JP3502607B2 - 離散型マルチトーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機 - Google Patents

離散型マルチトーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機

Info

Publication number
JP3502607B2
JP3502607B2 JP2000573052A JP2000573052A JP3502607B2 JP 3502607 B2 JP3502607 B2 JP 3502607B2 JP 2000573052 A JP2000573052 A JP 2000573052A JP 2000573052 A JP2000573052 A JP 2000573052A JP 3502607 B2 JP3502607 B2 JP 3502607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
filter
digital receiver
time domain
discrete multitone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000573052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002526981A (ja
Inventor
シェンク、ハインリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies AG
Original Assignee
Infineon Technologies AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Infineon Technologies AG filed Critical Infineon Technologies AG
Publication of JP2002526981A publication Critical patent/JP2002526981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3502607B2 publication Critical patent/JP3502607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03114Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain non-adaptive, i.e. not adjustable, manually adjustable, or adjustable only during the reception of special signals
    • H04L25/03133Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain non-adaptive, i.e. not adjustable, manually adjustable, or adjustable only during the reception of special signals with a non-recursive structure
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K9/00Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/0335Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
    • H04L2025/03375Passband transmission
    • H04L2025/03414Multicarrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、EP−A−0725509から
公知の、請求項1の前置き文に記載する、離散型マルチ
トーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機
に関する。US−A−5、962、422は、固定イコ
ライザおよび対応するイコライザ動作方法を開示してい
る。特に、本文献は、固定係数を有するデジタルフィル
タとして配置された時間域イコライザと、その前に接続
されたアナログデジタル変換器を備えたデジタル受信機
を開示している。上記フィルタは、低域フィルタ又高域
フィルタとして設計可能であり、また複数個のデジタル
フィルタで構成可能である。
【0002】離散型マルチトーン変調(DMT)−多重
搬送波変調ともいう−は、とくに直線ひずみを生じるチ
ャンネルを経由してデータを伝送するのに適した変調法
である。たとえば振幅変調はただ1つの搬送周波数だけ
を用いるが、このようないわゆる単一搬送波法に対し
て、離散型マルチトーン変調の場合は多数の搬送周波数
を用いる。個々の搬送周波数のいずれも、その振幅と位
相が直交振幅変調(QAM)によって変調される。こう
して多数のQAM変調された信号が得られる。この場合
搬送周波数ごとに、特定のビット数を伝送することがで
きる。離散型マルチトーン変調は、デジタルラジオ放送
DAB(Digital Audio Broadca
st)に用いられてOFDM(Ortohogonal
Frequency Division Multi
plex)と呼ばれ、また電話回線を経由するデータ伝
送に用いられてADSL(Asymmetric Di
gital Subscriber Line)と呼ば
れる。
【0003】ADSLの場合、DMT変調された信号を
用いて、中継局から加入者回線を経由して、アナログ接
