JP3501142B2 - 有限要素モデル生成装置 - Google Patents

有限要素モデル生成装置

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JP3501142B2
JP3501142B2 JP2001122052A JP2001122052A JP3501142B2 JP 3501142 B2 JP3501142 B2 JP 3501142B2 JP 2001122052 A JP2001122052 A JP 2001122052A JP 2001122052 A JP2001122052 A JP 2001122052A JP 3501142 B2 JP3501142 B2 JP 3501142B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有限要素法のための有
限要素モデルのメッシュ生成方法に係り、特に形状モデ
ルを修正したり、補助線や補助点を新たに発生すること
なく容易に形状モデルに歪みの少ない有限要素メッシュ
を生成し、その粗密を制御する方法とこれを応用した装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現象の数値シミュレーション解析
の高効率化のためには、写像法を用いて解析対象の形状
モデル上に有限要素メッシュを生成して、より計算精度
や計算効率を高めることを目的とする「形状認識を用い
た三次元自動要素分割システムの開発」高橋宏明、清水
ひろみ他 日本機械学会論文集 59巻560号 p.
279−285 1993−4、特開平1−31137
3号公報及び特開平2−236677号公報に記載のメ
ッシング方法に代表されるような、自動メッシュ生成法
があり、統合型機械系CAEシステムHICAD/ME
SH上で実現されていた。
【0003】また写像法を用いた有限要素メッシュ生成
法としては、システムが用意した写像モデルのパターン
からユーザが不要なメッシュを取り除き、容易に形状モ
デルに適応した写像モデルを生成することにより、計算
精度や計算効率を高めることを目的とする特開平5−2
627号公報に記載のメッシング方法に代表されるよう
な半自動メッシュ生成法もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動メッシュ生
成法の技術において画面上に表示されるのは、解析対象
形状モデルと最終結果である有限要素メッシュ生成モデ
ルのみで、システム使用者はメッシュ生成過程に介入し
て途中経過情報を得ることができなかった。また、半自
動メッシュ生成法を用いても、適応できる形状モデルパ
ターンには限界があった。
【0005】これに対し、形状モデルの複雑化に伴い、
直交座標空間への写像過程で写像モデルの一部が重なる
問題が生じて写像モデルを生成できなかったり、有限要
素が生成できても非常に歪んだ要素を含んでしまったり
する場合があった。
【0006】従来のシステムにおいては、写像モデルを
生成できなかった場合、画面上にエラーメッセージを表
示して処理を中断していた。このためシステム使用者
は、初期状態まで戻って形状モデルのエラー原因部分を
経験的に修正しなければならなかった。また、結果的に
歪んでしまった要素を修正したい場合も、同様に初期状
態に戻って形状モデルや分割数を変更しなければならな
かった。上述のような方法は、モデルが複雑になる程、
煩雑で時間と手間のかかる作業を必要としていた。一
方、写像モデルのパターンを用意し、そのパターンを形
状モデルに合うように半自動で要素単位に制御する方法
もモデルの複雑化への対応に限界があった。
【0007】これらの問題を解決し、容易かつ確実にメ
ッシュ生成するための一手法として、メッシュ生成過程
で自動処理中に発生する問題を取り除きシステム使用者
が形状モデルの変更をすることなく希望するメッシュを
生成できるようにするために、システムへの対話的ユー
ザ介入方式の導入が課題となっていた。
【0008】本発明の目的は、製品設計の省力化及び新
製品の開発力強化支援を図る解析用有限要素メッシュモ
デル自動作成システムの高度化であり、初期状態まで戻
っての煩雑な形状モデル変更作業にわずらわされること
なく複雑な形状モデルでも容易に有限要素メッシュを生
成したり、生成された有限要素メッシュの形状や粗密を
