JP3503369B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents
熱交換換気装置Info
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Description
と併行して給排気間での熱の交換も行なわせるようにし
た熱交換換気装置に関するものである。
特徴は、同時給排気式の換気装置に給排気間で連続的に
熱を交換させる熱交換器を具備していることである。組
込まれる熱交換器は、それらの殆どが伝熱性と通湿性と
を有する仕切板(伝熱性のみを有するものであることも
ある)を間隔板を挟んで所定の間隔をおいて複数層に重
ね合わせ、六面体に構成した基本構造を採っている。仕
切板は方形の平板で、間隔板は投影平面が仕切板に一致
する鋸波状又は正弦波状の波形を成形したコルゲート板
となっており、間隔板を仕切板の間にその波形の成形方
向を交互に90度違えて挟着し、一次通路と二次通路を
これらの各層間に交互に構成している。
したような熱交換器を組込んだ基本的構成を示している
熱交換換気装置が示されている。即ち、図10に示すよ
うに直方体に構成された箱体101の中央に熱交換器1
02が組込まれ、熱交換器102の両側の箱体101内
に排気用送風機103と給気用送風機104とがそれぞ
れ組込まれている。六面体の熱交換器102は、その一
次通路と二次通路との出入口の臨む面が作る対向する二
つの稜角部がそれぞれ箱体101の上下の面に向くよう
な姿勢に組込まれ、その長手方向に沿う稜角部は箱体1
01の側面に平行になっている。
排気通路と給気流を通す経路となる給気通路とが全経路
にわたり離隔して形成され、熱交換器102の一次通路
は排気通路の経路の一部を構成し、二次通路は給気通路
の経路の一部を構成している。排気通路には排気流を形
成する排気用送風機103が設けられ、給気通路には給
気流を形成する給気用送風機104が設けられている。
排気通路の入口は箱体101の一側に設けられ、出口は
箱体101の他側に設けられている。また、給気通路の
入口は箱体101の排気通路の出口側の一側に排気通路
の出口に並んで設けられ、その出口は箱体101の排気
通路の入口側の他側に排気通路の入口に並んで設けられ
ている。
ぞれダクトを介して室外へ連絡され、給気通路の出口と
排気通路の入口は、それぞれダクトを介して室内へ連絡
される。室内の空気は排気用送風機103により排気通
路を経て室外へ排気され、室外の空気は給気用送風機1
04により給気通路を経て室内に供給される。この間、
排気される室内の空気と供給される室外の空気との間で
熱交換器102において連続的な熱交換が行なわれ、温
度等の状態量の変動を抑えながら給排気による換気が行
なわれる。
交換換気装置では、箱体101の長手方向の側面にしか
排気通路と給気通路の出入口が設けられていないので、
箱体101の幅方向から出入口にダクトを接続する場合
にはダクトを直角に曲げなければならず、出入口近傍に
障害物がある場合にはダクトを曲げて障害物を迂回させ
なくてはならず、ダクトの施工に手間がかかるうえ圧力
損失が増加し換気風量も低下するといった問題がある。
また、排気通路と給気通路の出入口がそれぞれ一つずつ
であるため、例えば二方向に吹出させる場合や、二方向
から吸込ませる場合には分岐部材や合流部材を用いてダ
クト配管する必要があり、ダクトの施工が面倒で部品も
多くなるといった問題点もある。
ビルや住宅については、集合住宅に多く見られるよう
に、通路等の共用部分に隣合う住宅が対称の間取りに構
成されているケースもある。こうした住宅に適用する熱
交換換気装置は、ダクトの配管仕様を対称の居室につい
て対称となるようにする必要があることから、従来にお
いては例えば、特開平4―148141号公報に示され
ているように天地を逆にして取付け得るように構成する
か、左右を反対にした仕様の二種類を製造するかしてい
る。
るためになされたもので、その課題とするところは、熱
交換換気装置のダクトの接続に関する方向性の自由度を
高めることであり、二方向以上の吸込みや吹出しにおい
て分岐部材や合流部材の使用を軽減することができる熱
交換換気装置を得ることであり、対称の構成の住宅にも
一種類で簡単に対応することができる熱交換換気装置を
得ることであり、熱交換換気装置のメンテナンス性の向
上や機能の向上を図ることである。
と二次通路が小口を除く他の四面にそれぞれ開口する六
面体に構成された熱交換器を箱体に収め、この熱交換器
の一次通路に箱体に組込んだ排気用送風機により一次気