続された加入者にデータを伝送する。この場合ETSI
(欧州電気通信標準化機構)基準およびANSI(アメ
リカ国家規格協会)基準によって、いずれの搬送周波数
もおよそ4kHzの帯域を用い、最高で15Bit/s
/Hzまで搬送することが規定されている。実際のBi
t/s/Hz数は搬送周波数ごとに異なるものとするこ
とができ、従ってデータ率と送信スペクトルを伝送チャ
ンネルに適合させることができる。
【0004】DMT伝送システムはエンコーダーを備
え、このエンコーダーは、伝送されるべきシリアルなデ
ジタルデータ信号のビットをブロックにまとめる。1つ
のブロック中の定められたビット数それぞれに、複素数
を1つずつ割り当てる。1つの複素数によって、離散型
マルチトーン変調の1つの搬送周波数fi=i/Tを表
示し、ここでi=1,2,...,N/2とする。この
場合すべての搬送周波数fiは等距離に分布している。
Tは1つのブロックの経過時間である。逆フーリエ変換
によって、複素数が表示する搬送周波数は時間域に変換
され、そこで送信されるべきDMT信号のN個のサンプ
ルを直接表示する。高速逆フーリエ変換(IFFT=I
nverse Fast Fourier Trans
formation)を実行できるように、Nに対して
は2の累乗を選択する。これにより、高速逆フーリエ変
換の手間が少なくなる。
【0005】高速逆フーリエ変換の後にサイクリック−
プレフィックスを実行し、その際サンプルの最後のM
(M<N)をもう一度ブロックの冒頭につなげる。これ
により、伝送チャンネルが生成した過渡現象が、サンプ
ルMの後、時間T・M/Nに対応して減衰する場合は、
受信機に対して周期的な信号が仮想されることになる。
受信機におけるイコライゼーションの手間は、サイクリ
ック−プレフィックスによっていちじるしく軽減され
る。伝送チャンネルの直線ひずみを除去するために、受
信機における復調後、伝送チャンネルの逆伝送機能とだ
け乗算が行われなければならないからである。このこと
は、いずれの搬送周波数に対しても、1つの複素数乗算
または4つの実数乗算を必要とする。
【0006】ADSLの場合、物理的な伝送チャンネル
は電話回線網の二線式回線(銅製対導線)である。二線
式回線は、ブロックサイズの割には過渡現象のための大
きな時間を必要とする。他方ではサイクリック−プレフ
ィックスが必要とする追加的な伝送容量は、できるだけ
小さいものとしたい。
【0007】ブロックサイズN=512の場合、ADS
LではM=32のサイクリック−プレフィックスが規定
されている。しかしM=32という数値の後、二線式回
線の過渡現象はまだ減衰していない。これにより受信機
には追加的なエラーが生じ、これは周波数域イコライザ
によっては除去できない。
【0008】このような追加的なエラーは、受信機にお
いて特別な信号処理措置により軽減することができる。
【0009】そのためには時間域イコライザ(TDEQ
=Time domain Equalizer)を復
調器の前に接続する。この時間域イコライザは、その係
数を調整できるデジタル・トランスバーサルフィルタと
いう仕様とする。時間域イコライザの任務は、伝送チャ
ンネルの過渡現象を短縮することである。このような時
間域イコライザの設計は、Al−Dhahir,N.、
Cioffi,J.M.、「Oputimum Fin
ite−Length Equalization f
or Multicarrier Transceiv
ers」、IEEE Trans.on Comm.、
Vol.44、No.1、Jan.1996に記載され
ている。しかしその欠点は、時間域イコライザとして使
用されるデジタル・トランスバーサルフィルタの備える
係数の個数が非常に多いことと、デジタル・トランスバ
ーサルフィルタの適合に手間がかかることである。係数
が20〜40というフィルタサイズの場合、毎秒約50
00万〜1億回の乗算を実行しなければならない。それ
に加えてデジタル・トランスバーサルフィルタの適合の
ために、いずれの係数をも設定しなければならない。
【0010】本発明の取り扱う技術的問題は、離散型マ
ルチトーン変調により生成された信号のためのデジタル
受信機であって、かつ高速に適合できて毎秒当たりの乗
算がより少ない時間域フィルタを備えるものを示すこと
である。
【0011】この問題は、離散型マルチトーン変調によ
り生成された信号のためのデジタル受信機であって、か
つ請求項1に記載した諸特徴を有するものにより解決さ
れる。有利な発展形をそれぞれの従属請求項に記載し
た。
【0012】本発明は、離散型マルチトーン変調により
生成された信号のためのデジタル受信機に関する。この
デジタル受信機は1つのアナログ−デジタル変換器を備
え、この変換器に離散型マルチトーン変調によって生成
された信号が導かれる。この受信機はまた、アナログ−
デジタル変換器の後ろに接続された時間域イコライザを
備える。この時間域イコライザはさらに、固定された係
数を有するデジタルフィルタを備える。この場合この固
定された係数は、適応性デジタルフィルタの場合必要と
なるような適応のための手間を必要とせず、有利であ
る。
【0013】本発明によれば、このデジタルフィルタ
は、固定された係数としてシフト演算により表示された
数値を取る。これにより手間のより少ないシフト演算
が、乗算に取って代わるのは有利である。
【0014】とくに好ましい1つの実施形態において
は、このデジタルフィルタは固定された係数として整数
値を取る。この場合整数値による演算は、浮動小数点演
算をともなう演算よりも手間がかからず、とくに有利で
ある。
【0015】1つの好ましい実施形態では、このデジタ
ル受信機は0Hzで零位点を示し、これにより伝送シス
テムのインパルス応答が短縮されて有利である。
【0016】もう1つの好ましい実施形態では、デジタ
ルフィルタが高域通過−伝送機能を備える。
【0017】1つのとくに好ましい実施形態では、デジ