制御することにより計算精度を向上させたりする有限要
素メッシュ生成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、解析対象の
形状モデルを作成する機能と、有限要素メッシュを生成
するための分割情報を入力する機能と、この形状モデル
の稜線を直交座標系のいずれかの座標軸方向に割当てた
この形状モデルと稜線の接続関係が等しい認識モデルを
生成する機能と、この認識モデルの表面及び内部に直交
格子を発生させた写像モデルを生成する機能と、この生
成された写像モデルを画面に表示する機能と、この写像
モデルの稜線を指定する機能と、前記指定した稜線の分
割数を入力装置によって入力された分割数変更量に基づ
き変更する機能と、この写像モデルの表面及び内部の格
子点を前記形状モデルに写像し有限要素モデルを生成す
る機能とを備えることによって達成される。特に、前記
写像モデルのエラー部分をハイライト表示する機能を備
えるようにした。
【0010】この構成により、メッシュ生成過程の途中
で生成されるもとの形状を認識した写像モデルを画面上
に表示して、システム使用者が該過程に介入して該写像
モデルの形状を変更することによって自動メッシュ生成
を援助することができ、初期状態まで戻っての煩雑な形
状モデル変更作業にわずらわされることなく複雑な形状
モデルでも容易に有限要素メッシュを生成したり、生成
された有限要素メッシュの形状や粗密を制御することが
できる。
【0011】以下、本願明細書において、モデルとは形
状を表現する数値データの集合のことで意味し、形状モ
デルとはシステム使用者が作成した、解析対象を3次元
空間上に表現したモデルを意味し、認識モデルとは該形
状モデルの稜線を直交座標系のいずれかの座標軸方向と
平行になるように変換した、該形状モデルと稜線の接続
関係が等しいモデルを意味する。また、写像モデルと
は、該認識モデルの表面及び内部に直交格子を発生させ
たモデルを意味し、有限要素モデルとは該写像モデルの
表面及び内部の格子点を該形状モデルに写像し有限要素
法の解析に入力できる形に変換したモデルを意味する。
更に、干渉部とは形状モデル上では交わったり重なった
りしていない部分が写像モデル上で交わったり重なった
りしている部分のことを意味する。
【0012】システム使用者が変更方法をメニューから
選択した後、表示した写像モデルの各線分をマウスで選
択し、変更量をキーボードから入力した場合、その変更
に対応して画面上の写像モデルの形状を変更させて再表
示する。同時にその時の写像モデルに対応した、予想さ
れる形状モデル上の生成メッシュも仮表示して変更の影
響を明確にする。また、写像モデル上で干渉が生じメッ
シュを生成できない場合は、原因となる部分を色や太さ
等で区別して表示し、システム使用者に変更を促す。
【0013】このように、有限要素生成過程において、
システム使用者が容易な変更を加えるだけで、複雑な形
状モデルを直接変更することなく効率的に有限要素メッ
シュを生成し、そのメッシュ形状や粗密を制御すること
を可能とする。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に従って説明す
る。本発明の代表的実施例は、3次元ソリッド形状モデ
ルを曲線座標変換法を用いて有限要素に分割する過程で
生成される、直交座標軸に平行な線分のみから成る認識
を、単位立方体の集合に分割した写像モデルを画面上に
表示して、該写像モデルを対話的な操作で修正・変更す
ることにより、有限要素メッシュの粗密を制御するもの
であり、その一実施例を図1〜6において説明する。
【0015】図1は、本実施例を実現するためのシステ
ム構成図である。本システムは、おおまかには入出力装
置101、この入出力装置101に接続された入出力デ
ータ処理部102、更にこの入出力データ処理部102
と接続された形状モデル生成部103及び有限要素メッ
シュ生成部104、形状モデル生成部103及び有限要
素メッシュ生成部104と接続されたデータベース入出
力処理部110、並びにこのデータベース入出力処理部
110が接続するデータベース111にて構成されてい
る。
【0016】入出力装置101は、形状モデルや写像モ
デル等を表示するためのCRTディスプレイ101a
と、システム使用者がモデルを作成したり、数値を入力
したり、モデルを変更したりするためのキーボード10
