JP3501852B2 - 扉のロック構造及びプリンタプロセッサ - Google Patents

扉のロック構造及びプリンタプロセッサ

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JP3501852B2
JP3501852B2 JP21508294A JP21508294A JP3501852B2 JP 3501852 B2 JP3501852 B2 JP 3501852B2 JP 21508294 A JP21508294 A JP 21508294A JP 21508294 A JP21508294 A JP 21508294A JP 3501852 B2 JP3501852 B2 JP 3501852B2
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lock
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lock plate
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孝男 福田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】プリンタプロセッサ及びプリンタ
プロセッサの写真焼付部の開口を遮光する扉のロック構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタプロセッサの写真焼付部には、
印画紙を収納したペーパマガジンが格納されている。こ
のペーパマガジンの内部に配設された駆動ローラは、写
真焼付部に設けられた駆動モータによって駆動し、収納
した印画紙をペーパマガジンの外へ送り出すようになっ
ている。送り出された印画紙は、ペーパマガジンの出口
に設けられたカッターで先端が切断され、待機するよう
になっている。
【0003】一方、写真焼付部のハウジングには、作業
用の開口が形成されており、この開口を利用して露光レ
ンズの交換等の作業を行うようになっている。また、プ
リンタプロセッサの駆動時には、この開口はイーゼルカ
バーで閉じられており、写真焼付部へ外光が浸入しない
ようにされている。
【0004】ところで、イーゼルカバーを開けたとき、
ペーパマガジンから巻き出された印画紙(ペーパマガジ
ンの出口からカッターに至るまでの部分)のカブリを防
止するため、駆動ローラを逆転させ印画紙を巻き戻す方
法が提案されている。
【0005】しかし、イーゼルカバーを開ける速度によ
っては、印画紙をペーパマガジンの中へ巻き戻す前に写
真焼付部へ外光が浸入し、印画紙にカブリを生じること
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、イーゼルカバーのロック解除開始からロック解除
完了までに、印画紙を確実にペーパマガジンへ巻き戻す
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプリン
タプロセッサは、扉が開放されると、装置内部機能を停
止させるプリンタプロセッサにおいて、扉開放動作が開
始されると、装置内部機能を維持できる状態にした後、
扉を開放可能とすることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載のプリンタプロセッサは、
扉が開放されるとペーパーのかぶりを防止する機能を備
えたプリンタプロセッサにおいて、扉開放動作が開始さ
れると、ペーパーのかぶりを防止できる状態にして、扉
を開放可能とすることを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の扉のロック構造は、印画
紙を収納するペーパマガジンが格納された写真焼付部の
開口を遮光する扉のロック構造において、前記に設け
られる掛止部と、前記写真焼付部に配設され前記掛止部
をロックするロック手段と、前記ロック手段を駆動する
駆動手段と、ロック解除スイッチが押されると同時に前
記ペーパマガジンの送り出し機構を逆転させ、且つロッ
ク解除スイッチが押されて所定時間経過後、前記駆動手
段を駆動させる制御手段と、を有することを特徴として
いる。
【0010】請求項4に記載の扉のロック構造は、印画
紙を収納するペーパマガジンが格納された写真焼付部の
開口を遮光する扉のロック構造において、前記に設け
られ押し引き操作可能で且つ回転可能な摘み部と、前記
摘み部の操作によって摘み部の軸方向へ移動し且つ回転
するロックプレートと、前記写真焼付部に配設され前記
摘み部の押しあるいは引き操作によってロックプレート
の回転を許容し、摘み部の回転操作によってロックプレ
ートの掛止状態を解除する掛止体と、前記ロックプレー
トの押しあるいは引き操作によって作動し前記ペーパマ
ガジンの送り出し機構を逆転させるスイッチと、を有す
ることを特徴としている。
【0011】請求項5に記載の扉のロック構造は、印画
紙を収納するペーパマガジンが格納された写真焼付部の
開口を遮光する扉のロック構造において、前記に設け