タルフィルタが、多数の一次デジタルフィルタの直列回
路を備える。一次フィルタは非常に簡単に得られるので
有利である。
【0018】もう1つのとくに好ましい実施形態では、
いずれの一次デジタルフィルタも、ステータスメモリ、
シフトレジスタ、デジタル減算器およびデジタル加算機
を備える。この場合有利なのはいずれの一次フィルタも
構造が簡単なことで、手間のかかる乗算段階を必要とし
ない。
【0019】下記に各実施形態を図面とともに説明し、
本発明のそのほかの利点、特徴および応用可能性を挙げ
る。
【0020】図1はデジタル受信機12を備える伝送リ
ンクを示し、ここではDMT送信機11が離散型マルチ
トーン変調された信号を生成する。この場合の信号は搬
送周波数fiをN/2個持ち、またこれらの周波数は離
散型マルチトーン変調により生成されたものである。こ
の場合いずれの周波数も、その振幅と位相が直交振幅変
調により変調されている。信号は、DMT送信機11で
M個のサンプルのサイクリック−プレフィックスをあた
えられ、デジタル−アナログ変換により、伝送のための
アナログ信号に変換される。DMT送信機11は、信号
を伝送チャンネル1を経由してデジタル受信機12に伝
送する。
【0021】伝送チャンネル1は直線ひずみを生じるチ
ャンネルである。ADSL伝送リンクの場合、伝送チャ
ンネルは二線式回線である。伝送チャンネル1によって
生じたこのような直線ひずみは、周波数域で動作するイ
コライザにより、デジタル受信機12でふたたび除去さ
れる。
【0022】デジタル受信機12で、この信号はアナロ
グ−デジタル変換器2に導かれ、この変換器は信号をデ
ジタル数値Ukのシーケンスに変換する。
【0023】このデジタル数値Ukのシーケンスは時間
域イコライザ3に導かれる。時間域イコライザ3は、D
MT送信機11、伝送チャンネル1および時間域イコラ
イザ3自体の過渡時間の短縮に用いられる。過渡時間が
サイクリック−プレフィックス経過時間を上回る場合、
デジタル受信機12の判断回路70〜7nにエラーが生
じる。時間域イコライザ3は、伝送に用いられる周波数
域に零位点を生じることなく、過渡時間を短縮するもの
としたい。そのために時間域イコライザ3は、固定され
た係数を有するデジタルフィルタを備え、このフィルタ
は下記の伝達関数を有する(z=Uk):
【0024】これは多段デジタルフィルタの伝達関数で
あって、このフィルタは固定された係数cvを持ち、下
記の伝達関数を有するn個の第二の一次デジタルフィル
タの直列回路によって生成される。 時間域イコライザ3の伝達関数H(z)は0Hzで零位
点を示し、従って高域フィルタの伝達関数である。これ
により伝送チャンネルの過渡現象は、もっとも効果的に
短縮される。
【0025】時間域イコライザ3に生成されたデジタル
数値は、直列/並列変換器4に導かれ、この変換器はサ
イクリック−プレフィックスを除去し、高速離散型フー
リエ変換器5に導かれるブロックを生成する。
【0026】高速離散型フーリエ変換器5は、ブロック
が表示する信号を時間域から周波数域に変換する。高速
フーリエ変換器5のアウトプットにおける変換済みのブ
ロックは、いずれもN/2個の複素数を示す。いずれの
複素数によっても、離散型マルチトーン変調の搬送周波
数f1=i/T(ただしi=1,2,...,N/2)
が表示され、その際すべての搬送周波数fiは等距離に
配分されている。Tは1つのブロックの経過時間であ
る。
【0027】高速離散型フーリエ変換器5の後ろには、
搬送周波数f1,...,fN/2ごとに周波数域イコライ
ザ60,...,6mが接続され、この周波数イコライ
ザは等価化を周波数域で実行する。変換されたブロック
の複素数はいずれも1つの搬送周波数を表示するもので
あるが、上記の実行のために、この複素数に搬送チャン
ネル1の逆伝達関数を乗算する。これには、1つの複素
数乗算または4つの実数乗算を必要とする。
【0028】いずれの周波数域イコライザ6
0,...,6mも、その後ろに判断回路7
0,...,7mを1つずつ接続し、この判断回路は周
波数域イコライザ60,...,6mのアウトプット信
号から多段階的な値を生成する。
【0029】いずれの判断回路70,,,,7mも、そ
の後ろにデコーダー回路80,...,8mを1つずつ
接続し、このデコーダー回路は多段快適な値からデジタ
ル数値を生成する。
【0030】デコーダー回路80,...,8mのアウ
トプット信号は、平行して並列/直列変換器9に導か
れ、この変換器はデータ受信装置10と連結されてい
る。この並列/直列変換器9は、データ受信装置10に
デジタルデータの逐次的電流を導き、このデジタルデー
タはDMT送信機11のデジタルデータに対応する。
【0031】図2は本発明による時間域イコライザの実
施形態を示す。
【0032】この時間域イコライザは、n個の第二の一
次デジタルフィルタの直列回路を備え、この直列回路は
式(2)の伝達関数を有する。図2は、2個の第二の一
次デジタルフィルタ100および200のみを示す。そ
のほかの第二の一次デジタルフィルタは点線部分に隠れ
ている。
【0033】すべての第二の一次デジタルフィルタ10
0および200は、同じ構造である。離散型の入力値シ
ーケンスは、デジタル減算器回路101または201の
第一の反転型インプットと、平行してデジタル加算回路
103または203の第一の非反転型インプットとに導
かれる。デジタル加算器回路103または203のアウ
トプットは、第二の一次デジタルフィルタのアウトプッ
トであって、平行してデジタル減算器回路の非反転型イ
ンプットに、そしてシフトレジスタを経由してデジタル
減算器回路101または201の第二の反転型インプッ
トにフィードバックされる。シフトレジスタ104また
は204は、ビットごとの右シフトにより、離散型出力
値を乗算する。これにより離散型出力値に整数2-Lが乗
算される。デジタル減算器回路101または201のア
