿命である発光ダイオードを光源として使用
することにより、光源の交換が殆ど不要となってメンテ
ナンスが容易になるという効果がある。また、特定の発
光ダイオードに発光時間や発光頻度が偏らないようにし
て発光ムラ等の不具合の発生を防止することができる。
請求項4の発明は、複数個の発光ダイオードから成る光
源と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手
段の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段と
を壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収
容して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方
に照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人
の動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサ
と、周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低い
かを検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、明
るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベル
よりも低く且つ人体検知センサから検知信号が出力され
たときにのみ所定の保持時間だけ光源を発光させる動作
モードと、明るさセンサの検出結果により周囲照度がし
きい値レベルよりも低くなってから所定の発光時間だけ
複数個の発光ダイオードのうちの一部のみを発光させる
ことで第1の発光レベルで光源を発光させるとともに明
るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい値レベル
よりも低く且つ人体検知センサから検知信号が出力され
たときに所定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発
光させることで第1の発光レベルよりも高い第2の発光
レベルで光源を発光させる動作モードとを有し、制御手
段のこれら2つの動作モードを切り換える切換手段を備
え、且つ第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイ
オードをローテーションして成るので、電球に比べては
るかに長寿命である発光ダイオードを光源として使用す
ることにより、光源の交換が殆ど不要となってメンテナ
ンスが容易になるという効果がある。また、特定の発光
ダイオードに発光時間や発光頻度が偏らないようにして
発光ムラ等の不具合の発生を防止することができる。
【0070】 請求項の発明は、チップ型の発光ダイ
オードを光源として成るので、光源の小型化が図れると
いう効果がある。請求項の発明は、光源は、発光色が
異なる複数種の発光ダイオードをそれぞれ1乃至複数個
ずつ有し、制御手段は、各発光色の発光ダイオードを発
光させる個数を可変して成るので、光源としての色を可
変制御することができるという効果がある。
【0071】 請求項の発明は、光源は、発光レベル
が異なる複数種の発光ダイオードをそれぞれ1乃至複数
個ずつ有し、制御手段は、各発光レベルの発光ダイオー
ドを発光させる個数を可変して成るので、足元灯の照度
を可変制御することができるという効果がある。請求項
の発明は、光源は、発光色又は発光レベルが異なる発
光ダイオードを含む複数個の発光ダイオードをマトリク
ス状に配設して成るので、発光色の異なる発光ダイオー
ドを文字や模様の形が浮き上がるようにマトリクス状に
配列するようにすれば、発光面にその文字や模様を浮か
び上がらせて視覚的な効果を得ることができるという効
果がある。
【0072】 請求項10の発明は、発光ダイオードの
樹脂部分を非レンズ状に形成して成るので、発光時の主
ビームを減少させて全体的に光を拡散させることで足元
を全体的に万遍なく照らすことができるという効果があ
る。請求項11の発明は、光源は、複数個の発光ダイオ
ードを階段状に配設して成るので、足元灯を壁面に配設
したときに下側に位置する背の低い発光ダイオードの発
する光がその上側に位置する背の高い発光ダイオードの
側面に反射するために全体として発光ダイオードの配光
特性を下方へ向けることが可能となるという効果があ
る。
【0073】 請求項12の発明は、発光ダイオードを
基板上に実装するとともに、この基板を器体に対して下
方へ傾けて収容するので、発光ダイオードの配光特性を
下方へ向けることができるとともに、傾ける角度を適宜
選択することで所望の配光特性が容易に得られるという
効果がある。請求項13の発明は、器体に対する基板の
傾き角度を可変する手段を備えたので、傾き角度を調節
することで発光ダイオードの配光特性を容易に可変でき
るという効果がある。
【0074】 請求項14の発明は、少なくとも光源の
発光面を前面に臨ませる開口窓を器体に設けるととも
に、透光性材料によって凹レンズ状に形成された化粧カ
バーで開口窓を閉塞して成るので、例えば発光ダイオー
ドの指向性が強い場合であっても凹レンズ状に形成され
た化粧カバーにおいて光を拡散させて指向性を弱めるこ
とができ、足元灯に相応しい配光特性を得ることができ
るという効果がある。
【0075】 請求項15の発明は、少なくとも光源の
発光面を前面に臨ませる開口窓を器体に設けるととも
に、基板上に実装された発光ダイオードを光を拡散させ
る性質を有する透光性樹脂で覆うように一体成形されて
成る化粧カバーを備え、この化粧カバーで開口窓を閉塞
して成るので、発光ダイオードと開口窓までの空間全体
を埋めるような化粧カバーを設け、この化粧カバーを形
成する樹脂材料の光拡散特性を操作することで幅広い配
光特性の制御が可能になり、その結果、発光ダイオード
に指向性の強いものを用いても所望の配光特性を得るこ
とができるという効果がある。
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】 請求項18の発明は、埋込型の配線器具
が取り付けられる1連の取付枠に3個まで取り付けるこ
とができる単位モジュール寸法の2個分の寸法に器体を
形成するとともに、取付枠に取り付けるための取付手段