流を通過させ、二次通路に箱体に組込んだ給気用送風機
により二次気流を通過させて一次気流と二次気流とを箱
体内の全経路において独立した状態において熱交換器に
より熱交換させて換気を行なう熱交換換気装置につい
て、その箱体を投影平面形状が略正方形の六面体の箱体
に構成し、その熱交換器を一次通路と二次通路の流入側
の二面が箱体の二本の対角線にそれぞれ略平行となるよ
うに箱体の片側に寄せて組込み、排気用送風機と給気用
送風機と、一次気流と二次気流を流通させる経路とを熱
交換器の小口の対角線に一致する箱体の中心線に対して
対称に配置し、一次気流を流通させる経路の出入口を箱
体の側面における箱体の対角線に対する対称位置にそれ
ぞれ二個ずつ設け、二次気流を流通させる経路の出入口
を箱体の側面における箱体の対角線に対する対称位置に
それぞれ二個ずつ設け、熱交換器に対する点検口を設
け、この点検口には着脱可能の点検蓋を設け、この点検
蓋に熱交換器の一次通路と二次通路の流入側に装着する
各フィルタの出し入れ口を形成し、この出し入れ口によ
り各フィルタを個々に出し入れできるように構成し、出
し入れ口をこれに入れ込んだフィルタの外側部により閉
止する手段を採用する。
を除く他の四面にそれぞれ開口する六面体に構成された
熱交換器を箱体に収め、この熱交換器の一次通路に箱体
に組込んだ排気用送風機により一次気流を通過させ、二
次通路に箱体に組込んだ給気用送風機により二次気流を
通過させて一次気流と二次気流とを箱体内の全経路にお
いて独立した状態において熱交換器により熱交換させて
換気を行なう熱交換換気装置について、その箱体を投影
平面形状が略正方形の六面体の箱体に構成し、その熱交
換器を一次通路と二次通路の流入側の二面が箱体の二本
の対角線にそれぞれ略平行となるように箱体の片側に寄
せて組込み、排気用送風機と給気用送風機と、一次気流
と二次気流を流通させる経路とを熱交換器の小口の対角
線に一致する箱体の中心線に対して対称に配置し、一次
気流を流通させる経路の出入口を箱体の側面における箱
体の対角線に対する対称位置にそれぞれ二個と、上面に
おける箱体の対角線に対する対称位置にそれぞれ一つず
つ設け、二次気流を流通させる経路の出入口を箱体の側
面における箱体の対角線に対する対称位置にそれぞれ二
個と、上面における箱体の対角線に対する対称位置にそ
れぞれ一つずつ設け、熱交換器に対する点検口を設け、
この点検口には着脱可能の点検蓋を設け、この点検蓋に
熱交換器の一次通路と二次通路の流入側に装着する各フ
ィルタの出し入れ口を形成し、この出し入れ口により各
フィルタを個々に出し入れできるように構成し、出し入
れ口をこれに入れ込んだフィルタの外側部により閉止す
る手段る手段を採用する。
基づいて説明する。 実施の形態1. 図1〜図7に示すこの実施の形態1の熱交換換気装置
は、投影平面形状が略正方形の六面体に形成された箱体
1内に、熱交換器2と給気用送風機3と排気用送風機4
とが組込まれている。熱交換器2は、互いに交叉する一
次通路と二次通路の出入口が小口を除く他の四面にそれ
ぞれ開口する六面体に構成された積層型である。
2をその一次通路と二次通路の流入側の二面が箱体1の
二本の対角線5にそれぞれ略平行となるように箱体1の
片側に組込むための収納部が画成され、この収納部に熱
交換器2が対向する小口が箱体1の上下の内面に向くよ
うに傾斜を付けて係脱可能に組込まれている。箱体1に
組込まれた熱交換器2の四箇所の稜角部のうちの一つは
箱体1の内側面に気密状態に当接し、これに対向する稜
角部は箱体1を中心線6上で等分している仕切板7の端
面に気密状態に当接し、他の対向する二つの稜角部は箱
体1の中心線6に対して対称位置に設けられた隔壁8の
端面にそれぞれ気密状態に当接している。各隔壁8と熱
交換器2の通路の開口する面と箱体1の側面と天面及び
底面で囲まれる箱体1の二箇所の入隅部分は、箱体1の
中心線6に対して対称形状のチャンバ9として画成され
ている。
なるようにその中心線が5度以上90度未満の角度に設
定され、これにより熱交換器2の一次通路と二次通路は
いずれもチャンバ9側に一様に下傾している。熱交換器
2の脱着は箱体1の底面に開設された点検口10からの
抜差しにより行なうことができるようになっている。箱
体1のこの点検口10には着脱可能の点検蓋11が設け
られ、通常はこの点検蓋11により閉蓋されている。こ
の点検蓋11には、図4,5に示すように熱交換器2の
一次通路と二次通路の流入側に装着する各フィルタ12
の出し入れ口13が設けられ、この出し入れ口13から
各フィルタ12を点検蓋11を外すことなく個々に出し