1b、並びにマウス101cとから主に構成される。入
出力装置101が接続される入出力データ処理部102
は、システム使用者が入力装置101から入力したデー
タを分析、処理するものである。
【0017】形状モデル生成部103は、入出力データ
処理部102で処理されたデータに基づき、システム使
用者が入力した形状モデルを生成する。有限要素メッシ
ュ生成部104は、該形状モデルに有限要素メッシュを
生成する。データベース入出力処理部110は、各生成
部で生成されたデータをデータベース111に格納でき
るように処理する。
【0018】システム使用者が入出力装置101のキー
ボード101bやマウス101cを用いて入力した形状
モデル生成用データを、入出力データ処理部102で処
理し、次いで形状モデル生成部103で形状モデルデー
タを生成したあとデータベース入出力処理部110を介
してデータベース111内に格納する。
【0019】該形状モデルに有限要素メッシュを生成さ
せる有限要素メッシュ生成部104は、要素単位を決め
る分割情報入力部105、該形状モデルの稜線を直交座
標系のいずれかの座標軸方向に割り当てた該形状モデル
と稜線の接続関係が等しい認識モデルを生成する認識モ
デル生成部106、該認識モデルの表面及び内部に直交
格子を発生させた写像モデルを生成する写像モデル生成
部107、生成された写像モデルを画面上に表示して対
話的な操作で変更するための写像モデル修正部108、
修正後の写像モデルの表面及び内部の格子点を該形状モ
デルに写像し有限要素モデルを生成するメッシュ発生部
109から構成される。
【0020】システム使用者が入出力装置101のキー
ボード101bやマウス101cを用いて入力した分割
情報用データは、入出力データ処理部102で処理した
あとデータベース入出力処理部110を介してデータベ
ース111内に格納する。また、有限要素メッシュ生成
部104の過程である写像モデル生成部107で生成し
た写像モデルは、写像モデル修正部108で入出力デー
タ処理部102を介してCRTディスプレイ101aに
表示し、表示された情報をシステム使用者がキーボード
101bやマウス101cによって変更した場合、その
データは再び入出力データ処理部102を介して写像モ
デル修正部108で処理し、結果として生成される写像
モデルをCRTディスプレイ101a上に再表示する。
システム使用者からの変更がなければ、該写像モデルに
基づきメッシュ発生部109によって形状モデルに有限
要素メッシュを発生してメッシュデータをデータベース
入出力処理部110を介してデータベース111に格納
する。
【0021】本システムを実現するためのソフトウエア
のシステム使用者への提供媒体は、DATでも磁気テー
プでもフロッピー(登録商標)ディスクでも可能とす
る。
【0022】図2は、本実施例による有限要素メッシュ
生成の全体フローチャートであり、図3〜6は、その各
過程で生成されるモデルを示す。夫々を対応付けなが
ら、本実施例の核となる有限要素生成法について説明す
る。
【0023】(1)有限要素法による解析の対象となる
形状モデルを設定する。(ST1,例えば図3の通
り)。設定は入出力装置101により行う。形状モデル
は形状モデル生成部103で生成される。
【0024】(2)有限要素メッシュを生成するための
分割情報を有限要素メッシュ生成部104における分割
情報入力部105にて入力後(ST2)、形状モデルか
ら、直交座標軸に平行な線分のみで構成されることを特
徴とした、もとの形状に位相的に等しくかつ幾何的に最
も近いモデルを生成する。以下このモデルを認識モデル
と呼ぶ(ST3,認識モデル生成部106にて行われ
る。図3を形状モデルとすれば認識モデルは図4の通
り)。
【0025】(3)前記分割情報に基づき、認識モデル
を単位要素長さの整数倍の線分のみから構成されるよう
に微調整した後、認識モデルに直交格子を発生させて写
像モデルを生成する。(ST4,写像モデル生成部10
7にて行われる。図4を認識モデルとすれば写像モデル
は図5の通り)。このとき、写像モデルを画面上に表示
し(ST5)、該写像モデルを対話的な操作で変更でき
るようにする(ST6〜7,写像モデル修正は写像モデ
ル修正部108にて行われる)。
【0026】(4)前記(3)で求めた写像モデルの境
界の格子と形状モデルの境界の格子との対応関係から形