ウトプットは、ステータスメモリ102または202を
経由して、デジタル加算器回路103または203の第
二の非反転型インプットにつながる。ステータスメモリ
102または202は、クロックパルスの1パルス周期
分の遅延を生じ、これにより離散型インプットシーケン
スにパルスが供給されている。
【0034】L=0を選択する場合、第二のデジタルフ
ィルタ100および200は非再帰的となる。この場合
係数cvは式(2)により零となる。
【0035】ここには図示しない実施形態では、第二の
デジタルフィルタが整数2-Lにおいて異なり、この数値
をフィードバック経路における第二のデジタルフィルタ
の離散型出力値と乗算する。この実施形態では、式
(1)による係数cvがいずれの第二のデジタルフィル
タに対しても異なっており、第二のデジタルフィルタの
直列回路から得られるデジタルフィルタは、式(1)に
よる伝達関数を示す。
【0036】図3は、本発明による時間域イコライザの
6つの異なる実施形態の作用のダイヤグラムを示す。こ
のために、長さ3km、導線直径0.4mmの二線式回
路を有するADSL伝送システムにおいて、判断回路イ
ンプットでのS/N比をシミュレーションした。
【0037】時間域イコライザの影響のみを観察した。
S/N比は、ADSL伝送に用いられた全周波数域にわ
たって記録されている。この場合、伝達関数H1(z)
〜H6(z)を有する6つの異なる時間域イコライザの
いずれについても、曲線を1つずつ記した。伝達関数H
1(z)〜H6(z)は次の通り:
【0038】比較のため、時間域イコライザを用いない
場合の曲線と、32の係数(32タップ)を有する最適
化された時間域イコライザを用いた場合の曲線を記し
た。明らかに見て取れるのは、両ダイヤグラムとも低周
波数領域におけるS/N比が改善されていることであ
る。二次、三次またはそれ以上の次数のデジタルフィル
タを有する時間域イコライザの場合のS/N比は、32
の係数を有する最適化された時間域イコライザに対し
て、周波数約300kHz以降はごく僅かのデシベル数
異なるだけである。 [図面の簡単な説明]
【図1】離散型マルチトーン変調による信号のためのデ
ジタル受信機を備える伝送リンクの図である。
【図2】本発明による時間域イコライザの実施形態の図
である。
【図3】本発明の時間域イコライザの作用を示すダイヤ
グラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 1/16 H04B 1/16 Z (56)参考文献 特開 平5−268119(JP,A) 特開 平8−340315(JP,A) 欧州特許出願公開725509(EP,A 1) 米国特許5285474(US,A) Peter J. W. Mels a, Richard C. Youn ce, Charles E. Roh rs,Impulse Responc e Shortening for D iscrete Multitone Transceivers,IEEE TRANSACTIONS ON CO MMUNICATIONS,米国,1996 年12月,VOL.44, NO.12,p. 1662−1672 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00 H03H 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離散型マルチトーン変調により生成した
    信号のためのデジタル受信機(12)において、すなわ
    ち離散型マルチトーン変調により生成した信号が導かれ
    るアナログ−デジタル変換器(2)と、このアナログ−
    デジタル変換器の後ろに接続され、固定された係数(1
    04、204)を有するデジタルフィルタ(100、2
    00)を備えた時間域イコライザ(3)とを備える上記
    のデジタル受信機において、前記デジタルフィルタは、
    前記固定された係数(104、204)としてシフト演
    算によって表示することのできる数値を有していること
    を特徴とする上記のデジタル受信機。
  2. 【請求項2】 デジタルフィルタ(100、200)は
    固定された係数(104、204)として整数値を有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載のデジタル受信
    機。
  3. 【請求項3】 デジタルフィルタ(100、200)は
    0Hzで零位点を示すことを特徴とする、前記請求項の
    いずれか1項に記載のデジタル受信機。
  4. 【請求項4】 デジタルフィルタ(100、200)が
    高域通過−伝達関数を示すことを特徴とする、前記請求
    項のいずれか1項に記載のデジタル受信機。
  5. 【請求項5】 デジタルフィルタが多数の一次デジタル
    フィルタの直列接続回路を備えることを特徴とする、前
    記請求項のいずれか1項に記載のデジタル受信機。
  6. 【請求項6】 一次デジタルフィルタのいずれもが、ス
    テータスメモリ(102、202)、シフトレジスタ
    (104、204)、デジタル減算器回路(101、2
    01)およびデジタル加算器回路(103、203)を
    備えることを特徴とする、請求項に記載のデジタル受
    信機。
JP2000573052A 1998-09-28 1999-09-01 離散型マルチトーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機 Expired - Lifetime JP3502607B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19844460.5 1998-09-28
DE19844460 1998-09-28
