JP3501167B2 - ワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機 - Google Patents

ワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機

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JP3501167B2
JP3501167B2 JP31117293A JP31117293A JP3501167B2 JP 3501167 B2 JP3501167 B2 JP 3501167B2 JP 31117293 A JP31117293 A JP 31117293A JP 31117293 A JP31117293 A JP 31117293A JP 3501167 B2 JP3501167 B2 JP 3501167B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるヘッドホン
ステレオに適用して好適なワイヤレス式オーディオ機器
及びその受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ウォークマン(登録商標)のようなヘッ
ドホン式カセットプレーヤ(以下、単に「プレーヤ」と
呼ぶ)として、そのプレーヤとヘッドホンとの間を、ワ
イヤレス方式にしたものが考えられている。
【0003】図7は、そのワイヤレス式のプレーヤの一
例の外観を示す斜視図で、1はプレーヤ、2はそのヘッ
ドホン用の専用受信機である。
【0004】そして、プレーヤ1において、再生時、テ
ープカセット(図示せず)から左及び右チャンネルのス
テレオオーディオ信号L、Rが再生され、この信号L、
Rが所定の周波数のFM信号SL、SRに変換され、この
信号SL、SRが受信機2へと送信される。
【0005】そして、受信機2においては、プレーヤ1
からのFM信号SL、SRが受信されると、この信号S
L、SRから音声信号L、Rが復調され、この信号L、R
がヘッドホン3の左右の音響ユニット3L、3Rにそれ
ぞれ供給される。
【0006】なお、受信機2は、名刺の半分ないしそれ
以下の大きさとすることができる。また、受信機2をプ
レーヤ1から離して使用できる距離は、電波法、及び近
くの人が同様のワイヤレス式プレーヤを使用している場
合などを考慮して1.5m程度とされる。
【0007】したがって、このワイヤレス式プレーヤに
よれば、例えば通勤の電車の中などでカセットを聴く場
合、プレーヤ1はカバンやバッグなどに入れておき、受
信機2を上着の胸ポケットに入れたり、クリップにより
ネクタイなどに留めて使用することができ、ヘッドホン
3のコードがじゃまになることがない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なプレーヤ1においては、一般に、その電源として2次
電池が使用されるとともに、その2次電池として、Ni
-Cd電池(ニッケル・カドミウム電池)が使用されて
いる。そして、このNi-Cd電池の公称出力電圧は1.2
V、公称容量は600mAh程度である。
【0009】また、受信機2にも同様のNi-Cd電
池、あるいはプレーヤ1に使用される電池よりも小型の
Ni-Cd電池が使用されている。そして、図7に破線
で示すように、プレーヤ1に使用されるNi-Cd電池
1Bも、受信機2に使用されるNi-Cd電池2Bも、
ガム型電池と呼ばれ、偏平で細長い直方体に形成されて
いる。
【0010】ところが、受信機2に使用されている電池
2Bは、受信機2の体積の1/3近くを占めてしまうの
で、受信機2を小型化することができない。
【0011】そこで、電池2Bを、より小型のコイン型
あるいはボタン型にすることにより、受信機2を小型化
することが考えられる。
【0012】しかし、電池2Bの形状を変更すると、新
しい形状の電池2Bに対応した充電装置を用意する必要
があり、コストアップや、在庫管理などの問題が生じて
しまう。
【0013】また、電池2Bを小型化すると、その容量
が減少するので、外出先、例えば通勤の途中で、電池2
Bがカラになる可能性が増えてしまう。そして、このよ
うなトラブルに対処するには、予備の電池2Bを別に持
ち歩く必要があるが、これは煩わしい。
【0014】この発明は、以上のような問題点を一掃し
ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、記録媒体からオーディオ信号を再生し、この再生し
たオーディオ信号L、Rを送信するワイヤレス式オーデ
ィオ機器1と、このワイヤレス式オーディオ機器1の送
信してきたオーディオ信号L、Rを受信してヘッドホン
3に供給する受信機2とにおいて、2次電池41が所定
の容器42に収納されて電池パック4が構成され、この