を器体に設けて成るので、スイッチやTVコンセントや
モジュラージャックなどの他の配線器具と容易に並設で
きるという効果がある。
【0083】 請求項19の発明は、栓刃が挿入される
栓刃挿入口を器体の前面に設けるとともに栓刃と接続さ
れる刃受けばね及び外部の電源線を刃受けばねに接続す
る端子部を器体の内部に収容し、埋込型の配線器具が取
り付けられる1連の取付枠に3個まで取り付けることが
できる単位モジュール寸法の3個分の寸法に器体を形成
し且つ取付枠に取り付けるための取付手段を器体に設け
て成るので、足元灯とコンセントとを別々に設ける必要
がなく、施工性並びに使い勝手の向上が図れるという効
果がある。
【0084】 請求項20の発明は、器体の前面に設け
られて人体検知センサの受光面を外部に臨ませるセンサ
窓と、センサ窓に取り付けられて人体から放射される熱
線を人体検知センサの受光面に集光するレンズと、器体
のセンサ窓周縁との間でレンズの周縁部を挟持してレン
ズを支持固定するレンズ支持枠とを備えたので、レンズ
が表裏両側から挟むように支持されるため、外力に対し
てずれたり外れたりすることが防止でき、レンズの特性
を安定させることができるという効果がある。
【0085】 請求項21の発明は、器体の前面を露出
させるための開口を有する枠部と、下方に窓が開口され
枠部の略全体を前方から塞ぐフード部とを具備する防雨
カバーを器体の前面に設けて成るので、屋外壁に足元灯
を埋込配設することができ、しかも、夜間に栓刃挿入口
へプラグを差し込む際に人体が検知されて発光ダイオー
ドが発光するため、足元だけでなく栓刃挿入口に光が照
射されてプラグの差込みが容易に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は右側面
図、(c)は下面図である。
【図3】同上における発光ダイオードの従来例を示す正
面図である。
【図4】同上における発光ダイオードを示す正面図であ
る。
【図5】同上における光源を示す斜視図である。
【図6】同上における他の光源の構成例を示す斜視図で
ある。
【図7】同上におけるさらに他の光源の構成例を示す斜
視図である。
【図8】従来のレンズとレンズ枠とを示す分解斜視図で
ある。
【図9】同上におけるレンズ、レンズ支持枠及びカバー
の要部を示す分解斜視図である。
【図10】同上の回路構成を示すブロック図である。
【図11】同上の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図12】同上を金属製の取付枠に取り付けた状態を示
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図13】同上を合成樹脂製の取付枠に取り付けた状態
を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図14】同上を廊下の壁面に配設した状態を示す図で
ある。
【図15】同上の他の構成を示す外観斜視図である。
【図16】参考例2における光源を示す斜視図である。
【図17】同上における光源を下方から見た平面図であ
る。
【図18】同上における光源の側面図である。
【図19】同上の要部を示す側面図である。
【図20】同上における光源の要部を示す側面図であ
る。
【図21】参考例3における要部を示す側面図である。
【図22】参考例4における要部を示す側面図である。
【図23】同上の要部を示す一部省略した平面図であ
る。
【図24】参考例5における要部を示し、(a)は側面
図、(b)は下面図である。
【図25】(a)及び(b)は同上を説明するための図
である。
【図26】参考例6における要部を示す下面図である。
【図27】参考例7を示す分解斜視図である。
【図28】参考例8を示す外観斜視図である。
【図29】同上の回路構成を示すブロック図である。
【図30】同上の他の構成を示す外観斜視図である。
【図31】同上の回路構成を示すブロック図である。
【図32】参考例9の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図33】実施形の動作を説明するための説明図であ
る。
【図34】同上における他の動作を説明するための説明
図である。
【図35】同上の他の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図36】同上の他の構成を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
A 足元灯 1 ボディ 2 カバー 12 プリント基板 18 発光ダイオード(LED)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹部 孝司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 阿部 達也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−102207(JP,A) 特開 平9−169134(JP,A) 特開 平8−22712(JP,A) 特開 平9−35596(JP,A) 特開 平4−94005(JP,A) 特開 平7−199829(JP,A) 特開 昭63−124479(JP,A) 特開 昭61−60369(JP,A) 特開 昭59−83398(JP,A) 特開 昭62−108584(JP,A) 実開 昭61−129216(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/00 - 9/00 F21V 19/00 - 23/00 B41J 2/00 H01H 33/00 - 35/00 H04N 1/00 H01L 21/00 - 33/00 H21P 3/00 H05B 37/00 G02B 27/00 H03K 17/00 G09F 9/00

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発光ダイオードから成る光源
    と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手段
    の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段とを
    壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収容