状モデル内部に格子を発生させ、有限要素メッシュモデ
ルを生成する(ST8,メッシュ発生部109にて行わ
れる。図5を写像モデルとすれば有限要素メッシュモデ
ルは図6の通り。)。
【0027】上記(2)、(3)の過程について詳細を
説明する。図7に、写像モデル生成までの前半過程の詳
細フローチャートを示す。(2)において認識モデル
は、形状モデルを「体」という単位に分解して生成す
る。そのため、最初に解析対象となる形状モデルを
「体」へと分解する(ST9)。「体」とは形状モデル
内で接続関係にある線分の集合を意味し、自らの閉ルー
プ内に他の閉ループを含まないループのみから構成され
る最小部分形状である。例えば図3のような形状モデル
の場合、例えば図8の8a〜8cに示す穴形状や突起物
形状へと分解する。認識モデルはこの各体毎に生成する
(すなわち全部の体を直交座標空間に写像し、認識モデ
ルを生成する。ST10。図3を形状モデルとすれば図
9の通り。)。(3)において写像モデルは、上記の各
体毎に生成する段階と、生成された各体の写像モデルを
組み立てる段階の大きく二つに分けられる。そのため本
実施例では、各段階で生成される写像モデルを夫々画面
に表示して修正・変更できるように、第一次修正と第二
次修正を行える二段構成であることを特徴とする。前出
の図7は、各体毎の写像モデルを生成するまでの流れで
ある。
【0028】写像モデル生成過程では、最初に分割情報
に基づき各体の構成線分を単位要素長さの整数倍になる
ように微調整をした後、全ての体の認識モデル上に直交
格子を発生させて各体毎の写像モデルを生成する(図3
を形状モデルとする一連の例で示せば図10の通
り。)。
【0029】ところが、各体の認識モデルを要素単位長
さの整数倍に微調整する際に、形状として成り立たない
自己干渉部分が生じることがある。図11、12は2次
元的に自己干渉を生じるループの例である。図11左の
形状モデルは、非常に細長い部分(11a)を含んでい
る。このような単位要素長さより小さい部分を含む形状
の認識モデルに上記のような微調整を施すと、間隔が0
の部分(11b)が生じてしまい正常な写像モデルを生
成できない。また、図12のような曲線を含む凹型形状
モデルの場合直交座標空間に写像したとき、12a〜1
2cで構成される部分が線分12dを図12右のように
つき抜けてしまうことがあり、正常な写像モデルを生成
できない。
【0030】しかし、写像モデルを変更すればこれらの
干渉は回避することができる。図11の場合、線分11
cに重なってしまっている線分11dを矢印11e方向
に移動することにより11aに相当する部分が構成でき
て、写像モデルを生成できる。図12の場合も同様に、
線分12dを突き抜けている線分12bを矢印12e方
向に移動することによって干渉を回避することができ
る。
【0031】そこで、第一次写像モデル変更のために、
各体毎の写像モデルを生成する際に、各体を構成する全
ループに自己干渉が生じていないか探索し、一つでも干
渉しているループが含まれていたら(ST11)、対象
となっている体を干渉した状態のまま画面上に表示する
(ST12)。この写像モデルを、システム使用者がマ
ウス操作やキーボード入力によって正常形状に修正・変
更した後、写像モデルの組立て過程へと進む。尚、ST
10後分割情報を取り込み、未処理体があった後にST
11となる。
【0032】自己干渉の一判定法としては、形状モデル
上では交わったり、接触したりしていない線分や点が写
像モデルを生成した結果、交わったり接触してしまって
いたりしている部分を探索するために、各ループを図1
3のように反時計回りでたどったとき、2度通過する点
(13aや13b)があるか否かで確認する方法があ
る。
【0033】修正対象となった体を表示する方法として
は、システム使用者に写像モデル変更指針を明示するた
めに、写像モデル直交格子状態を表示したり、干渉部分
を色別表示したりする方法を用いる。直交格子状態に関
しては、図14に示すように各線分上の格子点のみを表
示しても(14a)、格子そのものを表示しても(14
b)、各線分の分割数(格子数)を数字で表示しても
(14c)良い。また、上記の探索方法等によって検出
した干渉部分は、該当する線分(例えば、前出の図11
の線分11d)やループの色を変えたり、太さを変えた
りして表示して、修正・変更すべき部分を明確にする
