JP3503363B2 - パネル構造体の固定装置 - Google Patents

パネル構造体の固定装置

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JP3503363B2
JP3503363B2 JP27321796A JP27321796A JP3503363B2 JP 3503363 B2 JP3503363 B2 JP 3503363B2 JP 27321796 A JP27321796 A JP 27321796A JP 27321796 A JP27321796 A JP 27321796A JP 3503363 B2 JP3503363 B2 JP 3503363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電に使う
ソーラーモジュール等の平板態のパネル構造体を固定す
るための固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネル構造体である例えば太陽光発電に
使うソーラーモジュールを屋根上に固定する場合、従来
から屋根上に設置する架台と、この架台上に各ソーラー
モジュールを並べてボルトを使って固定する金具とから
なる固定装置が広く適用されている。このうちの簡単な
ものは、架台上に設置した互いに隣接する一対のソーラ
ーモジュールの端部上面間に跨がって押え金具を取付
け、この押え金具に差込んだボルトで架台へ固定するよ
うにしている。
【0003】しかし、このような固定装置は押え金具の
端部がソーラーモジュールの前面に露出し外観が良くな
いため、特開平7―153983号公報に示されている
ような固定装置が多く採用されている。この種の固定装
置は、図14に示すようにソーラーモジュール40の周
側に外方へ張り出すフック状のフランジ41を具備さ
せ、隣接するソーラーモジュール40の各フランジ41
に外側から係合し、フランジ41に跨がる押えカバー4
2を前面側からボルト43により締めて架台44上に固
定するものである。この固定装置によれば、ソーラーモ
ジュール40のフランジ41は押えカバー42により覆
われ、ソーラーモジュール40が押えカバー42で縁取
りされた外観の良好な形態にソーラーモジュール40等
のパネル構造体を固定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】外観性の良い上記した
従来の固定装置は、押えカバー42にボルト43を通
し、ボルト43の先側に架台44に対する固定機能を果
たす固定金具45をねじ嵌めしておいて、押えカバー4
2を被着させてボルト43を締込んで固定するものであ
るため、ボルト43の締め込み時には押えカバー42に
より覆われボルト43の先側の様子は見えない。このた
め、ボルト43にねじ嵌めした固定金具45が、ボルト
43の締め込みにより適正な状態で架台44に対する固
定機能を果たしているのかどうかは分りずらい。
【0005】当初にボルト43に対して固定金具45が
架台44の掛止め部分に掛け止まることができる適正位
置にセットされている場合には、固定金具45はボルト
43の締め込みにより適正な状態で架台44に対する固
定機能を果たすが、固定金具45がボルト43に対して
掛止め部分に達しないような位置にセットされた場合、
15に示すようにボルト43の締め込みに伴って固定
金具45が螺進を続け、最終的にはソーラーモジュール
40のフランジ41の背面に当り、フランジ41を固定
金具45と押えカバー42とで挟み付けた状態でボルト
43の締め付けが行なわれるようなことが起きる。この
状態はソーラーモジュール40のフランジ41の変形を
招くだけでなく、架台44に対してソーラーモジュール
40が固定されていないにも拘らず、ボルト43は締ま
り押えカバー42も動かないのでソーラーモジュール4
0も固定されたような感を呈し、視認できないこともあ
って不適正なまま見過ごされ、或いは適正に固定された
ものと錯誤されることがある。
【0006】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、周側
に外方へ張り出す取付用のフランジを備えたパネル構造
体を、そのフランジに跨がる押えカバーを前面側からボ
ルトにより締めて架台上に固定する固定装置が、不適正
な状態に取付けられることを防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、周側に外方へ張り出す取付用のフ
ランジを備えたパネル構造体を、そのフランジに跨がる
押えカバーを前面側からボルトにより締めて架台上に固
定する固定装置について、その架台にはパネル構造体の
端縁を受ける受け面と、この受け面を中央で分断するボ
ルト挿通用の溝とを設け、ボルトには架台の溝内に溝方