    して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方に
    照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人の
    動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサと、
    周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低いかを
    検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、明るさ
    センサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルより
    も低くなってから所定の発光時間だけ複数個の発光ダイ
    オードのうちの一部のみを発光させることで第1の発光
    レベルで光源を発光させるとともに、明るさセンサの検
    出結果により周囲照度がしきい値レベルよりも低く且つ
    人体検知センサから検知信号が出力されたときに所定の
    保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光させることで
    第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベルで光源を
    発光させ、且つ第1の発光レベルで発光させる一部の発
    光ダイオードをローテーションして成ることを特徴とす
    る足元灯。
  2. 【請求項2】 複数個の発光ダイオードから成る光源
    と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手段
    の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段とを
    壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収容
    して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方に
    照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人の
    動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサと、
    周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低いかを
    検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、予め設
    定された時間帯にだけ複数個の発光ダイオードのうちの
    一部のみを発光させることで第1の発光レベルで光源を
    発光させるとともに、明るさセンサの検出結果により周
    囲照度がしきい値レベルよりも低く且つ人体検知センサ
    から検知信号が出力されたときに所定の保持時間だけ全
    ての発光ダイオードを発光させることで第1の発光レベ
    ルよりも高い第2の発光レベルで光源を発光させ、且つ
    第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイオードを
    ローテーションして成ることを特徴とする足元灯。
  3. 【請求項3】 複数個の発光ダイオードから成る光源
    と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手段
    の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段とを
    壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収容
    して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方に
    照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人の
    動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサと、
    周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低いかを
    検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、明るさ
    センサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルより
    も低くなってから所定の発光時間だけ複数個の発光ダイ
    オードのうちの一部のみを発光させることで第1の発光
    レベルで光源を発光させる制御と、予め設定された時間
    帯にだけ第1の発光レベルで光源を発光させる制御とが
    選択可能であって、それぞれ明るさセンサの検出結果に
    より周囲照度がしきい値レベルよりも低く且つ人体検知
    センサから検知信号が出力されたときに所定の保持時間
    だけ全ての発光ダイオードを発光させることで第1の発
    光レベルよりも高い第2の発光レベルで光源を発光さ
    せ、且つ第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイ
    オードをローテーションして成ることを特徴とする足元
    灯。
  4. 【請求項4】 複数個の発光ダイオードから成る光源
    と、外的状況を検出するセンサ手段と、このセンサ手段
    の検出結果に応じて光源の発光を制御する制御手段とを
    壁面のような造営面に埋込配設される器体の内部に収容
    して光源が発する光を器体の前面より少なくとも下方に
    照射して成り、センサ手段は、検知範囲内における人の
    動きを検知して検知信号を出力する人体検知センサと、
    周囲照度が所定のしきい値レベルよりも高いか低いかを
    検出する明るさセンサとから成り、制御手段は、明るさ
    センサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルより
    も低く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたと
    きにのみ所定の保持時間だけ光源を発光させる動作モー
    ドと、明るさセンサの検出結果により周囲照度がしきい
    値レベルよりも低くなってから所定の発光時間だけ複数
    個の発光ダイオードのうちの一部のみを発光させること
    で第1の発光レベルで光源を発光させるとともに明る
    センサの検出結果により周囲照度がしきい値レベルより
    も低く且つ人体検知センサから検知信号が出力されたと
    きに所定の保持時間だけ全ての発光ダイオードを発光さ
    せることで第1の発光レベルよりも高い第2の発光レベ
    ルで光源を発光させる動作モードとを有し、制御手段の
    これら2つの動作モードを切り換える切換手段を備え、
    且つ第1の発光レベルで発光させる一部の発光ダイオー
    ドをローテーションして成ることを特徴とする足元灯。
  5. 【請求項5】 ディスクリート型の発光ダイオードを光
    源として成ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに
    記載の足元灯。
  6. 【請求項6】 チップ型の発光ダイオードを光源として
    成ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の足
    元灯。
  7. 【請求項7】 光源は、発光色が異なる複数種の発光ダ
    イオードをそれぞれ1乃至複数個ずつ有し、制御手段
    は、各発光色の発光ダイオードを発光させる個数を可変
    して成ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    の足元灯。
  8. 【請求項8】 光源は、発光レベルが異なる複数種の発
    光ダイオードをそれぞれ1乃至複数個ずつ有し、制御手
    段は、各発光レベルの発光ダイオードを発光させる個数
    を可変して成ることを特徴とする請求項1〜6の何れか
    記載の足元灯。
  9. 【請求項9】 光源は、発光色又は発光レベルが異なる
    発光ダイオードを含む複数個の発光ダイオードをマトリ
    クス状に配設して成ることを特徴とする請求項1〜6の
    何れかに記載の足元灯。
  10. 【請求項10】 発光ダイオードの樹脂部分を非レンズ
    状に形成して成ることを特徴とする請求項記載の足元
    灯。
  11. 【請求項11】 光源は、複数個の発光ダイオードを階
    段状に配設して成ることを特徴とする請求項記載の足
    元灯。
  12. 【請求項12】 発光ダイオードを基板上に実装すると
    ともに、この基板を器体に対して下方へ傾けて収容する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の足元
    灯。
  13. 【請求項13】 器体に対する基板の傾き角度を可変す
    る手段を備えたことを特徴とする請求項12記載の足元
    灯。
  14. 【請求項14】 少なくとも光源の発光面を前面に臨ま
    せる開口窓を器体に設けるとともに、透光性材料によっ
    て凹レンズ状に形成された化粧カバーで開口窓を閉塞し
    て成ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
    足元灯。
  15. 【請求項15】 少なくとも光源の発光面を前面に臨ま
    せる開口窓を器体に設けるとともに、基板上に実装され
    た発光ダイオードを光を拡散させる性質を有する透光性
    樹脂で覆うように一体成形されて成る化粧カバーを備
    え、この化粧カバーで開口窓を閉塞して成ることを特徴
    とする請求項1〜6の何れかに記載の足元灯。
  16. 【請求項16】 制御手段は、全ての発光ダイオードを
    発光させることで光源を第2の発光レベルで発光させた
    後に、次に発光させる一部の発光ダイオードを変更して
    成ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の足
    元灯。
  17. 【請求項17】 制御手段は、所定の時間毎に第1の発
    光レベルで発光させる一部の発光ダイオードを変更して
    成ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の足
    元灯。
  18. 【請求項18】 埋込型の配線器具が取り付けられる1
    連の取付枠に3個まで取り付けることができる単位モジ
    ュール寸法の2個分の寸法に器体を形成するとともに、
    取付枠に取り付けるための取付手段を器体に設けて成る
    ことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の足元
    灯。
  19. 【請求項19】 栓刃が挿入される栓刃挿入口を器体の
    前面に設けるとともに栓刃と接続される刃受けばね及び
    外部の電源線を刃受けばねに接続する端子部を器体の内
    部に収容し、埋込型の配線器具が取り付けられる1連の
    取付枠に3個まで取り付けることができる単位モジュー
    ル寸法の3個分の寸法に器体を形成し且つ取付枠に取り
    付けるための取付手段を器体に設けて成ることを特徴と
    する請求項1〜17の何れかに記載の足元灯。
  20. 【請求項20】 器体の前面に設けられて人体検知セン
    サの受光面を外部に臨ませるセンサ窓と、センサ窓に取
    り付けられて人体から放射される熱線を人体検知センサ
    の受光 面に集光するレンズと、器体のセンサ窓周縁との
    間でレンズの周縁部を挟持してレンズを支持固定するレ
    ンズ支持枠とを備えたことを特徴とする請求項1〜19
    の何れかに記載の足元灯。
  21. 【請求項21】 器体の前面を露出させるための開口を
    有する枠部と、下方に窓が開口され枠部の略全体を前方
    から塞ぐフード部とを具備する防雨カバーを器体の前面
    に設けて成ることを特徴とする請求項19記載の足元
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