PCT/DE1999/002752 WO2000019675A1 (de) 1998-09-28 1999-09-01 Digitaler empfänger für ein mit diskreter multiton-modulation erzeugtes signal

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002526981A JP2002526981A (ja) 2002-08-20
JP3502607B2 true JP3502607B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=7882529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000573052A Expired - Lifetime JP3502607B2 (ja) 1998-09-28 1999-09-01 離散型マルチトーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6987812B1 (ja)
EP (1) EP1118196B1 (ja)
JP (1) JP3502607B2 (ja)
KR (1) KR100440833B1 (ja)
CN (1) CN1141825C (ja)
WO (1) WO2000019675A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3515409B2 (ja) * 1999-02-19 2004-04-05 日本電信電話株式会社 Ofdm用復調回路
DE10129331B4 (de) * 2001-06-19 2016-03-10 Lantiq Deutschland Gmbh Verfahren und Schaltungsanordnung für Datenstromsender bei diskreten Mehrfachtonsystemen
WO2012029613A1 (ja) * 2010-09-01 2012-03-08 日本電気株式会社 デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタリング方法及びデジタルフィルタ装置の制御プログラム
CN110730144B (zh) * 2019-10-24 2021-05-14 电子科技大学 正交频分复用系统中基于联合检测的多音干扰消除方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2840155B2 (ja) * 1992-03-19 1998-12-24 富士通株式会社 等化方法
US5285474A (en) * 1992-06-12 1994-02-08 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford, Junior University Method for equalizing a multicarrier signal in a multicarrier communication system
EP0725509A1 (en) 1995-01-31 1996-08-07 ALCATEL BELL Naamloze Vennootschap Frequency division multiple access (FDMA) dedicated transmission system, transmitter and receiver used in such a transmission system
FR2732178A1 (fr) * 1995-03-22 1996-09-27 Philips Electronique Lab Systeme de transmission numerique muni d'un recepteur a egaliseurs cascades
TW301103B (en) * 1996-09-07 1997-03-21 Nat Science Council The time domain alias cancellation device and its signal processing method
US6266367B1 (en) * 1998-05-28 2001-07-24 3Com Corporation Combined echo canceller and time domain equalizer
EP0987864A1 (en) * 1998-09-15 2000-03-22 Alcatel Time error compensation arrangement and multi-carrier modem comprising the arrangement
US6401107B1 (en) * 1999-11-03 2002-06-04 Motorola, Inc. Method and processor for reducing computational error in a processor having no rounding support
US6674795B1 (en) * 2000-04-04 2004-01-06 Nortel Networks Limited System, device and method for time-domain equalizer training using an auto-regressive moving average model

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Peter J. W. Melsa, Richard C. Younce, Charles E. Rohrs,Impulse Responce Shortening for Discrete Multitone Transceivers,IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS,米国,1996年12月,VOL.44, NO.12,p.1662−1672