入れできるように構成されている。各フィルタ12は図
3に示すように枠体14に瀘材15を張設した構成で、
出し入れ口13は、フィルタ12を差し込むことにより
フィルタ12の把手付の枠部16により閉止される。フ
ィルタ12の保持は、フィルタ12の枠部16に形成さ
れたフック17の点検蓋11側の係合部への係合により
行なわれ、把手の引き抜きによりフック17は係合部か
ら離脱する。
バ9の平面が構成する平面にはドレン皿18が設けられ
ている。このドレン皿18には箱体1の中心線6に対す
る対称位置に排水口が一つずつ設けられ、この各排水口
に外部にドレンを排水するための排水管19がそれぞれ
接続されている。
1,2に示すように箱体1の各対角線5に対する対称位
置にダクト20を接続するためのパイプガイドを付けた
開口方向が90度異る二つずつの開口部21,22がそ
れぞれ開設され、それぞれ各チャンバ9に連絡してい
る。熱交換器2の小口の対角線の延長上にある仕切板7
を挟む箱体1の両側には、図1に示すように箱体1の中
心線6に対する対称位置に給気用送風機3と排気用送風
機4とが組付けられている。給気用送風機3も排気用送
風機4もそれらのモータの回転軸は垂直方向に向いてお
り、羽根車の回転面は箱体1の天面に平行となってい
る。給気用送風機3と排気用送風機4の組込まれた箱体
1の各隅部の外側部には、図1に示すように箱体1の各
対角線5に対する対称位置にダクト20を接続するため
のパイプガイドを付けた開口方向が90度異る二つずつ
の開口部23,24がそれぞれ開設され、それぞれ給気
用送風機3と排気用送風機4の吸込側に連絡している。
給気用送風機3の吹出側は熱交換器2の二次通路の開口
する面に連絡し、排気用送風機4の吹出側は熱交換器2
の一次通路の開口する面に連絡している。
る室内空気を通す排気通風路25と、二次気流である外
気を通す給気通風路26とが全経路にわたり独立して構
成されている。排気通風路25は、排気用送風機4側の
二つの開口部24を入口端とし、熱交換器2の一次通路
とこれに連絡したチャンバ9を経て二つの開口部21に
至り、これらを出口端とする一連の通路であり、断熱処
理が施されている。また、給気通風路26は、給気用送
風機3側の二つの開口部23を入口端とし、熱交換器2
の二次通路とこれに連絡したチャンバ9を経て二つの開
口部22に至り、これらを出口端とする一連の通路であ
り、やはり断熱処理が施されている。即ち、この熱交換
換気装置には、一次通路の入口端となる互いに方向が9
0度異る二個の開口部24と出口端となる互いに方向が
90度異る二個の開口部21と、二次通路の入口端とな
る互いに方向が90度異る二個の開口部23と出口端と
なる互いに方向が90度異る二個の開口部22があり、
これらは箱体1の中心線6に対して対称位置にある。
常のこの種の装置と変らない。即ち、排気用送風機4と
給気用送風機3とを運転させることにより排気通風路2
5に一次気流である排気流が形成され、給気通風路26
に二次気流である給気流が形成される。この排気流と給
気流とは熱交換器2の一次通路と二次通路を通過するこ
とにより連続的に熱交換することになる。この実施の形
態1の熱交換換気装置の大きな特徴は、熱交換換気装置
のダクト20の接続に関する方向性の自由度が高いこと
であり、二方向以上の吸込みや吹出しにおいて分岐部材
や合流部材の使用を軽減できることであり、さらには対
称の構成の住宅にも一種類で簡単に対応することができ
ること、メンテナンス性が良いこと、熱交換器2に生じ
るドレンの排水性が良いことである。
ガイドにダクト20を接続する場合、ダクト20を曲げ
配管しなくても給気流の吸込口と排気流の吹出口を大き
く離反させて室外へ臨ませることができ、給排気短絡を
合理的に回避することができるうえ、給気流の箱体1に
おける出口となる各開口部22に複数の給気のためのダ
クト20を接続することも、複数の排気のためのダクト
20を排気流の箱体1における入口となる各開口部24
に配管することも可能になり、二方向以上の吸込みや吹
出しにおいて分岐部材や合流部材の使用を軽減できる。
勿論、吸込み方向及び吹出し方向が二様に選択できるこ
とは、設置場所によりダクト20の配管方向に制約があ
る場合にも有効であり、ダクト設計の自由度が増し設置
し易くなる。
中心線6に対称に構成してあるため、図7に示すように
隣合う住宅27が対称の間取りに構成されている住宅に
もそのまま適用することができる。即ち、給気通風路2
6と排気通風路25とが入替わることになり、対称の住
宅27について配管仕様も対称にすることができ、ドレ
ンもいずれの方向からも排水管19により排水処理する