向に向けて挿入でき、溝を横切る向きで回転が規制され
て受け面の背面側に掛け止まる固定金具を、そのねじ部
にねじ嵌め装着するとともに、この固定金具のボルトの
ねじ部に対する装着位置を、ボルトを架台の溝に挿通し
たときに架台の受け面の背面側になる位置に、ボルトの
固定操作に伴う締め込みによる力で位置決め機能を失う
位置決め手段で予め仮位置決めする手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における位置決め手段を、
ボルトの固定操作に伴う締め込みによる力で位置決め機
能を失う樹脂製のストッパーのボルトのねじ部への装着
により構成する手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1に係る前記手段における位置決め手段を、
ボルトの固定操作に伴う締め込みによる力で変形して位
置決め機能を失うスリーブのボルトのねじ部への被着に
より構成する手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1に係る前記手段における位置決め手段を、
固定金具のボルトを通すねじ孔の反挿入側に一体化さ
れ、ボルトの固定操作に伴う締め込みによる力で位置決
め機能を失う膜状部で構成する手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1に係る前記手段における位置決め手段を、
固定金具のボルトを通すねじ孔の反挿入側に貼り付けら
れ、ボルトの固定操作に伴う締め込みによる力で位置決
め機能を失うシール材で構成する手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1に係る前記手段における位置決め手段を、
固定金具のボルトを通すねじ孔の反挿入側に被着され、
ボルトの固定操作に伴う締め込みにより離脱して位置決
め機能を失うキャップで構成する手段を採用する。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図5はこの実施の形態1のパネル
構造体の固定装置を示したものである。この固定装置
は、図1に示すように太陽光発電に使用するソーラーモ
ジュール等のパネル構造体1を屋根上等に設置する際に
適用するものであり、架台2と押えカバー3とボルト4
と固定金具5により構成されている。ソーラーモジュー
ル等のパネル構造体1にはその周側の前面側に外方へ張
り出し前向きの係合溝6を有するフック状の取付用フラ
ンジ7が備えられている。
【0019】架台2は、図4に示すように中空の角パイ
プ状のアルミの押出し成形材よりなり、一面は受け面8
として構成されている。この受け面8は長手方向中央に
開設されたボルト挿通用の溝9により分断され、その溝
9側端縁には位置決め用の立上り10が一体に形成され
ている。架台2自体は、図1に示すように屋根上等の設
置場所に受け面8を前側に向け、対向する受け面8でパ
ネル構造体1の背面の下端縁を両持ちできるように配さ
れ固定される。
【0020】パネル構造体1は、この架台2上に架台2
の受け面8に背面の下端縁を載せて敷き並べられる。従
って、架台2上に敷き並べられたパネル構造体1の外周
側部は呈出(図1のA部分)しているが、内周側部は隣
接するパネル構造体1同士で突き合わされている箇所
と、架台2の溝9を挟んで略溝9の間隔で対向している
箇所(図1のB部分)とができる。
【0021】この状態の各パネル構造体1は、押えカバ
ー3を何箇所かでボルト4と固定金具5を使って架台2
に締め固定することにより架台2に固定される。押えカ
バー3は、呈出している外周側部用の外側押えカバー3
Aと、架台2の溝9を挟んで対向している内周用の内周
押えカバー3Bの二種類がある。外側押えカバー3A
は、図2,3に示すようにパネル構造体1の前面とほぼ
面一の面をなす上面11と、パネル構造体1の厚みにほ
ぼ等しい高さの側面12と、架台2の受け面8に載る下
面13とからなる略Z状断面のアルミ材により構成さ
れ、意匠面を外に向けて架台2上のパネル構造体1の外
側と当該部の架台2の受け面8とを被覆し、これらを隠
蔽する。外側押えカバー3Aの上面11の内端部には取
付用フランジ7の係合溝6に外側から係合できるフック
部14が形成され、側面の内側には架台2の立上り10
に係合できる内溝が形成されている。
【0022】内周押えカバー3Bは、図4,5に示すよ
うにパネル構造体1の前面とほぼ面一の面をなす上面1
1の両側に、隣接するパネル構造体1の各取付用フラン
ジ7の各係合溝6に外側から係合できる係合面15を有
するチャンネル状のアルミ材により構成され、そのウェ
ブ部である上面11の意匠面を外に向けて架台2上の隣
接するパネル構造体1の周側と当該部の架台2とをその
溝9を跨ぐようにして被覆し、これら全体を隠蔽する。
【0023】外側押えカバー3Aも内周押えカバー3B