(干渉部色別表示については図7のST13)。
【0034】図15に、表示した写像モデルの代表的変
更方法を3次元的に示す。システム使用者は、画面上に
表示された写像モデル(a)の、変更対象線分の中点よ
り希望変更方向(矢印15a1)寄りの任意点(15a
2)をマウスで選択し、キーボードから希望変更量を整
数値で入力する。この変更量が正の時は選択線分の格子
数が増加し、負の場合は減少する。システム使用者の操
作に従って、画面上の写像モデル形状が(b)のように
変更され、同時に形状モデル上に生成される有限要素メ
ッシュの粗密が変更量分変化する(c)。このとき、マ
ウスで選択する位置は希望変更方向に直交する線分(1
5a3)を選択して変更する方法を用いても良い。ま
た、同方向に同量変更する線分であれば、一回の変更対
象として複数の線分を選択することも可能とする。
【0035】前出の図12の干渉回避の一方法として
は、線分12aの上半分をマウスで選択し、負の値を入
力すれば良い。
【0036】ところで、図12のような突き抜けを修正
する際には注意が必要である。ある部分の突き抜けを修
正することにより、二次的な突き抜けが発生してしまう
場合があるからである。図16にその例を示す。
【0037】図16の(a)に示す形状モデルの写像モ
デルが、(c)のように生成されたとする。ループ16
A上の線分16A1と線分16A2とが干渉している。
これを修正するために線分16A2を画面下方向に1格
子分変更する(d)。一方このとき、ループ16Bに生
成された格子が(b)のようである場合、ループ16A
の修正のために下げた線分16A2に接続している線分
16c1が同量変更される。これにより、(e)のよう
に新たに線分16c1と16c2で干渉が生じてしまう
ためループ16Bについてもループ16Aと同様の干渉
回避操作を行い、(f)のように修正する必要がある。
このように、ある変更によって発生する二次的干渉の探
索もれがないように、システム使用者が写像モデルの変
更を1回行なうたびに体内の全ループの干渉検索を行
い、対話的に修正を繰り返す(図7のST14)。
【0038】全ての体について、自己干渉がなくなり、
正常な写像モデルを生成できたら、生成した各写像モデ
ルの組立て過程へと進む(図7のST15)。
【0039】図17に写像モデルの組立てのフローチャ
ートを示す。組立ては、各体の接続面の位置関係に基づ
いて行う(ST16)。ここで、接続面とは分解前の各
体同志が接続していた面のことで、図5の5aに示すよ
うな面を意味する。この面内の最も外側のループ5bを
外形ループ、その内部のループを接合ループと呼ぶ。
【0040】面という2次元的な位置関係から3次元的
に組み立てるため、各体は正常な写像モデルであっても
組み立てたモデルにおいて、自己干渉や体同志の相互干
渉が生じてしまう場合がある。図18〜21にその例を
示す。
【0041】図18は体18aと体18bの二つの体か
ら構成される形状モデルの、3次元的な突き抜けの例で
ある。各体の写像モデルは正常に生成されるが、これら
を組み立てると破線で示した斜線分(18b1〜18b
4)を含む体18bの高さが体18aの高さより大きく
写像されるため、(c)や(d)に示すように突き抜け
部分(18c1)や接触部分(18d1)が発生してし
まう。この干渉を回避するには、線分18c2〜18c
5や18d2〜18d5の格子数を減らすか、線分18
c6〜18c9や18d6〜18d9の格子数を増やす
必要がある。
【0042】図19は複雑な形状の穴を有する形状モデ
ルにおける、穴の体同志の相互干渉例である。各体毎の
写像モデルおよび接続面における位置関係は問題なく決
定されるが、体19a2と体19a3の形状が特殊であ
るため、(a)のように写像モデルを3次元的に組み立
てた場合に体19a1の内部で穴の相互干渉が発生し
て、正常な全体写像モデルを生成できない。
【0043】図20は突起物と穴を有する形状モデル
(a)における、突起物と穴の体同志の相互干渉例であ
る。各体毎の写像モデルは問題なく生成されるが、写像
モデルを組み立てる際体20b1と20b2の位置が最
初に決定され、最後に体20b3を決定しようとした場
合、接合面上での各接合ループの位置を決定しようとす
ると(b)のように体20b3と、体20b1、体20
b2の各接合ループ(20b11、20b21)が、穴
ループ(20b31)に一部重なってしまい相互干渉が