ことができる。このように対称の構成の方が天地を逆に
して取付け得る構成や、左右を反対にした仕様の二種類
を製造するより遥かに容易でありコストもかからずに済
む。
が生じるが、熱交換器2の一次通路も二次通路もともに
下流側に向って下り勾配を付与されているので、給気流
や排気流による押出し作用も加わりドレンの排水は円滑
に行なわれる。そして、熱交換器2から滴下したドレン
はドレン皿18に受容されいずれかの排水口を経て排水
管19により外部に排水される。熱交換換気装置が傾い
て設置されたような場合でも熱交換器2に傾きが設定さ
れているため、空気の流れに対してドレンが逆流し風量
の低下を来すような問題も殆どなくなる。
ィルタ12をしばしば清掃し、瀘材15の目詰まりを防
止する必要があり、熱交換器2自体のメンテナンスより
もフィルタ12のメンテナンスの頻度の方が多くなる。
これまでの装置ではフィルタ12は熱交換器2に対して
装着され、熱交換器2を外さないとフィルタ12を取外
して清掃することはできないが、この実施の形態1のも
のでは、熱交換器2も点検蓋11も外さずに個々のフィ
ルタ12を点検蓋11から抜取り、取外すことができ
る。従って、フィルタ12の清掃を至って容易かつ簡便
に行なうことができる。
形態1の熱交換換気装置にさらに給気通風路26と排気
通風路25に方向の異る出口と入口を設けたものであ
る。この点を除く構成は実施の形態1のものと同じであ
る。従って、実施の形態1のものと同じ部分については
同一の符号を用い、それらについての説明は省略する。
8に示すように排気通風路25の出入口を箱体1の側面
における箱体1の対角線5に対する対称位置にそれぞれ
二個と、箱体1の上面である天面における対角線5に対
する対称位置にそれぞれ一つずつ設け、給気通風路26
の出入口を箱体1の側面における箱体1の対角線5に対
する対称位置にそれぞれ二個と、箱体1の天面における
箱体1の対角線5に対する対称位置にそれぞれ一つずつ
設けたものである。即ち、給気通風路26の入口端とな
る開口部23が異る方向に三個あり、出口端となる開口
部22も異る方向に三個ある。また、排気通風路25の
入口端となる開口部24も異る方向に三個あり、出口端
となる開口部21も異る方向に三個ある。これ以外の構
成は実施の形態1のものと同じである。
出し方向及び排気流の吸込み方向と吹出し方向とがそれ
ぞれ三様に設定でき、ダクト20の配管の自由度が一層
高くなる。例えば、図9に示すように住宅の二階天上裏
28から給気及び排気を行なう場合、天面の開口部2
3,21のダクトガイドにダクト20を接続して給気及
び排気を行なうようにすることによりダクト20の曲げ
配管を少なくでき、ダクト20の施工が容易になり圧力
損失も軽減できる。これ以外の機能及び利点は実施の形
態1のものと同じである。
高く、二方向以上の吸込みや吹出しにおいても分岐部材
や合流部材の使用を軽減することができ、対称の構成の
住宅にも簡単に対応することができる熱交換換気装置が
得られるとともにフィルタのメンテナンス性が向上す
る。
層高く、二方向以上の吸込みや吹出しにおいても分岐部
材や合流部材の使用を軽減することができ、対称の構成
の住宅にも簡単に対応することができる熱交換換気装置
が得られるとともにフィルタのメンテナンス性が向上す
る。
成図である。
成図である。
示す平面図である。
着脱を示す説明図である。
着脱を示す説明図である。
一例を示す平面図である。
態の一例を示す平面図である。
成図である。
一例を示す側面図である。
成図である。
排気用送風機、 5対角線、 6 中心線、 10
点検口、 11 点検蓋、 12 フィルタ、 13
出し入れ口、 16 枠部、 18 ドレン皿、 19
排水管、21 開口部、 22 開口部、 23 開
口部、 24 開口部、 25 排気通風路、 26
給気通風路。
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに交叉する一次通路と二次通路が小
口を除く他の四面にそれぞれ開口する六面体に構成され
た熱交換器を箱体に収め、この熱交換器の上記一次通路
に上記箱体に組込んだ排気用送風機により一次気流を通
過させ、上記二次通路に上記箱体に組込んだ給気用送風
機により二次気流を通過させて一次気流と二次気流とを
上記箱体内の全経路において独立した状態において上記
熱交換器により熱交換させて換気を行なう熱交換換気装
置であって、上記箱体を投影平面形状が略正方形の六面
体の箱体に構成し、上記熱交換器をその一次通路と二次
通路の流入側の二面が上記箱体の二本の対角線にそれぞ