られ回転可能な摘み部と、前記摘み部の回転速度を規制
する回転力負荷手段と、前記摘み部の操作によって回転
するロックプレートと、前記摘み部の回転操作によって
ロックプレートの掛止状態を解除する掛止体と、前記ロ
ックプレートの回転によって作動し前記ペーパマガジン
の送り出し機構を逆転させるスイッチと、を有すること
を特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載のプリンタプロセッサでは、扉
開放動作が開始されると、すぐに装置内部機能を停止さ
せることなく、装置内部機能を維持できる状態にした後
に、扉を開放可能とする。これにより、扉を直ぐに開放
することにより生じる装置内部機能の障害を回避でき
る。
【0013】請求項2に記載のプリンタプロセッサは、
扉開放動作が開始されると、ペーパーのかぶりを防止で
きる状態にして、扉を開放可能とする。このため、扉が
直ぐに開放されることによって生じるペーパーのかぶり
を防止することができる。
【0014】請求項3に記載の扉のロック構造では、開
閉自在のが写真焼付部の開口を遮光している。この
には、掛止部が設けられており、写真焼付部に配設され
たロック手段でロックされている。
【0015】ここで、ロック解除スイッチを押すと、制
御手段が、リアルタイムでペーパマガジンの送り出し機
構を逆転させ、印画紙をペーパマガジン内へ巻き戻す。
また、ロック解除スイッチが押されて所定時間経過する
と、駆動手段が駆動されてロック手段と掛止部とのロッ
ク状態が解除される。
【0016】このように、のロック状態が解除され開
放可能となるまで、所定の時間が確保されているので、
扉を開ける速度に関係なく印画紙はペーパマガジンの中
へ確実に巻き戻されカブルことがない。
【0017】請求項4に記載の扉のロック構造では、
に設けられた摘み部にロックプレートが備えられてお
り、摘み部を操作することによって、ロックプレートが
摘み部の軸方向へ移動し、また回転する。
【0018】このロックプレートは、摘み部の軸方向へ
移動され、次に、回転されることによって、初めて写真
焼付部に配設された掛止体から掛止状態が解除されるよ
うになっている。また、ロックプレートの摘み部の軸方
向への移動によって、スイッチが作動し、ペーパマガジ
ンの送り出し機構が逆転して、印画紙がペーパマガジン
内へ巻き戻されるようになっている。
【0019】すなわち、摘み部の押しあるいは引き動作
から、ロックプレートが回転動作に至って掛止状態が解
除されるまで、機構的に所定の時間が必要となる。従っ
て、この間に、印画紙はペーパマガジンの中に確実に巻
き戻されカブルことがない。
【0020】請求項5に記載の扉のロック構造では、油
圧ダンパー等の回転力負荷手段によって、に設けられ
た摘み部の回転速度が規制されている。
【0021】従って、摘み部の回転操作から、ロックプ
レートが回転して掛止状態を解除されるまで、機構的に
所定の時間が必要となる。従って、この間に、スイッチ
が作動し、ペーパマガジンの送り出し機構が逆転して、
印画紙がペーパマガジン内へ巻き戻される。
【0022】
【実施例】図7には第1実施例に係るのロック構造が
採用されたプリンタプロセッサ10の概略が示されてい
る。 (プリンタプロセッサの概略説明) プリンタプロセッサ10のプリンタ部を構成する写真焼
付部12は、印画紙Pが収納されたペーパマガジン14
を装填できる構造とされている。ペーパマガジン14か
ら送り出された印画紙Pは、カッタ16で所望の長さに
切断された後に、吸着ベルト18に乗せられて露光光線
の光軸S上へ搬送停止される。
【0023】この吸着ベルト18には、全域に渡って多
数の小孔が形成されており、ダクト20の上面に形成さ
れた小孔を通じて、吸引ファン22から印画紙Pを吸着
する吸引力が付与されるようになっている。
【0024】プリンタプロセッサ10のケーシング10
Aの上面には、光源24が配設された光源ボックス26
が設けられている。この光源ボックス26の側壁は開口
され、この開口へ拡散ボックス28が挿入されている。
この拡散ボックス28の中には、ミラー及び拡散板が設
けられており、光源24の光量が出口で多く且つフラッ
トとなるように構成されている。
【0025】この拡散ボックス28の屈曲部において、
光源ボックス26内に配置された3組のCCフィルター
30で色調が調整された光源の光線が、水平方向から鉛
直方向へ屈曲される。
【0026】鉛直方向へ屈曲された光線は、ケーシング
10Aに置かれたネガキャリア32にセットされたネガ
フィルムNを透過して露光光線となる。この露光光線
は、露光レンズユニット34を通過して下域へ配置され
ている印画紙Pの上に、ネガフィルムNの画像を結像さ
せるようになっている。
【0027】ここで、ブラックシャッター35が開い
て、画像の焼付けが終了した印画紙Pは、案内ローラ3
6と押さえローラ38との間に挟持されて、搬送路40
を介して、現像、漂白定着、及び水洗の各処理を行う処
理槽42へ搬送される。
【0028】最後に水洗槽で水洗処理された印画紙Pは