発生して、正常な全体写像モデルを生成できない。これ
は、形状モデルの体20a1が台形であるため、形状モ
デルでは相互干渉がないにもかかわらず、体20a1の
写像モデルである体20b3がループ20a11ではな
くループ20a12を基準に生成されることに起因す
る。
【0044】上記の図19や図20のような干渉は、干
渉に関係する体を移動することによって回避することが
できる。例えば図19の場合、体19a2を矢印19a
4の方向に移動することによって干渉部分のない写像モ
デル(b)が、図20の場合、体20b1と体20b2
を矢印20b41と矢印20b42の方向にそれぞれ移
動することによって(c)の写像モデルが生成可能とな
る。
【0045】図21は接続面の外形ループが小さく、写
像モデルを組み立てる際に穴の体同志が相互干渉してし
まう例である。(a)の形状モデルにおいては干渉する
ことなく位置している二つの台形の穴の体(21a1と
21a2)が、双方とも大きい方のループ21a11、
21a21を基準に写像モデルが生成された場合、
(b)に示すような干渉が発生する。この場合、接続面
上に穴の体を移動して干渉を回避するために充分なだけ
の格子数がないため、外形ループ21b1を矢印21b
2の方向に拡張してから図19の場合と同様に体21a
1または21a2を移動すれば干渉を回避できる
((c))。
【0046】以上のような、組立て段階における干渉回
避のために第2次写像モデル変更を行なう。各体毎の写
像モデルを組み立てる際に、一部分でも体同志が干渉し
ていたら、干渉した状態のまま写像モデル全体を画面上
に表示する(図17のST17)。この写像モデルを、
システム使用者がマウス操作やキーボード入力によって
正常形状に修正・変更して、干渉のない写像モデルを生
成完了する(図17のST18〜ST21)。この際、
第2次変更でも第1次変更の時と同様に、写像モデルが
1か所修正・変更されるたびに全体の干渉部分を識別で
きるように表示し(ST19)、干渉部分の有無を確認
しながら変更操作を進めるものとする。
【0047】具体的操作手順を示すために、図22〜図
26に写像モデルが生成できないために処理が中断して
いた形状モデルと、該形状モデルに本システムを適用し
て写像モデルを操作することにより、メッシュ生成が可
能となった例をディスプレイ表示にして示す。(a)の
形状モデルは、写像モデルの組立ての際に矛盾が生じ、
有限要素が生成できない一例である。
【0048】CRTディスプレイ101a上に表示され
た解析対象形状モデルに対して、有限要素モデルの生成
を行おうとすると(b)に示す画面となり、22b1の
ようなエラーメッセージが表示されて処理が中断してし
まう。従来、このような場合システム使用者は(a)に
戻り、形状モデル自体を修正する必要があった。
【0049】これに対し、図22の(a)と同じ形状モ
デル(図23の(a))に本システムを適用した場合、
CRTディスプレイ101a上に図23の(b)に示す
ような、エラー部分(23b2)をハイライト表示した
写像モデルと写像修正コマンドメニュー(23b3)を
表示する。
【0050】ここで図24に写像修正コマンドメニュー
一覧の一例を示す。この表示例では、頂点移動、塗り潰
し切り換え、分割数表示切り換え、写像モデル表示移
動、形状回復、形状全回復、分割中止、分割続行が挙げ
られている。
【0051】次に、図25によって写像モデルの修正操
作手順を説明する。システム使用者はコマンドメニュー
から必要なコマンドをマウス101cによって選択した
後、アイコン25a1をマウス101cによって、CR
Tディスプレイ101a上に表示された写像モデル上
の、変更したいエラー線分位置へ移動し、マウス101
cの左ボタン101c1を押下することによって変更対
象線分とその変更方向を指示する。次にキーボード10
1bから変更量を入力して、写像モデルを変更する。
【0052】図26の(a)に示すようにエラー部分が
ない写像モデルが表示されるまで変更操作を繰り返した
後、分割続行を指示すると、図23の(a)の形状モデ
ル上に変更後の写像モデルデータに基づいて有限要素メ
ッシュが生成され、CRTディスプレイ101a上には
図26の(b)のような有限要素モデルが結果として表
示される。
【0053】体の相互干渉の一判定方法を図27に示
す。各体の写像モデル(a)に生成された格子座標に、