れ略平行となるように箱体の片側に寄せて組込み、上記
排気用送風機と給気用送風機と、一次気流と二次気流を
流通させる経路とを上記熱交換器の小口の対角線に一致
する上記箱体の中心線に対して対称に配置し、上記一次
気流を流通させる経路の出入口を上記箱体の側面におけ
る箱体の対角線に対する対称位置にそれぞれ二個ずつ設
け、上記二次気流を流通させる経路の出入口を上記箱体
の側面における箱体の上記対角線に対する対称位置にそ
れぞれ二個ずつ設け、前記熱交換器の小口が臨む面に前
記熱交換器に対する点検口を設け、この点検口には着脱
可能の点検蓋を設け、この点検蓋に上記熱交換器の一次
通路と二次通路の流入側に装着する各フィルタの出し入
れ口を形成し、この出し入れ口により上記各フィルタを
個々に出し入れできるように構成し、上記出し入れ口を
これに入れ込んだフィルタの外側部により閉止するよう
にしたことを特徴とする熱交換換気装置。 - 【請求項2】 互いに交叉する一次通路と二次通路が小
口を除く他の四面にそれぞれ開口する六面体に構成され
た熱交換器を箱体に収め、この熱交換器の上記一次通路
に上記箱体に組込んだ排気用送風機により一次気流を通
過させ、上記二次通路に上記箱体に組込んだ給気用送風
機により二次気流を通過させて一次気流と二次気流とを
上記箱体内の全経路において独立した状態において上記
熱交換器により熱交換させて換気を行なう熱交換換気装
置であって、上記箱体を投影平面形状が略正方形の六面
体の箱体に構成し、上記熱交換器をその一次通路と二次
通路の流入側の二面が上記箱体の二本の対角線にそれぞ
れ略平行となるように箱体の片側に寄せて組込み、上記
排気用送風機と給気用送風機と、一次気流と二次気流を
流通させる経路とを上記熱交換器の小口の対角線に一致
する上記箱体の中心線に対して対称に配置し、上記一次
気流を流通させる経路の出入口を上記箱体の側面におけ
る箱体の上記対角線に対する対称位置にそれぞれ二個
と、上面における上記箱体の対角線に対する対称位置に
それぞれ一つずつ設け、上記二次気流を流通させる経路
の出入口を上記箱体の側面における箱体の上記対角線に
対する対称位置にそれぞれ二個と、上面における上記箱
体の上記対角線に対する対称位置にそれぞれ一つずつ設
け、前記熱交換器の小口が臨む面に前記熱交換器に対す
る点検口を設け、この点検口には着脱可能の点検蓋を設
け、この点検蓋に上記熱交換器の一次通路と二次通路の
流入側に装着する各フィルタの出し入れ口を形成し、こ
の出し入れ口により上記各フィルタを個々に出し入れで
きるように構成し、上記出し入れ口をこれに入れ込んだ
フィルタの外側部により閉止するようにしたことを特徴
とする熱交換換気装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30827196A JP3503369B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 熱交換換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30827196A JP3503369B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 熱交換換気装置 |
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JPH10148370A JPH10148370A (ja) | 1998-06-02 |
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ID=17979020
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JP30827196A Expired - Lifetime JP3503369B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 熱交換換気装置 |
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---|---|---|---|---|
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- 1996-11-19 JP JP30827196A patent/JP3503369B2/ja not_active Expired - Lifetime
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