上部に配設された乾燥処理部44へ搬送される。乾燥処
理部44において乾燥処理された印画紙Pは、搬送方向
切り換え機構が設けられた搬送路46を通って、排出口
48か濃度測定ユニット50を経由して機外へ排出され
る。 (のロック構造) 図3に示すように、としてのイーゼルカバー52は、
写真焼付部12の開口12Aに開閉可能に軸支され、開
口12Aを遮光するようになっている。このイーゼルカ
バー52のヒンジ部には、図示しないトーションスプリ
ングが配設されており、イーゼルカバー52を開放方向
へ付勢している。
【0029】また、イーゼルカバー52の表面には、把
手54が形成され、オペレータが指先を引っ掛かけ開け
ることができるようになっている。この把手54の裏側
には、チャンネル状のフック56が写真焼付部12に向
かって突設されている。このフック62は、イーゼルカ
バー52の閉止状態で、写真焼付部12に設けられた取
付プレート56の挿入口58へ入り込むようになってい
る。また、フック62の上面には、矩形状の掛止口60
が開口されている。
【0030】図1及び図2に示すように、取付プレート
56の裏面には、ハット形状のロックプレート64が挿
入口58の上側にねじ止めされており、取付プレート5
6とロックプレート64との間にガイド口66を形成し
ている。
【0031】このガイド口66には、ガイド板72が挿
入されている。このガイド板72は、掛止口60へ挿入
されるチャンネル状のロック爪68を構成するベース板
70から延出している。また、ベース板70の表面と当
接するように、ロックプレート64から下方へ押え板7
4が延設されている。これによって、ロック爪68が矢
印A方向に上下するときの取付プレート56に対するガ
タ付きが規制されている。
【0032】一方、ロック爪68を構成する一対の側板
76の下端は斜めにカットされ、写真焼付部12側に向
かって傾斜するテーパー面76Aが形成されている。こ
のテーパー面76Aの機能によって、フック62の角部
62Aが当たったとき、ロック爪68が押し上げられ
る。なお、側板76の内面には、押え板74の幅方向の
端部が当接しており、ロック爪68が矢印B方向へガタ
付かないようになっている。
【0033】また、ロックプレート64の上方には、ソ
レノイド78が取付けられている。このソレノイド78
のプランジャー80には、ブラケット82が固定されて
おり、このブラケット82とベース板70の下端から水
平方向へ突設された板片84とがスプリング86で連結
されている。このスプリング86は、自由状態でブラケ
ット82と板片84とを連結しており、ソレノイド78
が通電されず、プランジャー80が押し出ている状態
で、ロック爪68を挿入口58より上に引き上げてい
る。
【0034】図5に示すように、プリンタプロセッサ1
0に設けられたイーゼルカバー52のロック解除スイッ
チ88(図3参照)は、制御装置90に接続されてい
る。この制御装置90には、駆動モータ94が接続され
ており、ロック解除スイッチ88が押されると、印画紙
Pを巻き戻すためにリアルタイムで駆動ローラ92を逆
転させ、カッター16とペーパマガジン14との間にあ
る印画紙Pをペーパマガジン14内へ収納する(図7参
照)。
【0035】また、制御装置90には、リレー96を介
してソレノイド78が接続されている。ここで、本実施
例では、オペレータがロック解除スイッチ88を押して
から約2秒後にソレノイド78が通電され、約2秒後に
通電が止められるように設定されている。
【0036】次に、本実施例に係るイーゼルカバーの作
用を説明する。
【0037】図1及び図4に示すように、イーゼルカバ
ー52が閉じられ開口12Aを遮光している状態では、
ソレノイド78は通電されておらず、プランジャー80
は押し出ている。このとき、ロック爪68は、イーゼル
カバー52に取付けられたフック62の掛止口60へ挿
入され、イーゼルカバー52を閉止状態でロックしてい
る。
【0038】ここで、オペレータがロック解除スイッチ
88を押すと、制御装置90がリアルタイムで駆動モー
タ94を逆転させ、駆動ローラ92を逆転して、カッタ
ー16とペーパマガジン14との間にある印画紙Pをペ
ーパマガジン14内へ収納する(図7参照)。
【0039】一方、制御装置90は、ロック解除スイッ
チ88が押されて約2秒後、ソレノイド78に通電す
る。このように、ソレノイド78に通電するタイミング
を遅らし、駆動ローラ92を逆転させることで、イーゼ
ルカバー52が開放されるまでに、印画紙Pが確実に巻
き戻される。
【0040】一方、ソレノイド78が通電されると、図
2に示すように、プランジャー80が引き上げられ、ス
プリング86を介して、ロック爪68が掛止口60から
引き抜かれる。これによって、イーゼルカバー52のヒ
ンジ部に設けられたトーションスプリング(図示省略)
の付勢力で、イーゼルカバー52が自動的に開放する。
【0041】また、ソレノイド78が通電され約2秒経
過すると、通電が止められ、プランジャー80が押し出
され、ロック爪68が取付プレート56の挿入口58と