も同一種類のボルト4と固定金具5とにより架台2に対
して数箇所において締め付けられ固定される。ボルト4
は外側押えカバー3Aや内周押えカバー3Bの上面11
に形成された挿通孔からねじ部16を差し込んだとき
に、先端が架台2の受け面8より奥に達する長さのねじ
部16を有し、挿通孔から差し込んだねじ部16の基部
には内側からアースワッシャとゴムワッシャ17とが嵌
め込まれる。このボルト4のねじ部16には架台2の溝
9内に溝方向に向けて挿入でき、溝9を横切る向きで内
部において回転が規制されてボルト4の締め付けととも
に螺進して受け面8の背面側に掛け止まる固定金具5
が、それぞれ一つずつ中央に設けられたナット部18に
よりねじ嵌め装着される。各ボルト4のねじ部16の先
端側には位置決め手段が設けられていて、固定金具5の
ボルト4に対する装着位置を規定している。
【0024】位置決め手段は、固定金具5が予め受け面
8の背面側に位置するように固定金具5の位置を仮位置
決めするもので、固定金具5をボルト4のねじ部16に
ねじ嵌めする装着操作に伴う力程度では、固定金具5の
螺進を妨害する位置決め機能を発揮しているが、ボルト
4の架台2に対する固定操作に伴う締め込みによる力を
受けると剥離又は破壊してその位置決め機能を失う構成
である。具体的にはボルト4のねじ部16の当該部のね
じの山と谷をつぶすように樹脂製のストッパー19が被
着されて構成されている。
【0025】これにより、ボルト4のねじ部16に固定
金具5を装着する操作における固定金具5のボルト4の
ねじ部16に対する装着位置は、作業者の任意性に委ね
られることなく適正な位置に予め仮位置決めされること
になる。固定金具5をねじ嵌めしたボルト4を固定金具
5とともに架台2の溝9内に挿入すれば、固定金具5は
位置決めされているので受け面8の背面側に確実に位置
することになる。この後、電動工具等を使ってボルト4
を前側から所定の締め付けトルクで締め付け締め増しす
れば、パネル構造体1を架台2に押え付けて固定するこ
とができる。
【0026】即ち、ボルト4が回ると固定金具5も架台
2の内部において共回りするが、その両端が架台2の内
側面に当るとその回転は規制される。回転が規制された
固定金具5はボルト4の回転とともにねじ部16を螺進
することになり、それまで位置を規定していたストッパ
ー19の位置決め機能を排除して螺進し、架台2の受け
面8の背面に当り掛け止まることになる(図5参照)。
これにより、パネル構造体1と架台2とが固定金具5と
外側押えカバー3Aや内周押えカバー3Bとにより締め
付けられて一体化され固定される。
【0027】ストッパー19が無く固定金具5のねじ部
16に対する装着位置に任意性があると、固定金具5が
受け面8の位置以上のところまでねじ込まれてボルト4
に装着されるようなことも起きる。このような状態でボ
ルト4の締め込みを行なうと、固定金具5が溝9を潜り
抜けて受け面8の表側に達し、パネル構造体1同士の間
を螺進し、最終的にはパネル構造体1の取付用フランジ
7に当って回転が規制され、取付用フランジ7を固定金
具5と外側押えカバー3Aや内周押えカバー3Bとで挟
み付けた状態でボルト4の締め付けが行なわれることに
なる。この状態では架台2に対してパネル構造体1は固
定されていないにも拘らず、ボルト4は締まり外側押え
カバー3Aも内周押えカバー3Bも動かないのでパネル
構造体1も固定されたような感を呈し、視認できないこ
ともあって不適正なまま見過ごされ、或いは適正に固定
されたものと錯誤されることがあり、パネル構造体1が
脱落する恐れもある。この実施の形態1によれば、簡素
な構成によってこのような不都合を未然に防止すること
ができ、パネル構造体1の固定作業も平易化することが
できる。
【0028】実施の形態2.図6,7はこの実施の形態
2のパネル構造体の固定装置を示したものである。図
6,7からも分るようにこの実施の形態2のものは、位
置決め手段に特徴を持つものであり、位置決め手段に係
る構成以外は前述の実施の形態1のものと同じである。
従って、図1はそのまま援用するとともに、実施の形態
1のものと同じ部分については同一の符号を用いそれら
の説明は省略する。
【0029】この固定装置は、固定金具5のボルト4の
ねじ部16に対する装着位置を予め決める位置決め手段
を、ボルト4の固定操作に伴う締め込みによる力で変形
してその位置決め機能を失うスリーブ20をボルト4の
ねじ部16に被着して構成したものである。スリーブ2
0はねじ部16の基部寄りに被着され、固定金具5をボ
ルト4のねじ部16にねじ嵌めする装着操作に伴う力程
度では、固定金具5の螺進を妨害する位置決め機能を発
揮しているが、ボルト4の架台2に対する固定操作に伴
う締め込みによる力を受けると変形又は破壊されてその
位置決め機能を失う構成である。即ち、スリーブ20の