電池パック4をワイヤレス式オーディオ機器1にセット
したときには、このワイヤレス式オーディオ機器1の動
作電圧の一部が、2次電池41に、その充電電圧として
供給され、電池パック4を受信機2にセットしたときに
は、2次電池41の電圧が、受信機2に、その動作電圧
として供給されるようにしたものである。
【0016】
【作用】電池パック4を、プレーヤ1にセットすると、
このプレーヤ1の充電回路10により充電され、この充
電された電池パック4を受信機2にセットすると、この
電池パック4の電圧が、受信機2にその動作電圧として
供給される。
【0017】
【実施例】図1は、この発明によるワイヤレス式カセッ
トプレーヤの一例の外観を示す斜視図で、1はプレー
ヤ、2はそのヘッドホン用の専用受信機である。
【0018】そして、これらプレーヤ1及び受信機2の
信号系は、上述のように構成されている。すなわち、プ
レーヤ1において、再生されたステレオオーディオ信号
L、Rが、所定の周波数のFM信号SL、SRに変換さ
れ、この信号SL、SRが受信機2へと送信される。そし
て、受信機2においては、そのFM信号SL、SRから音
声信号L、Rが復調され、この信号L、Rがヘッドホン
3の左右の音響ユニット3L、3Rにそれぞれ供給され
る。
【0019】また、プレーヤ1及び受信機2において、
4は電池パックを示す。この電池パック4は、詳細を後
述するように、内部にボタン型ないしコイン型の2次電
池を有し、プレーヤ1にセットされたときには充電さ
れ、受信機2にセットされたときには、その動作電源と
なるものである。このため、この電池パック4は、例え
ば図2に示すように構成されている。
【0020】すなわち、図2は、その電池パック4の断
面を拡大して示すもので、41は内蔵されている2次電
池、この例においては、Ni-Cd電池である。この電
池41は、例えば図5に示すように、全体がボタン型な
いしコイン型に形成され、すなわち、偏平の円柱状に形
成されている。また、電池41は、一方の底面41Mが
−極とされ、この底面41Mを除いた面41Pが+極と
されている。
【0021】なお、この例においては、電池41はNi
-Cd電池であるから、その公称出力電圧は1.2Vである
が、その公称容量は例えば100mAhとされる。
【0022】さらに、電池パック4において、42は電
池収納部で、これは金属部材により、全体がカップ状に
形成され、その外周面にねじ溝42Aが形成されるとと
もに、底面に透孔42Bが形成されている。
【0023】そして、この収納部42の内部に電池41
が収納されるとともに、収納部42の開口部に弾性を有
する円形の金属端子板43が配されている。この場合、
電池41は、その−極41Mが透孔42Bに臨むように
収納され、端子板43は電池41の+極41Pの底面に
弾性的に接する状態とされている。また、44は、円筒
状の絶縁エスカッションであり、これにより電池41の
−極41Mが、収納部42に電気的に接しないようにさ
れている。
【0024】そして、このように配された部品41〜4
4に対し、収納部42の開口部側を覆うように、つまみ
45が設けられている。この場合、つまみ45は、プラ
スチック材により円盤状に形成され、その一方の底面
が、収納部42の開口部側を覆うように、インサートモ
ールドあるいはねじ込みなどの方法により、部品41〜
44に一体化されている。
【0025】したがって、電池41の+極41Pは、端
子板43を通じて収納部42に電気的に接続され、電池
41の−極41Mは、透孔42Bを通じて電気的に直接
接続することができることになる。
【0026】なお、電池パック4は、一般には、2つ用
意しておく(プレーヤ1と、受信機2と、2つの電池パ
ック4、4とを、1組とする)。
【0027】一方、プレーヤ1及び受信機2において、
電池パック4のセットされる収納部50は、例えば図3
に示すように構成されている。
【0028】すなわち、図3は、その電池パック収納部
50の断面を拡大して示すもので、51は本体(プレー
ヤ1あるいは受信機2)のプラスチックケースで、この
ケース51には、凹部51Aが形成されている。この場
合、凹部51Aは、その開口が円形で、一部がケース5
1の側面により欠けるような位置に形成されている。
【0029】そして、凹部51Aの底面には、受容部5
2が埋め込まれている。この受容部52は、金属部材に
より、全体がカップ状に形成され、その開口部が凹部5
1Aに臨んでいる。また、受容部52の内周面には、ね
じ溝42Aに対応するねじ溝52Aが形成されるととも
に、底面には透孔52Bが形成され、受容部52の外側
底面には、ラグ端子53が例えば溶接されている。
【0030】さらに、54は端子で、これは、弾性を有
する例えば金属帯によりL字状に形成され、その一部が
ねじ55によりケース51に固定されている。さらに、
この端子54の先端が、受容部52の透孔52Bを通じ