対面する。
【0042】従って、イーゼルカバー52を再び閉じる
と、フック62の角部62Aがロック爪68のテーパー
面76Aと摺動し、ロック爪68を上方へ押し上げる。
次に、ロック爪68の先端へ、掛止口60の縁部が至る
と、掛止口60の中へロック爪68が落下して、イーゼ
ルカバー52を閉止状態でロックする。
【0043】次に、第2実施例に係るのロック構造を
説明する。
【0044】第2実施例では、第1実施例とは異なり、
機構的に駆動ローラ92を逆転させ、印画紙を巻き戻す
までにイーゼルカバー100のロックが解除されないよ
うになっている。
【0045】図6に示すように、イーゼルカバー100
の表面には、円形の凹部102が形成されており、この
凹部102の底面には、貫通孔104が形成されてい
る。凹部102には、ノブソケット106の大径部10
8が嵌め込まれており、また、貫通孔104へは、ノブ
ソケット106の小径部110が貫通している。この小
径部110の先端の外周面はねじ切られており、筒状の
ケーシング112の開口部が写真焼付部12側から螺合
されている。これによって、ノブソケット106がイー
ゼルカバー100に固定されている。
【0046】一方、ノブソケット106の大径部108
には、表面に摘み部が設けられた円板状のノブ114が
回転可能に配設されている。このノブ114の軸部から
延設する円柱形のシャフト116が小径部110を貫通
し、ケーシング112の中に至っている。このシャフト
116の先端には、長板状のロックプレート120の一
端が固定され、他端はケーシング112の外周面に沿っ
て形成された長孔118から突出している。
【0047】この長孔118の孔幅は、ロックプレート
120の板厚より大きく、シャフト116がケーシング
112の軸方向へ移動することを許容している。また、
ケーシング112の底面には、圧縮ばね122が設けら
れており、シャフト116の端部と当たって、シャフト
116を大径部108側へ付勢している。このため、ロ
ックプレート120は、長孔118のイーゼルカバー1
00側の孔壁118Aと当接し、ノブ114の裏面は、
ノブソケット106の大径部108の底面から浮いた状
態となっている。
【0048】一方、写真焼付部12の開口縁には、掛止
具124が取付けられている。この掛止具124は、開
口縁に固定されたベース板130の上下部から張り出
す、板体126、128を備えている。この板体12
6、128の先端は、ベース板130と平行に対面する
立板132で連結されている。
【0049】この立板132とベース板130との間に
は、略中央部がベース板130側へ凹設されたクランク
状の掛止板134が、板体126と板体128とに架け
渡されている。この掛止板134の凹設した部分は掛止
部136とされ、長孔118の孔壁118Aに当接した
状態のロックプレート120が嵌まり込んでいる。従っ
て、この位置でロックプレート120は回転できないよ
うになっている。
【0050】また、掛止具124と隣接して、スイッチ
138が設けられている。このスイッチ138のレバー
140は、ロックプレート120側に付勢された状態
で、ロックプレート120に当たっており、ロックプレ
ート120が矢印A方向へ移動すると作動し、駆動ロー
ラ92(図7参照)を逆転させる駆動モータに信号を送
るようになっている。
【0051】次に、本実施例の作用を説明する。
【0052】図5に示すように、イーゼルカバー100
が閉じられた状態では、実線で示されるロックプレート
120が圧縮ばね122の付勢力で、長孔118の孔壁
118Aに当たっている。このとき、ロックプレート1
20の先端部は、掛止板134の掛止部136に係合し
ているので、ノブ114を回してもシャフト116は回
転しない。
【0053】ここで、ノブ114を圧縮ばね122の付
勢力に抗してイーゼルカバー100に向かって押し込む
と、ロックプレート120の先端部が、掛止部136か
ら離れると同時に、スイッチ138のレバー140から
離れる。これによって、駆動ローラ92を逆転させる信
号が駆動モータに送られ、カッター16とペーパマガジ
ン14との間にある印画紙Pをペーパマガジン14内へ
収納される。(図2参照)。
【0054】また、ノブ114を押し込むことによっ
て、ロックプレート120は初めて回転可能となる。こ
こで、ノブ114を回すと、ロックプレート120が掛
止具124から離れて、2点鎖線で示すように、立直し
た状態で写真焼付部12の開口縁から退避する。これに
よって、イーゼルカバー100が開放可能となる。
【0055】このように、本実施例では、イーゼルカバ
ー100を開放するためには、ノブ114を押し込ん
で、その後回転させるという操作をオペレータに強要す
ることで、印画紙Pを巻き取る時間を稼ぐことができ
る。
【0056】なお、イーゼルカバー100を閉止すると
きは、上記説明した手順を逆の手順を踏めばよい。ま
た、本実施例では、ノブ114を押し込むようにした
が、引っ張りその後回転させるような構造でも構わな
い。