形状モデルにおける各体の位置関係から求めた(b)に
示すような各格子の位置属性を表わす数値を設定してお
き、各体の境界上の格子点が重なったり接触したりして
いてはいけない他の体の表面または内部にある格子上に
重なったり接触していたりしている部分を探索する。
【0054】修正対象となった体を表示する方法として
は、第1次写像モデル変更の際と同様である。代表的変
更方法として、第1次変更の場合を基本とした線分伸縮
及び点移動の例を以下で説明する。
【0055】図28は、線分長伸縮による干渉回避の例
である。(a)の写像モデルにおいては、28a1部分
で干渉が生じている。この場合、一点鎖線で示した線分
28a2を選択して矢印28a3の方向に正の量格子数
を変更することにより、干渉を回避できる。このとき、
線分28a2の中点より変更方向側の点はすべて同量分
移動すると、(b)のような写像モデルが再生成され
る。
【0056】図29は、点移動による干渉回避の例であ
る。(a)の写像モデルにおいて、29a1部分で生じ
ている干渉を回避しようとして上記と同様に線分29a
2を選択して矢印29a6方向への変更を行うと、線分
29a3と線分29a4で二次干渉が発生してしまう。
この場合は変更操作は同じでも干渉に直接関係するルー
プ29a5内の格子点のみが変更されるようにしてお
く。これによって、必要な部分のみを変更した写像モデ
ル(b)が再生成される。
【0057】また体毎の移動に関しては、変更したい体
の変更方向線分をマウスによって選択し、キーボードか
ら変更量を入力することによって実現する。例えば、図
19で体19a2を矢印19a4の方向に移動する場合
の一操作例としては、線分19a21の中点より変更希
望方向側を選択して、変更量を入力する。
【0058】上記のような移動修正操作の結果、全体写
像モデル内に干渉がなくなっても格子状態を変更できる
ようにする。これにより、図30の(b)の30b1部
分に示すように歪んだ有限要素メッシュが生成される場
合を即時に検知し、写像モデルを図30の(a)から図
31の(a)へと変更して図31の(b)のようにメッ
シュ形状を整えたり、粗密を制御したりすることができ
るようになる。
【0059】この際、写像モデルの変更によって有限要
素メッシュがどのように変化するかを対比させながらシ
ステム使用者が満足のいくまで粗密制御できるようにす
るため、図32、図33に示すように写像モデル(30
a、31a)と有限要素モデル(30b、31b)を同
時に一画面上に表示する。また、図32において画面上
に表示したの写像モデル30aを修正すると、速やかに
図33の31aのように変更後の図に切り替わり、対応
する有限要素モデル31bを同時に表示する。
【0060】以上のような写像モデル変更に関する各操
作は全種類とも図24に示すようなメニュー形式で選択
できるようにしても、コマンド入力形式にしてもよい。
いずれの場合も、変更前のデータを一時保存しておくこ
とにより、変更操作途中で簡単に初期状態または変更直
前の状態に戻せる回復操作を可能とするのが好ましい。
これら一連の対話的操作終了後、その結果として生成さ
れた写像モデルの境界格子と形状モデルの境界格子との
対応関係から、形状モデル内部に格子を発生させて最終
的な有限要素メッシュを生成する(図17のST2
2)。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、解析対象となる3次元
形状モデルに、写像法によって自動で有限要素メッシュ
を生成する過程で生成される写像モデルを画面上に表示
し、システム使用者が該写像モデルを対話的操作で変更
して有限要素メッシュの粗密の制御ができるため、精度
良く解析するためのメッシュを効率的に生成することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのシステム構成図であ
る。
【図2】本発明によるメッシュ生成方法の全体フローチ
ャート図である。
【図3】解析対象となる3次元形状モデルの例の説明図
である。
【図4】図3の形状モデルから生成される認識モデル図
である。
【図5】図4に直交格子を生成した写像モデル図であ
る。
【図6】図5の写像モデルに基づいて生成された有限要
素メッシュモデル図である。
【図7】各体ごとに写像モデルを生成するまでのフロー
チャート図である。