て受容部52の内部に臨んでいる。
【0031】そして、この電池パック収納部50が、プ
レーヤ1に形成されている場合には、スイッチ56が設
けられ、そのアクチュエータ56Aが、透孔52Bを通
じて受容部52の内部に臨んでいる。
【0032】さらに、この電池パック収納部50が、プ
レーヤ1に形成されている場合には、ラグ端子53及び
端子54が、後述する充電回路10の出力ラインに接続
されている。また、この電池パック収納部50が、受信
機2に形成されている場合には、ラグ端子53及び端子
54が、その受信機2の受信回路20の電源入力ライン
に接続されている。
【0033】図6は、充電回路10の一例を示す。この
充電回路10は、電池41を充電するため、プレーヤ1
に設けられているものである。
【0034】すなわち、図6において、11は電源用の
2次電池で、この例においては、Ni-Cd電池であ
る。そして、この電池11は、図7の電池1Bと同様、
ガム型電池であり、偏平で細長い直方体に形成されてい
る。また、電池11はNi-Cd電池であるから、その
公称出力電圧は1.2Vであるが、その公称容量は例えば6
00mAhとされている。
【0035】そして、この電池11の出力電圧が、テー
プカセットからオーディオ信号L、Rを再生してFM信
号SL、SRに変換して送信する再生回路12と、システ
ムコントロール用のマイクロコンピュータ13とに、そ
れらの動作電圧として供給される。また、電池11の出
力電圧が、DC-DCコンバータ14に供給されて所定
の直流電圧に変換され、この変換された直流電圧が、再
生回路12及びマイコン13の必要個所にそれぞれ供給
されて使用される。例えばLEDの点灯に使用される。
【0036】さらに、DC-DCコンバータ14におい
て、電池11の出力電圧が、1.4V程度の充電電圧V14
に変換され、この電圧V14がラグ端子53に供給され
る。また、端子54と、電池11及び回路12〜14の
接地ラインとの間に、電流値検出用の小さな値の抵抗器
15が直列接続されるとともに、この抵抗器15に得ら
れる電圧V15が、マイコン13に内蔵されているA/D
コンバータ(図示せず)に供給される。また、スイッチ
56の出力もマイコン13に供給される。
【0037】このような構成によれば、図4に示すよう
に、ねじ溝42A、52Aにより、電池パック4を、プ
レーヤ1の収納部50にねじ込んでプレーヤ1に固定す
ることができる。なお、電池パック4をねじ込むとき、
図1に示すように、つまみ45の外周面が、プレーヤ1
のケース51の側面からはみ出すので、つまみ45を指
の腹の部分で回してねじ込むことができる。
【0038】そして、電池パック4をねじ込んだ状態で
は、電池41の+極41Pが、端子板43−収納部42
−受容部52の電流ラインを通じて、ラグ端子53に接
続される。また、端子54の先端が、受容部52の透孔
52B及び収納部42の透孔42Bを通じて電池41の
−極41Mに直接接触し、その−極41Mが端子54に
直接接続される。すなわち、図6に示すように、端子5
3と端子54との間に、電池パック4の電池41が接続
されることになる。
【0039】さらに、このとき、電池パック4がセット
されたことにより、アクチュエータ56Aを通じてスイ
ッチ56が例えばオフからオンになる。
【0040】すると、このスイッチ56がオンになった
ことがマイコン13により検出され、マイコン13は電
池パック4がセットされたとみなし、DC-DCコンバ
ータ14に、充電電圧V14の形成を許可する。この結
果、コンバータ14からは、充電電圧V14が出力され、
これは端子53、54を通じて電池パック4の電池41
に供給される。したがって、プレーヤ1に電池パック4
をセットすると、その電池41の充電が開始される。
【0041】そして、この充電中、抵抗器15にその充
電電流が流れ、その充電電流の大きさが電圧V15として
検出されるとともに、この検出電圧V15がマイコン13
に供給される。そこで、マイコン13により、その検出
電圧V15にしたがってコンバータ14が制御され、電池
41の充電電流の大きさは、例えば0.3Cに制御され
る。この例においては、電池41の容量は100mAhであ
るから、充電電流の大きさは、30mAに制御される。
【0042】そして、この充電が(余裕を見て)4時間
実行されると、電池41は満充電状態となるので、マイ
コン13によりコンバータ14が制御されて充電電圧V
14は出力されなくなる。
【0043】こうして、プレーヤ1に電池パック4をセ
ットすると、そのプレーヤ1に内蔵されている電池11
及び充電回路10により、電池パック4の電池41は充
電される。
【0044】そして、このように電池41の充電された
電池パック4は、プレーヤ1にセットした場合と逆に回
すと、プレーヤ1からはずすことができ、さらに、受信
機2の受容部52にねじ込んで受信機2に固定すること