Also Published As

Publication number Publication date
KR100440833B1 (ko) 2004-07-21
US6987812B1 (en) 2006-01-17
CN1141825C (zh) 2004-03-10
EP1118196B1 (de) 2003-08-27
KR20010075443A (ko) 2001-08-09
WO2000019675A1 (de) 2000-04-06
CN1320316A (zh) 2001-10-31
JP2002526981A (ja) 2002-08-20
EP1118196A1 (de) 2001-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7623578B2 (en) Time domain equalization using frequency domain operations
US6266367B1 (en) Combined echo canceller and time domain equalizer
US6870893B2 (en) Receiver and method for avoiding intersymbol interference in a high speed transmission system
Vandendorpe et al. Fractionally spaced linear and decision-feedback detectors for transmultiplexers
JP2006512841A (ja) フィルタバンクを用いた信号処理の方法および装置
US6563841B1 (en) Per-bin adaptive equalization in windowed DMT-type modem receiver
US7561626B2 (en) Method and system for channel estimation in a data transmission system
EP1314260A2 (en) Frequency domain echo canceller
EP1420557B1 (en) Combined equalization for a DMT receiver
US6788752B1 (en) Multi-carrier transmission system
JP3502607B2 (ja) 離散型マルチトーン変調により生成した信号のためのデジタル受信機
US7463678B2 (en) Equalization scheme for DSL receivers in presence of an under-sampled or over-sampled transmit IDFT
US6687291B1 (en) Time-domain equalizer of cascaded filters for VDSL
US6781965B1 (en) Method and apparatus for echo cancellation updates in a multicarrier transceiver system
JP2001313594A (ja) Dmtシステムのタイムドメインイコライザーの係数更新方法、レシーブ方法、dmtシステム及びdmtモデム
Vaidyanathan et al. On power allocation for generalized cyclic-prefix based channel-equalizers
US7031410B1 (en) Method of noise cancellation in a signal generated by discrete multi-tone modulation and circuit for carrying out said method
JP3803340B2 (ja) 離散マルチトーン変調によって生成された信号の障害を補正するための回路構成及び方法
EP1303093B1 (en) Impuse response shortening in DMT modems
KR100346737B1 (ko) 고 전송 능력을 갖는 여파된 다중파 전송 장치 및 방법
EP1296492A1 (en) Multicarrier receiver with a sliding window Fourier transform and a Fourier transform
EP1434401A1 (en) Time domain equalization using frequency domain operations
Qiu et al. Frequency-domain compensation method for CIC filter based on OFDM modulation
WO2003079594A9 (en) Equalization scheme for dsl receivers in presence of an under-sampled or over-sampled transmit idft
EP2007092A1 (en) Cyclic filter circuit, circuit arrangement and method for filtering

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3502607

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term