長さの設定により固定金具5のねじ部16に対する装着
位置を予め規定することができる。
【0030】スリーブ20の材質は、基本的には上記し
た機能が得られれば樹脂でも金属等でもよいが、反復利
用ができるようにする場合は、一旦収縮しても弾性復帰
して当初の長さに戻るコイルスプリングを含む弾性材の
スリーブ20として構成すればよい。これ以外の構成及
び機能並びに利点は実施の形態1のものと同じであるの
でそれらの説明は省略する。
【0031】実施の形態3.図8,9はこの実施の形態
3のパネル構造体の固定装置を示したものである。図
8,9からも分るようにこの実施の形態3のものも、位
置決め手段に特徴を持つものであり、位置決め手段に係
る構成以外は前述の実施の形態1のものと同じである。
従って、図1はそのまま援用するとともに、実施の形態
1のものと同じ部分については同一の符号を用いそれら
の説明は省略する。
【0032】この固定装置は、固定金具5のボルト4の
ねじ部16に対する装着位置を予め決める位置決め手段
を、固定金具5のボルト4を通すナット部18のねじ孔
の反挿入側を閉止するナット部18に一体の膜状部21
で構成したものである。膜状部21は、樹脂や金属で構
成され固定金具5をボルト4のねじ部16にねじ嵌めす
る装着操作に伴う力程度では、変形したり破損したりせ
ず固定金具5の螺進を妨害する位置決め機能を発揮して
いるが、ボルトの固定操作に伴う締め込みによる力を受
けると位置決め機能を失うことになる。この固定金具5
のナット部18はいわば袋ナット状態になっているの
で、固定金具5のねじ部16への装着位置はねじ部16
の先端部に予め規定されることになる。これ以外の構成
及び機能並びに利点は実施の形態1のものと同じである
のでそれらの説明は省略する。
【0033】実施の形態4.図10,11はこの実施の
形態4のパネル構造体の固定装置を示したものである。
図10,11からも分るようにこの実施の形態4のもの
も、位置決め手段に特徴を持つものであり、位置決め手
段に係る構成以外は前述の実施の形態1のものと同じで
ある。従って、図1はそのまま援用するとともに、実施
の形態1のものと同じ部分については同一の符号を用い
それらの説明は省略する。
【0034】この固定装置は、固定金具5のボルト4の
ねじ部16に対する装着位置を予め決める位置決め手段
を、固定金具5のボルト4を通すナット部18のねじ孔
の反挿入側にシール材22を貼り付け閉止して構成した
ものである。このシール材22はボルト4の固定操作に
伴う締め込みによる力で、破れたり剥がれたりして位置
決め機能を失うように構成されている。この固定金具5
のナット部18は、実施の形態3のものと同様にいわば
袋ナット状態になっているので、固定金具5のねじ部1
6への装着位置はねじ部16の先端部に予め規定される
ことになる。ただし、実施の形態3のものより同一機能
を簡易な構成で果たさせることができる利点がある。こ
れ以外の構成及び機能並びに利点は実施の形態1のもの
と同じであるのでそれらの説明は省略する。
【0035】実施の形態5.図12,13はこの実施の
形態5のパネル構造体の固定装置を示したものである。
図12,13からも分るようにこの実施の形態5のもの
も、位置決め手段に特徴を持つものであり、位置決め手
段に係る構成以外は前述の実施の形態1のものと同じで
ある。従って、図1はそのまま援用するとともに、実施
の形態1のものと同じ部分については同一の符号を用い
それらの説明は省略する。
【0036】この固定装置は、固定金具5のボルト4の
ねじ部16に対する装着位置を予め決める位置決め手段
を、固定金具5のボルト4を通すナット部18のねじ孔
の反挿入側をキャップ23を被着して閉止して構成した
ものである。キャップ23は樹脂製や金属製の簡易なも
のでよく、ボルト4の固定操作に伴う締め込みにより離
脱して位置決め機能を失うことになる。この固定金具5
のナット部18も、実施の形態3,4のものと同様にい
わば袋ナット状態になっているので、固定金具5のねじ
部16への装着位置はねじ部16の先端部に予め規定さ
れることになる。これ以外の構成及び機能並びに利点は
実施の形態1のものと同じであるのでそれらの説明は省
略する。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【発明の効果】以上実施の形態での説明からも明らかな
ように、請求項1の発明によれば周側に外方へ張り出す
取付用のフランジを備えたパネル構造体を、そのフラン
ジに跨がる押えカバーを前面側からボルトにより締めて
架台上に固定する固定装置が不適正な状態に取付けられ
ることを防止することができる。
【0050】請求項2〜請求項6の発明によれば、請求
項1に係る前記効果が簡易な構成により得られる。
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の固定装置の適用形態を示す射