【0057】また、第2実施例では、ノブ114の押し
込み操作、あるいは引っ張り操作によって、印画紙Pを
巻き取る時間を稼ぐようにしたが、ノブ114の回転軸
に油圧ダンパーを取付け、ロックプレート120の回転
開始と同時にスイッチ138を作動させ、ロックプレー
ト120が掛止具124から解除されるまでに所定の時
間がかかるようにしてもよい。
【0058】このように、油圧ダンパーがノブ114の
回転速度を規制するという機能を利用することで、イー
ゼルカバー100のロック構造を単純化できる。
【0059】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、イーゼル
カバーのロック解除開始からロック解除完了までに、印
画紙を確実にペーパマガジンへ巻き戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る扉のロック構造を示す斜視図
である。
【図2】第1実施例に係る扉のロック構造を示す斜視図
である。
【図3】第1実施例に係る扉のロック構造のイーゼルカ
バーの開放状態を示す斜視図である。
【図4】第1実施例に係る扉のロック構造のイーゼルカ
バーを閉止した状態を示す斜視図である。
【図5】第1実施例に係る扉のロック解除機構を示した
ブロック図である。
【図6】第2実施例に係る扉のロック構造を示す斜視図
である。
【図7】プリンタプロセッサの全体構成を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
14 ペーパマガジン 52 イーゼルカバー() 62 フック(掛止部) 68 ロック爪(ロック手段) 78 ソレノイド(駆動手段) 88 ロック解除スイッチ 90 制御装置(制御手段) 100 イーゼルカバー() 114 ノブ(摘み部) 120 ロックプレート 124 掛止具(掛止体) 138 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−45443(JP,A) 実開 昭62−119339(JP,U) 実開 昭63−39225(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/00 - 27/80

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉が開放されると、装置内部機能を停止
    させるプリンタにおいて、 扉開放動作が開始されると、装置内部機能を維持できる
    状態にした後、扉を開放可能とすることを特徴とするプ
    リンタプロセッサ。
  2. 【請求項2】 扉が開放されるとペーパーのかぶりを防
    止する機能を備えたプリンタプロセッサにおいて、 扉開放動作が開始されると、ペーパーのかぶりを防止で
    きる状態にして、扉を開放可能とすることを特徴とする
    プリンタプロセッサ。
  3. 【請求項3】 印画紙を収納するペーパマガジンが格納
    された写真焼付部の開口を遮光する扉のロック構造にお
    いて、 前記に設けられる掛止部と、前記写真焼付部に配設さ
    れ前記掛止部をロックするロック手段と、前記ロック手
    段を駆動する駆動手段と、ロック解除スイッチが押され
    ると同時に前記ペーパマガジンの送り出し機構を逆転さ
    せ、且つロック解除スイッチが押されて所定時間経過
    後、前記駆動手段を駆動させる制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする扉のロック構造。
  4. 【請求項4】 印画紙を収納するペーパマガジンが格納
    された写真焼付部の開口を遮光する扉のロック構造にお
    いて、 前記に設けられ押し引き操作可能で且つ回転可能な摘
    み部と、前記摘み部の操作によって摘み部の軸方向へ移
    動し且つ回転するロックプレートと、前記写真焼付部に
    配設され前記摘み部の押しあるいは引き操作によってロ
    ックプレートの回転を許容し、摘み部の回転操作によっ
    てロックプレートの掛止状態を解除する掛止体と、前記
    ロックプレートの押しあるいは引き操作によって作動し
    前記ペーパマガジンの送り出し機構を逆転させるスイッ
    チと、を有することを特徴とする扉のロック構造。
  5. 【請求項5】 印画紙を収納するペーパマガジンが格納
    された写真焼付部の開口を遮光する扉のロック構造にお
    いて、 前記に設けられ回転可能な摘み部と、前記摘み部の回
    転速度を規制する回転力負荷手段と、前記摘み部の操作
    によって回転するロックプレートと、前記摘み部の回転
    操作によってロックプレートの掛止状態を解除する掛止
    体と、前記ロックプレートの回転によって作動し前記ペ
    ーパマガジンの送り出し機構を逆転させるスイッチと、
    を有することを特徴とする扉のロック構造。
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