ができる。
【0045】そして、電池パック4が受信機2にセット
された場合には、プレーヤ1に電池パック4をセットし
た場合と同様の電流ラインを通じて、電池41の電圧が
受信回路20にその動作電圧として供給される。したが
って、プレーヤ1から送信されてきたFM信号SL、SR
を受信してオーディオ信号L、Rを聴くことができる。
【0046】そして、この場合、2つの電池パック4、
4を用意しておけば、一方の電池パック4を受信機2で
使用している間に、他方の電池パック4をプレーヤ1で
充電することができる。したがって、外出中に、受信機
2の電池パック4がカラになっても、その電池パック4
をプレーヤ1にセットされている電池パック4と交換す
るだけで、プレーヤ1及び受信機2を続けて使用するこ
とができる。また、このとき、そのカラになった電池パ
ック4を新たに充電することができる。
【0047】しかも、プレーヤ1により電池パック4を
充電するようにしているので、電池パック4のための専
用の充電装置を用意する必要がない。そして、電池11
は、これまで2次電池と同じものでよいので、その充電
装置もこれまでのものを使用することができる。
【0048】また、電池パック4の電池41として、よ
り小型のコイン型あるいはボタン型の電池を使用するこ
とができるので、受信機2を十分に小型化することがで
きる。さらに、受信機2の消費電流は20mA程度なの
で、電池41の容量が例えば100mAhとすれば、電池パ
ック4を1回交換するだけで、受信機2を5時間使用す
ることができる。
【0049】さらに、プレーヤ1の電池11にとって
は、電池41の充電が負荷となるが、DC-DCコンバ
ータ14の変換効率を75%とすれば、電池41の充電電
流は30mAであるから、電池41の充電に必要な電流
は、40mA(=30mA/75%)となり、これは、電池11
の容量600mAhから見て15時間分である。あるいは、電
池41の充電を行わないときの電池11の消費電流は、
170mA程度である。したがって、プレーヤ12におい
て、電池41の充電を行っても、それほどの負荷とはな
らない。
【0050】また、受信機2にセットされている電池パ
ック4とは別に予備の電池パック4を持ち歩くことにな
るが、その予備の電池パック4はプレーヤ1にセットし
ておくだけでよく、したがって、持ち歩くと言っても、
ユーザに煩わしさを与えることがない。むしろ、プレー
ヤ1に予備の電池パック4をセットしておくと、自動的
に充電をしておくことができる。
【0051】さらに、電池41を単体で使用する場合に
は、その電池41を鍵などの金属製のものと一緒にカバ
ンやバッグなどに入れたとき、ショートして電池41が
無駄に消費されるだけでなく、電池41が発熱する危険
があるが、この発明においては、電池41を容器に収納
して電池パック4としているので、ショートなどのトラ
ブルが生じにくい。さらに、電池41の極性を間違えて
プレーヤ1あるいは受信機2にセットすることもない。
【0052】また、電池パック4は、プレーヤ1あるい
は受信機2にねじ込みにより固定するようにしているの
で、電池パック4のセットが簡単である。さらに、電池
パック4をプレーヤ1あるいは受信機2に収納したの
ち、蓋をして固定する場合に比べ、機構が簡単なので、
プレーヤ1及び受信機2を小型化することができる。ま
た、電池パック4をプレーヤあるいは受信機2にセット
したとき、つまみ45の外周面あるいはその上面が、ケ
ース51からわずかにはみ出すようにしておくことによ
り、つまみ45が回しやすくなる。
【0053】なお、上述においては、プレーヤ1に電池
パック4のセットされたことを、スイッチ56により検
出しているが、例えば1分ごとに数秒だけ充電電圧V14
を出力させるとともに、このとき、V15>0になった
ら、電池パック4がセットされていると判断し、以後、
充電電圧V14を連続的に出力することもできる。
【0054】また、受容部52は、単なる(筒状の)ナ
ットであってもよい。また、上述においては、この発明
をヘッドホン式カセットプレーヤ及びその受信機に適用
した場合であるが、記録媒体として例えばCD、MD、
DCCを使用したヘッドホン式プレーヤなどにも適用す
ることができる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、2つの電池パック
4、4の一方を受信機2で使用している間に、他方をプ
レーヤ1で充電することができるので、外出中に、受信
機2の電池パック4がカラになっても、その電池パック
4をプレーヤ1にセットされている電池パック4と交換
するだけで、プレーヤ1及び受信機2を続けて使用する
ことができる。また、このとき、そのカラになった電池
パック4を新たに充電することができる。
【0056】しかも、プレーヤ1により電池パック4を
充電するようにしているので、電池パック4のための専