【図8】図3の形状モデルを体に分解した様子を示す説
明図である。
【図9】図8の形状モデルから生成される各体ごとの認
識モデル図である。
【図10】図9に直交格子を生成した各体ごとの写像モ
デル図である。
【図11】狭量部分が原因で自己干渉が生じるループの
例の説明図である。
【図12】突き抜けによる自己干渉が生じるループの例
の説明図である。
【図13】ループの反時計回り方向を示す説明図であ
る。
【図14】写像モデル各線分の分割数表示方法の例の説
明図である。
【図15】表示された写像モデルの基本的変更方法例の
説明図である。
【図16】1つの干渉を修正したことによって発生する
二次干渉の例の説明図である。
【図17】各体毎に生成された写像モデル組立て方法の
フローチャート図である。
【図18】3次元的な自己干渉例の説明図である。
【図19】複数の穴の体同志の干渉例の説明図である。
【図20】穴と突起物の体同志の干渉例の説明図であ
る。
【図21】穴の体同志の干渉回避のために、外形ループ
を変更する必要がある場合の例の説明図である。
【図22】写像モデルの生成に失敗した例の説明図であ
る。
【図23】エラー写像モデルの表示状態の説明図であ
る。
【図24】写像モデル修正コマンドメニュー一覧の例の
説明図である。
【図25】写像モデル修正方法の説明図である。
【図26】修正後の写像モデルに基づいて生成された有
限要素モデルの説明図である。
【図27】写像モデルにおける各格子点の位置属性を示
す例の説明図である。
【図28】全体写像モデルの、線分伸縮による変更方法
例の説明図である。
【図29】全体写像モデルの、点移動による変更方法例
の説明図である。
【図30】生成メッシュ形状が歪んだ例の説明図であ
る。
【図31】生成メッシュ形状の歪みを修正した例の説明
図である。
【図32】修正前写像モデルと有限要素モデルを同一画
面上に表示した例の説明図である。
【図33】修正後写像モデルと有限要素モデルを同一画
面上に表示した例の説明図である。
【符号の説明】
101…入出力装置、101a…CRTディスプレイ、
101b…キーボード、101c…マウス、102…入
出力データ処理部、103…形状モデル生成部、104
…有限要素メッシュ生成部、110…データベース入出
力処理部、111…データベース。
フロントページの続き (72)発明者 森山 浩光 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株式会社 日立製作所 ソストウェア開 発本部内 (72)発明者 青山 ひろみ 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平5−2627(JP,A) 特開 平6−180738(JP,A) 特開 平5−174111(JP,A) 高橋宏明ほか,形状認識を用いた三次 元自動要素分割システムの開発,日本機 械学会論文集(A編),日本,1993年, 59巻 560号,p1161−1167 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】解析対象であって複数の体を有する形状モ
    デルを作成する手段と、有限要素メッシュを生成するた
    めの分割情報を入力する手段と、この形状モデルの稜線
    を直交座標系のいずれかの座標軸方向に割当てたこの形
    状モデルと稜線の接続関係が等しい認識モデルを各体ご
    とに生成する手段と、この認識モデルの表面及び内部に
    直交格子を発生させた写像モデルを各体ごとに生成する
    手段と、組み立てられた写像モデルの表面及び内部の格
    子点を前記形状モデルに写像して有限要素モデル生成す
    る手段とを備え、前記各体ごとに生成された写像モデル
    を組み立てる手段と、前記各体ごとに生成された写像モ
    デルを組み立てるときに写像モデル同士の干渉部が発生
    したら写像モデルの形状を変更可能にする手段とを備え
    たことを特徴とする有限要素モデル生成装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記写像モデルの干渉
    部分をハイライト表示する手段を備えた有限要素モデル
    生成装置。
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