視図である。
【図2】 図1のA矢印部の固定前の状態を示す斜視図
である。
【図3】 図1のA矢印部の固定後の状態を示す斜視図
である。
【図4】 図1のB矢印部の固定前の状態を示す断面図
である。
【図5】 図1のB矢印部の固定後の状態を示す断面図
である。
【図6】 実施の形態2の固定装置の図1におけるB矢
印部の固定前の状態を示す断面図である。
【図7】 実施の形態2の固定装置の図1におけるB矢
印部の固定後の状態を示す断面図である。
【図8】 実施の形態3の固定装置の図1におけるB矢
印部の固定前の状態を示す断面図である。
【図9】 実施の形態3の固定装置の図1におけるB矢
印部の固定後の状態を示す断面図である。
【図10】 実施の形態4の固定装置の図1におけるB
矢印部の固定前の状態を示す断面図である。
【図11】 実施の形態4の固定装置の図1におけるB
矢印部の固定後の状態を示す断面図である。
【図12】 実施の形態5の固定装置の図1におけるB
矢印部の固定前の状態を示す断面図である。
【図13】 実施の形態5の固定装置の図1におけるB
矢印部の固定後の状態を示す断面図である。
【図14】 従来の固定装置を固定形態で示す断面図で
ある。
【図15】 従来の固定装置の不適正な固定状態を示す
断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−153983(JP,A) 特開 平4−165116(JP,A) 特開 平7−249878(JP,A) 特開 平7−274347(JP,A) 実開 平3−29713(JP,U) 実開 平3−80597(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/18 F16B 37/04 F16B 43/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周側に外方へ張り出す取付用のフランジ
    を備えたパネル構造体を、そのフランジに跨がる押えカ
    バーを前面側からボルトにより締めて架台上に固定する
    固定装置であって、上記架台には上記パネル構造体の端
    縁を受ける受け面と、この受け面を中央で分断するボル
    ト挿通用の溝とを設け、上記ボルトには上記架台の上記
    溝内に溝方向に向けて挿入でき、溝を横切る向きで回転
    が規制されて上記受け面の背面側に掛け止まる固定金具
    を、そのねじ部にねじ嵌め装着するとともに、この固定
    金具の上記ボルトのねじ部に対する装着位置を、上記ボ
    ルトを上記架台の溝に挿通したときに上記架台の受け面
    の背面側になる位置に、上記ボルトの固定操作に伴う締
    め込みによる力で位置決め機能を失う位置決め手段で予
    め仮位置決めしたことを特徴とするパネル構造体の固定
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、位置決め手段が、ボルトの固定操作に伴う
    締め込みによる力で位置決め機能を失う樹脂製のストッ
    パーの上記ボルトのねじ部への装着により構成されてい
    ることを特徴とするパネル構造体の固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、位置決め手段が、ボルトの固定操作に伴う
    締め込みによる力で変形して位置決め機能を失うスリー
    ブの上記ボルトのねじ部への被着により構成されている
    ことを特徴とするパネル構造体の固定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、位置決め手段が、固定金具のボルトを通す
    ねじ孔の反挿入側に一体化され、上記ボルトの固定操作
    に伴う締め込みによる力で位置決め機能を失う膜状部で
    構成されていることを特徴とするパネル構造体の固定装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、位置決め手段が、固定金具のボルトを通す
    ねじ孔の反挿入側に貼り付けられ、上記ボルトの固定操
    作に伴う締め込みによる力で位置決め機能を失うシール
    材で構成されていることを徴徴とするパネル構造体の固
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、位置決め手段が、固定金具のボルトを通す
    ねじ孔の反挿入側に被着され、上記ボルトの固定操作に
    伴う締め込みにより離脱して位置決め機能を失うキャッ
    プで構成されていることを特徴とするパネル構造体の固
    定装置。
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