用の充電装置を用意する必要がない。そして、電池11
は、これまで2次電池と同じものでよいので、その充電
装置もこれまでのものを使用することができる。
【0057】また、電池パック4の電池41として、よ
り小型のコイン型あるいはボタン型の電池を使用してい
るので、受信機2を小型化することができる。さらに、
受信機2の消費電流は小さいので、電池パック4を1回
交換するだけで、受信機2をかなりの時間使用すること
ができる。
【0058】さらに、電池41の充電電流は、電池11
の容量、あるいは再生回路12などの消費電流に比べる
と、それほどの大きさではなく、したがって、プレーヤ
12において、電池41の充電を行っても、それほどの
負荷とはならない。
【0059】また、予備の電池パック4はプレーヤ1に
セットしておくだけでよいので、ユーザに煩わしさを与
えることがない。むしろ、プレーヤ1に予備の電池パッ
ク4をセットしておくことにより、自動的に充電をして
おくことができる。
【0060】さらに、電池41を容器に収納して電池パ
ック4としているので、ショートなどのトラブルが生じ
にくい。さらに、電池41の極性を間違えてプレーヤ1
あるいは受信機2にセットすることもない。
【0061】また、電池パック4は、プレーヤ1あるい
は受信機2にねじ込みにより固定するようにしているの
で、電池パック4のセットが簡単であるとともに、プレ
ーヤ1及び受信機2を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例の外観を示す斜視図である。
【図2】電池パックの一例を示す断面図である。
【図3】電池パック収納部の一例を示す断面図である。
【図4】電池パック収納部に電池パックを収納した状態
を示す断面図である。
【図5】2次電池の一例を示す斜視図である。
【図6】充電回路の一例を示す接続図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレス式プレーヤ 2 専用受信機 3 ヘッドホン 4 充電式電池パック 10 充電回路 11 2次電池 12 再生回路 13 マイクロコンピュータ 14 DC-DCコンバータ 41 2次電池 42 電池収納部 45 つまみ 50 電池パック収納部 51 ケース(キャビネット) 52 受容部 54 端子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からオーディオ信号を再生し、
    この再生したオーディオ信号を送信するワイヤレス式オ
    ーディオ機器と、 このワイヤレス式オーディオ機器の送信してきた上記オ
    ーディオ信号を受信してヘッドホンに供給する受信機と
    において、 2次電池が所定の容器に収納されて電池パックが構成さ
    れ、 この電池パックを上記ワイヤレス式オーディオ機器にセ
    ットしたときには、このワイヤレス式オーディオ機器の
    動作電圧の一部が、上記2次電池に、その充電電圧とし
    て供給され、 上記電池パックを上記受信機にセットしたときには、上
    記2次電池の電圧が、上記受信機に、その動作電圧とし
    て供給されるようにしたワイヤレス式オーディオ機器及
    びその受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤレス式オーディ
    オ機器及びその受信機において、 上記ワイヤレス式オーディオ機器は、DC-DCコンバ
    ータを有し、 上記動作電圧を上記DC-DCコンバータにより変換し
    てから上記2次電池にその充電電圧として供給するよう
    にしたワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載のワイ
    ヤレス式オーディオ機器及びその受信機において、 上記電池パックの上記容器は、ねじ形とされ、 上記ワイヤレス式オーディオ機器及び上記受信機は、上
    記電池パックをねじ込みにより保持する電池パック収納
    部を有するようにしたワイヤレス式オーディオ機器及び
    その受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2あるいは請求項3に
    記載のワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機にお
    いて、 上記ワイヤレス式オーディオ機器は、これに上記電池パ
    ックがセットされたとき、これを検出する検出手段を有
    し、 この検出手段が、上記電池パックのセットされたことを
    検出したとき、上記充電電圧の出力を行うようにしたワ
    イヤレス式オーディオ機器及びその受信機。
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